JP2023165818A - 情報処理装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが一括操作の対象候補となるオブジェクトを予め選択することなく、一括操作の対象候補となるオブジェクトを提示する。
【解決手段】情報処理装置10は、オブジェクトの種類と、オブジェクトの種類に属する複数のオブジェクトに対して一括で実行する操作内容をユーザから受け付け、操作内容と関連するオブジェクトのうち、操作内容と対応付けられた条件であって、操作内容と関連するオブジェクトの属性、及び操作内容を指示したユーザの属性の少なくとも一方を用いて規定された選択条件を満たすオブジェクトを操作内容の操作対象となる候補オブジェクトとして、操作内容の操作対象ではないと推定した非候補オブジェクトと共に操作画面に表示する。
【選択図】図14

Description

本発明は、情報処理装置、及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、操作権限がそれぞれ付与された複数の文書を管理する文書管理手段と、前記文書管理手段で管理された所定の文書群に対する処理依頼を受け付ける受付手段と、前記文書群に含まれた文書に付与された操作権限が異なる場合の対処内容を文書群に対応して保持する保持手段と、前記受付手段で受け付けた処理依頼の対象となる文書群に含まれた文書の操作権限が異なる場合に、文書群に含まれた文書に対する処理を前記保持手段に保持された対処内容に基づき制御する制御手段とを具備する情報処理システムが開示されている。
特開2008-112279号公報
文書のようなオブジェクトを管理する従来の情報処理装置では、複数のオブジェクトを一括して操作する場合、例えばフォルダの中やユーザが指定した検索条件で検索した後の検索結果から、ユーザが操作対象となるオブジェクトを予め選択した上で所望する操作を実行する。
しかしながら、この場合、ユーザはオブジェクトの一覧に含まれるオブジェクト毎に操作対象となるオブジェクトであるか否かを判断したり、操作対象となるオブジェクトを絞り込むための検索条件を考えたりする必要があり、作業効率が低下することがある。
本発明は、ユーザが複数のオブジェクトの中から一括操作の対象候補となるオブジェクトを予め選択しなくても、一括操作の対象候補となるオブジェクトを提示することができる情報処理装置、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
第1態様に係る情報処理装置は、プロセッサを備え、前記プロセッサは、オブジェクトの種類と、前記種類に属する複数のオブジェクトに対して一括で実行する操作内容をユーザから受け付け、前記操作内容と関連するオブジェクトのうち、前記操作内容と対応付けられた条件であって、前記操作内容と関連するオブジェクトの属性、及び前記操作内容を指示した前記ユーザの属性の少なくとも一方を用いて規定された選択条件を満たすオブジェクトを前記操作内容の操作対象となる候補オブジェクトとして、前記操作内容の操作対象ではないと推定した非候補オブジェクトと共に操作画面に表示する。
第2態様に係る情報処理装置は、第1態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、オブジェクトを階層化して管理し、受け付けた前記種類に属するオブジェクトより下位にあるオブジェクトの各々について、前記候補オブジェクトと前記非候補オブジェクトを区別した上で、前記種類に属するオブジェクトより下位にあるオブジェクトを階層化して前記操作画面に表示する。
第3態様に係る情報処理装置は、第2態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記ユーザに指定された階層に属するオブジェクトの属性条件を受け付け、前記属性条件を満たすオブジェクトを前記指定された種類に属する複数のオブジェクトから抽出し、抽出したオブジェクト及び抽出したオブジェクトより下位にあるオブジェクトを階層化し直して前記操作画面に表示する。
第4態様に係る情報処理装置は、第2態様または第3態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記操作画面で前記ユーザが指定したオブジェクト及び指定したオブジェクトより下位にあるオブジェクトを階層化し直して前記操作画面に表示する。
第5態様に係る情報処理装置は、第4態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記ユーザが指定したオブジェクトが含まれる階層だけを前記操作画面に表示する。
第6態様に係る情報処理装置は、第1態様~第5態様の何れかの態様に係る情報処理装置において、前記プロセッサは、前記ユーザがオブジェクトに対して前記操作内容の操作権限が与えられている許可ユーザでない場合、操作権限が与えられていないオブジェクトを前記ユーザが前記操作画面で前記候補オブジェクトとして選択しないように制御する。
第7態様に係る情報処理装置は、第6態様に係る情報処理装置において、オブジェクトと前記操作内容の組み合わせの各々に対して前記許可ユーザが規定されている。
第8態様に係る情報処理プログラムは、コンピュータに、オブジェクトの種類と、前記種類に属する複数のオブジェクトに対して一括で実行する操作内容をユーザから受け付け、前記操作内容と関連するオブジェクトのうち、前記操作内容と対応付けられた条件であって、前記操作内容と関連するオブジェクトの属性、及び前記操作内容を指示した前記ユーザの属性の少なくとも一方を用いて規定された選択条件を満たすオブジェクトを前記操作内容の操作対象となる候補オブジェクトとして、前記操作内容の操作対象ではないと推定した非候補オブジェクトと共に操作画面に表示する処理を実行させるためのプログラムである。
第1態様、及び第8態様によれば、ユーザが複数のオブジェクトの中から一括操作の対象候補となるオブジェクトを予め選択しなくても、一括操作の対象候補となるオブジェクトを提示することができる、という効果を有する。
第2態様によれば、オブジェクトを階層化することなく操作画面に表示する場合と比較して、操作性を向上させることができる、という効果を有する。
第3態様によれば、操作対象となるオブジェクトを絞り込むことができる、という効果を有する。
第4態様によれば、階層単位で操作対象となるオブジェクトを選択することができる、という効果を有する。
第5態様によれば、すべてのオブジェクトを操作画面に表示する場合と比較して、指定したオブジェクトに関する情報をわかりやすく表示することができる、という効果を有する。
第6態様によれば、許可ユーザだけにオブジェクトの操作を許可することができる、という効果を有する。
第7態様によれば、オブジェクトと操作内容の組み合わせ毎に許可ユーザの設定を変更することができる、という効果を有する。
一覧画面の例を示す図である。 詳細画面の一例を示す図である。 カバーシートの一例を示す図である。 情報処理装置の機能構成例を示す図である。 ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 操作権限テーブルの一例を示す図である。 案件構成情報テーブルの一例を示す図である。 ステップ構成情報テーブルの一例を示す図である。 文書種構成情報テーブルの一例を示す図である。 文書構成情報テーブルの一例を示す図である。 一括操作関連テーブルの一例を示す図である。 選択条件テーブルの一例を示す図である。 情報処理装置における電気系統の要部構成例を示す図である。 一括操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。 操作画面の一例を示す図である。 属性選択ダイアログの一例を示す図である。 属性が追加された操作画面の一例を示す図である。 フィルタリングダイアログの一例を示す図である。 フィルタリングダイアログで設定した属性条件によって属性をフィルタリングした後の操作画面の一例を示す図である。 複数のプロジェクトを操作対象として一括操作を行う一覧画面の一例を示す図である。 複数のプロジェクトに対して実行する一括操作のメニュー例を示す図である。 選択画面の一例を示す図である。 複数のプロジェクトに対する一括操作の操作画面の一例を示す図である。
