JP2017144104A - 歯間ブラシおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた耐久性を備えると共にワイヤが把持部から抜け難い歯間ブラシを提供する。【解決手段】歯間ブラシ1は、多数のフィラメントからなるブラシ体11とブラシ体11を支持して後方に延びているワイヤ12とを有するブラシ部10と、ワイヤ12を保持するヘッド部20と、ヘッド部20を保持する把持部とを備える。ヘッド部20は、軟質樹脂でできている。ワイヤ12は、ヘッド部20の中心を貫通して後方に延びている。把持部30は、硬質樹脂でできており、ヘッド部20と接合されており、ヘッド部20から後方に延びているワイヤ12の後端部12bを、横断面中央で保持している。【選択図】図3

Description

本発明は、歯間ブラシおよびその製造方法に関する。
歯間ブラシは、歯ブラシでは清掃が困難な歯と歯の間の隙間を清掃するための補助清掃用具として、使用されている。例えば、図15に示されるように、従来の歯間ブラシ1は、ブラシ部10がワイヤ12を介して把持部30の先端に固定された構造を、有している。
ところで、従来の歯間ブラシ1を用いて奥歯の隙間を清掃する場合には、図15に示されるように、ワイヤ12の付け根部12cが折り曲げられて使用されることが多い。このような使用が繰り返されると、ワイヤ12の付け根部12cが疲労して折れ易くなる。したがって、従来の歯間ブラシ1は、耐久性が劣っていた。
そこで、耐久性の問題を解決するために、特許文献1に示されるような歯間ブラシが提案されている。この歯間ブラシでは、ワイヤを保持する把持部が軟質材料でできており、それによって、ワイヤの付け根部への応力集中を防止している。
特開2009−5740号公報
しかしながら、特許文献1の歯間ブラシでは、ワイヤが軟質材料で保持されているので、使用の際に生じる引張力によってワイヤが抜ける恐れがある。
本発明は、耐久性が高いだけでなくワイヤが把持部から抜け難い、歯間ブラシを、提供することを課題とする。
本発明の歯間ブラシは、多数のフィラメントからなるブラシ体と、前記ブラシ体を支持して後方に延びているワイヤと、を有するブラシ部と、
前記ワイヤを保持するヘッド部と、
前記ヘッド部を保持する把持部と、
を備える歯間ブラシであって、
前記ヘッド部は、軟質樹脂でできており、
前記ワイヤは、前記ヘッド部の中心を貫通して後方に延びており、
前記把持部は、硬質樹脂でできており、前記ヘッド部と接合されており、前記ヘッド部から後方に延びている前記ワイヤの後端部を、横断面中央に保持している、
ことを特徴としている。
本発明によれば、軟質樹脂でできたヘッド部によってワイヤを保持しているので、折り曲げ使用される場合には、ヘッド部が折り曲げられる。それ故、ワイヤへの応力集中を緩和できる。したがって、ワイヤが折れ難くなり、その結果、優れた耐久性を実現できる。しかも、硬質樹脂でできた把持部によって、ワイヤの後端部を横断面中央に直接に保持しているので、ワイヤを把持部から抜け難くできる。
本発明は、更に、次の構成を適宜採用するのが好ましい。
(a)前記ワイヤの前記後端部は、前記ヘッド部の後方に形成されたフレーム体によって囲まれており、前記フレーム体によって、前記把持部の横断面中央に維持されている。
前記構成(a)によれば、フレーム体によって、ワイヤの後端部を確実に把持部の横断面中央に維持できる。また、フレーム体がワイヤの後端部を囲んでおり、したがって、ワイヤの後端部が把持部の外に出ていないので、使用者がワイヤによって傷付くのを防止できる。
(b)前記ヘッド部は、前方へ向かって先細り形態を有しており、外面に複数の環状溝を有している。
前記構成(b)によれば、ヘッド部の柔軟性を向上できる。
本発明の歯間ブラシの製造方法は、多数のフィラメントからなるブラシ体と、前記ブラシ体を支持して後方に延びているワイヤと、を有するブラシ部と、
前記ワイヤを保持するヘッド部と、
前記ヘッド部を保持する把持部と、
を備える歯間ブラシの、製造方法であって、
前記ブラシ部を準備する準備工程と、
前記ブラシ部の前記ワイヤを保持するように、軟質樹脂からなる前記ヘッド部を成形する、ヘッド部成形工程と、
前記ヘッド部を保持するように、硬質樹脂からなる前記把持部を成形する、把持部成形工程と、
を備えており、
前記ヘッド部成形工程では、前記ワイヤの後端部を横断面中央に維持する薄膜体を、前記ヘッド部の後方に一体成形し、
前記把持部成形工程では、前記薄膜体を溶融させて前記ワイヤの前記後端部を前記把持部によって直接に保持するように、前記把持部を成形する、
ことを特徴としている。
