JP2017132299A - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】粒子状物質除去フィルタを再生する際に粒子状物質除去フィルタの温度を再生に必要な温度により迅速に到達させる。【解決手段】PMフィルタの再生処理を行なう際には、PMフィルタの再生処理に先立ってバッテリを冷却する電動冷却ファンを駆動し(S110)、その後、PMフィルタの再生処理を実行する(S120)。これにより、PMフィルタの再生処理において、エンジンの高負荷運転によるバッテリの充電に伴う温度上昇を抑制し、バッテリの入力制限Winの絶対値が小さくなるのを抑制することができる。このため、バッテリの入力制限Winが小さくなるためにエンジンの高負荷運転を継続することができず、PMフィルタの温度を再生に必要な温度に迅速に達することができないことを抑制することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関し、詳しくは、排気系に粒子状物質を除去する粒子状物質除去フィルタを有するエンジンを備えるハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、排気系に粒子状物質を除去する粒子状物質除去フィルタを有するエンジンを備え、微粒子物質を除去する排気浄化装置(DPF)を再生する際にはエンジンの高負荷運転を行なうものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、排気浄化装置(DPF)を再生する際にエンジンを高負荷運転することにより排気温度を上昇させて排気浄化装置(DPF)の温度を再生に必要な温度まで迅速に上昇させている。エンジンの高負荷運転による余剰エネルギについては発電してバッテリに蓄電することにより、燃費の悪化を抑制している。更に、バッテリの充電量が高レベルになると、エンジンの燃料噴射時期を遅角させることにより、排気温度を上昇させると共に余剰エネルギを小さくして、バッテリの過充電を防止している。
特開2007−230475号公報
しかしながら、上述のハイブリッド自動車では、排気浄化装置の再生の際にエンジンを高負荷運転することができなくなり、排気浄化装置の温度を再生に必要な温度まで上昇させることができない場合が生じる。バッテリは、その温度が上昇すると、バッテリの許容最大充電電力(入力制限)の絶対値が小さくなるため、大きな充電電力を維持することができなくなる。このため、エンジンを高負荷運転することができなくなり、排気浄化装置の温度を再生に必要な温度まで上昇させることができなくなってしまう。
本発明のハイブリッド自動車は、排気系に粒子状物質を除去する粒子状物質除去フィルタを備えるハイブリッド自動車において、粒子状物質除去フィルタを再生する際に粒子状物質除去フィルタの温度を再生に必要な温度により迅速に到達させることを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
排気系に粒子状物質を除去する粒子状物質除去フィルタを有するエンジンと、
走行用の動力を出力するモータと、
前記エンジンからの動力を用いて発電可能な発電機と、
前記モータおよび前記発電機と電力のやりとりを行なうバッテリと、
前記バッテリを冷却する冷却ファンと、
前記粒子状物質除去フィルタの再生が必要であると判断されたときには、前記エンジンの高負荷運転を伴って前記粒子状物質除去フィルタを再生するフィルタ再生制御を実行する制御手段と、
を備えるハイブリッド自動車であって、
前記制御手段は、前記フィルタ再生制御を実行するときには、該フィルタ再生制御に先立って前記冷却ファンを駆動する、
ことを特徴とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、粒子状物質除去フィルタの再生が必要であると判断されたときには、バッテリを冷却する冷却ファンを駆動し、その後、エンジンの高負荷運転を伴って粒子状物質除去フィルタを再生する。エンジンの高負荷運転は、粒子状物質除去フィルタの温度を再生に必要な温度以上にするために行なわれるが、その際、余剰エネルギは発電機により発電され、バッテリに充電される。バッテリは充電に伴って温度上昇するが、エンジンの高負荷運転の前にバッテリを冷却する冷却ファンが駆動されるから、バッテリの温度上昇が抑制される。バッテリは温度が高くなると、バッテリを充電してもよい最大電力(入力制限あるいは許容最大充電電力と称される)は小さくなるが、冷却ファンの駆動によりバッテリの温度上昇が抑制されるため、入力制限が小さくなるのが抑制される。このため、バッテリの入力制限が小さくなるためにエンジンの高負荷運転を継続することができず、粒子状物質除去フィルタの温度を再生に必要な温度に迅速に達することができないことを抑制することができる。即ち、粒子状物質除去フィルタを再生する際に粒子状物質除去フィルタの温度を再生に必要な温度により迅速に到達させることができる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 HVECU70により実行されるフィルタ再生処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 バッテリ50の温度Tbと入力制限Winおよび出力制限Woutとの関係を示す説明図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、HVECUという)70と、を備える。
エンジン22は、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24により運転制御されている。エンジン22の排気系には、排気浄化装置23と粒子状物質除去フィルタ(以下、PMフィルタという)25とが取りつけられている。排気浄化装置23には、排気中の未燃焼燃料や窒素酸化物を除去する触媒23aが充填されている。PMフィルタ25は、セラミックスやステンレスなどにより形成されたフィルターであり、煤などの粒子状物質を補足する。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。各種センサからの信号としては、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出する図示しないクランクポジションセンサからのクランクポジションや、エンジン22の冷却水の温度を検出する図示しない水温センサからの冷却水温Twなどを挙げることができる。また、スロットルバルブのポジションを検出する図示しないスロットルバルブポジションセンサからのスロットル開度THや吸気管に取り付けられた図示しないエアフローメータからの吸入空気量Qa、吸気管に取り付けられた図示しない温度センサからの吸気温Taなども挙げることができる。