JP2017129108A - ポンプ運転パターン制御方法およびポンプ装置 - Google Patents
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- Control Of Non-Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
Description
ここで、ポンプ運転パターンPiからポンプ運転パターンPhまたはポンプ運転パターンPlへの切替は、運転ポンプの台数の増減だけでなく、運転ポンプの容量の変更も含む。ポンプ運転パターンPiからポンプ運転パターンPhへの切替は、ポンプ装置の総吐出流量が増加している場合に行われ、ポンプ運転パターンPiからポンプ運転パターンPlへの切替は、ポンプ装置の総吐出流量が減少している場合に行われる。
本発明の好ましい態様は、複数の運転ポンプが運転されるポンプ運転パターンの場合に、前記運転ポンプは、各運転ポンプの吐出圧力を同一にするための回転速度制御ルールにしたがって運転されることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記運転ポンプが同一容量を有する場合には、前記運転ポンプの回転速度を揃える揃速制御を行い、ポンプ運転パターンPiで運転したときの総軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの総軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの総軸動力とを算出せずに、前記運転ポンプの1台あたりのポンプ効率を比較して、前記ポンプ効率が高くなる運転ポンプが選択されるポンプ運転パターンを決定することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、前記ポンプ運転パターンを切り替える前後の前記総吐出流量および前記ポンプ運転パターンで選択された運転ポンプの回転速度が、前記ポンプ運転パターンを切り替え可能な領域内にあることを監視しながら制御することを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、ポンプ設置後もしくは更新後の経過年数の長・短に基づいて、前記複数のポンプの優先順位が設定されることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、ポンプ容量の大・小、ポンプ形式、または比速度に基づいて、前記複数のポンプの優先順位が設定されることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、運転回数・頻度または運転時間に基づいて、前記複数のポンプの優先順位が設定されることを特徴とする。
本発明の好ましい態様は、故障発生回数・頻度に基づいて、前記複数のポンプの優先順位が設定されることを特徴とする。
図1は、本発明の一実施形態に係るポンプ装置の系統図である。図1に示されるように、ポンプ装置は、吸込水槽1に連通し、当該吸込水槽1内の水を給水場所3(例えば、給水管網)へ移送するポンプ2を備える。本実施形態では、ポンプ2は本来複数(例えば、3台)並列に配置されているが、図が煩雑になるので1系列のみ示す。これら複数のポンプ2は、同一のポンプ性能(例えば、全揚程および容量など)を有するポンプ2から構成されてもよいし、異なるポンプ性能を有するポンプ2から構成されてもよい。これらポンプ2は、各ポンプが有するポンプ性能に応じた流量で運転される。すなわち、これらポンプ2は、各ポンプ性能に応じた回転速度で運転される。運転ポンプの組み合わせであるポンプ運転パターンは、後述するように、給水場所3へ移送する水の流量、ポンプ効率、揚程などを用いて算出される軸動力の合計に基づいて変更される。
(N2/N1)=(H1/H2)1/2=X1/2 ・・・(1)
ここで、H1は小ポンプ2の締切全揚程であり、H2は大ポンプ2の締切全揚程であり、N1は小ポンプ2の回転速度であり、N2は大ポンプ2の回転速度である。
(H1/H2)1/2=(60/70)1/2=0.93 ・・・(2)
したがって、図3に示される回転速度制御ルールでは、例えば、小ポンプ2の回転速度が100%のときに、この小ポンプ2と並列に運転される大ポンプ2の回転速度は93%(=100×0.93)である。
