JP2017133728A - 温度制御装置 - Google Patents

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【課題】冷凍回路の構成要素を操作することなく、簡易に当該冷凍回路の冷凍能力を広範囲に調節することができる温度制御装置を提供する。【解決手段】温度制御装置1は、第1圧縮機11、第1凝縮器12、第1膨張弁13及び第1蒸発器14が、この順に第1冷媒を循環させるように接続された第1冷凍回路10を有する冷凍装置2と、ブラインを循環させるためのブライン循環路31と、ブライン循環路31の一部を構成し且つ受け入れたブラインを加熱可能な加熱部32と、を有するブライン循環装置3と、を備える。第1冷凍回路10における第1膨張弁13の下流側で且つ第1蒸発器14の上流側に位置する部分と、ブライン循環路31における加熱部32の下流側に位置する部分と、が、互いに熱交換可能な冷凍能力調節機構FCを構成している。【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍装置を備える温度制御装置に関する。
冷凍装置には、一つの冷凍回路を有する単元式冷凍装置と、複数の冷凍回路を有する多元冷凍装置と、がある(例えば、特許文献1参照)。一般に、多元冷凍装置は、単元式冷凍装置よりも温度制御対象空間を低温に制御することができる。
多元冷凍装置には、二元冷凍装置、三元冷凍装置等が含まれる。このうち二元冷凍装置は、低温側圧縮機、低温側凝縮器、低温側膨張弁及び低温側蒸発器が、この順に低温側冷媒を循環させるように接続された低温側冷凍回路と、高温側圧縮機、高温側凝縮器、高温側膨張弁及び高温側蒸発器が、この順に高温側冷媒を循環させるように接続された高温側冷凍回路と、を備え、低温側凝縮器と高温側蒸発器とが互いに熱交換可能なカスケードコンデンサを構成している。
特開2002−346403号公報
ところで、冷凍装置には、冷凍回路における圧縮機の出力や膨張弁の開度を変更することで冷凍能力を調節可能な機種が存在する一方、冷凍能力の調節を想定していない機種も存在する。特に多元冷凍装置では、冷凍能力の調節を想定していない機種が多く流通している。このような冷凍能力の調節を想定していない冷凍装置は、冷凍能力を調節可能な冷凍装置に比較して、種々の構成部材を簡易にでき且つ部品点数を削減できるため、製造コストや導入コストを抑制できる。
しかしながら、このような冷凍装置の導入後において、使用環境の変化や設計変更等に応じて、冷凍能力を調節可能な構成を追加することが望まれる場合がある。この際、例えば導入後の冷凍装置において種々の構成要素を変更及び追加することにより冷凍能力を調節可能な構成に変更することは可能であるが、複雑な作業が多く生じるため、非常に手間がかかる。このような場合に、導入済みの冷凍装置の構成要素を変更及び追加することなく、冷凍能力を調節することが可能であれば、有用である。
また、冷凍能力を調節可能な冷凍装置において、圧縮機や膨張弁に対する制御を行うことなく、冷凍能力を調節することが望まれる場合がある。例えば、圧縮機や膨張弁に対する制御は、その操作量が大きくなる場合に、所望の温度への安定した制御を実施できなくなる虞があり、このような場合に、圧縮機や膨張弁に対する制御を行うことなく冷凍能力を調節することが望まれる。
本発明は、このような実情を考慮してなされたものであって、冷凍回路の構成要素を操作することなく、簡易に当該冷凍回路の冷凍能力を広範囲に調節することができる温度制御装置を提供することを目的とする。
