JP2017137314A - 頭部用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、従来の発毛剤の効果が満足できるレベルに達していないことに鑑み、毛髪後退の主因は頭皮および毛包の老化であることに着目し、頭皮の老化防止および若返りによる、毛髪の再生が可能な頭部用組成物、即ち発毛効果を有する発毛剤を提供することを課題とする。【解決手段】 本発明は、アムラ、クマノギク、タカサブロウの各抽出物を有効成分としてすべて含むことを特徴とする頭部用組成物であり、顕著な発毛効果を有し、頭皮に適用することにより発毛効果のある美容方法となる。【選択図】なし

Description

本発明は、毛髪形成に関与する細胞の増殖を促進する複数のハーブの抽出物を組合わせ、発毛効果を相乗的に高めることを特徴とする頭部用組成物(発毛剤)に関する。
近年、頭皮美容への関心から、毛髪ケアー製品を提供すべくさまざまな試みが行われている。しかし、従来の製品は、毛髪脱毛効果、毛髪育毛効果、毛髪発毛効果等のどれを取ってみても、必ずしも十分であるとはいえない。例えば、男性ホルモン合成阻害効果フィナステリドや血管拡張剤ミノキシジルは日本皮膚学会が公認する育毛剤であるが、大規模調査により、これらの被験者の約5%の頭頂に軽微な育毛効果が見られるに過ぎない。これは脱毛の原因や発毛機序が非常に複雑であるため、単純な化学物質では限界があるからである。脱毛の根本原因は毛髪形成を支える頭皮の老化である。したがって、効果的な毛髪ケアー製品を提供するためには、老化頭皮の若返りを考慮する必要がある。
難病あるいは生活習慣病を治療に際して、インド五千年の長寿の科学「アーユルヴェーダ」が非常に有益であるとされている。アーユルヴェーダは無数の植物素材(以下ハーブという)を検証し、それらを組合わせて病気治療や健康長寿に対処してきた。アーユルヴェーダが使用するハーブは膨大な臨床試験に裏付けられており、生理活性物質の宝庫を提供する。育毛あるいは発毛効果を示すハーブ素材も知られており(非特許文献1〜5)、ハーブを組合わせた頭髪製品も市販されている。また、育毛などの生理作用をもつハーブ素材について、発明者の研究(特許文献1〜12)を含め、すでに科学的検証が始まっている。しかし、アーユルヴェーダが最も重視するハーブの組合わせに関しては、実験計画の難易度や実験規模の大きさから、科学的検証はほとんど行なわれていない。
アーユルヴェーダは3個の生命原理(ヴァータ、ピッタ、カパ)で生命現象を捉え、病気の診断と治療を行う。薬剤設計に関しても、三個の生命原理を活用する。すなわち、ハーブ三種のハーブ成分の組合わせによって、健康長寿レシピなど多くの効果的な薬剤を創出する。個のハーブの効果が小さくても、三種類の組み合わせによって優れた効果を生み出すことができる。本発明はこのルールを採用し、三種のハーブの組合せを基本として、十分な発毛効果を有する頭部用組成物を創出できた。
特開2011-157319 メラニン生成抑制剤 特開2010-222273 養毛剤組成物 特開2010-159213 抗酸化剤 特開2010-150176 皮膚外用剤 特開2010-100554 メラニン生成抑制剤 特開2010-047497 エラスチン産生促進剤 特開2009-227598 活性酸素種細胞障害抑制剤又は回復剤 特開2009-184997 コラーゲン産生促進剤 特開2008-184441 細胞増殖促進用皮膚外用剤 特開2008-184440 紫外線細胞障害改善用皮膚外用剤 特開2008-184439 活性酸素種細胞障害改善用皮膚外用剤 特開2008-143784 細胞増殖促進剤
VAGBHATA’S ASTANGA HRDAYAM vol.1-3, 翻訳者:K.S.Srikantha Murthy, 出版社:Chowkhamba Krishnadas Academy,2007 BHAVAPRAKASA of BHAVAMISRA vol. 1-2,翻訳者:K.R.Srikantha Murthy, 出版社:Chowkhamba Krishnadas Academy,2008 Handbook of Ayurvedic Medicinal Plants 著者:L.D.Kapoor,出版社:CRC Press,2000 Indian Herbal Remedies,著者:C.P.Khare, 出版社:Springer-Verlag,2004 SCIENTIFIC BASIS FOR AYURVEDIC THERAPIES,編集者:L.C.Mishra,出版社:CRC Press,2003
本発明は、頭皮の老化防止および若返りによる、毛髪の再生が可能な頭部用組成物、即ち発毛効果を有する発毛剤を提供することを課題とする。
本発明者等は、アーユルヴェーダが推奨する多くの伝統ハーブについて、美容健康の増進という観点からさまざまな生理試験を行ってきた。発毛効果を有するとされるハーブの抽出物を用いて、毛髪形成に関与する毛母細胞、毛乳頭細胞、表皮角化細胞、真皮線維芽細胞に及ぼす増殖促進作用およびストレス抵抗作用を検証してきた。いくつかのハーブは、これらの細胞種において有意な増殖促進効果を示した。これらの成績の一部は特許文献1〜12に記載されている。なお、これらのハーブを組合わせても、単独な細胞種を用いた増殖試験ではわずかの相乗効果しか見られなかった。毛髪形成は上記細胞種の共同作業であり、生体を用いる育毛試験が避けられない。そこで、上記ハーブについてマウスを用いた発毛試験を実施したところ、ハーブの組合せによる顕著な発毛効果が検証された。さらに、細胞の栄養成分等を添加することにより、発毛効果の増強が観察された。マウス動物試験の成績に基づき、ヒトモニター試験を実施したところ、顕著な脱毛防止、育毛効果、発毛効果等を確認できた。
