JP2017132532A - 剥離部付き蓋材 - Google Patents

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Abstract

【課題】本来の方向とは異なる方向に剥離予定部を剥離した場合でも、穴残りが生じない、剥離部付き蓋材を提供する。【解決手段】外層及び内層の積層体で構成され、外層が、内層から剥離可能である、剥離部付き蓋材100aであって、蓋材が、外層ハーフカットライン12及び蓋材の外周により画定されている剥離予定部14、及び複数の内層ハーフカットライン36により画定されている、細長い形状の複数の開口予定部38を有し、剥離予定部を内層から剥離すると、開口予定部が剥離予定部と共に内層の他の部分から分離されて、内層に開口38bが形成され、外層ハーフカットラインが、蓋材の中央側に凸である円弧状部を有し、複数の開口予定部の長軸方向と剥離予定部の剥離方向とが略直交し、複数の開口予定部の中央側端部をつないだ仮想線38aが、外層ハーフカットラインと略平行である円弧状部を有して、複数の開口予定部が並列している、剥離部付き蓋材。【選択図】図1

Description

本発明は、剥離部付き蓋材に関する。
水又は湯を注いで調理する即席ラーメンや即席焼きそばは、飲食の際に排水又は排湯が必要であるため、蓋の一部分を剥離して排湯用の開口部を露出させる機構を持った容器が用いられている。この蓋の一部分としての剥離部は、外層ハーフカットラインにより画定され、開口部は、内層ハーフカットラインにより画定される。この開口部の形状としては、丸形や、長円形等の細長い形状が挙げられる。
外層の剥離時に、内層の開口予定部が外層の剥離部に随伴せずに内層に残留してしまい、開口部を開口させられなくなる穴残りが生じる場合がある。穴残りが生じた場合、内層に残留した開口予定部がわずかな力で容器内へ脱落して内容物に混入してしまうことが生じ、衛生上好ましくない。この穴残りを解消するため、種々の手段が提案されている。
特許文献1においては、外縁に設けられた剥離用タブを引っ張って、内層上を覆う外層を内層から剥離することにより、内層側から形成された開口予定部を外層に随伴させて除去することで開口を現出させる湯切り蓋材において、内層ハーフカットラインが規定する開口の形状が細長い形状をなし、しかも剥離用タブが、内層ハーフカットラインが規定する開口の幅方向の外縁に設けられていることを特徴とする湯切り蓋材が開示されている。特許文献1においては、この構成により、穴残りを防止することができるとしている。
特開2005−82173号公報
特許文献1の蓋材を用いた場合でも、開封の仕方により、穴残りが生じることがある。
より具体的に説明すると、特許文献1の蓋材(200a)において、図3(a)に示すように予定された剥離方向(40a)に剥離予定部を剥離した場合には、開口予定部の短軸方向に開封の力がかかるので、開口予定部が大きく撓むことなく内層から分離され、その結果、図3(b)に示すように、穴残りは生じない。
しかしながら、特許文献1の蓋材(200a)を、図4(a)に示すように予定されていない剥離方向(40b)に剥離予定部を剥離した場合、例えばスナップをかけて剥離予定部を剥離した場合には、開口予定部の長軸方向に開封の力がかかるので、開口予定部が大きく撓みながら内層から分離されることになり、弾性反発力によって外層から剥離して、その結果、図4(b)に示すように、穴残り(38c)が生じることがある。
したがって、本来の方向とは異なる方向に剥離予定部を剥離した場合でも、穴残りが生じない、剥離部付き蓋材を提供する必要性が存在する。
本発明者らは、鋭意検討したところ、以下の手段により上記課題を解決できることを見出して、本発明を完成させた。すなわち、本発明は、下記のとおりである:
〈1〉 外層及び内層を有する積層体で構成されており、かつ上記外層が、上記内層から剥離可能である、剥離部付き蓋材であって、
上記蓋材が、外層ハーフカットライン及び上記蓋材の外周により画定されている、上記外層の剥離予定部、及び
複数の内層ハーフカットラインにより画定されている、細長い形状の複数の上記内層の開口予定部
を有し、
上記剥離予定部を上記内層から剥離すると、上記開口予定部が上記剥離予定部と共に上記内層の他の部分から分離されて、上記内層に開口が形成され、
上記外層ハーフカットラインが、上記蓋材の中央側に凸である円弧状部を有し、
