JP2013132457A - 歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】一次成形部からの二次成形部の剥離と成形時のバリの発生とが防止された歯ブラシを提供する。
【解決手段】本発明の歯ブラシ1は、ハンドル部30の先端にヘッド部20が設けられ、ハンドル部30は、第1樹脂からなる一次成形部31と、第1樹脂とは異なる第2樹脂からなり、一次成形部31を覆う二次成形部32とを有し、二次成形部32は、一次成形部31の各々の側面を覆う第1被覆部と、一次成形部31の表面又は裏面31cに、任意の位置からハンドル部30の先端方向及び後端方向に広がりつつ第1被覆部の双方に連なる第2被覆部32bとが一体に形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、歯ブラシに関する。
歯ブラシとして、口腔内清掃時の使用性・操作性および意匠性を向上させる目的で、二色成形により作製されたものが知られている。例えば、少なくともハンドル部が、硬質樹脂からなる多角柱状の一次成形部と、軟質樹脂からなる二次成形部とを備え、二次成形部が一次成形部の少なくとも側面を被覆するものが知られている(特許文献1,2)。
この歯ブラシは、一次成形部を作製した後、その一次成形部をインモールド射出成形用の金型内に配置させ、ハンドル部の一端側から軟質樹脂を射出させる方法により製造されていた。
特開2005−185649号公報 特許第4013602号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載の歯ブラシは、一次成形部と二次成形部との密着性が低く、一次成形部から二次成形部が剥離することがあった。また、成形の際に金型キャビティ外の金型の隙間に樹脂がはみ出す、いわゆる「バリ」の成形不良が、二次成形部に生じることがあった。
本発明は、一次成形部からの二次成形部の剥離と成形時のバリの発生とが防止された歯ブラシを提供することを目的とする。
本発明者は、特許文献1,2に記載の歯ブラシにおいて、一次成形部から二次成形部が剥離し、バリが発生するのは、二次成形部を成形する際に、軟質樹脂をハンドル部の一端側から射出すること、軟質樹脂の流路に狭い部分があることが原因であることを見出した。すなわち、軟質樹脂をハンドル部の一端側から射出する場合には、金型内での軟質樹脂の流動長が長くなる。長く且つ狭い流路に軟質樹脂を流動させて充分に充填させるためには、やや厳しい成形条件(例えば、射出圧力を高くする、樹脂温度を高くする等)にする必要があった。そのため、バリが発生しやすい条件になっていた。また、金型内での軟質樹脂の流動長が長いと、流動の先端側で軟質樹脂の温度低下が大きく、半固化状態となるため、一次成形部との密着性が低下しやすい傾向にあった。
そこで、本発明者は、厳しい成形条件にしなくても軟質樹脂を狭い金型キャビティ内の隅々まで速やかに充填できる二次成形部の形状について検討して、以下の歯ブラシを発明した。
本発明は、以下の態様を包含する。
本発明の歯ブラシは、ハンドル部の先端にヘッド部が設けられ、前記ハンドル部は、第1樹脂からなる一次成形部と、前記第1樹脂とは異なる第2樹脂からなり、前記一次成形部を覆う二次成形部とを有する歯ブラシにおいて、前記二次成形部は、一次成形部の各々の側面を覆う第1被覆部と、前記一次成形部の表面又は裏面に、任意の位置から前記ハンドル部の先端方向及び後端方向に広がりつつ前記第1被覆部の双方に連なる第2被覆部とが一体に形成されていることを特徴とする歯ブラシ。
本発明の歯ブラシは、一次成形部からの二次成形部の剥離と成形時のバリの発生とが防止されている。
本発明の歯ブラシの一実施形態を示す側面図である。 本発明の歯ブラシの一実施形態を示す平面図であって、歯ブラシの表面を示す図である。 本発明の歯ブラシの一実施形態を示す平面図であって、歯ブラシの裏面を示す図である。 図3のI−I’断面図である。 図3のII−II’断面図である。
本発明の歯ブラシの一実施形態について、図1〜5を参照して説明する。
本実施形態の歯ブラシ1は、ヘッド部10と、ヘッド部10に延設されたネック部20と、ネック部20に延設されたハンドル部30とを備えるものである。
(ハンドル部)
本実施形態におけるハンドル部30は一次成形部31と二次成形部32とからなる。ここで、一次成形部31は、その長手方向に対して垂直な断面が四角形状の棒状体(すなわち、四角柱状)である。また、本実施形態における一次成形部31は、その長手方向に対して垂直な断面における角部に、曲線状の隅切りが施されている。また、把持性を高めるために、一次成形部31の長手方向の中央付近が太くなっている。
また、一次成形部31の外表面には、二次成形部32が形成される部分となる凹部が形成されている。
