JP2017142786A - 走行支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載の検出装置が自車両の周囲の移動物体を検出できない場合に、乗員に不安感を与えることなく、自車両と移動物体との衝突を回避するために自車両に対して適切な制御を実行する技術を提供する。
【解決手段】走行支援装置は、S402において自車両の走行情報を取得し、S404において自車両の外部の車外装置から無線通信により移動物体の第2の移動情報を取得する。走行支援装置は、S406において、自車両に搭載された検出装置が移動物体を検出できない場合に走行情報と第2の移動情報とに基づいて、自車両の進行方向前方に移動物体が存在すると判定すると、S408〜S420において、検出装置が移動物体を検出して自車両に回避走行をさせるタイミングを早くする早期制御を実行する。
【選択図】図4

Description

本開示は、自車両と自車両の周囲の移動物体との衝突を回避する技術に関する。
自車両と自車両の周囲の移動物体との衝突を回避する技術が知られている。例えば、自車両の走行情報である位置と車速、ならびに移動物体の移動情報である位置と速度に基づいて、自車両と移動物体とが衝突する可能性を算出し、衝突可能性が高い場合にブレーキを作動させるものが知られている。移動物体の移動情報は、自車両に搭載されたカメラ、ミリ波レーダ等の検出装置により検出される。
特許文献1には、第1の車両と第1の車両の進行方向に存在する第2の車両との衝突危険度が閾値以上の場合、第1の車両から第2の車両に警報情報を無線通信により送信する技術が記載されている。警報情報には、衝突危険度と、第1の車両の位置情報と、第1の車両の進行方向と、が含まれる。
第2の車両は、車外装置である第1の車両の通信装置から警報情報を受信すると、警報情報を送信した第1の車両が後方に位置している場合、発進、停止保持解除または加速を行うことにより、第1の車両との衝突を回避するか衝突被害を軽減しようとしている。
特開2008−181200号公報
カメラ、ミリ波レーダ等の車載の検出装置から自車両の周囲の移動物体の移動情報を直接取得する場合に比べ、特許文献1に記載の技術のように無線通信等により間接的に移動物体の移動情報を取得する場合、取得する移動情報の信頼性は低いと考えられる。
したがって、間接的に取得する自車両の周囲の移動物体の移動情報に基づいて、車両自体がブレーキや操舵を制御して移動物体との衝突を回避すると、衝突しない移動物体に対して自車両に不要な回避走行をさせる可能性がある。さらに、検出装置が検出できていない移動物体に対して自車両が回避走行を実行すると、乗員が不安を感じる。
一方、間接的に取得する移動物体の移動情報の信頼性は低いとはいえ、自車両と移動物体とが衝突する可能性がないわけではないから、自車両と移動物体とが衝突することを回避するために何らかの制御をすることが望ましい。
本開示の一側面は、車載の検出装置が自車両の周囲の移動物体を検出できない場合に、乗員に不安感を与えることなく、自車両と移動物体との衝突を回避するために自車両に対して適切な制御を実行する技術を提供することを目的とする。
本開示の一態様は、走行情報部(32、S402)と、第1の情報部(36、S422)と、第2の情報部(38、S404)と、衝突判定部(42、S424〜S430)と、走行制御部(48、S432)と、存在判定部(40、S406)と、早期制御部(46、S408〜S420、S434)と、を備えている。
走行情報部は、自車両(100)の走行情報として少なくとも自車両の位置と車速とを取得する。第1の情報部は、自車両の周囲の移動物体(110)の第1の移動情報として少なくとも移動物体の位置と速度とを自車両に搭載された検出装置(12、14)から取得する。第2の情報部は、移動物体の第2の移動情報として少なくとも移動物体の位置と速度とを自車両の外部の車外装置から取得する。
衝突判定部は、走行情報部が取得する走行情報と第1の情報部が取得する第1の移動情報とに基づいて、自車両と移動物体とが衝突するか否かを判定する。走行制御部は、衝突判定部が自車両と移動物体とが衝突すると判定すると、自車両と移動物体との衝突を回避するために自車両の走行を制御して回避走行をさせる。
存在判定部は、検出装置が移動物体を検出できない場合に走行情報と第2の情報部が取得する第2の移動情報とに基づいて、自車両の進行方向前方に移動物体が存在するか否かを判定する。早期制御部は、検出装置が移動物体を検出できない場合に自車両の進行方向前方に移動物体が存在すると存在判定部が判定すると、検出装置が移動物体を検出して走行制御部が自車両に回避走行をさせるタイミングを早くする早期制御を実行する。
