JP2017138885A - パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム及びパラメータ選定装置 - Google Patents

パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム及びパラメータ選定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017138885A
JP2017138885A JP2016020740A JP2016020740A JP2017138885A JP 2017138885 A JP2017138885 A JP 2017138885A JP 2016020740 A JP2016020740 A JP 2016020740A JP 2016020740 A JP2016020740 A JP 2016020740A JP 2017138885 A JP2017138885 A JP 2017138885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
parameter
optimum value
optimum
experiment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016020740A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6652398B2 (ja
Inventor
政三 石橋
Seizo Ishibashi
政三 石橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chino Corp
Original Assignee
Chino Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chino Corp filed Critical Chino Corp
Priority to JP2016020740A priority Critical patent/JP6652398B2/ja
Publication of JP2017138885A publication Critical patent/JP2017138885A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6652398B2 publication Critical patent/JP6652398B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】パラメータの最適値を効率的に算出する。【解決手段】複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求め、求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を求め、複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定し、その実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出し、複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値を選定するパラメータ最適値選定方法であって、制御評価関数は、実験計画に基づいて実施した実験によって得られる各実験ごとの評価値についてのあらかじめ定められた各評価値標準値からの改善度合いをAHP法を用いて各評価値の改善度合いごとに重みづけする関数であるパラメータ選定方法。【選択図】図6

Description

本発明は、パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム、及びパラメータ選定装置に関する。
状態を制御するには、状態を支配している設定値を適合する値とすることが必要になる。制御手法の一つとしてPID制御が知られている。PID制御とは、出力値と目標値の偏差(P)、偏差の積分(I)、偏差の微分(D)に応じて印加電圧などの値を決定する制御手法である。
PID制御において、新規に設計した製品の状態制御のためにパラメータを定める場合、そのパラメータの選定は一般に難しい。そのため、PID制御を用いる装置にはオートチューニングという、PIDパラメータの自動選定プログラムが組み込まれていることがある。例えば特許文献1にオートチューニングに関する技術が開示されている。
特開昭58‐68106号公報
オートチューニングにより選定されたパラメータを用いた制御では、目標とする状態を必ずしも実現できない場合がある。オートチューニングはあくまで理論的な最適パラメータであって、実際には求めるものと異なっている場合が存在する。最適パラメータを選定する方法として、それぞれのパラメータのとりうる値の組み合わせ全てで実験を行うという手法が考えられるが、この手法は非常に時間がかかるため、実際に利用するには非効率である。
以上のような課題を解決するために、第一の発明は、複数の因子のそれぞれに割り当てられた複数パラメータ値の組合せから複数の因子によって導き出される複数の評価値を総合した総合値の最適値を定めるパラメータの最適値を算出するためのパラメータ選定方法であって、複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求める調整則利用第一次最適値算出ステップと、求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を算出する第二次最適値候補算出ステップと、求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定する実験計画策定ステップと、策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する総合値算出ステップと、算出された複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定ステップと、からなるパラメータ選定方法であって、前記総合値算出ステップで用いられる制御評価関数は、実験計画に基づいて実施した実験によって得られる各実験ごとの評価値についてのあらかじめ定められた各評価値標準値からの改善度合いをAHP法を用いて各評価値の改善度合いごとに重みづけする関数であるパラメータ選定方法を提案する。また、上記パラメータ選定方法において、実験計画策定ステップと及び総合値算出ステップを、求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定される実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する総合値算出ステップに換えたパラメータ選定方法を提案する。
