JP2017128305A - 車両用ミラー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】鏡面の剛性を高くする。【解決手段】車両用ドアミラー装置10では、取付壁42A、摺動壁42B、回動壁42C、補強板42D及び補強筒42Eがミラー40を補強している。しかも、取付壁42A、摺動壁42B、回動壁42C、補強板42D及び補強筒42Eの表面にめっき38Bが形成されている。このため、取付壁42A、摺動壁42B、回動壁42C、補強板42D及び補強筒42Eがミラー40を効果的に補強でき、鏡面40Aの剛性を高くできる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両に設けられるミラー体を備えた車両用ミラー装置に関する。
下記特許文献1に記載された車両用ドアミラーでは、鏡体の反射面がめっきにより構成されており、鏡体が揺動される際に、鏡体の連結部材嵌合部が連結部材に対し摺動される。
ここで、このような車両用ドアミラーでは、鏡体の反射面の剛性を高くできるのが好ましい。
特開2012−206529号公報
本発明は、上記事実を考慮し、鏡面の剛性を高くできる車両用ミラー装置を得ることが目的である。
請求項1に記載の車両用ミラー装置は、車両に設けられるミラー体と、前記ミラー体に設けられ、めっきにより構成される鏡面と、前記ミラー体に設けられ、表面にめっきが設けられると共に、前記ミラー体が移動される際に摺動される摺動部と、を備えている。
請求項2に記載の車両用ミラー装置は、請求項1に記載の車両用ミラー装置において、前記ミラー体の前記鏡面中央側に設けられる前記摺動部を支持する内支持部を備えている。
請求項3に記載の車両用ミラー装置は、請求項1又は請求項2に記載の車両用ミラー装置において、前記ミラー体の前記鏡面外周側に設けられる前記摺動部を支持する外支持部を備えている。
請求項4に記載の車両用ミラー装置は、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用ミラー装置において、前記摺動部に係合され、移動されることで前記ミラー体が移動されると共に前記摺動部が摺動される移動部材を備えている。
請求項5に記載の車両用ミラー装置は、車両に設けられるミラー体と、前記ミラー体に設けられ、めっきにより構成される鏡面と、前記ミラー体の表面に前記鏡面の周囲及び前記鏡面とは反対側の少なくとも一方において設けられ、めっきにより構成される表面部と、を備えている。
請求項6に記載の車両用ミラー装置は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の車両用ミラー装置において、前記ミラー体に設けられ、前記鏡面を補強すると共に、表面にめっきが設けられる補強部を備えている。
請求項1に記載の車両用ミラー装置では、ミラー体に鏡面が設けられており、鏡面がめっきにより構成されている。さらに、ミラー体に摺動部が設けられており、ミラー体が移動される際に、摺動部が摺動される。
ここで、摺動部の表面にめっきが設けられている。このため、摺動部が鏡面を効果的に補強でき、鏡面の剛性を高くできる。しかも、摺動部の摺動抵抗を低減でき、ミラー体の移動性能を向上できる。
請求項2に記載の車両用ミラー装置では、ミラー体の鏡面中央側に設けられる摺動部を内支持部が支持する。このため、摺動部の内支持部に対する摺動抵抗を低減できる。
請求項3に記載の車両用ミラー装置では、ミラー体の鏡面外周側に設けられる摺動部を外支持部が支持する。このため、摺動部の外支持部に対する摺動抵抗を低減できる。
請求項4に記載の車両用ミラー装置では、移動部材が移動されることで、ミラー体が移動される。
ここで、摺動部に移動部材が係合されている。このため、摺動部の移動部材に対する摺動抵抗を低減できる。
請求項5に記載の車両用ミラー装置では、ミラー体に鏡面が設けられており、鏡面がめっきにより構成されている。
