JP2001263255A - ポンプのローテーション運転制御方法および装置 - Google Patents

ポンプのローテーション運転制御方法および装置

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JP2001263255A
JP2001263255A JP2000073147A JP2000073147A JP2001263255A JP 2001263255 A JP2001263255 A JP 2001263255A JP 2000073147 A JP2000073147 A JP 2000073147A JP 2000073147 A JP2000073147 A JP 2000073147A JP 2001263255 A JP2001263255 A JP 2001263255A
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pumps
water supply
parallel
pump
order
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JP2000073147A
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Inventor
Tomotaka Tanji
友山 丹治
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Sayama Seisakusho KK
Original Assignee
Sayama Seisakusho KK
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のポンプの累積運転時間を均一化させる
ことにより、複数のポンプの摩耗や劣化の進行を均一化
させてポンプの信頼性向上、設備の長期使用を可能にす
るポンプのローテーション運転制御方法および装置を提
供する。 【解決手段】 複数のポンプの累積運転時間と、ポンプ
を全て停止させている状態から最初に並列運転させるま
での小量給水の開始から、ポンプを最初に並列運転させ
てからポンプを全て停止させるまでの通常給水の終了ま
での1サイクルに連続させて並列運転させたポンプの並
列運転時間が第1位および第2位の並列運転順番と、複
数のポンプの累積運転時間を比較して累積運転時間の小
さい順に運転させる運転順位とを求め、小量給水から通
常給水へ移行した場合、累積運転時間が最小のポンプ
を、前回のサイクルの並列運転時間が第1位または第2
位のポンプの並列運転順番に合わせるように運転順位を
シフトさせて運転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のポンプを
並列運転させて給水する給水システムに好適なポンプの
ローテーション運転制御方法および装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】まず、ポンプのローテーション運転制御
について説明すると、複数のポンプの累積運転時間をで
きるだけ等しくし、累積運転時間にほぼ比例すると考え
られているポンプの摩耗や劣化の進行を均一化させるこ
とにより、ポンプの信頼性向上と、設備の長期使用とを
目指すものである。
【0003】そこで、従来のポンプのローテーション運
転制御方式は、複数のポンプを給水要求水量の増加に応
じて順次並列運転させ、給水要求水量の減少に応じて先
に運転させたポンプから順次解列停止させてゆく、いわ
ゆる、先入れ先出しの原理を繰り返すことにより、複数
のポンプの累積運転時間のばらつきを少なくするように
制御している。
【0004】この従来のポンプのローテーション運転制
御方式を、例えばポンプの台数を4台とし、その内の1
台を予備のポンプとした場合について、図3を参照しな
がら説明する。なお、説明の都合上、点Xから点B、点
C、点D、点Eを経由して点Aに至る区間についてのみ
説明し、点Aから点Xに至る区間、すなわちポンプを単
独運転させる区間はないものとして説明する。
【0005】まず、給水要求がない状態から給水要求水
量が最大給水要求水量へと増加する場合について説明す
ると、給水要求によって1台目のポンプ、例えばP1
運転させる。そして、給水要求水量が最大給水要求水量
の1/3を超えると、最大給水要求水量の1/3を超え
た時点(図3の点B)で2台目のポンプP2 を運転さ
せ、2台のポンプP1 ,P2 は並列運転される。
【0006】さらに、給水要求水量が最大給水要求水量
の2/3を超えると、最大給水要求水量の2/3を超え
た時点(図3の点C)で3台目のポンプP3 を運転さ
せ、3台のポンプP1 ,P2,P3 は並列運転される。
次に、給水量がピーク値となり、給水要求水量が減少し
てゆく場合を考えると、給水要求水量が最大給水要求水
量の2/3を下回ることにより、1番目に運転させたポ
ンプP1 を、例えば図3の点Dで解列停止させ、2台の
ポンプP2 ,P 3 は並列運転される。
【0007】そして、給水要求水量が最大給水要求水量
の1/3を下回ることにより、例えば図3の点Eで2番
目に運転させたポンプP2 を解列停止させ、ポンプP3
のみを運転させる。さらに、給水要求水量が減少してゼ
ロ(図3の点A)になると、3番目に運転させたポンプ
3 も停止させる。
【0008】次に、再び給水要求があると、今度はポン
プP4 を最初に運転させる。そして、給水要求水量の増
加に応じてポンプP1 、ポンプP2 の順で並列運転さ
せ、給水要求水量の減少に応じてポンプP4 、ポンプP
1 、ポンプP2 の順で解列停止させる。同様に、再び給
水要求信号があると、今度はポンプP3 を最初に運転さ
せる。そして、給水要求水量の増加に応じてポンプ
4 、ポンプP1 の順で並列運転させ、給水要求水量の
減少に応じてポンプP3 、ポンプP4 、ポンプP1 の順
で解列停止させる。
【0009】同様にして、さらに再び給水要求信号があ
ると、今度はポンプP2 を最初に運転させる。そして、
給水要求水量の増加に応じてポンプP3 、ポンプP4
順に並列運転させ、給水要求水量の減少に応じてポンプ
2 、ポンプP3 、ポンプP4 の順で解列停止させる。
このようにして4台のポンプP1 〜P4 の中の3台の組
み合わせを順次全部実行した後に再び給水要求信号があ
ると、最初の組み合わせに戻る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のポンプのローテ
ーション運転制御方式は、先入れ先出しの原理を繰り返
しているので、給水要求水量−時間特性が一定で、給水