また、第二の発明は、複数の因子のそれぞれに割り当てられた複数パラメータ値の組合せから複数の因子によって導き出される複数の評価値を総合した総合値の最適値を定めるパラメータの最適値を算出するためのパラメータ選定プログラムであって、複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求める調整則利用第一次最適値算出ステップと、求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を算出する第二次最適値候補算出ステップと、求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定する実験計画策定ステップと、策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する総合値算出ステップと、算出された複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定ステップと、を計算機に読取実行可能に記述したパラメータ選定プログラムを提案する。
また、第三の発明は、複数の因子のそれぞれに割り当てられた複数パラメータ値の組合せから複数の因子によって導き出される複数の評価値を総合した総合値の最適値を定めるパラメータの最適値を算出するためのパラメータ選定装置であって、複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求める調整則利用第一次最適値算出部と、求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を算出する第二次最適値候補算出部と、求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定する実験計画策定部と、策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する総合値算出部と、算出された複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定部と、からなるパラメータ選定装置であって、前記総合値算出部で用いられる制御評価関数は、実験計画に基づいて実施した実験によって得られる各実験ごとの評価値についてのあらかじめ定められた各評価値標準値からの改善度合いをAHP法を用いて各評価値の改善度合いごとに重みづけする関数であるパラメータ選定装置を提案する。また、上記パラメータ選定装置において、実験計画策定部及び総合値算出部を、求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定される実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する総合値算出部に換えたパラメータ選定装置を提案する。
本発明によってパラメータ最適値の効率的な算出が可能となり、多様な場面での制御性を効率的に高めることが可能となる。
パラメータ選定装置の機能ブロック図の一例 第二次最適値候補算出ステップの一例 実験計画策定ステップに用いる直交配列表の一例(L9直交配列表) 実験ステップにおける実験計画の一例 パラメータ選定装置のハードウェア構成の一例 パラメータ選定装置の処理の流れの一例(パラメータ選定方法) AHP法により各評価値の重み付けを算出した制御評価関数を用いる総合値算出ステップにおける処理の一例を示すフロー図
以下、本発明の各実施形態について図面と共に説明する。なお、本発明は本明細書の記載に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、様々な態様で実施しうる。
<構成>
図1にパラメータ選定装置における機能ブロックの一例を示す。例えば本パラメータ選定装置0101は、調整則利用第一次最適値算出部0102と、第二次最適値候補算出部0103と、実験計画策定部0104と、総合値算出部0105と、パラメータ最適値選定部0106と、から構成される。
なお、上記に記載の各機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。さらに、ソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録した記録媒体なども、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる。
また、上記に記載の各機能ブロックは、同一のハードウェアによって機能を果たす構成も可能であるし、別々のハードウェアとする構成も可能である。これらの関連付けを行うためのデータは、外部記憶媒体から取得する構成や、操作入力装置を介して入力を受け付ける構成、通信装置を介してネットワーク上の他の装置から取得する構成など種々のものが考えられる。
<各部の構成>
「調整則利用第一次最適値算出部」0102は、複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求める機能を有する。「複数の因子」とは、例えばPID制御における、出力値と目標値の偏差(P)、偏差の積分(I)、偏差の微分(D)の3つなどが考えられる。「既知の調整則」としては特に詳細は問わないが、ジーグラニコルスの調整法、エドガーの調整法、CHR法などを用いるのが良い。