本発明の温度制御装置は、第1圧縮機、第1凝縮器、第1膨張弁及び第1蒸発器が、この順に第1冷媒を循環させるように接続された第1冷凍回路を有する冷凍装置と、ブラインを循環させるためのブライン循環路と、前記ブライン循環路の一部を構成し且つ受け入れた前記ブラインを加熱可能な加熱部と、を有するブライン循環装置と、を備え、前記第1冷凍回路における前記第1膨張弁の下流側で且つ前記第1蒸発器の上流側に位置する部分と、前記ブライン循環路における前記加熱部の下流側に位置する部分と、が、互いに熱交換可能な冷凍能力調節機構を構成している。
本発明の温度制御装置によれば、冷凍装置の第1冷凍回路における第1蒸発器の上流側の部分において、第1冷媒をブラインによって加熱することができ、この際、ブラインの加熱能力に応じて第1蒸発器における冷凍能力を調節することができる。したがって、冷凍回路の構成要素を操作することなく、簡易に当該冷凍回路の冷凍能力を広範囲に調節することができる。
本発明の温度制御装置においては、前記第1冷凍回路における前記第1膨張弁の下流側で且つ前記第1蒸発器の上流側に位置する部分と、前記第1冷凍回路における前記第1蒸発器の下流側で且つ前記第1圧縮機の上流側に位置する部分と、が、互いに熱交換可能な内部熱交換器を構成し、前記内部熱交換器は、前記第1冷媒が流れる方向で、前記冷凍能力調節機構の上流側に配置されていてもよい。
この場合、第1蒸発器を通過して昇温した第1冷媒が、第1圧縮機に吸入される前に、第1膨張弁が吐出する低温の第1冷媒によって冷却されることで、過剰な過熱度を有した第1冷媒が第1圧縮機に吸入されることを抑制できる。これにより、第1冷媒の熱分解及び第1圧縮機の焼損を抑制でき、温度制御の安定性を向上できる。
また本発明の温度制御装置において、前記冷凍装置は、二元冷凍装置であって、第2圧縮機、第2凝縮器、第2膨張弁及び第2蒸発器が、この順に第2冷媒を循環させるように接続された第2冷凍回路をさらに有し、前記第1凝縮器と前記第2蒸発器とが、互いに熱交換可能なカスケードコンデンサを構成していてもよい。
この場合、冷凍装置が単元式である構成に比較して、冷凍装置における冷凍能力を高く確保でき、且つ調節可能な冷凍能力の範囲を広くすることができる。これにより、温度制御装置が制御可能な温度範囲を拡大することができ、その汎用性を拡大させることができる。
本発明によれば、冷凍回路の構成要素を操作することなく、簡易に当該冷凍回路の冷凍能力を広範囲に調節することができる。
本発明の一実施の形態に係る温度制御装置の概略構成を示す図である。 図1に示す温度制御装置のモリエル線図の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る温度制御装置1の概略構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態に係る温度制御装置1は、冷凍装置2と、ブライン循環装置3と、温度制御対象空間Sを規定するチャンバ4と、を備えている。この温度制御装置1は、冷凍装置2の冷凍能力をブライン循環装置3によって調節することにより、温度制御対象空間Sの温度を所望の温度に制御することが可能となっている。
本実施の形態における冷凍装置2は、二元冷凍装置であり、第1圧縮機11、第1凝縮器12、第1膨張弁13及び第1蒸発器14が、この順に第1冷媒を循環させるように接続された第1冷凍回路10と、第2圧縮機21、第2凝縮器22、第2膨張弁23及び第2蒸発器24が、この順に第2冷媒を循環させるように接続された第2冷凍回路20と、を備え、第1凝縮器12と第2蒸発器24とが、互いに熱交換可能なカスケードコンデンサCCを構成している。
第1冷凍回路10では、第1圧縮機11によって圧縮された第1冷媒が、カスケードコンデンサCCを構成する第1凝縮器12に流入し、第2冷凍回路20の第2蒸発器24によって凝縮される。その後、第1冷媒は、第1膨張弁13によって減圧されて低温となり、第1蒸発器14に流入する。図示の例では、第1蒸発器14がチャンバ4内に配置されており、第1蒸発器14に流入した第1冷媒は、温度制御対象空間Sの熱を吸熱して、第1圧縮機11に流入する。
