JP2017127634A - 塗布具 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に塗布体を固定でき、かつ、塗布液の流路を確保して固定できる塗布具を提供する。【解決手段】塗布体を有する塗布部を設けた塗布具において、塗布部は、塗布体を取り付ける芯台座と、本体から複数の突起が突出した固定部材とを有し、固定部材の突起を前記塗布体に突き刺した状態で、当該固定部材を前記芯台座に固定することによって、前記芯台座に塗布体を固定し、その塗布体と塗布部との固定状態で、塗布部を先軸に装着した塗布具である。【選択図】図1

Description

本発明は、塗布液を毛細管作用によって誘導可能な多孔質芯や繊維を固めた塗布芯等の塗布体を固定した塗布具に関する。
塗布具において塗布芯の固定手段は、従来、塗布芯に凹部を設け、先軸に凸部を設けて凹部に凸部を嵌合させるか、塗布芯を締め付けて固定する等していた。
前者のように塗布芯に凹部を設けるのでは塗布芯の断面積が減少し、また、後者のように塗布芯を締め付けるのでは、締め付けによる流路閉塞が生じ、いずれもスムーズな送液が困難になる問題がある。
そのため、特許文献1に記載の塗布具では、複数の塗布芯を樹脂製の先軸にピンを打ち込んで固定して前記の問題を解決している。この特許文献1記載の塗布具は、前記先軸に形成した塗布芯挿通孔に挿通して複数の塗布芯を同一平面上に配列し、針状のピンをその先軸側面に対して打ち込むことで前記複数の塗布芯に、その長手方向に略垂直に同一のピンを一連で貫通させて先軸に前記複数の塗布芯を固定する構造である。
しかしながら、特許文献1の塗布具では、樹脂成形品の塗布芯にピンを貫通させるため、勢いよく打ち込み、かつ、位置決め精度を高くして、まっすぐにピンを打ち込む必要があることから、製造が難しい。具体的には、そのような打ち込みができない場合、図13(a)に示すように、ピンaが塗布芯bに対してずれて打ち込まれてしまうため、塗布芯bを先軸cに確実な固定ができない。そのとき生じるずれには、位置決め失敗によるピンaのずれ(符号「a1」で示す)や、斜め打ち込みによるずれ(符号「a2」で示す)がある。ずれをなくすために、作業者が手組(手作業で組み付け)では対応できないので、専用設備が必要になっており、作業性を阻害していた。
また、ピン穴付近は、図13(b)に示すように、ピンaを打ち込んだときに塗布芯bが膨らみ、ピンaと先軸c内壁で挟まれた塗布芯bの部分b1で塗布芯bの流通路を制限するので、塗布液の十分な供給を阻害する問題があった。
実用新案登録第2605023号公報
本発明は、斯かる実情に鑑み、容易に塗布体を固定でき、かつ、塗布液の流路を確保して固定できる塗布具を提供するものである。
本発明は、塗布体を有する塗布部を設けた塗布具において、
塗布部は、塗布体を取り付ける芯台座と、本体から複数の突起が突出した固定部材とを有し、
前記固定部材の突起を前記塗布体に突き刺した状態で、当該固定部材を前記芯台座に固定することによって、前記芯台座に塗布体を固定し、その塗布体の固定状態で、塗布部を先軸に装着したことを特徴とする塗布具である。
本発明において、固定部材及び芯台座は、その一方にピン体を設け、他方に装着孔を設けて、ピン体を装着孔に嵌入することによって、固定部材及び芯台座同士を固定する構造であることが好適である。
本発明において、塗布対象の毛を梳いて塗布体に誘導する櫛体を設け、当該櫛体を芯台座に一体に構成したことが好適である。
本発明において、芯台座に溝が設けられており、その溝に塗布体を装着した状態で塗布体に突起を刺して芯台座に固定するものであり、前記塗布体の外径と突起の外径の合計が、前記芯台座の溝の幅より大きいことが好適である。
本発明において、塗布体と塗布部との固定状態における当該塗布体の固定力が10N(ニュートン)以上、望ましくは20N以上が好適である。
