JP2017132415A - 車両用フェンダパネル取付け構造 - Google Patents

車両用フェンダパネル取付け構造 Download PDF

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春樹 冨田
Haruki Tomita
春樹 冨田
義光 若園
Yoshimitsu Wakazono
義光 若園
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Abstract

【課題】 比較的簡易な構造で、フェンダパネルの車幅方向における位置調整を容易に行うことが可能な車両用フェンダパネル取付け構造を提供すること。
【解決手段】 フロントピラー11と、フロントピラー11よりも車両前方側に配置されたフェンダパネル2と、フェンダパネル2をフロントピラー11に固定するブラケット3と、から構成され、ブラケット3は、車両後方側に延出し、かつ締結方向が車幅方向である第1締結部材33によってフロントピラー11に固定された第1固定部31と、第1固定部31の固定部前方端311から車幅方向外側に延出し、かつ第2締結部材34によってフェンダパネル2が固定された第2固定部32と、を有し、第1締結部材33の締結部材前方端331の位置が、フェンダパネル2よりも車両後方側に配置されたフロントドア4のドア前方端43の位置よりも車両後方側である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、フェンダパネルの車両後方側における部分を車体に取り付けるためのフェンダパネル取付け構造に関する。
車両において、フェンダパネルの車両後方側における部分を車体に取り付けるための構造として、たとえば特許文献1に開示されているような取付け構造が一般的に広く知られている。該取付け構造は、フェンダパネルの車両後方側における部分が、フェンダパネル取付けブラケットを介してフロントピラーに固定され、かつフェンダパネルよりも車両後方側に配置されるフロントドアが、ヒンジを備えたドア取付けブラケットを介してフロントピラーに固定されたものである。フェンダパネル取付けブラケットおよびドア取付けブラケットは、それぞれ独立した部材である。したがって、このような取付け構造においては、フロントピラーに固定されるそれぞれのブラケットの寸法のバラツキによって、車幅方向におけるフロントドアに対するフェンダパネルの相対変位が大きく生じ、車両の美観を損なうおそれがある。この場合、治具を用いてフェンダパネル取付けブラケットの一部を塑性変形させることによって該相対変位を小さくする調整が行われるが、相対変位の大きさによっては調整が不十分となる懸念がある。
そこで、特許文献2に開示されているような、フェンダパネル取付けブラケットと、ドア取付けブラケットとを一体型としたフェンダパネルの取付け構造が提案されている。該取付け構造は、フェンダパネルおよびフロントドアの取付け位置の決定が、特許文献1のようなフロントピラーを基準としたものではなく、一体型ブラケットに取り付けられたフロントドアを基準としたものである。よって、このような一体型ブラケットにおいて、フロントドアの取付け位置を基にフェンダパネルの取付け位置を設定すれば、車幅方向におけるフロントドアに対するフェンダパネルの相対変位を極力抑えることができる。よって、従来のような治具を用いて一体型ブラケットの一部を塑性変形させるといった調整は不要である。ただし、該取付け構造は、従来の取付け構造よりも複雑となるため、コストが増加するという問題がある。
特開平5−155357号公報 特開2010−149736号公報
本発明は上記事情に鑑み、比較的簡易な構造で、フェンダパネルの車幅方向における位置調整を容易に行うことが可能な車両用フェンダパネル取付け構造を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される車両用フェンダパネル取付け構造は、フロントピラーと、前記フロントピラーよりも車両前方側に配置されたフェンダパネルと、前記フェンダパネルを前記フロントピラーに固定するブラケットと、から構成される車両用フェンダパネル取付け構造であって、前記ブラケットは、車両後方側に延出し、かつ締結方向が車幅方向である第1締結部材によって前記フロントピラーに固定された第1固定部と、前記第1固定部の固定部前方端から車幅方向外側に延出し、かつ第2締結部材によってフェンダパネルが固定された第2固定部と、を有し、前記第1締結部材の締結部材前方端の位置が、前記フェンダパネルよりも車両後方側に配置されたフロントドアのドア前方端の位置よりも車両後方側であることを特徴としている。