この構成によれば、検出装置が移動物体を検出できない場合に自車両の進行方向前方に移動物体が存在すると存在判定部が判定すると、早期制御部が早期制御を実行することにより、自車両は早いタイミングで回避走行を実行する。このように、自車両と移動物体との衝突を早期に回避するための適切な制御により、衝突を回避する可能性が向上する。また、衝突したとしても損害を低減できる。
また、検出装置が移動物体を検出するまで自車両は回避走行をしないので、検出装置が検出していない移動物体に対して自車両が回避走行をすることにより乗員に不安感を与えることを防止できる。
尚、この欄および特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
本実施形態による走行支援システムを示すブロック図。 早期制御の有無による物体検出タイミングの違いを示す模式図。 早期制御の有無による物体検出タイミングの違いを示す他の模式図。 走行支援処理を示すフローチャート。 移動物体を認識して存在を確定する過程を示すタイムチャート。
以下、本開示が適用された実施形態を図に基づいて説明する。
[1.構成]
図1に示す走行支援システム2は、車両に搭載されており、無線装置10と、カメラ12と、ミリ波レーダ14と、車速センサ16と、GPS18と、地図DB装置20と、走行支援装置30と、パワートレインシステム50と、ブレーキシステム52と、ステアリングシステム54と、ライトシステム56とを備えている。自車両は、走行支援システム2を搭載している車両を表している。
無線装置10は、自車両の外部の車外装置と無線通信する。車外装置は、人間、自転車、駆動源を備える他車両、路側装置、管理センターのいずれに設置されていてもよい。
カメラ12は自車両の前方と側方と後方とを撮像するものである。カメラ12が撮像した画像データが図示しない画像解析装置で解析されることにより、自車両の前方と側方と後方とに存在する移動物体が検出される。
ミリ波レーダ14は、自車両の前方と側方と後方とにミリ波を出力して所定角度の範囲をスキャンする。ミリ波レーダ14は、照射したミリ波の反射波を検出し、ミリ波を反射した物体との間をミリ波が往復するのに要した時間から物体までの距離を求め、反射波を検出したときにミリ波を照射した方向から物体が存在する方位を求める。
尚、ミリ波レーダ14等の電磁波を照射するレーダに代えて、レーザ光を照射するLIDARを使用してもよい。
車速センサ16は自車両の現在車速を検出する。GPS18は、GPS衛星から測位信号を受信して自車両の位置を測位する。
地図DB装置20に記憶されている地図データには、道路を表わすリンクとノードとが含まれる。リンクは、交差点、分岐点、合流点等を表すノード間を接続するものである。各リンクを接続することにより道路が構成される。リンクには、識別番号、リンク長、始点および終点の座標を表わす緯度経度、高速道路や国道等を表わす道路種別、車線数等のデータが登録されている。
走行支援装置30は、CPUと、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリとを備えるマイクロコンピュータを搭載している。尚、走行支援装置30を構成するマイクロコンピュータの数は一つでも複数でもよい。
走行支援装置30の各機能は、CPUがROMまたはフラッシュメモリ等の非遷移的実体的記録媒体に記憶されているプログラムを実行することにより実現される。このプログラムが実行されることにより、プログラムに対応する方法が実行される。
走行支援装置30は、CPUがプログラムを実行することで実現される機能の構成として、走行情報部32と、地図取得部34と、第1の情報部36と、第2の情報部38と、存在判定部40と、衝突判定部42と、回避量設定部44と、早期制御部46と、走行制御部48とを備えている。
走行支援装置30を構成するこれらの要素を実現する手法は、ソフトウェアに限るものではなく、その一部または全部の要素を、論理回路やアナログ回路等を組み合わせたハードウェアを用いてもよい。走行情報部32と、地図取得部34と、第1の情報部36と、第2の情報部38と、存在判定部40と、衝突判定部42と、回避量設定部44と、早期制御部46と、走行制御部48と、がそれぞれ実行する機能についは後述する。
パワートレインシステム50は、走行支援装置30から指令される駆動出力にしたがって、駆動源として内燃機関を搭載している場合にはスロットル装置の開度および燃料噴射量を制御し、駆動源としてモータを搭載している場合にはモータへの供給電力を制御する。
ブレーキシステム52は、走行支援装置30から指令される制動力にしたがって、ブレーキ装置として、例えば油圧ブレーキの液圧回路に設けられたアクチュエータを制御する。自車両が駆動源としてモータを搭載している場合には、ブレーキシステム52は、走行支援装置30から指令される制動力にしたがって、モータへの供給電力を制御して回生ブレーキによる制動力を生成してもよい。
