JPH0518390A - ポンプの運転台数制御装置 - Google Patents

ポンプの運転台数制御装置

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JPH0518390A
JPH0518390A JP3173971A JP17397191A JPH0518390A JP H0518390 A JPH0518390 A JP H0518390A JP 3173971 A JP3173971 A JP 3173971A JP 17397191 A JP17397191 A JP 17397191A JP H0518390 A JPH0518390 A JP H0518390A
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Emi Ozaki
恵美 尾崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数台のポンプから成るポンプ設備のポンプの
運転台数を、現在運転中のポンプの総定格流量およびポ
ンプの運転台数を増減したときの総定格流量と全体の所
要流量とを比較することによって制御するポンプの運転
台数制御装置において、ポンプ設備の管路抵抗などによ
る台数制御の不具合を防止する。 【構成】ポンプ設備の管路抵抗などを考慮した総定格流
量に対する吐出率を設定する吐出率特性記憶部を設け、
この吐出率を上記の総定格流量に乗算した値を上記全体
の所要流量と比較してポンプの運転台数を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のポンプ(ブロ
ワを含む)から成るポンプ設備のポンプの運転台数を所
要流量に応じて制御するポンプの運転台数制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】上水プラントなどの運転制御装置におい
ては、外部から与えられた総容量要求値を満足させるよ
うに、複数の異種あるいは同種のポンプに対して回転数
指令および起動・停止指令を与えて水位などを一定に保
っている。この場合は、吐出量要求値に応じて各号機の
回転数制御を行うと共に、現在の運転台数で要求値が満
足できないときはポンプの台数制御を行い、所定の手順
に従って外部から与えられた総容量要求値を満足させる
ようにポンプの回転数制御と運転台数制御とを組合わせ
ている。
【0003】運転台数制御としては次のような方法が用
いられている。先ず、そのときの運転台数では吐出量要
求値を満足できないとき、すなわち現在運転しているポ
ンプの定格流量の総和よりも吐出量要求値が大きい場
合、或いは運転しているポンプのうち、予め設定されて
いる優先度によって指定された号機が1台停止した場合
の定格流量の総和よりも吐出量が小さい場合には、予め
設定されている優先度に従って指定されている号機の運
転、或いは停止を行う。
【0004】例えば図3に示すように、1号機および3
号機として小容量のポンプ、2号機として中容量のポン
プがあり、運転優先度を1号機→2号機→3号機の順に
決めておき、図5のフローチャートに示すような起動・
停止号機決定処理を用いて各ポンプに対し起動・停止指
令を出力する。
【0005】図5において、現在の運転パターンとして
1号機と2号機が運転しているとすると、先ずステップ
(S1)で現在の運転パターンでの総定格流量を算出
し、この場合は1号機と2号機とが運転中のため3aと
なる。次にステップ(S2)で1台停止した時の総定格
流量を算出し、この場合は優先度が1→2→3となって
いるので停止すべき号機は2号機となり、総定格流量は
aとなる。次にステップ(S3)で、現在の運転パター
ンでの制御範囲を(S2)で求めたaから(S1)で求
めた3aまでに設定する。次にステップ(S5)で、現
在の運転パターンの制御範囲と吐出量要求値QSVとを比
較し、吐出量要求値QSVが現在の運転パターンの制御範
囲内に入っている場合には台数変更処理がスキップされ
て処理を終了する。すなわち現在の運転パターン(1,
2号機運転)での制御範囲はa〜3aであり、吐出量要
求値QSVがこの範囲に入っているときには運転台数の変
更は行われない。また、吐出量要求値QSVが現在の運転
パターンの制御範囲a〜3aに入っていないときは、ス
テップ(S6)においてどちら側に外れているかがチェ
ックされ、吐出量要求値QSVが現在の運転パターンの上
限値を超えているときは、現在停止中のポンプのうち優
先度の高いポンプに起動指令が出力される(S7)。す
なわちQSVが3aより大きいとき、3号機に対して起動
指令が出力される。また、吐出量要求値QSVが現在の運
転パターンの下限値を下回っている場合には、現在運転
中のポンプのうち優先度の低いポンプに停止指令が出力