複数の上記開口予定部の長軸方向と上記剥離予定部の剥離方向とが略直交し、かつ複数の上記開口予定部の中央側端部をつないだ仮想線が、上記外層ハーフカットラインと略平行である円弧状部を有するようにして、複数の上記開口予定部が並列している、
剥離部付き蓋材。
〈2〉 各々の上記開口予定部が、上記剥離方向に略等間隔で並列している、上記〈1〉項に記載の蓋材。
〈3〉 各々の上記開口予定部と、上記外層ハーフカットラインとの最短距離が、各々0.5〜4.0mmである、上記〈1〉又は〈2〉項に記載の蓋材。
〈4〉 上記細長い形状が、長円形である、上記〈1〉〜〈3〉項のいずれか一項に記載の蓋材。
〈5〉 上記外層ハーフカットライン及び上記仮想線の全体が円弧状である、上記〈1〉〜〈4〉項のいずれか一項に記載の蓋材。
〈6〉 上記外層ハーフカットライン及び上記仮想線がそれぞれ、複数の円弧状部を有する、上記〈1〉〜〈4〉項のいずれか一項に記載の蓋材。
〈7〉 略四角形状であり、かつ上記剥離予定部が上記蓋材の角部に存在している、上記〈1〉〜〈6〉項のいずれか一項に記載の蓋材。
〈8〉 複数の上記〈1〉〜〈7〉項のいずれか一項に記載の蓋材、及びこれら複数の上記蓋材の間の余剰部を有する、蓋材形成用積層体。
〈9〉 容器、
上記容器に収容されている内容物、及び
上記容器のフランジ部においてヒートシールされており、それによって上記容器を密封している、上記〈1〉〜〈7〉項のいずれか一項に記載の蓋材
を具備している、内容物入りの蓋材付き容器。
〈10〉 上記内容物が、即席麺である、上記〈9〉項に記載の内容物入りの蓋材付き容器。
本発明によれば、本来の方向とは異なる方向に剥離予定部を剥離した場合でも、穴残りが生じない、剥離部付き蓋材を提供することができる。
図1は、本発明の蓋材の上面図である。図1(a)は、剥離予定部を剥離する前の状態を示す図であり、図1(b)は、剥離予定部を剥離した後の状態を示す図である。 図2は、本発明の蓋材の側面断面図である。図2(a)は、図1(a)、すなわち剥離予定部を剥離する前の状態の線Ia−Iaにおける側面断面図であり、図2(b)は、図1(b)、すなわち剥離予定部を剥離した後の状態の線Ib−Ibにおける側面断面図である。 図3は、従来の蓋材の剥離前後の説明図である。図3(a)は、剥離予定部を剥離する前の状態を示す図であり、図3(b)は、剥離予定部を剥離した後の状態を示す図である。 図4は、従来の蓋材の剥離前後の説明図である。図4(a)は、剥離予定部を剥離する前の状態を示す図であり、図4(b)は、剥離予定部を剥離した後の状態を示す図である。 図5は、本発明の蓋材の別の態様の上面図である。 図6は、本発明の蓋材形成用積層体を示す図である。 図7は、本発明の蓋材付き内容物入り容器を示す図である。 図8は、実施例及び比較例の蓋材の模式図である。
《剥離部付き蓋材》
本発明の剥離部付き蓋材(100a)は、図2(a)に示すように、外層(10)及び内層(30)を有する。この外層(10)は、内層(30)から剥離可能である。外層(10)と内層(30)との間には、易剥離性層(20)が存在していてもよい。また、内層(30)は、基材層(32)及びシーラント層(34)の積層体であってよい。
この蓋材(100a)は、剥離予定部(14)及び複数の開口予定部(38)を有する。
図1(a)に示すように、剥離予定部(14)は、外層ハーフカットライン(12)及び蓋材(100a)の外周により画定されている。この外層ハーフカットラインは(12)、蓋材(100a)の中央側に凸である円弧状部を有する。
複数の開口予定部(38)は、複数の内層ハーフカットライン(36)により画定されており、かつ細長い形状である。
ここで、「細長い形状」は、長方形、楕円形、長円形等が挙げられるが、この形状は、剥離予定部を外層側に良好に追従させる観点から、長円形が好ましい。
そして、複数の開口予定部(38)の長軸方向と剥離予定部(14)の剥離方向とが略直交し、かつ複数の開口予定部(38)の中央側端部をつないだ仮想線(38a)が、外層ハーフカットライン(12)と略平行である円弧状部を有するようにして、複数の開口予定部(38)が並列している。これらの開口予定部(38)は、剥離方向に略等間隔で並列していてよい。
上記の剥離方向を定めるため、剥離予定部(14)は、剥離用タブ(16)を具備していることが好ましい。この剥離用タブ(16)は、剥離の力を意図した方向に印加する観点から、剥離予定部(14)において、剥離方向の外縁、すなわち開口予定部(38)の短軸方向の外縁に存在していることが好ましい。