要求の発生時点も同じであると仮定できる場合には、各
ポンプの累積運転時間を均一化することができる。しか
しながら、実際の給水システムでは、給水要求水量−時
間特性が一定であるとは限らず、例えば季節によって変
化し、また、給水要求時点も一定しているとは限らない
ので、各ポンプの累積運転時間が給水要求水量−時間特
性に影響されることになる。
【0011】そして、もし何らかの理由で、各ポンプの
累積運転時間に差が生じた場合、この累積運転時間の差
を是正することはできなくなる。したがって、複数のポ
ンプの累積運転時間を均一化するという所期の目的を達
成することができなくなる。
【0012】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、複数のポンプの累積運転時
間を均一化させることにより、複数のポンプの摩耗や劣
化の進行を均一化させてポンプの信頼性向上、設備の長
期使用を可能にするポンプのローテーション運転制御方
法および装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明は、複数のポン
プを給水要求水量の増加に応じて順次並列運転させ、給
水要求水量の減少に応じて先に運転させたポンプから順
次停止させて給水するポンプのローテーション運転制御
方法において、複数のポンプの累積運転時間と、ポンプ
を全て停止させた状態から最初に並列運転させるまでの
小量給水の開始から、ポンプを最初に並列運転させてか
らポンプを全て停止させるまでの通常給水の終了までの
1サイクルに連続させて並列運転させたポンプの並列運
転時間が第1位および第2位の並列運転順番と、複数の
ポンプの累積運転時間を比較して累積運転時間の小さい
順に運転させる運転順位とを求め、小量給水から通常給
水へ移行した場合、累積運転時間が最小のポンプを、前
回のサイクルの並列運転時間が第1位または第2位のポ
ンプの並列運転順番に合わせるように運転順位をシフト
させて運転させるものである。
【0014】また、他の発明は、複数のポンプを給水要
求水量の増加に応じて順次並列運転させ、給水要求水量
の減少に応じて先に運転させたポンプから順次停止させ
て給水するポンプのローテーション運転制御方法におい
て、複数のポンプの累積運転時間と、複数のポンプの累
積始動頻度と、ポンプを全て停止させた状態から最初に
並列運転させるまでの小量給水の開始から、ポンプを最
初に並列運転させてからポンプを全て停止させるまでの
通常給水の終了までの1サイクルに連続させて並列運転
させたポンプの並列運転時間が第1位および第2位の並
列運転順番と、複数のポンプの累積運転時間を比較して
累積運転時間の小さい順にポンプを並列運転させる運転
順位と、複数のポンプの累積始動頻度を比較して累積始
動頻度の小さい順にポンプを運転させる単独運転順位と
を求め、小量給水では単独運転順位でポンプを運転さ
せ、小量給水から通常給水へ移行した場合、累積運転時
間が最小のポンプを、前回のサイクルの並列運転時間が
第1位または第2位のポンプの並列運転順番に合わせる
ように運転順位をシフトさせて運転させるものである。
【0015】さらに、他の発明は、複数のポンプを給水
要求水量の増加に応じて順次並列運転させ、給水要求水
量の減少に応じて先に運転させたポンプから順次停止さ
せて給水するポンプのローテーション運転制御装置にお
いて、ポンプを全て停止させた状態から最初に並列運転
させるまでの小量給水か、ポンプを最初に並列運転させ
てからポンプを全て停止させるまでの通常給水かを判別
する運転状態判別手段と、複数のポンプの累積運転時間
を記憶する累積運転時間記憶手段と、小量給水の開始か
ら通常給水の終了までの1サイクルに連続させて並列運
転させたポンプの並列運転時間が第1位および第2位の
並列運転順番を算出して記憶する並列運転順番演算記憶
手段と、累積運転時間記憶手段が記憶している複数のポ
ンプの累積運転時間を比較して累積運転時間の小さい順
に運転させる運転順位を付与し、並列運転順番演算記憶
手段が記憶している並列運転順番に、累積運転時間が最
小のポンプの運転順位を合わせるようにシフトして記憶
する運転順位演算記憶手段と、小量給水から通常給水へ
移行した場合、運転順位演算記憶手段の記憶しているい
ずれかの並列運転順番でポンプを選択するポンプ選択実
行手段とを設けたものである。
【0016】そして、さらに他の発明は、複数のポンプ
を給水要求水量の増加に応じて順次並列運転させ、給水
要求水量の減少に応じて先に運転させたポンプから順次
停止させて給水するポンプのローテーション運転制御装
置において、ポンプを全て停止させた状態から最初に並
列運転させるまでの小量給水か、ポンプを最初に並列運
転させてからポンプを全て停止させるまでの通常給水か
を判別する運転状態判別手段と、複数のポンプの累積運
転時間を記憶する累積運転時間記憶手段と、複数のポン
プの累積始動頻度を記憶する累積始動頻度記憶手段と、
小量給水の開始から通常給水の終了までの1サイクルに
連続させて並列運転させたポンプの並列運転時間が第1
位または第2位の並列運転順番を算出して記憶する並列
運転順番演算記憶手段と、累積運転時間記憶手段が記憶
している複数のポンプの累積運転時間を比較して累積運
転時間の小さい順に運転させる運転順位を付与し、並列
運転順番演算記憶手段が記憶している並列運転順番に、
累積運転時間が最小のポンプの運転順位を合わせるよう
にシフトして記憶する運転順位演算記憶手段と、累積始
動頻度記憶手段が記憶している複数のポンプの累積始動
頻度を比較して累積始動頻度の少ない順にポンプを運転
させる単独運転順位を付与して記憶する単独運転順位演
算記憶手段と、小量給水では単独運転順位演算記憶手段
の記憶している単独運転順位でポンプを選択し、小量給
水から通常給水へ移行した場合、運転順位演算記憶手段
の記憶しているいずれかの並列運転順番でポンプを選択
するポンプ選択実行手段とを設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
ポンプのローテーション運転制御装置の構成を示すブロ
ック図であり、1台が予備のポンプで、最大給水要求水
量に対して3台のポンプを並列運転させて吐出圧力を一
定とする給水システムである。なお、各種の信号線の図
示が省略されている。
【0018】図1において、1は給水配管を示し、一端
が図示を省略した水道管に接続され、他端に図示を省略
した複数の蛇口が配設されている。そして、給水配管1
は、給水本管2と、この給水本管2の途中に、並列に挿
入された4本の給水分岐管3A,3B,3C,3Dとで
構成されている。
【0019】11は給水分岐管3A〜3Dよりも上流の
給水本管2に配設された逆止め弁、12A,12B,1