本発明にかかる車両用フェンダパネル取付け構造の一部を構成するブラケットにおいては、ブラケットをフロントピラーに固定する第1締結部材の締結部材前方端の位置が、フェンダパネルよりも車両後方側に配置されたフロントドアのドア前方端の位置よりも車両後方側となっている。よって、ブラケットの第1固定部の固定部前方端から締結部材前方端までの間の距離が、従来技術よりも長く確保される。この場合において、治具を用いてフェンダパネルに車幅方向の荷重を与えたとき、ブラケットの第1固定部は締結部材前方端を支点として車幅方向に塑性変形し、第1固定部の固定部前方端における車幅方向の変形量は従来技術よりも大きくなる。ゆえに、治具を用いたフェンダパネルの車幅方向における位置調整がより容易となる。したがって、本発明にかかる車両用フェンダパネル取付け構造によれば、比較的簡易な構造で、フェンダパネルの車幅方向における位置調整を容易に行うことが可能となる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面に基づき以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明にかかる車両用フェンダパネル取付け構造が適用された車両の一部を示す側面図である。 図1のII−II線に沿う部分拡大断面図である。
本発明の実施の形態(以下「実施形態」という。)について、添付図面に基づいて説明する。
図1および図2に基づき、本発明にかかる車両用フェンダパネルの取付け構造の実施形態について説明する。図1は、本発明にかかる車両用フェンダパネル取付け構造が適用された車両の一部を示す側面図である。図2は、図1のII−II線に沿う部分拡大断面図であり、本図は平面視における図である。図1および図2において、FRは車両前方側を、REは車両後方側を、UPは車両上方側を、WOは車幅方向外側を、WIは車幅方向内側をそれぞれ示している。
本実施形態にかかる車両用フェンダパネル取付け構造は、フロントピラー11、フェンダパネル2およびブラケット3から構成される。
フロントピラー11は、図1に示すように、車両前方側FRに位置し、かつ車両前方側FRに向かって斜め下方に傾斜するように配置された、車両10の車体を構成する部材である。フロントピラー11は、フロントドア開口部13における車両前方側FRの縁をなしている。また、センタピラー12は、図1に示すように、フロントピラー11よりも車両後方側REに位置し、かつ垂下するように配置された、車両10の車体を構成する部材である。センタピラー12は、フロントドア開口部13における車両後方側REの縁をなしている。フロントピラー11およびセンタピラー12は、ともに鋼薄板からなる。
フェンダパネル2は、図1に示すように、フロントピラー11よりも車両前方側FRに、かつ前輪5の車両上方側UPの一部を囲むように配置された部材である。本実施形態にかかるフェンダパネル2は、合成樹脂からなり、たとえば射出成形によって形成された部材である。フェンダパネル2は、フェンダ側壁部21およびフェンダ取付け部22を有する。
図1および図2に示すように、フェンダ側壁部21は、車両10の外面の一部であり、車両10の意匠を構成する部分である。また、図2に示すように、フェンダ取付け部22は、フェンダ側壁部21の車両後方側REにおけるフェンダ端部23から車幅方向内側WIに向かって延出する部分であり、該部分がブラケット3に固定されている。フェンダ取付け部22において、フェンダ端部23からの一部の区間は、後述するフロントドア4のドア開閉軌跡Dに干渉しないように、車幅方向に対して車両前方側FRに傾斜している。なお、フェンダ側壁部21の車両上方側UPにおける端部は、車両10のエンジンルームを構成するエプロンアッパメンバ(図示略)につながっている。
ブラケット3は、図2に示すように、フェンダパネル2の車両後方側REにおける部分であるフェンダ取付け部22を、フロントピラー11に固定する鋼部材である。ブラケット3の平面視形状は、L字状である。ブラケット3は、第1固定部31および第2固定部32を有する。
図2に示すように、第1固定部31は、車両後方側REに延出する部分であり、第1締結部材33によって該部分がフロントピラー11に固定されている。このとき、第1締結部材33の締結方向は車幅方向であるため、第1締結部材33の軸心Nの方向も車幅方向である。本実施形態にかかる第1締結部材33は、たとえばボルトおよびナットである。また、図2に示すように、第2固定部32は、第1固定部31の車両前方側FRに位置する固定部前方端311から車幅方向外側WOに延出する部分であり、第2締結部材34によってフェンダパネル2のフェンダ取付け部22が該部分に固定されている。本実施形態においては、第2固定部32は、フェンダ取付け部22よりも車両前方側FRに位置している。本実施形態にかかる第2締結部材34は、第1締結部材33と同様に、たとえばボルトおよびナットである。