本実施の形態においては、第1冷凍回路10における第1膨張弁13の下流側で且つ第1蒸発器14の上流側に位置する部分と、第1冷凍回路10における第1蒸発器14の下流側で且つ第1圧縮機11の上流側に位置する部分と、が、互いに熱交換可能な内部熱交換器ICを構成している。これにより、第1蒸発器14を通過して昇温した第1冷媒が、第1圧縮機11に吸入される前に、第1膨張弁13が吐出する低温の第1冷媒によって冷却されるようになっている。
第2冷凍回路20では、カスケードコンデンサCCで第1冷媒の熱を吸熱した第2冷媒が第2圧縮機21によって圧縮される。圧縮された第2冷媒は、第2凝縮器22に流入し、例えば第2凝縮器22を流れる冷却水によって凝縮される。その後、第2冷媒は、第2膨張弁23によって減圧されて低温となり、カスケードコンデンサCCを構成する第2蒸発器24に流入して、第1凝縮器12に流入した第1冷媒を冷却する。
ブライン循環装置3は、ブラインを循環させるためのブライン循環路31と、ブライン循環路31の一部を構成し且つ受け入れたブラインを加熱可能な加熱部32と、ブライン循環路31の一部を構成し且つブラインをブライン循環路31内で循環させるための駆動力を付与するポンプ33と、加熱部31に接続されたブラインタンク34と、を有している。
図示の例では、ポンプ33の駆動によりブラインがブライン循環路31内を図中の時計回りの方向に循環した際に、加熱部32が、ブラインの循環に伴って受け入れたブラインを所望の加熱量で加熱することが可能となっている。加熱部32は、ブラインを流入させるケース部と、ケース部内に配置されたヒータとを有し、ヒータの加熱量を調節することにより、ブラインの加熱能力を調節可能となっている。本実施の形態において、加熱部32は、第1膨張弁13によって減圧され且つ内部熱交換器ICで熱交換された第1冷媒の温度よりも高温にブラインを加熱することが可能となっている。ブラインタンク34内には、ブラインが貯留されており、貯留されたブラインの液面とブラインタンク34の上壁との間には気層部分が形成されている。加熱部32のケース部は、ブラインタンク34における気層部分とブラインの液層部分とに流体的に接続している。
ここで、本実施の形態では、第1冷凍回路10における第1膨張弁13の下流側で且つ第1蒸発器14の上流側に位置する部分と、ブライン循環路31における加熱部32の下流側に位置する部分と、が、互いに熱交換可能な冷凍能力調節機構FCを構成している。図示の例において、冷凍能力調節機構FCは、第1冷媒が流れる方向で、内部熱交換器ICの下流側に配置されている。つまり、内部熱交換器ICは、第1冷媒が流れる方向で、冷凍能力調節機構FCの上流側に配置されている。より詳しくは、第1冷凍回路10における第1膨張弁13から吐出された第1冷媒が第1蒸発器14に至る部分において、内部熱交換器ICは、冷凍能力調節機構FCの上流側に配置されている。これにより、冷凍装置2の第1冷凍回路10における第1蒸発器14の上流側の部分において、第1冷媒をブラインにより加熱することが可能となっている。
次に本実施の形態に係る温度制御装置1の動作について説明する。
温度制御装置1を動作させる際には、まず、第1圧縮機11、第2圧縮機21及びポンプ33が駆動される。これにより、第1冷凍回路10では、第1圧縮機11によって圧縮された第1冷媒が、カスケードコンデンサCCを構成する第1凝縮器12に流入し、第2冷凍回路20の第2蒸発器24によって凝縮される。その後、第1冷媒は、第1膨張弁13によって減圧されて低温となり、第1蒸発器14に流入する。そして第1蒸発器14に流入した第1冷媒は、温度制御対象空間Sの熱を吸熱して、第1圧縮機11に流入する。
