JP2017130004A - 施工検査システム及びその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】工区の図面情報とともに、検査した箇所の検査結果を見やすくした帳票を表示等する施工検査システムを提供する。
【解決手段】管理サーバ10は、クライアント端末50から指定された工区の検査結果を帳票として作成するための作成指令を受ける作成指示受信部142と、工区の図面情報を中心に配置し、複数の検査結果を図面情報の周囲に配置し、工区の図面情報の検査場所から検査結果への引出線を配置する帳票を作成する帳票作成部143と、を備える。帳票作成部は、複数の引出線が交差しないように検査結果を配置する。
【選択図】図1
【解決手段】管理サーバ10は、クライアント端末50から指定された工区の検査結果を帳票として作成するための作成指令を受ける作成指示受信部142と、工区の図面情報を中心に配置し、複数の検査結果を図面情報の周囲に配置し、工区の図面情報の検査場所から検査結果への引出線を配置する帳票を作成する帳票作成部143と、を備える。帳票作成部は、複数の引出線が交差しないように検査結果を配置する。
【選択図】図1
Description
本発明は、建物の施工検査業務を支援する施工検査システム及びその施工検査方法に関する。
建設の工事における施工検査業務、例えば配筋検査と呼ばれる鉄筋の配置状況又は鉄骨のボルト締めをチェックする検査に関して、これを効率的に行うためのシステムが提案されている。
特許文献1に開示される建設工事検査システムは、携帯情報端末と、検査場所を撮影するデジタルカメラと、検査情報及び検査場所の画像データを取り込み、帳票を作成する検査用帳票作成プログラムを有するコンピュータと、このコンピュータに接続された表示装置と、このコンピュータに適宜に接続される印刷装置とから構成される。そしてこの検査システムは、工事種別と検査項目とのデータを基にして帳票の欄に検査項目を時系列に沿って表示させ、その検査項目に時間の属性データによって時系列で対応する画像データを自動割り付けで配設して帳票を作成している。
しかし、特許文献1の発明は、写真が撮影された日時をもとにして、携帯端末に入力された検査情報の日時と対比させ、検査情報の日時から写真Noが、「○○工事」の対応写真であると関連付ける。そして、この特許文献1の発明は、帳票として「○○工事」の対応写真が時系列に自動割り付けするのみである。「○○工事」の全体のなかで、写真がどの場所であるかがわかりにくく、また、「○○工事」と写真とが紐づけされていないため、「○○工事」の途中に別の「△△工事」の撮影をすると、別の工事写真が帳票に入ってしまうことにもなる。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するためになされたもので、工区の図面情報とともに、検査した箇所の検査結果を見やすくした帳票を表示等できる施工検査システム、及びその検査方法を提供する。
第1の観点の施工検査システムは、建築物の工区の図面情報、工区内で検査される複数の検査情報、並び図面情報及び検査情報に関連付けられて検査された検査結果を記憶する携帯端末と、該携帯端末に接続され携帯端末から検査結果を受け取る管理サーバと、該管理サーバと接続されるクライアント端末とからなる。管理サーバは、クライアント端末から指定された工区の検査結果を帳票として作成するための作成指令を受ける作成指示受信手段と、工区の図面情報を中心に配置し、複数の検査結果を図面情報の周囲に配置し、工区の図面情報の検査場所から検査結果への引出線を配置する帳票を作成する帳票作成手段と、を備える。そして、帳票作成手段は、複数の引出線が交差しないように検査結果を配置する。
検査結果は、検査情報124に関する手書き情報又は検査情報124の写真を含む概念である。
また、作成指示受信手段は、検査結果の個数を受信し、帳票作成手段は中央に配置した図面情報122の周りに受信した個数分だけ検査結果を配置する。
また、検査結果は、受信した個数に応じて、表示される大きさが変わる。
さらに、帳票をクライアント端末に送信する送信手段を備えてもよい。
また、作成指示受信手段は、検査結果の個数を受信し、帳票作成手段は中央に配置した図面情報122の周りに受信した個数分だけ検査結果を配置する。
また、検査結果は、受信した個数に応じて、表示される大きさが変わる。
さらに、帳票をクライアント端末に送信する送信手段を備えてもよい。
携帯端末は、第1検査主体に携帯される第1携帯端末と第1検査主体とは異なる第2検査主体に携帯される第2携帯端末とを含み、管理サーバは、第1携帯端末から第1検査結果を受けるとともに第2携帯端末から第2検査結果を受け、帳票作成手段は、第1検査結果及び第2検査結果を併記して配置又は合成して配置する。
第2の観点の施工検査方法は、通り情報を端末画面に表示できる機能を持った施工検査アプリケーション(以下施工管理アプリという)をダウンロードしてその施工管理アプリを利用した携帯端末を使って建築物の工区の施工を検査する施工検査方法である。この方法は、携帯端末から建築物の工区内で検査される複数の検査情報124に関連付けられて検査された検査結果を受信する検査結果受信ステップと、接続されたクライアント端末から指定された工区の検査結果の帳票の表示指令を受ける作成指示受信ステップと、工区の図面情報122を中心に配置し、複数の検査結果を図面情報122の周囲に配置し、工区の図面情報122の検査場所から検査結果への引出線を配置する帳票を作成する帳票作成ステップと、を備える。そして帳票作成ステップは、引出線が重ならないように検査結果を配置する。