「第二次最適値候補算出部」0103は、前記調整則利用第一次最適値算出部0102により求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を算出する機能を有する。各因子について複数の第二次最適値候補を算出するには、例えば各因子について第一次最適値を中心として+25%以内、−25%以内の振幅内に算出するとしてもよい。ちなみに水準の数はいくつでも良いが、3つがより好適である。
図2に第二次最適値候補算出部0103の一例を示す。例えばオートチューニングにより求まったP、I、Dそれぞれの値を第2水準とし、それぞれの値に対して25%減少させたものを第1水準、25%増加させたものを第3水準として、各因子について3つの第二次最適値候補を算出する。
「実験計画策定部」0104は、前記第二次最適値候補算出部0103により求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定する機能を有する。実験計画法とは、効率よく実験を行うために用いられる統計学的手法である。
図3に実験計画策定部0104に用いる直交配列表の一例を示す。図3に示している直交配列表はL9直交配列表と呼ばれている。1つの行が1つの実験を示し、行内に示された第二次最適値候補を用いて実験を行うよう、実験計画を策定する。なお、実験は図の一番右に示すような順序で行うのが好ましい。実験を行った結果として、複数の因子の第二次最適値候補の組合せごとに複数の評価値が得られる。評価値として、例えばオーバーシュート、整定時間、立上り時間などが考えられるが、どの値でも構わないし、いくつ得られても構わない。通常、3つのパラメータの最適値候補としてそれぞれ3つの値があるとき、すべての組合せを試すと27通りの実験が必要になる。しかし、直交配列表を用いた実験計画法においては、9通りの実験でパラメータの最適値を探すことが可能であり、非常に効率的である。
なお、パラメータとしてPIDパラメータだけでなく、目標値フィルタの下げ幅、フィルタ時定数など、因子を増やすことができる。その場合、直交配列表を大きくして実験計画を策定する。例えばL9直交配列表からL27直交配列表、更にL81直交配列表と大きくすることによって、よりたくさんのパラメータの最適値を算出することが可能となる。
実験計画策定部0104において、実験計画法の全部または一部に代えてタグチメソッドを用いて実験計画を策定してもよい。「タグチメソッド」とは品質工学とも呼ばれ、実験計画法と同じく効率的な技術開発を行う手法として知られている。タグチメソッドにおいては、実験計画法と同じく直交配列表を用いる点に加えて、SN比(信号−雑音比)や、損失関数の概念をさらに導入する。
「総合値算出部」0105は、前記実験計画策定部0104により策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する機能を有する。各実験において、得られた複数の評価値を制御評価関数に代入して計算した結果、複数の因子の第二次最適値候補の組合せごとに総合値が算出される。
図4に総合値算出部0105における実験結果の概要を示す。「制御評価関数」とは、例えば式1のように表される。評価値は3つより少なくても多くても良い。各項の分母は例えば調整則利用第一次最適値算出部0102により求められた第一次最適値を用いて得られた複数の評価値としても良い(Y)。各項の分子は総合値算出部0105により得られた複数の因子の第二次最適値候補の組合せごとの複数の評価値のことを示す(Yi,n)。本制御評価関数は、実験により得られた各複数の評価値について比率を用いることで無単位化する無単位化制御評価関数である。このことによって、複数の評価値を線形結合させて総合値を導出することが可能となる。その結果、複数の評価値をパラメータの選定要素として取り入れることが可能となる。
<式1>
Figure 2017138885
線形結合の際、各評価値に重み付けの係数を付加する。各係数は式2の条件を満たしている。例えばユーザが評価値1を重要視する場合、評価値1の係数であるαを、評価値2や3の係数であるβやγより大きくする。本評価関数によって、よりユーザの要望に沿ったパラメータの選定が可能となる。
<式2>
Figure 2017138885
「パラメータ最適値選定部」0106は、前記総合値算出部0105の実験の結果から算出された複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定する機能を有する。
なお、パラメータ最適値選定部0106は、パラメータ最適値選定サブ手段0107を含んでも良い。「パラメータ最適値選定サブ手段」0107は、前記総合値算出部0105の結果から総合値の母平均を推定する式に基づいて総合値の母平均を最小又は最大とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定する機能を有する。
式3に、総合値の母平均を推定する式の一例を示す。A、B、Cは複数の因子の第二次最適値候補を、μ(上付きバー)Ai,Bi,CiはAとBとCに示す第二次最適値候補の組合せのもとでの母平均を表している。また、x(上付きバー)Ai、x(上付きバー)Bi、x(上付きバー)Ciは複数の因子の第二次最適値候補別平均値を、x(上付きバー)は全総合値の平均値を表している。「第二次最適値候補別平均値」とは、総合値算出部0105において、各第二次最適値候補を用いて行った実験から得られた総合値の平均値である。全ての複数の因子の第二次最適値候補の組合せの母平均を算出し、算出された母平均を最小又は最大とする各複数の因子の第二次最適値候補の組合せをパラメータ最適値として選定することができる。
<式3>
Figure 2017138885
パラメータ最適値選定部0106における前記総合値の母平均を推定する式は、分散分析に基づいたデータ構造式に基づいても良い。分散分析とは、データのばらつきをデータの誤差によるものとデータに影響する因子によるものに分解することで、因子のデータに与える効果を分析する統計学的手法である。分散分析を行うことによって、総合値に対して各複数の因子が優位な効果を持つかどうかを検証することができ、優位な効果を持つ複数の因子だけを総合値の母平均を推定する式に取り入れることができる。
なお、上述のパラメータ最適値選定サブ手段0107で行っていることは、複数の因子に関して第二次最適値候補別平均値の最大値又は最小値を与える第二次最適値候補を、パラメータ最適値として選定することと等価である。すなわち、わざわざ母平均を推定する式を立式しなくても良い。