本発明請求項1に係わる発明は、アムラ、クマノギク、タカサブロウの各抽出物を有効成分としてすべて含むことを特徴とする頭部用組成物であり、顕著な発毛効果を有し、頭皮に適用することにより発毛効果のある美容方法となる。
本発明請求項3に係わる発明は、前記のハーブ抽出物の混合物に加え、ツボクサ、インドマツリ、チレッタセンブリの各抽出物を少なくとも一つ、より望ましくはすべて加えることにより、さらに顕著な発毛効果を有する頭部用組成物を提供する。
本発明請求項5に係わる発明は、前記のハーブ抽出物の混合物に加え、ベルノキ、トゲバーレリア、セイヨウウメギ、セイロンニッケイ、カンゾウ、ブッソウゲ、ヨルソケイ、スイレン、ビャクダン、セイタカミロバランの各抽出物を少なくとも一つ、より好ましくはすべてを含有することにより、さらに顕著な発毛効果を有する頭部用組成物を提供する。
本発明請求項7に係わる発明は、前記のハーブ抽出物の混合物に加え、アロエベラおよび/またはユウガオからの抽出物を少なくとも一つ、より好ましくはすべてを配合する頭部用組成物を提供する。
本発明請求項8に係わる発明は、前記のハーブ抽出物の混合物に加え、核酸類またはアミノ酸類またはビタミン類の少なくとも一つ、より好ましくはすべてを配合する頭部用組成物を提供する。
本発明が提供する発毛剤は、毛包および頭皮細胞を活性化するハーブ類を含む。また、頭皮老化の原因となる老廃物や毒素の排出を促進するハーブ類を含む。継続して頭皮に塗布することにより、老若男女を問わず、また副作用を伴わず、脱毛防止、育毛効果、発毛効果を発揮する。
3種のハーブエキス(アムラ、タカサブロウ、クマノギク)が相乗的な発毛効果を示す図である。符号で示した試料を5匹のマウスの背部の左右に毎日塗布した。7週間後に写真撮影したマウスの一部を示した。 ハーブの組合せが発毛効果を示す図である。符号で示す3通りのハーブエキスの組合せ(ハーブ3種混合エキス、ハーブ6種混合エキス、ハーブ16種混合エキス)を各5匹のマウスの背部の左右に毎日塗布した。7週間後に写真撮影したマウスの一部を示した。 ハーブ16種の混合エキスを含む3種類の試料が示す発毛効果を比較した図である。符号で示す3種類の試料(ハーブ16種混合エキス、ハーブ16種のオイル抽出エキス、ハーブ16種混合エキスに補助成分を添加したもの)を各5匹のマウスの背部の左右に毎日塗布した。7週間後に写真撮影したマウスの一部を示した。 男性モニター12人ついて、ハーブ16種のオイル抽出エキスを朝晩2回、1〜2mL程度を頭皮に塗布した結果を示す図である。表5に指示した5人のモニターの観察結果を示した。 男性モニター17人ついて、2種類の試料(表6のレシピA&B)を朝晩2回、1〜2mL程度を頭皮に塗布した結果を示す図である。表7に指示した7人のモニターの観察結果を示した。 女性モニター12人ついて、2種類の試料(表6のレシピA&B)を朝晩2回、1〜2mL程度を頭皮に塗布した。表7に指示した5人のモニターの観察結果を示した。
次に、本願明細書における表の簡単な説明を示す。
[表1]本発明で用いたハーブの使用部位と既知の生理作用を示す表である。
[表2]ハーブエキスを用いた細胞試験の結果をまとめた表である。
[表3]マウス発毛試験に用いた試料の組成表である。
[表4]マウスを用いた発毛試験の結果をまとめたものである。
[表5]ヘアーオイルを用いたヒトモニター試験の結果をまとめた表である。
[表7]ヘアートニックを用いたヒトモニター試験の結果をまとめた表である。

本発明の頭部用組成物(以下、発毛剤と呼ぶ)は、第一群の3種のハーブ(アムラ、タカサブロウ、クマノギク)のすべての抽出物を有効成分として含む。
第一群のハーブの抽出物の配合においては、アムラの抽出物単独の配合量がハーブの抽出物全体(第一群のハーブ抽出物に加え、下記第二群のハーブ抽出物、下記第三のハーブ抽出物を加えた場合を含む。)の0.0001〜10質量%であることが好ましい。
アムラの抽出物の配合量が少なすぎると、ほぼすべての効能が低下するおそれがある。一方、多すぎてもそれに応じた効能が得られるわけでもない。かかる観点から、アムラの抽出物の配合量の下限は、0.001質量%がより好ましく、更に好ましくは0.01質量%、特に好ましくは0.1質量%である。また、アムラの抽出物の配合量の上限は、8質量%がより好ましく、更に好ましくは5質量%であり、特に好ましくは3質量%である。
タカサブロウの抽出物の配合量は、アムラ100重量部に対し、1〜10000重量部であることが好ましい。タカサブロウの配合量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用が低下するおそれがある。一方、該配合量が多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。かかる観点から、タカサブロウの配合量の上限は1000重量部がより好ましく、更に好ましくは500重量部、300重量部、特に好ましくは200重量部である。