以下、本実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、同じ構成要素及び同じ処理には全図面を通して同じ符合を付与し、重複する説明を省略する。
図1は、業務プロセスの構造に基づき、業務プロセスで作成された文書の登録状況を案件毎に示す、情報処理装置10で実行される業務アプリケーションの一覧画面2の例を示す図である。
業務プロセスは、業務の開始から終了までに実行する処理の流れ、業務において生成される生成物、生成物を生成するために必要となる資源を規定したものであり、複数の工程によって構成される。
業務において生成される生成物の種類に制約はなく、例えば商品であってもよいが、以降では一例として、商品を生成するために作成された各種文書を、業務において生成される生成物の例として説明する。
図1に示すように、業務プロセスに沿って行う個別の業務内容、すなわち案件は、例えばプロジェクトID、プロジェクト名、責任者、及び完了予定日といった案件の有する性質を表す属性が付与されている。
プロジェクトIDは案件を一意に識別するための識別子を表し、プロジェクト名は案件の呼称を表す。また、責任者は案件を担当するグループの責任者を表し、完了予定日は案件の完了予定日を表す。
案件は、更に業務の工程を表すステップ毎に管理される。ステップの区分は業務毎に設定されるため、その区分に制約はないが、図1の例では計画、開発、評価、及びリリースの各ステップに区分されている。
また、各々のステップでは、ステップの実行過程で生成される文書種が規定されている。文書種とは、生成される文書の種類を表したものである。図1の例では計画ステップで「開発計画書」及び「課題管理表」、開発ステップで「基本設計書」、「詳細設計書」、及び「レビュー結果報告書」、評価ステップで「テスト計画書」、「テスト設計書」、「テストレビュー結果報告書」、「テスト結果報告書」、及び「品質点検書類」、リリースステップで「リリース準備完了報告書」及び「リリース承認書類」を生成し、それぞれ管理することが規定されている。
各々のステップで文書種に対応した文書が作成された場合には、例えば案件に携わる担当者からのアップロード操作によって文書が指定の記憶領域に記憶され、案件に対する文書の登録が完了する。
図1において、実線で文書の形状を表したアイコン3は、対応する案件において文書種に対応した文書が登録済みであることを表し、点線で文書の形状を表したアイコン4は、対応する案件において文書種に対応した文書がまだ登録されていないことを表している。すなわち、一覧画面2では、案件に関連付けられた文書の登録状況が案件毎に一目で把握できるよう表示される。
このように、業務プロセスに基づいて管理される管理対象の種類を「オブジェクトの種類」と呼び、上記に示した案件、ステップ、文書種、及び文書はオブジェクトの種類の一例である。また、業務プロセスに基づいて管理される管理対象の実体を「オブジェクト」という。具体的には、業務は業務プロセスのオブジェクトであり、1つ1つのプロジェクトは案件のオブジェクトであり、計画、開発、評価、及びリリースといったプロジェクトを構成する各工程は、ステップのオブジェクトである。また、例えば開発計画書のように、各工程で作成する文書種を特定する工程文書は文書種のオブジェクトであり、工程文書として作成される文書の文書データ(「文書ファイル」ともいう)は文書のオブジェクトである。
また、文書データは工程文書と対応付けられ、工程文書は工程と対応付けられ、工程はプロジェクトと対応付けられ、プロジェクトは業務と対応付けられて管理されていることからわかるように、情報処理装置10はオブジェクトを階層化して管理している。業務が階層の最上位に位置するオブジェクトであり、プロジェクト、工程、工程文書、文書データの並びの順に、より下位に位置するオブジェクトということになる。
業務アプリケーションの一覧画面2を操作するユーザは、一覧画面2を通じて何れかの種類の少なくとも1つのオブジェクトに対して、予め規定された操作を実行する指示を行う。
そのため一覧画面2には、オブジェクトの詳細情報を含んだ詳細画面6を表示するための詳細ボタン5A~5Eが表示されており、ユーザがマウス等で選択した何れかの詳細ボタン5A~5Eに対応したオブジェクトの詳細画面6が表示される。なお、詳細ボタン5Aはプロジェクトの詳細画面6を表示するボタンである。また、詳細ボタン5Bは計画工程、詳細ボタン5Cは開発工程、詳細ボタン5Dは評価工程、及び詳細ボタン5Eはリリース工程のそれぞれの詳細画面6を表示するボタンである。以降では、詳細ボタン5A~5Eを区別して説明する必要がない場合、「詳細ボタン5」と記載することにする。
図2は、プロジェクトIDが“A0002”で表されるプロジェクトの詳細ボタン5Aをユーザが選択した場合に表示される詳細画面6の一例を示す図である。
図2の例では、プロジェクトIDが“A0002”で表されるプロジェクトに対して、一括ダウンロードとカバーシート一括作成の操作を実行するためのボタンが表示されている。また、詳細画面6には、選択したプロジェクトの属性が表示されている。オブジェクトに付与される属性に制約はなく、図2の詳細画面6では、プロジェクトIDが“A0002”で表されるプロジェクトに付与されている属性の一例を示しているに過ぎない。
一括ダウンロード操作とは、指定されたオブジェクト(図2の例の場合、プロジェクトIDが“A0002”で表されるプロジェクト)より下位にある各オブジェクトに属する文書データのうち、情報処理装置10で管理されている少なくとも1つ以上の登録済みの文書データを、1度の操作で予め指定した装置に送信し、指定した装置で文書データを取得することができるようにする操作である。
また、カバーシート一括作成操作とは、用紙で作成された書類の内容を、例えばスキャナのように文字や画像を光学的に読み取る装置を用いてデータ化し、データ化した書類の内容を文書データとして情報処理装置10にアップロードする場合に用いるカバーシート7を作成する操作である。
図3は、カバーシート7の一例を示す図である。カバーシート7には例えばQRコード(登録商標)のように、業務プロセスへのアップロードに用いる送信情報をコード化したコード情報が含まれる。コード情報は画像として表されることから、コード情報は画像情報の一例である。
アップロードに用いる送信情報には、例えば文書データの記憶先となる記憶領域の指定情報、文書データが登録される業務を特定する業務名、業務におけるプロジェクトを特定するプロジェクトID、及びプロジェクトにおける文書種を特定する文書種名が含まれる。情報処理装置10は、スキャナで読み取られたコード情報から得られる送信情報に従って、送信情報と対応付けられた文書データを指定された記憶領域に記憶すると共に、文書データの登録状況を更新し、業務名、プロジェクトID、及び文書種名によって指定される文書データが登録済みになったことを管理する。