本発明の塗布具によれば、固定部材の突起を前記塗布体に突き刺した状態で、当該固定部材を前記芯台座に固定することによって、前記芯台座に塗布体を固定し、その塗布体の固定状態で、塗布部を先軸に装着したので、従来のような塗布体にピンを打ち込んで固定する構造と比較して固定部材を芯台座に固定することによって容易に位置決め固定できる。また、突起を塗布体に突き刺すが、ピンを貫通させるのに比べて、塗布体の膨らみが少ないので塗布液の流路制限が生じにくく、流路を確保できる。
したがって、容易に塗布体を固定でき、かつ、塗布液の流路を確保できる塗布具を提供できるという優れた効果を奏し得る。
なお、固定部材及び芯台座は、その一方にピン体を設け、他方に装着孔を設けて、ピン体を装着孔に嵌入することによって、固定部材及び芯台座同士を固定する構造にすれば、ピン体を装着孔に嵌入することで固定部材を固定でき、塗布体の固定が容易になる。
また、芯台座と櫛体が一体のものとすれば、組み立ての効率化が可能である。
また、芯台座に溝が設けられており、その溝に塗布体を装着した状態で塗布体に突起を刺して芯台座に固定するものとし、前記塗布体の外径と突起の外径の合計が、前記芯台座の溝の幅より大きいものにすれば、溝内で塗布体が膨らんで緊密に嵌り固定力の向上が可能である。また、好ましくは、塗布体と塗布部の固定状態における塗布体と塗布部との固定力を10N以上、さらに好ましくは20N以上とすることで使用時等における塗布体の塗布部からの脱落を防ぐことができる。
本発明の第1の実施形態に係る塗布具の全体図で、(a)が先方からの視図、(b)が正面図、(c)が(a)のC−C線に沿う断面図である。 図1の塗布具の塗布部を外した状態図である。 図1の塗布具に設ける塗布部の部品図であり、(a)が先方からの視図、(b)が上方(蓋部側)からの斜視図、(c)が側方から視図、(d)が上面図、(e)が(a)のE−E線に沿う断面図、(f)が(a)のF−F線に沿う断面図、(g)が(d)のG−G線に沿う断面図、(h)が(d)のH−H線に沿う断面図、(i)が(d)のI−I線に沿う断面図、(j)が後方からの視図、(k)が下方(本体側)からの斜視図である。 図3の塗布部の組み立て状態の説明図で、(a)が斜視図、(b)が側面図である。 図3の塗布部の芯台座の部品図で、(a)が先方からの視図、(b)が上方からの斜視図、(c)が側方から視図、(d)が上面図、(e)が(a)のE−Eに沿う断面図、(f)が(a)のF−Fに沿う断面図、(g)が後方からの視図、(h)が下方からの斜視図である。 図3の塗布部の固定部材の部品図で、(a)が斜視図、(b)が平面図、(c)が正面図、(d)が下方図、(e)が側面図である。 図1の塗布具の先軸の部品図で、(a)が先方からの斜視図、(b)が後方からの斜視図、(c)が平面図、(d)が正面図、(e)が(c)のE−E線に沿う縦断面図、(f)が下方から視図、(g)が側面図である。 塗布具における比較例と実施例の作用説明であり、(a)が芯台座、(b)が比較例、(c)が実施例の各説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る塗布具に設ける塗布部の部品図であり、(a)が先方からの視図、(b)が上方(蓋部側)からの斜視図、(c)が側方から視図、(d)が上面図、(e)が(a)のE−E線に沿う断面図、(f)が(a)のF−F線に沿う断面図、(g)が(d)のG−G線に沿う断面図、(h)が(d)のH−H線に沿う断面図、(i)が(d)のI−I線に沿う断面図、(j)が後方からの視図、(k)が下方(本体側)からの斜視図である。 図9の塗布部の組み立て状態の説明図で、(a)が斜視図、(b)が側面図である。 図9の塗布部の固定部材の部品図で、(a)が斜視図、(b)が平面図、(c)が正面図、(d)が下方図、(e)が側面図である。 塗布具における具体例で、突起を塗布体に刺ささない比較例と、刺した実施例1、実施例2の作用の説明図である。 従来の塗布部の説明図で、(a)がピンの位置決めを失敗した状態図、(b)がピンによる流路制限の説明図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1、図2は本発明の実施形態に係る塗布具の説明図、図3、図4は塗布部の説明図、図5は芯台座の説明図、図6は芯固定具の説明図、図7は先軸,図8、図9は作用説明図である。