ステアリングシステム54は、走行支援装置30から指令されるトルクにしたがってステアリングハンドルを駆動し、自車両の進行方向を制御する。
ライトシステム56は、自車両100に設置されているライトの点灯、消灯、ヘッドライトの場合には照射方向と光量とを制御する。
[2.処理]
(1)処理の概略
図2と図3とに示す状況を例にして、走行支援装置30が実行する走行支援処理について説明する。
図2では、自車両100が例えば建造物等の遮蔽物200のために見通しの悪い交差点120に向かって走行しているときに、自車両100の進行方向前方の移動物体110が、遮蔽物200の陰から同じ交差点120に向かって移動している。
図3では、例えば夜間にヘッドライトを点灯している場合、自車両100の進行方向前方を進行方向と交差する方向に移動物体110が移動している。
自車両100は、車輪の数に関わらず、内燃機関およびモータの少なくとも一方を駆動源とし、少なくとも車速と進行方向とのいずれかを走行支援装置30が制御できる車両である。
移動物体110は、移動するものであればどのような物体でもよい。例えば、人間と、自転車と、車輪の数に関わらず駆動源を有する車両とが移動物体110に対応する。
図2に示すように、自車両100に対し移動物体110が遮蔽物200に遮られている間、カメラ12とミリ波レーダ14とは移動物体110を検出できない。自車両100が位置102に到達すると、カメラ12とミリ波レーダ14とは位置112に移動している移動物体110を符号210が示すように検出できる。
しかし、位置102でカメラ12とミリ波レーダ14との少なくとも一方が移動物体110を検出し、走行支援装置30がブレーキシステム52に指令しても、油圧ブレーキが作動して制動力が自車両100に加わるまでに時間遅れが生じる。
その結果、自車両100が位置104に到達し、移動物体110が位置114に移動してから制動力が遅れて自車両100に加わるので、自車両100と移動物体110との衝突を回避することが困難になる。
また、走行支援装置30は、カメラ12とミリ波レーダ14との少なくとも一方から第1の移動情報を取得する毎に、移動物体110であると認識するための認識一致度が閾値以上の場合、移動物体110が存在すると認識する。
認識一致度は、第1の移動情報に基づいて移動物体110が存在すると走行支援装置30が認識するときの確からしさであり、例えばパーセント等の割合で表される。そして、走行支援装置30は、認識一致度が閾値以上であるから移動物体110が存在すると認識する認識回数が閾値以上になると移動物体110の存在を確定する。
移動物体110の存在が確定すると、走行支援装置30は、ブレーキシステム52とステアリングシステム54との少なくとも一方に指令して、制動力や操舵で自車両100に回避走行をさせる。したがって、認識回数が閾値以上になるまで、自車両100は回避走行を実行できない。
図3では、夜間に前方を照らしているヘッドライトの照射範囲300から外れた位置を
移動物体110が移動しているために、カメラ12とミリ波レーダ14とのうち少なくともカメラ12が移動物体110を検出できない。自車両100が位置104に達し、移動物体110が位置114に移動すると、ヘッドライトの照射範囲300に移動物体110が移動するので、カメラ12は動物体110を検出できる。
しかし、位置104で符号212が示すようにカメラ12が移動物体110を検出し、走行支援装置30が自車両100の走行を制御して制動力や操舵で自車両100に回避走行をさせようとしても、自車両100と移動物体110とは接近している。したがって、自車両100と移動物体110との衝突を回避することが困難になる。
そこで、図2および図3に示すように、走行支援装置30は、移動物体110の位置と移動速度とを少なくとも含む移動物体110の第2の移動情報を、自車両100以外の車外装置から無線通信220により間接的に取得する。第2の移動情報に対し、走行支援装置30がカメラ12とミリ波レーダ14とから直接取得する移動物体110の位置と移動速度とを少なくとも含む移動情報を第1の移動情報とする。
走行支援装置30は、自車両100の車速を車速センサ16から取得し、自車両100の位置をGPS18と地図DB装置20に記憶されている地図データとに基づいて取得する。自車両100の位置と車速とを少なくとも含む情報を走行情報とする。
走行支援装置30は、自車両100と移動物体110とのそれぞれの進行方向を、位置の変化から検出できる。
車外装置は、移動物体110の第2の移動情報を無線で送信できる無線装置であれば、どのような物体に設置されていてもよい。図2および図3に示すように、移動物体110自身が移動物体110の位置と移動速度とを検出して無線装置で送信してもよい。移動物体110の位置と移動速度とを検出する路側機が無線装置で送信してもよい。移動物体110から位置および移動速度を受信する管理センターが無線装置で送信してもよい。