カバーシート7のヘッダには、当該カバーシート7がどの業務の、どのプロジェクトの、どの文書種の文書データを登録する場合に用いるカバーシートであるかを記載した情報が表示されるため、文書データのアップロード操作を行うユーザは、アップロードしたい書類の先頭ページに当該書類の登録情報を含んだカバーシート7を置いた上で、スキャナで書類の読み取りを行えば、ユーザはカバーシート7を置いた書類をスキャナで読み取らせる操作だけでアップロード操作を完了させることができる。
上記では書類の内容をスキャナで読み取る例について説明したが、例えばインターネット等の通信回線に接続する通信機能付きのカメラで書類の内容を撮影してもよく、撮影された書類の内容が公知の文字認識手法によって文書データに変換される。カメラで書類の内容を撮影する場合、動画で撮影しても静止画で撮影してもよい。生成された文書データは、情報処理装置10を経由して、カバーシート7で指定された記憶先にアップロードされる。
複数の書類をアップロードする場合、ユーザは各々の書類の先頭ページにそれぞれ書類の登録情報を含んだカバーシート7を置いた上で、各々の書類を重ねてスキャナで読み取らせるようにすれば、1度の読み取り操作で、各々の書類から作成された文書データが書類の先頭に置かれたカバーシート7のコード情報で指定された記憶領域に記憶され、情報処理装置10に登録されることになる。すなわち、カバーシート一括操作は、アップロードに関する操作の一例であり、アップロードに関する操作は、オブジェクトの送信に関する操作の一例である。
なお、文書データの記憶先となる記憶領域の指定先は、必ずしも情報処理装置10内の記憶デバイスに設けられたフォルダである必要はなく、情報処理装置10と異なる他の外部装置内の記憶デバイスに設けられたフォルダであってもよい。この場合、情報処理装置10と異なる外部装置に文書データがアップロードされる。
また、文書データのアップロードは、必ずしもカバーシート7を必要とせず、例えば図1に示した一覧画面2のアイコン4の上に、ユーザがアップロードしたい文書データを表すアイコンをドラッグ&ドロップすることで文書データをアップロードしてもよい。文書データを表すアイコンは、画像情報の一例である。
プロジェクトにおける各工程の工程文書毎に記憶領域の情報が設定されているため、未登録の工程文書に対応したアイコン4の上に文書データがドラッグ&ドロップされると、情報処理装置10は、アイコン4の位置からアップロードされた文書データが対応付けられるプロジェクトと文書種を把握し、アイコン4に設定されている記憶領域に文書データを記憶して文書データのアップロードを完了させる。なお、1つの工程文書に複数の文書データが登録されることもあるため、情報処理装置10は、登録済みの工程文書に対応したアイコン3の上に文書データがドラッグ&ドロップされた場合にも、文書データのアップロードを行ってもよい。
図4は情報処理装置10の機能構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置10は、一括操作受付部11、制御部12、操作権限評価部13、ユーザ情報管理部14、操作権限設定部15、操作対象評価部16、構成情報管理部17、一括操作定義部18、及び表示部19の各機能部を含む。
一括操作受付部11は、ユーザが一覧画面2から何れかのオブジェクトに対応した詳細ボタン5を選択することで通知されるオブジェクト(起点オブジェクト)、起点オブジェクトの詳細画面6でユーザによって選択された一括操作の操作内容、及び一括操作を指示したユーザを識別するための識別情報(ユーザID)を受け付ける。
制御部12は、一括操作受付部11から起点オブジェクトと起点オブジェクトに対する一括操作の操作内容が通知された場合、起点オブジェクトをオブジェクトの階層の最上位、すなわちオブジェクトの起点として、起点オブジェクト配下のオブジェクトであって、一括操作の操作内容と対応付けられた選択条件を満たすオブジェクトに対して指示された一括操作が実行されるように、情報処理装置10に含まれる他の機能部を制御する。なお、起点オブジェクト配下のオブジェクトとは、起点オブジェクトより下位にあるオブジェクトのことである。
操作権限評価部13は、後述するユーザ情報管理部14及び操作権限設定部15と連携して、起点オブジェクト配下のオブジェクト毎に、一括操作を指示したユーザがオブジェクトに対して操作権限が与えられている許可ユーザであるか否かを評価する。
ユーザ情報管理部14は、ユーザ情報テーブル30を用いて、オブジェクトに対して一括操作を行うユーザのユーザ情報を管理する。
図5は、ユーザ情報テーブル30の一例を示す図である。図5に示すように、ユーザ情報テーブル30は、ユーザID、ユーザ名、性別、所属部門、役職、及び所属グループといったユーザの属性をユーザ毎に管理する。ユーザ情報テーブル30で管理されるユーザの属性は図5に示した属性に限られず、動作上必要となる他の属性を含んでもよい。
操作権限設定部15は、操作権限テーブル31を用いて操作権限を管理する。
図6は、操作権限テーブル31の一例を示す図である。図6に示すように、操作権限テーブル31は、例えばオブジェクトの種類、操作種別、及び実行可能条件を含む。
操作権限テーブル31では、オブジェクトの種類によって表される各オブジェクトと情報処理装置10で実行される各操作の操作内容のそれぞれの組み合わせに対して、許可ユーザの条件が実行可能条件欄に規定されている。図6の操作権限テーブルの例では、テスト計画書に対するQRカバーシート作成操作は、計画工程の担当者またはマネージャー権限以上のユーザが許可ユーザとなることが1行目に規定されている。
操作対象評価部16は、後述する構成情報管理部17から、一括操作が指示された起点オブジェクト配下におけるオブジェクトの構成情報を取得し、一括操作定義部18で定義されている選択条件に基づいて、起点オブジェクト配下におけるオブジェクト毎に、オブジェクトが指示された一括操作の操作対象の候補になるか否かを評価する。
構成情報管理部17は、情報処理装置10で管理されるオブジェクトの種類毎に、オブジェクトの構成情報を管理する。オブジェクトの構成情報とはオブジェクトに関係する情報の集合体であり、例えばオブジェクトの階層関係を表す情報、オブジェクトの属性、オブジェクトの状態、及びオブジェクトに対して実行可能な操作内容が含まれる。
図7は、構成情報管理部17で管理される案件構成情報テーブル32Aの一例を示す図である。図7に示すように、案件構成情報テーブル32Aは、例えばプロジェクトID、プロジェクトの属性情報、プロジェクトの工程を示すステップ、及びプロジェクトに対して操作可能な操作内容を規定した操作といった構成情報を含む。
図8は、構成情報管理部17で管理されるステップ構成情報テーブル32Bの一例を示す図である。図8に示すように、ステップ構成情報テーブル32Bは、工程が含まれるプロジェクトのプロジェクトID、プロジェクト内の具体的な工程を表すステップ、工程の属性情報、工程において管理対象となる文書の文書種、及び工程に対して操作可能な操作内容を規定した操作といった構成情報を含む。
図9は、構成情報管理部17で管理される文書種構成情報テーブル32Cの一例を示す図である。図9に示すように、文書種構成情報テーブル32Cは、例えば工程文書が属するプロジェクトのプロジェクトID、プロジェクトにおいて文書が管理される工程を表すステップ、管理される文書の文書種、文書の属性情報、文書に対して操作可能な操作内容を規定した操作、文書が登録された場合に登録された文書のファイル名が設定される文書名といった構成情報を含む。