本実施の形態では、内部熱交換器ICが設けられることで、第1蒸発器14を通過して昇温した第1冷媒が、第1圧縮機11に吸入される前に、第1膨張弁13が吐出する低温の第1冷媒によって冷却される。これにより、過剰な過熱度を有した第1冷媒が第1圧縮機11に吸入されることを抑制できる。
一方、第2冷凍回路20では、カスケードコンデンサCCで第1冷媒の熱を吸熱した第2冷媒が第2圧縮機21によって圧縮される。圧縮された第2冷媒は、第2凝縮器22に流入し、第2凝縮器22を流れる冷却水によって凝縮される。その後、第2冷媒は、第2膨張弁23によって減圧されて低温となり、カスケードコンデンサCCを構成する第2蒸発器24に流入して、第1凝縮器12に流入した第1冷媒を再び冷却する。なお、本実施の形態では、第1圧縮機11及び第2圧縮機21は、制御の安定性のために一定の出力で運転される。
またブライン循環装置3では、ブライン循環路31内をブラインが循環し、加熱部32によってブラインを適宜加熱することが可能となっている。
そして本実施の形態では、冷凍能力調節機構FCが設けられることで、冷凍装置2の第1冷凍回路10における第1蒸発器14の上流側の部分において、第1冷媒を、加熱部32によって加熱されたブラインにより加熱することができる。そして、この際に、ブラインの加熱能力に応じて第1蒸発器14における冷凍能力を調節することができる。
図2は、冷凍能力調節機構FCにおいて第1冷媒をブラインによって加熱する場合の温度制御装置1(第1冷凍回路10)のモリエル線図を示している。図2を用いて、冷凍能力の調節について詳述する。図2に示すように、温度制御装置1における冷凍サイクルでは、第1圧縮機11に吸入された第1冷媒は、点Aから点Bへの移行に示されるように、圧縮される。第1圧縮機11によって吐出された第1冷媒は、第1凝縮器12によって凝縮されることで冷却されて、点Bから点Cへの移行に示されるように、その比エンタルピーが低減する。
次いで、第1凝縮器12によって凝縮された第1冷媒は、点Cから点Dへの移行に示されるように、第1膨張弁13によって減圧され、低温となる。その後、第1膨張弁13から吐出された第1冷媒は、内部熱交換器ICにおいて、第1圧縮機11に流入する直前の第1冷媒と熱交換し、点Dから点Eへの移行に示されるように、吸熱して、その比エンタルピーが増加する。その後、第1冷媒は、冷凍能力調節機構FCにおいて、加熱されたブラインと熱交換し、点Eから点Fへの移行に示されるように、吸熱して、その比エンタルピーが増加する。
次いで、第1冷媒は、第1蒸発器14に流入して、温度制御対象空間Sの熱を吸熱し、点Fから点Gへの移行に示されるように、その比エンタルピーが増加する。そして、第1蒸発器14を通過した第1冷媒は、内部熱交換器ICにおいて、第1膨張弁13から吐出された低温の第1冷媒と熱交換し、点Gから点Hへの移行に示されるように、冷却されて、その比エンタルピーが低減する。これにより、過剰な過熱度を有した第1冷媒が第1圧縮機11に吸入されることを抑制できる。その後、第1冷媒は、第1圧縮機11に流入して圧縮される。
上述のモリエル線図中において、点Fは、加熱されたブラインの加熱能力に応じて、その位置を矢印に示すように変動させることができる。ここで、第1冷凍回路10の冷凍能力は、符号Wで示される、第1蒸発器14に流入直前の第1冷媒の比エンタルピーと、第1蒸発器14から流出直後の第1冷媒の比エンタルピーとの差に比例する。そのため、本実施の形態では、加熱されたブラインの加熱能力を調節することにより、第1冷凍回路10の冷凍能力を調節することができることになる。
したがって、本実施の形態に係る温度制御装置1によれば、第1冷凍回路10の構成要素を操作することなく、簡易に当該冷凍回路10の冷凍能力を広範囲に調節することができる。例えば、このような本実施の形態に係る温度制御装置1によれば、第1冷凍回路10の構成要素を操作することなく第1冷凍回路10の冷凍能力を調節することができることで、冷凍装置2が導入済みの冷凍能力の調節を想定していない冷凍装置であっても、これを有効に活用して冷凍能力の調節機能を得ることができるため、温度制御装置の製造コストを有益に抑制することができる。