走行支援装置30は、図2ではカメラ12とミリ波レーダ14との両方が、図3ではカメラ12が移動物体110を検出できない場合、走行情報と第2の移動情報とに基づいて、自車両100の進行方向前方に移動物体110が存在するか否かを判定する。
そして、図2および図3において走行支援装置30は、自車両100の進行方向前方に移動物体110が存在する場合、自車両100の走行状態として車速および進行方向を変化させずに、自車両100と移動物体110との衝突を早期に回避するための早期制御を実行する。
早期制御は、図2ではカメラ12とミリ波レーダ14との少なくとも一方が、図3ではカメラ12が移動物体110を検出できるようになり、自車両100と移動物体110との衝突を回避する回避走行を走行支援装置30が自車両100に実行させるタイミングを早めるための制御である。
尚、図3に示すように、夜間でカメラ12が移動物体110を検出できない場合にも、ミリ波レーダ14は移動物体110を検出できる。しかし、カメラ12とミリ波レーダ14との両方が移動物体110を検出する方が第1の移動情報の信頼性は高くなる。また、カメラ12だけを搭載し、ミリ波レーダ14を搭載しない車両の場合には、カメラ12が移動物体110を早く検出できるようにすることが望ましい。
図2に示すように、遮蔽物200に遮られてカメラ12とミリ波レーダ14との両方が移動物体110を検出できず、無線通信220により自車両100の進行方向前方に移動
物体110が存在すると走行支援装置30が判定する場合に実行される早期制御として、以下の(1)〜(3)が考えられる。
(1)走行支援装置30は、ブレーキシステム52に指令して、ブレーキ装置が作動しない範囲内で、ブレーキ装置の駆動源からブレーキ装置に駆動力を加える。例えば、油圧ブレーキであれば、油圧ブレーキが作動して自車両100に制動力が加わらない範囲で油圧を加える。
(2)走行支援装置30は、カメラ12とミリ波レーダ14との少なくとも一方から移動物体110の第1の移動情報を取得し、取得した第1の移動情報に基づいて移動物体110の存在を認識して存在を確定するために移動物体110の認識一致度と比較する閾値を低減する。
(3)走行支援装置30は、カメラ12とミリ波レーダ14との少なくとも一方から第1の移動情報を取得し、取得した第1の移動情報に基づいて移動物体110の存在を認識して存在を確定するために要する移動物体110の認識回数の閾値を低減する。
図2において、自車両100が位置102に到達し、移動物体110が位置112に移動し、カメラ12とミリ波レーダ14との少なくとも一方が移動物体110を検出すると、(1)の早期制御により速やかに油圧ブレーキが作動する。
また、図2において、自車両100が位置102に到達し、移動物体110が位置112に移動し、カメラ12とミリ波レーダ14との少なくとも一方が移動物体110を検出できるようになると、(2)の早期制御により早いタイミングで移動物体110の存在を認識できる。
さらに、図2において、自車両100が位置102に到達し、移動物体110が位置112に移動し、カメラ12とミリ波レーダ14との少なくとも一方が移動物体110を検出できるようになると、(3)の早期制御により早いタイミングで移動物体110の存在を確定できる。
これにより、走行支援装置30がブレーキシステム52に指令して油圧ブレーキに油圧を加えるタイミングが早くなるので、油圧ブレーキの作動タイミングが早くなる。また、走行支援装置30がステアリングシステム54に指令し、移動物体110との衝突を避ける方向に操舵を開始するタイミングが早くなる。つまり、自車両100は早期に回避走行を実行できる。
図3に示すように、ヘッドライトの点灯中に移動物体110が照射範囲300から外れているために、カメラ12とミリ波レーダ14とのうち少なくともカメラ12が移動物体110を検出できない場合、以下の(4)の早期制御を実行することが考えられる。
(4)ヘッドライトを点灯している場合、自車両100の走行情報と第2の移動情報とに基づいて、移動物体110が存在する方向にヘッドライトを照射する。
図3において、(4)の早期制御を実行することにより、ヘッドライトの照射範囲310で移動物体110が照らされるので、移動物体110を検出できていないカメラ12が移動物体110を検出できるようになるタイミングが早くなる。
したがって、位置104よりも手前の位置102に自車両100が到達し、位置114よりも手前の位置112に移動物体110が移動すると、符号210が示すように、カメラ12は移動物体110を早期に検出できる。これにより、(2)、(3)の早期制御と
同様に、油圧ブレーキの作動タイミング、操舵の開始タイミングが早くなるので、自車両100は早期に回避走行を実行できる。