ここで、ミラー体の表面に、鏡面の周囲及び鏡面とは反対側の少なくとも一方において、表面部が設けられており、表面部がめっきにより構成される。このため、表面部がミラー体を補強でき、鏡面の剛性を高くできる。
請求項6に記載の車両用ミラー装置では、ミラー体に補強部が設けられており、補強部が鏡面を補強する。
ここで、補強部の表面にめっきが設けられている。このため、摺動部が鏡面を効果的に補強でき、鏡面の剛性を高くできる。
本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置を示す車両前側かつ車幅方向内側から見た分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置の主要部を示す車幅方向外側から見た断面図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置のバイザボデーを示す車両後側かつ車幅方向内側から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ドアミラー装置のミラー体を示す車両前側かつ車幅方向内側から見た斜視図である。
図1には、本発明の実施形態に係る車両用ミラー装置としての車両用ドアミラー装置10が車両前側かつ車幅方向内側(車両左側)から見た分解斜視図にて示されており、図2には、車両用ドアミラー装置10の主要部が車幅方向外側(車両右側)から見た断面図にて示されている。なお、図面では、車両前方を矢印FRで示し、車幅方向外側を矢印OUTで示し、上方を矢印UPで示している。
本実施形態に係る車両用ドアミラー装置10は、車両のドア(フロントサイドドア、車体側)の外側に支持されている。
図1に示す如く、車両用ドアミラー装置10は、格納機構12を備えている。格納機構12には、支持部材としてのスタンド12Aが設けられており、スタンド12Aがドアの上下方向中間部の車両前側端に支持されることで、車両用ドアミラー装置10がドアに支持されている。スタンド12Aには、回動体12Bが支持されており、格納機構12が電気的に作動されることで、スタンド12Aに対し回動体12Bが上下方向周りに回動される。回動体12Bは、車体側の制御装置(図示省略)に電気的に接続されており、格納機構12は、制御装置の制御により電気的に作動される。
格納機構12の回動体12Bには、外周体としての樹脂製のバイザ14が支持されている。バイザ14には、支持体としてのバイザボデー16が設けられており、バイザボデー16の車幅方向内側端部の車両前側には、組付部材としての第1スクリュー18A及び第2スクリュー18Bの締結等によって、回動体12Bが固定されている。バイザボデー16の車両前側には、下記リンフォース24を介して、被覆部材としての湾曲板状のバイザカバー20が組付けられており、バイザカバー20は、外周がバイザボデー16の外周に嵌合されて、バイザボデー16の車両前側を被覆している。バイザカバー20には、上側の上カバー20Aと下側の下カバー20Bとが設けられており、バイザカバー20は、上カバー20Aと下カバー20Bとが組合わされて構成されている。
図1〜図3に示す如く、バイザボデー16には、収容部としての略直方体形箱状の収容壁16Aが設けられており、収容壁16A内は、車両後側に開放されている。
収容壁16Aの車両前側壁(底壁)には、外支持部としての支持壁16B(ケースロア部)が一体に設けられており、支持壁16Bは、収容壁16Aの車両前側壁の車両前側及び車両後側に突出されている。支持壁16Bは、略筒状にされており、支持壁16Bの中心軸線は、車両前後方向に平行に配置されている。支持壁16Bは、球壁状にされており、支持壁16Bの内径寸法は、車両後方へ向かうに従い徐々に大きくされている。