本発明の製造方法によれば、前述した本発明の歯間ブラシを得ることができる。特に、本発明の製造方法によれば、ワイヤの後端部を、薄膜体によって横断面中央に維持し状態から薄膜体を溶融させ、把持部によって保持できるので、ワイヤの後端部を把持部によって横断面中央に保持できる。
本発明の製造方法は、更に、次の構成を適宜採用するのが好ましい。
(c)前記ヘッド部成形工程では、前記薄膜体が前記ワイヤの前記後端部を囲むフレーム体を有するように、前記薄膜体を成形する。
前記構成(c)によれば、把持部を成形する際に、ワイヤの後端部をフレーム体によって横断面中央に確実に維持できる。
(d)前記ヘッド部成形工程では、前記ヘッド部が先細り形態を有し且つ外面に複数の環状溝を有するように、前記ヘッド部を成形する。
前記構成(d)によれば、柔軟性の高いヘッド部を得ることができる。
本発明によれば、耐久性が高いだけでなくワイヤが把持部から抜け難い、歯間ブラシを、提供できる。
本発明の第1実施形態に係る歯間ブラシの平面図。 図1の歯間ブラシの側面図。 図2のIII-III線に沿った平面縦断面図。 図2のIV-IV線に沿った横断面図。 本発明の使用時における歯間ブラシの平面図。 本発明の第1実施形態に係る歯間ブラシの変形例を示す平面図。 第1実施形態の歯間ブラシを製造するヘッド部成形工程の第1金型の側面断面図。 第1実施形態におけるヘッド部成形工程で成形された部品の平面断面図。 第1実施形態の歯間ブラシを製造する把持部成形工程の第2金型の側面断面図。 本発明の第2実施形態に係る歯間ブラシの平面断面図。 図10のXI-XI線に沿った横断面図。 第2実施形態の歯間ブラシを製造するヘッド部成形工程の第1金型の側面断面図。 第2実施形態におけるヘッド部成形工程で成形された部品の平面断面図。 第2実施形態の歯間ブラシを製造する把持部成形工程の第2金型の側面断面図。 従来の使用時における歯間ブラシの平面図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1から図4は、本発明の第1実施形態に係る歯間ブラシ1に関する。図1は平面図であり、図2は側面図であり、図3は図2のIII-III線に沿った平面縦断面図であり、図4は図3のIV-IV線に沿った横断面図である。歯間ブラシ1は、ブラシ部10とヘッド部20と把持部30とを備えている。なお、図2以降では、ブラシ部10は、外形のみが模式的に示されている。ちなみに、歯間ブラシ1は、次のように使用される。すなわち、使用者は、把持部30を掴み、ブラシ部10を口腔内に挿入し、ブラシ体11を歯間に挿入して前後や上下に動かす。
(ブラシ部)
ブラシ部10は、多数のフィラメント11aからなるブラシ体11と、ブラシ体11を支持して後方に延びているワイヤ12と、を備えている。多数のフィラメント11aは、ワイヤ12に、前方から見て放射状になるように植毛されて、ブラシ体11を構成している。フィラメント11aの長さは、ブラシ体11の前方から後方へ向けて段階的に長くなるように、設定されている。
フィラメント11a及びワイヤ12の素材は、いずれも従来公知のものを広く使用できる。フィラメント11としては、例えば、ナイロン(PA)またはポリブチレンテレフタレート(PBT)等の、合成樹脂を、使用できる。ワイヤ12としては、例えば、SUS304のようなステンレス鋼線等を、使用できる。
(ヘッド部)
ヘッド部20は、軟質樹脂でできており、ワイヤ12を保持している。ワイヤ12は、ヘッド部20の中心を貫通して後方へ延びている。ワイヤ12の後端部12bは、ヘッド部20の後方に形成されたフレーム体23によって囲まれており、それによって、把持部30の横断面中央に維持されている(図4参照)。ワイヤ12の後端部12bは、平坦に潰された平坦部12aを有している(図3参照)。更に、ワイヤ12の後端部12bの先端12dは、フレーム体23に保持されており、それによって、後端部12bは、その位置が移動しないように固定されている。
また、ヘッド部20は、前方へ向かって先細り形態を有しており、外面に複数の環状溝21を有している。本実施形態では、環状溝21の数は5つであるが、その数は特に限定されない。
軟質樹脂としては、例えば、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)またはスチレンエチレンブチレンスチレンゴム(SEBS)のようなエラストマーもしくは軟質ポリエチレン(PE)等を、使用できる。
(把持部)
把持部30は、硬質樹脂でできており、ヘッド部20を保持している。把持部30は、フレーム体23を内包するようにヘッド部20と接合されており、ヘッド部20から後方に延びているワイヤ12の後端部12bを横断面中央に保持している(図4参照)。ワイヤ12の後端部12bは、フレーム体23によって囲まれているので、把持部30の外に露出していない。把持部30には、滑り止め用の凹部31が複数個所に設けられている。