さらに、排気系のPMフィルタ25の上流側に取り付けられた大気圧と排気圧との差圧を検出する図示しない差圧センサからの差圧ΔPも挙げることができる。また、エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。種々の制御信号としては、例えば、燃料噴射弁への駆動信号や、スロットルバルブのポジションを調節するスロットルモータへの駆動信号,イグナイタと一体化されたイグニッションコイルへの制御信号を挙げることができる。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。このエンジンECU24は、HVECU70からの制御信号によりエンジン22を運転制御する。また、エンジンECU24は、必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。なお、エンジンECU24は、クランク角θcrに基づいて、クランクシャフト26の回転数、即ち、エンジン22の回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、駆動輪38a,38bにデファレンシャルギヤ37を介して連結された駆動軸36が接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、エンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
モータMG1は、永久磁石が埋め込まれた回転子と三相コイルが巻回された固定子とを備える周知の同期発電電動機として構成されており、上述したように回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、モータMG1と同様に同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。モータMG1,MG2は、モータECU40によってインバータ41,42を制御することにより駆動する。インバータ41,42は、バッテリ50が接続された電力ライン54に接続されている。インバータ41,42は、6つのトランジスタと6つのダイオードとにより構成される周知のインバータとして構成されている。インバータ41,42は、電力ライン54を共用しているから、モータMG1,MG2のいずれかで発電される電力を他のモータに供給することができる。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。各種センサからの信号としては、例えば、モータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する図示しない回転位置検出センサからの回転位置θm1,θm2や、モータMG1,MG2の各相に流れる電流を検出する電流センサからの相電流、コンデンサ46の端子間に取り付けられた図示しない電圧センサからのコンデンサ46(電力ライン54)の電圧VLなどを挙げることができる。モータECU40からは、モータMG1,MG2を駆動制御するためのインバータ41,42の各トランジスタへのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。このモータECU40は、HVECU70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御する。また、モータECU40は、必要に応じてモータMG1,MG2の駆動状態に関するデータをHVECU70に出力する。なお、モータECU40は、モータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいて、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されており、インバータ41,42を介してモータMG1,MG2と電力をやりとりをする。バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52により管理されている。バッテリ50の図示しない収納容器には、バッテリ50を冷却するために外気を収納容器内に送り込む電動冷却ファン55が取り付けられている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号が入力ポートを介して入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりHVECU70に送信する。入力ポートを介して入力される信号としては、例えば、バッテリ50の端子間に設置された図示しない電圧センサからの端子間電圧Vbや、バッテリ50の出力端子に接続された電力ライン54に取り付けられた図示しない電流センサからの充放電電流Ib、バッテリ50に取り付けられた図示しない温度センサからの電池温度Tbなどを挙げることができる。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために蓄電割合SOCや入出力制限Win,Woutを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50から放電可能な電力の容量の全容量に対する割合であり、電流センサにより検出された充放電電流Ibの積算値に基づいて演算される。入出力制限Win,Woutは、バッテリ50を充放電してもよい最大許容電力であり、演算した蓄電割合SOCと電池温度Tbとに基づいて演算される。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。各種センサからの信号としては、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSPを挙げることができる。また、アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや、ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP、車速センサ88からの車速Vなども挙げることができる。HVECU70は、上述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。このHVECU70は、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20は、エンジン22の運転を伴って走行するハイブリッド走行モード(HV走行モード)や、エンジン22の運転を停止して走行する電動走行モード(EV走行モード)で走行する。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特にPMフィルタ25を再生する際の動作について説明する。図2は、HVECU70により実行されるフィルタ再生処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定時間毎に繰り返し実行される。
