JP2017144062A - 寸胴鍋及び鍋セット - Google Patents

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Abstract

【課題】液状の食材に混入された出汁や具が焦げ付くのを防止可能な寸胴鍋を提供すること。
【解決手段】鍋セット1は、下方から上方に同じ内径で延びる筒形状に形成されている胴部11と、胴部11の下端に設けられており、下方に向かって膨出し、垂直方向の断面が円弧形状に形成されている底部12と、を備える寸胴鍋10と、寸胴鍋10を下方から支持する五徳20と、を備え、胴部11の下端には、胴部11の外周面より外側に突出する突出部13が形成されており、五徳20は、筒形状に形成されており、その内径が胴部11の内径と略同じ寸法で形成されており、その内部に熱源を配置可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、寸胴鍋及び鍋セットに関する。
従来、ラーメンのスープやカレーのルー等の液状の食材を煮込むときには、比較的収容量が多い寸胴鍋が用いられる。
このような寸胴鍋として、鍋底が熱による変形で不安定となる事を防ぐ為に、鍋底にかかる熱応力を鍋底内に逃げるように、ほんの僅か中心に向かう凸勾配を付けた加工を施し、鍋外に変形し湾曲し不安定になる事を防止した寸胴鍋が提案されている。
実用新案登録第3161760号公報
ところで、ラーメンのスープ等は、出汁を取るために豚骨等を長時間煮込む。このとき、骨についている肉片が落ち、鍋底に沈殿する場合がる。このような場合、特許文献1の寸胴鍋は、中心に向かう凸勾配が付いているため、鍋底の端縁近傍に沈殿した肉片が集まり、焦げ付くという問題があった。
本発明は、液状の食材に混入された出汁や具が焦げ付くのを防止可能な寸胴鍋を提供することを目的とする。
(1) 下方から上方に同じ内径で延びる筒形状に形成されている胴部と、
前記胴部の下端に設けられており、下方に向かって膨出し、垂直方向の断面が円弧形状に形成されている底部と、を備える寸胴鍋。
(1)の発明によれば、寸胴鍋は、胴部と、底部と、を備える。
胴部は、下方から上方に同じ内径で延びる筒形状に形成されている。
底部は、胴部の下端に設けられており、下方に向かって膨出し、垂直方向の断面が円弧形状に形成されている。
これにより、底部を、下方に向かって膨出させ、垂直方向の断面が円弧形状に形成したので、加熱時に、寸胴鍋内で液状の食材が、底部の中央から円弧形状に沿って胴部側に向かい上昇し、中央近傍で上方から下方に向かって降下する対流がスムーズに発生する。このため、例えば、ラーメンのスープの出汁として使用している豚骨から肉片が落ちても、この肉片をスープの対流で攪拌することができる。
したがって、液状の食材に混入された出汁や具が焦げ付くのを防止可能な寸胴鍋を提供できる。
(2) 前記胴部の内径は、前記底部の下端から上端までの高さの2倍から4倍の寸法で形成されている(1)に記載の寸胴鍋。
(2)の発明によれば、底部の垂直方向の断面を比較的スムーズな円弧形状に形成できる。
これにより、寸胴鍋内の液状の食材の対流がよりスムーズになる。
したがって、液状の食材に混入された出汁や具が焦げ付くのをより確実に防止可能な寸胴鍋を提供できる。
(3) (1)又は(2)に記載の寸胴鍋と、前記寸胴鍋を下方から支持する五徳と、を備える鍋セットであって、
前記胴部の下端には、前記胴部の外周面より外側に突出する突出部が形成されており、
前記五徳は、筒形状に形成されており、その内径が前記胴部の内径と略同じ寸法で形成されており、その内部に熱源を配置可能な鍋セット。
(3)の発明によれば、鍋セットは、寸胴鍋と、寸胴鍋を下方から支持する五徳と、を備える。
胴部の下端には、胴部の外周面より外側に突出する突出部が形成されている。
五徳は、筒形状に形成されており、その内径が胴部の内径と略同じ寸法で形成されており、その内部に熱源を配置可能である。