図10は、構成情報管理部17で管理される文書構成情報テーブル32Dの一例を示す図である。図10に示すように、文書構成情報テーブル32Dは、例えば文書が属するプロジェクトのプロジェクトID、プロジェクトにおいて文書が管理される工程を表すステップ、管理される文書の文書種、登録された文書のファイル名が設定される文書名、登録された文書が正式な文書であることを確認する承認作業の結果が設定される承認状態、及び文書に対して操作可能な操作内容を規定した操作といった構成情報を含む。なお、文書名及び文書の承認状態は文書の属性の一例である。
このように、情報処理装置10は管理するオブジェクトの構成情報を階層に沿って管理する。なお、案件構成情報テーブル32A、ステップ構成情報テーブル32B、文書種構成情報テーブル32C、及び文書構成情報テーブル32Dで管理される構成情報は、図7~図10にそれぞれ示した構成情報に限られず、動作上必要となる他の構成情報を含んでもよい。例えば、文書種構成情報テーブル32Cであれば、工程文書の登録期限の目安を表した格納予定日を属性情報として管理してもよい。
以降では、案件構成情報テーブル32A、ステップ構成情報テーブル32B、文書種構成情報テーブル32C、及び文書構成情報テーブル32Dのように、プロジェクトに属する各々のオブジェクトの構成情報を管理するテーブルをまとめて「構成情報テーブル32」ということにする。
一括操作定義部18は、一括操作を構成する単体操作の操作内容を定義すると共に、オブジェクトの種類毎に操作対象候補となるオブジェクトを選択するための選択情報を定義する。
図11は、一括操作定義部18で管理される一括操作関連テーブル36の一例を示す図である。図11に示すように、一括操作関連テーブル36は、例えば情報処理装置10で実行可能な一括操作の操作名が設定される一括操作欄と、一括操作を構成する単体操作の操作名が設定される単体操作欄を含む。図11における一括操作関連テーブル36の例では、一括ダウンロード操作は、1つの文書ファイルに対するダウンロード操作を一括ダウンロード操作の操作対象となる各々の文書データに対して実行することで実現されることが1行目に定義されている。また、カバーシート一括作成操作は、1つの文書データに対してカバーシート7を作成するカバーシート作成操作を、カバーシート一括作成操作の操作対象となる各々の文書データに対して実行することで実現されることが2行目に定義されている。
また、図12は、一括操作定義部18で管理される選択条件テーブル37の一例を示す図である。図12に示すように、選択条件テーブル37は、例えば単体操作の操作名を表す単体操作欄、単体操作の操作対象となるオブジェクトの種類を表す操作対象欄、及びオブジェクトの種類毎に操作対象候補となるオブジェクトを選択するための選択条件欄を含む。
選択条件は、操作内容と関連するオブジェクトの属性、及び一括操作を指示したユーザの属性の少なくとも一方を用いて規定される。
図13は、情報処理装置10における電気系統の要部構成例を示す図である。図13に示すように、情報処理装置10は例えばコンピュータ20を用いて構成される。
コンピュータ20は、図4に示した情報処理装置10に係る各機能部の処理を担うプロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)21、コンピュータ20を情報処理装置10として機能させる情報処理プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)22、CPU21の一時的な作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)23、不揮発性メモリ24、及び入出力インターフェース(I/O)25を備える。そして、CPU21、ROM22、RAM23、不揮発性メモリ24、及びI/O25がバス26を介して各々接続されている。
不揮発性メモリ24は、不揮発性メモリ24に供給される電力が遮断されても、記憶したデータが維持される記憶装置の一例であり、例えば半導体メモリが用いられるが、ハードディスクを用いてもよい。不揮発性メモリ24は、必ずしもコンピュータ20に内蔵されている必要はなく、例えばUSB(Universal Serial Bus)メモリやメモリカードのようにコンピュータ20に着脱される可搬型の記憶媒体であってもよい。
I/O25には、例えば通信ユニット27、入力ユニット28、及び表示ユニット29が接続される。
通信ユニット27は通信回線に接続され、通信回線と接続された外部装置との間でデータ通信を行う通信プロトコルを備える。
入力ユニット28は、ユーザからの指示を受け付けてCPU21に通知するユニットであり、例えばボタン、タッチパネル、キーボード、及びマウス等が用いられる。指示が音声で行われる場合、入力ユニット28としてマイクが用いられることがある。
表示ユニット29は、CPU21によって処理された情報を出力する装置であり、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ、及びプロジェクタ等が用いられる。
なお、コンピュータ20のI/O25に接続されるユニットは図13に示した各ユニットに限られない。例えば情報処理装置10が画像形成装置に組み込まれている場合、画像を記録媒体に形成する画像形成ユニットやスキャナがI/O25に接続される。説明の便宜上、情報処理装置10と画像形成装置はそれぞれ独立して設置され、情報処理装置10と画像形成装置は通信回線で接続されているものとして説明するが、情報処理装置10が有する機能が同じ筐体内に組み込まれ、情報処理装置10と一体化した装置も情報処理装置10の一例となる。
次に、情報処理装置10の動作について説明する。
図14は、図2に示したように、ユーザが一覧画面2から選択した起点オブジェクトの詳細画面6で何らかの一括操作を指示した場合に、情報処理装置10のCPU21によって実行される一括操作処理の流れの一例を示すフローチャートである。
一括操作処理を規定する情報処理プログラムは、例えば情報処理装置10のROM22に予め記憶されている。情報処理装置10のCPU21は、ROM22に記憶される情報処理プログラムを読み込み、一括操作処理を実行する。
ステップS10において、CPU21は一括操作関連テーブル36を参照して、受け付けた一括操作を構成する単体操作を取得する。
ステップS20において、CPU21は選択条件テーブル37を参照して、ステップS10で取得した単体操作の操作対象として規定されたオブジェクトの種類を取得する。
ステップS30において、CPU21は構成情報テーブル32を参照して、起点オブジェクト配下のオブジェクトであって、ステップS20で取得したオブジェクトの種類に属するオブジェクトを、特定オブジェクトとしてすべて抽出する。
ステップS40において、CPU21は、ステップS30で抽出した特定オブジェクトから、何れか1つのオブジェクトを選択する。なお、ステップS40で選択したオブジェクトを「選択オブジェクト」ということにする。選択オブジェクトは、操作内容と関連するオブジェクトの一例である。
ステップS50において、CPU21は、詳細画面6で一括操作を指示したユーザのユーザIDを用いて、一括操作を指示したユーザの属性をユーザ情報テーブル30から取得する。なお、一括操作を指示したユーザのユーザIDは、例えば情報処理装置10で実行される業務アプリケーションを起動するための認証処理でユーザが入力したユーザIDが用いられる。
更に、CPU21は操作権限テーブル31を参照して、選択オブジェクトとステップS10で取得した単体操作の組み合わせに対応した実行可能条件を取得する。例えば選択オブジェクトがテスト計画書で、単体操作の操作種別がカバーシート作成である場合、図6に示した操作権限テーブル31の1行目の組み合わせに該当することから、「計画工程の担当者もしくはマネージャー権限以上」が実行可能条件として取得される。
