JP2017140944A - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017140944A
JP2017140944A JP2016023940A JP2016023940A JP2017140944A JP 2017140944 A JP2017140944 A JP 2017140944A JP 2016023940 A JP2016023940 A JP 2016023940A JP 2016023940 A JP2016023940 A JP 2016023940A JP 2017140944 A JP2017140944 A JP 2017140944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
lamp shade
display panel
communication
light emitting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016023940A
Other languages
English (en)
Inventor
晃大 豊田
Akihiro Toyoda
晃大 豊田
雅之 馬場
Masayuki Baba
雅之 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP2016023940A priority Critical patent/JP2017140944A/ja
Publication of JP2017140944A publication Critical patent/JP2017140944A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

【課題】回路基板の素子に静電気が流れるのを抑制する。【解決手段】インジケータ装置10では、ランプシェード44により回路基板16の発光素子32と表示パネル12のシンボル18とが連通されている。ランプシェード44は、金属膜50により被覆されており、金属膜50は、回路基板16の接地線34に電気的に接続されている。これにより、表示パネル12とランプシェード44との間の隙間から入込む静電気が金属膜50に流れるので、静電気が発光素子42に流れるのを抑制できる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用表示装置に関する。
特許文献1に記載の車両用表示装置では、金属製のパネル抑え及びバックケースが液晶表示パネルの外周を囲うと共に、パネル抑えと回路基板とに金属製の補強部材が当接されている。
特開2015−087138号公報
ところで、この車両用表示装置では、バックケースと回路基板との間から静電気が回路基板の素子に流れてしまう可能性がある。
本発明は、上記事実を鑑みてなされたものであり、回路基板の素子に静電気が流れるのを抑制できる車両用表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の車両用表示装置は、情報が表示される表示部材と、素子が設けられる回路基板と、内部を介して前記表示部材と前記回路基板とが連通され、内部に前記素子が配置される連通部材と、前記表示部材側及び前記連通部材側の少なくとも一方に設けられ、接地される金属層と、を含む。
請求項1記載の車両用表示装置では、表示部材と回路基板とが連通部材の内部を介して連通されており、連通部材の内部に回路基板の素子が配置されている。ここで、表示部材及び連通部材の少なくとも一方に金属層が設けられており、金属層が接地されている。これにより、表示部材と連通部材との間から連通部材の内部に入込む静電気を金属層へ流すことができるので、静電気が回路基板の素子に流れるのを抑制できる。
請求項2記載の車両用表示装置は、請求項1記載の車両用表示装置において、前記素子が前記表示部材を照明して前記情報が照明表示される。
請求項2記載の車両用表示装置では、回路基板の素子により表示部材が照明されることで、表示部材の情報が照明表示される。これにより、情報を照明表示する素子に静電気が流れるのを抑制できる。
請求項3記載の車両用表示装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置において、前記連通部材による前記表示部材と前記回路基板との連通方向周りの全周に前記金属層が設けられている。
請求項3記載の車両用表示装置では、連通部材の表示部材と回路基板との連通方向周りの全周に金属層が設けられている。これにより、静電気が回路基板の素子に流れるのを一層抑制できる。
請求項4記載の車両用表示装置は、請求項1から請求項3の何れか1項記載の車両用表示装置において、前記金属層が前記連通部材と前記表示部材との間に設けられている。
請求項4記載の車両用表示装置では、連通部材と表示部材との間に金属層が設けられている。これにより、連通部材と表示部材との間から連通部材の内部に静電気が入込むのを抑制できる。