また、第二次最適値候補算出部0103において、第二次最適値候補が3水準ある場合、パラメータ最適値選定部0106を次のように行うこともできる。すなわち、複数の因子それぞれにおいて、3点の第二次最適値候補別平均値が算出される。その3点を通る2次曲線は一意に定まり、その2次曲線の最大値又は最小値を取る値を各複数の因子のパラメータ最適値として選定することもできる。
ところで、上述した制御評価関数にはオーバーシュート量や整定時間などの各評価値に重み付けの係数(α、β、γ)が付加されている。これらの係数を、<式2>の条件を満たす範囲で任意に設定することで、よりユーザの要望に沿ったパラメータの選定が可能になる。
しかしながら、制御対象を操作等するユーザ(オペレータ)は、所望のオーバーシュート量や整定時間などのイメージを持つものの、それらのイメージと各評価値に重み付けすべき係数の値とは直ちに結びつかず、所望の制御を実現するための適切な係数を設定することが容易ではない。
そこで、ユーザの感覚的な好みに基づき重み付けの係数を算出し、算出された係数に基づき最適なパラメータ値を選定する処理について説明する。具体的には、上記の総合値算出ステップで用いられる制御評価関数が、実験計画に基づいて実施した実験によって得られる各実験ごとの評価値についてのあらかじめ定められた各評価値標準値からの改善度合いをAHP法を用いて各評価値の改善度合いごとに重みづけする関数であることを特徴とする。
AHP法(Analytic Hierarchy Process:階層分析法)は、多様な評価基準における意思決定手法として1971年にピッツバーグ大学のトーマス.L.サーティ教授によって提唱された。この手法は、問題の分析において、主観的判断とシステムアプローチを上手くミックスした問題解決型意思決定手法の一つである。この手法の特徴の一つが複数の評価項目について一対比較を行うことである。一対比較は、評価項目を一対一で比較するため評価者の正直な感覚が働くことが期待できる。
本発明におけるAHP法とは、評価項目(複数の因子)の一対比較表に基づいて各評価項目(各複数の因子)を評価しその結果に基づいてそれぞれ評価項目(それぞれの因子)の重みづけを決定する方法をいう。比較表に基づく評価はすべての組み合わせについて双方向に二つの評価項目を比較して重要度をn段階(nは自然数)であらわし、相対的に勝る方にk(1≦k≦n:kは自然数)相対的に劣る方に1/k(kは自然数)を付与し各評価項目ごとに平均をとって評価結果1とする。平均は幾何平均(相乗平均)でもよいしその他のいかなる平均を利用してもよい。そしてそれぞれの評価項目の評価結果1のすべての評価項目の評価結果1の積算値に対する割合(またはこれと同等な値)を最終的な重みづけとして決定する。
具体的には、評価項目としてあげた「オーバーシュート量」、「整定時間」、「立上り時間」などを用い、各項目に対して一対比較を行う。なお、評価項目はより多くてもよく、さらに「オーバーシュート持続時間」や「振幅減衰比」などを加えてもよい。
一対比較は、上記各評価項目を表1のように行(縦の項目欄)と列(横の項目欄)の関係に表記して、行と列との一対で比較を行う。また、比較の結果は、あらかじめ設定した次の基準となる数値で評価する。すなわち、
3:行の項目が列の項目よりやや重要
5:行の項目が列の項目より重要
1/3:行の項目より列の項目がやや重要
1/5:行の項目より列の項目が重要
なお、比較結果の基準は、さらに「7」と「1/7」、「9」と「1/9」などを用いてもよい。
<表1>
Figure 2017138885
表1において、オーバーシュート量(行)と整定時間(列)との比較において、整定時間の方がオーバーシュート量よりやや重要である場合に、この枠に「1/3」が入る。また、オーバーシュート量(行)と立上り時間(列)との比較において、立上り時間よりオーバーシュート量の方がやや重要である場合に、この枠に「3」が入る。このように各項目ごとの比較を行うことで表が完成する。なお、同じ項目同士の比較では「1」が入る。
そして、比較結果の値から行についての各値の平均を算出する。本表では幾何平均を算出している。ここでは3つの値の幾何平均なので、オーバーシュートを例に挙げると、「1」×「1/3」×「3」の三乗根である「1.00」が平均となる。このように各項目の平均を算出し、算出された平均に基づき重要度を求める。すなわち、各項目の平均値の和を「1」とした場合の各項目の平均値が占める割合が重要度となる。なお、幾何平均に換えて相加平均(算術平均)などを用いてもよい。
このように求められる重要度を制御評価関数の重み付けとして用いる。すなわち、算出された各項目の重要度(0.33,0.28,0.39)が、式1及び式2におけるα、β、γとして用いられる。
ここで、制御評価関数は、総合値を得るにあたり各評価項目における評価値標準値に対する改善度合いに上記の重み付けをする。なお評価値標準値は、例えば、調整則利用第一次最適値算出部によって求められた第一次最適値を用いて行った実験により得られた評価値を用いることができる。式4が、この制御評価関数である。
<式4>
Figure 2017138885
この式において、Y1、Y2、Y3が評価値標準値になる。そして、Y1,n、Y2,n、Y3,nには、実験計画策定部により策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値が代入される。そして、この制御評価関数により総合値を算出し、さらにパラメータ最適値選定部により上述の通りパラメータ最適値が選択される。このように、実験によって得られた評価値の評価値基準値に対する改善の度合いが重み付けされたうえで総合値に反映される。
この制御評価関数を用いることにより、ユーザの感覚的な好みが各評価値の重み付けに反映され、よりユーザの好みに適合したパラメータ最適値の選定を行い得る。
<ハードウェア構成>
図5にパラメータ選定装置のハードウェア構成の一例を示す。パラメータ選定装置0501は、例えば「CPU」0502、「主記憶装置」0503、「プログラム記憶装置」0504、「2次記憶装置」0505、「外部機器I/F」0506、「ユーザI/F」0507、「出力I/F」0508、「バス」0509などで構成されることが考えられる。