2C,12Dはポンプを示し、ポンプ12Aは給水分岐
管3Aに配設され、ポンプ12Bは給水分岐管3Bに配
設され、ポンプ12Cは給水分岐管3Cに配設され、ポ
ンプ12Dは給水分岐管3Dに配設されている。13
A,13B,13C,13Dは逆止め弁を示し、逆止め
弁13Aはポンプ12Aよりも下流の給水分岐管3Aに
配設され、逆止め弁13Bはポンプ12Bよりも下流の
給水分岐管3Bに配設され、逆止め弁13Cはポンプ1
2Cよりも下流の給水分岐管3Cに配設され、逆止め弁
13Dはポンプ12Dよりも下流の給水分岐管3Dに配
設されている。
【0020】14A,14B,14C,14Dは締め切
り弁を示し、締め切り弁14Aは逆止め弁13Aよりも
下流の給水分岐管3Aに配設され、締め切り弁14Bは
逆止め弁13Bよりも下流の給水分岐管3Bに配設さ
れ、締め切り弁14Cは逆止め弁13Cよりも下流の給
水分岐管3Cに配設され、締め切り弁14Dは逆止め弁
13Dよりも下流の給水分岐管3Dに配設されている。
15は逆止め弁11よりも上流の給水本管2に配設され
た圧力検出器、16は給水分岐管3A〜3Dよりも下流
の給水本管2に配設された圧力タンク、17は圧力タン
ク16よりも下流の給水本管2に配設された少流量検出
手段としてのフロースイッチ、18はフロースイッチ1
7よりも下流の給水本管2に配設された圧力検出器を示
す。
【0021】21は吐出圧力制御部を示し、後述するロ
ーテーション演算実行部31の選択回路31na〜31
nd、インバータ41A〜41D、電動機51A〜51
Dを介してポンプ12A〜12Dを制御するものであ
り、例えば圧力検出器15が検出した圧力値hsuが所定
値以下に低下すると、給水システムを停止させる機能、
圧力検出器18の検出する吐出圧力値hi を、図示を省
略した吐出圧力設定手段(吐出圧力設定部)の吐出圧力
設定値となるようにポンプの吐出圧力を一定にする定圧
力制御の機能(または給水要求水量の増減に応じた配管
抵抗損失を演算し、末端給水栓の吐出圧力をほぼ一定に
する推定末端圧力一定制御の機能)、後述する小量給水
のときにポンプ12A〜12Dのいずれかを運転させる
運転信号ONを出力し、停止信号OFFを出力してその
ポンプを停止させ、給水要求水量の増減に基づいてその
ポンプの回転数を制御する周波数f1 〜f4 を出力し、
また、後述する通常給水のときに並列信号UPを出力し
てポンプ12A〜12Dを順次並列運転させ、解列信号
DNを出力してポンプ12A〜12Dを順次解列停止さ
せ、給水要求水量の増減に基づいてポンプ12A〜12
Dの回転数を制御する周波数f1 〜f4 を出力する台数
制御の機能などの従来も有していた機能を備えるととも
に、例えばポンプ12A〜12Dからの動作信号mに基
づき、ポンプ12A〜12Dを全て停止させた状態から
最初に並列運転させるまでの小量給水か、ポンプを最初
に並列運転させてからポンプ12A〜12Dを全て停止
させるまでの通常給水かを判別し、1サイクルの開始で
ある通常給水が終了すると、小量給水信号Sを出力し、
2台運転が始まると、通常給水信号Lを出力し、1サイ
クルの終了(1サイクルの開始)である通常給水が終了
すると、小量給水信号Sを出力する運転状態判別部(運
転状態判別手段)、例えばポンプ12A〜12Dからの
動作信号mに基づいて各累積運転時間を記憶し、1サイ
クルの終了(1サイクルの開始)である小量給水信号S
が供給されると、各累積運転時間データΣhおよびポン
プ番号を出力する累積運転時間記憶部(累積運転時間記
憶手段)、例えばポンプ12A〜12Dからの始動信号
に基づいて各累積始動頻度を記憶し、1サイクルの終了
(1サイクルの開始)である小量給水信号Sが供給され
ると、各累積始動頻度データΣsおよびポンプ番号を出
力する累積始動頻度記憶部(累積始動頻度記憶手段)を
備えている。
【0022】図2は図1に示したローテーション演算実
行部の構成を示すブロック図である。なお、各種の信号
線の図示が省略されている。
【0023】図2において、31aは給水状態記憶部を
示し、運転状態判別部から出力される小量給水信号Sま
たは通常給水信号Lを順次書き替えて記憶するものであ
る。31bは選択制御部を示し、給水状態記憶部31a
の小量給水信号Sまたは通常給水信号Lに基づき、後述
する選択回路31kを、運転順位記憶部31gのデータ
を選択したり、単独運転順位記憶部31jのデータを選
択するように切り替えるものである。
【0024】31cは比較演算部を示し、運転状態判別
部から1サイクルの開始である小量給水信号Sが供給さ
れると、吐出圧力制御部21を介して供給されるポンプ
12A〜12Dの動作信号mに基づいてそのポンプの並
列運転順番および連続した並列運転時間を記憶するとと
もに、各並列運転時間を比較して並列運転時間が第1位
または第2位のポンプ番号、並列運転順番を算出し、運
転状態判別部から1サイクルの終了である次の小量給水
信号Sが供給されると、並列運転時間が第1位または第
2位のポンプ番号、並列運転順番を出力するものであ
る。
【0025】ここで、並列運転時間および並列運転順番
について説明すると、ポンプを1サイクルの最初に運転
させると、そのポンプの順番を1番とし、ポンプ番号を
記憶するとともに、連続した運転時間を順次記憶する。
しかし、小量給水のときにそのポンプが停止すると、そ
の順番、ポンプ番号および運転時間をリセットし、次に
運転されるポンプを1番とし、ポンプ番号を記憶すると
ともに、連続した運転時間を順次記憶する。したがっ
て、小量給水の最後に運転されたポンプが並列運転順番
1番になるとともに、そのポンプの運転時間が並列運転
時間となり、通常給水のときに先入れ先出しで順次並列
運転されるポンプが順次並列運転順番2番、3番、・・
・、そのポンプの運転時間が並列運転時間となる。
【0026】次に、並列運転時間が第1位または第2位
のポンプ番号、並列運転順番の出力について説明する
と、前述のようにして記憶した各並列運転時間を、先入
れ先出しでポンプが停止する度に比較することにより、
並列運転時間が第1位、第2位の並列運転時間を算出す
ることができ、その並列運転順番およびポンプ番号が分
かるので、並列運転時間が第1位または第2位のポンプ
番号、並列運転順番を出力することができる。
【0027】31dは並列運転順番記憶部を示し、比較
演算部31cから供給された運転時間が第1位または第
2位のポンプ番号、並列運転順番を順次書き替えて記憶
するものである。上記した比較演算部31cと、並列運
転順番記憶部31dとにより、並列運転順番演算記憶手
段が構成されている。
【0028】なお、並列運転順番演算記憶手段を、各並
列運転順番のポンプ番号、運転時間を同様に記憶し、1