<施工検査システムの概要>
図1は、実施形態に係る施工検査システムの概略の構成を示した図である。このシステムは、サーバ10、カメラ31が付いたタブレット端末30、及びクライアント端末50を含む。またタブレット端末30は、携帯可能なノートパソコンであってもよく、スマートフォンであってもよい。なお、表示した建築物の図面情報122にメモ等が書き込めるように、タッチパネル機能付きの表示部39を有していることが望ましい。クライアント端末50には、その表示部59に表示した帳票等を印刷するため、プリンタ55が接続されている。クライアント端末50は、携帯可能なノートパソコン又は設置式のディスクトップパソコンであってもよい。
図1は、実施形態に係る施工検査システムの概略の構成を示した図である。このシステムは、サーバ10、カメラ31が付いたタブレット端末30、及びクライアント端末50を含む。またタブレット端末30は、携帯可能なノートパソコンであってもよく、スマートフォンであってもよい。なお、表示した建築物の図面情報122にメモ等が書き込めるように、タッチパネル機能付きの表示部39を有していることが望ましい。クライアント端末50には、その表示部59に表示した帳票等を印刷するため、プリンタ55が接続されている。クライアント端末50は、携帯可能なノートパソコン又は設置式のディスクトップパソコンであってもよい。
カメラ機能付きのタブレット端末30は、施工者が行う検査(一般に自主検査と呼ばれる。)の他に使用されたり、監理者が立会検査(一般に監理検査と呼ばれる。)で使用されたり、設計者が行う立会検査(一般に設計検査と呼ばれる。)で使用されたり、施主が行う立会検査(一般に施主検査と呼ばれる。)で使用されたりする。このため、図1では複数のタブレット端末30が描かれている。また図1では描かれていないが、クライアント端末50も、施工者、監理者、設計者又は施主が使用することがあるため、クライアント端末50が複数接続されていても良い。
サーバ10は、建築物の工区の図面情報122、工区内で検査される複数の検査情報124、その検査情報124に関する検査結果126及び作成した作成帳票128を記憶するハードディスク等の記憶部12を有する。図面情報122は、建築物の工区の見取り図面(伏図や現場地図など)、部材図面(配筋断面図、鉄骨図など)を含む。また検査情報124は、図面情報122中の場所(工区、階、部屋など)、検査種類(配筋検査、鉄骨検査、スリーブ検査など)、検査対象(柱、梁、壁など)、検査項目(種類、数、ピッチなど)、検査ポイント(柱の断面を外側から囲む等間隔で配置された点、検査対象位置と伏図上の位置(XY座標)など)を含む。検査情報124は、見取り図面及び部材図面に配置された各部材の位置に対応づけられている。また、検査情報124は、予め規定された検査位置だけでなく、検査者が任意に指定した検査位置も含む。
検査結果126は、検査位置で検査者がカメラ31で撮影した写真(例えばJPEGデータ)及び検査者がその写真に書き込んだメモ等(例えばビットマップデータ)を含む。また、図面情報122に書き込んだメモ等(例えばビットマップデータ)や、不具合をキーボード等で打ち込んだ情報を含む。作成帳票128は、見取り図面(例えばCADデータ)の周囲に配置した検査結果(写真やメモ等)を例えばPDF(Portable Document Format)にしたデータを含む。
またサーバ10は、CPUなど演算処理を行う演算処理部14を備え、演算処理部14は、図面送信部141、作成指示受信部142、帳票作成部143及び帳票送信部144を含む。図面送信部141は、携帯端末30からの図面情報122及び検査情報124の送信要求を受けて、図面情報122及び検査情報124を携帯端末30へ送信する。作成指示受信部142は、クライアント端末50から指定された工区及び検査結果の帳票の作成の作成指令を受ける。また帳票作成部143は、工区の図面情報122を中心に配置し、複数の検査結果126を図面情報122の周囲に配置した帳票を作成する。そして帳票作成部143は、工区の図面情報122中の検査位置から検査結果126への引出線を配置し、検査場所と検査結果との関係をわかりやすくする。帳票送信部144は、作成した作成帳票128をクライアント端末に送信する。
記憶部12及び演算処理部14は、プログラムによって上記実施形態の施工検査システムを構築する。
<施工検査システムの動作>
施工検査システムの動作について説明する。図2は、施工検査システムの動作に関するフローチャートである。まず、クライアント端末50のオペレーターは、サーバ10が用意するWEBページにID番号及びパスワードを入れて接続する。そしてクライアント端末50に記憶されていた、建築物の図面情報122及びその建築物の検査情報124をサーバ10に送信する(ステップC11)。図面情報122には、ビル名及び住所等の書誌的情報を含んでいてもよい。サーバ10は、建築物の図面情報122及びその建築物の検査情報124を受信し、記憶部12に図面情報122及び検査情報124として記憶する(ステップS11)。