また、図3と同様に、夜間に自車両100の進行方向前方をヘッドライトが照らしている場合、ヘッドライトの光量が不足しているためにカメラ12が移動物体110を検出できないことがある。この場合、車外装置から無縁通信220により第2の移動情報を取得して実行する早期制御として以下の(5)が考えられる。
(5)夜間でヘッドライトを点灯している場合、例えばハイビームにしてヘッドライトの光量を増加する。
(5)の早期制御を実行することにより、移動物体110に照射されるヘッドライトの光量が増加する。その結果、自車両100と移動物体110との距離が接近することにより移動物体110に照射されるヘッドライトの光量が増加するよりも、カメラ12は移動物体110を早期に検出できるので、自車両100は早期に回避走行を実行できる。
(2)走行支援処理
図4に示すフローチャートに基づいて、走行支援装置30が自車両100と移動物体110との衝突を回避するために実行する走行支援処理を説明する。図4の走行支援処理では、カメラ12とミリ波レーダ14とのうち少なくともカメラ12が移動物体110を検出できない場合、早期制御を実行する。図4の走行支援処理は常時実行される。尚、図4において、「S」はステップを表している。
S400において地図取得部34は、GPS18から自車両100の現在位置を取得し、地図DB装置20から取得する地図データ上における自車両100の位置をマッピングする。
S402において、走行情報部32は、車速センサ16から自車両100の車速を取得し、地図取得部34が地図データ上にマッピングした自車両100の位置を取得する。
S404において第2の情報部38は、無線装置10が車外装置から無線通信により受信する第2の移動情報を取得する。
S406において存在判定部40は、カメラ12とミリ波レーダ14とのうち少なくともカメラ12が移動物体110を検出できない場合に、自車両100の進行方向前方に回避対象の移動物体110が存在するか否かを判定する。存在判定部40は、走行情報と第2の移動情報とに基づいて、移動物体110が存在するか否かを判定する。
S406の判定がNoであり、カメラ12が移動物体110を検出できない場合に自車両100の進行方向前方に回避対象の移動物体110が存在しないと、処理はS422に移行する。
S406の判定がYesであり、カメラ12が移動物体110を検出できない場合に自車両100の進行方向前方に回避対象の移動物体110が存在すると、S408において早期制御部46は、ヘッドライトが点灯中か否かを判定する。S408の判定がNoであり、ヘッドライトが点灯中ではない場合、処理はS416に移行する。
S408の判定がYesであり、ヘッドライトが点灯中の場合、S410において早期制御部46は、第2の移動情報から移動物体110の位置を取得できたか否かを判定する。第2の移動情報によっては、自車両100の進行方向前方に移動物体110が存在することを示すだけで、正確な位置まで示していない場合がある。
S410の判定がNoであり、移動物体110の位置を取得できなかった場合、移動物体110の存在する方向にヘッドライトを照射することはできないので、処理はヘッドライトをハイビームに変えるS414に移行する。
S410の判定がYesであり、移動物体110の位置を取得できた場合、S412において早期制御部46は、ライトシステム56に指令し、移動物体110に向けてヘッドライトを照射させる。
S414において早期制御部46は、ライトシステム56に指令し、ヘッドライトがロービームであればハイビームに変えさせる。
S416において早期制御部46は、第1の移動情報に基づいて移動物体110の存在を認識して存在を確定するために移動物体110の認識一致度と比較する閾値を低減する。
S418において早期制御部46は、第1の移動情報に基づいて移動物体110の存在を認識して存在を確定するために要する移動物体110の認識回数の閾値を低減する。
次に、S416において移動物体110の認識一致度と比較する閾値が低減され、S418において移動物体110の認識回数の閾値が低減されるときの移動物体110の認識について、図5に基づいて説明する。図5には、遮蔽物200の陰から移動物体110が時間経過に応じて出てくる状態、ならびに移動物体110が認識され移動物体110の存在が確定する過程を示すタイムチャートが上段、中段、下段に示されている。
図5の上段のタイムチャートでは、認識一致度と比較する閾値は変化しておらず、移動物体110の存在を確定するための認識回数も四角枠で囲んだ5回のまま変化していない。
ここで、図5の中段のタイムチャートに示すように、移動物体110の認識一致度と比較する閾値を早期制御部46が点線から実線のように低減すると、衝突判定部42は、タイミングT3で最初に移動物体110が存在すると認識する。