一方、タカサブロウの配合量の下限は3重量部がより好ましく、更に好ましくは5重量部、10重量部、特に好ましくは30重量部である。
クマノギクの抽出物の配合量は、アムラ100重量部に対し、1〜10000重量部であることが好ましい。クマノギクの配合量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用が低下するおそれがある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。かかる観点から、クマノギクの配合量の上限は1000重量部がより好ましく、更に好ましくは500重量部、300重量部、特に好ましくは200重量部である。
一方、クマノギクの配合量の下限は3重量部がより好ましく、更に好ましくは5重量部、10重量部、特に好ましくは30重量部である。
なお、本明細書における抽出物とは乾燥固形分をいい、ハーブからの抽出液形態として使用する場合は、溶質である特定植物抽出物の乾燥固形物の含有量が上記範囲内であれば、その抽出液濃度は何ら限定されるものではない。
次に、本発明の発毛剤は前記3種のハーブに加え、第二群の3種のハーブ(ツボクサ、インドマツリ、チレッタセンブリ)の少なくとも一つ、より望ましくはすべての抽出物を有効成分として含むことが好ましい。なお、インドマツマリの変わりにセイロンマツマリを用いることもできる。
ツボクサ、インドマツリ、チレッタセンブリの各抽出物の配合量としては、ツボクサからの抽出物は、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、1〜1000重量部であることが好ましく、より好ましくは10〜500重量部であり、更に好ましくは20〜300重量部であり、30〜200重量部、特に好ましくは30〜150重量部である。
また、インドマツリからの抽出物は、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、1〜1000重量部であることが好ましく、より好ましくは5〜500重量部であり、更に好ましくは10〜300重量部であり、20〜200重量部、特に好ましくは30〜150重量部である。
また、チレッタセンブリからの抽出物は、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、1〜1000重量部であることが好ましく、より好ましくは3〜500重量部であり、更に好ましくは5〜300重量部であり、7〜100重量部、特に好ましくは10〜50重量部である。
ツボクサの配合量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用が低下するおそれがある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
インドマツリの配合量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用の効能が低下するおそれがある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
チレッタセンブリの配合量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用の効能が低下するおそれがある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。
さらに、本発明の発毛剤は、前記のハーブに加え、10種の第三群のハーブ(ベルノキ、トゲバーレリア、セイヨウウメギ、セイロンニッケイ、カンゾウ、ブッソウゲ、ヨルソケイ、スイレン、ビャクダン、セイタカミロバラン)の少なくとも一つ、より望ましくはすべてを有効成分として含むことがより好ましい。好ましくはこれら10種のすべての抽出液を含むことが望ましい。

第三群のハーブの各抽出物の配合量としては、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、各ハーブからの抽出物が0.1〜1000重量部であることが好ましく、より好ましくは1〜500重量部であり、更に好ましくは3〜300重量部であり、5〜100重量部、特に好ましくは10〜50重量部である。
第三群のハーブの各抽出物の配合量が少なすぎると、前記第一群のハーブと組み合わさることによる増強作用が低下するおそれがある。一方、多すぎても、それに応じた効能が得られるわけでもない。

本発明の発毛剤は、前記のハーブ抽出液の混合物に対して、保湿剤としてアロエベラおよびユウガオの抽出物を同時に配合することが望ましい。
これらの各抽出物の配合量は、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、各抽出物が1〜10000重量部であることが好ましく、より好ましくは10〜1000重量部である。

本発明の発毛剤は、上記のハーブ抽出液の混合物に加えて、核酸類を栄養素として同時に配合するのが望ましい。核酸類とは、プリンまたはピリミジンのデオキシリボース体あるいはリボース体、あるいはそれらの誘導体をいう。核酸類は単体で配合してもよいが、望ましくはそれらの混合物を配合するのが望ましい。例えば、チミジン、デオキシアデノシン、デオキシグアノシン、デオキシシチジンの混合物でもよく、ウリジン、アデノシン、グアノシン、シチジンの混合物でもよい。また、チミン、アデニン、グアニン、シトシンノの混合物でもよく、酵母などの生物の抽出物を核酸類の供給源に用いてもよい。