硬質樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、硬質ポリエチレン(PE)、またはポリスチレン(PS)等を、使用できる。
(歯間ブラシの効果)
(1)軟質樹脂でできたヘッド部20によってワイヤ12を保持しているので、折り曲げ使用される場合には、ヘッド部20が折り曲げられる(図5参照)。それ故、ワイヤ12への応力集中を緩和できる。したがって、ワイヤ12が折れ難くなり、その結果、優れた耐久性を実現できる。
特に、ヘッド部20は、先細り形態を有し、外面に複数の環状溝21を有しているので、高い柔軟性を有している。したがって、前述の効果を良好に発揮できる。ただし、前述の効果を発揮するために、複数の環状溝21は必須の構成ではなく、ヘッド部20は外周面が平坦に形成されていてもよい(図6参照)。
(2)ワイヤ12の後端部12bが、硬質樹脂でできた把持部30によって、横断面中央に、直接に保持されているので、ワイヤ12を把持部30から抜け難くできる。
(3)フレーム体23によって、ワイヤ12の後端部12bを確実に把持部30の横断面中央に維持できる。
(4)ワイヤ12の後端部12bは、把持部30の外に露出していない。したがって、使用者は、後端部12bで傷付けられることなく安全に歯間ブラシ1を使用でき、また、歯間ブラシ1の製品としての美観は、損なわれない。
(5)ワイヤ12の後端部12bが平坦部12aを有しているので、ワイヤ12の回転を防止でき、また、把持部30からのワイヤ12の抜け難さをより向上できる。
(製造方法)
前記構成の歯間ブラシ1は、次のような工程を経て、得ることができる。
(1)準備工程
図1に示されるようなブラシ部10を、準備する。なお、ブラシ体11は、例えば、次のようにして形成されている。すなわち、まず、折り返したワイヤ12の間に多数のフィラメントを挟む。次に、このワイヤ12を捻じることによって、ワイヤ12の外周面上に多数のフィラメントを放射状に起毛させる。そして、毛切りすることによって、フィラメントの長さを設定する。
(2)ヘッド部成形工程
まず、図7に示されるように、第1金型40に、ブラシ部10をセットする。第1金型40は、ヘッド部20を形成するための第1キャビティ41と、薄膜体(後述する)を形成するための第2キャビティ42と、を有している。両キャビティ41,42は、連通している。第1キャビティ41は、環状溝21を形成するための凸部41aを周面に有している。第2キャビティ42は、薄い空間42aと厚い空間42bとを有しており、厚い空間42bは、平面視において薄い空間42aを3方向から囲んでいる。ブラシ部10は、ワイヤ12の後端部12aが第2キャビティ42内に位置するように、且つ、後端部12bの先端12dが厚い空間42b内に位置するように、セットされる。
次に、両キャビティ41,42内に、軟質樹脂を注入する。そして、軟質樹脂が硬化した後、第1金型40を開いて、硬化物を取り出す。これにより、図8に示されるような、ブラシ部10とヘッド部20とが一体化されてなる成形体60が、得られる。その成形体60は、次のような構成を有している。
・ヘッド部20は、ブラシ部10のワイヤ12を保持している。
・ヘッド部20は、後方に、薄膜体22を一体に有している。
・薄膜体22は、薄膜部24と、薄膜部24を囲む肉厚のフレーム体23と、を有している。
・ワイヤ12の後端部12bは、薄膜体22によって、横断面中央に維持されている。
・フレーム体23は、後端部12bを囲んでおり、後端部12bの先端12dを保持している。
(3)把持部成形工程
まず、図9に示されるように、第2金型50に、ヘッド部成形工程によって得られた成形体60をセットする。第2金型50は、ヘッド部20を支持する支持部51と、ヘッド部20に後方から接合するように且つ薄膜体22を内包するように、把持部30を形成するための、キャビティ52と、を有している。
次に、キャビティ52に硬質樹脂を注入する。そして、硬質樹脂が硬化した後、第2金型50を開いて、硬化物を取り出す。これにより、図1の歯間ブラシ1が、得られる。なお、硬質樹脂の硬化中に、薄膜体22の薄膜部24は溶融して消失する。その結果、薄膜部24に保持されていた後端部12bが、硬質樹脂すなわち把持部30によって直接に保持される。
なお、ヘッド部成形工程および把持部成形工程において、成形に必要なランナーやゲート等の説明および図示は、本発明に直接関係しないので、省略している。
(製造方法の効果)
(1)図1に示された歯間ブラシ1を得ることができる。
(2)ワイヤ12の後端部12bを、薄膜体22によって横断面中央に維持した状態から薄膜体22を溶融させているので、把持部30で直接に保持できる。