支持壁16Bの内周面には、支持部位としての長尺板状の支持突起16Gが複数一体に設けられており、支持突起16Gは、支持壁16Bの内周面から中心側に突出されると共に、突出端面16H(被摺動面)が支持壁16Bの中心を中心とした球面状にされている。支持突起16Gは、支持壁16Bの周方向において、複数(3個以上)等間隔に配置されており、支持突起16Gは、支持壁16Bの中心軸線方向(車両前後方向)において、複数(本実施形態では2個)配置されている。支持壁16Bの中心軸線方向における複数の支持突起16Gは、支持壁16Bの中心軸線方向において、互いに部分的に重複配置されており、支持突起16Gは、支持壁16Bの中心軸線方向における全体に配置されている。
支持壁16B内には、被覆部としての容器状の被覆壁16C(ケースアッパ部)が設けられており、被覆壁16Cの車両前側端の全周は、支持壁16Bの車両前側端の全周と一体にされている。被覆壁16Cの車両前側端と支持壁16Bの車両前側端との間には、平板状の連結壁16Dが一体に設けられており、連結壁16Dは、被覆壁16Cの車両前側端と支持壁16Bの車両前側端とが直接一体にされていない部分において、被覆壁16Cの車両前側端と支持壁16Bの車両前側端とを連結している。被覆壁16C内は、支持壁16Bの車両前側に開放されており、これにより、被覆壁16C内は、収容壁16Aの車両前側に開放されている。
連結壁16Dには、制限部としての矩形板状の制限板16Eが所定数(本実施形態では4個)一体に設けられており、制限板16Eは、連結壁16Dから車両前側に突出されている。所定数の制限板16Eは、支持壁16Bの周方向において略等間隔に配置されており、制限板16Eは、支持壁16Bの径方向に対し交差されて配置されている。
支持壁16Bの外周面には、車両前後方向中間部において、嵌合部としての円筒状の嵌合筒16Fが一体に設けられており、嵌合筒16Fは、支持壁16Bから車両前側に突出されると共に、支持壁16Bと同軸上に配置されている。
被覆壁16Cの車両後側壁(底壁)には、内支持部(保持部)としての略円筒状の保持筒22が一体に設けられており、保持筒22は、被覆壁16Cの車両後側壁の車両前側及び車両後側に突出されると共に、支持壁16Bと同軸上に配置されている。保持筒22の車両後側端部には、略球状の保持球22Aが設けられており、保持球22Aの車両前側部の周面は、球面状の保持面22B(被摺動面)にされて、中心が支持壁16Bの中心と一致されている。
バイザボデー16及び格納機構12の回動体12Bの車両前側には、補強体としての略樹脂製で長尺板状のリンフォース24が設けられており、リンフォース24の車幅方向中間部は、第1スクリュー18A及び第2スクリュー18Bの締結によって、回動体12Bと共にバイザボデー16に固定されている。
リンフォース24の車幅方向外側部には、組付部としての三角形板状の組付板24Bが一対一体に設けられており、一対の組付板24Bは、それぞれリンフォース24から上側及び車幅方向外側に突出されている。リンフォース24の車幅方向外側部は、一対の組付板24Bにおいて、それぞれ組付部材としての第3スクリュー18C及び第4スクリュー18Dの締結によって、バイザボデー16に固定されており、リンフォース24の車幅方向内側端部は、組付部材としての第5スクリュー18Eの締結によって、回動体12Bに固定されている。
リンフォース24は、バイザボデー16に比し剛性が高くされており、リンフォース24は、バイザボデー16及び回動体12Bを補強している。また、リンフォース24には、固定部材としての第6スクリュー18Fの締結によって、バイザ14のバイザカバー20(下カバー20B)が固定されており、これにより、上述の如くバイザカバー20がリンフォース24を介してバイザボデー16に組付けられている。
リンフォース24には、電気回路(図示省略)が設けられており、電気回路は、制御装置に電気的に接続されている。