これらの各核酸類の配合量は、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、各核酸類が0.001〜10000重量部であることが好ましく、より好ましくは0.01〜100 )重量部である。

本発明の発毛剤は、上記のハーブ抽出液の混合物に加えて、アミノ酸類を栄養素として同時に配合するのが望ましい。アミノ酸類とは、例えば20種類のアミノ酸またはそれらの誘導体の混合物、またはその一部でもよい。また、酵母などの生物の抽出物を供給源に用いてもよく、とくに材料を問わない。
これらの各アミノ酸類の配合量は、前記アムラからの抽出物100重量部に対して、各アミノ酸類が0.001〜10000重量部であることが好ましく、より好ましくは0.01〜1000重量部である。
本発明の発毛剤は、上記のハーブ抽出液の混合物に加えて、ビタミン類を栄養素として同時に配合するのが望ましい。ビタミン類とは、ビタミンA、B1、B2、B6、B12、C、D、E、K、葉酸、ナイアシン、ビオチン、パントテン酸の13種またはそれらの誘導体をいう。これらの混合物でもよく、その一部の混合物でもよい。また、酵母や植物の抽出物を供給源に用いてもよい。
本発明が使用するハーブ類について、インド亜大陸および欧米において、それぞれ優れた効能が公表されている(表1に記載)。また、本発明に関連する生理作用等についても多くの文献が公表されている(表1に記載)。本発明においては、使用したそれぞれのハーブの作用機序が異なるために、ハーブを組合わせることによって著しい相乗作用が得られたと考えられる。この相乗作用による効果は、個々のハーブの効果を足し合わせたより遥かに大きな効果である。

本明細書におけるハーブとは、インド亜大陸、中東、東南アジア等で採取される有用植物(果実、葉、茎、幹、樹皮、幼芽、花、果実、種子、根等の植物体の一部位又は複数部位の混合あるいは全草)をいう。本発明を特徴づける上述した植物の産地はとくに限定されない。いずれも植物体の葉、茎、幹、樹皮、幼芽、花、果実、種子、根等の植物体の一部位または複数部位の混合あるいは全草から抽出したものを使用できる。本発明では、アーユルヴェーダが推奨する部位(表1に記載)を用いた。
植物から抽出物を得る場合、各部位を生のまま用いてもよいが、乾燥、細切、粉砕、圧搾または発酵等の前処理を適宜に施した後、低温ないし加温下で溶媒を用いて抽出する。その抽出方法はとくに限定されないが、例えば、上記植物体の一部位、または2種以上の部位を、低温もしくは室温〜加温下の溶媒中に浸漬する方法があげられる。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度に応じて設定されるが、1時間から2週間程度が好ましい。
抽出溶媒としては、例えば水、低級1価アルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)、低級エステル(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素(ベンゼン、ヘキサン、ペンタン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル等)、アセトニトリル等が挙げられ、それらの一種又は二種以上を用いることができる。また、植物オイル(ゴマ油、ココナツ油、オリーブ油等)、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。必要に応じて、本発明の効果を損なわない範囲で、脱臭、脱色等の精製処理を行ってもよい。更に、必要により防腐防黴剤(フェノキシエタノール、パラオキシ安息香酸エステル類等)を添加後、低温下に1〜2昼夜保存した後に濾過を施してもよい。
本発明を特徴づける植物の好ましい抽出方法の例としては、濃度0〜100容量%の含水エチルアルコール又は1,3−ブチレングリコールを用い、室温、または加温して1〜10日間抽出を行った後に濾過する方法が挙げられる。得られた濾液を低温ないし室温下にて更に1週間程度放置し、熟成させ、再び濾過を行う方法が挙げられる。
本発明の発毛剤に含有されうるハーブ類(アムラ,タカサブロウ,クマノギク、ツボクサ、インドマツリ、チレッタセンブリ、ベルノキ、トゲバーレリア、セイヨウウメギ、セイロンニッケイ、カンゾウ、ブッソウゲ、ヨルソケイ、スイレン、ビャクダン、セイタカミロバラン、アロエベラ、ユウガオ)の合計の含有量は、頭皮への安全性と発毛促進効果を勘案し、乾燥固形分として好ましくは0.000001〜10質量%であり、より好ましくは0.00001〜3質量%である。
本発明の発毛剤は、それを頭皮に適用し、必要に応じてマッサージ等の美容方法を併用することが好ましい。ここで、本発明の発毛剤の頭皮へ投与量は、少なすぎると発明の効果が得られず、多すぎると副作用が生じる可能性がある。植物抽出物の乾燥固形分換算で、頭皮単位面積(1平方センチメートル)当たり、好ましくは0.0002〜1340μg/平方センチメートル/日、より好ましくは0.0002〜270μg/平方センチメートル/日とすることが好ましい。