最大制限回転速度Nnmax.flow=α×Q ・・・(3)
最小制限回転速度Nnmin.flow=β×Q ・・・(4)
下限回転速度NL=γ ・・・(5)
上限回転速度NU=δ ・・・(6)
ここで、nは運転ポンプを特定するための記号であり、以下の説明では、運転ポンプのポンプ性能を表す記号x1,x2,x3が付される。例えば、ポンプ性能x1のポンプ2の最大制限回転速度は、Nx1max.flowと表され、ポンプ性能x2のポンプ2の最大制限回転速度は、Nx2max.flowと表される。さらに、ポンプ性能x1のポンプ2とポンプ性能x2のポンプ2が並列に運転されるときの、ポンプ性能x1のポンプ2の最大制限回転速度は、Nx1ofx1+x2max.flowと表され、ポンプ性能x2のポンプ2の最大制限回転速度は、Nx2ofx1+x2max.flowと表される。Qはポンプ装置の総吐出流量である。α、β、γ、およびδは、ポンプ2のポンプ性能などから予め定められた定数であり、ポンプ運転パターン及びこのポンプ運転パターンで選択された運転ポンプにより異なる。
L=0.163×Q×H/(η/100) ・・・(7)
ここで、Lは軸動力[kW]、Qは流量[m3/min]、Hは全揚程[m]、ηはポンプ効率[%]である。全揚程H[m]は、吐出圧力P[m]から吸込水位[m]を引いた値である。本実施形態の吸込水位は30mである。よって、吐出圧力Pが90mの場合は、全揚程Hは60mとなる。
(QB * ,HB *)=(ΣQPi・xn・R ,HPi・xn・R) ・・・(8)
なお、QB *は、ポンプ運転パターンPiでポンプ装置が運転されているときの総吐出流量[m3/min]であり、HB *は、ポンプ運転パターンPiでポンプ装置が運転されているときの全揚程[m]である。以下の説明において、右肩に“*”が付いている座標値は既知の値または算出解であることを示す。例えば、ポンプ装置の総吐出流量QB *は、流量計18の計測値であり、ポンプ装置の全揚程HB *は、本実施形態では吐出圧力一定制御を行っているので、圧力計17の計測値である。
(QB * ,HB *)=(ΣQPh・xn・R ,HPh・xn・R) ・・・(9)
上述したように、式(9)において、QPh・xn・Rは、ポンプ運転パターンPhで選択された各運転ポンプが回転速度Rで運転されているときの吐出流量を示す。例えば、QPh・x2・Rは、ポンプ運転パターンPhで選択された、ポンプ性能x2を有する運転ポンプが回転速度R[%]で運転されているときの吐出流量を表す。さらに、式(9)は、ポンプ装置の総吐出流量QB *がポンプ運転パターンPhで選択された各運転ポンプの吐出流量の合計値であることを示している。例えば、ポンプ運転パターンPhで選択された運転ポンプが、ポンプ性能x1のポンプ2とポンプ性能x2のポンプ2である場合、ポンプ装置の総吐出流量QB *は、ポンプ性能x1のポンプ2の吐出流量QPh・x1・Rとポンプ性能x2のポンプ2の吐出流量QPh・x2・Rの合計値(すなわち、QB *=QPh・x1・R+QPh・x2・R)である。図18に示される例では、ポンプ運転パターンPhにおける運転ポンプは、ポンプ性能x2のポンプ2だけなので、ポンプ装置の総吐出流量QB *(=ΣQPh・xn・R)は、ポンプ性能x2のポンプ2の吐出流量QPh・x2・Rである。
ΣQPi・xn・R=ΣQPh・xn・R=QB * ・・・(10)
HPi・xn・R=HPh・xn・R=HB * ・・・(11)
(QPi・xn・R ,HPi・xn・R ,NPi・xn *)
=(QPi・xn・R ,HB * ,NPi・xn *)・・・(12)
(QPh・xn・R ,HPh・xn・R ,NPh・xn)
=(QPh・xn・R ,HB * ,NPh・xn)・・・(13)
HPi・xn・100=f(QPi・xn・100) ・・・(14)
ここで、HPi・xn・100は、ポンプ運転パターンPiで選択された運転ポンプが100%の回転速度で運転されるときの全揚程を表し、QPi・xn・100は、このポンプが100%の回転速度で運転されるときの吐出流量を表す。すなわち、式(14)は、全揚程HPi・xn・100が吐出流量QPi・xn・100を変数とした関数fの式から得られることを表している。関数fの式は、運転ポンプの性能試験などにおいて得られた全揚程Hと吐出流量Qとから定まる点を複数プロットし、このプロットされた複数点を近似曲線で繋いだときの多項近似式として得ることができる。この多項近似式は、例えば、二次曲線として描くことができる。この多項近似式は、予め定められており、コントローラ20に記憶されている。
