JP2017126602A - 電子機器用筐体および電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】一定の強度を確保しつつ薄型化および軽量化を図ることができる電子機器用筐体および電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器用筐体1は、シート状筐体部材11と、シート状筐体部材11の周囲に配置され、インサート成形によってシート状筐体部材11の外縁部11cと一体化されたフレーム部材12と、フレーム部材12を介して、シート状筐体部材11に対して張力Tを付与する張力付与機構と、を備えている。
【選択図】図4

Description

本発明は、電子機器用筐体およびそれを用いた電子機器に関する。
ノートブック型のパーソナルコンピュータ(ノート型PC)、タブレット型のパーソナルコンピュータ(タブレット型PC)、スマートフォンおよび携帯電話等の各種の電子機器の筐体は、軽量、薄型かつ高強度である必要がある。そこで、このような電子機器の筐体として、炭素繊維等の強化繊維にエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたプリプレグ板(繊維強化樹脂板)が広く用いられている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−165930号公報
ここで、特許文献1に示すような従来の電子機器用筐体では、上記プリプレグ板を複数積層したものを筐体用材料として用いているが、一定の強度を確保する観点から、これ以上筐体を薄くすることができず、日々高まる薄型化・軽量化の要求を満たすことが困難であった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、一定の強度を確保しつつ薄型化および軽量化を図ることができる電子機器用筐体および電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器用筐体は、シート状筐体部材と、前記シート状筐体部材の周囲に配置され、インサート成形によって前記シート状筐体部材の外縁部と一体化されたフレーム部材と、前記フレーム部材を介して、前記シート状筐体部材に対して張力を付与する張力付与機構と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器用筐体は、上記発明において、前記張力付与機構は、前記シート状筐体部材と対向して配置され、前記シート状筐体部材との間に各種電子部品が配置される空間を形成する平板状の筐体部材と、前記筐体部材から前記シート状筐体部材側に突出し、前記シート状筐体部材と接触するリブ部と、前記フレーム部材と前記筐体部材の外縁部とを締結する締結部材と、を備え、前記シート状筐体部材と前記リブ部とが接触する部分を支点とし、前記フレーム部材と前記筐体部材の外縁部とが締結された部分を力点とし、前記シート状筐体部材と前記フレーム部材とが固定された部分を作用点として、前記シート状筐体部材に張力を付与することを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器用筐体は、上記発明において、前記張力付与機構は、前記シート状筐体部材と対向して配置され、前記シート状筐体部材との間に各種電子部品が配置される空間を形成する有底箱状の筐体部材と、前記筐体部材の端部に形成され、前記空間側から前記フレーム部材に接触するフランジ部と、前記フレーム部材と前記筐体部材の側面とを締結する締結部材と、を備え、前記フランジ部と前記フレーム部材とが接触する部分を支点とし、前記フレーム部材と前記筐体部材の側面とが締結された部分を力点とし、前記シート状筐体部材と前記フレーム部材とが固定された部分を作用点として、前記シート状筐体部材に張力を付与することを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器用筐体は、上記発明において、前記フレーム部材は平面形状が四角枠状であり、4つのコーナー部がそれ以外の部分よりも柔軟な素材で構成されていることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器用筐体は、上記発明において、前記シート状筐体部材は、織物であることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器用筐体は、上記発明において、前記シート状筐体部材は、炭素繊維が三軸で織られた三軸織物であることを特徴とする。
また、本発明に係る電子機器用筐体は、上記発明において、前記シート状筐体部材は、炭素繊維が一方向に配列された一方向配列材であることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、上記電子機器用筐体を用いたことを特徴とする。