本発明によれば、静電気が回路基板の素子に流れるのを抑制できる、という効果を有する。
第1の実施の形態に係るインジケータ装置の主要部の分解斜視図である。 第1の実施の形態に係るインジケータ装置の主要部を示す断面図である。 第2の実施の形態に係るインジケータ装置の主要部の分解斜視図である。 表示パネルの下面側を示す斜視図である。 第2の実施の形態に係るインジケータ装置の主要部を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1には、第1の実施の形態に係る車両用表示装置としてのインジケータ装置10の主要部が前側かつ左側から見た分解斜視図にて示されており、図2には、インジケータ装置10の主要部が後側から見た断面図にて示されている。インジケータ装置10は、車両のフロア式のシフトレバー装置に設けられて、シフトレバー装置の動作位置(シフト位置)の表示に用いられる。なお、各図においては、インジケータ装置10の前方が矢印FRにて示されており、インジケータ装置10の右方が矢印RHにて示されており、インジケータ装置10の上方が矢印UPにて示されている。インジケータ装置10の前方は車両前方に対応されており、インジケータ装置10の右方は車両右方に対応されており、インジケータ装置10の上方は車両上方に対応されている。
図1に示す如く、インジケータ装置10には、表示部材としての表示パネル12及び収容部材としてのケース14が設けられており、ケース14内には、回路基板16が収容されている。また、ケース14がシフトレバー装置の図示しないケーシング内に収容されて、表示パネル12が露出されている。
表示パネル12は、樹脂製で略矩形平板状に形成されており、表示パネル12の中央部には、情報としての複数の透明なシンボル18が形成されている。シフトレバー装置には、シフト位置として「P」(パーキング)、「R」(リバース)、「N」(ニュートラル)、及び「D」(ドライブ)がある。シンボル18には、シフトレバー装置の「P」位置を示すシンボル18A、「R」位置を示すシンボル18B、「N」位置を示すシンボル18C、及び「D」位置を示すシンボル18Dが含まれている。また、シンボル18には、シフトレバー装置のシーケンスモード「S」を示すシンボル18E、シフトアップ「+(プラス)」を示すシンボル18F、及びシフトダウン「−(マイナス)」を示すシンボル18Gが含まれている。
図1に示す如く、表示パネル12の前端部には、前壁部20が設けられており、前壁部20は、下方へ延設されている。
ケース14には、各々が樹脂製とされた下部ケース22及び中間ケース24が設けられており、表示パネル12の下側には、中間ケース24が配置されると共に、中間ケース24の下側には、下部ケース22が配置されている。下部ケース22には、底板26及び枠部28が設けられており、下部ケース22は、底板26と枠部28とにより底浅の略箱体状とされている。底板26は、略矩形形状の平板状とされており、底板26の外周部の全周には、枠部28が上方へ突出されて形成されている。下部ケース22は、シフトレバー装置に固定されており、底板26の枠部28内方側には、矩形孔26Aが設けられている。
下部ケース22の底板26の上側には、回路基板16が設けられている。回路基板16は、平板状とされると共に、外形形状が枠部28の内形形状と同一にされている。また、回路基板16には、ソケット30が設けられている。回路基板16は、下部ケース22に取付けられており、ソケット30は、下部ケース22の矩形孔26Aに挿入されている。
回路基板16の上側の面には、素子としての複数の発光素子32が設けられている。発光素子32は、LED(Light-emitting Diode、発光ダイオード)が用いられている。また、発光素子32には、シンボル18Aに対応された発光素子32A、シンボル18Bに対応された発光素子32B、シンボル18Cに対応された発光素子32C、及びシンボル18Dに対応された発光素子32Dが含まれており、発光素子32A〜32Dは、前後方向に配列されている。また、発光素子32には、シンボル18E(シンボル18E〜18G)に対応された発光素子32Eが含まれており、発光素子32Eは、発光素子32Dの左側に配置されている。
回路基板16の発光素子32側の面(上側の面)には、接地部としての接地線34が設けられている。接地線34は、発光素子32(32A〜32E)を囲うように回路基板16に形成されていると共に、ソケット30に接続されている。
回路基板16のソケット30には、コネクタ(プラグ)36が接続されている。コネクタ36は、ハーネス36Aの一端側に設けられており、ハーネス36Aの他端側は、図示しない制御装置に接続されている。また、回路基板16には、発光素子32の各々についての点灯回路(図示省略)が形成されている。制御装置からハーネス36Aを介して回路基板16に点灯制御信号が入力されることにより、入力された点灯制御信号に応じて発光素子32が点灯される。また、回路基板16の接地線34は、ハーネス36Aを介して制御装置に接続されて、制御装置側において接地されている。