施工検査システムの動作について説明する。図2は、施工検査システムの動作に関するフローチャートである。まず、クライアント端末50のオペレーターは、サーバ10が用意するWEBページにID番号及びパスワードを入れて接続する。そしてクライアント端末50に記憶されていた、建築物の図面情報122及びその建築物の検査情報124をサーバ10に送信する(ステップC11)。図面情報122には、ビル名及び住所等の書誌的情報を含んでいてもよい。サーバ10は、建築物の図面情報122及びその建築物の検査情報124を受信し、記憶部12に図面情報122及び検査情報124として記憶する(ステップS11)。
その後、携帯端末30を保持する検査者は、携帯端末30が施工検査アプリを起動させて、携帯端末30をサーバ10に接続する。施工管理アプリがまだ携帯端末30に記憶されていないなら、サーバ10が管理するWEBサイトに移行しID番号及びパスワードを設定して施工管理アプリをダウンロードする。そしてサーバ10の図面送信部141は、携帯端末30からの図面情報122等の要求に応えて、建築物の図面情報122及びその建築物の検査情報124等を送る。携帯端末30は、建築物の図面情報122及びその建築物の検査情報124等を受信する(ステップP11)。
検査者は、建築物の工事現場等において検査するに際して、その建築物の図面情報122のうち検査位置を含む検査領域(フロア・部屋・工区等)を指定し、その検査領域の図面情報122を携帯端末30の表示部39に表示する(ステップP12)。
検査者は、検査領域(フロア、部屋、工区等)へ移動し、施工の具合などを検査する。その際に、携帯端末30の表示部39に表示されている図面情報122を、検査者の指又はペンで拡大表示させたり、検査位置を表示部39の中央に移動させたりする。表示された図面情報122上で検査位置を指又はペンでタップすると、その検査位置にはユニークなIDが自動的に割り振られ、表示された図面情報122に記入される(ステップP13)。またその検査位置(X,Y座標)が検査結果としても記憶される。
検査者は、検査し終えて検査位置の配筋や鉄骨などに手書きでコメント等を付けたい場合には、検査位置のX,Y座標が記憶されているため、そのX,Y座標に該当する柱などの断面の拡大図面を表示させることができる。その検査位置の配筋などの図面情報122を拡大表示させて、指又はペンでその拡大された図面情報122上に手書きでメモ(不具合の説明や問題なし等)を書き加えたりマーキング付けたりする。また、検査者は、その検査位置の写真を撮りたい場合には、カメラアプリを起動させ、カメラ31でその配筋等の写真を撮影する(ステップP14)。
そして、拡大された図面情報122に手書きメモ又はマークなどの手書き情報(以下、手書き情報という。)が付けられて携帯端末30の記憶部(不図示)に記憶され、検査位置(X,Y座標)とともに写真が記憶部に記憶される(ステップP15)。
複数の検査位置がある場合には、検査者は、ステップP12からステップP15までを複数回繰り返す。
複数の検査位置がある場合には、検査者は、ステップP12からステップP15までを複数回繰り返す。
すべての検査が終わったら、検査者は、送信する検査した検査領域(フロア、部屋、工区等)を携帯端末30の表示部39で指定して、その検査領域内の複数の検査位置の手書き情報及び写真等の検査結果126をサーバ10へ送信する(ステップP16)。検査者は別の日も同様に、別の検査領域の検査結果126をサーバ10に送信する。
次に、サーバ10は携帯端末30から送られた検査結果126を記憶部12に記憶する(ステップS12)。
クライアント端末50のオペレータは、サーバ10が用意するWEBページにID番号及びパスワードを入力して接続する適宜接続する。そしてWEBページで閲覧したい検査領域(フロア、部屋、工区等)を指定する。この検査領域がクライアント端末50の表示部59に表示されるため、オペレータは検査領域の検査の進捗具合が確認できる。また個々の検査結果(図面情報122上に手書きした手書き情報、写真等)なども閲覧できる。そして、検査結果の帳票を作成したい場合には、オペレータは、クライアント端末50を使って帳票の作成を指令する(ステップC12)。
サーバ10の作成指示受信部142が、帳票の作成の指令を受信する。この指令には、をどのように帳票を作成するか等の指令が含まれている。そして、帳票作成部143が、その指令に従った帳票を作成する(ステップS13)。そして帳票送信部144は、その作成された帳票をクライアント端末50に送信する(ステップS14)。
クライアント端末50のオペレータは、サーバ10から送られてきた帳票をクライアント端末50の表示部59に表示して閲覧したり、その帳票をクライアント端末50に接続されたプリンタ55を使って紙媒体に印刷したりする(ステップC13)。
<検査する際の、検査者が携帯端末30を操作する操作方法>
図2で示したステップP11〜P15の携帯端末30の操作方法について、図3から図5を使いながら詳述する。なお、図3から図5に示した携帯端末30の表示部39は、タブレット端末を使用した例である。
図2で示したステップP11〜P15の携帯端末30の操作方法について、図3から図5を使いながら詳述する。なお、図3から図5に示した携帯端末30の表示部39は、タブレット端末を使用した例である。