リンフォース24の車幅方向外側部には、閉鎖部としての円板状の底壁部24Aが設けられており、底壁部24Aの車両後側面の外周部には、全周において、挿入部としての断面矩形状の凹部26が形成されている。底壁部24Aは、バイザボデー16の嵌合筒16F内に嵌合されると共に、凹部26には、バイザボデー16の支持壁16Bの車両前側端が挿入されており、凹部26の外周面には、支持壁16Bの外周面が嵌合されている。これにより、底壁部24Aがバイザボデー16の支持壁16B及び被覆壁16Cの車両前側を被覆かつ閉鎖している。
底壁部24Aには、被制限部としての矩形状の制限孔24Cが所定数(本実施形態では4個)貫通形成されており、所定数の制限孔24Cは、底壁部24Aの周方向において略等間隔に配置されると共に、それぞれ底壁部24Aの径方向に対し交差されて配置されている。制限孔24Cには、バイザボデー16の制限板16Eが挿入(嵌合)されており、これにより、バイザボデー16に対する底壁部24Aの周方向及び径方向の移動が制限されている。
底壁部24Aの中心部には、嵌入部としての略円柱状の嵌入柱24Dが一体に設けられており、嵌入柱24Dは、底壁部24Aから車両後側に突出されると共に、底壁部24Aと同軸上に配置されている。嵌入柱24Dの先端部は、縮径されており、嵌入柱24Dの先端部は、バイザボデー16の保持筒22内に車両前側から嵌入されている。
底壁部24Aの上部(下部でもよい)及び車幅方向外側部(車幅方向内側部でもよい)には、組付板24Bの底壁部24A径方向内側において、円筒状の支持筒24Eが一体に設けられており、支持筒24Eは、底壁部24Aから車両後側に突出されると共に、底壁部24Aと中心軸線が平行に配置されている。
バイザボデー16の被覆壁16Cとリンフォース24の底壁部24Aとの間には、作動機構としての鏡面調整機構28が保持されている。
鏡面調整機構28には、駆動手段としてのモータ30が一対設けられており、モータ30の本体部30Aは、被覆壁16Cと底壁部24Aとの間に狭持された状態で保持されている。本体部30Aからは、出力軸30Bが延出されており、出力軸30Bには、出力部材としてのウォーム32が固定されている。本体部30Aには、リンフォース24の電気回路が電気的に接続されており、制御装置の制御により、モータ30が駆動されて、鏡面調整機構28が電気的に作動される。
鏡面調整機構28には、伝達部材としての樹脂製で略円筒状のホイルドライブ34が一対設けられており、ホイルドライブ34は、車両前側部分が底壁部24Aの支持筒24E内に嵌入された状態で被覆壁16Cと底壁部24Aとの間に狭持されて、軸周りに回転自在に保持されている。
ホイルドライブ34の外周部には、軸方向(車両前後方向)中間部において、ウォームホイル34Aが同軸上に形成されており、ウォームホイル34Aは、モータ30のウォーム32に噛合(係合)されている。このため、モータ30が駆動されて、ウォーム32が回転されることで、ウォームホイル34Aが回転されて、ホイルドライブ34が回転される。
ホイルドライブ34の内周部には、ウォームホイル34Aの車両後側において、係合部としての噛合爪34Bが所定数(本実施形態では4個)形成されており、所定数の噛合爪34Bは、ホイルドライブ34の周方向に等間隔に配置されている。噛合爪34Bは、車両後側へ延出されて、弾性を有しており、噛合爪34Bの先端(車両後側端)は、ホイルドライブ34の径方向内側に突出されている。
ホイルドライブ34内には、移動部材としての樹脂製で略円柱状のロッドドライブ36が同軸上に挿入されており、ロッドドライブ36は、被覆壁16Cから車両後側に突出されている。一方のロッドドライブ36は、バイザボデー16の支持壁16Bの中心軸線の上方(下方でもよい)に配置されており、他方のロッドドライブ36は、支持壁16Bの中心軸線の車幅方向外方(車幅方向内方でもよい)に配置されている。
ロッドドライブ36の先端部(車両後側端部)以外の部分は、ネジ36Aにされており、ネジ36Aには、ホイルドライブ34の噛合爪34B先端が噛合(係合)されている。ロッドドライブ36の先端部は、略球状にされており、ロッドドライブ36の先端部の周面は、略球面状の先端面36B(被摺動面)にされている。