QPi・xn・100=g(HPi・xn・100) ・・・(15)
ここで、QPi・xn・100は、ポンプ運転パターンPiで選択された運転ポンプが100%の回転速度で運転されるときの吐出流量を表し、HPi・xn・100は、この運転ポンプが100%の回転速度で運転されるときの全揚程を表す。すなわち、式(15)は、吐出流量QPi・xn・100が全揚程HPi・xn・100を変数とした関数gの式から得られることを表している。関数gの式は、運転ポンプの性能試験などにおいて得られた吐出流量Qと全揚程Hとから定まる点を複数プロットし、このプロットされた複数点を近似曲線で繋いだときの多項近似式として得ることができる。この多項近似式は、例えば、二次曲線として描くことができる。この多項近似式は、予め定められており、コントローラ20に記憶されている。
ηPi・xn・R=h(QPi・xn・100) ・・・(16)
ここで、ηPi・xn・Rは、ポンプ運転パターンPiで選択された運転ポンプが回転速度R%で運転されるときのポンプ効率を表す。例えば、ポンプ運転パターンPiで選択された運転ポンプがポンプ性能x1のポンプ2であり、この運転ポンプが回転速度R%で運転される場合、ポンプ効率は、ηPi・x1・Rと表される。QPi・xn・100は、上述のように、ポンプ運転パターンPiで選択された運転ポンプが100%の回転速度で運転されるときの吐出流量を表す。すなわち、式(16)は、R%の回転速度で運転される運転ポンプのポンプ効率ηPi・xn・Rは、この運転ポンプが100%の回転速度で運転されるときの吐出流量に換算されるQPi・xn・100を変数とした関数hの式から得られることを表している。関数hの式は、ポンプ2の性能試験などにおいて得られたポンプ効率ηと吐出流量Qとから定まる点を複数プロットし、このプロットされた複数点を近似曲線で繋いだときの多項近似式として得ることができる。この多項近似式は、例えば、三次曲線として描くことができる。この多項近似式は、予め定められており、コントローラ20に記憶されている。
K=HB */(QPi・xn・R)2 ・・・(17)
したがって、換算点CPi・x1・100を求めるためには、QPi・x1・Rを求めるか、もしくは決定しておく必要がある。
QPi・xn・R=(NPi・xn */100)×QPi・xn・100 ・・・(18)
HPi・xn・R=(NPi・xn */100)2×HPi・xn・100 ・・・(19)
ここで、NPi・xn *は、ポンプ運転パターンPiで選択された運転ポンプの回転速度である。(便宜上記号が異なるが、NPi・xn *とRは共に回転速度[%]を表す)
式(18)から、以下の式(20)が導かれる。
QPi・xn・100=QPi・xn・R/(NPi・xn */100) ・・・(20)
式(19)から、以下の式(21)が導かれる。
HPi・xn・100=HPi・xn・R/(NPi・xn */100)2 ・・・(21)
式(21)に式(11)代入すると、以下の式(22)が導かれる。
HPi・xn・100=HB */(NPi・xn */100)2 ・・・(22)
HPi・xn・R/(NPi・xn */100)2
=f(QPi・xn・R/(NPi・xn */100))
よって、
HPi・xn・R=(NPi・xn */100)2×
f(QPi・xn・R/(NPi・xn */100))・・・(23)
式(20)および式(21)を式(15)に代入すると、以下の式(24)が導かれる。
QPi・xn・R/(NPi・xn */100)
=g(HPi・xn・R/(NPi・xn */100)2)
よって、
QPi・xn・R=(NPi・xn */100)×
g(HPi・xn・R/(NPi・xn */100)2)・・・(24)
QPi・xn・R=(NPi・xn */100)×g(HB */(NPi・xn */100)2)
・・・(25)
式(25)を式(17)に代入すると、以下の式(26)が導かれ、Kが求められる。
K=HB */((NPi・xn */100)×g(HB */(NPi・xn */100)2))2
・・・(26)
