JP2017134924A - プッシュスイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】 色仕様等の多様性に柔軟に対応することができるとともに、耐久性・信頼性に優れるプッシュスイッチを提供する。
【解決手段】 軟質のボタン10の側周壁11にガイド溝13を形成し、このガイド溝13に硬質のキャップ20の脚部23を嵌め込むことによって、キャップ20がボタン10に分離可能に連結される。そして、キャップ20の押圧操作体22が押圧されると、脚部23がガイド溝13にガイドされながら、脚部23の下端がケース30の内鍔32の上面に当接することで、押圧操作体22の押し込みストロークが規制されている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、例えば車両等に設けられるプッシュスイッチに関する。
特許文献1には、車両の外装部材の内部に保持されるスイッチ本体と、外装部材の開口に設けられスイッチ本体に連係されるボタンとを備える車両用スイッチが記載されている。この車両用スイッチでは、ボタンは外装部材の開口に設けられてスイッチ本体に連係されるゴム材からなる基部と、この基部の外側に被せられる硬質の装飾部材を備えている。
特許文献1に記載の車両用スイッチによれば、装飾部材が車両の外装部材の外観意匠の一部を成し、装飾部材に各種の装飾を施すことができ、ボタンへの装飾の自由度が向上し、ボタンにおける意匠性を高めることができる。
特許文献2には、スイッチ露出開口を備えたスイッチ取付装置と、スイッチ取付装置への固定状態においてスイッチ露出開口から露出する押しボタン部により操作されるスイッチ本体を弾性シール体により覆ってシールした押しボタンスイッチを有する押しボタンスイッチの取付構造が記載されている。この取付構造では、押しボタン部は、硬質材料により形成されて弾性シール体に離脱容易に連結されるキャップ部材に形成され、このキャップ部材のストッパ部をスイッチ取付装置のスイッチ露出開口周縁裏面に干渉させて、キャップ部材の脱離が規制されている。
特許文献2に記載の押しボタンスイッチの取付構造によれば、押しボタン部を容易に着脱することができるために、色仕様等の多様性に柔軟に対応することができ、かつ、スイッチ取付装置への取り付け状態においては、押しボタン部が脱離することがない。
特許文献3には、外鍔部を有する筒状の軟質の内部ボタンと、内部ボタンを覆うように内部ボタンに固定された硬質のボタンと、内部ボタンの開口部に装着されたスイッチ基板と、内部ボタン内に配されたスイッチと、内部ボタンの側壁に固定されたケースとを備えるプッシュスイッチが記載されている。このプッシュスイッチでは、ボタンは側周壁と上部操作壁を有し、側周壁端部に張り出し部が設けられている。そして、張り出し部は、ケースに設けられている内鍔部と対向して配されると共に、内部ボタンの外鍔部と空隙をもって配され、ボタンが押圧され内部ボタンが弾性変形してスイッチがオンされると、前記張り出し部が前記外鍔部と当接する。
特許文献3に記載のプッシュスイッチによれば、軟質の内部ボタンを覆うように硬質のボタンは配置されているため、爪等が当たっても内部ボタンを保護できると共に、スイッチがオンされるとボタンの張り出し部が内部ボタンの外鍔部と当接してボタンの押圧力をケースの内鍔部により受け止め、スイッチに過大な押圧力が加わることがない。
特開2006−100013号公報 特開2009−104804号公報 特開2010−244825号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用スイッチでは、ゴム材からなる基部に設けた孔に装飾部材に設けた突起を嵌合させることでこれらを連結しているため、シール性が低下し易く、スイッチ本体が配置されている空間内に水が浸入する虞がある。
また、特許文献1に記載の車両用スイッチでは、ボタンに大きな押圧力が作用した場合、ゴム材からなる基部に設けた薄いたわみ部が必要以上に伸ばされ、基部自体が破損する虞もある。
特許文献2に記載の押しボタンスイッチの取付構造では、スイッチ本体を弾性シール体により覆ってシールしているためシール性が高い。
しかしながら、押しボタン部が押圧操作されると、軟質の押しボタン部の一部が硬質材料からなる押しボタン部と硬質材料からなるスイッチケースとの間に挟み込まれる構造になっているため、繰り返しの押圧操作によって押しボタン部とスイッチケースとの間に挟み込まれる部分が損傷し、弾性シール体によるシールが破られる虞がある。