その上で、CPU21は、取得したユーザの属性と実行可能条件を比較して、一括操作を指示したユーザが、指示した一括操作に対して操作権限のある許可ユーザであるか否かを判定する。一括操作を指示したユーザが許可ユーザである場合には、ステップS60に移行する。
ステップS60において、CPU21は選択条件テーブル37を参照して、ステップS10で取得した単体操作の操作内容と対応付けられた選択条件を取得する。例えば単体操作の操作内容がカバーシート作成であれば、「[文書種の“必要度”が“必須”]and[文書種に格納されている文書数=0]and[ステップの担当者にログインユーザが含まれる]」といった選択条件が取得されることになる。なお、選択条件における“and”は論理積を表す正規表現である。また、「文書種の必要度が必須」とは、プロジェクトへの登録が義務付けられている文書種であることを意味し、「文書種に格納されている文書数=0」とは、指定された文書種に対応した工程文書の登録が1件も行われていないことを意味する。
なお、各々の操作内容と対応付けられる選択条件の内容は一例であり、例えば設定権限のあるユーザによって選択条件の設定及び修正が行われる。
ステップS70において、CPU21は構成情報テーブル32を参照して、選択オブジェクトの属性を取得し、取得した選択オブジェクトの属性とステップS50で取得したユーザの属性の少なくとも一方を用いて、選択オブジェクトがステップS60で取得した選択条件を満たすか否かを判定する。選択オブジェクトが選択条件を満たす場合、ステップS80に移行する。
この場合、選択オブジェクトは、ユーザが指示した一括操作に対する操作対象としての条件を満たすため、ステップS80において、CPU21は、選択オブジェクトを一括操作の操作対象となる候補オブジェクトに設定して、ステップS110に移行する。
一方、ステップS50の判定処理で、一括操作を指示したユーザが許可ユーザでないと判定された場合、ステップS90に移行する。
この場合、一括操作を指示したユーザには、そもそも選択オブジェクトの操作権限がないことから、ステップS90において、CPU21は、選択オブジェクトを操作権限なしのオブジェクトに設定して、ステップS110に移行する。
また、ステップS70の判定処理で、選択オブジェクトが選択条件を満たしていないと判定された場合、ステップS100に移行する。
この場合、一括操作を指示したユーザは選択オブジェクトに対する操作権限は有しているが、ユーザが指示した一括操作に対する操作対象としての条件を選択オブジェクトが満たしていないことになる。したがって、ステップS100において、CPU21は、選択オブジェクトを一括操作の操作対象とならない非候補オブジェクトに設定して、ステップS110に移行する。
ステップS110において、CPU21は、ステップS30で抽出した特定オブジェクトの中に、まだステップS40で選択していない未選択のオブジェクトが存在するか否かを判定する。
未選択のオブジェクトが存在する場合にはステップS40に移行し、CPU21は、特定オブジェクトから未選択のオブジェクトを選択して選択オブジェクトを更新する。
ステップS110の判定処理で未選択のオブジェクトは存在しないと判定されるまで、ステップS40~ステップS110の各処理を繰り返し実行することで、特定オブジェクトとして抽出された各々のオブジェクトが候補オブジェクト、非候補オブジェクト、または操作権限なしのオブジェクトの何れかに分類されることになる。
一方、ステップS110の判定処理で未選択のオブジェクトは存在しないと判定された場合には、ステップS120に移行する。
ステップS120において、CPU21は、特定オブジェクトとして抽出された各々のオブジェクトについて、オブジェクトが候補オブジェクト、非候補オブジェクト、または操作権限なしのオブジェクトの何れであるかがわかるように表示した操作画面8を表示ユニット29に表示して、図14に示す一括操作処理を終了する。
図15は、図14のステップS120の処理によって表示ユニット29に表示される操作画面8の一例を示す図である。ここでは一例として、図2に示したように、プロジェクトIDが“A0002”で表されるプロジェクトに対してカバーシート一括作成が指示された場合の操作画面8を用いて説明を行う。すなわち、この場合、プロジェクトIDが“A0002”で表されるプロジェクトが起点オブジェクトとなる。
操作画面8には、一括操作の操作対象として規定されたオブジェクトの種類に属するすべての特定オブジェクトが、オブジェクトの階層関係がわかるように表示される。図12に示されるように、カバーシート一括作成の操作対象となるオブジェクトの種類は文書種であることから、図15に示した操作画面8では、指定されたプロジェクトの工程毎に、工程に属する工程文書(例えば「開発計画書」等)が表示されると共に、各々の工程文書に対して、文書データのファイル名(例えば「開発計画書.doc」等)が対応付けられて表示される。
CPU21は、各々の工程文書にチェックボックス40を対応付けて操作画面8に表示し、オブジェクトが操作権限なしのオブジェクト、すなわち、操作権限なしの工程文書の場合には、対応するチェックボックス40を無効化する。図15において、網掛けされたチェックボックス40が無効化されたチェックボックス40を示している。なお、CPU21はチェックボックス40を無効化するだけでなく、例えば権限なしの工程文書の横に「(権限がありません)」といったオブジェクトの操作権限に関する補足情報を表示してもよい。
また、CPU21は、候補オブジェクトに設定された工程文書の場合、対応するチェックボックス40にチェックマークを設定し、当該工程文書が予めカバーシート一括作成の操作対象に選択された状態で操作画面8を表示する。また、CPU21は、非候補オブジェクトに設定された工程文書の場合、対応するチェックボックス40にチェックマークを設定しないようにして、当該工程文書が予めカバーシート一括作成の操作対象に選択されていない状態で操作画面8を表示する。
CPU21は、更に候補オブジェクトと非候補オブジェクトをわかりやすく区別して表示するため、候補オブジェクトと非候補オブジェクトで対応するチェックボックス40へのチェックマークの設定を変えるだけでなく、操作画面8における候補オブジェクトの表記と非候補オブジェクトの表記に対して、例えばフォント種類、フォントサイズ、フォントの大きさ、及びフォントの装飾の少なくとも1つを変えてもよい。
このように、CPU21は、起点オブジェクトより下位にあるオブジェクトの各々について、候補オブジェクトと非候補オブジェクトを区別した上で、起点オブジェクトより下位にあるオブジェクトを階層化して操作画面8に表示し、一括操作の操作対象となる候補オブジェクトをユーザに提示する。
ユーザが操作画面8の作成ボタン8Aを押下した場合、CPU21は、対応するチェックボックス40にチェックマークが設定されている各々のオブジェクト(この場合、工程文書)に対するカバーシート7を生成するように、通信ユニット27を通じて画像形成装置にカバーシート7の画像形成指示を送信する。一方、ユーザが操作画面8のキャンセルボタン8Bを押下した場合には、CPU21は指示された一括操作(この場合、カバーシート一括作成)を中止する。
なお、ユーザは一括操作の操作対象となるオブジェクトを追加したい場合、追加したいオブジェクトに対応したチェックボックス40にチェックマークを設定すれば、CPU21が提示した一括操作の操作対象の候補オブジェクトと、ユーザが追加したオブジェクトが最終的に一括操作の操作対象となるオブジェクトとして設定されることになる。