ここで、「略直交」とは、ハーフカットラインと剥離方向との間の角度が、90°±30°、又は90°±20°、特に90°±10°、より特に90°±5°の範囲であることを言うものである。
また、「略平行」は、外層ハーフカットライン(12)と仮想線(38a)とが完全に平行になるように開口予定部(38)が並列している場合のみならず、外層ハーフカットライン(12)と平行な線に対して、各々の開口予定部の中央側端部が、2.0mm以内、1.5mm以内、1.0mm以内、又は0.5mm以内でずれている場合も含む。
更に、「略等間隔」とは、全ての開口予定部の間隔の平均に対する、各々の開口予定部の間隔のずれが、15%以内、特に10%以内、より特に5%以内であることを言うものである。
外層ハーフカットライン(12)及び仮想線(38a)は、図1(a)に示すように全体が円弧状部であってもよく、図5に示すように複数の円弧状部を有していてもよい。
各々の開口予定部(38)と、外層ハーフカットライン(12)との距離は、各々0.5mm以上、0.8mm以上、又は1mm以上であることができ、また4.0mm以下、3.8mm以下、3.5mm以下、又は3.0mm以下であることができる。
剥離予定部(14)を内層(30)から剥離すると、図1(b)及び図2(b)に示すように、開口予定部(38)が剥離予定部(14)と共に内層(30)の他の部分から分離されて、内層(30)に開口(38b)が形成される。
本発明者らは、複数の開口予定部の中央側端部をつないだ仮想線が、外層ハーフカットラインと略平行である円弧状部を有するようにして、複数の開口予定部を並列させることにより、剥離予定部を剥離したときに穴残りが生じなくなることを見出した。理論に拘束されることを望まないが、外層ハーフカットラインが蓋材の中央側に凸である円弧状部を有する場合において、複数の開口予定部の中央側端部をつないだ仮想線が、外層ハーフカットラインと略平行である円弧状部を有することにより、内層ハーフカットラインと外層ハーフカットラインとの距離が短くなると考えられる。その結果、開口予定部の長軸方向に開封の力がかかった場合でも、外層ハーフカットラインに近い側において、開口予定部の撓みが緩和され、その結果、穴残りの原因となる弾性反発力が緩和されると考えられる。
本発明の蓋材は、略多角形状、特には略四角形状であることが好ましい。ここで、「略多角形」とは、正三角形、二等辺三角形、直角三角形等の三角形、正方形、長方形等の四角形等の多角形のみならず、これらの多角形の全部又は一部の角を丸くした、角丸三角形、角丸四角形等の角丸多角形も含む。この場合、剥離予定部が蓋材の角部に形成されていることが好ましい。
本発明の別の態様においては、図5に示すように、外層ハーフカットライン(12)及び仮想線(38a)が、複数の円弧状部を有するものであってもよい。
以下では、本発明の各構成要素について説明する。
〈積層体〉
本発明の蓋材を構成する積層体は、外層及び内層の積層体である。外層は、内層から剥離可能である。外層と内層とを互いに剥離可能とするため、外層と内層との間に、易剥離性層を設けてもよい。
(外層)
蓋材の外層は、蓋材が容器に取り付けられたときに、蓋付容器の最外層となる層である。また、外層は、蓋材の内層に積層接着され、その後に内層から剥離されることができる。
例えば、外層は、内層に積層されることにより蓋付容器の最外層となる。また、剥離用タブを摘んで引き上げることにより、外層を内層から剥離させることができる。
外層は、単層構造、又は複数の層が積層されている多層構造を有してよい。
外層としては、紙層、樹脂層、金属箔層の単層、又はこれらの積層体などを用いることができる。
紙層としては、コート紙、アート紙などを使用してよい。また、紙層には、グラビア印刷、フレキソ印刷などで印刷がなされていてもよい。
さらに、紙層の表面にOP(Over Print)ニスを塗布することが好ましい。
OPニスを塗布することで、紙層表面からの水分の浸透を抑制でき、フルカットにより蓋材形状に抜き加工後の枚葉状態での保管の際に、カールすることを低減できる。
また、紙層の表面に印刷層を設け、その上にOPニスを塗布すると、印刷層の保護もできるため、特に好ましい。
樹脂層としては、市販のフィルムや押出し樹脂などを適宜用いることが可能である。