図3(a)は、サーバ10から関連する図面情報122及び検査情報124をダウンロードする際に、携帯端末30の表示部39に表示される画面である。図2のステップP11に関連する図面である。検査者は、携帯端末30の電源ボタンをONにして、表示部39上にある施工管理アプリのアイコンをタップする。すると、図3(a)に表示された施工管理システムの画面が表示される。“検査条件の設定”で、「検査建物」、「検査主体」、「検査階」、「検査工区」及び「検査員」を“変更”ボタンをタップし、リストから選択する。その後、“ダウンロード”をタップすると、サーバ10の図面送信部141は、記憶部12に記憶された該当する図面情報122及び検査情報124を送信し、携帯端末30はそれら情報をダウンロードする。
図3(b)は、表示部39にダウンロードした図面情報122を表示した画面の一例である。図2のステップP12及びP13に関連する図面である。携帯端末30が図面情報122及び検査情報124をダウンロードすると、表示部39に図面情報122が表示される。検査者は、図面情報122上での指又はペンを操作して、検査位置へ図面情報122を移動させたり、図面情報122を拡大縮小(ピンチイン・ピンチアウト(ズームイン・ズームアウト))表示させたりできる。
図3(b)に示されるように、図面情報122の見取り図面には、その見取り図面の外側に“通り番号”38x及び38yが表示されている。“通り”は、建築物の平面の柱を結ぶ縦横の基盤目の基準線であり、各通りはアルファベット又は数字で区別されている。図3(b)の図面情報122では、見取り図面の外側に“X1”から“X7”の通り番号38xが引出線とともに付されており、“Y1”から“Y8”の通り番号38yが引出線とともに付されている。
検査者が、図3(b)の点線で囲まれた領域ELをピンチインして拡大すると、図3(c)に示されるように表示される。この拡大図面では、見取り図面の外側に配置されていた“通り番号”38x及び38yは表示されていない。このような拡大図面になると、どこの“通り”であるかを検査者が迷ったり、別の“通り”と誤認することがある。このため、携帯端末30の表示部39の下段メニューに、“通表示”ボタンD18が配置されている。
検査者が、“通表示”ボタンD18をタップすると、図4(A)のように、拡大された見取り図面の上に“通り番号”38x及び38yが重ねて表示される。一度“通表示”ボタンD18がタップされると“通表示”ボタンは、“通非表示”ボタンD18と表示されるので、検査者は、通番号を確認したら、“通非表示”ボタンD18をタップしてもよい。
検査者が、検査位置を図面情報122上で特定する場合には、表示モードボタンをタップし、入力モードボタンD11に切り替える。図4(B)では、「表示モード」から「入力モード」にボタンD11が切り替わった状態が示されている。検査者は、「入力モード」で検査位置をタップしXY座標を特定することができ、ID番号が作成される。また検査位置から引出し線を描くことが可能となる。
続いて検査者は、「部材」ボタンD12をタップし、検査対象が柱・梁・壁等であるかを設定し、携帯端末30は対象の部材を特定することができる。続いて検査者は、「記号」ボタンD13をタップし、柱、梁又は壁などの断面図の記号を設定し、携帯端末30は設定された同じ記号の断面図を特定することができる。これで検査する対象の断面図を選び出すことができる。なお、「記号」で決められた断面図は部材の位置(梁の中央とか端部など))によって断面図(例えば、鉄筋の本数や径など))が異なっている場合がある。そこで、検査者は、検査対象によって「位置」ボタンD14をタップすることがある。「位置」ボタンD14で検査位置を設定し、携帯端末30は検査すべき位置の断面図を特定することができる。また検査者が「部材」、「記号」、「位置」などのボタンを押して検査部材の情報を設定した後「登録」ボタンをタップすると、携帯端末30は検査部材の情報を保存する。
また検査者は、「入力モード」で、図面情報122上で特定した検査位置に、登録したい検査結果を追加することができる。例えば、図面情報122上に検査が終了したことを手書きで入力したい場合には「断面手書き」のボタンD15をタップし、検査位置の写真を撮影して検査位置と紐づけして写真を登録したいと場合には「写真」のボタンD16をタップする。さらに、検査位置で不具合があり、その詳細な情報を登録したい場合には、検査者は「不具合」のボタンD17をタップする。
図4(B)は、表示部39に、拡大した図面情報122(断面図)上に手書き情報を付した画面の一例である。図2のステップP14及びP15に関連する図面である。検査者は、図面情報122上での指又はペンの操作により、図面情報122を検査位置まで移動させたり、拡大表示させる。そして検査者が、表示モードボタンをタップし、書込モードボタンD11に切り替る。図4(B)に描かれるように、指又はペンで、チェックマークを付けたり確認したことを示すため“OK”の文字を書き加えたりする。手書き情報を書き終えたら、検査者は、「登録」ボタンD19をタップすると、その手書き情報が携帯端末30に保存される。一方、その手書き情報を削除したい場合には、「1削除」ボタンD24又は「全削除」ボタンD25をタップする。その後、図3(a)に描かれた検査データの送信の“実行”ボタンを検査者がタップすると、その検査結果である手書き情報が管理サーバ10に送信され、管理サーバ10が受信する。
