JP2017134670A - 媒体発行装置 - Google Patents

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JP2017134670A
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久貴 近藤
Hisataka Kondo
久貴 近藤
哲史 吉川
Tetsushi Yoshikawa
哲史 吉川
真三 田辺
Shinzo Tanabe
真三 田辺
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Abstract

【課題】厚みのある磁気ストライプが付された通帳を繰出しローラにより繰り出す時の斜行搬送を防止する。
【解決手段】冊子状の媒体を繰出して発行する媒体発行装置であって、媒体を保管するスタッカと、スタッカから媒体を繰出すローラであって、繰出し時に媒体に付された磁気ストライプに接触する部位の径が、他の部位の径よりも小さいローラと、を備える。
【選択図】図6

Description

本発明は、現金自動預払機をはじめとした通帳等の媒体の発行するための、媒体発行装置に関する。
銀行システムなどの金融機関システムに採用される、例えばATM(Automated Tellers Machine)のような自動取引装置には、通帳を保管する媒体スタッカが搭載されているものがあり、装置取扱者の通帳等の媒体が満記になった際に、媒体スタッカから新規の媒体を発行する機能が備わっている。通帳発行時に保管してある通帳が傾いて搬送されると、繰出し時にジャムが発生する危険性があるという問題があった。このような問題点に鑑みて、例えば、特許文献1には、繰り出し時に通帳の斜行が発生しない通帳繰り出し機構が開示されている。
特開2003−151009号公報
上記手法では、繰出し時に通帳が斜めに搬送されることを防ぐ方法について記述されているが、繰出しローラについては言及されていない。通帳などの冊子状の媒体には表紙に磁気ストライプがある。しかし、通帳に貼ってある磁気ストライプの厚みの考慮がされていない。媒体は繰出しローラに押し付けられているため、媒体幅において凸となっている磁気ストライプ面が繰出しローラに最も強く押しあたり、押付力のアンバランスが生じてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、厚みのある磁気ストライプが付された通帳を繰出しローラにより繰り出す時の斜行搬送を防止することを目的とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる媒体発行装置は、冊子状の媒体を繰出して発行する媒体発行装置であって、前記媒体を保管するスタッカと、前記スタッカから前記媒体を繰出すローラであって、繰出し時に前記媒体に付された磁気ストライプに接触する部位の径が、他の部位の径よりも小さい前記ローラと、を備えることを特徴とする媒体発行装置として構成される。
本発明によれば、厚みのある磁気ストライプが付された通帳を繰出しローラにより繰り出す時の斜行搬送を防止することができる。
自動取引装置に搭載する通帳繰り出し部の図 通帳繰り出し部が有する媒体スタッカの上面図 一般的な磁気ストライプを有する通帳図 媒体スタッカの媒体繰り出し図 従来の機構による媒体スタッカの繰出しローラ形状の図 媒体スタッカの繰出しローラ形状の図(例1) 媒体スタッカの繰出しローラ形状の図(例2) 他の繰出しローラ形状の図
本実施形態は、銀行システムなどの金融機関システムに採用される、例えばATM(Automated Tellers Machine)のような自動取引装置に搭載する通帳繰り出し部等の媒体発行機構に関する。しかし、装置内で通帳等の媒体の発行をおこなう機構を有するものであれば適用できるため、特にこれに限定されるものではない。以下、本発明の一実施例による媒体発行装置の図を参照して詳細に説明する。
図1は、ATM(Automated Tellers Machine)のような自動取引装置に搭載する通帳等の媒体を用いて取引を行なう通帳プリンタ部100の構成を示す。自動取引装置では、装置取扱者が媒体(例えば、冊子状の通帳1)の挿入口2からの挿入を受けて取引を開始する。入出金等の取引後、制御部8の制御により駆動手段9を動かし、搬送手段3にあるローラによって通帳1を搬送し、通帳記帳部において光学センサ5で通帳を検知し、印字済み行数やページ数を読み取る。
印字部6で通帳等の通帳1に装置取扱者の取引内容の印字を行ない、記録部4で磁気ストライプ15に装置取扱者の取引情報の記録を書き込む。装置取扱者に通帳1を返却する。装置取扱者の通帳1が満記になったとき一時的に退避路11に通帳を送り、通帳繰出部10から新規の通帳1が閉じたまま繰り出され、印字部で装置取扱者の名前や支店名を印字し、ページ替え部7で表紙ページをめくり、印字部6で装置取扱者の取引情報を印字する。その後、記録部4で磁気ストライプ15に情報を書き込み、挿入口2から装置取扱者に新規の通帳を返却する。
通帳繰り出し部10には、その下側であって、繰出し方向にある搬送路101を通って通帳1などの媒体を発行するために、図2に示す着脱可能な媒体スタッカを有している。媒体スタッカは、図3に示すように、背山を下方にした通帳を立位状態で保管しておくことができる。図2では、押板12が、立位状態で保管されている通帳1を、通帳1の集積方向(図中中央)に押し、ローラ14が、通帳1を図中奥行き方向に繰出している。