本発明の発毛剤は、通常用いられる各種の薬効成分、例えば、他の育毛・養毛剤、保湿剤、抗炎症剤、抗酸化剤、細胞賦活剤、紫外線防御剤、血行促進剤等から選ばれる薬効剤の一種または二種以上と併用することができる。それにより、本発明の効果をより高めることができる。
本発明の発毛剤に対して、育毛補助成分として、例えば、センブリエキス、ニンニクエキス、セファランチン、γ−オリザノール、塩化カルプロニウム、アセチルコリン、トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、ショウキョウチンキ、ノニル酸バニルアミド、サリチル酸、レゾルシン、乳酸、プラセンタエキス、ペンタデカン酸グリセリド、ヒノキチオール、アラントイン、グリチルリチン酸、グリチルレチン酸、イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン、ジンクピリチオン、ヒノキチオール、メントール、カンフル、感光素301号、冬虫夏草エキス、トランス−3,4,−ジメチル−3−ヒドロキシフラバノン、西洋オトギリソウエキス、オランダカラシエキス、クララエキス、コムギ胚芽エキス、サンショウエキス、その他女性ホルモン等、を加えることもできる。
本発明の発毛剤に対して、保湿剤として、例えば、アルギン酸、アルギン酸ソーダ、キシリトール、グルコース、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、キシリトール、ソルビトール、POEメチルグルコシド、マルチトール、マルトース、マンニトール、リシン、ハチミツ、ローヤルゼリー、コンドロイチン硫酸、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、アセチルヒアルロン酸ナトリウム、ムコイチン硫酸、カロニン酸、トラネキサム酸、ベタイン、トレハロース、キトサン、尿素、セラミド、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、アシタバ抽出物、アスパラガス抽出物、イザヨイバラ抽出物、クインスシード抽出物、グアバ葉抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等、を加えることができる。
本発明の発毛剤に対して、抗炎症剤として、例えば、アミノカプロン酸、アラントイン、インドメタシン、ビサボロール、サポニン、塩化リゾチウム、アズレン、グアイアズレン、グアイアズレンスルホン酸塩、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、サリチル酸及びその誘導体、ヒノキチオール、感光素、トラネキサム酸及びその誘導体、酸化亜鉛、ウコン抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ボタン抽出物、レイシ抽出物、ワレモコウ抽出物等、を加えることができる。
本発明の発毛剤に対して、抗酸化剤として、例えば、アスタキサンチン、β−カロテン、γ−オリザノール、カイネチン、トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、フラボノイド、SOD、カタラーゼ、フラーレン、フィチン酸、フェルラ酸、クロロゲン酸、没食子酸プロピル、緑茶抽出物、ローズマリー抽出物、ローズヒップ抽出物、ショウブ抽出物、スギナ抽出物、ハマメリス抽出物、パセリ抽出物、ビワ葉抽出物、グレープフルーツ抽出物、シモツケソウ抽出物、ライチ抽出物、ヨモギ抽出物、モモ葉抽出物、マンゴウ抽出物、ボタンピ抽出物、マツ樹皮抽出物、白金、ユビキノン、α−リポ酸等、を加えることができる。
本発明の発毛剤に対して、細胞賦活剤として、例えば、アミノ酪酸、イチョウ抽出物、ウイキョウ抽出物、オランダカラシ抽出物、ニンジン抽出物、クララ抽出物、クロレラ抽出物、サフラン抽出物、ダイズ抽出物、タイソウ抽出物、感光素等、を加えることもできる。
本発明の発毛剤に対して、血行促進剤として、例えば、サンショウ抽出物、ショウキョウ抽出物、センキュウ抽出物、チンピ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキ抽出物、ボタン抽出物、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、アセチルコリン、セファランチン、γ−オリザノール等、を加えることができる。
本発明の発毛剤に対して、前記成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲内で、外用剤に通常用いられる成分である水、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、植物抽出エキス類、ビタミン類、水溶性高分子、界面活性剤、金属石鹸、アルコール、多価アルコール、pH調整剤、防腐剤、香料、粉体、増粘剤、色素、キレート剤等、を適宜配合することができる。
本発明の発毛剤の剤形は、とくに限定されず、例えば、低粘度液体、ペースト、クリーム、フォーム、乳液、パック、軟膏、粉剤、エアゾール、貼付剤等、が挙げられる。なお、本発明は、化粧品、医薬部外品、医薬品のいずれにも適用することができる。具体的には、例えば、育毛・養毛剤、ヘアートニック、ヘアーリキッド、頭部用ローション、頭部用乳液、頭部用クリーム、頭部用ムース、眉毛用美容液、睫毛用美容液、シャンプー、リンス、ヘアートリートメント等、に適用することができる。