中間ケース24には、中間板38及び上板40が設けられている。中間板38は、略平板とされており、中間板38の外形形状は、下部ケース22の底板26の外形形状と同一にされている。中間板38の下側には、枠部38Aが設けられている。枠部38Aは、中間板38の外周部の全周から下方へ突出されて形成されている。枠部38Aの下端は、下部ケース22の枠部28の上端に重ねられている。回路基板16は、下部ケース22及び中間ケース24の中間板38に囲われている。
上板40は、略平板状とされると共に、外形形状が表示パネル12の外形形状と同一にされている。上板40の外周部には、枠部40Aが形成されており、枠部40Aは、下方へ突出されている。上板40は、表示パネル12と回路基板16の発光素子32との間に配置されており、枠部40Aの下端は、中間板38に連結されている。
表示パネル12は、中間ケース24に弾性爪の係合により取付けられており、表示パネル12は、中間ケース24の上板40の上側の面に配置されると共に、表示パネル12の前壁部20は、枠部40Aの前側の面に当接されている。
図1及び図2に示す如く、中間ケース24の中間板38及び上板40には、開口部42が設けられており、開口部42は、略矩形形状に開口されている。中間ケース24は、開口部42により上下に貫通されて、表示パネル12の下側面と回路基板16との間が連通されている。
中間ケース24の開口部42内には、樹脂製とされた連通部材としてのランプシェード44が配置されている。ランプシェード44には、左右方向に対で配置された枠板46A、46Bが設けられており、枠板46A、46Bの間には、複数の仕切り板46Cが設けられている。仕切り板46Cは、前後方向に沿って複数配置されており、枠板46Aと枠板46Bとは、仕切り板46Cの各々により連結されている。これにより、ランプシェード44には、矩形形状に開口された複数の連通部48(48A、48B、48C、48D)が形成されており、複数の連通部48は、前後方向に配列されている。
また、左側の枠板46Aには、後側かつ左側に枠部46Dが一体に形成されている。枠部46Dは、略矩形筒体状とされて、内部に矩形形状の連通部48Eが形成されている。連通部48Eの前側には、連通部48Fが形成されており、連通部48Eの後側には、連通部48Gが形成されている。連通部48F、48Gは、下側で連通部48Eに開口されている(図示省略)。
一方、図2に示す如く、ランプシェード44には、金属層としての金属膜50が設けられている。金属膜50は、ランプシェード44に対する金属蒸着等のメッキ処理(表面処理)により形成されており、金属膜50は、ランプシェード44の全面を金属コーティングしている。金属膜50は、ランプシェード44の表面に導電性を付与すると共に、ランプシェード44の表面における光の反射率を向上させている。
ランプシェード44は、中間ケース24の開口部42に嵌込まれており、中間ケース24に対してランプシェード44が位置決めされている。ランプシェード44は、表示パネル12と回路基板16とに挟まれており、ランプシェード44の下側の金属膜50は、回路基板16の接地線34に電気的に接続されている。
また、ランプシェード44の連通部48A〜48E内には、回路基板16上の発光素子32A〜32Eの各々が配置されている。これにより、連通部48A〜48Dにより発光素子32A〜32Dの各々とシンボル18A〜18Dの各々との間が連通されている共に、連通部48E〜48Gにより発光素子32Eとシンボル18E〜18Fの各々との間が連通されている。
次に、第1の実施の形態の作用を説明する。
インジケータ装置10では、ケース14が表示パネル12により覆われると共に、ランプシェード44が回路基板16と表示パネル12との間に挟まれている。さらに、回路基板16の各発光素子32(32A〜32E)が、ランプシェード44の連通部48(48A〜48G)内に配置されている。また、発光素子32A〜32Eの各々から発せられる光により表示パネル12のシンボル18A〜18Gの各々が照明される。
ところで、ケース14と表示パネル12との間には、微小な隙間が生じることがあり、静電気がこの微小な隙間から入込んで、回路基板16上の素子に静電気が流れるのを抑制する必要がある。
ここで、ランプシェード44の連通部48の内面が金属膜50により被覆されている。また、ランプシェード44と表示パネル12との間には、ランプシェード44の上面の金属膜50が介在される。さらに、金属膜50は、回路基板16の接地線34に接続されており、金属膜50が接地線34を介して接地されている。これにより、ランプシェード44と表示パネル12との間の隙間から入込む静電気は、金属膜50に流れるので、ランプシェード44と表示パネル12との間の隙間から連通部48内に静電気が入込むのを抑制できると共に、静電気が仮に連通部48内に入込んでも、発光素子32に流れるのを抑制できる。