本発明に係る電子機器用筐体およびそれを用いた電子機器によれば、シート状筐体部材を用いるとともに、シート状筐体部材に対して張力を付与することにより、外力に対抗しうる強度を確保することができるとともに、従来のようなプリプレグ板の積層体を電子機器用筐体として用いた場合と比較して、薄型化および軽量化を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器用筐体を適用可能な電子機器を示す斜視図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係る電子機器用筐体の第1筐体部材を示す平面図である。 図3は、本発明の第1実施形態に係る電子機器用筐体の第1筐体部材を示す断面図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係る電子機器用筐体を示す、図2のX−X断面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る電子機器用筐体のシート状筐体部材に適用可能な炭素繊維の三軸織物を示す模式図である。 図6は、本発明の第2実施形態に係る電子機器用筐体の第1筐体部材を示す平面図である。 図7は、本発明の第2実施形態に係る電子機器用筐体の第1筐体部材を示す断面図である。 図8は、本発明の第2実施形態に係る電子機器用筐体を示す、図6のY−Y断面図である。
以下、本発明に係る電子機器用筐体および電子機器について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また、以下の実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
本発明に係る電子機器用筐体を適用可能な電子機器50としては、例えば図1に示すようなノート型PCが挙げられる。電子機器50は、キーボード装置511、背面カバー512aおよび正面カバー512bを有する機器本体51と、液晶ディスプレイ等からなるディスプレイ装置521、背面カバー523aおよび正面カバー523bを有する矩形平板状の蓋体52とを備え、蓋体52を左右のヒンジ522により機器本体51に対して開閉可能に連結したクラムシェル型のノート型PCである。本発明に係る電子機器用筐体は例えばこの電子機器50の背面カバー512a,523aとして利用することができる。なお、機器本体51の内部には、図示しない基板、演算処理装置、ハードディスク装置およびメモリ等の各種電子部品が収納されている。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る電子機器用筐体について、図2〜図5を参照しながら説明する。本実施形態に係る電子機器用筐体1は、図2および図3に示すように、当該電子機器用筐体1を構成する部材として、従来のプリプレグ板のようなそれ自体で剛性を有する素材を用いるのではなく、プリプレグ板よりもはるかに薄く軽量なシート状筐体部材11を用い、このシート状筐体部材11に対して張力Tを常時付与することにより、従来のプリプレグ板と同様の剛性を確保することを特徴としている。
電子機器用筐体1は、図4に示すように内部に空間を有する箱状に形成されており、シート状筐体部材11およびフレーム部材12からなる第1筐体部材10と、第2筐体部材(筐体部材)20と、締結部材30と、を備えている。ここで、第2筐体部材20および締結部材30は、後記するように、フレーム部材12を介して、シート状筐体部材11に対して張力Tを付与する張力付与機構として機能する。なお、図4は、電子機器用筐体1を図2に示したX−X方向で切断した場合の片側(左側)の断面を示しているが、その反対側(右側)の断面も同様の構成を備えている。
シート状筐体部材11は、図4に示すように、平坦部11aと、傾斜部11bと、外縁部11cと、を有している。傾斜部11bは、第2筐体部材20から伸びるリブ部21によってシート状筐体部材11が外側(第2筐体部材20とは反対方向)に押されて形成されたものであり、平坦部11aの末端から所定の角度で傾斜し、外縁部11cへ続いている。外縁部11cは、インサート成形によってフレーム部材12に埋設されており、当該フレーム部材12に対して強固に固定されている。そして、シート状筐体部材11は、後記するように、フレーム部材12を介して張力付与機構によって張力Tが付与されている。
ここで、シート状筐体部材11としては、例えば図5に示すように、炭素繊維111が三軸で織られた一枚の三軸織物を用いることができる。このような三軸織物をシート状筐体部材11として用いることにより、外力を三方向に逃がすことができる。また、従来用いられていたプリプレグ板の積層体は厚さが0.5mm前後であるが、同図に示す三軸織物は樹脂成分が不要で、かつ単層で構成されているため、厚さが0.13mm前後であり、薄く軽量である。