例えば、フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、低密度ポリエチレンフィルム(LDPE)、中密度ポリエチレンフィルム(MDPE)、高密度ポリエチレンフィルム(HDPE)、線状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE)、ポリプロピレンフィルム(PP)、ナイロンフィルム(Ny)などを、単独で又は組み合わせて使用してよい。
押出し樹脂としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレンメタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレンアクリル酸共重合体(EAA)などを、単独で又は組み合わせて使用してよい。
更に、樹脂層は、接着剤層、無機物蒸着層、バリアコート層などの他の層を具備していてもよい。
金属箔層としては、例えばアルミニウム箔、銅箔、チタン箔等の金属箔、アルミニウム合金箔、ステンレス箔等の合金箔を用いることができる。
(内層)
蓋材の内層は、蓋材が容器に取り付けられたときに、最内層となる層である。
また、内層は、蓋材の外層と積層され、その後に外層を剥離させることができる。さらに、ハーフカットラインが、外層及び内層の積層方向において、内層の一部又は全体を貫通するようにして、内層はハーフカットラインを形成するための刃を受け入れることができる。
内層は、単層構造、又は複数の層が積層されている多層構造を有してよい。内層は、例えば基材層及びシーラント層の積層体であることができる。
基材層としては、市販のフィルムや押出し樹脂などを適宜用いることが可能である。例えば、フィルムとしては、ポリエチレンテレフタレートフィルム(PET)、低密度ポリエチレンフィルム(LDPE)、中密度ポリエチレンフィルム(MDPE)、高密度ポリエチレンフィルム(HDPE)、線状低密度ポリエチレンフィルム(LLDPE)、ポリプロピレンフィルム(PP)、ナイロンフィルム(Ny)などを、単独で又は組み合わせて使用してよい。樹脂としては、低密度ポリエチレン(LDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレンメタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレンアクリル酸共重合体(EAA)などを、単独で又は組み合わせて使用してよい。
また、内層は、上記以外の樹脂層、接着剤層、無機物蒸着フィルム層等を含んでもよい。更に、内層は、印刷層を含んでもよい。これらのフィルムには、表面を変性し又は表面を粗面化することによって接着性を向上させる目的で、コロナ処理をすることができる。
内層は、蓋材の最内層となる側にシーラント層を有していてもよい。シーラント層は、蓋材によって封止すべき容器と蓋材とをヒートシールするための層である。シーラント層の材料は、封止すべき容器の材質によって選択され、例えば、LDPE、LLDPE、PP、エチレン−メタクリル酸コポリマー(EMAA)、エチレン−アクリル酸コポリマー(EAA)、アイオノマー樹脂、エチレン−酢酸ビニルコポリマー等の樹脂でよい。これらの樹脂は、例えば、延伸又は無延伸フィルム、押出積層用の溶融樹脂、ホットメルト用の塗料等の形態で与えることができる。
特に好ましいのは、組成の異なる樹脂を混合し、海−島構造を付与したシーラントや、シーラント層を複層にして開封時に層間剥離となるシーラントなど、易剥離性を付与したイージーピールシーラントである。
内層の厚さは、例えば150μm以下、100μm以下、80μm以下、又は60μm以下とすることができ、また20μm以上、30μm、又は40μm以上とすることができる。
(易剥離性層)
易剥離性層は、外層と内層とを互いに剥離可能とするため、外層と内層との間に設けられる随意の層である。
易剥離性層は、易剥離性樹脂層であってもよく、外層と内層とを剥離する部分に剥離ニス等を塗布することで形成した層でもよく、これらを組み合わせた層でもよい。
易剥離性樹脂層に用いる易剥離性樹脂としては、ポリオレフィンに、環状オレフィンコポリマー(COC)を所定の比率で混合した樹脂であることが好ましい。
ポリオレフィンとしては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプ口ピレン樹脂等が挙げられ、低密度ポリエチレン(LDPE)が好ましい。LDPEとしては、例えば、東ソー株式会社製の商品名「ペトロセン」、旭化成ケミカルズ株式会社製の商品名「サンテック」等が挙げられる。
