JP2017134970A - 非水電解液二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】非水電解液にフルオロエチレンカーボネートおよびフッ素化鎖状カーボネートを用いた非水電解液二次電池であって、高温下に置いた場合でも、発熱が抑制された非水電解液二次電池を提供する。【解決手段】ここに開示される非水電解液二次電池は、正極50、負極60、および該正負極間に介在するセパレータ70を有する電極体と、非水電解液とを備える。セパレータ70は、耐熱層74を有する。非水電解液は、フルオロエチレンカーボネート、およびフッ素化鎖状カーボネートを含む。電極体は、セパレータ70と正極50との間に、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む絶縁層76を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、非水電解液二次電池に関する。
リチウムイオン二次電池(リチウム二次電池)等の非水電解液二次電池は、既存の電池に比べて軽量且つエネルギー密度が高いことから、近年、パソコンや携帯端末等のいわゆるポータブル電源や車両駆動用電源として用いられている。特に、軽量で高エネルギー密度が得られるリチウムイオン二次電池は、電気自動車(EV)、ハイブリッド自動車(HV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)等の車両の駆動用高出力電源として今後ますます普及していくことが期待されている。
車両の駆動用高出力電源に用いられるリチウムイオン二次電池では、さらなる高性能化が求められており、高性能化の一環として高エネルギー密度化が図られている。リチウムイオン二次電池の高エネルギー密度化の方法の一つとして、正極の高電位化が挙げられる。しかしながら、正極を高電位化した場合には、満充電時の正極の電位が高くなることから、特に高温において非水電解液の分解反応が起こりやすくなる。
これに対し、特許文献1には、非水電解液に、フッ素化環状カーボネートとフッ素化鎖状カーボネートとを併用することが提案されている。そして、特許文献1には、このような非水電解液によれば、高温下でも非水電解液の分解反応が起こりにくいことが記載されている。
特開2007−250415号公報
フッ素化環状カーボネートの中でもフルオロエチレンカーボネートは、合成が比較的容易であることから、入手が容易である。本発明者が鋭意検討した結果、非水電解液二次電池において、非水電解液としてフルオロエチレンカーボネートおよびフッ素化鎖状カーボネートを併用した場合には、非水電解液二次電池を充電状態で高温下(例えば130℃〜200℃の温度下)に置くと、発熱が起こることがわかった。
そこで本発明の目的は、非水電解液にフルオロエチレンカーボネートおよびフッ素化鎖状カーボネートを用いた非水電解液二次電池であって、高温下に置いた場合でも、発熱が抑制された非水電解液二次電池を提供することを目的とする。
ここに開示される非水電解液二次電池は、正極、負極、および該正負極間に介在するセパレータを有する電極体と、非水電解液とを備える。前記セパレータは、耐熱層を有する。前記非水電解液は、フルオロエチレンカーボネート、およびフッ素化鎖状カーボネートを含む。前記電極体は、前記セパレータと前記正極との間に、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む絶縁層を有する。
本発明者の検討によれば、非水電解液としてフルオロエチレンカーボネートおよびフッ素化鎖状カーボネートを併用した非水電解液二次電池を充電状態で高温下においた場合には、123℃、135℃、169℃において正極で、および178℃において負極で、FECの反応に由来する発熱が起こることを見出した。よって、上記のような構成によれば、非水電解液二次電池の温度が123℃に達する前に、セパレータと正極との間に設けられた絶縁層に含まれる樹脂粒子が溶融して正極の表面を覆うため、正極でのFECの反応を阻害することができ、これにより、発熱を抑制することができる。