これに対し、認識一致度と比較する閾値が低減されていない図5の上段では、衝突判定部42は、タイミングT5で最初に移動物体110が存在すると認識する。したがって、移動物体110の認識一致度と比較する閾値を低減すると、早いタイミングで移動物体110を認識できる。その結果、認識回数の閾値が同じ5回であっても、自車両100の進行方向前方に移動物体110が存在することが確定するタイミングはT9からT7へと早くなる。
認識一致度と比較する閾値に加え、認識回数の閾値が図5の中段のタイムチャートが示す5回から、図5の下段のタイムチャートに示す3回に低減しても、衝突判定部42が最初に移動物体110が存在すると認識するタイミングはT3のままである。しかし、自車両100の進行方向前方に移動物体110が存在することが確定するタイミングはT7からT5へと早くなる。
S420において早期制御部46は、ブレーキシステム52に指令し、油圧ブレーキが作動しない範囲で油圧ブレーキに予備的に駆動力として油圧を加える。
S422において第1の情報部36は、カメラ12とミリ波レーダ14とから第1の移動情報を取得する。S424において衝突判定部42は、第1の移動情報に基づいて移動物体110を認識して検出したか否かを判定する。
S416において移動物体110の認識一致度と比較する閾値が低減されている場合、
S424において衝突判定部42は、認識一致度と比較する閾値が低減されていない場合よりも早いタイミングで移動物体110の存在を認識する。S424の判定がNoであり、移動物体110を検出していなかった場合、処理はS422に戻る。
S424の判定がYesであり、移動物体110が認識されて検出された場合、S426における衝突判定部42の判定がYesになり、移動物体110を検出して移動物体110の存在を認識した回数が閾値以上になるまで、S422、S424が実行される。
S418において移動物体110の存在を認識して移動物体110の存在を確定するために要する認識回数の閾値が低減されている場合、S426における衝突判定部42の判定は、認識回数の閾値が低減されていない場合よりも早いタイミングでYesになる。S426の判定がYesになると、移動物体110の存在が確定する。
S426の判定がYesになり、移動物体110の存在が確定すると、S428において衝突判定部42は、自車両100と移動物体110との衝突可能性を算出する。
具体的には、衝突判定部42は、カメラ12およびミリ波レーダ14から取得する移動物体110の第1の移動情報と自車両100の走行情報とに基づいて、自車両100と移動物体110とが衝突するまでの予測時間であるTTCを算出する。TTCはTime to Collisionの略である。衝突判定部42は、TTCが短いほど、自車両100と移動物体110とが衝突する第1の可能性は高いと判定する。
S430において衝突判定部42は、自車両100と移動物体110とが衝突するか否かを判定する。自車両100と移動物体110との衝突可能性が高く所定の閾値以上の場合、衝突判定部42は、自車両100と移動物体110とが衝突すると判定する。
S430の判定がNoであり、自車両100と移動物体110とが衝突しない場合、処理はS434に移行する。
S430の判定がYesであり、自車両100と移動物体110とが衝突する場合、S432において走行制御部48は、回避量設定部44が設定する回避量に基づいて、自車両100と移動物体110との衝突を回避する回避走行を自車両100に実行させる。
回避量設定部44は、衝突判定部42が判定する衝突可能性に基づいて、自車両100と移動物体110との衝突を回避するために走行制御部48が自車両100の走行を制御して回避走行させるときの回避量を設定する。
例えば、走行支援装置30は、制動力による第1の回避走行として、パワートレインシステム50に指令してドライバがアクセルペダルを踏んでいても、アクセルオフ状態とする。つまり、駆動源が内燃機関の場合にはスロットル開度が全閉になり、インジェクタの噴射量は0になる。走行支援装置30は、駆動源がモータの場合にはモータへの電力供給を遮断する。
スロットル開度を全閉にし、インジェクタの噴射量を0にすることにより、エンジンブレーキが作動して制動力が加わる。モータへの電力供給を遮断することにより、回生ブレーキが作動して制動力が加わる。
さらに、走行支援装置30は、制動力による回避走行として、ブレーキシステム52に指令して油圧ブレーキを作動させる。
走行支援装置30は、操舵による回避走行として、ステアリングシステム54に指令し、移動物体110を避ける方向に操舵を作動させる。
S434において早期制御部46は、早期制御を実行中であれば、早期制御を終了する。
[3.効果]
以上説明した上記実施形態によると、以下の効果を得ることができる。