ポリオレフィンのMFR(Melt Flow Rate)は、JIS K7210に準拠し、温度190℃/荷重2.16kgの条件の下で測定した場合、0.01g/10分以上、0.1g/10分以上、又は1.0g/10分以上であってよく、また60g/10分以下、20g/10分以下、又は10g/10分以下であってよい。
ポリオレフィンの密度は、0.89g/cm以上であってよく、また、この密度は、0.94g/cm以下であってよい。
環状オレフィンコポリマー(COC)とは、α−オレフィンと環状オレフィンとを、へキサン、へプタン、オクタン、シクロへキサン、べンゼン、トルエン、キシレンなどの炭化水素系溶媒中で、いわゆるチーグラー触媒、メタロセン触媒などの触媒を調合することにより得ることができる共重合体をいう。このような共重合体としては、例えば、三井化学株式会社製の商品名「アペル」などが挙げられる。
COCのMFRは、JIS K7210に準拠し、温度190℃/荷重2.16kgの条件の下で測定した場合、0.1g/10分以上、1.0g/10分以上、又は2.0g/10分以上であってよく、また、このMFRは、温度190℃のとき、40g/10分以下、20g/10分以下、又は10g/10分以下であってよい。
易剥離性樹脂層は、LDPEとCOCとの混合比率を変えることにより、界面剥離強度を調整することができる。易剥離性樹脂中のCOCの含有量は、1質量%以上、又は3質量%以上であってよく、また、この含有量は、24質量%以下又は10質量%以下であってよい。このような範囲であれば、COCの含有量は、内層又は外層と易剥離性樹脂層との界面剥離が容易になり、かつ両者の剥離強度の制御が容易になるため好ましい。
易剥離性樹脂層の厚さは、剥離する層との接着性及び剥離性を両立させるために、例えば10μm以上、又は15μm以上であってよく、また40μm以下、又は25μm以下であってよい。
また、易剥離性層は、ニトロセルロース樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、アミノアルキッド系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、若しくはこれらの混合物、又は水性ニス、油性ニス、紫外線硬化型ニス等であってもよい。
剥離ニスは、易剥離性樹脂とワックスの混合物であることがより好ましい。混合物中のワックスの含有率は、混合物の質量を基準として、20質量%以上であってよく、また85質量%以下であってよい。このような範囲である場合、剥離ニス層と隣接している他の層のピッキングを防ぐことができ、かつ剥離ニス層の層間剥離を防ぐことができるので好ましい。
(層の積層)
層の積層は、例えば、サンドラミネートやバックラミネートなどの押出しラミネート、ドライラミネートなどにより行うことができる。
特に、内層と外層との積層は、易剥離性層を介して行うことができる。より具体的には、易剥離性層が易剥離性樹脂層、又はこれと剥離ニスとの組合せである場合、内層と外層との積層は、易剥離性樹脂層を介して、サンドラミネート等の積層手段により行うことができる。易剥離性層が剥離ニスである場合、内層と外層との間に、更に接着層を積層させてもよい。この接着層としては、例えばドライラミネート接着剤を用いることができる。
〈ハーフカットライン〉
ハーフカットラインは、蓋材の表面から蓋材の厚さ未満の深さで形成された切り込みである。
ハーフカットラインの刻設は、例えば、ロータリーダイカッター、レーザー光照射等により行うことができる。また、ハーフカットラインは、蓋材の内層側及び/又は外層側に形成されることができる。
例えば、内層ハーフカットラインは、蓋材の内層の表面から、内層の少なくとも一部分又は全てを貫通する深さまで刻設されている。
内層ハーフカットラインは、蓋材の内層の厚さ方向において、内層の少なくとも一部分又は全てを貫通する深さで刻設されている。したがって、内層ハーフカットラインの深さは、蓋材の内層の厚さと概ね等しい。
例えば、蓋材の外層と内層の間に易剥離性樹脂層を配置するときには、内層ハーフカットラインは、内層の表面から易剥離性樹脂層に達する深さまで形成することができる。この場合には、内層と易剥離性樹脂層との界面で外層を剥離することができる。また、内層ハーフカットラインは、内層の表面から易剥離性樹脂層を貫通するまで形成することができる。この場合には、外層と易剥離性樹脂層との界面で外層を剥離することができる。