よってこのような構成によれば、非水電解液にフルオロエチレンカーボネートおよびフッ素化鎖状カーボネートを用いた非水電解液二次電池であって、高温下(例えば130℃〜200℃の温度下)に置いた場合でも、発熱が抑制された非水電解液二次電池を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るリチウムイオン二次電池の内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るリチウムイオン二次電池の捲回電極体の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るリチウムイオン二次電池の捲回電極体の積層構造の一部を示す模式図である。 満充電状態のリチウムイオン二次電池の正極合材および負極合材を電解液と共にそれぞれ加熱した場合の発熱挙動を示すチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明による実施の形態を説明する。なお、本明細書において特に言及している事項以外の事柄であって本発明の実施に必要な事柄(例えば、本発明を特徴付けない非水電解液二次電池の一般的な構成および製造プロセス)は、当該分野における従来技術に基づく当業者の設計事項として把握され得る。本発明は、本明細書に開示されている内容と当該分野における技術常識とに基づいて実施することができる。また、以下の図面においては、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付して説明している。また、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は実際の寸法関係を反映するものではない。
なお、本明細書において「二次電池」とは、繰り返し充放電可能な蓄電デバイス一般をいい、リチウムイオン二次電池等のいわゆる蓄電池ならびに電気二重層キャパシタ等の蓄電素子を包含する用語である。
以下、扁平角型のリチウムイオン二次電池を例にして、本発明について詳細に説明するが、本発明をかかる実施形態に記載されたものに限定することを意図したものではない。
図1に示すリチウムイオン二次電池100は、扁平形状の捲回電極体20と非水電解液(図示せず)とが扁平な角形の電池ケース(即ち外装容器)30に収容されることにより構築される密閉型のリチウムイオン二次電池100である。電池ケース30には外部接続用の正極端子42および負極端子44と、電池ケース30の内圧が所定レベル以上に上昇した場合に該内圧を開放するように設定された薄肉の安全弁36が設けられている。また、電池ケース30には、非水電解液を注入するための注入口(図示せず)が設けられている。正極端子42は、正極集電板42aと電気的に接続されている。負極端子44は、負極集電板44aと電気的に接続されている。電池ケース30の材質としては、例えば、アルミニウム等の軽量で熱伝導性の良い金属材料が用いられる。
捲回電極体20は、図1および図2に示すように、長尺状の正極集電体52の片面または両面(ここでは図3に示すように両面)に長手方向に沿って正極活物質層54が形成された正極シート50と、長尺状の負極集電体62の片面または両面(ここでは図3に示すように両面)に長手方向に沿って負極活物質層64が形成された負極シート60とが、2枚の長尺状のセパレータシート70を介して重ね合わされて長手方向に捲回された形態を有する。なお、捲回電極体20の捲回軸方向(上記長手方向に直交するシート幅方向をいう。)の両端から外方にはみ出すように形成された正極活物質層非形成部分52a(即ち、正極活物質層54が形成されずに正極集電体52が露出した部分)と負極活物質層非形成部分62a(即ち、負極活物質層64が形成されずに負極集電体62が露出した部分)には、それぞれ正極集電板42aおよび負極集電板44aが接合されている。