本実施形態における二次成形部32は、一次成形部31の各々の側面31a,31bを被覆する第1被覆部32aと、裏面31cの一部を被覆する第2被覆部32bと、表面31dの一部を被覆する第3被覆部32cとからなっている。第2被覆部32bおよび第3被覆部32cはいずれも、各側面31a,31b上の第1被覆部32aに連なって形成されている。
なお、本発明において、ハンドル部30の「表面」とは、ヘッド部10の、毛束12が植設された植毛面11と同一方向を向いている面のことであり、「裏面」は、「表面」と反対側の面のことであり、「側面」とは、「表面」、「裏面」および基端側の面31e以外の面のことである。
本実施形態における第2被覆部32bは、裏面31cにおいて、その中央を含む領域31f(以下、「中央領域31f」という。)から、ハンドル部30の先端方向及び後端方向に広がりつつ、各側面31a,31b上の第1被覆部32aに連なっている。上記の裏面31cの「中央」とは、裏面31cの幅方向(短手方向)の中央且つ長手方向の中央のことである。
また、本実施形態においては、第2被覆部32bの中央領域31fは、ハンドル部30の基端からネック部20との境界までの距離を2等分する位置の付近に配置されている。
第2被覆部32bが上記形状で形成されていることにより、一次成形部31の裏面31cの一部が半楕円形状に露出している。
第2被覆部32bの、ハンドル部30の長手方向における最小長さLは、ハンドル部30全長の0%超30%以下であることが好ましく、0%超10%以下であることがより好ましい。
本実施形態における第3被覆部32cは、表面31dにおいて、その中央を含む領域31g(以下、「中央領域31g」という。)から、ハンドル部30の先端方向及び後端方向に広がりつつ、各側面31a,31b上の第1被覆部32aに連なっている。上記の表面31dの「中央」とは、表面31dの幅方向(短手方向)の中央且つ長手方向の中央のことである。
また、本実施形態においては、第3被覆部32cの中央領域31gは、ハンドル部30の基端側に偏って配置されている。
第3被覆部32cが上記形状で形成されていることにより、一次成形部31の表面31dの一部が半楕円形状に露出している。
第3被覆部32cの、ハンドル部30の長手方向における最小長さLは、ハンドル部30全長の0%超80%以下であることが好ましく、0%超60%以下であることがより好ましい。
本実施形態では、第2被覆部32bの、ハンドル部30の長手方向における最小長さLは、第3被覆部32cの、ハンドル部30の長手方向における最小長さLよりも短くされている。また、表面31dにおける中央領域31gのネック部20側の端部と、裏面31cにおける中央領域31fのネック部20側の端部は重なるように、第2被覆部32bおよび第3被覆部32cは各々形成されている。
本実施形態においては、第3被覆部32cの、ネック部20側に、略楕円形状の指当て部32dを有している。指当て部32dを有していると、パームグリップで歯ブラシ1を握った際に、より滑りにくくなる。
また、第3被覆部32cには、商品名等の文字が表示されてもよい。その表示は、第2樹脂で被覆されない抜き文字によって形成してもよいし、第3被覆部32cの表面にスタンプして形成してもよい。また、文字と同様の方法により図柄を第3被覆部32cに表示してもよい。
第3被覆部32cに文字や図柄が表示される場合には、その文字や図柄が視認されやくなるように、裏面31cの、文字や図柄の裏側の領域には、第2被覆部32bが形成されていないことが好ましい。
一次成形部31は、第1樹脂から構成される。第1樹脂としては、歯ブラシ1に求められる剛性や機械特性等を勘案して決定でき、例えば、曲げ弾性率(JIS K7203)が500〜3000MPaの範囲にある硬質樹脂が挙げられる。
硬質樹脂の具体例としては、例えば、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂(AS)、ポリアリレート等が挙げられる。これら硬質樹脂は1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
上記硬質樹脂としては、歯ブラシ1の意匠性を向上させる点で、透明なものが好ましく、中でも、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)が好ましい。
なお、通常、一次成形部31と、ヘッド部10およびネック部20とは一体に成形されるため、これらは同一の材質で構成される。
二次成形部32は、第1樹脂とは異なる第2樹脂から構成される。第2樹脂としては、グリップ性が向上することから、手指の押圧力で変形可能な軟質樹脂が好ましい。軟質樹脂のショア硬度Aは90以下が好ましく、50〜80がより好ましい。
軟質樹脂の具体例としては、エラストマー(例えば、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー等)、シリコーンが挙げられる。