例えば、蓋材の外層と内層の間に剥離ニス層を部分的に配置するときには、内層ハーフカットラインは、内層の表面から剥離ニス層に達する深さまで形成されることができる。
(外層ハーフカットライン)
外層ハーフカットラインは、剥離予定部を画定するためのハーフカットラインである。
(内層ハーフカットライン)
内層ハーフカットラインは、開口予定部を画定するためのハーフカットラインである。
ここで、「開口」は、内部の液体、特に湯を排出し、又は内部と外気を流通させること等ができる構成を意味するものであり、特に本発明においては、内層ハーフカットラインによって内層に画定された領域を言うものである。
〈剥離予定部〉
剥離予定部は、外層ハーフカットライン及び蓋材の外周により画定されている。
本発明の蓋材が略多角形状である場合、湯切りを円滑に行う観点から、剥離予定部は、角部に存在していることが好ましい。
また、剥離予定部を容易に剥離する観点から、剥離予定部は、剥離用タブを有することが好ましい。この剥離用タブは、剥離の力を意図した方向に印加する観点から、剥離予定部において、開口予定部の短軸方向の外縁に存在していることが好ましい。
〈開口予定部〉
開口予定部は、内層ハーフカットラインにより画定されており、かつ細長い形状である。ここで、「細長い形状」は、長方形、楕円形、長円形等が挙げられるが、この形状は、剥離予定部を外層側に良好に追従させる観点から、長円形が好ましい。
開口予定部の長軸方向の長さは、例えば8mm以上、9mm以上、10mm以上、又は12mm以上であることができ、また40mm以下、35mm以下、又は30mm以下であることができる。各々の開口予定部の長軸方向の長さは、同一であっても異なっていてもよい。
開口予定部の短軸方向の長さは、2.0mm以上、2.5mm以上、又は3.0mm以上であることができ、また6.0mm以下、5.5mm以下、又は5.0mm以下であることができる。各々の開口予定部の長軸方向の長さは、同一であっても異なっていてもよいが、略同一であることが好ましい。
(仮想線)
仮想線は、複数の開口予定部の中央側端部をつないだ線である。この線は、蓋材に実際に引かれているものではなく、複数の開口予定部の位置を特定するための想像上の線であることに留意されたい。
仮想線は、外層ハーフカットラインと略平行である円弧状部を有する。この仮想線は、全体が円弧状部であってもよく、また複数の円弧状部を有していてもよい。
〈その他の部分〉
本発明の蓋材は、必要に応じ、他の部分を有していてもよく、例えば、蓋材の周縁に、蓋材付き容器を開封するための開封用タブを有していてもよい。
《蓋材形成用積層体》
本発明の蓋材形成用積層体(300)は、図7に示すように、複数の上記の蓋材(100a)、及びこれら複数の蓋材の間の余剰部(120)を有する。
蓋材形成用積層体は、例えば複数の上記の蓋材を有するロール状、又はシート状の積層体であることができる。この積層体の層構成としては、上記の蓋材に関して挙げた層構成であることができる。
蓋材形成用積層体を、蓋材の形状に切断するか、又は打ち抜くことにより、本発明の蓋材を作製することができる。
《蓋材付き内容物入り容器》
蓋材付き内容物入り容器(600)は、図8に示すように、容器(400)、内容物(500)、及び上記の蓋材(100a)を具備している。特に、上記の蓋材(100a)は、容器のフランジ部(400a)においてヒートシールされており、それによって容器(400)を密封している。
蓋材付き内容物入り容器は、容器から蓋材を剥離することによって開封することができる。
(容器)
容器は、開口部を有し、かつ開口部に物を入れることができる器である。また、容器の開口部は、蓋材により密封することができる。
容器は、容器の開口部の周縁に、蓋材を結合させるために使用されるフランジ部分を有する。また、フランジ部には、蓋材との結合を促進するために、接着剤などの結合促進剤が配置されていてもよい。
容器の材料は、容器の内容物に応じて、任意に選択することができる。
例えば、容器の内容物が容器から染み出さないようにするために、容器は、内容物に対して不透過性を有する材料で形成されることができる。より詳細には、容器は、ポリプロピレンなどの樹脂から形成されてよい。
容器には、即席麺等の内容物を収容することができる。
(内容物)
内容物は、容器に収容されている。