これにより、五徳の上に寸胴鍋を設置すると、寸胴鍋の胴部の下端に形成されている突出部に、五徳の上端が当接し、寸胴鍋の底部が五徳内部に収容された状態となる。これにより、底部の垂直方向の断面が円弧形状であっても、寸胴鍋を容易に水平に設置できる。
そして、この状態において熱源(例えば、コンロ等)を点火すると、熱が五徳内部に充満し、寸胴鍋の底部を全体的に加熱することができる。このため、熱源で発生させた熱を効率的に寸胴鍋の底部に伝達することが可能となり、比較的弱い火力でも、寸胴鍋内の液体(例えば、スープ)を速やかに沸かすことが可能となるので、例えば、豚骨スープを作る場合、骨の臭みが出るのを防止できる。
よって、液状の食材に混入された出汁や具が焦げ付くのを防止可能な寸胴鍋を容易に設置できるとともに、熱源の熱を効率的に寸胴鍋の底部に伝達することができる。
本発明によれば、液状の食材に混入された出汁や具が焦げ付くのを防止可能な寸胴鍋を提供できる。
本発明の実施形態に係る鍋セットの斜視図である。 本発明の実施形態に係る寸胴鍋の斜視図である。 本発明の実施形態に係る寸胴鍋の垂直断面図である。 本発明の実施形態に係る五徳の斜視図である。 本発明の実施形態に係る鍋セットの使用状態を説明する図である。 本発明の実施形態の応用例1に係る鍋セットの斜視図である。 本発明の実施形態の応用例2に係る鍋セットの斜視図である。 本発明の実施形態の応用例2に係る鍋セットの分解斜視図である。 本発明の実施形態の応用例3に係る鍋セットの使用状態を説明する図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。なお、実施形態の説明において、同一の構成には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化する。
図1は、本発明の実施形態に係る鍋セットの斜視図である。
鍋セット1は、寸胴鍋10と、寸胴鍋10を下方から支持する五徳20と、を備える。
図2は、本発明の実施形態に係る寸胴鍋の斜視図である。
図3は、本発明の実施形態に係る寸胴鍋の垂直断面図である。
寸胴鍋10は、胴部11と、底部12と、を備える。寸胴鍋10は、チタン、鉄、アルミ、胴、ステンレス等の比較的熱伝導がよく、比較的強度が高い任意の素材で形成することができる。
胴部11は、下方から上方に同じ内径で延びる筒形状に形成されている。胴部11は、上端近傍に1対の取手111が取り付けられ、例えば、高さ(図3中a)160mmで、内径(図3中b)が480mmで形成されている。なお、胴部11の高さや内径は、寸胴鍋10の内容量に応じて、調整してもよい。
底部12は、胴部11の下端に設けられており、下方に向かって膨出し、垂直方向の断面が円弧形状に形成されている。
胴部11又は底部12の上端における内径(図3中b)は、底部12の下端から上端までの高さ(図3中c)の2倍から4倍の寸法で形成されている。本実施形態では、底部12の上端における内径(図3中b)は480mmであり、底部12の下端から上端までの高さ(図3中c)は140mmである。なお、底部12は、底部12の上端における内径が、底部12の下端から上端までの高さの2倍から4倍の寸法で形成されていれば、寸胴鍋10の内容量に応じた寸法とすることができる。
また、寸胴鍋10は、胴部11の下端に、底部12の上端が溶接により取り付けられており、このとき、接合部の外周面を肉盛りすることで、胴部11の外周面より外側に突出する突出部13が形成される。
これにより、寸胴鍋10の強度を向上しつつ、寸胴鍋10を五徳20に設置することで、安定して水平に設置するのが容易になる。
なお、寸胴鍋10は、溶接に限らず、押し出し成形等の任意に製法により製造してもよい。
図4は、本発明の実施形態に係る五徳の斜視図である。
五徳20は、筒形状に形成されており、その内径が胴部11の内径(図3中b)と略同じ寸法で形成されており、その内部に熱源(例えば、ガスコンロ等)を配置可能な本体21を備える。本体21の高さは、例えば、280mmで形成されているが、寸胴鍋10の底部12を、その内部に収容可能であり、底部12の下に熱源を設置できれば任意の寸法とすることができる。