第1の実施形態に係る塗布具は、複数の塗布体10を有する塗布部12を設けたものである。
塗布部12は、塗布体を取り付ける芯台座16と、平板状の本体と複数の突起14及びガイドピン24が突出した固定部材18からなるものである。当該固定部材18の突起14を前記塗布体10に突き刺した状態で、芯台座16にガイドピン24の装着によって固定部材18を固定し、これによって芯台座16及び前記固定部材18に塗布体10を固定した塗布部12を部組みする。この後に、部組した塗布部12を先軸28に装着したものである。
具体的には、図1に示すように、塗布具は、塗布液を収容する容器20と、塗布体10を有する塗布部12とを備えている。当該塗布部12は、該容器20内の塗布液を含浸して毛髪に塗布する塗布体10と、該塗布体10を挟むように並設された複数の板状の櫛体22とを備えている。塗布具は、これらの櫛体22によって梳いた毛髪に前記塗布体10から前記塗布液を塗布するための髪用塗布具に関するものである。塗布液には、髪染め料例えば液状の髪用化粧料を用いることができる。
前記髪用塗布具は、容器20の先方部に、不使用時に塗布体10及び櫛体22を覆うキャップ(図示省略)が着脱自在に設けられたものである。また、当該髪用塗布具は、使用時に、図1、図2に示すように、前記キャップを外して、塗布体10及び櫛体22を露出した状態にする。
各部を説明する。
〔容器20〕
図1、図2に示すように、本実施形態に係る髪用塗布具は、容器20の先端部に設けた複数の櫛体22が形成され、その櫛体22によって髪を梳いて塗布体10に当たりやすくすると共に、取り付けられる容器20内の塗布液を、塗布体10を介して毛髪に塗布するものである。
前記髪用塗布具において、樹脂製の容器20は、後端が閉鎖され、先端の開口した筒状に成形された容器本体20aと、容器本体20aの外部を覆うカバー体20bとを備えている。容器本体20a内には、貯溜体26が挿入収容される。当該貯溜体26には化粧料である塗布液が担持(貯溜)される。
容器本体20aには、その前端外周にフランジ20a1が拡径して形成されている。カバー体20bは、そのフランジ20a1の後面に、カバー体20bの前端が当接した状態になる。また、容器本体20a外周の凹部(又は凸部)に、カバー体20b内周の凸部(又は凹部)が着脱可能に嵌まって抜け止めすることによって、容器本体20aに対してカバー体20bが着脱可能に固定される。また、フランジ20a1の先方の外周面には、キャップ(図示省略)が螺合する雄ネジ山20a2が形成される。
なお、カバー体20bは、外周面に窪み20b1の形成で持ちやすくなっており、かつ窪みやその他の模様、シュリンク等外面に意匠的な装飾も施すことができるものである
また、前記貯溜体26は、塗布液を担持できるものである限り、その材料に制限されるものではなく、例えば、中綿、多孔質体等を挙げることができる。
〔櫛体22〕
櫛体22は個々が板状であって、複数の櫛体22が互いに平行に間隔を持って配列された状態で、その櫛体22間に二本の塗布体10が挟まれた状態に設けられている。また、櫛体22は先端部から後方に位置した箇所が幅狭になって概略ひょうたん形状を呈している。そして、芯台座16の先端に一体に立設して形成されている(図3〜図5参照)。
〔先軸28〕
図1、図2に示されるように、容器20の先端部には、塗布体10と櫛体22とを有する塗布部12を取り付けるための先軸28が当該容器20の先方の開口を塞ぐように嵌着される。
先軸28は、部品として図7に示すように、概略筒状であり、先方から見て長円形の壁部28aが中心軸付近を覆って軸方向に延設される。塗布部12は先軸28の壁部28a内に嵌着して、容器20の先端部に先軸28を介して着脱自在に設けられている。