また温度制御装置1では、第1蒸発器14を通過して昇温した第1冷媒が、第1圧縮機11に吸入される前に、第1膨張弁13が吐出する低温の第1冷媒によって冷却されることで、過剰な過熱度を有した第1冷媒が第1圧縮機に吸入されることを抑制できる。これにより、第1冷媒の熱分解及び第1圧縮機11の焼損を抑制できる。
また、冷凍装置2が二元冷凍装置となっているため、冷凍装置2が単元式である構成に比較して、冷凍装置2における冷凍能力を高く確保でき、且つ調節可能な冷凍能力の範囲を広くして制御可能な温度範囲を拡大することができる。これにより、温度制御装置の汎用性を拡大させることができる。例えば、本発明者は、冷凍装置2を二元冷凍装置として採用し、ブラインによる冷凍能力の調節を行うことにより、温度制御対象空間Sを−60℃〜−20℃の範囲内の所望の温度に正確に制御可能であったことを確認している。なお、正確に温度を制御可能であったのは、圧縮機11等を操作しなかったことによる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施の形態においては、冷凍装置2が二元冷凍装置であるが、単元式の冷凍装置や三元冷凍装置等であってもよい。また、上述の実施の形態においては、温度制御装置1が、第1冷凍回路10の第1蒸発器14によって空間を冷却するが、温度制御装置1は、第1蒸発器14に直接又は間接的に接触する物体を冷却する装置として構成されてもよい。
1 温度制御装置
2 冷凍装置
3 ブライン循環装置
10 第1冷凍回路
11 第1圧縮機
12 第1凝縮器
13 第1膨張弁
14 第1蒸発器
20 第2冷凍回路
21 第2圧縮機
22 第2凝縮器
23 第2膨張弁
24 第2蒸発器
31 ブライン循環路
32 加熱部
33 ポンプ
CC カスケードコンデンサ
FC 冷凍能力調節機構
IC 内部熱交換器
S 温度制御対象空間

Claims (3)

  1. 第1圧縮機、第1凝縮器、第1膨張弁及び第1蒸発器が、この順に第1冷媒を循環させるように接続された第1冷凍回路を有する冷凍装置と、
    ブラインを循環させるためのブライン循環路と、前記ブライン循環路の一部を構成し且つ受け入れた前記ブラインを加熱可能な加熱部と、を有するブライン循環装置と、
    を備え、
    前記第1冷凍回路における前記第1膨張弁の下流側で且つ前記第1蒸発器の上流側に位置する部分と、前記ブライン循環路における前記加熱部の下流側に位置する部分と、が、互いに熱交換可能な冷凍能力調節機構を構成している、
    ことを特徴とする温度制御装置。
  2. 前記第1冷凍回路における前記第1膨張弁の下流側で且つ前記第1蒸発器の上流側に位置する部分と、前記第1冷凍回路における前記第1蒸発器の下流側で且つ前記第1圧縮機の上流側に位置する部分と、が、互いに熱交換可能な内部熱交換器を構成し、
    前記内部熱交換器は、前記第1冷媒が流れる方向で、前記冷凍能力調節機構の上流側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の温度制御装置。
  3. 前記冷凍装置は、二元冷凍装置であって、第2圧縮機、第2凝縮器、第2膨張弁及び第2蒸発器が、この順に第2冷媒を循環させるように接続された第2冷凍回路をさらに有し、
    前記第1凝縮器と前記第2蒸発器とが、互いに熱交換可能なカスケードコンデンサを構成している、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の温度制御装置。
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