正極シート50を構成する正極集電体52としては、例えばアルミニウム箔等が挙げられる。正極活物質層54に含まれる正極活物質としては、例えばリチウム遷移金属酸化物(例、LiNi1/3Co1/3Mn1/3、LiNiO、LiCoO、LiFeO、LiMn、LiNi0.5Mn1.5等)、リチウム遷移金属リン酸化合物(例、LiFePO等)等が挙げられる。なかでも、正極50が高電位である場合に特に高い発熱抑制効果が得られることから、金属Li基準電位で4.5以上の作動電位を有するリチウム遷移金属酸化物が好ましく、スピネル型リチウムニッケルマンガン複合酸化物(例、LiNi0.5Mn1.5等)が特に好ましい。正極活物質層54は、活物質以外の成分、例えば導電材やバインダ等を含み得る。導電材としては、例えばアセチレンブラック(AB)等のカーボンブラックやその他(例、グラファイト等)の炭素材料を好適に使用し得る。バインダとしては、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)等を使用し得る。
負極シート60を構成する負極集電体62としては、例えば銅箔等が挙げられる。負極活物質層64に含まれる負極活物質としては、例えば黒鉛、ハードカーボン、ソフトカーボン等の炭素材料を使用し得る。負極活物質層64は、活物質以外の成分、例えばバインダや増粘剤等を含み得る。バインダとしては、例えばスチレンブタジエンラバー(SBR)等を使用し得る。増粘剤としては、例えばカルボキシメチルセルロース(CMC)等を使用し得る。
本実施形態において用いられるセパレータ70は、図3に示すように、セパレータ基材72と耐熱層(HRL)74とを有する。セパレータ70が耐熱層74を有することにより、リチウムイオン二次電池の温度が高温となっても、セパレータ70が膜形状を維持することができる。
なお、図3では、耐熱層74は、セパレータ基材72の負極60に対向する面上に形成されている。しかしながら、耐熱層74は、セパレータ基材72の正極50に対向する面上に形成されていてもよく、セパレータ基材72の正極50に対向する面上と負極60に対向する面上の両方に形成されていてもよい。
セパレータ基材72を構成する樹脂としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、セルロース、ポリアミドが挙げられる。セパレータ基材72は、単層構造であってもよく、二層以上の積層構造(例えば、PE層の両面にPP層が積層された三層構造)であってもよい。
セパレータ基材72の厚みは、通常10μm以上であり、典型的には15μm以上、例えば17μm以上である。一方で、セパレータ基材72の厚みは、通常40μm以下であり、典型的には30μm以下、例えば25μm以下である。
耐熱層74は、高温においてもセパレータ70が膜形状を維持できることから、200℃以上の温度下でも層形状を維持できることが好ましい。耐熱層74は、一般的なリチウムイオン二次電池のセパレータの耐熱層に用いられている材料を含み得る。具体的には、無機フィラーを含み、必要に応じ、バインダ、増粘剤等を含み得る。
無機フィラーとしては、例えば、アルミナ(Al)、マグネシア(MgO)、シリカ(SiO)、チタニア(TiO)等の無機酸化物、窒化アルミニウム、窒化ケイ素等の窒化物、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム等の金属水酸化物、マイカ、タルク、ベーマイト、ゼオライト、アパタイト、カオリン等の粘土鉱物、ガラス繊維等が挙げられる。なかでも、アルミナ、ベーマイト、およびマグネシアが好ましく用いられる。これらの無機フィラーは融点が高く、耐熱性に優れる。またモース硬度が比較的高く、機械的強度および耐久性にも優れる。さらに比較的安価なため原料コストを抑えることができる。
無機フィラーの形状には特に制限はなく、粒子状、繊維状、板状(フレーク状)等であってよい。また、無機フィラーの平均粒子径は、分散安定性等の観点から、好ましくは5μm以下、より好ましくは2μm以下、さらに好ましくは1μm以下である。下限値は特に限定されないが、取扱性等の観点から、好ましくは0.01μm以上、より好ましくは0.1μm以上、さらに好ましくは0.2μm以上である。BET比表面積は、通常1m/g〜100m/g(例えば1.5m/g〜50m/g、典型的には2m/g〜10m/g)である。