式(26)によってKが得られるので、回転速度NPi・xn *%の運転点Bに対し相似則により得られる回転速度100%の換算点CPi・xn・100を、回転速度が100%の運転特性曲線(Q−H曲線)と運転点Bを通る二次曲線H=K×Q2との交点より求めることができる。
ηPi・xn・R=h(QPi・xn・R/(NPi・xn */100)) ・・・(27)
式(25)を式(27)に代入することにより、以下の式(28)が導かれる。
ηPi・xn・R=h((NPi・xn */100)×
g(HB */(NPi・xn */100)2)/
(NPi・xn */100))・・・(28)
式(28)により、ポンプ運転パターンPiで選択された運転ポンプのポンプ効率ηPi・xn・Rを算出することができる。
ηPh・xn・R=h(QPh・xn・R/(NPh・xn */100)) ・・・(29)
ここで、式(25)と同様に、QPh・xn・Rには、以下の式(30)の関係が成り立つ。
QPh・xn・R=(NPh・xn/100)×g(HB */(NPh・xn/100)2)
・・・(30)
K=HB */(QPh・xn・R)2 ・・・(31)
なお、ポンプ運転パターンPhへ切り替え後の運転ポンプの回転速度NPh・xnは、以下の式(32)で表される。
NPh・xn=100×QPh・xn・R/QPh・xn・100 ・・・(32)
これらの式(29)〜式(32)より、ポンプ運転パターンPhにおける運転ポンプのポンプ効率ηPh・xn・Rを求める方法は、以下の2つの方法がある。
LPi・xn=0.163×QPi・xn・R *×HB */(ηPi・xn・R */100)
・・・(33)
LPh・xn=0.163×QPh・xn・R×HB */(ηPh・xn・R/100)
・・・(34)
LPi=0.163×HB *×Σ(QPi・xn・R/(ηPi・xn・R/100))
=0.163×HB *×Σ((NPi・xn */100)×
g(HB */(NPi・xn */100)2)/
(h((NPi・xn */100)×g(HB */(NPi・xn */100)2)
/(NPi・xn */100))/100)) ・・・(35)
LPh=0.163×HB *×Σ(QPh・xn・R/(ηPh・xn・R/100))
=0.163×HB *×Σ((NPh・xn/100)×
g(HB */(NPh・xn/100)2)/
(h(QPh・xn・R/(NPh・xn */100))/100))
・・・(36)
LPi=0.163×HB *×(QPi・x1・R/(ηPi・x1・R/100)
・・・(37)
LPh=0.163×HB *×(QPh・x2・R/(ηPh・x2・R/100))
・・・(38)
(QD * ,HD *)=(ΣQPi・xn・R ,HPi・xn・R) ・・・(39)
なお、QD *は、ポンプ運転パターンPiでポンプ装置が運転されているときの総吐出流量[m3/min]であり、HD *は、ポンプ運転パターンPiでポンプ装置が運転されているときの全揚程[m]である。QD *は、流量計18の計測値であり、HD *は、本実施形態では吐出圧力一定制御を行っているので、圧力計17の計測値である。図21に示される例では、ポンプ運転パターンPiにおける運転ポンプは、ポンプ性能x2のポンプ2だけなので、ポンプ装置の総吐出流量QD *は、ポンプ性能x2のポンプ2の吐出流量QPi・x2・Rである。
(QD *,HD *)=(ΣQPh・xn・R,HPh・xn・R) ・・・(40)
図22に示される例では、ポンプ運転パターンPhにおける運転ポンプは、ポンプ性能x1のポンプ2とポンプ性能x2のポンプ2なので、ポンプ装置の総吐出流量QD *は、ポンプ性能x1のポンプ2の吐出流量QPh・x1・Rと、ポンプ性能x2のポンプ2の吐出流量QPh・x2・Rとの合計値(すなわち、QD *=QPh・x1・R+QPh・x2・R)になる。
ΣQPi・xn・R=ΣQPh・xn・R=QD * ・・・(41)
HPi・xn・R=HPh・xn・R=HD * ・・・(42)
(QPi・xn・R ,HPi・xn・R ,NPi・xn *)
=(QPi・xn・R ,HD *,NPi・xn *)・・・(43)
(QPh・xn・R ,HPh・xn・R ,NPh・xn *)=(QPh・xn・R,HD *,NPh・xn)
・・・(44)
QD *=QPh・x1・86+QPh・x2・80 ・・・(45)
K=HD */(QPi・xn・R)2 ・・・(46)