また、軟質樹脂には、必要に応じて、接着変性剤や可塑剤等が含まれてもよい。
(ヘッド部)
本実施形態におけるヘッド部10は、植毛面11に植毛された複数の毛束12を有する。
ヘッド部10の最大厚みは特に制限されず、材質等を勘案して適宜決定できるが、2〜10mmとすることが好ましい。ヘッド部10の最大厚さが前記上限値以下であれば、歯ブラシ1の口腔内の操作性を向上させることができ、前記下限値以上であれば、ヘッド部10の強度低下を防止できる。
毛束12は、複数の用毛を束ねたものである。
植毛面11から毛束12の先端までの長さ(毛丈)は、毛束12に求められる毛腰等を勘案して決定でき、例えば、6〜13mmとされる。また、毛束12の毛丈は、全毛束で同じであってもよいし、互いに異なってもよい。
毛束12の太さ(毛束径)は、毛束12に求められる毛腰等を勘案して決定でき、例えば、1〜2mmとされる。全ての毛束12は同じ毛束径であってもよいし、相互に異なっていてもよい。
毛束12を構成する用毛としては、例えば、毛先に向かって漸次その径が小さくなり、毛先が先鋭化された用毛(テーパー毛)、植毛面11から毛先に向かいその径がほぼ同一である用毛(ストレート毛)等が挙げられる。ストレート毛としては、毛先が植毛面11に略平行な平面とされたものや、毛先が半球状に丸められたものが挙げられる。
用毛の材質は、例えば、6−12ナイロン(6−12NY)、6−10ナイロン(6−10NY)等のポリアミド、PET、PBT、ポリトリメチレンテレフタレート(PTT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリブチレンナフタレート(PBN)等のポリエステル、PP等のポリオレフィン、オレフィン系エラストマー、スチレン系エラストマー等のエラストマー樹脂等が挙げられる。これらの樹脂材料は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、用毛としては、芯部と該芯部の外側に設けられた少なくとも1層以上の鞘部とを有する多重芯構造を有するポリエステル製用毛が挙げられる。
用毛の横断面形状は、特に限定されず、真円形、楕円形等の円形、多角形、星形、三つ葉のクローバー形、四つ葉のクローバー形等としてもよい。全ての用毛の断面形状は同じであってもよいし、異なっていてもよい。
用毛の太さは、材質等を勘案して決定でき、横断面が円形の場合、例えば、6〜9milとされる。また、使用感、刷掃感、清掃効果、耐久性等考慮して、太さの異なる複数本の用毛を任意に組み合わせて用いてもよい。
(ネック部)
本実施形態におけるネック部20は、棒状であり、その長手方向に垂直な断面が略円形状になっている。
ネック部20の最小直径は特に制限されず、材質等を勘案して適宜決定できるが、2〜10mmとすることが好ましい。ネック部20の最小直径が前記上限値以下であれば、歯ブラシ1の口腔内の操作性を向上させることができ、前記下限値以上であれば、ネック部20の強度低下を防止できる。
(製造方法)
上記歯ブラシ1を製造する歯ブラシの製造方法の一例について説明する。
本例の製造方法は、一次金型に第1樹脂を射出して、ヘッド部10とネック部20と一次成形部31を成形してブラシ本体を得る一次成形工程と、二次金型内に前記ブラシ本体を配置させ、その状態で第2樹脂を二次金型内に射出する二次成形工程と、ヘッド部10の植毛面11に毛束12を植設する植設工程とを有する。
上記一次成形工程では、公知の射出成形法が適用されて、二次成形部32に対応する凹部が形成された一次成形部31を得る。
二次成形工程では、二次金型内の、一次成形部31の裏面31cの中央領域31fに向けて第2樹脂を射出する。射出後、第2樹脂は一次成形部31の凹部に沿って流動する。具体的には、第2樹脂は、中央領域31fからハンドル部30の先端方向及び後端方向に広がるように流動する。これにより、一次成形部の裏面31cに第2被覆部32bを形成する。その後、第2樹脂は、裏面31c側から一次成形部31の両方の側面31a,31bに沿って流動する。これにより、両方の側面31a,31bに、第2被覆部32bに連なる第1被覆部32aを形成する。その後、第2樹脂は、表面31dにおいて、ハンドル部30の先端側及び後端側から中央領域31gに狭まるように流動する。これにより、一次成形部31の表面31dに、第1被覆部32aに連なる第3被覆部32cを形成して、二次成形部32を得る。
植設工程における毛束12の植設方法としては、例えば、毛束12を二つ折りにしその間に挟み込まれた平線を植毛穴に打ち込むことにより毛束12を植設する平線式植毛、毛束12の下端を植毛部となる溶融樹脂中へ圧入して固定する熱融着法、毛束12の下端を加熱して溶融塊を形成した後に金型中に溶融樹脂を注入して植毛部を成形するインモールド法等が挙げられる。
(作用効果)