「CPU」0502において、調整則利用第一次最適値算出ステップや第二次最適値候補算出ステップなどの処理が実行される。計算の指示や、計算に必要なパラメータなどは、他の装置から与えられる。
「主記憶装置」0503は、CPU0502におけるプログラム実行の際に必要なワーク領域を提供する。また、プログラムの実行中などに得られる直交配列表、評価値などを保持し、必要に応じてCPU0502に提供する。
「プログラム記憶装置」0504は、調整則利用第一次最適値算出ステップや第二次最適値候補算出ステップなどのパラメータ選定に必要なプログラムを記憶しており、CPU0502等にそのプログラムを提供する。
「2次記憶装置」0505は、プログラム実行中に動的にデータを書き換え可能な記憶装置であり、信号処理装置の電源が切れても記憶しているデータは消去されない。
「外部機器I/F」0506は、制御の対象となる機器を示す。CPU0502からの命令を受けて、パラメータ選定方法における実験などの処理がなされる。
「ユーザI/F」0507は、例えばマウスやキーボードなどを示す。ユーザはユーザI/F0507を通して、主記憶装置0503などにパラメータ選定に関する要望を入力することができる。
「出力I/F」0508は、例えばディスプレイなどを示す。ユーザは出力I/F0508を通して、プログラムの実行状況や、算出されたパラメータ最適値を確認することができる。
なお、0502から0508に示される装置は、「バス」0509によって接続されていることが考えられる。
<処理の流れ>
図6にパラメータ選定装置の処理の流れの一例を示す。まずS0601において、複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求める(調整則利用第一次最適値探索ステップ)。次にS0602において、求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を算出する(第二次最適値候補算出ステップ)。そして、S0603において、求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定する(実験計画策定ステップ)。その後、S0604において、策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する(総合値算出ステップ)。そしてS0605において、算出された複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定する(パラメータ最適値選定ステップ)。
なお、S0601からS0605までの処理の流れは、パラメータ選定方法として実施することも可能である。
また、図7は、AHP法により各評価値の重み付けを算出した制御評価関数を用いる場合の総合値算出ステップにおける処理の一例を示すフロー図である。
図示するように、まず、ユーザによる一対比較の結果の入力受付に基づき、AHP法による各評価値の重み付け係数を算出する(S0701)。そして、実験計画策定ステップにて策定された実験を実施することで得た複数の評価値を変数とし、算出した重み付け係数を付した制御評価関数により総合値を算出する(S0702)。
<効果>
本構成を取ることにより、効率的にパラメータ最適値を選定することが可能となる。

Claims (27)

  1. 複数の因子のそれぞれに割り当てられた複数パラメータ値の組合せから複数の因子によって導き出される複数の評価値を総合した総合値の最適値を定めるパラメータの最適値を算出するためのパラメータ選定方法であって、
    複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求める調整則利用第一次最適値算出ステップと、
    求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を算出する第二次最適値候補算出ステップと、
    求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定する実験計画策定ステップと、
    策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する総合値算出ステップと、
    算出された複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定ステップと、
    からなるパラメータ選定方法
    であって、前記総合値算出ステップで用いられる制御評価関数は、実験計画に基づいて実施した実験によって得られる各実験ごとの評価値についてのあらかじめ定められた各評価値標準値からの改善度合いをAHP法を用いて各評価値の改善度合いごとに重みづけする関数であるパラメータ選定方法。
  2. 前記パラメータ最適値選定ステップは、実験の結果から総合値の母平均を推定する式に基づいて総合値の母平均を最大又は最小とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定サブステップを含む、
    請求項1に記載のパラメータ選定方法。
  3. 前記パラメータ最適値選定サブステップにおける前記総合値の母平均を推定する式は分散分析に基づいたデータ構造式に基づく、
    請求項2に記載のパラメータ選定方法。
  4. 前記総合値算出ステップで用いられる制御評価関数は各複数の評価値について比率を用いることで無単位化して演算する無単位化制御評価関数である、
    請求項1から3のいずれか一に記載のパラメータ選定方法。
  5. 第二次最適値候補算出ステップは各因子について第一次最適値を中心として+25%以内、−25%以内の振幅内に算出する、
    請求項1から4のいずれか一に記載のパラメータ選定方法。
  6. 実験計画法の全部または一部に代えてタグチメソッドを用いる、
    請求項1から5のいずれか一に記載のパラメータ選定方法。
  7. 因子はPIDパラメータを含む、
    請求項1から6のいずれか一に記載のパラメータ選定方法。
  8. 前記既知の調整則は、ジーグラニコルスの調整法、エドガーの調整法、CHR法のいずれか一である、