バイザボデー16の収容壁16A内及び支持壁16B内には、視認手段としてのミラー体38が収容されており、ミラー体38の全周及び車両前側は、バイザボデー16によって被覆されている。ミラー体38の内部には、樹脂製のミラー本体38Aが設けられており、ミラー本体38Aの表面全体には、表面部を構成する金属製(例えばクロム製)で膜状のめっき38Bが形成されている。
図4に詳細に示す如く、ミラー体38の車両後側部分には、視認部としての略矩形板状のミラー40が設けられており、ミラー40の車両後側面(表側面)全体には、めっき38Bによって鏡面40Aが形成されている。鏡面40Aは、バイザボデー16の車両後側に露出されて、車両後側に向けられており、鏡面40Aによって車両の乗員(特に運転手)の車両後側の視認が補助される。
ミラー体38には、ミラー40の中央位置(重心位置)の車両前側(裏側)において、摺動部(内摺動部)及び補強部としての略筒状の取付壁42Aが設けられており、取付壁42Aは、バイザボデー16の支持壁16Bと同軸上に配置されている。取付壁42Aは、略球壁状にされており、取付壁42Aは、内周面がミラー40側に突出されると共に、内径寸法が車両前側部分において車両後方へ向かうに従い徐々に大きくされている。取付壁42A内には、バイザボデー16の保持筒22の保持球22Aが嵌入されており、これにより、取付壁42Aの内周面(摺動面)が保持球22Aの保持面22Bに傾動可能かつ摺動可能に保持されている。また、取付壁42Aは、ミラー40に対し略垂直に配置されており、取付壁42Aは、ミラー40を補強している。
ミラー体38の車両前側部分には、ミラー40の車両前側かつ取付壁42Aの径方向外側において、摺動部(外摺動部)及び補強部としての略筒状の摺動壁42Bが設けられており、摺動壁42Bは、バイザボデー16の支持壁16Bと同軸上に配置されている。摺動壁42Bは、球壁状にされており、摺動壁42Bの外径寸法は、車両後方へ向かうに従い徐々に大きくされている。摺動壁42Bの外周面(摺動面)は、支持壁16Bにおける支持突起16Gの突出端面16Hに当接されており、摺動壁42Bは、支持突起16Gの突出端面16Hに傾動可能かつ摺動可能に支持されている。また、摺動壁42Bは、ミラー40に対し略垂直に配置されており、摺動壁42Bは、ミラー40を補強している。
ミラー体38には、ミラー40の車両前側かつ取付壁42Aと摺動壁42Bとの間において、摺動部(移動部)及び補強部としての略筒状の回動壁42Cが2対設けられており、一方の対の回動壁42Cは、バイザボデー16の支持壁16Bの中心軸線の上方及び下方に配置されると共に、他方の対の回動壁42Cは、支持壁16Bの中心軸線の車幅方向外方及び車幅方向内方に配置されている。回動壁42Cは、中心軸線がバイザボデー16の支持壁16Bの中心軸線と平行に配置されると共に、略球壁状にされており、回動壁42Cは、内周面がミラー40側に突出されると共に、内径寸法が車両前後方向両端側から車両前後方向中央側へ向かうに従い徐々に大きくされている。また、回動壁42Cは、ミラー40に対し略垂直に配置されており、回動壁42Cは、ミラー40を補強している。
上側及び車幅方向外側の回動壁42C内には、鏡面調整機構28におけるロッドドライブ36の先端部が嵌入されて保持されており、当該回動壁42Cは、内周面(摺動面)がロッドドライブ36の先端面36Bに嵌合された状態で、ロッドドライブ36の先端部に対する回動を許容されると共に、ロッドドライブ36の軸周りの回転を規制している。このため、上述の如く、鏡面調整機構28において、ホイルドライブ34(噛合爪34Bを含む)が回転されることで、ロッドドライブ36のネジ36Aへの噛合爪34B先端の噛合位置が変位されて、ロッドドライブ36が車両前後方向(軸方向)へ移動(スライド)される。