先軸28の壁部28aは先方に突設しており、その壁部28aの内面の溝の係止部28bに芯台部16外部の係止突起16aが係合して、塗布部12が先軸28に着脱自在に係止される構造になっている。
なお、前記先軸28は、その外壁面が容器本体20aの筒状開口部の内壁面と液密に密着している。また、前記先軸28は、上記開口部から着脱可能でも、完全に固定されてもよい。
〔塗布部12〕
実施形態に係る塗布具において、図3に示すように、複数の塗布体10を有する塗布部12が、複数の塗布体10を列状に芯台座16に設置し、その芯台座16を厚さ方向に両側から固定部材18によって挟み付けることによってそれぞれの塗布体10に突起14を刺して固定して設けられたものである。図4に塗布部12の組み立て説明を、図5に芯台座16を、図6に固定部材18を、それぞれの部品図を示す。図7は、先軸28の部品図を示している。
〔塗布体10〕
前記塗布体10は、棒状を呈し、使用する塗布体19の液保持力が特許第4726439号公報記載等のものを適用できる。実施形態の塗布体10の素材を挙げれば、スライバーペン芯、フェルト状物、連続気泡スポンジ状物等が好適である。
〔芯台座16、固定部材20〕
前記芯台部16は、図5に示すよう、概略矩形状の厚板状の本体16bに板状の櫛体22が複数、先方に延在している。本体16b長さ方向の中央部が断面矩形状であって、その長さ方向に沿って複数の挿通孔16cが形成される。そして本体16bの後方部には、切りかかれた溝を挟んで壁部16dが形成されている。当該溝は前記挿通孔16cに連続して当該挿通孔16cとほぼ同じ内径の底部を有している。その底部に表裏に貫通する貫通孔16d2が形成されている。また、壁部16dには、芯台部16の厚さ方向にガイドピン24を挿通させる装着孔16d1が厚さ方向に貫通形成されている。先方から見ると、図5(a)に示すように、櫛体22間に挿通孔16cが位置し、後方から見ると、同図(g)に示すように、その挿通孔16cが壁部16d、16dに挟まれた位置になっている。
固定部材18は、図6に示すように、平坦な矩形状の板部の本体18aから柱状に二本のガイドピン24が立設されており、突起14も突出して一体に形成されている。また本体18には、反対側の固定部材18のガイドピン24が装着される挿入孔18bが形成されている。ガイドピン24の先端部には、挿入孔18bに装入したときに抜け止めするため若干太径になった膨出径部24aが形成されている。
なお、芯台座16及び固定部材18は、材質としては各種樹脂(ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリブチレンテレフタレート等)を用いることができる。
塗布部12は、図4に示すように、複数の塗布体10を芯台座16に装着して組み立てられて、前記複数の塗布体10が前記塗布部12に固定状態になる。
先ず、塗布体10を、芯台座16の挿入孔16cに長さ方向(矢印F方向)に沿って装入する。この場合、塗布体10を厚さ方向に複数本揃えて,列方向にまた複数本の塗布体10を前記芯台座16の挿通孔16cに装入する。したがって、芯台座16は塗布体10を整列して装入する治具の機能作用を奏する。
次いで、上下それぞれから固定部材18を、塗布体10を装着して芯台座16の厚さ方向(矢印G方向)の両側から挟み付けるように当該芯台座16に取り付ける。この取り付け作動によって、固定部材18の複数の突起14を複数の塗布体10に径方向からそれぞれ刺して固定し、また、当該固定部材18の複数のガイドピン24を芯台座16の複数の装着孔16d1に装入させて当該固定部材18を芯台座6に装着固定し、したがって、塗布体10を当該芯台座16に緊密に固定する。
そして、ガイドピン24の先端を反対側の固定部材18の挿入孔18bに装着する(装着の際はトグルプレス等で垂直に押圧して装着する)。このとき、前記ガイドピン24の膨出部24aが固定部材18の挿入孔18bに嵌り込み、抜け止めになる。