上記のように、本実施形態の歯ブラシ1における二次成形部32は、一次成形部31の両方の側面31a,31bを被覆する第1被覆部32aと、中央領域31fからハンドル部30の先端方向及び後端方向に広がりつつ第1被覆部32aの双方に連なるように裏面31cに形成された第2被覆部32bとを有している。このような二次成形部32では、二次成形の際に、成形条件を穏和な条件(例えば、射出圧力を低めにする、樹脂温度を低めにする等)にしても、第2樹脂を狭い金型キャビティ内の隅々まで速やかに充填できるため、バリの発生を防止できる。
また、本実施形態では、第2被覆部32bの中央領域31fが、ハンドル部30の基端からネック部20との境界までの距離を2等分する位置の付近に配置されているため、金型内の第2樹脂の流動長を短くすることができる。そのため、第2樹脂を狭い金型キャビティ内の隅々までより速やかに充填でき、バリの発生をより防止できる。
また、第2樹脂を速やかに充填できると、流動の先端側での第2樹脂の温度低下が小さくなるため、二次成形部32と一次成形部31との密着性が高くなる。したがって、一次成形部31からの二次成形部32の剥離を防止できる。
また、本実施形態の歯ブラシ1は、一次成形部31の裏面31c及び表面31dが、半楕円形状に露出しており、ハンドル部30における一次成形部31の露出面積が広く、意匠性に優れる。
また、本実施形態では、第2被覆部32bが、裏面31cの中央領域31fからハンドル部30の先端方向及び後端方向に広がると共に、第3被覆部32cが、表面31dの中央領域31gからハンドル部30の先端方向及び後端方向に広がっており、さらに、中央領域31gのネック部20側の端部と中央領域31fのネック部20側の端部が重なっている。このような形態において、一次成形部31を透明な第1樹脂で形成し、各被覆部32a,32b,32cを着色した第2樹脂で形成し、表面31dをその正面から見た際に第1被覆部32a及び第2被覆部32bが視認不能になるように第3被覆部32cを形成すれば、表面31dにおける一次成形部31と第2被覆部32bとの境界を際立たせることができる。これにより、一次成形部31をクリアに見せることができ、ハンドル部30の外観がより良好になる。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上記実施形態に限定されない。
例えば、一次成形部は、六角柱状でなくてもよく、五角柱状、七角柱状、八角柱状等の、三角柱状以外の多角柱状でもよい。
また、第2被覆部における中央領域は、ハンドル部30の基端からネック部20との境界までの距離を2等分する位置の付近に配置されていなくてもよく、ハンドル部の先端側又は基端側に偏って配置されてもよい。しかし、第2樹脂の流動長を短くでき、より速やかに第2樹脂を充填できる点では、上記実施形態のように、ハンドル部30の基端からネック部20との境界までの距離を2等分する位置の付近に配置されていることが好ましい。
また、第3被覆部における中央領域は、ハンドル部の基端側に偏って配置されていなくてもよく、ハンドル部の先端側に偏って配置されてもよいし、ハンドル部30の基端からネック部20との境界までの距離を2等分する位置の付近に配置されてもよい。
また、上記実施形態において、二次成形部は、第3被覆部を有していなくても構わない。また、第3被覆部が一次成形部の表面の全面を被覆してもよい。
また、二次成形工程の際に、一次成形部の表面側から軟質樹脂を射出して、一次成形部の表面に第1被覆部を形成してもよい。一次成形部の表面側から軟質樹脂を射出し、さらに一次成形部の裏面を二次成形部で被覆した場合には、裏面側の二次成形部が第3被覆部となる。第3被覆部は、中央を含む領域からハンドル部の先端方向及び後端方向に広がりつつ第1被覆部の双方に連なる形状とされてもよい。
また、ヘッド部およびネック部の形状については特に制限はなく、従来公知の形状を適用することができる。
1 歯ブラシ
10 ヘッド部
11 植毛面
12 毛束
20 ネック部
30 ハンドル部
31 一次成形部
31a,31b 側面
31c 裏面
31d 表面
31f,31g 中央領域
32 二次成形部
32a 第1被覆部
32b 第2被覆部
32c 第3被覆部

Claims (1)

  1. ハンドル部の先端にヘッド部が設けられ、前記ハンドル部は、第1樹脂からなる一次成形部と、前記第1樹脂とは異なる第2樹脂からなり、前記一次成形部を覆う二次成形部とを有する歯ブラシにおいて、
    前記二次成形部は、一次成形部の各々の側面を覆う第1被覆部と、前記一次成形部の表面又は裏面に、任意の位置から前記ハンドル部の先端方向及び後端方向に広がりつつ前記第1被覆部の双方に連なる第2被覆部とが一体に形成されていることを特徴とする歯ブラシ。
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