耐熱層74に含まれるバインダとしては、例えば、アクリル系バインダ、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリオレフィン系バインダ等が挙げられ、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素系ポリマーを用いることもできる。
耐熱層74に含まれる増粘剤としては、例えば、カルボキシメチルセルロース(CMC)、メチルセルロース(MC)等が挙げられる。
耐熱層74中の無機フィラーの割合は、例えば50質量%以上であり、好ましくは80質量%以上、より好ましくは90質量%〜98質量%である。耐熱層74中のバインダの割合は、例えば1質量%〜10質量%であり、好ましくは1質量%〜5質量%である。耐熱層74中の増粘剤の割合は、例えば1質量%〜10質量%であり、好ましくは1質量%〜5質量%である。
耐熱層74の厚みは特に限定されないが、通常0.5μm以上であり、典型的には1μm以上、好ましくは2μm以上、より好ましくは3μm以上である。一方、耐熱層74の厚みは、通常20μm以下であり、典型的には15μm以下、好ましくは10μm以下である。
本実施形態では、図3に示すように、セパレータ70の正極50に対向する面上に、絶縁層76が設けられている。よって電極体20は、セパレータ70と正極50(正極活物質層54)との間に、絶縁層76を有する。絶縁層76は、正極50(正極活物質層54)と接触している。絶縁層76は、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む。
本発明者は、正極活物質にLiNi0.5Mn1.5を、負極活物質に天然黒鉛を、非水電解液にフルオロエチレンカーボネート(FEC)を含む電解液を用いたリチウムイオン二次電池を作製し、これを充電した後加熱した場合に起こる現象について検討を行った。具体的には、正極活物質としてLiNi0.5Mn1.5を含む正極活物質層を有する正極、負極活物質として天然黒鉛を含む負極活物質層を有する負極、および非水電解液にFECを含む電解液を用いたリチウムイオン二次電池を作製し、これをSOC100%の状態にまで充電した。Ar雰囲気下でグローブボックス中、このリチウムイオン二次電池を解体し、正極活物質層および負極活物質層から、粉末状の正極合材サンプルおよび負極合材サンプルをそれぞれ取り出した。正極合材サンプル80mgと電解液80μLとを熱量測定容器に封入して熱量測定用正極サンプルを調製し、負極合材サンプル40mgと電解液80μLとを熱量測定容器に封入して熱量測定用負極サンプルを調製した。熱量測定用正極サンプルおよび熱量測定用負極サンプルについてそれぞれ、カルベ式大容量熱量計(C80)を用いて、70℃〜250℃の範囲で0.7℃/分の昇温速度でその発熱量を測定した。その結果を図4に示す。図4に示されるように、熱量測定用正極サンプルにおいて、123℃、135℃、および169℃に発熱ピークが見られ、熱量測定用負極サンプルにおいて、178℃に発熱ピークが見られた。すなわち、この検討において、非水電解液にFECを含む電解液を用いたリチウムイオン二次電池を加熱した場合には、123℃、135℃、169℃において正極で、178℃において負極で、FECの反応に由来する発熱が起こること、特にリチウムイオン二次電池の温度が123℃に達した場合にFECの反応に由来する最初の発熱が起こることが見出された。
そこで、本実施形態においては、絶縁層76は、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む。これにより、リチウムイオン二次電池100の温度が123℃に達する前に、セパレータ70と正極と50(正極活物質層54)の間に設けられた絶縁層76に含まれる樹脂粒子が溶融して正極50(正極活物質層54)の表面を覆うため、正極50でのFECの反応を阻害することができ、これにより、発熱を抑制することができる。
ところで、リチウムイオン二次電池において、絶縁層として融点が123℃未満である樹脂シートを用いた場合には、樹脂シートの製造過程(例えば延伸時)において樹脂シートに応力が付加される。このため、樹脂シートには残留応力があり、樹脂シートの温度が樹脂の融点に達した際に、樹脂シートの熱収縮等もあって樹脂の溶融が不均一に起こる。その結果、樹脂が溶融して正極(正極活物質層)の表面を不均一に覆うことになり、FECの反応を十分に阻害できないことがある。これに対し、本実施形態のように、絶縁層76が、融点が123℃未満である樹脂粒子から構成される場合には、絶縁層76には残留応力が発生しないため、樹脂粒子が溶融した際に正極50(正極活物質層54)の表面を均一に覆うことができ、正極50でのFECの反応を十分に阻害することができる。