    請求項1から7のいずれか一に記載のパラメータ選定方法。
  9. 前記複数の評価値は、オーバーシュート、整定時間、立上り時間を含む、
    請求項1から8のいずれか一に記載のパラメータ選定方法。
  10. 複数の因子のそれぞれに割り当てられた複数パラメータ値の組合せから複数の因子によって導き出される複数の評価値を総合した総合値の最適値を定めるパラメータの最適値を算出するためのパラメータ選定プログラムであって、
    複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求める調整則利用第一次最適値算出ステップと、
    求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を算出する第二次最適値候補算出ステップと、
    求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定する実験計画策定ステップと、
    策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する総合値算出ステップと、
    算出された複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定ステップと、
    を計算機に読取実行可能に記述したパラメータ選定プログラム。
  11. 前記パラメータ最適値選定プログラムは、実験の結果から総合値の母平均を推定する式に基づいて総合値の母平均を最大又は最小とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定サブステップを含む、
    請求項10に記載のパラメータ選定プログラム。
  12. 前記パラメータ最適値選定サブステップにおける前記総合値の母平均を推定する式は分散分析に基づいたデータ構造式に基づく、
    請求項11に記載のパラメータ選定プログラム。
  13. 前記総合値算出ステップで用いられる制御評価関数は各複数の評価値について比率を用いることで無単位化して演算する無単位化制御評価関数である、
    請求項10から12のいずれか一に記載のパラメータ選定プログラム。
  14. 第二次最適値候補算出ステップは各因子について第一次最適値を中心として+25%以内、−25%以内の振幅内に算出する、
    請求項10から13のいずれか一に記載のパラメータ選定プログラム。
  15. 実験計画法の全部または一部に代えてタグチメソッドを用いる、
    請求項10から14のいずれか一に記載のパラメータ選定プログラム。
  16. 因子はPIDパラメータを含む、
    請求項10から15のいずれか一に記載のパラメータ選定プログラム。
  17. 前記既知の調整則は、ジーグラニコルスの調整法、エドガーの調整法、CHR法のいずれか一である、
    請求項10から16のいずれか一に記載のパラメータ選定プログラム。
  18. 前記複数の評価値は、オーバーシュート、整定時間、立上り時間を含む、
    請求項10から17のいずれか一に記載のパラメータ選定プログラム。
  19. 複数の因子のそれぞれに割り当てられた複数パラメータ値の組合せから複数の因子によって導き出される複数の評価値を総合した総合値の最適値を定めるパラメータの最適値を算出するためのパラメータ選定装置であって、
    複数の因子のパラメータ最適値である第一次最適値を既知の調整則で求める調整則利用第一次最適値算出部と、
    求められた第一次最適値に基づいて各因子について複数の第二次最適値候補を算出する第二次最適値候補算出部と、
    求められた複数の第二次最適値候補を用いて直交配列表を利用した実験計画を実験計画法に基づき策定する実験計画策定部と、
    策定された実験計画に基づいて実施した実験によって得られる複数の評価値を変数とする制御評価関数によって示される総合値を算出する総合値算出部と、
    算出された複数の総合値と、その総合値の算出に用いられた各パラメータ値である第二次最適値候補から総合値を最適とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定部と、
    からなるパラメータ選定装置
    であって、前記総合値算出部で用いられる制御評価関数は、実験計画に基づいて実施した実験によって得られる各実験ごとの評価値についてのあらかじめ定められた各評価値標準値からの改善度合いをAHP法を用いて各評価値の改善度合いごとに重みづけする関数であるパラメータ選定装置。
  20. 前記パラメータ最適値選定部は、実験の結果から総合値の母平均を推定する式に基づいて総合値の母平均を最大又は最小とする各パラメータ値であるパラメータ最適値を選定するパラメータ最適値選定サブ手段を含む、
    請求項19に記載のパラメータ選定装置。
  21. 前記パラメータ最適値選定サブ手段における前記総合値の母平均を推定する式は分散分析に基づいたデータ構造式に基づく、
    請求項20に記載のパラメータ選定装置。
  22. 前記総合値算出部で用いられる制御評価関数は各複数の評価値について比率を用いることで無単位化して演算する無単位化制御評価関数である、
    請求項19から21のいずれか一に記載のパラメータ選定装置。
  23. 第二次最適値候補算出部は各因子について第一次最適値を中心として+25%以内、−25%以内の振幅内に算出する、
    請求項19から22のいずれか一に記載のパラメータ選定装置。
  24. 実験計画法の全部または一部に代えてタグチメソッドを用いる、
    請求項19から23のいずれか一に記載のパラメータ選定装置。
  25. 因子はPIDパラメータを含む、
    請求項19から24のいずれか一に記載のパラメータ選定装置。
  26. 前記既知の調整則は、ジーグラニコルスの調整法、エドガーの調整法、CHR法のいずれか一である、
    請求項19から25のいずれか一に記載のパラメータ選定装置。
  27. 前記複数の評価値は、オーバーシュート、整定時間、立上り時間を含む、
    請求項19から26のいずれか一に記載のパラメータ選定装置。