また、三軸織物は、図5に示すように、強固に織られた状態において必ず微細な織目112が形成される。従って、シート状筐体部材11として三軸織物を用いることにより、電子機器用筐体1内に各種電子部品M(図4参照)を配置した場合において、当該電子部品Mが発する熱を、織目112を介して外部に排出することが可能となる。また、三軸織物には必ず織目112が形成されるため、後記するように、シート状筐体部材11(三軸織物)を、フレーム部材12を構成する樹脂または金属にインサート成形する際に、樹脂または金属が織目112に入り込み、固定性が向上する。また、例えばこのような織目112に光源を配置することにより、イルミネーション等の装飾的機能として活用することも可能である。
また、シート状筐体部材11としては、三軸織物の他にも、二軸織物や四軸織物といったその他の織物、あるいは炭素繊維が一方向に配列された一方向配列材(UD(Uni Derection)材)等を用いることもできる。特にUD材は高い強度を有する素材であるため、シート状筐体部材11としてUD材を用いることにより、上記織物を用いた場合以上の高い強度を確保することができる。また、炭素繊維以外にも、その他の繊維状材料を用いることができる。
フレーム部材12は、シート状筐体部材11を支持するとともに、箱状の電子機器用筐体1の側面を構成するものである。フレーム部材12は、図2に示すように四角枠状に形成され、シート状筐体部材11の周囲に配置されている。また、フレーム部材12は、図4に示すように、インサート成形によってシート状筐体部材11の外縁部11cと一体化されている。なお、フレーム部材12は、樹脂または金属によって構成されている。
第2筐体部材20は、箱状の電子機器用筐体1の他方の面を構成するものである。第2筐体部材20は、図4に示すように平板状に形成されており、シート状筐体部材11と対向して配置されている。そして、第2筐体部材20とシート状筐体部材11との間には、各種電子部品Mが配置される空間が形成されている。
第2筐体部材20は、図4に示すように、フレーム部材12の近傍にリブ部21が形成されている。このリブ部21は、シート状筐体部材11側に突出し、当該シート状筐体部材11と接触している。締結部材30は、例えばネジであり、フレーム部材12の下面12aと第2筐体部材20の外縁部20aとを締結し、両者を固定している。
以上のような構成を備える電子機器用筐体1は、図4に示すように、締結部材30を締結した際に、シート状筐体部材11とリブ部21とが接触する部分を支点とし、フレーム部材12と第2筐体部材20の外縁部20aとが締結された部分を力点とし、シート状筐体部材11とフレーム部材12とが固定された部分を作用点として、テコの原理により、シート状筐体部材11に対して縦方向および横方向の張力Tを付与する(図2参照)。すなわち、締結部材30が締結された際の締結力Fが上記力点に付与されることにより、上記支点を介してシート状筐体部材11に張力Tが付与されることになる。
従って、このようなシート状筐体部材11を用いるとともに、シート状筐体部材11に対して張力Tを付与することにより、外力に対抗しうる強度を確保することができるとともに、従来のようなプリプレグ板の積層体を電子機器用筐体として用いた場合と比較して、薄型化および軽量化を図ることができる。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る電子機器用筐体について、図6〜図8を参照しながら説明する。本実施形態に係る電子機器用筐体1Aは、第1実施形態とは張力Tを付与する方法が異なる。なお、以下の説明では、第1実施形態と重複する構成については適宜説明を簡略化・省略する。
本実施形態に係る電子機器用筐体1Aは、図6および図7に示すように、当該電子機器用筐体1Aを構成する部材として、プリプレグ板よりもはるかに薄く軽量なシート状筐体部材11Aを用い、このシート状筐体部材11Aに対して張力Tを常時付与することにより、従来のプリプレグ板と同様の剛性を確保することを特徴としている。
電子機器用筐体1Aは、図8に示すように内部に空間を有する箱状に形成されており、シート状筐体部材11Aおよびフレーム部材12Aからなる第1筐体部材10Aと、第2筐体部材(筐体部材)20Aと、締結部材30と、を備えている。ここで、第2筐体部材20Aおよび締結部材30は、後記するように、フレーム部材12Aを介して、シート状筐体部材11Aに対して張力Tを付与する張力付与機構として機能する。
シート状筐体部材11Aは、箱状の電子機器用筐体1Aの一方の面を構成するものである。シート状筐体部材11Aは、図8に示すように平坦に形成されている。そして、シート状筐体部材11Aの外縁部11cは、インサート成形によってフレーム部材12Aに埋設されており、当該フレーム部材12Aに対して強固に固定されている。シート状筐体部材11Aとしては、第1実施形態と同様に、三軸織物(図5参照)、二軸織物、四軸織物およびUD材を用いることができる。