融点が123℃未満である樹脂粒子を構成する樹脂としては、特に制限はないが、ポリエチレン(PE)が好適である。
融点が123℃未満である樹脂粒子の平均粒子径としては、例えば0.05〜8μmであり、好ましくは0.1〜5μm、より好ましくは0.5〜3μmである。樹脂粒子の平均粒子径は、例えば、レーザ回折・散乱法により測定することができる。
樹脂粒子の融点は、117℃以下であることが好ましい。また、樹脂粒子の融点は、100℃以上であることが好ましく、105℃以上であることがより好ましい。
絶縁層76は、融点が123℃未満である樹脂粒子以外にもバインダ、増粘剤等を含んでいてもよい。
絶縁層76の厚みは特に限定されないが、通常5μm以上であり、典型的には10μm以上、例えば12μm以上である。一方で、絶縁層76の厚みは、通常30μm以下であり、典型的には25μm以下、例えば20μm以下である。
なお、本実施形態においては、図3に示されるように、セパレータ基材72上に絶縁層76が設けられている。しかしながら、セパレータ70が有する耐熱層74が、セパレータ基材72の正極50に対向する面上に設けられており、絶縁層76が、この耐熱層74上に設けられている構成とすることもできる。
また、本実施形態においては、セパレータ70の正極50に対向する面上に、絶縁層76が設けられている。しかしながら、正極50(正極活物質層54)上に絶縁層76を設けて、電極体20が、セパレータ70と正極50との間に絶縁層76を有する構成とすることもできる。
非水電解液としては、フルオロエチレンカーボネート(FEC)とフッ素化鎖状カーボネートとを含む非水溶媒を用いたものが用いられる。
フッ素化鎖状カーボネートとしては、例えば、メチル−2,2,2−トリフルオロエチルカーボネート、エチル−2,2,2−トリフルオロエチルカーボネート、メチル2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルカーボネート、メチル2,2,3,3−テトラフルオロプロピルカーボネート、メチル−3,3,3−トリフルオロプロピルカーボネート、メチル−2,2,3,3,4,4,4−ヘプタフルオロブチルカーボネート、2,2,2−トリフルオロエチル−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロピルカーボネート、ジ(2,2,2−トリフルオロエチル)カーボネート、フルオロメチルメチルカーボネート、(ジフルオロメチル)メチルカーボネート、ビス(フルオロメチル)カーボネート、(1−フルオロエチル)メチルカーボネート、(2−フルオロエチル)メチルカーボネート、エチルフルオロメチルカーボネート、(1−フルオロエチル)フルオロメチルカーボネート、(2−フルオロエチル)フルオロメチルカーボネート、(1,2−ジフルオロエチル)メチルカーボネート、(1,1−ジフルオロエチル)メチルカーボネート、(1−フルオロエチル)エチルカーボネート、(2−フルオロエチル)エチルカーボネート、エチル(1,1−ジフルオロエチル)カーボネート、エチル(1,2−ジフルオロエチル)カーボネート、ビス(1−フルオロエチル)カーボネート、ビス(2−フルオロエチル)カーボネート、(1−フルオロエチル)(2−フルオロエチル)カーボネートなどが挙げられる。イオン伝導度と粘度の観点からは炭素数が5以下のフッ素化鎖状カーボネートが好ましい。さらに、高温での正極での安定性を考慮すると、メチル−2,2,2−トリフルオロエチルカーボネート、エチル−2,2,2−トリフルオロエチルカーボネート、ジ−2,2,2−トリフルオロエチルカーボネートなどの2,2,2−トリフルオロエチル基を有するカーボネートが特に好ましい。上記のフッ素化鎖状カーボネートは、単独で、または2種以上を組み合わせて使用することができる。