サイクルの終了である次の小量給水信号Sが供給される
と、前回の各並列運転順番のポンプ番号、運転時間のデ
ータを出力するとともに、リセットする運転時間記憶部
(運転時間記憶手段)と、この運転時間記憶部から供給
されるデータを比較して運転時間が第1位または第2位
のポンプ番号、運転順番(並列運転順番)を出力する比
較演算部と、並列運転順番記憶部31dとで構成して
も、同様に機能する。
【0029】31eは累積運転時間比較演算部を示し、
累積運転時間記憶部から供給される各累積運転時間デー
タΣhおよびポンプ番号に基づいて累積運転時間が大き
い順のポンプ番号を出力するものである。31fはポン
プ番号記憶部を示し、累積運転時間比較演算部31eか
ら供給された累積運転時間が大きい順のポンプ番号を順
次書き替えて記憶するものである。31gは運転順位記
憶部を示し、ポンプ番号記憶部31fが記憶しているポ
ンプ番号を累積運転時間の小さい順に並べ替えて並列運
転順番記憶部31dが記憶している並列運転順番に、累
積運転時間が最も小さいポンプ番号の運転順位を合わせ
るようにシフトした運転順位を、順次書き替えて記憶す
るものである。上記した累積運転時間比較演算部31e
と、ポンプ番号記憶部31fと、運転順位記憶部31g
とにより、運転順位演算記憶手段が構成されている。
【0030】31hは累積始動頻度比較演算部を示し、
累積始動頻度記憶部から供給される各累積始動頻度デー
タΣsおよびポンプ番号に基づいてポンプ番号を累積始
動頻度の大きい順、すなわち累積始動頻度が最大のポン
プ番号が先頭となるよう並べ替えたポンプ番号を出力す
るものである。31iはポンプ番号記憶部を示し、累積
始動頻度比較演算部31hから供給された累積始動頻度
が大きい順のポンプ番号を順次書き替えて記憶するもの
である。31jは単独運転順位記憶部を示し、ポンプ番
号記憶部31iが記憶しているポンプ番号を累積始動頻
度の小さい順、すなわち累積始動頻度が最小のポンプ番
号が先頭となるように並べ替えた単独運転順位を、順次
書き替えて記憶するものである。上記した累積始動頻度
比較演算部31hと、ポンプ番号記憶部31iと、単独
運転順位記憶部31jとにより、単独運転順位演算記憶
手段が構成されている。
【0031】31kは選択回路を示し、選択制御部31
bから小量給水である旨の信号が供給されると、単独運
転順位記憶部31jの単独運転順位を選択し、また、選
択制御部31bから通常給水である旨の信号が供給され
ると、運転順位記憶部31gの運転順位を選択するもの
である。31lは実行レジスタを示し、選択回路31k
から供給される単独運転順位または運転順位を書き替え
て記憶するものである。
【0032】31mはポンプ選択実行手段としてのポン
プ選択実行部を示し、運転信号ONが供給されると、選
択回路31kが記憶している単独運転順位でポンプを運
転させる運転信号を出力し、停止信号OFFが供給され
ると、単独運転させていたポンプを停止させる停止信号
を出力し、また、並列信号UPが供給されると、後述す
るようにポンプを順次並列運転させる運転信号を出力
し、解列信号DNが供給されると、後述するように並列
運転させていたポンプを順次停止させる停止信号を出力
するとともに、後述する機能を有するものである。
【0033】31na,31nb,31nc,31nd
は選択回路を示し、選択回路31naはポンプ選択実行
部31mから運転信号が供給されると、吐出圧力制御部
21の周波数f1 をインバータ41Aへ出力し、ポンプ
選択実行部31mから停止信号が供給されると、吐出圧
力制御部21の周波数f1 をインバータ41Aへ出力し
なくなるものであり、選択回路31nbはポンプ選択実
行部31mから運転信号が供給されると、吐出圧力制御
部21の周波数f2 をインバータ41Bへ出力し、ポン
プ選択実行部31mから停止信号が供給されると、吐出
圧力制御部21の周波数f2 をインバータ41Bへ出力
しなくなるものであり、選択回路31ncはポンプ選択
実行部31mから運転信号が供給されると、吐出圧力制
御部21の周波数f3 をインバータ41Cへ出力し、ポ
ンプ選択実行部31mから停止信号が供給されると、吐
出圧力制御部21の周波数f3 をインバータ41Cへ出
力しなくなるものであり、選択回路31ndはポンプ選
択実行部31mから運転信号が供給されると、吐出圧力
制御部21の周波数f4 をインバータ41Dへ出力し、
ポンプ選択実行部31mから停止信号が供給されると、
吐出圧力制御部21の周波数f4 をインバータ41Dへ
出力しなくなるものである。
【0034】図3はこの発明の動作を説明する一日の代
表的な流量−時間特性を示す特性図である。なお、ポン
プの台数は4台とし、その内の1台を予備とした場合の
ものである。
【0035】図3において、Aは並列運転させた3台目
のポンプを停止させて1サイクルの通常給水を終了させ
るとともに、1サイクルの小量給水を開始される点、X
は通常給水を開始する1台目のポンプを運転させる点、
Bは1台目のポンプと2台目のポンプとを並列運転させ
る点、Cは1台目のポンプと2台目のポンプと3台目の
ポンプとを並列運転させる点、Dは1台目のポンプを解
列停止させる点、Eは2台目のポンプを解列停止させる
点である。
【0036】次に、動作について説明する。なお、給水
要求水量の減少により、並列運転させていたポンプを順
次停止させて1台のポンプのみを運転させている状態か
らさらに給水要求水量が減少してゼロになる場合、すな
わち図3の点Eから点Aへと移行する場合を考える。
【0037】まず、吐出圧力制御部21は、給水要求水
量(流量)の減少に応じてポンプの速度を低下させ、吐
出圧力値hi を吐出圧力設定値に保たせる。そして、給
水要求水量が減少して流量が、例えばポンプの定格流量
の5%以下になると、フロースイッチ17が少流量にな
ったことを検出した信号を出力するので、このフロース
イッチ17からの信号が予め設定した時間以上継続すれ
ば、給水要求水量がゼロになったと判定する。
【0038】このように給水要求水量がゼロになったと
判定すると、ポンプの速度を若干上昇させて一定時間運
転させる保圧運転を行い、圧力タンク16に蓄圧させた
後にポンプを停止させる解列信号DNをポンプ選択実行
部31mへ出力するので、ポンプ選択実行部31mはポ
ンプを停止させる。この制御は、小水量検出、保圧運転
として従来から行っている公知の制御である。
【0039】このようにして全てのポンプが停止する
と、運転状態判別部は、通常給水信号Lの出力を止め、
小量給水信号Sを出力するので、〔0024〕〜〔00
26〕で説明したように、比較演算部31cおよび並列
運転順番記憶部31d(並列運転順番演算記憶手段)に