される(S8)。すなわちQSVがaより小さいときには
2号機に対して停止指令が出力される。このように、起
動・停止号機決定処理では、吐出量要求値QSVの変化に
対応して各ポンプが順次起動または停止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の方法で
は、各運転パターンの総吐出流量を求めるための各号機
の最大吐出流量は、それぞれ各号機の定格吐出流量(計
画揚程時の吐出量)として固定されている。しかしなが
ら実際のプラントでは、実揚程の変動,管路損失などに
よって最大吐出量が変化し、実揚程が計画揚程と同じで
あっても管路損失は吐出流量の2乗に比例するので、そ
の最大吐出量は各号機の定格吐出流量の総和より小さく
なり、このため追加起動の必要があるのに台数制御が行
われなかったり、停止する必要がないのに停止指令が出
力されるという不具合を生ずる。
【0007】本発明は上記の事情を考慮してなされたも
ので、各号機の定格流量から演算によって求められた制
御範囲をそれに対応する吐出率で補正することによって
現在の状態での最適パターンを選択し、これによって要
求値に対する適正な台数制御を可能にする合理的なポン
プの運転台数制御装置を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】上記の目的を達
成するために本発明による運転台数制御装置は、複数台
のポンプの運転台数を制御するとき、現在運転されてい
る運転パターンでの制御範囲を演算する際に定格流量の
和を求め、これにあらかじめ記憶された対応する吐出率
を乗算して制御範囲を求め、制御要求値と上記求められ
た制御範囲とを比較し、これらが所定の関係にあると
き、あらかじめ定められている次号機の起動・停止を行
って運転台数を調整するものであり、現在の運転パター
ンによる総定格流量と現在運転している号機の中で運先
度の低い号機を停止させた場合の運転パターンの総定格
流量から、損失抵抗を考慮してあらかじめ作られた流量
−吐出率カーブを用いてその総定格流量時の吐出率を求
め、総定格流量に吐出率を乗ずることによって実際の制
御範囲を演算し、制御要求値と演算された実際の制御範
囲が所定の関係にあるとき、あらかじめ定められている
次号機の起動・停止が行われる。
【0009】
【実施例】本発明によるポンプの運転台数制御装置の一
実施例を図1に示す。図1において、運転台数制御装置
1は吐出量要求値QSVに応じて各ポンプの起動・停止指
令を発生する処理部4と、総流量に対する吐出率の特性
を記憶する吐出率特性記憶部5と、処理部4から出力さ
れる各ポンプの起動・停止指令に基づいて制御対象とな
っている各ポンプ3A〜3Cを起動・停止させるポンプ
起動・停止部2とを備えている。この場合、各ポンプ3
A〜3Cの定格容量は図3に示すように3A(1号機)
3C(3号機)が小容量a、3B(2号機)が中容量2
aであり、その運転優先度は3A(1号機)→3B(2
号機)→3C(3号機)の順に設定されている。
【0010】処理部4は図2のフローチャートで示す起
動・停止号機決定処理を実行し各ポンプ3A〜3Cの起
動停止を制御し、吐出量要求値QSVに対応した吐出量を
確保する。例えば、現在の運転パターンとして3A(1
号機)と3B(2号機)が運転している場合、先ず現在
の運転パターンでの総定格流量を求め(S1)、3A,
3Cが運転中のため3aとなる。
【0011】次に、1台停止した時の総定格流量を求め
(S2)、この場合優先度は3A→3B→3Cのため停
止するべき号機は3Bであり、総定格流量はaとなる。
次にステップ(S3)において、吐出率特性記憶部5に
記憶されている図4に示すような定格流量−吐出率カー
ブを用いて、ステップ(S1),(S2)で求めた総定
格流量に対応する吐出率を求める。
【0012】図4に示すように、ステップ(S1)で求
めた流量3aに対応する吐出率はβ(%)であり、ステ
ップ(S2)で求めた流量aに対応する吐出率はα
(%)となる。なお図4に示す定格流量−吐出率カーブ
は、損失抵抗を考慮し、定格流量相当のポンプが実際に
吐出できる量を吐出率(%)として表している。これに
よって現在の運転パターンでの損失抵抗を考慮した制御
範囲がステップ(S4)で、 a×α(%)〜3a×β(%) に設定される。
【0013】次に、現在の運転パターンでの制御範囲と
吐出量要求値QSVとが比較され(S5)、吐出量要求値
SVが現在の運転パターンの制御範囲に入っている場合
には台数変更処理がスキップされて、この処理が終了す
る。すなわち、現在の運転パターン(3A,3C運転)
での制御範囲a×α(%)〜3a×β(%)であり、吐
出要求値QSVがこの範囲に入っているときには運転台数
の変更は行われない。
【0014】また、吐出量要求値QSVが現在の運転パタ