また非水電解液は、通常、支持塩を含む。支持塩としては、例えば、LiPF、LiBF、LiClO等のリチウム塩(好ましくはLiPF)を好適に用いることができる。支持塩の濃度は、0.7mol/L以上1.3mol/L以下が好ましい。
上記非水電解液は、本発明の効果を著しく損なわない限りにおいて、例えば、ビフェニル(BP)、シクロヘキシルベンゼン(CHB)等のガス発生剤;ホウ素原子および/またはリン原子を含むオキサラト錯体化合物、ビニレンカーボナート(VC)等の被膜形成剤;分散剤;増粘剤等の各種添加剤を含み得る。
以上のようにして構成されるリチウムイオン二次電池100は、高温下(例えば130℃〜200℃の温度下)に置いた場合でも、発熱が抑制されている。リチウムイオン二次電池100は、各種用途に利用可能である。好適な用途としては、電気自動車(EV)、ハイブリッド自動車(HV)、プラグインハイブリッド自動車(PHV)等の車両に搭載される駆動用電源が挙げられる。リチウムイオン二次電池100は、典型的には複数個を直列および/または並列に接続してなる組電池の形態でも使用され得る。
なお、一例として扁平形状の捲回電極体20を備える角形のリチウムイオン二次電池100について説明した。しかしながら、リチウムイオン二次電池は、積層型電極体を備えるリチウムイオン二次電池として構成することもできる。また、リチウムイオン二次電池は、円筒形リチウムイオン二次電池として構成することもできる。また、ここに開示される技術は、リチウムイオン二次電池以外の非水電解液二次電池にも適用可能である。
以下、本発明に関する実施例を説明するが、本発明をかかる実施例に示すものに限定することを意図したものではない。
〔評価用電池の作製〕
(電池No.1)
正極活物質として平均粒子径10μmのLiNi0.5Mn1.5と、導電材としてのABと、バインダとしてのPVDFとを、正極活物質:AB:PVDF=87:10:3の質量比でN−メチルピロリドン(NMP)と混合し、正極活物質層形成用スラリーを調製した。このスラリーを、長尺状のアルミニウム箔(正極集電体)に塗布し、乾燥して正極を作製した。
負極活物質としての平均粒子径20μmの天然黒鉛(C)と、バインダとしてのSBRと、増粘剤としてのCMCとを、C:SBR:CMC=98:1:1の質量比でイオン交換水と混合して、負極活物質層形成用スラリーを調製した。このスラリーを、長尺状の銅箔(負極集電体)に塗布し、乾燥して負極を作製した。
ポリプロピレン(PP)製の厚さ20μmのセパレータ基材上にベーマイト製の厚さ5μmの耐熱層(HRL)を備えるセパレータ(耐熱温度:236℃。ここで「耐熱温度」とは、下記の方法で測定される温度を指す。以下同じ。)を用意した。これに融点117℃の平均粒子径1μmのポリエチレン(PE)粒子と、増粘剤としてCMCとを、PE粒子:CMC=99.3:0.7の重量比で水と混合し、絶縁層形成用塗工液を調製した。この塗工液を、セパレータ上に塗布し、乾燥して厚さ15μmの絶縁層を有するセパレータを作製した。
上記作製した正極および負極のサイズを、電池の設計容量が約14mAhとなるように調整した。正極とセパレータと負極とを、セパレータの有する絶縁層が正極に対向するようにして積層し、電極体を作製した。この電極体に電極端子を取り付け、電解液と共にラミネートケースに封入して、No.1のリチウムイオン二次電池を作製した。なお、電解液には、FECとメチル−2,2,2−トリフルオロエチルカーボネートとをFEC:メチル−2,2,2−トリフルオロエチルカーボネート=30:70の体積比で含む混合溶媒に、支持塩としてのLiPFを1mol/Lの濃度で溶解させたものを用いた。
〔セパレータの耐熱温度〕
16mmφのセパレータサンプルに電解液(支持塩:0.1MのLiPF、非水溶媒:エチレンカーボネート/エチルメチルカーボネート(体積比)=30/70)を染み込ませる。これを12mmφのSUSで挟み込み、密閉したセルを作製する。SUS間の抵抗値およびセル温度を測定できるよう配線および熱電対を設置する。このセルを恒温槽に入れ、3℃/minで昇温する。セパレータの融点に達すると空孔が塞がり抵抗は上昇(シャットダウン)する。そのまま加熱を続けると、セパレータの収縮や流出によって抵抗が低下する。この抵抗の低下が起きた際の温度を耐熱温度とする。