本体21には、下端側に形成されており、熱源を内部に配置するための熱源挿入孔22と、上端側に形成されており、内気を外部に排出する複数の排出欠き込み23と、中間部分に形成されており、外気を内部に取り込む複数の吸気孔24と、が形成されている。
これにより、熱源を点火した場合、吸気孔24から吸気し、排出欠き込み23から排気することで、熱源を効率的に燃焼させることができる。
また、熱源挿入孔22が形成されている側を正面側(使用者側)とした場合、排出欠き込み23は背面側(使用者の反対側)に形成したので、排気された熱気が調理者にあたることを防止できる。
次に、鍋セット1の使用状態について説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る鍋セットの使用状態を説明する図である。
まず、使用者は、五徳20の上に寸胴鍋10を設置すると、寸胴鍋10の胴部11の下端に形成されている突出部13に、五徳20の上端が当接し、寸胴鍋10の底部12が五徳20内部に収容された状態となる。これにより、底部12の垂直方向の断面が円弧形状であっても、寸胴鍋10を容易に水平に設置できる。
そして、使用者は、寸胴鍋10内に、例えば、スープや出汁となる豚骨を入れ、熱源(例えば、コンロ等)50を点火すると、熱が五徳20内部に充満し、寸胴鍋10の底部12を全体的に加熱することができる。
そして、寸胴鍋10内のスープの温度が上昇すると、寸胴鍋10内でスープが、底部12の中央から円弧形状に沿って胴部11側に向かい上昇し、中央近傍で上方から下方に向かって降下する対流がスムーズに発生する。このため、スープの出汁として使用している豚骨から肉片が落ちても、この肉片をスープの対流で攪拌することができる。
したがって、液状の食材に混入された出汁や具が焦げ付くのを防止可能な寸胴鍋を提供できる。
次に、本実施形態の応用例1に係る鍋セット1Aについて説明する。
図6は、本発明の実施形態の応用例1に係る鍋セットの斜視図である。
応用例1に係る鍋セット1Aは、五徳20の正面側に防護部30が設けられている点が、本施形態に係る鍋セット1と主に異なる。
防護部30は、五徳20の正面側(熱源挿入孔22が設けられている方向)に設けられている。
防護部30は、防護板31と、防護板31を五徳20に取り付ける取付部32と、を備えている。
防護板31は、五徳20の外周面に沿って湾曲した金属製の板であり、複数の廃熱孔31aが形成されている。
防護板31の長手方向の幅は、五徳20の外周寸法の1/2〜1/3の寸法が望ましいが、使用者の使用態様に応じて、任意の寸法とすることができる。また、防護板31の上下方向の幅は、150〜300mm(本応用例1では200mm)が望ましいが、使用者の使用態様に応じて、任意の寸法とすることができる。
また、廃熱孔31aは、護板31を正面から背面方向に貫通する孔であり、その直径は5〜30mmとすることができるが、安全性の観点から使用者の指が挿入できない寸法が望ましい。
なお、防護板31は、多数の廃熱孔31aが形成されているパンチングメタル、メッシュ、ネット等で形成してもよい。
取付部32は、五徳20の外周面に一端が固定され、他端において、五徳20の外周面から所定寸法(例えば、10〜30mm)離れた位置で防護板31を支持する。
取付部32は、例えば、金属製のパイプで形成されており、外周面が五徳20に溶接され、この五徳20に溶接された部分に対向する位置に防護板31が溶接されている。
このように、取付部32は、五徳20及び防護板31と、点形状又は線形状で接続されているので、面形状で接続されている場合に比べ、五徳20から防護板31に伝達される熱を抑えることができる。
なお、取付部32は、パイプ形状に限らず、点形状又は線形状で接続可能であれば、ボルト、フック等の任意の形状で形成可能であり、また、防護板31を着脱自在に支持してもよい。