したがって、固定部材18が塗布体10の固定具の機能を奏する。
また、図4に示すように、組み立て時には、前記ガイドピン24が装着孔16d1に差し込まれるので、芯台座16に対する固定部材18の位置決めが正確になり、突起14を塗布体10の幅方向中心に刺せることから、容易に高精度な組付けができる。
塗布部12を組み立てて塗布体10と塗布部12との固定状態が、図3に示すようになる。図3に示すように、塗布体10の先端は櫛体22先端よりもわずかに引っ込んで、塗布する際に塗布体10が皮膚に触れないようにしている。
また、図4に示すように、塗布体10の外径(φD)と、突起14の外径(x)の合計が、芯台座16の壁部16d同士の間隔w2(塗布体10側の溝の幅)より大きいものにする(D+x>w2)。
これにより、装着した塗布体10が、その溝内で塗布体10が膨張して壁部16dの内壁に当接して当該溝に嵌り込み、塗布体10の塗布部12との固定力の向上が可能である。
以上説明したとおり実施形態の塗布具によれば、固定部材18を芯台座16に装着することによって、前記突起14を前記塗布体10に突き刺し、当該芯台座16に塗布体10を固定した後、図2に示すように、塗布部12を先軸18に装着する。
したがって、塗布具は、従来のような塗布体にピンを打ち込んで固定する構造と比較して位置決めが容易である。また、突起14を塗布体10に突き刺すが、ピンを貫通させるのに比べて、塗布体10が膨らまないので塗布液の流路制限が生じにくく、流路を確保できる。
したがって、容易に塗布体10を固定でき、かつ、塗布液の流路を確保できる塗布具を提供できるという優れた効果を奏し得る。
また、芯台座16と櫛体22が一体のものとするので、組み立ての効率化が可能である。
また、塗布体10の外径Dと突起14の外径xの合計が、芯台座16の塗布体10側の溝間の幅w2より大きいものであるので、溝内で塗布体10が嵌り固定力の向上が可能である。
塗布体10の塗布部12との固定力の向上に関して具体的な構造を例に上げて、作用効果を説明する。図8(a)に外観を示す芯台座16について、B,C−B,C線に沿う断面につき(b)に比較例を、(c)に実施例を示す。
図8の(b)と(c)は、比較例と実施例について、具体的な寸法の塗布体10を芯台座16と固定部材18によって(突起14を刺して)固定したときの塗布体10の膨らみ及び固定具合を示している。また、図9は、比較例と実施例の固定時に塗布体10によって生じた溝内壁への圧力についての説明図である。
図8(b)に示す比較例の塗布具(塗布部)では、芯台座16が溝の幅(壁部16d、16d間)w1を3.7mm、深さHを2.4mm、塗布体10の直径φDを2.55mm、突起14の幅xを0.8mmとした。
図8(b)に示すように、上記の比較例にて突起14で塗布体10を刺すと、その塗布体10が突起14の幅x分の0.8mm膨らんで、破線で示すイメージのようにほぼ3.35mmであった。溝の幅w1が3.7mmであるので、塗布体10が溝の壁部16d、16dの内面に当接せず、緩くなり、塗布体10を緊密な固定できない状態となった。
これに対して、図8(c)に示す実施例では、芯台座16における溝(壁部16d、16d間)の幅が、比較例の幅w1と異なり幅w2=3.0mmであった。その他は、深さHが2.4mm、塗布体10の直径φDが2.55mm、突起14の幅xが0.8mmと同じであって。
実施例にて突起14で塗布体10を刺すと、その塗布体10が突起14の幅x分の0.8mm膨らんで、破線で示すイメージのようにほぼ3.35mmであった。溝の幅w2が3.0mmであるので、塗布体10が溝の壁部16d、16dの内面に当接して、塗布体10を堅く緊密に固定できた。
第2の実施形態に係る塗布具は、複数の塗布体10を有する塗布部12を設けたものであり、第1の実施形態と異なる部品の塗布部12に関して図9〜図11に図示する。