よって並列運転順番が演算、記憶される。ここで、並列
運転順番記憶部31dの並列運転時間が第1位のポンプ
の並列運転順番が、例えば図4(c)に示すように2番
目であったする。
【0040】また、運転状態判別部が小量給水信号Sを
出力すると、〔0028〕で説明したように、累積運転
時間比較演算部31e、ポンプ番号記憶部31fおよび
運転順位記憶部31g(運転順位演算記憶手段)によっ
て運転順位が演算、記憶される。すなわち、ポンプ番号
記憶部31fの運転順位が、例えば図4(a)に示す累
積運転時間の大きい順であったとすると、運転順位記憶
部31gは、まず、運転順位を図4(b)に示すように
累積運転時間の小さい順で並べ替えた後、並列運転記順
番憶部31dの並列運転順番が図4(c)に示すように
2番目であるので、累積運転時間が最小のポンプP4
2番目となるように、すなわち図4(d)に示すように
シフトして運転順位を記憶する。
【0041】また、運転状態判別部が小量給水信号Sを
出力すると、〔0027〕で説明したように、累積始動
頻度比較演算部31h、ポンプ番号記憶部31iおよび
単独運転順位記憶部31j(単独運転順位演算記憶手
段)によって単独運転順位が演算、記憶される。すなわ
ち、ポンプ番号記憶部31iの運転順位が、例えば図5
(a)に示す累積始動頻度の大きい順であったとする
と、単独運転順位記憶部31jは、運転順位を図5
(b)に示すように累積始動頻度の小さい順で並べ替
え、単独運転順位を記憶する。
【0042】このように各運転順位が演算、記憶される
と、〔0023〕、〔0030〕で説明したように、選
択回路31kは単独運転順位記憶部31jの記憶してい
る単独運転順位でポンプを順次選択するので、ポンプ選
択実行部31mは、図3に示すように、単独運転順位順
にポンプを選択する。そして、運転状態判別部が通常給
水信号Lを出力すると、〔0023〕、〔0030〕で
説明したように、選択回路31kは運転順位記憶部31
gの記憶している運転順位でポンプを順次選択するの
で、ポンプ選択実行部31mは、図3に示すように、先
入れ先出しで並列運転順位順にポンプを選択する。
【0043】上述したように、この発明の一実施形態で
は、2つの運転順位をそれぞれ記憶し、小量給水と通常
給水とで対応する運転順位でポンプを選択しているの
で、単独運転から並列運転へ切り替わり、運転させてい
るポンプ番号を重複して選択する場合があるので、運転
させているポンプ番号を重複して選択しないようにする
必要がある。なお、並列運転から単独運転へ切り替わっ
てポンプを選択する場合は、ポンプを全て停止させてか
ら運転させるので、問題が発生することがない。
【0044】図6、図7、図8、図9は単独運転から並
列運転へ切り替わり、運転させているポンプを重複して
選択するのを回避する制御を図解した説明図である。な
お、各図(a)は小量給水から通常給水へ移行するとき
に図5の単独運転順位で選択されているポンプ番号、各
図(b)は小量給水から通常給水へ移行するときの図4
(d)に示した運転順位のポンプ番号、各図(c)は実
行されるローテーションを示している。そして、単独運
転から並列運転へ切り替わるときは、各図(a)のポン
プ番号から各図(b)の2段目のポンプ番号を選択する
(並列運転順番が1番目以外は、同様に2段目のポンプ
番号を選択する。)。
【0045】図6の場合、まず、図6(a)に示すよう
に、単独運転順位で最後にポンプ12Aが選択された場
合で、ポンプ12Aが、運転順位が1番目のポンプ12
Cに代わって運転されることになる。次に、給水要求水
量の増加に応じ、図6(c)の上から1段目に示すよう
に、ポンプ12D,12Bの順で並列運転させ、ポンプ
12A,12D,12Bで解列停止させる。
【0046】ここで、ポンプ12A,12D,12Bを
並列運転中にポンプ12Aを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図6(c)の上から2段目に示
すように、ポンプ12Aを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12D,12B,12Aを並列運転中にポンプ12
Dを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図6(c)の上から3段目に示すように、ポンプ12C
を並列運転させる。
【0047】さらに、ポンプ12B,12A,12Cを
並列運転中にポンプ12Bを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図6(c)の上から4段目に示
すように、ポンプ12Dを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12A,12C,12Dを並列運転中にポンプ12
Aを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図6(c)の上から5段目に示すように、ポンプ12B
を並列運転させる。
【0048】さらに、ポンプ12C,12D,12Bを
並列運転中にポンプ12Cを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図6(c)の上から2段目に戻
る。
【0049】図7の場合、まず、図7(a)に示すよう
に、単独運転順位で最後にポンプ12Bが選択された場
合で、ポンプ12Bが、運転順位が1番目のポンプ12
Cに代わって運転されることになる。次に、給水要求水
量の増加に応じ、図7(c)の上から1段目に示すよう
に、ポンプ12Bは重複して選択されるので、ポンプ1
2D,12Aの順で並列運転させ、ポンプ12B,12
D,12Aで解列停止させる。
【0050】ここで、ポンプ12B,12D,12Aを
並列運転中にポンプ12Bを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図7(c)の上から2段目に示
すように、ポンプ12Cを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12D,12A,12Cを並列運転中にポンプ12
Dを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図7(c)の上から3段目に示すように、ポンプ12D
を並列運転させる。
【0051】さらに、ポンプ12A,12C,12Dを
並列運転中にポンプ12Aを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図7(c)の上から4段目に示