ーンの制御範囲に入っていない場合にはどちら側に外れ
ているかがチェックされ(S6)、吐出量要求値QSV
現在の運転パターンの上限値を超えている場合には現在
停止しているポンプのうち優先度の高い号機に起動指令
が出力され(S7)、QSVが3a×β(%)より大きい
とき、ポンプ3Cに対して起動指令が出力される。吐出
量要求値QSVが現在の運転パターンの下限値を下回って
いるときには、現在運転中のポンプのうち優先度の低い
ポンプに停止指令が出力され(S8)、すなわちQSV
a×α(%)より小さいときポンプ3Bに対して停止指
令が出力される。
【0015】上述のように、現在の運転パターンが異な
る場合にもそれぞれの総定格流量に従って適当な吐出率
を求め、これを用いて実際の総吐出流量を求めることに
よって、どのような運転パターンでも常に最適な制御範
囲と吐出量要求値QSVとの比較が可能となり、範囲から
外れた場合に各ポンプに対して適切な起動・停止指令を
出力することができる。
【0016】なお、配管の老朽化などによって損失抵抗
が増加したような場合にも、吐出率特性記憶部5内の定
格流量−吐出率カーブの設定を変更するだけで、回路を
変更することなく使用することができる。なお、上記の
実施例ではポンプの場合について説明したが、複数のブ
ロワを台数制御する場合にも、本発明は同様に適用する
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、定
格吐出量から損失抵抗を考慮した制御範囲を求め、これ
を台数制御の切替レベル用データとして用いているの
で、所要の吐出流量に対応した最適な運転パターンを選
択することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による運転台数制御装置の一実施例を示
す系統図。
【図2】本実施例の動作を示すフローチャート。
【図3】本実施例で使用される各ポンプの容量の一例を
示す図。
【図4】本実施例で使用される総流量−吐出率特性カー
ブの一例を示す図。
【図5】従来の運転台数制御装置の動作の一例を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1…運転台数制御装置、2…ポンプ起動・停止部、3A
〜3C…制御対象機(ポンプ)、4…処理部、5…吐出
率特性記憶部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数台のポンプから成るポンプ設備のポ
    ンプの運転台数を、現在運転中のポンプの総定格流量お
    よびポンプの運転台数を増減したときの総定格流量と全
    体の所要流量とを比較することによって制御するポンプ
    の運転台数制御装置において、上記ポンプ設備の管路抵
    抗を考慮した総定格流量に対する吐出率を設定し、この
    吐出率を上記ポンプの総定格流量に乗算した値を上記全
    体の所要流量と比較させるようにする吐出率特性記憶部
    を備えたことを特徴とするポンプの運転台数制御装置。
JP17397191A 1991-07-15 1991-07-15 ポンプの運転台数制御装置 Expired - Fee Related JP2939365B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202524A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Metawater Co Ltd ポンプ制御装置及びポンプ制御方法
US8809794B2 (en) 2011-02-02 2014-08-19 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation detector
JP2017129108A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 株式会社荏原製作所 ポンプ運転パターン制御方法およびポンプ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011202524A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Metawater Co Ltd ポンプ制御装置及びポンプ制御方法
US8809794B2 (en) 2011-02-02 2014-08-19 Hamamatsu Photonics K.K. Radiation detector
JP2017129108A (ja) * 2016-01-22 2017-07-27 株式会社荏原製作所 ポンプ運転パターン制御方法およびポンプ装置

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