図3(b)で示された「写真」のボタンD16を検査者がタップすると、図5(a)に示される画面に切り替わる。検査者が図5(a)に示されるカメラボタンD21をタップすると、撮影ボタン(不図示)とカメラ31が映し出す画像とが表示部39に表示される。そして検査者が撮影ボタンをタップし、表示部39に撮影された写真が固定される。検査者はその写真を使用する場合には使用ボタン(不図示)を押し、その写真を使用しない場合にはキャンセルボタン(不図示)を押して、次の写真撮影を準備に備える。なお、今回撮影した写真を使用するのではなく、過去に撮影した写真を使用したい場合には、検査者は、「新規写真」のボタンD22をタップする。
図5(A)は、検査者が被写体を決めて携帯端末30の撮影ボタン(不図示)をタップし、その写真を使用する意思確認を行う使用ボタン(不図示)を押して、撮影した写真が取り込まれた図である。図2のステップP14及びP15に関連する図面である。
撮影した写真が携帯端末30に記憶された後、「T入力」のボタンD23をラップすると、その写真のタイトルを入力するウェインドW23が表示される。検査者は表示部39に表示されるキーボード(不図示)を使ってタイトルを入力する。一度入力したタイトルは、携帯端末に記憶されているので「T選択入力」のボタンをタップすることで、タイトルを選択することができる。
図5(b)は、撮影した写真に手書き情報を記入した図である。検査者は、表示部39に映し出された写真に手書する場合は表示モードボタンD11をタップし、書き込モードボタンD11に切り替える。書込モードにした状態で、使用者は指又はペンで表示部39上に必要なメモ又は記号などの手書き情報を記載する。そして、登録ボタンD19をタップすると、その手書き情報が携帯端末30に保存される。一方、その手書き情報を削除したい場合には、「1削除」ボタンD24又は「全削除」ボタンD25をタップする。手書き情報を記載すると、図3(a)に描かれた検査データの送信の“実行”ボタンを検査者がタップすると、その検査結果である手書き情報が管理サーバ10に送信され、管理サーバ10が受信する。
図3(b)で示された「不具合」のボタンD17を検査者がタップすると、図5(c)に示される画面に切り替わる。図5(c)は手書き情報ではなく検査位置の不具合をキーボード(不図示)で記入する図であり、図2のステップP14及びP15に関連する図面である。不具合を記入する画面は「手直し1」から「手直し5」までの欄D25が用意され、いわゆるドロップダウンメニューで、ダウンロードされた検査情報124から適切な項目が選択できるようになっている。検査者は項目を選択したら設定ボタンを押す。「手直し1」から「手直し5」の欄は、大きな項目から徐々に細かな項目を選択できるようになっている。また、不具合をより詳細に記入したい場合には、検査者は備考入力ボタンD26をタップすると、その備考を入力するウインドウ(不図示)が表示され、検査者は表示部39に表示されるキーボードを使って備考にテキストデータとして不具合の詳細を入力する。そして図3(a)に描かれた検査データの送信の“実行”ボタンを検査者がタップすると、その検査結果である手書き情報が管理サーバ10に送信され、管理サーバ10が受信する。
<帳票出力する際の、オペレータがクライアント端末50を操作する操作方法>
図6は、図2の点線枠内のフローチャートをより詳細に示したフローチャートである。帳票の作成から印刷までを、図6から図12を使いながら詳述する。なお、図7〜図12に示したクライアント端末50の表示部59は、ノートパソコンを使用した例である。
図6は、図2の点線枠内のフローチャートをより詳細に示したフローチャートである。帳票の作成から印刷までを、図6から図12を使いながら詳述する。なお、図7〜図12に示したクライアント端末50の表示部59は、ノートパソコンを使用した例である。
まずクライアント端末50のオペレータは、サーバ10が用意するWEBページにID番号及びパスワードを入れて接続する。そしてオペレータは、現場名称、建築名称、検査主体などの検索抽出条件を入力し、建築物等を設定する(ステップC121)。
サーバ10は、設定された建築物等に関する情報を記憶部12から抽出し、より詳細な工区を選択できるWEBページをクライアント端末50の表示部59に表示させる(ステップC122)。例えばオペレータが広い領域の帳票を作成したい場合には、クライアント端末50を使って、何階であるかと広い領域の大工区とを選択し、オペレータが狭い領域の帳票を作成したい場合には、何階であるかと狭い領域の小工区とを選択したりする。 この小工区は、予め規定された領域だけでなく、クライアント端末50の表示部59に大工区のを表示の中から任意の領域を指定することもできる。
図7は、クライアント端末50で帳票を作成する際に、大工区のどの領域(小工区)の帳票を作成するか設定する画面である。オペレータが、現場名称(例えば○○現場)、建築名称(例えば、オフィス棟)及び工区名称(コア)を入力すると、その工区の図面情報122である見取り図面D41が“通り番号”D46とともに表示される。また画面の右上には、新たな工区名称を入力する枠D42が表示される。枠D42内には、新たな工区名称(例えばK−1A)を入力する欄と「新規登録」ボタンとが用意され、また一度登録した小工区の大きさを変更する際の「変更登録」ボタンが用意されている。