JP2016020740A 2016-02-05 2016-02-05 パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム及びパラメータ選定装置 Active JP6652398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020740A JP6652398B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム及びパラメータ選定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016020740A JP6652398B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム及びパラメータ選定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017138885A true JP2017138885A (ja) 2017-08-10
JP6652398B2 JP6652398B2 (ja) 2020-02-19

Family

ID=59565045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016020740A Active JP6652398B2 (ja) 2016-02-05 2016-02-05 パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム及びパラメータ選定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6652398B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109814537A (zh) * 2019-03-01 2019-05-28 中国航空无线电电子研究所 一种无人机地面站健康评估方法
KR20200022274A (ko) * 2018-08-22 2020-03-03 주식회사 현대케피코 액추에이터 최적 제어 인자 추출을 위한 성능지표 도출 및 사용자 설정 기반 자동 측정 시스템
JP2020061065A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 設計パラメータ評価支援方法及びそのプログラム
KR20200052426A (ko) * 2018-10-26 2020-05-15 안상의 공정인자를 고려한 공정불량 예측방법

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5868106A (ja) * 1981-10-17 1983-04-22 Rika Kogyo Kk 調節器
JPH01226676A (ja) * 1988-03-02 1989-09-11 Hitachi Ltd エレベータの群管理制御方法
JPH02245902A (ja) * 1989-03-20 1990-10-01 Hitachi Ltd プロセス制御装置
JPH11292603A (ja) * 1998-04-10 1999-10-26 Matsumoto Kenko Co Ltd 外壁張仕上材
JP2005338049A (ja) * 2004-04-26 2005-12-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラント計装制御装置及びその方法
JP2008296107A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Toyota Motor Corp 排ガス浄化用触媒及びその製造方法
JP2010284055A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Mitsubishi Electric Corp 交流回転機の制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5868106A (ja) * 1981-10-17 1983-04-22 Rika Kogyo Kk 調節器
JPH01226676A (ja) * 1988-03-02 1989-09-11 Hitachi Ltd エレベータの群管理制御方法
JPH02245902A (ja) * 1989-03-20 1990-10-01 Hitachi Ltd プロセス制御装置
JPH11292603A (ja) * 1998-04-10 1999-10-26 Matsumoto Kenko Co Ltd 外壁張仕上材
JP2005338049A (ja) * 2004-04-26 2005-12-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラント計装制御装置及びその方法
JP2008296107A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Toyota Motor Corp 排ガス浄化用触媒及びその製造方法
JP2010284055A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Mitsubishi Electric Corp 交流回転機の制御装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200022274A (ko) * 2018-08-22 2020-03-03 주식회사 현대케피코 액추에이터 최적 제어 인자 추출을 위한 성능지표 도출 및 사용자 설정 기반 자동 측정 시스템
KR102132489B1 (ko) 2018-08-22 2020-07-09 주식회사 현대케피코 액추에이터 최적 제어 인자 추출을 위한 성능지표 도출 및 사용자 설정 기반 자동 측정 시스템
JP2020061065A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 設計パラメータ評価支援方法及びそのプログラム