(1)カメラ12とミリ波レーダ14とが両方とも、あるいは少なくともカメラ12が移動物体110を検出できない場合に、無線通信により自車両100の進行方向前方に移動物体110が存在すると判定すると、走行支援装置30は回避走行を実行するタイミングを早くする早期制御を実行する。
これにより、カメラ12とミリ波レーダ14とが移動物体110を検出できるようになってから早期制御を実行せずに自車両100の走行を制御して回避走行させるよりも、早いタイミングで自車両100に回避走行をさせることができる。このように、自車両100と移動物体110との衝突を回避する適切な制御により、衝突を回避する可能性が向上する。また、衝突したとしても損害を低減できる。
上記実施形態に対し、カメラ12とミリ波レーダ14とのような自車両に搭載された検出装置自体で移動物体110を早いタイミングで検出できるようにすることにより、自車両100に早いタイミングで回避走行を実行させることも考えられる。
例えば、カメラの場合には、路側機等から無線通信により移動物体が存在する位置を取得すると、移動物体が存在する位置に向けてカメラの視野角を絞ることが考えられる。カメラの視野角を絞ることにより、絞った視野角に割り当てられる画素数が視野角を絞る前に比べて多くなる。これにより、遠方の移動物体を検出する精度が向上するので、遠方の移動物体を早いタイミングで検出できる。
レーダの場合には、路側機等から無線通信により移動物体が存在する位置を取得すると、移動物体が存在する方向に、移動物体が存在しない方向よりもレーダの検出波信号の強度を増加させることが考えられる。検出波信号の強度を増加させることにより、レーダで移動物体を検出できる距離が長くなるので、遠方の移動物体を早いタイミングで検出できる。
しかしながら、カメラの視野角を絞ったり、移動物体が存在する方向と移動物体が存在しない方向とでレーダの検出波信号の強度を変化させたりする場合、カメラ、レーダ等の検出装置自体が、移動物体に対する検出精度を変更できる機能を備えている必要がある。したがって、検出精度を変更できる機能を備えていない検出装置では、検出精度を変更して移動物体を早いタイミングで検出できない。
これに対し、上記実施形態では、カメラ12、ミリ波レーダ14等の検出装置自体の検出精度を変更せず、検出装置の検出精度の変更以外の処理により早いタイミングで移動物体110の存在を認識して移動物体110の存在を確定させる。
これにより、上記実施形態では、検出精度を変更する機能を備えていない検出装置を使用しても、自車両100に早いタイミングで回避走行を実行させることができる。当然のことながら、検出装置自体の検出精度を変更できるのであれば、検出精度を向上させることにより、さらに早いタイミングで移動物体110の存在を認識して移動物体110の存在を確定できる。
(2)カメラ12とミリ波レーダ14とが移動物体110を検出するまで自車両100は回避走行をしないので、カメラ12とミリ波レーダ14とが検出していない移動物体1
10に対して自車両100が回避走行を実行して乗員に不安感を与えることを防止できる。
以上説明した上記実施形態において、カメラ12とミリ波レーダ14とが検出装置に対応する。
また、S402が走行情報部32としての処理に対応し、S404が第2の情報部38としての処理に対応し、S406が存在判定部40としての処理に対応し、S408〜S420、S434が早期制御部46としての処理に対応し、S422が第1の情報部36としての処理に対応し、S424〜S430が衝突判定部42としての処理に対応し、S432が走行制御部48としての処理に対応する。
[4.他の実施形態]
(1)上記実施形態で説明した(1)〜(5)のすべての早期制御ではなく、少なくとも一つの早期制御を実行してもよい。
(2)図4に示す走行支援処理では、移動物体110を検出できない原因に関わらず、カメラ12とミリ波レーダ14とのうち少なくともカメラ12が移動物体110を検出できない場合に、走行支援装置30は早期制御を実行した。
これに対し、移動物体110を検出できない原因を、例えば遮蔽物200のためと、夜間のためとに分類してもよい。そして、遮蔽物200のためであれば、カメラ12とミリ波レーダ14との両方が移動物体110を検出できない場合、夜間のためであれば、少なくともカメラ12が移動物体110を検出できない場合に、走行支援装置30は早期制御を実行する。
(3)ヘッドライトの光量を増加する場合、必ずハイビームにする必要はなく、照射範囲を変えずに光量だけを増加してもよい。