フロントドア4は、図1に示すように、フェンダパネル2よりも車両後方側REに配置された、車両10の車体を構成する部材である。フロントドア4は、フロントピラー11に取り付けられ、図2に示すように、ドアヒンジ部Hを回転軸としてドア開閉軌跡Dを描くように開閉可能(フロントドア4が開いた状態を図2の想像線で示す。)となっている。フロントドア4は、ドアアウタパネル41およびドアインナパネル42を有している。ドアアウタパネル41は、ドアインナパネル42よりも車幅方向外側WOに配置されている。ドアインナパネル42は、フロントピラー11に向かい合って配置されている。ドアアウタパネル41およびドアインナパネル42は、ともに鋼薄板からなる。ドアアウタパネル41およびドアインナパネル42は、車両前方側FRにおいて互いに溶接により接合され、該接合部の先端にドア前方端43が位置している。車幅方向において、ドア前方端43の位置は、フェンダ端部23の位置と略同一である。
図2に示すように、本実施形態においては、第1締結部材33の車両前方側FRに位置する締結部材前方端331の位置が、ドア前方端43の位置よりも車両後方側REである。
次に、本実施形態にかかる車両用フェンダパネル取付け構造の作用効果について説明する。
本実施形態にかかる車両用フェンダパネル取付け構造は、フェンダパネル2をフロントピラー11に固定するブラケット3が、該取付け構造の一部を構成している。ブラケット3は、第1締結部材33によってフロントピラー11に固定された第1固定部31と、第1固定部31の固定部前方端311から車幅方向外側WOに延出し、かつ第2締結部材34によってフェンダ取付け部22が固定された第2固定部32とを有する。このとき、第1締結部材33の締結部材前方端331の位置が、フェンダパネル2よりも車両後方側REに配置されたフロントドア4のドア前方端43の位置よりも車両後方側REとなっている。
このような取付け構造をとることによって、図2に示す固定部前方端311から締結部材前方端331までの間の距離Lが、従来技術よりも長く確保される。この場合において、治具を用いてフェンダ取付け部22に車幅方向の荷重を与えたとき、第1固定部31は締結部材前方端331を支点として車幅方向に塑性変形し、固定部前方端311における第1固定部31の車幅方向の変形量は従来技術よりも大きくなる。ゆえに、治具を用いたフェンダパネル2の車幅方向における位置調整がより容易となる。したがって、本実施形態にかかる車両用フェンダパネル取付け構造によれば、比較的簡易な構造で、フェンダパネル2の車幅方向における位置調整を容易に行うことが可能となる。
本発明は、先述した実施の形態に限定されるものではない。本発明の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
10:車両
11:フロントピラー
12:センタピラー
13:フロントドア開口部
2:フェンダパネル
21:フェンダ側壁部
22:フェンダ取付け部
23:フェンダ端部
3:ブラケット
31:第1固定部
311:固定部前方端
32:第2固定部
33:第1締結部材
331:締結部材前方端
34:第2締結部材
4:フロントドア
41:ドアアウタパネル
42:ドアインナパネル
43:ドア前方端
5:前輪
FR:車両前方側
RE:車両後方側
UP:車両上方側
WO:車幅方向外側
WI:車幅方向内側
N:軸心
H:ドアヒンジ部
D:ドア開閉軌跡
L:距離

Claims (1)

  1. フロントピラーと、
    前記フロントピラーよりも車両前方側に配置されたフェンダパネルと、
    前記フェンダパネルを前記フロントピラーに固定するブラケットと、から構成される車両用フェンダパネル取付け構造であって、
    前記ブラケットは、車両後方側に延出し、かつ締結方向が車幅方向である第1締結部材によって前記フロントピラーに固定された第1固定部と、
    前記第1固定部の固定部前方端から車幅方向外側に延出し、かつ第2締結部材によってフェンダパネルが固定された第2固定部と、を有し、
    前記第1締結部材の締結部材前方端の位置が、前記フェンダパネルよりも車両後方側に配置されたフロントドアのドア前方端の位置よりも車両後方側であることを特徴とする、車両用フェンダパネル取付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020152341A (ja) * 2019-03-22 2020-09-24 スズキ株式会社 車体側部構造
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