オペレータが、表示部59の見取り図面D41上で任意の2点(S(D43)とE(D44)をクリックして、工区名称(例えばK−1A)を入力後、「新規登録」ボタンをクリックすると小工区の領域D45が工区名称K−1Aで登録される。この小工区D45の工区名称を選択して(図8のD53−1を参照。)、この小工区にある写真や断面図(配筋図)等を表示することが可能となる。
工区(大工区又は小工区を含む)が選択されると、次にサーバ10は、帳票の表示方法(部材、検査日条件による帳票選択一覧)に関するWEBページ(図8を参照)をクライアント端末50の表示部59に表示させる。
次に、オペレータがクライアント端末50で、帳票の表示方法に関して設定する(ステップC123)。図8は、オペレータがクライアント端末50からサーバ10にアクセスし、帳票を作成する際にどのような項目を帳票に加えるかを選択する選択画面である。選択画面は、画面上段に、タイトル「部材、検査日条件による帳票選択一覧」D51と表示される。またステップC121で選択された、現場名称、建築名称及び検査主体D52が画面上段に表示される。また選ばれた工区D53が表示され、対象工区に存在する部材名称D54が表示される。また、オペレータは、ここに表示した部材を任意に選択でき、選択された部材名称の検査結果のみを表示することも可能である。
図8において、オペレータが帳票を作成するに際して、検査した写真の印刷をしたい場合には、「配筋写真印刷」ボタンD55をクリックする。この際、小工区の選択ボタンD53−1をクリックすると、図7で説明した、工区(大工区)の一部の領域(小工区)の工区名称を指定することで、この小工区D45に存在する写真のみを帳票出力できる。その写真が設計図面と比較できるように検査位置の写真と断面図とを併記する。まず工区順、検査日又はID順等、どのような順に印刷するかを選択する。そしてA3サイズ1頁に記載する写真と断面図との枚数(例えば例えば4セット,6セット,8セット及び10セットなど)を希望することができる。その際に図5(B)で示したような手書き情報が付いた写真を希望する場合には、オペレータは「配筋手書き付」の項目にチェック(レ点)を入れる。また写真にID番号が必要であれば、オペレータは「ID」の項目にチェック(レ点)を入れる。
オペレータが、断面図を利用した検査結果の帳票を作成する場合には、「全数検査帳票」ボタンD56をクリックする。その際に帳票1頁に記載する断面図(配筋図)の枚数(例えば6枚,8枚,10枚及び12枚など)を希望することができる。断面図の枚数が多くなればなるほど、断面図1枚の大きさが小さくなる。例えば断面図を利用した検査結果が48個ある場合に、断面図の枚数を12枚に設定すると帳票がA3サイズで4頁作成され、断面図の枚数を6枚に設定すると帳票がA3サイズで8頁作成される。
オペレータが、写真を利用した検査結果の帳票を作成する場合には、「検査帳票(写真付き)」ボタンD57をクリックする。その際に帳票1頁に記載する写真の枚数(例えば6枚,8枚,10枚及び12枚など)を希望することができる。
オペレータが、断面図及び写真を利用した検査結果の帳票を作成する場合には、「全数検査帳票(写真付き)」ボタンD58をクリックする。その際に帳票1頁に記載する断面図及び写真の枚数(例えば3セット,4セット,5セット及び6セットなど)を希望することができる。
オペレータが、不具合などの指摘をした帳票を作成する場合には、「指摘帳票印刷」ボタンD59をクリックする。帳票から引き出す引出線を表示する必要があれば、オペレータは「引出線自動配置」の項目にチェック(レ点)を入れる。また、帳票で検査した検査位置のすべてを表示するのではなく、不具合があった検査結果を表示する必要があれば、オペレータは「指摘ありのみ」の項目にチェック(レ点)を入れる。
再び図6に戻り、次に、「配筋写真印刷」ボタンD55がクリックされると、帳票作成部143がA3サイズ1頁に表示する工区内の写真及び断面図を配置する一覧票を作成する(S131)。図9は、写真枚数6セットを選択して「配筋写真印刷」ボタンD55がクリックされ、クライアント端末50に表示された画面である。表示部59には、6セットの検査結果(写真及び断面図)D61が作成される。図9に描かれる断面図には手書き情報が記載されていない。それは「配筋手書き付」の項目にチェック(レ点)が入れられなかったからである。
再び図6に戻り、「全数検査帳票」ボタンD56、「検査帳票(写真付き)」ボタンD57又は、「全数検査帳票(写真付き)」ボタンD58がクリックされると、帳票作成部143がA3サイズ1頁に表示する工区の図面情報122D63、及びこの工区に含まれる検査結果を周囲に配置する帳票を作成する(S132)。図10は、断面図を10枚を選択して「全数検査帳票」ボタンD56がクリックされ、クライアント端末50に表示された画面である。帳票作成部143はA3用紙に工区の図面情報122である見取り図面D63を中央に配置する。さらに検査結果である断面図D64が、見取り図面D63の周囲に配置される。また、見取り図面D63の検査位置から各断面図D63へ引出線D65が引き出される。帳票作成部143は、検査位置から各断面図D63への各引出線D65が交差しないように、断面図D64を配置する。各断面図D63には通り位置情報に基づいた“通り番号”の表示や平面伏図に記載された手書き情報も表示できる。なお、図7で説明したように、小工区D45の見取り図面D63を選択すると、“通り番号”D46が領域D45内に入っていない。これでは“通り番号”が理解しにくいため、帳票作成部143は、小工区D45の見取り図面D63上に“通り番号”を表示する。