媒体スタッカに保管されている通帳1を発行する際、図4に示すように通帳繰り出し部内の壁面13側にあるローラ14が回転し、媒体スタッカの底部の溝から媒体が繰り出され、上記搬送路101を通って、搬送部にあるローラで挿入口2まで搬送を行ない発行される。媒体スタッカ内にある媒体は繰り出される際、押板12にバネで押圧をかけ、押板12によって次の媒体がローラ14に押し当てられ次の発行に備えて装填される。
図5に示す現行の媒体スタッカから通帳を繰出す機構では、繰出しローラ14に接する表紙に媒体1の磁気ストライプ15がない場合は、媒体幅全域を押板12で押し付けることによって、繰出しローラ14に接触することができ、安定した繰出し動作を行なうことができる。しかし、表紙に磁気ストライプ15が貼ってある通帳1(本例では、磁気ストライプ15は立位方向に付されている)では、磁気ストライプ15の厚みの考慮がされていない。したがって、通帳1は、繰出しローラ14に押し付けられているときに、通帳幅において凸になる磁気ストライプ面が最も強く押しあたり、押付力のアンバランスが生じ、通帳1本体に凹み等の変形が生じてしまう。さらに、通帳1は、磁気ストライプ15と通帳1の一部分でローラ14に接触するため、通帳1全体を押し付けることができず、繰出しの際に通帳1が斜めになった状態で繰出されてしまう虞があり、この場合、ジャム発生の原因となる。よって、通帳1の表紙全面でローラ14に接触することによって、繰出し時の傾きのない搬送をする必要がある。
このような問題を解決するために、本実施例では、例えば、図6に示す繰出しローラ16の形状とする。この形状は、媒体の凸となっている磁気ストライプ15の面が繰出しローラ16にあたらないように、通帳1に付された磁気ストライプ15がローラ16に接する部分について、磁気ストライプ15の厚み以上、ローラ16径半径を小さくする。これによって、通帳1に付された磁気ストライプ15以外の通帳面全域において均等な押圧力で繰出しローラ16に接触させることができる。したがって、安定した繰出し性能を得ることができ、繰出し時の斜め搬送がなくなり、繰出しジャムを防ぐことができる。すなわち、通帳1の集積時においてはローラ14による通帳1の変形を防止し、集積方向とは異なる繰出し方向への繰出し時には斜行搬送を防止することができる。
また、図6に示した形状以外の他の形状の例として、図7に示す繰出しローラ16の形状とする。この形状では、通帳1に付された磁気ストライプ15と接触する繰出しローラ16を磁気ストライプの厚み分だけローラ径を小さくし、通帳1表紙面と磁気ストライプ15の面全体で繰出しローラに接触する形状である。このような形状とすることにより、磁気ストライプ15に対応する部分も含め、通帳全体が繰出しローラ16に接触させることができ、安定した搬送性能を得ることができるとともに、繰出し時のジャムを防ぐことができる。
このように、スタッカから通帳1を繰出す繰出しローラ16が、繰出し時に通帳1に付された磁気ストライプ15に接触する部位の径が、他の部位の径よりも小さくなっているので、上記のように、厚みのある磁気ストライプが付された通帳を繰出しローラにより繰り出す時の斜行搬送を防止することができる。
通帳1には、磁気ストライプ15の位置・太さの違いや表表紙・裏表紙の両方に磁気ストライプがある通帳などさまざまな種類があるため、磁気ストライプ15の位置や大きさに合わせてローラ16の半径を小さくしたり、その位置・幅を変える必要がある。また、1つの媒体スタッカに対して壁面を挟んで2種類の通帳を保管することができるため、保存しておく通帳1の磁気ストライプ15の種類によって、繰出しローラ14のローラ半径を小さくする部分を変えることにより、繰出しローラ14に通帳1全体に押圧力がかかり、繰出し時に傾きなく搬送することができる。
その解決策として、例えば、図8に示すように、軸となるシャフト19に、通帳1を繰出すための複数の着脱可能なコマ18(コマローラ)をとりつけて繰出しローラ17とし、通帳1全体を均等に押さえつけることに加え、磁気ストライプ15の種類が変わっても繰出しローラのコマ19を組み替えることのできる形状にする。図8では、シャフト19に付された目盛りMの位置にコマ18が取り付けられ、図中、右から2番目の目盛りの位置が磁気ストライプ15の位置に対応する位置であるため、コマ18が取り付けられていないことがわかる。このような形状とすることによって、通帳1の凸部となっている磁気ストライプ15にローラ17が接触することなく、通帳幅全域において均等な押圧力で繰出しローラ17に接触することができるため、安定した繰出し性能を得ることができる。
なお、図8では、図7に示した繰出しローラ16のシャフト部分の太さ(シャフト19の径が通帳1に接触する程度の径)を例示しているが、図6に示した太さ(シャフト19の径が通帳1に接触しない程度の径)の繰出しローラ16の場合も同様に適用することができる。さらに、図8では、1つおきにコマ18が取り付けられている例を示しているが、磁気ストライプ15に対応する位置以外のシャフト19にコマ18を取り付けて、図6や図7に示した形状の繰出しローラとすることも可能である。また、本実施例では、立位状態で集積され、立位方向に磁気ストライプ15が付された通帳1の集積方向である水平方向(横方向)に押板12が通帳1を押し込み、通帳1の繰出し方向である下方(縦方向)に繰り出す場合について説明したが、縦方向に上記通帳1が集積され、横方向に通帳1を繰出す場合等、集積方向と繰出し方向とが異なる様々な繰出し機構についても同様に適用することができ、上記同様の効果を得ることができる。
1 通帳
2 挿入口
3 搬送手段
4 記録部(MS等)
5 光学センサ
6 印字部
7 ページ替え部
8 制御部
9 駆動手段
10 通帳繰り出し部
101 搬送路
11 退避路
12 押板
13 壁面
14 従来のローラ
15 磁気ストライプ
16 ローラ
17 形状違いの繰出しローラ
18 繰出しローラのコマ