(4)上記実施形態における一つの構成要素が有する複数の機能を複数の構成要素によって実現したり、一つの構成要素が有する一つの機能を複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を一つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素が有する一つの機能を一つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加または置換してもよい。尚、特許請求の範囲に記載した文言のみによって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(5)上述した走行支援装置の他、当該走行支援装置を備える走行支援システム、当該走行支援装置としてコンピュータを機能させるための走行支援プログラム、この走行支援プログラムを記録した記録媒体、走行支援方法など、種々の形態で本開示を実現することもできる。
2:走行支援システム、10:無線装置、12:カメラ(検出装置)、14:ミリ波レーダ(検出装置)、30:走行支援装置、32:走行情報部、34:地図取得部、36:第1の情報部、38:第2の情報部、40:存在判定部、42:衝突判定部、44:回避量設定部、46:早期制御部、48:走行制御部、50:パワートレインシステム、52:ブレーキシステム、54:ステアリングシステム、56:ライトシステム、100:自車両、110:移動物体

Claims (6)

  1. 自車両(100)の走行情報として少なくとも前記自車両の位置と車速とを取得する走行情報部(32、S402)と、
    前記自車両の周囲の移動物体(110)の第1の移動情報として少なくとも前記移動物体の位置と速度とを前記自車両に搭載された検出装置(12、14)から取得する第1の情報部(36、S422)と、
    前記移動物体の第2の移動情報として少なくとも前記移動物体の位置と速度とを前記自車両の外部の車外装置から取得する第2の情報部(38、S404)と、
    前記走行情報部が取得する前記走行情報と前記第1の情報部が取得する前記第1の移動情報とに基づいて、前記自車両と前記移動物体とが衝突するか否かを判定する衝突判定部(42、S424〜S430)と、
    前記衝突判定部が前記自車両と前記移動物体とが衝突すると判定すると、前記自車両と前記移動物体との衝突を回避するために前記自車両の走行を制御して回避走行をさせる走行制御部(48、S432)と、
    前記検出装置が前記移動物体を検出できない場合に前記走行情報と前記第2の情報部が取得する前記第2の移動情報とに基づいて、前記自車両の進行方向前方に前記移動物体が存在するか否かを判定する存在判定部(40、S406)と、
    前記検出装置が前記移動物体を検出できない場合に前記自車両の進行方向前方に前記移動物体が存在すると前記存在判定部が判定すると、前記検出装置が前記移動物体を検出して前記走行制御部が前記自車両に前記回避走行をさせるタイミングを早くする早期制御を実行する早期制御部(46、S408〜S420、S434)と、
    を備える走行支援装置(30)。
  2. 請求項1に記載の走行支援装置において、
    前記早期制御部(S418)は、前記衝突判定部が前記第1の移動情報に基づいて前記移動物体の存在を認識して前記存在を確定するために要する前記移動物体の認識回数の閾値を低減することを前記早期制御として実行する、
    走行支援装置。
  3. 請求項1または2に記載の走行支援装置において、
    前記早期制御部(S416)は、前記衝突判定部が前記第1の移動情報に基づいて前記移動物体の存在を認識して前記存在を確定するために前記移動物体の認識一致度と比較する閾値を低減することを前記早期制御として実行する、
    走行支援装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の走行支援装置において、
    前記早期制御部(S420)は、請求項2または3に記載の走行支援装置の場合はさらに、前記自車両に制動力を加えるブレーキ装置が作動しない範囲で前記ブレーキ装置の駆動源から前記ブレーキ装置に駆動力を加えることを前記早期制御として実行する、
    走行支援装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の走行支援装置において、
    前記早期制御部(S412、S414)は、請求項2から4のいずれか一項に記載の走行支援装置の場合はさらに、前記移動物体の存在する方向にヘッドライトを照射すること、ならびに前記ヘッドライトの光量を増加することの少なくとも一方を前記早期制御として実行する、走行支援装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の走行支援装置において、
    前記第2の情報部は前記車外装置から無線通信により第2の移動情報を取得する、
    走行支援装置。
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