特許文献3に記載のプッシュスイッチでは、ボタンが押圧操作されると、軟質の内部ボタンの外鍔部が硬質材料からなるボタンの張り出し部とケースの内鍔部との間に挟み込まれる構造になっているため、繰り返しの押圧操作によって外鍔部が損傷し、内部ボタンによるシールが破られる虞がある。
そこで本発明は、従来技術の有する利点を活かしつつ、軟質のボタンのシール性・耐久性の低下を抑制し、耐久性及び信頼性の高いプッシュスイッチを提供することを目的とするものである。
以下、上記の課題を解決するために成された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各態様において採用される構成要素は、可能な限り任意な組み合わせで採用することができる。また、本発明の態様あるいは技術的特徴は以下に記載のものに限定されることなく、明細書全体および図面に記載されたもの、或いはそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づいて認識されるものである。
本発明の一実施態様は、
側周壁と天井壁を有し、下面に開口部を有する軟質のボタンと、
前記ボタンの上部に装着された硬質のキャップと、
前記開口部に装着された基体と、
前記基体上であって前記ボタン内に配されたスイッチ部品と、
前記側周壁の外周面に固定されたケースと、を備えたプッシュスイッチであって、
前記ボタンは、前記側周壁の外面に上下方向若しくは水平方向に延びる複数のガイド溝を有し、
前記キャップは、前記天井壁に当接する上部壁と、前記上部壁から上方に突出する押圧操作体と、前記上部壁から下方に延出する複数の脚部を有するとともに、前記脚部が前記ガイド溝に嵌め込まれて前記ボタンに分離可能に連結され、
前記押圧操作体が押圧された際、前記脚部が前記ケースに当接することで前記押圧操作体の押し込みストロークが規制されることを特徴とする。
本発明の他の実施態様では、更なる特徴として、
「前記ケースは内鍔部を有し、前記押圧操作体が押圧された際、前記脚部が前記内鍔部の上面に当接すること」、
「前記ガイド溝は、前記押圧操作体が押圧された際に前記脚部が当接する前記ケースの当接面よりも下方まで延びていること」、
「前記脚部は、前記ガイド溝から側方に突出する突出部を有し、
前記押圧操作体が押圧された際、前記突出部が前記ケースに当接すること」、
「前記押圧操作体の押圧が解除された状態において、前記脚部が前記ガイド溝に係止される構造を有すること」、
を含む。
本発明によれば、キャップをボタンから着脱することができ、色仕様等の多様性に柔軟に対応することができるとともに、軟質のボタンのシール性・耐久性の低下を抑制し、プッシュスイッチの耐久性及び信頼性を高めることができる。
本発明の第1の実施形態例に係るプッシュスイッチの分解斜視図である。 本発明の第1の実施形態例に係るプッシュスイッチの上面図である。 本発明の第1の実施形態例に係るプッシュスイッチの底面図である。 本発明の第1の実施形態例に係るプッシュスイッチの正面図である。 本発明の第1の実施形態例に係るプッシュスイッチの右側面図である。 本発明の第1の実施形態例に係るプッシュスイッチが押圧操作されていない状態を説明するための断面図であり、(a)は図2中のA−A線における断面図、(b)は図2中のB−B線における断面図にそれぞれ対応している。 本発明の第1の実施形態例に係るプッシュスイッチが押圧操作された状態を説明するための断面図であり、(a)は図2中のA−A線における断面図、(b)は図2中のB−B線における断面図にそれぞれ対応している。 本発明の第2の実施形態例に係るプッシュスイッチの分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態例に係るプッシュスイッチの正面図である。 本発明の第2の実施形態例に係るプッシュスイッチの右側面図である。 本発明の第3の実施形態例に係るプッシュスイッチの分解斜視図である。 本発明の第3の実施形態例に係るプッシュスイッチの正面図である。 本発明の第3の実施形態例に係るプッシュスイッチの右側面図である。
以下、本発明の実施形態例を、図面を参照して説明する。
なお、本明細書では、図1の上方向を「上方」などと呼び、図1の下方向を「下方」などと呼ぶ。また、上下方向は、本発明のプッシュスイッチが車両等に組み込まれたときの位置関係や方向を示すものではない。
(第1の実施形態例)
本発明の第1の実施形態例に係るプッシュスイッチ1Aを、図1乃至図7を用いて説明する。
本例のプッシュスイッチ1Aは、スイッチ露出開口を備えたスイッチ取付装置に装着される。具体的には、図6及び図7に示すように、スイッチ取付装置が車両用ドアハンドル装置の場合、ユーザがドアロック装置を作動させるときは、車両用ドアハンドル装置の表面部材80の開口81より露出した押圧操作体22を押圧してスイッチ操作することにより、ドアの施錠もしくは解錠を行うことができる。