既に説明したように、オブジェクトは階層化されて操作画面8に表示されているため、上位のオブジェクトに対応したチェックボックス40にチェックマークが設定された場合、チェックマークが設定されたオブジェクトより下位にある各々のオブジェクトに対応したチェックボックス40にも、CPU21によってチェックマークが自動的に設定される。逆に、上位のオブジェクトに対応したチェックボックス40からチェックマークが外された場合、チェックマークが外されたオブジェクトより下位にある各々のオブジェクトに対応したチェックボックス40からも、チェックマークが自動的に外される。これにより、ユーザがオブジェクトに対応したチェックボックス40のチェックマークを個別に設定及び削除する場合に比べて、ユーザの操作性が向上することになる。
操作画面8では、例えば「ステップ」や「文書種」のようにオブジェクトの種類を表すタイトル欄にそれぞれ属性ボタン8Cが表示され、ユーザが何れかの属性ボタン8Cを押下した場合、CPU21は対応する種類のオブジェクトについて、オブジェクトの属性の表示または非表示を選択するための属性選択ダイアログ9を操作画面8上に表示する。
図16は、属性選択ダイアログ9の一例を示す図である。属性選択ダイアログ9には、操作画面8に表示されている属性名称に対応したチェックボックス40に予めチェックマークが設定された状態で、指定された種類のオブジェクトについてのすべてのオブジェクトの属性名称がチェックボックス40と共に表示されている。
ユーザが操作画面8に新たに表示したい属性名称に対応したチェックボックス40にチェックマークを設定して表示ボタン9Aを押下した場合、CPU21は、チェックマークが設定された属性名称に対応する属性を表示するための表示列を操作画面8に追加する。また、ユーザが既にチェックボックス40に設定されているチェックマークを外して表示ボタン9Aを押下した場合、CPU21は、チェックマークが外された属性名称に対応する属性を表示するための表示列を操作画面8から削除する。ユーザがキャンセルボタン9Bを押下した場合には、CPU21は、操作画面8の表示を変更することなく属性選択ダイアログ9を閉じる。
図17は、文書種のオブジェクト、すなわち、工程文書に対して属性選択ダイアログ9で格納予定日を新たに操作画面8に表示するように設定した後の操作画面8の一例を示す図である。図17に示すように、操作画面8には各々の工程文書に対して格納予定日が表示されるようになる。
また、図17に示したように、例えば「担当者」や「必要度」のように操作画面8で各々のオブジェクトの属性名称を表すタイトル欄には、それぞれフィルタボタン42が表示されている。ユーザが何れかの属性のフィルタボタン42を押下した場合、CPU21は、押下されたフィルタボタン42と対応付けられたオブジェクト(「指定オブジェクト」という)の属性をフィルタリングするためのフィルタリングダイアログ44を操作画面8上に表示する。
図18は、工程文書の属性である格納予定日に対応したフィルタボタン42をユーザが押下した場合に表示されるフィルタリングダイアログ44の一例を示す図である。フィルタリングダイアログ44には、属性をフィルタリングするための属性条件がすべて記載されている。属性条件にはそれぞれチェックボックス40が対応付けられ、CPU21は、フィルタリングダイアログ44を表示する場合、既に設定されている属性条件に対応したチェックボックス40に予めチェックマークを設定した状態で、フィルタリングダイアログ44を表示する。
ユーザが属性条件に対応したチェックボックス40にチェックマークを設定してOKボタン44Aを押下した場合、CPU21は、ユーザによって指定された階層に属する指定オブジェクト(この場合、「工程文書」)の中から、チェックマークが設定された属性条件を満たす属性値を有するオブジェクトを抽出する。図18に示すように、例えば格納予定日に対して「本日より前」及び「今月」といった複数の属性条件が設定された場合、CPU21は、設定された複数の属性条件の論理積によって規定される属性条件を満たすオブジェクト、具体的には、格納予定日が本日より前で、かつ、今月中に設定されている工程文書を抽出する。
ユーザがキャンセルボタン44Bを押下した場合には、CPU21は、操作画面8の表示を変更することなくフィルタリングダイアログ44を閉じる。
図19は、図17の操作画面8に対して、工程の属性である「担当者」がカバーコード一括操作を指示したユーザ(「ログインユーザ」ともいう)であり、かつ、工程文書の属性である「格納予定日」が「本日より前」であるという属性条件が設定された後に表示される操作画面8の一例を示す図である。
図19に示すように、CPU21は、プロジェクトIDが“A0002”で表されるプロジェクトのオブジェクトのうち、属性条件を満たすオブジェクト、及び属性条件を満たすオブジェクトより下位にあるオブジェクトを抽出した上で、抽出したオブジェクトをオブジェクトの階層に沿って階層化し直して操作画面8に表示する。属性条件を満たすオブジェクトを含む階層だけが操作画面8に表示されるため、図17のように起点オブジェクト配下に含まれるすべてのオブジェクトが表示された操作画面8から一括操作の操作対象となるオブジェクトを選択する場合と比較して、ユーザの操作性が向上することになる。
なお、属性選択ダイアログ9には、予め設定されている属性条件が表示されるが、属性条件はユーザによって追加、変更、及び削除が行われる。
このようにして一括作成されたカバーシートを用いて文書データのアップロードが行われた場合、CPU21は、文書データと共に受け付けたコード情報から得られる送信情報にしたがって、文書データを指定された記憶領域に記憶すると共に、送信情報に含まれる業務名、プロジェクトID、及び文書種名によって指定される工程文書の登録情報を登録済みに設定する。
上記では、1つのプロジェクトを起点オブジェクトとして一括操作を行う例について説明したが、情報処理装置10は、複数のプロジェクトを操作対象とする一括操作にも対応している。
図20は、複数のプロジェクトを操作対象として一括操作を行う一覧画面2Aの一例を示す図である。
一覧画面2Aには、図1に示した操作画面8と同様に、情報処理装置10で管理するすべてのプロジェクトにおける工程毎の工程文書の登録状況が表示されるが、一括操作ボタン46が別途設けられている。
ユーザが一括操作ボタン46を押下した場合、図21に示すような、情報処理装置10で用意されている一括操作のメニューが表示される。
一括操作のメニューの中からユーザが何れかの操作を選択した場合、図22に示すような、選択した一括操作の操作対象となるオブジェクトを選択するための選択画面48が表示される。
選択画面48に表示されるオブジェクトには、それぞれチェックボックス40が対応付けられており、ユーザはチェックボックス40のチェックマークを設定したり外したりすることで、一括操作の操作対象となるオブジェクトを選択する。チェックマークを設定したチェックボックス40に対応したオブジェクトが一括操作の操作対象となり、チェックマークを外したチェックボックス40に対応したオブジェクトが一括操作の操作対象外となる。
図22は、ユーザがカバーシート一括作成を選択した場合に表示される選択画面48の例である。プロジェクトと各工程における工程文書のそれぞれにチェックボックス40が対応付けられているため、複数のプロジェクトに対して、カバーシート7を作成する工程文書を一括して選択することができる。例えばプロジェクトIDが“A0003”と“A0004”にそれぞれ対応したチェックボックス40にチェックマークを設定すると共に、基本設計書に対応したチェックボックス40にチェックマークを設定した場合、プロジェクトIDが“A0003”と“A0004”におけるそれぞれの基本設計書のカバーシート7が一括して作成されることになる。