ミラー体38には、ミラー40の車両前側かつ取付壁42Aと摺動壁42Bとの間において、補強部としての略三角形板状の補強板42Dが所定数設けられており、所定数の補強板42Dは、それぞれ取付壁42A及び摺動壁42Bの径方向に延伸されると共に、取付壁42A及び摺動壁42Bの周方向に等間隔に配置されている。補強板42Dは、ミラー40、取付壁42A及び摺動壁42Bと一体にされると共に、ミラー40、取付壁42A及び摺動壁42Bに対し垂直に配置されており、補強板42Dは、ミラー40及び摺動壁42Bを補強している。所定の補強板42Dは、回動壁42Cと一体にされると共に、回動壁42Cに対し垂直に配置されており、所定の補強板42Dは、回動壁42Cを補強している(図2参照)。なお、所定の補強板42Dは、回動壁42C内には設けられておらず、所定の補強板42Dのミラー40からの突出量は、回動壁42Cの近傍において小さくされている。
ミラー体38には、ミラー40の車両前側かつ取付壁42Aと摺動壁42Bとの間において、補強部としての略円筒状の補強筒42Eが所定数設けられており、所定数の補強筒42Eは、それぞれ取付壁42A及び摺動壁42Bと同軸上に配置されると共に、取付壁42A及び摺動壁42Bの径方向において間隔をあけて配置されている。補強筒42Eは、ミラー40及び補強板42Dと一体にされると共に、ミラー40及び補強板42Dに対し垂直に配置されており、補強筒42Eは、ミラー40及び補強板42Dを補強している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
以上の構成の車両用ドアミラー装置10では、格納機構12が電気的に作動されることで、スタンド12Aに対し回動体12Bが回動されて、回動体12Bと一体にミラー体38(バイザ14(バイザボデー16及びバイザカバー20)、リンフォース24及び鏡面調整機構28を含む)が回動される。これにより、ミラー体38が車両後側かつ車幅方向内側に回動されることで、ミラー体38が格納される。さらに、ミラー体38が車両前側かつ車幅方向外側に回動されることで、ミラー体38が起立(展開、復帰)される。
また、鏡面調整機構28の電気的な作動により、モータ30が駆動されて、ウォーム32が回転されることで、ホイルドライブ34が回転されて、ロッドドライブ36が車両前後方向へ移動される。このため、ロッドドライブ36によってミラー体38が上下方向及び車幅方向の少なくとも一方において傾動されることで、ミラー体38(ミラー40)の鏡面40A角度(鏡面40Aが補助する乗員の視認方向)が上下方向及び車幅方向の少なくとも一方において調整される。
ミラー体38が傾動される際には、ミラー体38の取付壁42Aの内周面がバイザボデー16の保持筒22における保持球22Aの保持面22Bに摺動されつつ保持(支持)されると共に、ミラー体38の摺動壁42Bの外周面がバイザボデー16の支持壁16Bにおける支持突起16Gの突出端面16Hに摺動されつつ支持される。さらに、ミラー体38の回動壁42Cの内周面がロッドドライブ36の先端面36Bに摺動される。
ここで、ミラー体38の表面に、鏡面40Aの周囲及び鏡面40Aとは反対側(裏側)において、めっき38Bが形成されている。このため、当該めっき38Bがミラー40を補強できて、鏡面40Aの剛性を高くでき、鏡面40Aのびびりを抑制できて、乗員の鏡面40Aによる視認性を向上できる。
さらに、ミラー体38では、ミラー40に取付壁42A、摺動壁42B、回動壁42C、補強板42D及び補強筒42Eが一体にされて、取付壁42A、摺動壁42B、回動壁42C、補強板42D及び補強筒42Eがミラー40を補強している。しかも、取付壁42A、摺動壁42B、回動壁42C、補強板42D及び補強筒42Eの表面にめっき38Bが形成されている。このため、当該めっき38Bが取付壁42A、摺動壁42B、回動壁42C、補強板42D及び補強筒42Eを補強できて、取付壁42A、摺動壁42B、回動壁42C、補強板42D及び補強筒42Eがミラー40を効果的に補強できる。これにより、鏡面40Aの剛性を効果的に高くでき、鏡面40Aのびびりを効果的に抑制できて、乗員の鏡面40Aによる視認性を効果的に向上できる。