図11は、写真及び断面図を6セット選択して「全数検査帳票(写真付き)」ボタンD58がクリックされ、クライアント端末50に表示された画面である。帳票作成部143はA3用紙に工区の図面情報122である見取り図面D63を中央に配置する。工区には、さらに検査結果である写真及び断面図D66が、見取り図面D63の周囲に配置し、検査位置から各断面図D63への各引出線D65が交差しないように、引出線D65を配置する。
図10で示した検査位置から各断面図D63又は図11で示した写真及び断面図D66への各引出線D65が交差しないために、帳票作成部143は以下の処理をする。
(1) 表示したい各断面図D63又は写真及び断面図D66の座標の重心位置(X0,Y0)を算出する。
(2) 選択された断面図の枚数又は写真及び断面図のセット数に基づいて、見取り図面D63の周囲(左右上下の4つのグループ)の表示領域への割付数を設定する。
(3) (2)で設定された割付数と(1)で算出した重心位置から分水嶺となるラインを算出する。
(4) 分水嶺のラインに基づいて、各断面図D63又は写真及び断面図D66を4つのグループに分ける
(5) 上下のグループではX座標をもとにデータをソートする
(6) 左右のグループではY座標をもとにデータをソートする
(7) (5)及び(6)のソート順に従って見取り図面D63の周囲に、各断面図D63又は写真及び断面図D66を配置する。
帳票作成部143はこのような処理をして、各引出線D65を交差しないようにしている。
(1) 表示したい各断面図D63又は写真及び断面図D66の座標の重心位置(X0,Y0)を算出する。
(2) 選択された断面図の枚数又は写真及び断面図のセット数に基づいて、見取り図面D63の周囲(左右上下の4つのグループ)の表示領域への割付数を設定する。
(3) (2)で設定された割付数と(1)で算出した重心位置から分水嶺となるラインを算出する。
(4) 分水嶺のラインに基づいて、各断面図D63又は写真及び断面図D66を4つのグループに分ける
(5) 上下のグループではX座標をもとにデータをソートする
(6) 左右のグループではY座標をもとにデータをソートする
(7) (5)及び(6)のソート順に従って見取り図面D63の周囲に、各断面図D63又は写真及び断面図D66を配置する。
帳票作成部143はこのような処理をして、各引出線D65を交差しないようにしている。
「検査帳票(写真付き)」ボタンD57がクリックされた場合の図面は省略する。この場合も、図10及び図11と同様に、中央に配置された見取り図面D63の周囲に写真が配置され、検査位置から写真までの引出線が引き出される。引出線は互いに交差しない。
再び図6に戻り、次に、「指摘帳票印刷」ボタンD59をクリックされると、帳票作成部143がA3サイズ1頁に表示する工区の見取り図面である図面情報122D63、及びこの工区に含まれる不具合の一覧表D67を配置を作成する(S133)。図12は、「引出線自動配置」が選択され、「指摘ありのみ」が選択されず、「指摘帳票印刷」ボタンD59がクリックされ、クライアント端末50に表示された画面である。図12に描かれる一覧表D67には不具合が記載されていない。それは「指摘ありのみ」の項目にチェック(レ点)が入れられなかったからである。また一覧表D67にはIDが「1」から「N」までの自然数が付されている。
「引出線自動配置」が選択されているため、見取り図面D63の検査位置から見取り図面D63の外側へ引出線D68が引き出されている。この引出線D68の一端は、見取り図面D63の検査位置が示され、他端はIDの数字が表示されている。このため、一覧表D67のIDと比較すれば、どの箇所に不具合があるかが容易に理解できる。帳票作成部143は、検査位置から各断面図D63への各引出線D68が交差しないように配置されている。
再び図6に戻り、帳票作成部143は次頁の帳票があるか否かを判断する(ステップS134)。例えば「全数検査帳票(写真付き)」ボタンD58がクリックされた場合、断面図及び写真を利用した検査結果が12個ある場合に、断面図及び写真のセットを4セットに設定すると帳票がA3サイズで3頁作成されるまで、ステップS132及びS134が繰り返される。
すべての帳票が作成されると、それら作成された帳票は記憶部12に作成帳票128として記憶される。そして帳票送信部144が、作成されたすべての作成帳票128をクライアント端末50に送信する(ステップS14)。
オペレータは、クライアント端末50の表示部59で帳票を閲覧する。図9から図12は表示部59に表示された画面である。オペレータは、紙媒体に印刷が必要ならプリンタ55を使って印刷する(ステップC13)。