さらに、金属膜50が、連通部48の内面の全周及びランプシェード44の上面の連通部48の全周に亘って設けられていることで、発光素子32に静電気が流れるのを一層抑制できる。
しかも、ランプシェード44と表示パネル12との間に両面テープを設けて、ランプシェード44と表示パネル12との間の隙間から連通部48内に静電気が入込むのを抑制する必要をなくすことができる。このため、部品点数及び組付け工数を削減できる。
また、連通部48の内面が金属膜50に被覆されて、連通部48内で光の反射率が高くなっている。これにより、各連通部48では、発光素子32から発せられた光が金属膜50により反射されて、表示パネル12の照明効率が向上されるので、シンボル18をより明るく照明できる。
なお、第1の実施の形態では、発光素子32を囲うように接地部としての接地線34を回路基板16に設け、接地線34の全周に亘ってランプシェード44の金属膜50が接続(接触)されるようにしたが、これに限るものではない。接地線34は、少なくとも金属膜50の一部に接触すれば良く、矩形形状に限らず所定の長さの線状などの各種の形状で回路基板16に設けることができる。
また、第1の実施の形態では、ランプシェード44の全面に金属層としての金属膜50を設けたが、これに限らず、金属層は、ランプシェード44の上面及び連通部48内面の少なくとも一方の連通部48周方向における一部に設けられると共に、この金属層が回路基板16の接地部に接地されるようにしても良い。これにより、金属層を設けた部位から静電気が入込むのを抑制できるので、ケース14内の回路基板16上の発光素子32に静電気が流れるのを抑制できる。
また、ランプシェード44に金属層を設けたが、金属層は、ランプシェード44に限らず、中間ケース24(連通部材)の上板40の上面又は上板40の開口部42周面の上端に設けても良い。
〔第2の実施の形態〕
次に第2の実施の形態を説明する。金属層は、表示部材に設けられてもよく、第2の実施の形態では、表示部材に金属層を設けている。なお、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と同様の機能部品について、第1の実施の形態の符号を付与して詳細な説明を省略する。
第2の実施の形態では、インジケータ装置10に変えてインジケータ装置60を用いている。図3には、インジケータ装置60の主要部が後側かつ左側から見た分解斜視図にて示されており、図4には、インジケータ装置60に設けられる表示パネル62が下側かつ左側から見た斜視図にて示されている。また、図5には、インジケータ装置60の主要部が後側から見た断面図にて示されている。
図3及び図5に示す如く、インジケータ装置60には、表示パネル12に換えて表示パネル62が設けられていると共に、ケース14に換えてケース64が設けられている。また、インジケータ装置60には、回路基板16に換えて回路基板66が設けられていると共に、ランプシェード44に換えてランプシェード68が設けられており、回路基板66及びランプシェード68は、ケース64に収容されている。
表示パネル62は、前壁部20が設けられておらず、この点で、表示パネル62は、表示パネル12と相違する。また、ケース64は、略矩形平板状の底板70と底板70の外周部の全周に亘って突出された枠部72とにより上側が開口された矩形箱体形状とされており、この点で、ケース64は、ケース14と相違する。
また、回路基板66には、回路基板16の接地線34に換えて接地線74が設けられている。接地線74は、回路基板66の外周部の略全周に亘って延設されて形成されていると共に、ソケット30に接続されており、ソケット30を介して制御装置側に接地されている。
ランプシェード68には、底部76及び周壁78が設けられており、ランプシェード68は、底部76と周壁78とにより略箱体形状とされている。底部76は、平板状とされると共に、外形形状が枠部72の内形形状と略同一にされており、底部76の外周部の略全周には、周壁78が上方に突出されて形成されている。
ランプシェード68には、連通部48A〜48Eが形成されていると共に、連通部48F、48Gに変えて連通部48Hが設けられている。連通部48Hは、連通部48Eの前後方向の両側(連通部48F、48Gに対応する位置)及び連通部48Eの右側(連通部48Dと連通部48Eとの間)を囲っており、連通部48Hでは、発光素子32Eとシンボル18F、18Gとの間を連通している。以下の説明では、連通部48A〜48E、48Hを総称して連通部48という。
また、図5に示す如く、ランプシェード68の周壁78には、接地部としての金属膜80が設けられており、金属膜80は、ランプシェード44の金属膜50に換えてランプシェード68に設けられている。金属膜80は、ランプシェード68に対する金属蒸着等のメッキ処理(表面処理)による金属コーティング、金属印刷又はホットスタンプなどによる表面処理によって形成されている。金属膜80は、ランプシェード68の周壁78の上端面、周壁78の外面及び周壁78の下端面(底部76の下側の面の外周部分)に形成されており、ランプシェード68は、金属膜80により周壁78の上端面と周壁78の下端面とが電気的に接続されている。また、ランプシェード68の下側の金属膜80は、回路基板66の接地線74に電気的に接続されている。