また、特定の工程に属する工程文書をすべて選択したい場合には、工程名を選択することで、配下の工程文書が一括して選択される。例えば選択画面48でユーザが「開発」を選択した場合、開発オブジェクトの配下にある基本設計書、詳細設計書、及びレビュー結果報告書の各工程文書と対応付けられたチェックボックス40にチェックマークが設定される。逆に、ユーザが配下にある各々の工程文書と対応付けられているチェックボックス40にすべてチェックマークが設定されているような工程名を選択した場合、各々の工程文書と対応付けられているチェックボックス40のチェックマークが外れ、配下の工程文書の選択が解除される。
ユーザは、一括操作の操作対象となるオブジェクトを選択した後、選択ボタン48Aを押下することで選択したオブジェクトを確定させる。
図23は、選択ボタン48Aが押下された後に表示される操作画面8Zの一例を示す図である。
CPU21は、選択ボタン48Aの押下を契機として選択画面48で選択されたオブジェクト、及び一括操作の操作内容を受け付けると、図14に示した一括操作処理を実行し、候補オブジェクトと非候補オブジェクトを区別して操作画面8Zに表示する。
操作画面8Zには、情報処理装置10で管理するすべてのプロジェクト配下のオブジェクトに関する情報が表示されるため、プロジェクトの数やオブジェクトの種類が増えると表示が複雑になる傾向がある。そのため、操作画面8Zには、例えばチェック済みの行のみを表示するか否かを選択するチェックボックス40Aが備えられている。チェックボックス40Aにチェックマークが設定された場合、CPU21は、操作画面8Zでユーザがチェックマークを設定して指定したオブジェクト、及び指定したオブジェクトよりも下位にあるオブジェクトのみを、階層に沿って階層化し直して操作画面8Zに表示する。すなわち、CPU21は、ユーザが指定したオブジェクトが含まれる階層だけを操作画面8Zに表示する。なお、オブジェクトに関する情報とは、オブジェクト自身及びオブジェクトの属性といった、オブジェクトと結びつく情報のことである。
また、操作画面8ZのプロジェクトID欄には、プロジェクトID毎に折り畳みボタン50が表示され、ユーザによって折り畳みボタン50が押下された場合、CPU21は、押下された折り畳みボタン50と対応するプロジェクトの表示行を折り畳んで、押下された折り畳みボタン50と対応するプロジェクト配下に含まれる各オブジェクトに関する情報の表示を行わないようにする。CPU21は、プロジェクトの表示行を折り畳んだ場合、プロジェクトの表示行が折り畳まれていることがわかる表示、例えば枠線の太さを変えるような表示を行う。ユーザが当該表示をマウス等で押下すれば、CPU21は、折り畳んだプロジェクトの表示行を再び操作画面8Zに表示する。
カバーシート一括作成操作を例にして一括操作処理について説明したが、一括操作には例えばデータ一括送信操作も含まれる。データ一括送信操作とは、情報処理装置10で管理しているオブジェクトに関する情報を外部装置に送信する操作であり、アップロードに関する操作の一例である。
情報処理装置10は、例えばユーザが図1に示した一覧画面2で選択したオブジェクトを起点オブジェクトとして、当該起点オブジェクトに対して図14に示した一括操作処理を実行し、起点オブジェクト配下のオブジェクトからデータ一括送信操作と対応付けられた選択情報を満たす候補オブジェクトを選択する。情報処理装置10は、選択した候補オブジェクトに基づき、ユーザがデータ一括送信操作の操作対象として最終的に選択したオブジェクトを、オブジェクト毎に予め定められた送信先に送信する。
情報処理装置10は、クラウドコンピューティングを用いてクラウドサーバとして実現してもよく、オブジェクトの送信先を別のクラウドサーバに設定すれば、情報処理装置10が提示した一括操作の操作対象となる候補オブジェクトを別のクラウドサーバに送信する操作が行われる。すなわち、本実施の形態に係る情報処理装置10の一括操作処理は、クラウドサーバからクラウドサーバへのデータ送信にも適用される。
また、情報処理装置10が、情報処理装置10を運用する組織の建物内でオンプレミスサーバとして実現されている状況であれば、オンプレミスサーバからクラウドサーバへのデータ送信が実現される。
更に、カメラやスキャナのような光学的に書類の内容を読み取る光学機器に図14に示した一括操作処理を適用し、光学機器が提示した候補オブジェクトに基づいてユーザが選択したオブジェクトを、例えばスマートフォン、タブレット型コンピュータ、及びウェアラブル端末のような個人が使用する情報機器に送信してもよい。
以上、実施の形態を用いて本発明について説明したが、本発明は実施の形態に記載の範囲には限定されない。本発明の要旨を逸脱しない範囲で実施の形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。例えば、本発明の要旨を逸脱しない範囲で処理の順序を変更してもよい。
実施の形態では、一例として一括操作処理をソフトウェアで実現する形態について説明したが、図14に示したフローチャートと同等の処理を、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはPLD(Programmable Logic Device)に実装し、ハードウェアで処理させるようにしてもよい。この場合、一括操作処理をソフトウェアで実現した場合と比較して、処理の高速化が図られる。
このように、CPU21を例えばASIC、FPGA、PLD、GPU(Graphics Processing Unit)、及びFPU(Floating Point Unit)といった特定の処理に特化した専用のプロセッサに置き換えてもよい。
実施の形態におけるCPU21の動作は、1つのCPU11によって実現される形態の他、複数のCPU21によって実現されてもよい。更に、実施の形態におけるCPU21の動作は、物理的に離れた位置に存在するコンピュータ20におけるCPU21の協働によって実現されるものであってもよい。
また、上述した実施の形態では、情報処理プログラムがROM22にインストールされている形態について説明したが、これに限定されるものではない。本発明に係る情報処理プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録された形態で提供することも可能である。例えば、情報処理プログラムを、CD(Compact Disc)-ROM、またはDVD(Digital Versatile Disc)-ROM等の光ディスクに記録した形態で提供してもよい。また、本発明に係る情報処理プログラムをUSBメモリやメモリカード等の可搬型の半導体メモリに記録した形態で提供してもよい。
更に、情報処理装置10は、通信回線に接続される外部装置から通信ユニット27を経由して情報処理プログラムを取得するようにしてもよい。
以下に本実施形態に係る付記を示す。
(((1)))
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
複数の工程から構成されるプロジェクトで管理されるオブジェクトの属性とオブジェクトの送信に関する操作を指示したユーザの属性を用いて、送信候補となるオブジェクトを選択し、
前記送信候補となるオブジェクトに対して、オブジェクトの送信に用いる送信情報を画像化した画像情報を生成し、
生成した前記画像情報を出力する
情報処理装置。