すように、ポンプ12Bを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12C,12D,12Bを並列運転中にポンプ12
Cを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図7(c)の上から5段目に示すように、ポンプ12A
を並列運転させる。
【0052】さらに、ポンプ12D,12B,12Aを
並列運転中にポンプ12Dを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図7(c)の上から6段目に示
すように、ポンプ12Cを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12B,12A,12Cを並列運転中にポンプ12
Bを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図7(c)の上から3段目に戻る。
【0053】図8の場合、まず、図8(a)に示すよう
に、単独運転順位で最後にポンプ12Cが選択された場
合で、ポンプ12Cが、運転順位の1番目で運転されて
いる。次に、給水要求水量の増加に応じ、図8(c)の
上から1段目に示すように、ポンプ12D,12Bの順
で並列運転させ、ポンプ12C,12D,12Bで解列
停止させる。
【0054】ここで、ポンプ12C,12D,12Bを
並列運転中にポンプ12Cを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図8(c)の上から2段目に示
すように、ポンプ12Aを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12D,12B,12Aを並列運転中にポンプ12
Dを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図8(c)の上から3段目に示すように、ポンプ12C
を並列運転させる。
【0055】さらに、ポンプ12B,12A,12Cを
並列運転中にポンプ12Bを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図8(c)の上から4段目に示
すように、ポンプ12Dを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12A,12C,12Dを並列運転中にポンプ12
Aを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図8(c)の上から1段目に戻る。
【0056】図9の場合、まず、図9(a)に示すよう
に、単独運転順位で最後にポンプ12Dが選択された場
合で、ポンプ12Dが、運転順位が1番目のポンプ12
Cに代わって運転されることになる。次に、給水要求水
量の増加に応じ、図9(c)の上から1段目に示すよう
に、ポンプ12Dは重複して選択されるので、ポンプ1
2B,12Aの順で並列運転させ、ポンプ12D,12
B,12Aで解列停止させる。
【0057】ここで、ポンプ12D,12B,12Aを
並列運転中にポンプ12Dを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図9(c)の上から2段目に示
すように、ポンプ12Cを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12B,12A,12Cを並列運転中にポンプ12
Bを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図9(c)の上から3段目に示すように、ポンプ12D
を並列運転させる。
【0058】さらに、ポンプ12A,12C,12Dを
並列運転中にポンプ12Aを給水要求水量の減少に応じ
て解列停止させた後、給水要求水量の増加に応じて3台
を並列運転させる場合、図9(c)の上から4段目に示
すように、ポンプ12Bを並列運転させる。そして、ポ
ンプ12C,12D,12Bを並列運転中にポンプ12
Cを給水要求水量の減少に応じて解列停止させた後、給
水要求水量の増加に応じて3台を並列運転させる場合、
図9(c)の上から1段目に戻る。
【0059】上記した図6〜図9のようにポンプ12A
〜12Dを並列運転させるのは、ポンプ選択実行部31
mに供給される並列運転順番記憶部31dの並列運転順
番が1番目でないことによって行われる。
【0060】次に、並列運転順番記憶部31dの並列運
転順番が1番目の場合の対策について説明する。まず、
並列運転順番記憶部31dの記憶している並列運転順番
が1番目の場合、単独運転順位記憶部31jの記憶して
いる単独運転順位で選択されて既に運転されているポン
プが、運転順位記憶部31gの記憶している運転順位の
第1位である場合は問題が発生しない。
【0061】しかし、単独運転順位記憶部31jの記憶
している単独運転順位で選択されて既に運転されている
ポンプが、運転順位記憶部31gの記憶している運転順
位の第1位でない場合、両者を一致させることができな
いので、ポンプ選択実行部31mは次のポンプ、すなわ
ち2番目のポンプを選択する通常給水のときに一旦運転
させていたポンプを停止させ、運転順位記憶部31gの
記憶している運転順位が第1位のポンプを運転させた
後、運転順位が第2位のポンプを運転させる強制切替で
運転させている。以後の選択は、図6〜図9に準じた選
択となる。
【0062】上記した並列運転順番が1番目の対策は、
ポンプ選択実行部31mに供給される並列運転順番記憶
部31dの並列運転順番が1番目であることによって行
われる。また、上記した一実施形態は並列運転時間の第
1位の並列運転順番について説明したが、並列運転時間
の第2位の並列運転順番であっても、同様に並列運転さ
せることができる。
【0063】次に、通常給水をこの発明の方式で行った
場合と、従来方法で行った場合とのシミュレーション実
験の結果を、図10および図11に示す。なお、シミュ
レーションは、流量−時間特性として、図3の給水量−
時間特性を採用し、小量給水の流量をゼロとした。ま
た、特性を直線近似させたモデルで実行した。そして、
給水開始直前のポンプ番号は、ランダムに決定されるよ
うにして実際の運転に近くなるように考慮した。
【0064】このシミュレーションにおけるこの発明の
方式では、並列運転順番記憶部31dの記憶している並
列運転順番、すなわち前回のサイクルで運転時間が第1
位のポンプの並列運転順番を3番目とし、前述した方法
で実行した。これに対して、従来方式では、流量の増減
に対して、ポンプ12A、ポンプ12B,ポンプ12
C、ポンプ12D、ポンプ12A、・・・の固定された