図4に示す如く、表示パネル62の下側の面には、金属層としての金属枠82が設けられている。金属枠82は、略矩形枠状の薄膜とされており、金属枠82は、金属印刷又は金属箔を用いたホットスタンプなどによる表面処理により表示パネル62に形成されている。また、金属枠82は、ランプシェード68の周壁78の上端面に対向されており、金属枠82の内側の寸法(左右方向及び前後方向の寸法)は、ランプシェード68の周壁78の内側の寸法と同一にされていると共に、金属枠82は、周壁78の上端面の外方へ突出する幅寸法とされている。
表示パネル62の下側の面において、シンボル18は、金属枠82により囲われている。ケース64が表示パネル62により覆われることで、金属枠82は、ランプシェード68の周壁78の上端面の金属膜80に電気的に接続されている。
以上の構成のインジケータ装置60では、ケース64が表示パネル62により覆われると共に、ランプシェード68が回路基板66と表示パネル62との間に挟まれている。
ここで、金属枠82は、表示パネル62とランプシェード68との間に介在されている。これにより、表示パネル62とランプシェード68との間の隙間から入込む静電気は、金属枠82に流れるので、表示パネル62とランプシェード68との間の隙間から連通部48内に静電気が入込むのを抑制できる。
従って、表示パネル62とランプシェード68との間の隙間から入込んだ静電気が連通部48内に配置された発光素子32に流れるのを抑制できる。また、金属枠82は、複数の連通部48の全周を囲っているので、発光素子32に静電気が流れるのを一層抑制できる。さらに、表示パネル62とランプシェード68との間に両面テープを設けて、表示パネル62とランプシェード68との間の隙間から連通部48内に静電気が入込むのを抑制する必要をなくすことができるので、部品点数及び組付け工数を削減できる。
なお、第2の実施の形態では、回路基板66の外周部の全周に接地線74を設けると共に、ランプシェード68の周壁78の全周に金属膜80を設けたが、これに限るものではない。金属膜80は、金属枠82と接地線74とを電気的に接続できればよく、接地線74は、少なくとも金属膜80の一部に接続されればよく、金属膜80は、周壁78の周方向の一部に帯状に設けられて、金属枠82の一部に接続されても良い。
また、第2の実施の形態では、表示パネル62に金属層としての金属枠82を設けたが、金属層としての金属枠82は、ケース64(連通部材)の枠部72の上端面に対向して設けても良い。また、金属枠82に接続される金属膜80は、ケース64の枠部72に設けられて、回路基板66の接地線74に接続されても良い。さらに、金属膜80は、接地線74とは別に設けた接地部に電気的に接続されるものであっても良い。
なお、第1及び第2の実施の形態では、表示部材としてシンボル18が設けられた表示パネル12、62を用いたが、表示部材の構成は、これに限るものではない。表示部材としては、液晶パネル(liquid crystal panel)が設けられて、液晶パネルが照明されることで情報が明示されるものであっても良い。
また、第1及び第2の実施の形態では、インジケータ装置10、60をシフトレバー装置に設けたが、車両用表示装置は、車両のインストルメントパネルなどに設けられて、例えば、車速及びエンジン回転数などの車両に関する情報を表示する車両用表示装置に適用されてもよい。
10、60 インジケータ装置(車両用表示装置)
12、62 表示パネル(表示部材)
16、66 回路基板
18(18A〜18G) シンボル(情報)
32(32A〜32E) 発光素子(素子)
34、74 接地線
44、68 ランプシェード(連通部材)
50 金属膜(金属層)
80 金属膜
82 金属枠(金属層)

Claims (4)

  1. 情報が表示される表示部材と、
    素子が設けられる回路基板と、
    内部を介して前記表示部材と前記回路基板とが連通され、内部に前記素子が配置される連通部材と、
    前記表示部材側及び前記連通部材側の少なくとも一方に設けられ、接地される金属層と、
    を含む車両用表示装置。
  2. 前記素子が前記表示部材を照明して前記情報が照明表示される請求項1記載の車両用表示装置。
  3. 前記連通部材による前記表示部材と前記回路基板との連通方向周りの全周に前記金属層が設けられている請求項1又は請求項2記載の車両用表示装置。
  4. 前記金属層が前記連通部材と前記表示部材との間に設けられている請求項1から請求項3の何れか1項記載の車両用表示装置。