しかも、ミラー体38では、取付壁42A、摺動壁42B及び回動壁42Cに補強板42D及び補強筒42Eが一体にされて、補強板42D及び補強筒42Eが取付壁42A、摺動壁42B及び回動壁42Cを補強している。しかも、補強板42D及び補強筒42Eの表面にめっき38Bが形成されている。このため、当該めっき38Bが補強板42D及び補強筒42Eを補強できて、補強板42D及び補強筒42Eが取付壁42A、摺動壁42B及び回動壁42Cを効果的に補強でき、取付壁42A、摺動壁42B及び回動壁42Cの剛性を高くできる。
また、取付壁42Aの内周面にめっき38Bが形成されている。このため、取付壁42Aの内周面がバイザボデー16(保持筒22)の保持球22Aの保持面22Bに摺動される際における摺動抵抗を低減でき、ミラー体38の傾動性能を向上できる。
さらに、摺動壁42Bの外周面にめっき38Bが形成されている。このため、摺動壁42Bの外周面がバイザボデー16(支持壁16B)の支持突起16Gの突出端面16Hに摺動される際における摺動抵抗を低減でき、ミラー体38の傾動性能を一層向上できる。
しかも、回動壁42Cの内周面にめっき38Bが形成されている。このため、回動壁42Cの内周面がロッドドライブ36の先端面36Bに摺動される際における摺動抵抗を低減でき、ミラー体38の傾動性能を一層向上できる。
また、ミラー体38では、ミラー40、取付壁42A、摺動壁42B及び回動壁42Cが一体にされている。このため、部品点数を低減でき、コストを低減できる。
なお、本実施形態では、ミラー40に取付壁42A、摺動壁42B及び回動壁42Cを一体にした。しかしながら、ミラー40に取付壁42A、摺動壁42B及び回動壁42Cの少なくとも1つを一体にすればよい。
また、本実施形態では、車両用ドアミラー装置10(車両用ミラー装置)を車両のドアの外側に設置した。しかしながら、車両用ミラー装置を車両の他の位置に設置してもよい。
10 車両用ドアミラー装置(車両用ミラー装置)
16 バイザボデー(支持体)
16B 支持壁(外支持部)
22 保持筒(内支持部)
36 ロッドドライブ(移動部材)
38 ミラー体
38B めっき(表面部)
40A 鏡面
42A 取付壁(摺動部、補強部)
42B 摺動壁(摺動部、補強部)
42C 回動壁(摺動部、補強部)
42D 補強板(補強部)
42E 補強筒(補強部)

Claims (6)

  1. 車両に設けられるミラー体と、
    前記ミラー体に設けられ、めっきにより構成される鏡面と、
    前記ミラー体に設けられ、表面にめっきが設けられると共に、前記ミラー体が移動される際に摺動される摺動部と、
    を備えた車両用ミラー装置。
  2. 前記ミラー体の前記鏡面中央側に設けられる前記摺動部を支持する内支持部を備えた請求項1記載の車両用ミラー装置。
  3. 前記ミラー体の前記鏡面外周側に設けられる前記摺動部を支持する外支持部を備えた請求項1又は請求項2記載の車両用ミラー装置。
  4. 前記摺動部に係合され、移動されることで前記ミラー体が移動される移動部材を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項記載の車両用ミラー装置。
  5. 車両に設けられるミラー体と、
    前記ミラー体に設けられ、めっきにより構成される鏡面と、
    前記ミラー体の表面に前記鏡面の周囲及び前記鏡面とは反対側の少なくとも一方において設けられ、めっきにより構成される表面部と、
    を備えた車両用ミラー装置。
  6. 前記ミラー体に設けられ、前記鏡面を補強すると共に、表面にめっきが設けられる補強部を備えた請求項1〜請求項5の何れか1項記載の車両用ミラー装置。
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