上記のように、防護板31は、取付部32により、五徳20から伝達される熱が抑えられ、五徳20の外周面から所定寸法の空気層を挟んで設けられている。これにより、五徳20の表面温度が上昇しても、防護板31の表面温度の上昇を抑えられるので、使用者の安全性を向上できる。
また、応用例1に係る五徳20には、本体21の下端側に、排出欠き込み23と同様の大きさの欠き込みである複数の吸気欠き込み25が形成されている。
これにより、五徳20の内部において、下方から上方への気流が安定し、熱源(例えば、ガスコンロ等)の火が安定する。
次に、本実施形態の応用例2に係る鍋セット1Bについて説明する。
図7は、本発明の実施形態の応用例2に係る鍋セットの斜視図である。
図8は、本発明の実施形態の応用例2に係る鍋セットの分解斜視図である。
応用例2に係る鍋セット1Bは、五徳20の正面側に防護部40が設けられている点が、本施形態に係る鍋セット1と主に異なる。また、応用例2に係る鍋セット1Bは、防護部40の構成が、応用例1に係る鍋セット1Aの防護部30の構成と異なる。
防護部40は、五徳20の正面側(熱源挿入孔22が設けられている方向)に設けられている。
防護部40は、外側防護板41と、内側防護板42と、外側防護板41及び内側防護板42を連結する第1取付部43と、内側防護板42に取り付けられたフック44(図8参照)と、五徳20に取り付けられ、フック44が係合する第2取付部45と、を備えている。
外側防護板41は、五徳20の外周面に沿って湾曲した金属製の板であり、複数の廃熱孔41aが形成されている。
廃熱孔41aは、護板31を正面から背面方向に貫通する孔であり、その直径は5〜30mmとすることができるが、安全性の観点から使用者の指が挿入できない寸法が望ましい。
なお、外側防護板41は、多数の廃熱孔41aが形成されているパンチングメタル、メッシュ、ネット等で形成してもよい。
内側防護板42は、五徳20の外周面に沿って湾曲した金属製の板である。なお、本応用例2では、内側防護板42は、廃熱孔が形成されていないが、外側防護板41と同様に、複数の廃熱孔が形成されていてもよい。
外側防護板41及び内側防護板42の長手方向の幅は、五徳20の外周寸法の1/2〜1/3の寸法が望ましいが、使用者の使用態様に応じて、任意の寸法とすることができる。また、外側防護板41及び内側防護板42の上下方向の幅は、150〜300mm(本応用例1では200mm)が望ましいが、使用者の使用態様に応じて、任意の寸法とすることができる。
第1取付部43は、内側防護板42の外周面に一端が固定され、他端において、内側防護板42の外周面から所定寸法(例えば、10〜30mm)離れた位置で外側防護板41を支持する。
第1取付部43は、例えば、金属製のパイプで形成されており、外周面が内側防護板42に溶接され、この内側防護板42に溶接された部分に対向する位置に外側防護板41が溶接されている。
また、第1取付部43は、外側防護板41及び内側防護板42の4隅近傍に、それぞれ設けられている。
このように、第1取付部43は、外側防護板41及び内側防護板42と、点形状又は線形状で接続されているので、面形状で接続されている場合に比べ、五徳20からの熱が内側防護板42を介して、外側防護板41に伝達される熱を抑えることができる。
なお、第1取付部43は、パイプ形状に限らず、点形状又は線形状で接続可能であれば、ボルト、フック等の任意の形状で形成可能であり、また、外側防護板41を着脱自在に支持してもよい。
フック44は、内側防護板42の内周面に設けられ、逆L字形状に形成され、上端が内側防護板42の上端近傍に接続され、下端が下方に延び、内側防護板42の横方向両端部近傍に、それぞれ設けられている。
第2取付部45は、五徳20の外周面に一端が固定され、他端において、五徳20の外周面から所定寸法(例えば、10〜30mm)離れた位置で、外側防護板41及び内側防護板42を支持する。