フィルタ再生処理ルーチンが実行されると、HVECU70は、まず、PMフィルタ25の再生が必要であると判断されているか否かを判定する(ステップS100)。PMフィルタ25の再生が必要であるか否かの判断は、エンジン22の回転数Neや排気系のPMフィルタ25より上流側の大気圧との差圧、エンジン22の空気量負荷率、エンジン22の冷却水温Twなどにより、PMフィルタ25に堆積した粒子状物質の量が閾値を超えていると推定できるか否かの判定により行なうことができる。PMフィルタ25の再生が必要であると判断されているか否かの判定は、例えば、初期値が値0でPMフィルタ25の再生が必要であると判断されたときに値1が設定され、PMフィルタ25の再生処理が行なわれた後に値0が設定されるフィルタ再生処理実行フラグFpmの値を調べることによって行なうことができる。PMフィルタ25の再生が必要であると判断されていないと判定したときには、PMフィルタ25の再生は不要であるため、PMフィルタ25の再生処理を実行することなく、本ルーチンを終了する。
一方、PMフィルタ25の再生が必要であると判断されていると判定したときには、バッテリ50を冷却する電動冷却ファン55を駆動し(ステップS110)、その後、PMフィルタ25の再生処理を実行して(ステップS120)、本ルーチンを終了する。PMフィルタ25の再生処理は、例えば、エンジン22を高負荷運転してPMフィルタ25の温度を再生に必要な温度まで上昇させ、その後、燃料噴射を停止した状態でエンジン22をモータMG1によってモータリングすることにより、PMフィルタ25に堆積した粒子状物質を燃焼することにより行なわれる。ここで、PMフィルタ25の再生処理に先立ってバッテリ50を冷却する電動冷却ファン55を駆動するのは、バッテリ50の充電によってバッテリ50の温度Tbが上昇するのを抑制するためである。エンジン22が高負荷運転されると、余剰エネルギが発生するため、モータMG1により余剰エネルギが発電され、バッテリ50に充電される。バッテリ50は充電に伴って温度上昇すると、バッテリ50を充電してもよい最大最大電力としての入力制限Winの絶対値が小さくなる。図3にバッテリ50の温度Tbと入力制限Winおよび出力制限Woutとの関係を示す。図示するように、バッテリ50の温度Tbが温度Tlim以上で入力制限Winの絶対値が急に小さくなる。入力制限Winの絶対値が小さくなると、バッテリ50の保護のためにモータMG1による発電電力を小さくする必要が生じる。このため、エンジン22の高負荷運転を継続することができなくなる。実施例では、バッテリ50は充電に伴う温度上昇に伴って入力制限Winの絶対値が小さくなるのを抑制するために、PMフィルタ25の再生処理に先立ってバッテリ50を冷却する電動冷却ファン55を駆動するのである。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、PMフィルタ25の再生処理を行なう際には、PMフィルタ25の再生処理に先立ってバッテリ50を冷却する電動冷却ファン55を駆動し、その後、PMフィルタ25の再生処理を実行する。これにより、PMフィルタ25の再生処理において、エンジン22の高負荷運転によるバッテリ50の充電に伴う温度上昇を抑制し、バッテリ50の入力制限Winの絶対値が小さくなるのを抑制することができる。このため、バッテリ50の入力制限Winが小さくなるためにエンジン22の高負荷運転を継続することができず、PMフィルタ25の温度を再生に必要な温度に迅速に達することができないことを抑制することができる。即ち、PMフィルタ25を再生する際にPMフィルタ25の温度を再生に必要な温度により迅速に到達させることができる。
実施例では、エンジン22と2つのモータMG1,MG2とがプラネタリギヤ30に接続されたハイブリッド自動車20に本発明を適用するものとしたが、エンジンと、走行用の動力を出力するモータと、エンジンからの動力を用いて発電可能な発電機と、を備えるハイブリッド自動車であれば如何なる構成のハイブリッド自動車にも適用することができる。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、PMフィルタ25が「粒子状物質除去フィルタ」に相当し、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG2が「モータ」に相当し、モータMG1が「発電機」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、電動冷却ファン55が「冷却ファン」に相当し、HVECU70とエンジンECU24とモータECU40とが「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 排気浄化装置、23a 触媒、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、25 粒子状物質除去フィルタ(PMフィルタ)、26 クランクシャフト、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、46 コンデンサ、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54 電力ライン、55 電動冷却ファン、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. 排気系に粒子状物質を除去する粒子状物質除去フィルタを有するエンジンと、
    走行用の動力を出力するモータと、
    前記エンジンからの動力を用いて発電可能な発電機と、
    前記モータおよび前記発電機と電力のやりとりを行なうバッテリと、
    前記バッテリを冷却する冷却ファンと、
    前記粒子状物質除去フィルタの再生が必要であると判断されたときには、前記エンジンの高負荷運転を伴って前記粒子状物質除去フィルタを再生するフィルタ再生制御を実行する制御手段と、
    を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記制御手段は、前記フィルタ再生制御を実行するときには、該フィルタ再生制御に先立って前記冷却ファンを駆動する、
    ことを特徴とするハイブリッド自動車。
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