JP7141099B2 (ja) 2018-10-12 2022-09-22 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 設計パラメータ評価支援方法及びそのプログラム
KR20200052426A (ko) * 2018-10-26 2020-05-15 안상의 공정인자를 고려한 공정불량 예측방법
KR102247945B1 (ko) * 2018-10-26 2021-05-03 안상의 공정인자를 고려한 공정불량 예측방법
CN109814537A (zh) * 2019-03-01 2019-05-28 中国航空无线电电子研究所 一种无人机地面站健康评估方法
CN109814537B (zh) * 2019-03-01 2022-02-11 中国航空无线电电子研究所 一种无人机地面站健康评估方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6652398B2 (ja) 2020-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109870903B (zh) 参数优化方法、装置以及非瞬时计算机可读取介质
US9047559B2 (en) Computer-implemented systems and methods for testing large scale automatic forecast combinations
KR101432436B1 (ko) 최근린기법을 이용한 하수처리장의 유입유량과 유입성분농도의 예측 장치 및 방법
US9996444B2 (en) Automated methods and systems for calculating hard thresholds
US20160116892A1 (en) Method and system of cause analysis and correction for manufacturing data
JP2017138885A (ja) パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム及びパラメータ選定装置
JP6176979B2 (ja) プロジェクト管理支援システム
Belomestny et al. Regression methods for stochastic control problems and their convergence analysis
EP1400905A1 (en) Method and apparatus for adaptively determining weight factors within the context of an objective function
DE102014113988A1 (de) Erzeugungsvorrichtung, Erzeugungsverfahren und Programm
Lee et al. An interactive method to multiresponse surface optimization based on pairwise comparisons
Khorramdel et al. A generic convex model for a chance-constrained look-ahead economic dispatch problem incorporating an efficient wind power distribution modeling
Kyprioti et al. Kriging metamodeling for seismic response distribution estimation
US7672815B2 (en) Method and apparatus for evaluating a proposed solution to a constraint problem
US20180052441A1 (en) Simulation system, simulation method, and simulation program
Mardikyan et al. Efficient choice of biasing constant for ridge regression
JP2005519394A (ja) 実験の自動計画方法およびそのシステム
López-de-Ullibarri et al. survPresmooth: an R package for presmoothed estimation in survival analysis
JP4698578B2 (ja) 共線性を検出し、検証し、かつ修復するための方法と物品
JP6493904B2 (ja) パラメータ選定方法、パラメータ選定プログラム及びパラメータ選定装置
EP3876181B1 (en) Information processing device, information processing method, and program
JP3638310B2 (ja) 事例推論支援装置
JP5687122B2 (ja) ソフトウェア評価装置、ソフトウェア評価方法およびシステム評価装置
WO2022215559A1 (ja) ハイブリッドモデル作成方法、ハイブリッドモデル作成装置、及び、プログラム
Araujo et al. Hybrid intelligent design of morphological-rank-linear perceptrons for software development cost estimation

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181030

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200123

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6652398

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250