第2取付部45は、例えば、金属製のパイプで形成されており、外周面が五徳20に溶接されている。そして、第2取付部45は、内側防護板42の内周面に設けられたフック44が上方から差し込まれ、フック44の上端近傍を係止することで、外側防護板41及び内側防護板42を支持する。
なお、第2取付部45は、パイプ形状に限らず、点形状又は線形状で接続可能であれば、ボルト、フック等の任意の形状で形成可能である。
このように、第2取付部45は、五徳20及び内側防護板42と、点形状又は線形状で接続されているので、面形状で接続されている場合に比べ、五徳20から内側防護板42に伝達される熱を抑えることができる。
上記のように、防護部40は、まず、内側防護板42が第2取付部45により、五徳20から伝達される熱が抑えられ、五徳20の外周面から所定寸法の空気層を挟んで設けられており、更に、外側防護板41が第1取付部43により、内側防護板42から伝達される熱が抑えられ、内側防護板42の外周面から所定寸法の空気層を挟んで設けられている。
これにより、使用者側に配置された外側防護板41が、高熱を発する五徳20から2層の空気層を挟んで設けられているので、五徳20の表面温度が上昇しても、外側防護板41の表面温度の上昇を抑えられるので、使用者の安全性をより向上できる。
次に、本実施形態の応用例3に係る鍋セット1Cについて説明する。
図9は、本発明の実施形態の応用例3に係る鍋セットの使用状態を説明する図である。
応用例3に係る鍋セット1Cは、寸胴鍋10Cが更に網部14を備える点が、本施形態に係る鍋セット1と異なる。
網部14は、メッシュ、ネット等で形成され、その外径が胴部11の内径と略同一寸法で形成されており、寸胴鍋10の内部において、胴部11の下端に配置されている。
寸胴鍋10Cは、網部14を備えることで、寸胴鍋10内に、例えば、スープや出汁となる豚骨を入れと、豚骨が網部14に遮られ底部12に達しない。
そして、この状態において、寸胴鍋10Cの底部12を全体的に加熱し、寸胴鍋10C内のスープの温度が上昇すると、寸胴鍋10C内でスープが、底部12の中央から円弧形状に沿って胴部11側に向かい上昇し、中央近傍で上方から下方に向かって降下する対流がスムーズに発生する。このとき、豚骨が網部14に遮られているので、底部12内には、対流を妨げるものが無いので、豚骨から肉片が落ちても、この肉片をスープのスムーズな対流で攪拌することができる。
したがって、液状の食材に混入された出汁や具が焦げ付くのをより防止可能な寸胴鍋を提供できる。
以上、実施形態及び応用例1から3を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 鍋セット
10 寸胴鍋
11 胴部
12 底部
20 五徳
21 本体
22 熱源挿入孔
23 排出欠き込み
24 吸気孔
25 吸気欠き込み

Claims (3)

  1. 下方から上方に同じ内径で延びる筒形状に形成されている胴部と、
    前記胴部の下端に設けられており、下方に向かって膨出し、垂直方向の断面が円弧形状に形成されている底部と、を備える寸胴鍋。
  2. 前記底部の上端における内径は、前記底部の下端から上端までの高さの2倍から4倍の寸法で形成されている請求項1に記載の寸胴鍋。
  3. 請求項1又は2に記載の寸胴鍋と、前記寸胴鍋を下方から支持する五徳と、を備える鍋セットであって、
    前記胴部の下端には、前記胴部の外周面より外側に突出する突出部が形成されており、
    前記五徳は、筒形状に形成されており、その内径が前記胴部の内径と略同じ寸法で形成されており、その内部に熱源を配置可能な鍋セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102018125414A1 (de) 2017-10-31 2019-05-02 Lg Display Co., Ltd. Stereoskopische anzeigevorrichtung mit einem barrierepaneel

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