順序で並列運転し、先入れ、先出しの原理で順次解列停
止させて公知の方法で実行した。
【0065】そして、試行回数を24回とし、運転日数
を30日、60日、120日、240日、240日、3
65日の場合について繰り返し実験し、平均運転時間に
対するバラツキと標準偏差の平均値とを求めた。
【0066】図10および図11により、各ポンプの累
積運転時間の均一化に対し、この発明の方式の方が、従
来方式よりも格段に優れていることが分かる。
【0067】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、小量給水では累積始動頻度の最小のポンプから
選択して運転させるので、各ポンプの始動、停止の累積
値のばらつきが少なくなり、累積始動頻度にかかる、例
えばメカニカルシールの摩耗や劣化を均一化させること
ができる。また、通常給水では累積運転時間が最小のポ
ンプを前回のサイクルの並列運転が第1位または第2位
の並列運転順番で運転させるので、各ポンプの累積運転
時間を均一化させることができ、各ポンプの摩耗や劣化
の進行を均一化させてポンプの信頼性向上、設備の長期
使用を可能にすることができる。
【0068】上記した実施形態では、並列運転順番記憶
部31dの並列運転順位が1番目で、そのポンプが通常
給水開始のときに運転順位記憶部31gの記憶している
第1位のポンプを選択していない場合、2番目のポンプ
を選択するときに強制的に運転順位記憶部31gの第1
位、第2位のポンプに切り替えたが、並列運転時間が第
2位の並列運転順番も同様に並列運転順位演算記憶手段
で求め、この並列運転順番に累積運転時間が最小のポン
プの運転順位を合わせるようにシフトさせた運転順位も
同様に運転順位演算演算記憶手段で求め、両運転順位を
ポンプ選択実行部31へ供給し、並列運転順番記憶部3
1dの並列運転順番が1番目で、そのポンプが通常給水
開始のときに運転順位記憶部31gの記憶している並列
運転時間が第1位のポンプを選択していない場合、ポン
プ選択実行部31mは、並列運転時間が第2位の運転順
位でポンプを並列運転させれば、ポンプを強制切替させ
なくて済むようになる。
【0069】そして、単独運転から並列運転へ切り替わ
り、運転させているポンプを重複して選択するのを回避
する例を図6〜図9で説明したが、このとき、さらに停
止させた直後にそのポンプを選択しない条件を付加して
もよい。また、給水分岐管3A〜3Dが合流した給水配
管2に圧力タンク16、フロースイッチ17、圧力検出
器18の順で下流側へ配設したが、圧力タンク16、フ
ロースイッチ17、圧力検出器18は給水分岐管3A〜
3Dを合流させた給水配管2に配設されていれば、どの
ような順序であっても同様に機能する。
【0070】さらに、直送給水システムを例にして説明
したが、受水槽から給水するシステムなどにも適用でき
ることは言うまでもない。また、圧力タンクを設けた例
で説明したが、圧力タンクを省略し、小量給水でポンプ
を停止させることなく極低速で回転させる方式が提案さ
れているので、この方式を採用する場合、最初の極低速
運転を全てのポンプの停止とすることにより、適用可能
である。
【0071】さらに、通常給水で1台のポンプが長時間
連続運転されて給水を行う場合が考えられるので、この
ような場合は、吐出圧力制御部に、2時間〜5時間連続
運転させると、強制的に次の運転順位のポンプに切り替
える機能を設けることにより、1台のポンプを長時間連
続運転させるのを回避することができる。また、累積始
動頻度を1サイクルの開始の時点で参照する例で説明し
たが、累積始動頻度があまり変化しないとき、すなわち
通常給水のときに行ってもよい。
【0072】なお、上記した実施形態では、小量給水の
ときに単独運転順位記憶部31jの記憶している単独運
転順位でポンプを運転させる例で説明したが、この小量
給水のときの始動頻度を考慮しない場合は、小量給水の
ときに運転順位記憶部31gの記憶している並列順位で
単独運転させたり、従来例のように決められた順位で単
独運転させても、累積運転時間を均一化させることがで
き、同様な効果を得ることができる。
【0073】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば、通
常給水では累積運転時間が最小のポンプを前回のサイク
ルの並列運転が第1位または第2位の並列運転順位で運
転させるので、各ポンプの累積運転時間を均一化させる
ことができ、各ポンプの摩耗や劣化の進行を均一化させ
てポンプの信頼性向上、設備の長期使用を可能にするこ
とができる。さらに、小量給水では累積始動頻度の最小
のポンプから選択して運転させるので、各ポンプの始
動、停止の累積値のばらつきが少なくなり、累積始動頻
度にかかる、例えばメカニカルシールの摩耗や劣化を均
一化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるポンプのローテー
ション運転制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したローテーション演算実行部の構成
を示すブロック図である。
【図3】この発明の動作を説明する一日の代表的な流量
−時間特性を示す特性図である。
【図4】(a)〜(d)は運転順位演算記憶手段の運転
順位を求める手順を示す説明図である。
【図5】(a),(b)は単独運転順位演算記憶手段の
単独運転順位を求める手順を示す説明図である。
【図6】単独運転から並列運転へ切り替わり、運転させ
ているポンプを重複して選択するのを回避する制御を図
解した説明図である。
【図7】単独運転から並列運転へ切り替わり、運転させ
ているポンプを重複して選択するのを回避する制御を図
解した説明図である。
【図8】単独運転から並列運転へ切り替わり、運転させ
ているポンプが並列運転順番と一致する場合の制御を図
解した説明図である。
【図9】単独運転から並列運転へ切り替わり、運転させ
ているポンプを重複して選択するのを回避する制御を図
解した説明図である。
【図10】通常給水をこの発明の方式で行った場合と、
従来方法で行った場合とのシミュレーション実験の結果
を示す図である。
【図11】通常給水をこの発明の方式で行った場合と、
従来方法で行った場合とのシミュレーション実験の結果
を示す図である。
【符号の説明】