(電池No.2)
電池No.1と同様にして正極および負極を作製した。また、ポリエチレン(PE)製の厚さ20μmの単層セパレータ(耐熱温度:145℃)を用意した。これらの正極、負極およびセパレータを用いて、電池No.1と同様にして、No.2のリチウムイオン二次電池を作製した。
(電池No.3)
電池No.1と同様にして正極および負極を作製した。また、PP製の厚さ20μmのセパレータ基材上にベーマイト製の厚さ5μmの耐熱層を備えるセパレータ(耐熱温度:236℃)を用意した。これらの正極、負極およびセパレータを用いて、電池No.1と同様にして、No.3のリチウムイオン二次電池を作製した。
(電池No.4)
電池No.1と同様にして正極および負極を作製した。融点117℃の平均粒子径1μmのポリエチレン(PE)粒子と、増粘剤としてCMCとを、PE粒子:CMC=99.3:0.7の重量比で水と混合し、絶縁層形成用塗工液を調製した。この塗工液を、負極上に塗布した後乾燥し、負極上に厚さ15μmの絶縁層を形成した。正極および負極のサイズを、電池の設計容量が約14mAhとなるように調整した。正極と負極とを、これらの間に絶縁層が介在するようにして積層し、電極体を作製した。この電極体を用いて、電池No.1と同様にして、No.4のリチウムイオン二次電池を作製した。
(電池No.5)
融点117℃の平均粒子径1μmのPE粒子に代えて、融点128℃の平均粒子径1μmのPE粒子を用いて絶縁層を形成した以外は、電池No.4と同様にして、No.5のリチウムイオン二次電池を作製した。
(電池No.6)
融点117℃の平均粒子径1μmのPE粒子に代えて、融点141℃の平均粒子径1μmのPE粒子を用いて絶縁層を形成した以外は、電池No.4と同様にして、No.6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(電池No.7)
融点117℃の平均粒子径1μmのPE粒子に代えて、融点181℃の平均粒子径1μmのPP粒子を用いて絶縁層を形成した以外は、電池No.4と同様にして、No.5のリチウムイオン二次電池を作製した。
(電池No.8)
電池No.1と同様にして正極および負極を作製した。PE製の厚さ20μmの単層セパレータ(耐熱温度:145℃)を用意し、融点117℃の平均粒子径1μmのPE粒子を用いて、電池No.1と同様にして、絶縁層を有するセパレータを作製した。これらの正極、負極およびセパレータを用いて、電池No.1と同様にして、No.8のリチウムイオン二次電池を作製した。
(電池No.9)
電池No.1と同様にして正極および負極を作製した。また、PP製の厚さ20μmのセパレータ基材上にベーマイト製の厚さ5μmの耐熱層を備えるセパレータ(耐熱温度:236℃)を用意し、融点117℃の平均粒子径1μmのPE粒子に代えて、融点128℃の平均粒子径1μmのPE粒子を用いて、電池No.1と同様にして、絶縁層を有するセパレータを作製した。これらの正極、負極およびセパレータを用いて、電池No.1と同様にして、No.9のリチウムイオン二次電池を作製した。
(電池No.10)
電池No.1と同様にして正極および負極を作製した。また、PP製の厚さ20μmのセパレータ基材上にベーマイト製の厚さ5μmの耐熱層を備えるセパレータ(耐熱温度:236℃)を用意し、融点117℃の平均粒子径1μmのPE粒子に代えて、融点141℃の平均粒子径1μmのPE粒子を用いて、電池No.1と同様にして、絶縁層を有するセパレータを作製した。これらの正極、負極およびセパレータを用いて、電池No.1と同様にして、No.10のリチウムイオン二次電池を作製した。
〔電池の熱安定性評価〕
No.1〜No.9のリチウムイオン二次電池に初期充電を行い、これらを活性化した。具体的には、1/5Cの電流値で4.9Vまで定電流充電を行い、その後、電流値が1/50Cになるまで定電圧充電を行って満充電状態とした。その後、1/5Cの電流値で3.5Vまで定電流放電した。