本発明で用いるハーブの組合わせは、本発明者等の長年のハーブの基礎研究から生まれたものである。本発明の発毛効果は既存の類似製品をはるかに凌駕し、医療分野または美容分野における優位性、新規性、および有用性は明白である。本発明の最大の特徴は、老若男女のいずれにも有効であり、副作用が一切ないことである。これらの特徴は本発明のみに特異的なものである。それは、全成分について細胞毒性試験を行い、安全な成分および添加量を採用しているからである。以上から、本発明は頭髪の減退に悩む多くの人に福音である。
本発明の根拠となる細胞試験、マウス動物試験、ヒトモニター試験について、実施例を挙げて説明する。細胞試験では、毛髪を合成する毛母細胞、毛母細胞の毛髪周期を制御する毛乳頭細胞、毛包を支える表皮角化細胞、毛包と表皮を支える真皮線維芽細胞の4種の細胞種を使用した。マウス試験は多くの試料を比較的短時間で検定できると同時に、ヒトモデルの代用となり得ることが医学研究等で実証されている。発毛剤の最終的評価には、ヒトモニターを採用した。なお、本発明は上記の実施例に何ら制約されるものではない。
<植物エキスの調製例>
乾燥植物(表1に記載の部位)それぞれの100gを粉砕し、50%含水エタノール溶液1リットルをそれぞれに加え混合した。これらの混合物を室温暗所にて7日間ゆっくり振盪し、濾紙を用いて数回濾過し、不溶解物を取り除き、それぞれの植物エキスを得た。これらのエキスを以下に記載の試験例および実施例で用いた。
1.細胞試験
A.毛母細胞
上記のように調製した各植物エキスについて、毛母細胞に及ぼす増殖促進効果を以下に説明するように評価した。
コラーゲンでコートしたディッシュ(60mm)に1×104個の毛母細胞(東洋紡より購入)を播種し、Mesenchymal Stem Cell Medium(ScienCell Research Laboratories)にFBS(5%)、MSC growth supplement(1%)、Penicillin/streptomycin(1%)を加えた培地を用いて、炭酸ガスインキュベーター内(5%CO2、95%湿度、37℃)で培養した。播種の翌日に1000〜100000倍希釈した植物エキスを培地に1容量%となる量で添加した。また、コントロールとして50%エタノールを培地に1%容量となる量で添加した。4日毎に培地を交換し、そのつど同量の植物エキスあるいは50%エタノールを加えた。14日目に細胞数を計測することにより増殖効果を判定した。細胞増殖率の結果は下記の評価基準にしたがって表2に示した。
なお、表2中、No.18が実施例1、No.19が実施例2、No.20が実施例3、No.1〜17が比較例1〜17である。
B.毛乳頭細胞
上記のように調製した各植物エキスについて、毛乳頭細胞に及ぼす増殖促進効果を以下に説明するように評価した。
ポリ-L-リジンでコートしたディッシュ(60mmシャーレ)に1×104個の毛乳頭細胞(東洋紡より購入)を播種し、Papilla Cell Growth Medium(東洋紡)にFCS(1%)、ITT(0.5%)、BPE(1%)、Cyp(0.5%)を加えた培地を用いて、上記と同様に培養した。播種の翌日に1000〜100000倍希釈した植物エキスを培地に1容量%となるように添加した。また、コントロールとして50%エタノールを培地に1質量%となる量で添加した。4日毎に培地を交換し、そのつど同量の植物エキスあるいは50%エタノールを加えた。14日目に細胞数を計測することにより増殖効果を判定した。細胞増殖率の結果は下記の評価基準にしたがって表2に示した。
C.表皮角化細胞
上記のように調製した各植物エキスについて、表皮角化細胞に及ぼす増殖促進効果を以下に説明するように評価した。
ポリ-L-リジンでコートディッシュ(60mm)に1×104個の乳房表皮角化細胞(東洋紡より購入)または子宮頚部由来の角化細胞(神奈川がんセンターより分与)を播種し、増殖因子類を含む専用培地(東洋紡)培地を用い、上記と同様に培養した。ただし、増殖因子類は五分の一に減らして用いた。播種の翌日に1000〜100000倍希釈した植物抽出物を培地に1容量%となる量で添加した。また、コントロールとして50%エタノールを培地に1容量%となる量で添加した。4日毎に培地を交換し、そのつど同量の植物エキスあるいは50%エタノールを加えた。14日目に細胞数を計測することにより増殖効果を判定した。細胞増殖率の結果は下記の評価基準にしたがって表2に示した。
D.皮膚線維芽細胞
上記のように調製した各植物エキスについて、皮膚線維芽細胞に及ぼす増殖促進効果を以下に説明するように評価した。
ポリ-L-リジンでコートしたディッシュ(60mmシャーレ)に1×104個の顔面皮膚線維芽細胞(東洋紡より購入)を播種し、5%FBSを添加したDMEM培地を用い、上記と同様に培養した。播種の翌日に1000〜100000倍希釈した植物エキスを培地に1質量%となる量で添加した。また、コントロールとして50%エタノールを培地に1容量%となる量で添加した。4日毎に培地を交換し、そのつど同量の植物エキスあるいは50%エタノールを加えた。14日目に細胞数を計測することにより増殖効果を判定した。細胞増殖率の結果は下記の評価基準にしたがって表2に示した。