内容物としては、例えば、蓋材を開封した後に注湯し、その後に湯を排出して調理等の処理を行うことが想定されているもの、例えば即席麺等が挙げられる。
実施例及び比較例により本発明を具体的に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
《蓋材の作製》
〈実施例〉
以下に示される材料を用意した:
コート紙(坪量:80g/m):竜王コート、大王製紙株式会社
ドライラミネート接着剤:タケラックA−953/タケネートA−93、三井化学株式会社
PET(厚さ:12μm):E5100、東洋紡株式会社
易剥離性樹脂(厚さ20μm):LDPE(95質量%、ペトロセン226(東ソー株式会社)+COC(5質量%、アペル6013B、三井化学株式会社)
PET(厚さ:8μm):CB901、KOLON社
アルミニウム箔(厚さ:6.5μm):軟質アルミ
ドライラミネート接着剤:LX−500/KW−75、DICグラフィックス株式会社
シーラント層:CMPS(商標)VN503、三井・デュポンポリケミカル
この実施例で得た積層体は、紙(坪量:80g/m)//PET(12)/易剥離性樹脂(20μm)/PET(8μm)//AL(6.5μm)/シーラント(20μm)という層構成(ただし、「//」はドライラミネート接着剤を表す)を有していた。
以下のようにして、蓋材を作製した:
1.ドライラミネーターを使用し、ドライラミネート接着剤の塗布量を乾燥重量2.5g/m以上に設定し、紙とPETフィルム「E5100」を、ドライラミネート接着剤「タケラックA−953/タケネートA−93」を介して接着して、外層としての部材a(紙(坪量:80g/m)//PET(12μm))を得た。
2.ドライラミネーターを使用し、ドライラミネート接着剤の塗布量を乾燥重量2.5g/m以上に設定し、アルミニウム箔とPETフィルム「CB901」を、ドライラミネート接着剤「LX−500/KW−75」を介して接着して、基材層としての部材b(PET(8μm)//AL(6.5μm))を得た。
3.押出しラミネーターを使用し、約320℃〜約340℃の温度で、部材aのPETフィルム「E5100」側と部材bのPETフィルム「CB901」側の間に、易剥離性層としての易剥離性樹脂を押し出し、サンドラミネートして、積層フィルムcを得た。
4.押出しラミネーターを使用し、約240℃の温度で、部材cのアルミニウム箔側に、シーラント層としての「CMPS(商標)VN503」を押し出し、バックラミネートして、積層フィルムdを得た。
5.ロータリーダイカッターで積層フィルムdの外層から易剥離性層に至る深さで円弧形状の外層ハーフカットラインを刻設した後、シーラント層から易剥離性層に至る深さで開口形状の内層ハーフカットラインを刻設し、蓋外周縁をフルカットし、蓋材を得た。
内層ハーフカットラインは、図8(a)に示すように、開口予定部(38)の中央側端部をつないだ仮想線の全体が、外層ハーフカットライン(12)と略平行な円弧状となるようにして刻設した。孔の短辺幅は4mmで、外層ハーフカットライン(12)と開口予定部(38)の中央側端部との距離は、2mm(誤差±1mm以内)であった。
〈比較例1〉
内層ハーフカットラインを、図8(b)に示すように、開口予定部(38)の中央側端部が一直線に並ぶようにして刻設したことを除き、実施例1と同様にして、比較例1の蓋材を作製した。外層ハーフカットライン(12)と開口予定部(38)の中央側端部との距離は、両端の開口予定部(38)においては9mm、中央の開口予定部(38)においては11mmであった。
〈比較例2〉
内層ハーフカットラインを、図8(c)に示すように、開口予定部(38)の中央側端部が一直線に並ぶようにして刻設したことを除き、実施例1と同様にして、比較例2の蓋材を作製した。外層ハーフカットライン(12)と開口予定部(38)の中央側端部との距離は、両端の開口予定部においては3mm、中央の開口予定部においては5mmであった。
《評価》
ポリスチレン容器(四角形状、短辺長さ171mm、長辺長さ233mm、高さ57mm、フランジ幅7mm、注湯量820ml)のフランジ部に、実施例並びに比較例1及び2の蓋材を、170℃、0.4秒、0.12Mpaの2回シールでヒートシールした。実施例並びに比較例1及び2の蓋材をヒートシールした容器を同様に12個ずつ作製し、評価を行った。