したがって、換算点EPi・x2・100を求めるためには、QPi・x2・Rを求めるか、もしくは決定しておく必要がある。
QPi・xn・R=(NPi・xn */100)×g(HD */(NPi・xn */100)2)
・・・(47)
式(47)を式(46)に代入すると、以下の式(48)が導かれ、Kが求められる。
K=HD */((NPi・xn */100)×g(HD */(NPi・xn */100)2))2
・・・(48)
式(48)によってKが得られるので、回転速度NPi・xn *%の運転点Dに対し相似則により得られる回転速度100%の換算点EPi・xn・100を、回転速度が100%の運転特性曲線(Q−H曲線)と運転点Dを通る二次曲線H=K×Q2との交点より求めることができる。
ηPi・xn・R=h((NPi・xn */100)×
g(HD */(NPi・xn */100)2)/(NPi・xn */100))・・・(49)
式(49)により、ポンプ運転パターンPiで選択された各運転ポンプのポンプ効率ηPi・xn・Rを算出することができる。
ここで、式(47)と同様に、QPh・xn・Rには、以下の式(50)の関係が成り立つ。
QPh・xn・R=(NPh・xn/100)×g(HD */(NPh・xn/100)2)
・・・(50)
KPh・x1=HD */(QPh・x1・86)2 ・・・(51)
KPh・x2=HD */(QPh・x2・80)2 ・・・(52)
これらの式(29)、式(32)、式(50)、式(51)、および式(52)により、ポンプ運転パターンPhにおける各運転ポンプのポンプ効率ηPh・xn・Rを求める方法は、以下の2つの方法がある。
LPi・xn=0.163×QPi・xn・R *×HD */(ηPi・xn・R */100)
・・・(53)
LPh・xn=0.163×QPh・xn・R×HD */(ηPh・xn・R/100)
・・・(54)
LPi=0.163×HD *×Σ(QPi・xn・R/(ηPi・xn・R/100))
=0.163×HD *×Σ((NPi・xn */100)×
g(HD */(NPi・xn */100)2)/
(h((NPi・xn */100)×g(HD */(NPi・xn */100)2)
/(NPi・xn */100))/100)) ・・・(55)
LPh=0.163×HD *×Σ(QPh・xn・R/(ηPh・xn・R/100)}
=0.163×HD *×Σ{(NPh・xn/100)×
g(HD */(NPh・xn/100)2)/
(h(QPh・xn・R/(NPh・xn */100))/100)}
・・・(56)
LP=0.163×HD *×(QPi・x2・R/(ηPi・x2・R/100)・・・(57)
LPh=0.163×HD *×{(QPh・x1・R/(ηPh・x1・R/100))+
(QPh・x2・R/(ηPh・x2・R/100))} ・・・(58)
QPi・x1・R *=・・・=QPi・xp・R *=ΣQP・xn・R */p=QB */p
・・・(59)
QPh・x1・R *=・・・=QPh・xq・R *=ΣQPh・xn・R */q=QB */q
・・・(60)
ここで、pは、ポンプ運転パターンPiで選択された運転ポンプの台数を表し、qは、ポンプ運転パターンPhで選択された運転ポンプの台数を表す。pおよびqは、1以上の自然数である。
ηPi・x1・R *=・・・=ηPi・xp・R * ・・・(61)
ηPh・x1・R *=・・・=ηPh・xq・R * ・・・(62)
LPi=0.163×HB *×Σ(QPi・xn・R/(ηPi・xn・R/100))
=0.163×QB *×HB */(ηPi・xp・R */100) ・・・(63)
LPh=0.163×HB *×Σ(QPh・xn・R/(ηPh・xn・R/100))
=0.163×QB *×HB */(ηPh・xq・R */100) ・・・(64)
式(63)と式(64)から明らかなように、ポンプ運転パターンPi(運転ポンプはポンプ性能x1のポンプ2)からポンプ運転パターンPh(運転ポンプはポンプ性能x1のポンプ2が2台)に切り替えた直後の運転ポンプの総軸動力は、運転ポンプ1台あたりのポンプ効率の違いにより決定される。
2 ポンプ
3 給水場所
5 吸込配管
5’ 分岐吸込配管
6 吐出配管
6’ 分岐吐出配管
7 逆止弁
11 止水弁