<評価基準>
試料を加えて細胞を1週間程度培養し、無添加群の増殖率を100%としたとき
-:最適なハーブエキス濃度で細胞増殖率が120%以下
+:最適なハーブエキス濃度で細胞増殖率が120〜150%
++:最適なハーブエキス濃度で細胞増殖率が150〜250%
+++:最適なハーブエキス濃度で細胞増殖率が250%以上
<細胞試験の結果>
毛母細胞においては、アムラ、セイロンマツリ、ヨルソケイが有意な増殖促進効果を示した。毛乳頭細胞では、クマノギク、セイロンマツリ チレッタセンブリが有意な増殖促進効果を示した。表皮角化細胞では、アムラが顕著な増殖促進効果を示し、セイタカミロバランとツボクサが有意な増殖促進効果を示した。真皮線維芽細胞では、ツボクサとベルノキが有意な増殖促進効果を示した。育毛効果が提唱されているクマノギクおよびタカサブロウは、細胞レベルでは際立った効果を示さなかった。ハーブの組合せに試験を実施したが、増殖効果は概ね相加的であった。したがって、細胞試験を用いてハーブ組合せによる相乗効果を調べるのは困難であった。毛髪形成には複数の細胞と多くの因子が関与するので、これらの結果は当然あるともいえる。しかし、以下の動物試験で用いるハーブ素材を選択するために、細胞試験は有効であった。
2.マウス発毛試験
実験動物として毛周期の休止期にある6週齢のBDF-1オスマウスを購入した。マウスは6週目で毛周期の退行期に入り、7週目から休止期に入る。一週間の順化後、バリカンおよびシェ−バーでマウスの背部を剃毛し、試料を1日1 回、1〜2mLずつ背部に塗布した。各試料につきマウス5匹を使用した。個体差の影響を避けるために、比較する二つの試料を同じマウスの背部の左右に塗布した。観察と撮影を1週間毎に行い、6〜7週間後に発毛効果を下記の評価基準にしたがって判定した。
ハーブエキスを単独または組合せで含有する種々に試料を作成し、詳細なマウス発毛試験を実施した。本実施例では、表3に記載するように、アムラまたはクマノギクまたはタカサブロウのエキスに溶媒を添加した試料、ハーブ3種含有試料、ハーブ6種含有試料、ハーブ16種含有試料、ハーブ16種オイル試料、および表6に記載したヒトモニター試験用で用いるレシピAの合計8試料について結果を示した。マウ発毛試験はヒトでの発毛試験を模倣したものであり、近年、その結果はヒトにも適用できることが実証されつつある。


上記の実施例に使用したハーブ16種オイル試料の調整法を記載する。16種のハーブ粉末を熱したゴマ油に投入し、5〜10分間弱火で熱した。冷却させた後、濾過により透明なオイル画分を回収し、オイル抽出試料とした。この試料を上記のマウス試験と下記のヒトモニター試験に用いた。
<評価基準>
スコア1:試験領域の肌の色に変化なし
スコア2:試験領域の肌の色が黒/灰色に変化した(発毛の前段階)
スコア3:試験領域に毛が点状に生え始めた
スコア4:試験領域の1/3〜1/2に毛が密集して生えた
スコア5:試験領域のほぼ全面に毛が生えた
<マウス試験の結果>
マウス発毛試験の結果は表4に、具体的データは図1に示した。ハーブエキス単独では、アムラが有意な発毛効果を示したが、クマノギクとタカサブロウのエキスは両者とも発毛効果は弱かった。しかし、これら3種のハーブを組合わせると、明確な発毛効果が認められた。6種のハーブを組合わせると、発毛効果がさらに増強され、16種類のハーブ組合わせると、さらに効果が増強された。ハーブ16種のオイル抽出物は同エキス試料と同程度の効果を示した。16種類のハーブに補助成分を添加した試料(表6のレシピA)は最も顕著な発毛効果を示した。
3.ヒトモニター試験
A.ヘアーオイルのモニター試験
表3に記載したハーブ16種オイル試料(実施例4)について、発毛効果を検討した。アーユルヴェーダは育毛にヘアーオイルを好んで用いるからである。被験者は脱毛症状が進行した比較的若い12名のバングラデシュ人男性(25歳〜42歳)を採用した。1日に朝晩2回、1〜2mLを6ヶ月頭部に塗布した。下記の評価基準に従って発毛促進効果を評価し、結果を表5に示した。
<評価基準>
− :改善がみられない。
+ :脱毛部の半分以上に毛包のつぼみが生じた。
++ :脱毛部の半分以上に毛の新生が認められた。
+++ :脱毛部に毛が生えそろった。
B.ヘアートニックのモニター試験
表6に示す2種類のヘアートニック試料(有効成分の濃度が異なるレシピAおよびレシピB)を作成した。試料の作成には、脂溶性成分の可溶化、細胞毒性の軽減、栄養成分等の添加を施した。17名の日本人男性(27歳〜60歳)と11名の日本人女性を2群に分け、それぞれの群にレシピAまたはレシピBを1日に朝晩2回、1〜2mLを6ヶ月頭部に塗布した。下記の評価基準に従って、脱毛防止、増毛効果、発毛効果を評価し、得られた結果を表7に示した。
<評価基準>
(1)脱毛防止効果
− :何ら改善がみられない。
+ :脱毛が半分以下に減少した。
++ :ほぼ脱毛が止まった。
+++ :脱毛が完全に止まった。
(2)増毛効果
− :何ら改善がみられない。
+ :毛髪の一部が太くなり、強度が増した。
++ :頭部の半分以上の毛髪が太くなり、強度が増した。
+++ :頭部全体の毛髪が顕著に太くなり、ボリュームを増した。
(3)発毛効果
− :何ら改善がみられない。
+ :脱毛部に産毛が生えそろった。