(((2)))
プロセッサを備え、
前記プロセッサは、
複数の工程から構成されるプロジェクトで管理されるオブジェクトの属性と、オブジェクトの送信に関する操作を指示したユーザの属性を用いて生成した、オブジェクトの送信に用いる情報を画像化した画像情報から得られる送信情報に従って、前記送信情報と対応付けられた送信候補となるオブジェクトを、前記送信情報で指定された指定先のオブジェクトとして登録する
情報処理装置。
(((3)))
前記プロセッサは、前記送信候補となるオブジェクトを複数選択し、選択した各々のオブジェクトに対して前記画像情報を一括して生成する
(((1)))または(((2)))記載の情報処理装置。
(((4)))
前記プロジェクトで管理されるオブジェクトの属性に、前記プロジェクトへの登録状況及び必要度が含まれる
(((1)))~(((3)))の何れか1つに記載の情報処理装置。
(((5)))
前記プロセッサは、前記ユーザにオブジェクトの送信に関する操作の操作権限が付与されている場合に、前記プロジェクトへの登録が行われておらず、かつ、前記プロジェクトへの登録が義務付けられているオブジェクトを前記送信候補として選択する
(((4)))記載の情報処理装置。
(((6)))
コンピュータに、
複数の工程から構成されるプロジェクトで管理されるオブジェクトの属性とオブジェクトの送信に関する操作を指示したユーザの属性を用いて、送信候補となるオブジェクトを選択し、
前記送信候補となるオブジェクトに対して、オブジェクトの送信に用いる送信情報を画像化した画像情報を生成し、
生成した前記画像情報を出力する処理を実行させるための情報処理プログラム。
(((7)))
コンピュータに、
複数の工程から構成されるプロジェクトで管理されるオブジェクトの属性と、オブジェクトの送信に関する操作を指示したユーザの属性を用いて生成した、オブジェクトの送信に用いる情報を画像化した画像情報から得られる送信情報に従って、前記送信情報と対応付けられた送信候補となるオブジェクトを、前記送信情報で指定された指定先のオブジェクトとして登録する処理を実行させるための情報処理プログラム。
(((1)))、(((2)))、(((6)))、及び(((7)))によれば、ユーザが複数のオブジェクトの中から一括操作の対象候補となるオブジェクトを予め選択しなくても、一括操作の対象候補となるオブジェクトを提示することができる、という効果を有する。
(((3)))によれば、1度の操作でオブジェクトの送信に用いる画像情報を複数生成することができる、という効果を有する。
(((4)))によれば、プロジェクトへの登録が行われておらず、かつ、プロジェクトへの登録が義務づけられているオブジェクトの画像情報を生成することができる、という効果を有する。
(((5)))によれば、操作権限が付与されていないユーザから受け付けたオブジェクトの送信に関する指示を実行しないようにすることができる、という効果を有する。
2(2A) 一覧画面、3(4) アイコン、5(5A、5B、5C、5D、5E) 詳細ボタン、6 詳細画面、7 カバーシート、8(8Z) 操作画面、8A 作成ボタン、8B(9B、44B) キャンセルボタン、8C 属性ボタン、9 属性選択ダイアログ、9A 表示ボタン、10 情報処理装置、11 一括操作受付部、12 制御部、13 操作権限評価部、14 ユーザ情報管理部、15 操作権限設定部、16 操作対象評価部、17 構成情報管理部、18 一括操作定義部、19 表示部、20 コンピュータ、21 CPU、22 ROM、23 RAM、24 不揮発性メモリ、25 I/O、26 バス、27 通信ユニット、28 入力ユニット、29 表示ユニット、30 ユーザ情報テーブル、31 操作権限テーブル、32 構成情報テーブル、32A 案件構成情報テーブル、32B ステップ構成情報テーブル、32C 文書種構成情報テーブル、32D 文書構成情報テーブル、36 一括操作関連テーブル、37 選択条件テーブル、40(40A) チェックボックス、42 フィルタボタン、44 フィルタリングダイアログ、44A OKボタン、46 一括操作ボタン、48 選択画面、48A 選択ボタン、50 折り畳みボタン

Claims (8)

  1. プロセッサを備え、
    前記プロセッサは、
    オブジェクトの種類と、前記種類に属する複数のオブジェクトに対して一括で実行する操作内容をユーザから受け付け、
    前記操作内容と関連するオブジェクトのうち、前記操作内容と対応付けられた条件であって、前記操作内容と関連するオブジェクトの属性、及び前記操作内容を指示した前記ユーザの属性の少なくとも一方を用いて規定された選択条件を満たすオブジェクトを前記操作内容の操作対象となる候補オブジェクトとして、前記操作内容の操作対象ではないと推定した非候補オブジェクトと共に操作画面に表示する
    情報処理装置。
  2. 前記プロセッサは、オブジェクトを階層化して管理し、
    受け付けた前記種類に属するオブジェクトより下位にあるオブジェクトの各々について、前記候補オブジェクトと前記非候補オブジェクトを区別した上で、前記種類に属するオブジェクトより下位にあるオブジェクトを階層化して前記操作画面に表示する
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記プロセッサは、前記ユーザに指定された階層に属するオブジェクトの属性条件を受け付け、
    前記属性条件を満たすオブジェクトを前記指定された種類に属する複数のオブジェクトから抽出し、抽出したオブジェクト及び抽出したオブジェクトより下位にあるオブジェクトを階層化し直して前記操作画面に表示する
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記プロセッサは、前記操作画面で前記ユーザが指定したオブジェクト及び指定したオブジェクトより下位にあるオブジェクトを階層化し直して前記操作画面に表示する
    請求項2または請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記プロセッサは、前記ユーザが指定したオブジェクトが含まれる階層だけを前記操作画面に表示する
    請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記プロセッサは、前記ユーザがオブジェクトに対して前記操作内容の操作権限が与えられている許可ユーザでない場合、操作権限が与えられていないオブジェクトを前記ユーザが前記操作画面で前記候補オブジェクトとして選択しないように制御する
    請求項1~請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. オブジェクトと前記操作内容の組み合わせの各々に対して前記許可ユーザが規定されている
    請求項6記載の情報処理装置。
  8. コンピュータに、
    オブジェクトの種類と、前記種類に属する複数のオブジェクトに対して一括で実行する操作内容をユーザから受け付け、
    前記操作内容と関連するオブジェクトのうち、前記操作内容と対応付けられた条件であって、前記操作内容と関連するオブジェクトの属性、及び前記操作内容を指示した前記ユーザの属性の少なくとも一方を用いて規定された選択条件を満たすオブジェクトを前記操作内容の操作対象となる候補オブジェクトとして、前記操作内容の操作対象ではないと推定した非候補オブジェクトと共に操作画面に表示する処理を実行させるための情報処理プログラム。
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