(3)硬質樹脂の硬化中でもフレーム体23は存在しているので、後端部12bを、フレーム体23によって確実に横断面中央に維持したまま、把持部30で保持できる。
(4)ワイヤ12を横断面中央に維持し、硬質の把持部30でワイヤ12を直接保持するために、薄膜体22を設けない代替的な方法として、複雑な第2金型50を使用することが考えられる。例えば、第2金型50にワイヤ12を保持するためのワイヤ12と同寸の細い溝を設けて把持部30を成形することが考えられる。しかし、そのような代替的な方法では、ワイヤ12を保持するような細い溝にワイヤ12をセットするのが、困難であり量産性が悪い。また、そのような複雑な工程では、第2金型50が破損する可能性もある。本製造方法では、薄膜体22を設けることで複雑な金型構造を回避し、そのような代替的な方法よりも量産性良く図1に示された歯間ブラシ1を実現できる。
[第2実施形態]
図10から図14は、本発明の第2実施形態に係る歯間ブラシ1に関する。本実施形態は、第1実施形態に比して、次の点のみが異なっており、その他は同じである。
(a)図13に示されるように、成形体60は、フレーム体23を有していない。すなわち、ワイヤ12の後端部12bは、その全部が薄膜体22(すなわち薄膜部24)によって保持されている。したがって、把持部成形工程においては、薄膜体22の全てが溶融して消失し、ワイヤ12の後端部12bは、把持部30によって直接に保持されることとなる。
(b)図12に示されるように、第1金型40の第2キャビティ42が、薄い空間42aのみからなっている。
本実施形態によっても、第1実施形態と同様の効果を発揮できる。
1 歯間ブラシ
10 ブラシ部
11 ブラシ体
11a フィラメント
12 ワイヤ
12a 平坦部
12b 後端部
12c 付け根部
12d 先端
20 ヘッド部
21 環状溝
22 薄膜体
23 フレーム体
24 薄膜部
30 把持部
31 凹部
40 第1金型
41 第1キャビティ
41a 凸部
42 第2キャビティ
42a 薄い空間
42b 厚い空間
50 第2金型
51 支持部
52 キャビティ
60 成形体

Claims (6)

  1. 多数のフィラメントからなるブラシ体と、前記ブラシ体を支持して後方に延びているワイヤと、を有するブラシ部と、
    前記ワイヤを保持するヘッド部と、
    前記ヘッド部を保持する把持部と、
    を備える歯間ブラシであって、
    前記ヘッド部は、軟質樹脂でできており、
    前記ワイヤは、前記ヘッド部の中心を貫通して後方に延びており、
    前記把持部は、硬質樹脂でできており、前記ヘッド部と接合されており、前記ヘッド部から後方に延びている前記ワイヤの後端部を、横断面中央に保持している、
    ことを特徴とする歯間ブラシ。
  2. 前記ワイヤの前記後端部は、前記ヘッド部の後方に形成されたフレーム体によって囲まれており、前記フレーム体によって、前記把持部の横断面中央に維持されている、
    請求項1に記載の歯間ブラシ。
  3. 前記ヘッド部は、前方へ向かって先細り形態を有しており、外面に複数の環状溝を有している、
    請求項1または請求項2に記載の歯間ブラシ。
  4. 多数のフィラメントからなるブラシ体と、前記ブラシ体を支持して後方に延びているワイヤと、を有するブラシ部と、
    前記ワイヤを保持するヘッド部と、
    前記ヘッド部を保持する把持部と、
    を備える歯間ブラシの、製造方法であって、
    前記ブラシ部を準備する準備工程と、
    前記ブラシ部の前記ワイヤを保持するように、軟質樹脂からなる前記ヘッド部を成形する、ヘッド部成形工程と、
    前記ヘッド部を保持するように、硬質樹脂からなる前記把持部を成形する、把持部成形工程と、
    を備えており、
    前記ヘッド部成形工程では、前記ワイヤの後端部を横断面中央に維持する薄膜体を、前記ヘッド部の後方に一体成形し、
    前記把持部成形工程では、前記薄膜体を溶融させて前記ワイヤの前記後端部を前記把持部によって直接に保持するように、前記把持部を成形する、
    ことを特徴とする歯間ブラシの製造方法。
  5. 前記ヘッド部成形工程では、前記薄膜体が前記ワイヤの前記後端部を囲むフレーム体を有するように、前記薄膜体を成形する、
    請求項4に記載の歯間ブラシの製造方法。
  6. 前記ヘッド部成形工程では、前記ヘッド部が先細り形態を有し且つ外面に複数の環状溝を有するように、前記ヘッド部を成形する、
    請求項4または請求項5に記載の歯間ブラシの製造方法。
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