JP2016023940A 2016-02-10 2016-02-10 車両用表示装置 Pending JP2017140944A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016023940A JP2017140944A (ja) 2016-02-10 2016-02-10 車両用表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016023940A JP2017140944A (ja) 2016-02-10 2016-02-10 車両用表示装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017140944A true JP2017140944A (ja) 2017-08-17

Family

ID=59627061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016023940A Pending JP2017140944A (ja) 2016-02-10 2016-02-10 車両用表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017140944A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04103763U (ja) * 1991-01-23 1992-09-07 鐘淵化学工業株式会社 イメージセンサユニツト
JPH1048002A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Denso Corp 車両用計器
JP2009216700A (ja) * 2008-02-12 2009-09-24 Denso Corp 車両用計器
JP2012063305A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Denso Corp 車両用計器
JP2014108715A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Kojima Press Industry Co Ltd シフトポジション照明装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04103763U (ja) * 1991-01-23 1992-09-07 鐘淵化学工業株式会社 イメージセンサユニツト
JPH1048002A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Denso Corp 車両用計器
JP2009216700A (ja) * 2008-02-12 2009-09-24 Denso Corp 車両用計器
JP2012063305A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Denso Corp 車両用計器
JP2014108715A (ja) * 2012-12-03 2014-06-12 Kojima Press Industry Co Ltd シフトポジション照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5406007B2 (ja) 計器装置
JP5297952B2 (ja) 表示装置及び該表示装置を備えた車両用計器装置
CN105531569B (zh) 车辆用仪表
JP2015206809A (ja) 表示装置
JP2017140944A (ja) 車両用表示装置
JP2011246082A (ja) 表示装置
JP7076066B2 (ja) 計器
JP3735859B2 (ja) 表示装置
JP6772885B2 (ja) 計器装置
JP2017181610A (ja) 表示装置
JP2017083275A (ja) 計器装置
JP2016205979A (ja) 計器装置
JP2007114735A (ja) 車両用表示装置
JP2015101154A (ja) 車両用表示装置
WO2012060369A1 (ja) 計器装置
JP5627481B2 (ja) 指針部材、指針ユニット、及び、指針計器
JP2019006171A (ja) 表示装置
JP7041843B2 (ja) 車両用計器
JP5289227B2 (ja) 自動車用計器の照明構造
JP2016025245A (ja) 車両用計器の駆動回路
KR100987005B1 (ko) 차량용 계기판의 게이지 포인터 조명장치
JP2016008947A (ja) 表示装置
JP2005316066A (ja) 表示装置
JP5609077B2 (ja) 表示装置
JP5775763B2 (ja) 車両用計器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190529

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20191203