本例のプッシュスイッチ1Aは、ボタン10と、キャップ20と、ケース30と、スイッチ40と、基体50と、ターミナル部材60と、リード線70を備えている。
ボタン10は、ゴム等の弾性を有する軟質樹脂で一体に形成され、矩形平板状の天井壁12と、その周縁から垂下された側周壁11を備え、下面に開口部を有している。
天井壁12の上面中央部には、上方に突出する略円柱状の操作突起12aが設けられている。
周囲4面の側周壁11には、それぞれ上端部から下方に所定の長さだけ延びる凹状のガイド溝13が設けられている。ガイド溝13の下方部分は若干幅が広く形成されており、拡幅された部分の上縁部は後述のキャップ20の脚部23に設けられた被係止部23aを係止する係止部14となっている。
側周壁11のガイド溝13よりも下の部分には、全周に亘って外方に広がる段差部15が設けられている。
ケース30は、硬質樹脂によって一体に形成され、角筒状の周壁部31と、周壁部31の上端から全周に亘って内側に延出された内鍔部32を備えている。
周壁部31の対向する2面には内側に突出する係止爪33が設けられ、他の1面にはリード線70を引き出すための導出孔34が設けられている。
ボタン10は、段差部15の上面が内鍔部32の下面に当接するようにしてケース30に装着される。これにより、側周壁11の上部と天井壁12と操作突起12aがケース10から上方に突出する。なお、ガイド溝13の下端は内鍔部32の上面よりも若干下に位置する。
スイッチ40は、直方体状の本体部41と、円柱状の操作部42と、本体部41から下方に延出された4本の端子43を備えている。
操作部42は、本体部41内から上方に突出し、上下方向に移動可能に構成され、本体部41内の図示しない弾性部材により上向きに付勢されている。なお、操作部42が下方に押圧されるとスイッチがオンされる。
このスイッチ40は基体50の上に載置され、スイッチ40と基体50はケース30の中に収容されている。
基体50は、硬質樹脂によって一体に形成され、スイッチ40が載置される矩形平板状の載置部51と、載置部51から上方に突出し本体部41の対向する2つの側面に当接する突起52と、載置部51の下面に形成された係止突起54を備えており、載置部51には端子43が挿入される挿入孔53が設けられている。
係止突起54は、ケース30の係止爪33に対応する3箇所の位置に設けられており、係止爪32にそれぞれ係止される。これにより、基体50は、載置部51の周縁部がボタン10の段差部15に嵌め込まれ、ボタン10の開口部を塞ぐように装着されてケース30の内側に固定される。
載置部51の下面には、導電性の2つのターミナル部材60が固定されている。
このターミナル部材60は、挿入孔63が設けらた平板部61と、平板部61の一端から垂下され挿入孔64が設けられた垂下部62を備えている。
端子43は、挿入孔63を介して下方に引き出されてターミナル部材60に半田等によって電気的に接続される。
また、2本のリード線70は、その一端が挿入孔64に通され垂下部62に支持された状態でターミナル部材60に電気的に接続され、他端は導出孔34からケース30の外部に引き出されている。
なお、スイッチ40が配されたボタン10内への水の浸入を確実に防止するために、2液混合のエポキシ樹脂などの充填材を基体50の下面のケース内の空間に万遍なく充填するのが好ましい。
キャップ20は、硬質樹脂によって一体に形成され、下面に凹部21aを有する矩形平板状の上部壁21と、上部壁21の上面中央部から上方に突出する角柱状の押圧操作体22と、上部壁21の4辺から下方に延出して若干弾性を有するように形成された脚部23を備えている。そして、脚部23の途中には若干幅が広く形成された被係止部23aが設けられている。
キャップ20がボタン10の上部に装着されると、上部壁21の凹部21a内に天井壁12の操作突起12aが部分的に挿入され、上部壁21の下面に天井壁12の一部(操作突起12aの上面)が当接し、また、脚部23がガイド溝13に嵌め込まれ、係止部14によって被係止部23aが係止される。なお、脚部23の厚みW1はガイド溝13の深さW2よりも大きく形成されており、脚部23の外面側はガイド溝13の外部に突出した突出部23bとなっている(図6参照)。
ボタン10の上部に装着されたキャップ20は、ボタン10に分離可能に連結された状態となっている。具体的には、キャップ20を一定以上の力で上方に引っ張ることにより、脚部23が外方に広がって係止部14と被係止部23aの係合が解け、キャップ20をボタン10から取り外すことができる。