活性化した各リチウムイオン二次電池を、SOC90%の充電状態に設定した後、熱量測定容器に封入した。これを、カルベ式大容量熱量計(C80)にセットし、70〜200℃の範囲で0.7℃/分で昇温しながらその発熱量を測定した。測定値を用いて、No.2のリチウムイオン二次電池の総発熱量を100とした場合の、その他のリチウムイオン二次電池の総発熱量を、相対総発熱量比として計算した。計算結果を表1に示す。
Figure 2017134970
表1より、非水電解液がFECおよびフッ素化鎖状カーボネートを含むリチウムイオン二次電池に関し、セパレータが耐熱層を有し、セパレータと正極との間に、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む絶縁層が設けられたNo.1のリチウムイオン二次電池の発熱量が最も小さかった。これは、電池の温度が123℃に到達する前に、樹脂粒子が溶融して正極の表面を覆うことにより、123℃、135℃、169℃において正極で起こるFECの反応に由来する発熱をすべて抑制できたためと考えられる。
特に、絶縁層を有していないNo.2およびNo.3のリチウムイオン二次電池と、No.1のリチウムイオン二次電池との比較により、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む絶縁層を設けたことによる、発熱抑制効果を把握することができる。
耐熱層を有するセパレータを有していないNo.4〜No.7のリチウムイオン二次電池では発熱を十分に抑制することができなかった。特に、No.4のリチウムイオン二次電池は、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む絶縁層を有するが、耐熱層を有するセパレータを有していないために、絶縁層が膜形状を維持できず、短絡が起きた。
No.8のリチウムイオン二次電池は、PE製単層セパレータと、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む絶縁層とを有するが、セパレータおよび絶縁層が膜形状を維持できず、短絡が起きた。
No.9のリチウムイオン二次電池は、耐熱層を有するセパレータと、樹脂粒子を含む絶縁層とを有するが、発熱を十分に抑制することができなかった。これは、樹脂粒子の融点が128℃であり、123℃で正極で起こるFECの反応に由来する発熱を抑制できなかったためと考えられる。
No.10のリチウムイオン二次電池は、耐熱層を有するセパレータと、樹脂粒子を含む絶縁層とを有するが、発熱を十分に抑制することができなかった。これは、樹脂粒子の融点が141℃であり、123℃および135℃で正極で起こるFECの反応に由来する発熱を抑制できなかったためと考えられる。
以上の結果より、本実施形態に係るリチウムイオン二次電池100は、高温下に置いた場合でも、発熱が抑制されることがわかる。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、請求の範囲を限定するものではない。請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
20 捲回電極体
30 電池ケース
36 安全弁
42 正極端子
42a 正極集電板
44 負極端子
44a 負極集電板
50 正極シート(正極)
52 正極集電体
52a 正極活物質層非形成部分
54 正極活物質層
60 負極シート(負極)
62 負極集電体
62a 負極活物質層非形成部分
64 負極活物質層
70 セパレータシート(セパレータ)
72 セパレータ基材
74 耐熱層
76 絶縁層
100 リチウムイオン二次電池

Claims (1)

  1. 正極、負極、および該正負極間に介在するセパレータを有する電極体と、
    非水電解液と、
    を備える非水電解液二次電池であって、
    前記セパレータは、耐熱層を有しており、
    前記非水電解液は、フルオロエチレンカーボネート、およびフッ素化鎖状カーボネートを含み、
    前記電極体は、前記セパレータと前記正極との間に、融点が123℃未満である樹脂粒子を含む絶縁層を有する、
    非水電解液二次電池。
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