具体的には、図9〜図11に示すように、突起14と固定部材18との間に突起14より太径の段部(その他、台状部、棚状部でもよい)14aを形成し、より突起14を突出させる構造となり、塗布体10をより押しつぶす構造となっている。
上記の比較例(図8(b)参照)と実施例1(第1実施形態:図8(c)参照)、実施例2(第2の実施形態)について、溝内における塗布体10に対する押圧力を図12に示す。なお、突起14の寸法については幅xが0.8mmで、縦長さyが1.5mm、突出方向の長さzが3.3mmであった。詳しくは、先端くさび部分までの長さz1が2.6mm、くさび部分の長さz2が0.7mm、段部の長さz3が0.5mm、くさび状の角度θが59.5°、先端幅t=0.5mmである。
図12に示すように、比較例(図8(b)参照)では溝幅w1が広く3.7mmであるので、塗布体10が潰れず、固定力が9.5N(ニュートン)であった。
これに対し、実施例1(第1の実施形態:図8(c)参照)では溝幅w2が3.0mmであるので、塗布体10の押しつぶし量が0.35mmで潰れ、固定力が19N(ニュートン)であった。また、比較例2(第2の実施形態)は段部14aによりさらに潰れ固定力が28Nであった。
以上から、比較例では、固定力が9.5Nとなり緩く塗布体を固定できなかったが、実施例1では、固定力が19Nとなり強く押圧でき、緊密に固定できることが理解される。さらに実施例2では、固定力が28Nとなりより強く押圧でき、緊密に固定できることが理解される。
なお、実施例は一例であり、種々に変形実施できることはもちろんである。
前記実施形態では、塗布体10を2本ずつ4列にして芯台座16に装着して塗布部12に設けていたが、塗布部12の塗布体10の配列状態はこれに限定されないこともちろんである。塗布体を1本でも複数本でも配列してもよく、また、芯台座の片側面に塗布体を設けて固定部材で固定してもよい。
また、前記実施形態に係る塗布具に限定されず、髪用以外の種々の塗布具に用いることができる。また、塗布具の構造や塗布体の形状、材質、本数及び配置などの塗布部の構成は、実施形態に限定されず、種々に変形実施できる。
本発明の塗布具は、髪用塗布具などの化粧品に使用できるほか、一般的に筆記用の筆記具にも利用することができる。
10 塗布体
12 塗布部
14 突起
14a 段部
16 芯台座
16c 挿通孔
16d 壁部
16d1 装着孔
18 固定部材
18b 挿入孔
20 容器
22 櫛体
24 ガイドピン
26 貯溜体
28 先軸

Claims (5)

  1. 塗布体を有する塗布部を設けた塗布具において、
    塗布部は、塗布体を取り付ける芯台座と、本体から複数の突起が突出した固定部材とを有し、
    前記固定部材の突起を前記塗布体に突き刺した状態で、当該固定部材を前記芯台座に固定することによって、前記芯台座に塗布体を固定し、その塗布体の固定状態で、塗布部を先軸に装着したことを特徴とする塗布具。
  2. 固定部材及び芯台座は、その一方にピン体を設け、他方に装着孔を設けて、ピン体を装着孔に嵌入することによって、固定部材及び芯台座同士を固定する構造であることを特徴とする請求項1に記載の塗布具。
  3. 塗布対象の毛を梳いて塗布体に誘導する櫛体を設け、当該櫛体を芯台座に一体に構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布具。
  4. 芯台座に溝が設けられて、その溝に塗布体を装着した状態で塗布体に突起を刺して芯台座に固定するものであり、前記塗布体の外径と突起の外径の合計が、前記芯台座の溝の幅より大きいことを特徴とする請求項1から3のうちの1項に記載の塗布具。
  5. 塗布体と塗布部の固定状態における塗布体と塗布部との固定力が10N以上であることを特徴とする請求項1から4のうちの1項に記載の塗布具。
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