上記サンプルを容器の半分まで開封し、沸騰(96℃)した湯を820ml注ぎ、蓋を再封し、5分後、剥離予定部を、図4(a)の40bに記載されている方向に力を加えて剥がし、穴残りの状態を目視により観察した。穴残りが発生しなかった場合は○判定、穴残りが一部発生した場合は△判定、穴残りが半分以上発生した場合、又は開口予定部が外層に完全に随伴せず剥がれかかった場合は×判定とした。
結果を表1に示す。
Figure 2017132532
表1から、実施例の蓋材は、比較例1及び2の蓋材と比較して、穴残りが生じないことが理解できよう。なお、比較例1及び2の蓋材は、複数の開口予定部のうちの外層ハーフカットラインと開口予定部との距離が長い中央の開口予定部において顕著に生じていた。
なお、実施例の蓋材を通常に使用する場合には、すなわち麺を入れ、かつ再封してから3分経過後に剥離予定部を剥離させる。しかしながら、評価においては麺を入れず、且つ、通常再封してから5分経過後に剥離予定部を剥離させている。このように条件を変化させることにより、剥離部分の樹脂がより軟化して密着強度が低下し、外層と内層がより剥がれやすくなる。すなわち、本実施例においては、品質を保証する為、より厳しい条件下で開口予定部の剥がれ現象が起きないかを確認している。したがって、この評価において穴残りが生じなかった実施例の蓋材を通常に使用する場合には、当然に穴残りが生じないことが理解できよう。
10 外層
12 外層ハーフカットライン
14 剥離予定部
16 剥離用タブ
20 易剥離性層
30 内層
32 基材層
34 シーラント層
36 内層ハーフカットライン
38 開口予定部
38a 仮想線
38b 開口
38c 残留部
40a、40b 剥離方向
100a、100b、100c 本発明の蓋材
120 余剰部
200a、200b 従来の蓋材
300 蓋材形成用積層体
400 容器
400a 容器のフランジ部
500 内容物
600 蓋材付き内容物入り容器

Claims (10)

  1. 外層及び内層を有する積層体で構成されており、かつ前記外層が、前記内層から剥離可能である、剥離部付き蓋材であって、
    前記蓋材が、
    外層ハーフカットライン及び前記蓋材の外周により画定されている、前記外層の剥離予定部、並びに
    複数の内層ハーフカットラインにより画定されている、細長い形状の複数の前記内層の開口予定部
    を有し、
    前記剥離予定部を前記内層から剥離すると、前記開口予定部が前記剥離予定部と共に前記内層の他の部分から分離されて、前記内層に開口が形成され、
    前記外層ハーフカットラインが、前記蓋材の中央側に凸である円弧状部を有し、
    複数の前記開口予定部の長軸方向と前記剥離予定部の剥離方向とが略直交し、かつ複数の前記開口予定部の中央側端部をつないだ仮想線が、前記外層ハーフカットラインと略平行である円弧状部を有するようにして、複数の前記開口予定部が並列している、
    剥離部付き蓋材。
  2. 各々の前記開口予定部が、前記剥離方向に略等間隔で並列している、請求項1に記載の蓋材。
  3. 各々の前記開口予定部と、前記外層ハーフカットラインとの最短距離が、各々0.5〜4.0mmである、請求項1又は2に記載の蓋材。
  4. 前記細長い形状が、長円形である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の蓋材。
  5. 前記外層ハーフカットライン及び前記仮想線の全体が円弧状である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の蓋材。
  6. 前記外層ハーフカットライン及び前記仮想線がそれぞれ、複数の円弧状部を有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の蓋材。
  7. 略四角形状であり、かつ前記剥離予定部が前記蓋材の角部に存在している、請求項1〜6のいずれか一項に記載の蓋材。
  8. 複数の請求項1〜7のいずれか一項に記載の蓋材、及びこれら複数の前記蓋材の間の余剰部を有する、蓋材形成用積層体。
  9. 容器、
    前記容器に収容されている内容物、及び
    前記容器のフランジ部においてヒートシールされており、それによって前記容器を密封している、請求項1〜7のいずれか一項に記載の蓋材
    を具備している、内容物入りの蓋材付き容器。
  10. 前記内容物が、即席麺である、請求項9に記載の内容物入りの蓋材付き容器。
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