オペレータは、クライアント端末50の表示部59で帳票を閲覧する。図9から図12は表示部59に表示された画面である。オペレータは、紙媒体に印刷が必要ならプリンタ55を使って印刷する(ステップC13)。
本実施形態では、図面情報122のうち配筋図を使った配筋検査を主に説明したが、鉄骨検査、スリーブ検査などにも適用できる。またA3サイズの帳票を想定して説明したがA4サイズ等の帳票の場合には、1頁に載せる検査結果の数を変更させたり、全体的に小さく配置するようにすればよい。
さらに、図8を使って「全数検査帳票」ボタンD56、「検査帳票(写真付き)」ボタンD57、「全数検査帳票(写真付き)」ボタンD58をクリックした際に作成される帳票は。自主検査などの1人(1社)が検査した帳票を出力(図10、図11)を例示した。しかし、これに限られず、自主検査、監理検査、設計検査及び施主検査の検査結果を1頁の帳票に列記して出力するようにしてもよい。自主検査の検査者が携帯する第1携帯端末30aを使い検査をし、管理監査の検査者が携帯する第2携帯端末30bを使って検査をする。そして、管理サーバ10がそれぞれの第1検査結果と第2検査結果とを受信する。帳票作成手段143は、第1検査結果(例えば写真)及び第2検査結果(例えば写真)を併記して配置することもできる。また帳票作成手段143は、第1検査結果(赤色で表示した手書き情報)及び第2検査結果(緑色で表示した手書き情報)を合成して一つの断面図に配置する。もちろん、異なる3以上の検査主体の写真を3以上併記して表示してもよいし、3つの手書き情報を合成して配置してもよい。
10 … 管理サーバ
12 … 記憶部
14 … 演算処理部
122 … 図面情報
124 … 検査情報
126 … 検査結果
128 … 作成帳票
141 … 図面送信部
142 … 作成指示受信部
143 … 帳票作成部
144 … 帳票送信部
30 … 携帯端末
31 … カメラ
39 … 表示部
50 … クライアント端末
59 … 表示部
12 … 記憶部
14 … 演算処理部
122 … 図面情報
124 … 検査情報
126 … 検査結果
128 … 作成帳票
141 … 図面送信部
142 … 作成指示受信部
143 … 帳票作成部
144 … 帳票送信部
30 … 携帯端末
31 … カメラ
39 … 表示部
50 … クライアント端末
59 … 表示部
Claims (7)
- 建築物の工区の図面情報、前記工区内で検査される複数の検査情報、並び前記図面情報及び前記検査情報に関連付けられて検査された検査結果を記憶する携帯端末と、該携帯端末に接続され前記携帯端末から前記検査結果を受け取る管理サーバと、該管理サーバと接続されるクライアント端末とからなる施工検査システムであって、
前記管理サーバは、
前記クライアント端末から指定されたもしくは任意に設定された工区の前記検査結果を帳票として作成するための作成指令を受ける作成指示受信手段と、
前記工区の図面情報を中心に配置し、複数の前記検査結果を前記図面情報の周囲に配置し、前記工区の図面情報の検査場所から前記検査結果への引出線を配置する帳票を作成する帳票作成手段と、を備え、
前記帳票作成手段は、複数の前記引出線が交差しないように前記検査結果を配置する施工検査システム。 - 前記検査結果は、前記検査情報に関する手書き情報又は前記検査情報の写真を含む請求項1に記載の施工検査システム。
- 前記作成指示受信手段は前記検査結果の個数を受信し、前記帳票作成手段は中央に配置した前記図面情報の周りに受信した個数分だけ前記検査結果を配置する請求項1又は請求項2に記載の施工検査システム。
- 前記検査結果は、受信した前記個数に応じて、表示される大きさが変わる請求項4に記載の施工検査システム。
- さらに、前記帳票を前記クライアント端末に送信する送信手段を備える請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の施工検査システム。
- 前記携帯端末は、第1検査主体に携帯される第1携帯端末と前記第1検査主体とは異なる第2検査主体に携帯される第2携帯端末とを含み、
前記管理サーバは、前記第1携帯端末から第1検査結果を受けるとともに前記第2携帯端末から第2検査結果を受け、
前記帳票作成手段は、前記第1検査結果及び前記第2検査結果を併記して配置又は合成して配置する請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の施工検査システム。 - 通り情報を端末画面に表示できる機能を持ったアプリケーションをダウンロードしてそのアプリケーションを利用した携帯端末を使って建築物の工区の施工を検査する施工検査方法でおいて、
前記携帯端末から前記建築物の工区内で検査される複数の検査情報に関連付けられて検査された検査結果を受信する検査結果受信ステップと、
接続されたクライアント端末か指定された工区の前記検査結果の帳票の表示指令を受ける作成指示受信ステップと、
前記工区の図面情報を中心に配置し、複数の前記検査結果を前記図面情報の周囲に配置し、前記工区の図面情報の検査場所から前記検査結果への引出線を配置する帳票を作成する帳票作成ステップと、を備え、
前記帳票作成ステップは、前記引出線が重ならないように前記検査結果を配置する施工検査方法。
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