12 ポンプ吐出弁
13 止水弁
15 モータ
16 速度制御装置
17 圧力計
18 流量計
19 回転速度計
20 コントローラ
21 流量判断部
22 ポンプ運転パターン決定部
23 回転速度制御ルール設定部
24 領域決定部
25 優先順位決定部
32 タイマー
Claims (13)
- 並列に配置された複数のポンプを有するポンプ装置で、運転ポンプの組み合わせであるポンプ運転パターンを、前記ポンプ装置の総吐出流量が増加したときにポンプ運転パターンPiからポンプ運転パターンPhに、または前記ポンプ装置の総吐出流量が減少したときにポンプ運転パターンPiからポンプ運転パターンPlに切り替えるポンプ運転パターン制御方法であって、
前記ポンプ運転パターンを切り替える前後の前記総吐出流量および前記ポンプ運転パターンで選択された運転ポンプの回転速度が、前記ポンプ運転パターンが切り替え可能である領域内にあることを確認し、
各運転ポンプの吐出流量および回転速度から、ポンプ運転パターンPiで運転したときの各運転ポンプのポンプ効率と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの各運転ポンプのポンプ効率またはポンプ運転パターンPlで運転したときの各運転ポンプのポンプ効率を算出し、
前記算出された各運転ポンプのポンプ効率から、ポンプ運転パターンPiで運転したときの各運転ポンプの軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの各運転ポンプの軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの各運転ポンプの軸動力をそれぞれ算出し、
算出された各運転ポンプの軸動力を合算して、ポンプ運転パターンPiで運転したときの総軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの総軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの総軸動力を算出し、
ポンプ運転パターンPiで運転したときの総軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの総軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの総軸動力とを比較して、総軸動力が低い方のポンプ運転パターンを決定することを特徴とするポンプ運転パターン制御方法。 - 前記ポンプ運転パターンPlで運転されるときの総軸動力を算出する際には、算出された総軸動力から所定の設定値を減算し、減算された総軸動力を前記ポンプ運転パターンPlで運転されるときの総軸動力とすることを特徴とする請求項1に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- 複数の運転ポンプが運転されるポンプ運転パターンの場合に、前記運転ポンプは、各運転ポンプの吐出圧力を同一にするための回転速度制御ルールにしたがって運転されることを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- 前記運転ポンプが同一容量を有する場合には、前記運転ポンプの回転速度を揃える揃速制御を行い、
ポンプ運転パターンPiで運転したときの総軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの総軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの総軸動力とを算出せずに、前記運転ポンプの1台あたりのポンプ効率を比較して、前記ポンプ効率が高くなる運転ポンプが選択されるポンプ運転パターンを決定することを特徴とする請求項1に記載のポンプ運転パターン制御方法。 - タイマーで設定された遅延時間だけ遅れて、ポンプ運転パターンをポンプ運転パターンPiからポンプ運転パターンPhに、またはポンプ運転パターンPlに切り替えるか否かを決定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- 前記ポンプ運転パターンを切り替える前後の前記総吐出流量および前記ポンプ運転パターンで選択された運転ポンプの回転速度が、前記ポンプ運転パターンを切り替え可能な領域内にあることを監視しながら制御することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- 前記複数のポンプに優先順位を設定し、優先順位の高いポンプが含まれる前記ポンプ運転パターンを優先的に選択することを特徴とする請求項1乃至6に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- ポンプ設置後もしくは更新後の経過年数の長・短に基づいて、前記複数のポンプの優先順位が設定されることを特徴とする請求項7に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- ポンプ容量の大・小、ポンプ形式、または比速度に基づいて、前記複数のポンプの優先順位が設定されることを特徴とする請求項7に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- 運転回数・頻度または運転時間に基づいて、前記複数のポンプの優先順位が設定されることを特徴とする請求項7に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- 故障発生回数・頻度に基づいて、前記複数のポンプの優先順位が設定されることを特徴とする請求項7に記載のポンプ運転パターン制御方法。
- 並列に配置される複数のポンプを有するポンプ装置であって、
前記複数のポンプの共通吐出管の圧力を計測する圧力計と、
前記複数のポンプの総吐出流量を計測する流量計と、
前記ポンプの回転速度を計測する回転速度計と、
前記複数のポンプから選択される運転ポンプの組み合わせであるポンプ運転パターンと、前記運転ポンプの回転速度を制御するコントローラと、を備え、
前記コントローラは、
前記ポンプ装置の総吐出流量が増加しているか、または減少しているかを判断する流量判断部と、
前記ポンプ運転パターンを切り替える前後の前記総吐出流量および前記ポンプ運転パターンで選択された運転ポンプの回転速度が、前記ポンプ運転パターンが切り替え可能である領域内にあることを確認する領域決定部と、
各運転ポンプの吐出流量および回転速度から、ポンプ運転パターンPiで運転したときの各運転ポンプのポンプ効率と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの各運転ポンプのポンプ効率またはポンプ運転パターンPlで運転したときの各運転ポンプのポンプ効率を算出し、前記算出された各運転ポンプのポンプ効率から、ポンプ運転パターンPiで運転したときの各運転ポンプの軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの各運転ポンプの軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの各運転ポンプの軸動力をそれぞれ算出し、算出された各運転ポンプの軸動力を合算して、ポンプ運転パターンPiで運転したときの総軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの総軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの総軸動力を算出し、ポンプ運転パターンPiで運転したときの総軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの総軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの総軸動力とを比較して、総軸動力が低い方のポンプ運転パターンを決定するポンプ運転パターン決定部と、を有することを特徴とするポンプ装置。 - 前記コントローラは、
前記運転ポンプが同一容量を有する場合には、前記運転ポンプの回転速度を揃える揃速制御を行い、
ポンプ運転パターンPiで運転したときの総軸動力と、ポンプ運転パターンPhで運転したときの総軸動力またはポンプ運転パターンPlで運転したときの総軸動力とを算出をせずに、前記運転ポンプの1台あたりのポンプ効率を比較して、前記ポンプ効率が高くなる運転ポンプが選択されるポンプ運転パターンを決定することを特徴とする請求項12に記載のポンプ装置。
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