Claims (6)

  1. 冊子状の媒体を繰出して発行する媒体発行装置であって、
    前記媒体を保管するスタッカと、
    前記スタッカから前記媒体を繰出すローラであって、繰出し時に前記媒体に付された磁気ストライプに接触する部位の径が、他の部位の径よりも小さい前記ローラと、
    を備えることを特徴とする媒体発行装置。
  2. 前記ローラは、前記接触する部位以外の部位で、前記媒体を繰出す、
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体発行装置。
  3. 前記ローラは、前記接触する部位と前記接触する部位以外の部位とで、前記媒体を繰出す、
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体発行装置。
  4. 前記ローラは、軸となるシャフトであって前記通帳に接触しない大きさの径を有した前記シャフトと、前記媒体を繰出すためのコマとにより構成され、前記コマは、前記媒体の種類に応じて着脱可能である、
    ことを特徴とする請求項2に記載の媒体発行装置。
  5. 前記ローラは、軸となるシャフトであって前記通帳に接触する大きさの径を有した前記シャフトと、前記媒体を繰出すためのコマとにより構成され、前記コマは、前記媒体の種類に応じて着脱可能である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の媒体発行装置。
  6. 前記ローラは、前記スタッカに集積される前記媒体の集積方向とは異なる方向に繰り出す、
    ことを特徴とする請求項1に記載の媒体発行装置。
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