以上のように構成される本例のプッシュスイッチ1Aは、車両用ドアハンドル装置の表面部材80の開口81から押圧操作体22が露出するように車両用ドアハンドル装置の内部に固定される。このように車両用ドアハンドル装置内にプッシュスイッチ1Aが配されると、上部壁21の上面は、開口81の周辺部に位置する表面部材80の下面と僅かな隙間を介して対向する。これにより、車両用ドアハンドル装置の外部からキャップ20を引き抜こうとしても、上部壁21が開口81の周縁裏面に突き当たるため、キャップ20を引き抜くことができない。
また、図6の図面上方向から下方向に押圧操作体22が押圧されると、脚部23がガイド溝13によってガイドされながら、キャップ20が操作突起12aを押し下げる。これにより、図7に示すように天井壁12が弾性変形して操作部42を下方へ押し込み、スイッチ40をオンし、リード線70により外部に信号が伝わり、ドアの施錠もしくは解錠を行うことができる。
以上説明した本例のプッシュスイッチ1Aでは、軟質のボタン10の側周壁11の外面に上下方向に延びるガイド溝13を複数形成し、このガイド溝13に硬質のキャップ20の上部壁21から下方に延出された複数の脚部23を嵌め込むことによって、キャップ20をボタン10に分離可能に連結している。
これにより、キャップ20をボタン10から着脱することができ、色仕様等が異なるキャップ20を用いて例えば車体の色仕様等に柔軟に対応することができる。
また、本例のプッシュスイッチ1Aでは、キャップ20の上部壁21から上方に突出する押圧操作体22が押圧されると、脚部23がケース30にダイレクトに当接することで押圧操作体22の押し込みストロークが規制されている。
具体的には、側周壁11の外表面から突出した突出部23bの下端と内鍔部32の上面との距離は、押圧操作体22を押圧してスイッチ40がオンするまでのストロークの距離とほぼ同じに設定される。
これにより、押圧操作体22を押圧してスイッチ40をオンするとほぼ同時に突出部23bの下端が内鍔部32の上面に当接し、必要以上の荷重がスイッチ40に加わることがなく、スイッチ40を確実に保護できる。それに加え、押圧操作体22の押し込みストロークが規制される際に、軟質のボタン10が硬質のキャップ20と硬質のケース30との間に挟み込まれることがないため、繰り返しの押圧操作によってボタン10の耐久性が低下するのを効果的に抑制することができ、長期に亘ってボタン10によるシール機能を確保することができる。
また、本例のプッシュスイッチ1Aでは、ボタン10に設けられているガイド溝13は、内鍔部32の上面よりも下方まで延びている。つまり、押圧操作体22が押圧された際に脚部23の下端が当接するケース30の当接面よりも下方まで延びている。このため、各部品の寸法公差や組付公差が多少大きくても、押圧操作体22の押し込みストロークが規制される際に、軟質のボタン10が硬質のキャップ20と硬質のケース30との間に挟み込まれることがない。
また、本例のプッシュスイッチ1Aでは、押圧操作体22の押圧が解除された状態(図6の状態)において、脚部23の被係止部23aがガイド溝13の係止部14に係止される構造となっている。これにより、キャップ20のガタツキを抑制でき、操作性を向上させることができる。
(第2の実施形態例)
本発明の第2の実施形態例に係るプッシュスイッチ1Bを、図8乃至図10を用いて説明する。
図8乃至図10において第1の実施形態例と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
本例において第1の実施形態例と大きく異なる点は、以下の2点である。
まず、第1の実施形態例では周囲4面の側周壁11に上下方向に延びるガイド溝13を形成しているが、本例のプッシュスイッチ1Bでは対向する2面の側周壁11に水平方向に延びるガイド溝113を形成している。
また、第1の実施形態例では若干弾性を有する脚部23を上部壁21の4辺から延出させているが、本例のプッシュスイッチ1Bでは特に弾性を必要としない脚部123を上部壁21の対向する2辺から下方に延出させている。
本例のプッシュスイッチ1Bでは、脚部123の下端に設けられている爪状の被係止部123aをガイド溝113に嵌め込むようにして、キャップ20を横方向からスライドさせながらボタン10に装着する。
キャップ20がボタン10の上部に装着されると、上部壁21の下面に天井壁12の一部(操作突起12aの上面)が当接し、被係止部123aがガイド溝13の上端で係止される構造となっている。