1 給水配管 2 給水本管 3A〜3D 給水分岐管 11 逆止め弁 12A〜12D ポンプ 13A〜13D 逆止め弁 14A〜14D 締め切り弁 15,18 圧力検出器 16 圧力タンク 17 フロースイッチ 18 圧力検出器 21 吐出圧力制御部 31 ローテーション演算実行部 31a 給水状態記憶部 31b 選択制御部 31c 比較演算部 31d 並列運転順番記憶部 31e 累積運転時間比較演算部 31f ポンプ番号記憶部 31g 運転順位記憶部 31h 累積始動頻度比較演算部 31i ポンプ番号記憶部 31j 単独運転順位記憶部 31k 選択回路 31l 実行レジスタ 31m ポンプ選択実行部 31na〜31nd 選択回路 41A〜41D インバータ 51A〜51D 電動機 hi 吐出圧力値 hsu 圧力値 f1 〜f4 周波数 m 動作信号 S 小量給水信号 L 通常給水信号 Σh 累積運転時間データ Σs 累積始動頻度データ ON 運転信号 OFF 停止信号 UP 並列信号 DN 解列信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のポンプを給水要求水量の増加に応
    じて順次並列運転させ、給水要求水量の減少に応じて先
    に運転させたポンプから順次停止させて給水するポンプ
    のローテーション運転制御方法において、 前記複数のポンプの累積運転時間と、 前記ポンプを全て停止させた状態から最初に並列運転さ
    せるまでの小量給水の開始から、前記ポンプを最初に並
    列運転させてから前記ポンプを全て停止させるまでの通
    常給水の終了までの1サイクルに連続させて並列運転さ
    せた前記ポンプの並列運転時間が第1位および第2位の
    並列運転順番と、 前記複数のポンプの累積運転時間を比較して累積運転時
    間の小さい順に運転させる運転順位とを求め、 小量給水から通常給水へ移行した場合、累積運転時間が
    最小のポンプを、前回のサイクルの並列運転時間が第1
    位または第2位のポンプの並列運転順番に合わせるよう
    に運転順位をシフトさせて運転させる、 ことを特徴とするポンプのローテーション運転制御方
    法。
  2. 【請求項2】 複数のポンプを給水要求水量の増加に応
    じて順次並列運転させ、給水要求水量の減少に応じて先
    に運転させたポンプから順次停止させて給水するポンプ
    のローテーション運転制御方法において、 前記複数のポンプの累積運転時間と、 前記複数のポンプの累積始動頻度と、 前記ポンプを全て停止させた状態から最初に並列運転さ
    せるまでの小量給水の開始から、前記ポンプを最初に並
    列運転させてから前記ポンプを全て停止させるまでの通
    常給水の終了までの1サイクルに連続させて並列運転さ
    せた前記ポンプの並列運転時間が第1位および第2位の
    並列運転順番と、 前記複数のポンプの累積運転時間を比較して累積運転時
    間の小さい順にポンプを並列運転させる運転順位と、 前記複数のポンプの累積始動頻度を比較して累積始動頻
    度の小さい順にポンプを運転させる単独運転順位とを求
    め、 小量給水では単独運転順位で前記ポンプを運転させ、小
    量給水から通常給水へ移行した場合、累積運転時間が最
    小のポンプを、前回のサイクルの並列運転時間が第1位
    または第2位のポンプの並列運転順番に合わせるように
    運転順位をシフトさせて運転させる、 ことを特徴とするポンプのローテーション運転制御方
    法。
  3. 【請求項3】 複数のポンプを給水要求水量の増加に応
    じて順次並列運転させ、給水要求水量の減少に応じて先
    に運転させたポンプから順次停止させて給水するポンプ
    のローテーション運転制御装置において、 前記ポンプを全て停止させた状態から最初に並列運転さ
    せるまでの小量給水か、前記ポンプを最初に並列運転さ
    せてから前記ポンプを全て停止させるまでの通常給水か
    を判別する運転状態判別手段と、 前記複数のポンプの累積運転時間を記憶する累積運転時
    間記憶手段と、 小量給水の開始から通常給水の終了までの1サイクルに
    連続させて並列運転させた前記ポンプの並列運転時間が
    第1位および第2位の並列運転順番を算出して記憶する
    並列運転順番演算記憶手段と、 前記累積運転時間記憶手段が記憶している前記複数のポ
    ンプの累積運転時間を比較して累積運転時間の小さい順
    に運転させる運転順位を付与し、前記並列運転順番演算
    記憶手段が記憶している並列運転順番に、累積運転時間
    が最小のポンプの運転順位を合わせるようにシフトして
    記憶する運転順位演算記憶手段と、 小量給水から通常給水へ移行した場合、前記運転順位演
    算記憶手段の記憶しているいずれかの並列運転順番でポ
    ンプを選択するポンプ選択実行手段とを設けた、 ことを特徴とするポンプのローテーション運転制御装
    置。
  4. 【請求項4】 複数のポンプを給水要求水量の増加に応
    じて順次並列運転させ、給水要求水量の減少に応じて先
    に運転させたポンプから順次停止させて給水するポンプ
    のローテーション運転制御装置において、 前記ポンプを全て停止させた状態から最初に並列運転さ
    せるまでの小量給水か、前記ポンプを最初に並列運転さ
    せてから前記ポンプを全て停止させるまでの通常給水か
    を判別する運転状態判別手段と、 前記複数のポンプの累積運転時間を記憶する累積運転時
    間記憶手段と、 前記複数のポンプの累積始動頻度を記憶する累積始動頻
    度記憶手段と、 小量給水の開始から通常給水の終了までの1サイクルに
    連続させて並列運転させた前記ポンプの並列運転時間が
    第1位または第2位の並列運転順番を算出して記憶する
    並列運転順番演算記憶手段と、 前記累積運転時間記憶手段が記憶している前記複数のポ
    ンプの累積運転時間を比較して累積運転時間の小さい順
    に運転させる運転順位を付与し、前記並列運転順番演算
    記憶手段が記憶している並列運転順番に、累積運転時間
    が最小のポンプの運転順位を合わせるようにシフトして
    記憶する運転順位演算記憶手段と、 前記累積始動頻度記憶手段が記憶している複数のポンプ
    の累積始動頻度を比較して累積始動頻度の少ない順にポ
    ンプを運転させる単独運転順位を付与して記憶する単独
    運転順位演算記憶手段と、 小量給水では前記単独運転順位演算記憶手段の記憶して
    いる単独運転順位で前記ポンプを選択し、小量給水から
    通常給水へ移行した場合、前記運転順位演算記憶手段の
    記憶しているいずれかの並列運転順番でポンプを選択す
    るポンプ選択実行手段とを設けた、 ことを特徴とするポンプのローテーション運転制御装
    置。
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