++ :脱毛部の半分以上に毛の新生が認められた。
+++ :脱毛部に毛が生えそろった。
<ヒトモニター試験の結果>
表5&7から明らかなように、ヒトモニター試験において、本発明を特徴づける植物抽出物を含むヘアーオイルおよびヘアートニックが、被験者のほとんどにおいて顕著な脱毛防止効果、増毛効果、および発毛効果を示した。いずれの試験においても、皮膚刺激やアレルギー反応等の皮膚障害を訴えた被験者は皆無であった。これらの成績は、育毛あるいは発毛を目的とする既知の化粧品、医薬部外品、医薬品等のどれよりも優れていると判定される。したがって、本発明を特徴づける植物抽出物を含む頭部用組成物は、新規性、進歩性および有用性に富むと判断した。
1 溶媒(表3に記載の溶媒)
2 アムラエキス (表3に記載のアムラエキスと溶媒を混合したもの)
3 タカサブロウエキス(表3に記載のタカサブロウエキスと溶媒を混合したもの)
4 クマノギクエキス (表3に記載のクマノギクエキスと溶媒を混合したもの)
5 ハーブ3種(アムラ,タカサブロウ,クマノギク)のエキスの混合物(表3に記載のハーブ3種含有試料)
6 ハーブ6種(アムラ,タカサブロウ,クマノギク、ツボクサ、インドマツリ、チレッタセンブリ)のエキスの混合物(表3に記載のハーブ6種含有試料)
7 ハーブ16種(アムラ,タカサブロウ,クマノギク、ツボクサ、インドマツリ、チレッタセンブリ、ベルノキ、トゲバーレリア、セイヨウウメギ、セイロンニッケイ、カンゾウ、ブッソウゲ、ヨルソケイ、スイレン、ビャクダン、セイタカミロバラン)のエキスの混合物(表3に記載のハーブ16種含有試料)
8 ハーブ16種の混合物をゴマ油で抽出したもの(表3に記載のハーブ16種オイル試料)
9 ハーブ16種混合エキスと補助成分の混合物(表6のレシピA)

Claims (9)

  1. 下記第一群に属するすべてのハーブからの抽出物を有効成分として含む頭部用組成物。
    第一群のハーブ:
    (1)アムラ(学名:Emblica officinals)
    (2)クマノギク(学名:Wedelia calendulacea)
    (3)タカサブロウ(学名:Eclipta alba )
  2. 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、クマノギクからの抽出物が1〜10000重量部であり、タカサブロウからの抽出物が1〜10000重量部である請求項1に記載の頭部用組成物。
  3. 請求項1又は2に記載の頭部用組成物が、下記第二群に属するハーブからの抽出物をすべて含む頭部用組成物。
    第二群のハーブ:
    (4)ツボクサ(学名:Centella asiatica)
    (5)インドマツリ(学名:Plumbago zeylanica)、
    (6)チレッタセンブリ(学名:Swertia chirata)
  4. 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、ツボクサからの抽出物が1〜1000重量部であり、インドマツリからの抽出物が1〜1000重量部であり、チレッタセンブリチレッタセンブリである請求項1に記載の頭部用組成物。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の頭部用組成物が、下記第三群に属するハーブからの抽出物を少なくとも三つ含む頭部用組成物。
    第三群のハーブ:
    (8)ベルノキ(学名:Aegle marmelos)
    (9)トゲバーレリア(学名:Barleria prionitis)
    (10)セイヨウウメギ(学名:Berberis vulgaris)
    (11)セイロンニッケイ(学名:Cinnamomum zeylanicum)
    (12)カンゾウ(学名:Glycyrrhiza glabra)
    (13)ブッソウゲ(学名:Hibiscus rosa−sinensis)
    (14)ヨルソケイ(学名:Nyctanthes arbor−tristis)
    (15)スイレン(学名:Nymphea stellata)nucifera)
    (16)ビャクダン(学名:Santalum album)
    (17)セイタカミロバラン(学名:Terminalia bellirica)
  6. 前記アムラからの抽出物100重量部に対して、第三群のハーブからの抽出物が1〜1000重量部である請求項1に記載の頭部用組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の頭部用組成物が、ユウガオおよび/またはアロエベラからの抽出物をアムラからの抽出物100重量部に対して1〜1000重量部を含む頭部用組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の頭部用組成物が、核酸類、アミノ酸類、ビタミン類から選択された一以上を含む頭部用組成物。
  9. ヘアートニック、ヘアーオイル、頭部用乳液、頭部用クリーム、シャンプー、リンス、および頭部用ムースから選ばれるいずれかの形態を有する請求項1〜8に記載の頭部用組成物。

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