本例のプッシュスイッチ1Bにおいては、キャップ20を横方向にスライドさせることにより比較的容易にキャップ20をボタン10から取り外すことができる。これにより、色仕様等の多様性に柔軟に対応することができる。
また、本例のプッシュスイッチ1Bにおいても、側周壁11の外表面から突出した突出部123bの下端と内鍔部32の上面との距離は、押圧操作体22を押圧してスイッチ40がオンするまでのストロークの距離とほぼ同じに設定され、脚部123がケース30にダイレクトに当接することで押圧操作体22の押し込みストロークが規制されている。
また、本例のプッシュスイッチ1Bにおいても、ガイド溝113は内鍔部32の上面よりも下方まで延びており、押圧操作体22の押し込みストロークが規制される際に、軟質のボタン10が硬質のキャップ20と硬質のケース30との間に挟み込まれることがない。
以上、本発明の2つの実施形態例を説明したが、本発明はこれらの実施形態例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜の変更等ができることは言うまでもない。
上記実施形態例ではボタンとキャップが互いに係合する連結構造を採用しているが、例えば図11乃至図13に示すように、ストレート状のガイド溝213にストレート状の脚部223を単に嵌合させる構造にしてもよい。この場合、嵌合強度が強過ぎると、キャップを押圧操作する際にボタン10とキャップ20の摩擦が大きくなり操作性が悪くなるため、適度な嵌合強度に設定するのが好ましい。但し、嵌合強度が弱過ぎると、押圧操作体22の押圧が解除されて天井壁12の変形が戻る際の衝撃で嵌合が緩み、上部壁21が車両用ドアハンドル装置の表面部材に強く突き当たって異音が生じる場合がある。このような場合には、押圧操作体22を囲うように上部壁21の上面に弾性を有するOリング等を装着することにより、異音の発生を抑制することができる。
また、上記実施形態例ではボタン10の上面に操作突起12aを設けているが、押圧操作体22の押圧操作によってボタン10が操作部42を下方に押し込み、スイッチ40をオンできる形態になっていれば、操作突起12aは必ずしも設ける必要はない。
1A、1B、1C プッシュスイッチ
10 ボタン
11 側周壁
12 天井壁
12a 操作突起
13、113、213 ガイド溝
14 係止部
15 段差部
20 キャップ
21 上部壁
21a 凹部
22 押圧操作体
23、123、223 脚部
23a、123a 被係止部
23b、123b、223b、 突出部
30 ケース
31 周壁部
32 内鍔部
33 係止爪
34 導出孔
40 スイッチ
41 本体部
42 操作部
43 端子
50 基体
51 載置部
52 突起
53 挿入孔
54 係止突起
60 ターミナル部材
61 平板部
62 垂下部
63、64 挿入孔
70 リード線
80 車両用ドアハンドル装置の表面部材
81 開口

Claims (5)

  1. 側周壁と天井壁を有し、下面に開口部を有する軟質のボタンと、
    前記ボタンの上部に装着された硬質のキャップと、
    前記開口部に装着された基体と、
    前記基体上であって前記ボタン内に配されたスイッチ部品と、
    前記側周壁の外周面に固定されたケースと、を備えたプッシュスイッチであって、
    前記ボタンは、前記側周壁の外面に上下方向若しくは水平方向に延びる複数のガイド溝を有し、
    前記キャップは、前記天井壁に当接する上部壁と、前記上部壁から上方に突出する押圧操作体と、前記上部壁から下方に延出する複数の脚部を有するとともに、前記脚部が前記ガイド溝に嵌め込まれて前記ボタンに分離可能に連結され、
    前記押圧操作体が押圧された際、前記脚部が前記ケースに当接することで前記押圧操作体の押し込みストロークが規制されることを特徴とするプッシュスイッチ。
  2. 前記ケースは内鍔部を有し、前記押圧操作体が押圧された際、前記脚部が前記内鍔部の上面に当接する請求項1に記載のプッシュスイッチ。
  3. 前記ガイド溝は、前記押圧操作体が押圧された際に前記脚部が当接する前記ケースの当接面よりも下方まで延びている請求項1または2に記載のプッシュスイッチ。
  4. 前記脚部は、前記ガイド溝の外部に突出する突出部を有し、
    前記押圧操作体が押圧された際、前記突出部が前記ケースに当接する請求項1から3のいずれか一項に記載のプッシュスイッチ。
  5. 前記押圧操作体の押圧が解除された状態において、前記脚部が前記ガイド溝に係止される請求項1から4のいずれか一項に記載のプッシュスイッチ。
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