フレーム部材12Aは、シート状筐体部材11Aを支持するとともに、箱状の電子機器用筐体1Aの側面を構成するものである。フレーム部材12Aは、図6に示すように四角枠状に形成され、シート状筐体部材11Aの周囲に配置されている。また、フレーム部材12Aは、図8に示すように一部が外側に屈曲した凹部12bが形成されている。そして、フレーム部材12Aは、図8に示すように、インサート成形によってシート状筐体部材11Aの外縁部11cと強固に一体化されている。
また、フレーム部材12Aは、例えば4つのコーナー部121がそれ以外の部分、すなわちコーナー部121以外の部分よりも柔軟な素材で構成されている。これにより、張力付与機構は、フレーム部材12Aにおけるコーナー部121以外の部分を介して、シート状筐体部材11Aに対して適切に張力Tを付与することができる。なお、コーナー部121の素材としては、例えば金属以外の樹脂類や、より柔軟なエラストマー等を用いることができる。
また、コーナー部121は、コーナー部121以外の部分と同じ素材で構成しても構わない。この場合、例えばコーナー部121の肉厚を、コーナー部121以外の部分の肉厚よりも薄くすることにより、当該コーナー部121の構造上の剛性を低減させる。これにより、コーナー部121を柔軟な素材で構成した場合と同様に、フレーム部材12Aにおけるコーナー部121以外の部分を介して、シート状筐体部材11Aに対して適切に張力Tを付与することができる。
第2筐体部材20Aは、箱状の電子機器用筐体1Aの他方の面を構成するものである。第2筐体部材20Aは、図8に示すように有底箱状に形成されており、シート状筐体部材11Aと対向して配置されている。
第2筐体部材20Aは、図8に示すように、端部にフランジ部21Aが形成されている。このフランジ部21Aは、フレーム部材12Aの凹部12b側に突出し、当該凹部12bと接触している。締結部材30は、フレーム部材12Aと第2筐体部材20Aの側面20bとを締結する。
以上のような構成を備える電子機器用筐体1Aは、図8に示すように、締結部材30を締結した際に、フランジ部21Aとフレーム部材12Aとが接触する部分を支点とし、フレーム部材12Aと第2筐体部材20Aの側面20bとが締結された部分を力点とし、シート状筐体部材11Aとフレーム部材12Aとが固定された部分を作用点として、テコの原理により、シート状筐体部材11Aに対して縦方向および横方向の張力Tを付与する(図6参照)。すなわち、締結部材30が締結された際の締結力Fが上記力点に付与されることにより、上記支点を介してシート状筐体部材11Aに張力Tが付与されることになる。
従って、このようなシート状筐体部材11Aを用いるとともに、シート状筐体部材11Aに対して張力Tを付与することにより、外力に対抗しうる強度を確保することができるとともに、従来のようなプリプレグ板の積層体を電子機器用筐体として用いた場合と比較して、薄型化および軽量化を図ることができる。
以上、本発明に係る電子機器用筐体およびそれを用いた電子機器について、発明を実施するための形態により具体的に説明したが、本発明の趣旨はこれらの記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて広く解釈されなければならない。また、これらの記載に基づいて種々変更、改変等したものも本発明の趣旨に含まれることはいうまでもない。
例えば、シート状筐体部材11,11Aを構成する繊維としては、炭素繊維111以外にも、金属繊維、植物繊維、合成繊維等を用いることができ、繊維以外にも金属膜等も用いることができる。
また、電子機器用筐体1Aでは、フレーム部材12Aにおける4つのコーナー部121が、それ以外の部分よりも柔軟な素材で構成されていたが、例えばコーナー部121に相当する部分を切断し、当該切断部分にキャップ等の別部材を嵌め込むような構成、あるいは4つのコーナー部121を丸め、フレーム部材12Aの平面形状を角丸四角枠状とする構成としても構わない。このような構成であっても、コーナー部121を柔軟な素材で構成した場合と同様の効果を奏する。
また、図1では、電子機器50の一例としてノート型PCを例示したが、電子機器用筐体1,1Aは、タブレット型PC、スマートフォンおよび携帯電話等にも適用することができる。また、上記以外の電子機器においても、例えば機器内部の熱を排出するサーマールルーバー部分等に利用することができる。
1,1A 電子機器用筐体
10,10A 第1筐体部材
11,11A シート状筐体部材
11a 平坦部
11b 傾斜部
11c 外縁部
111 炭素繊維
112 織目
12,12A フレーム部材
12a 下面
12b 凹部
121 コーナー部
20,20A 第2筐体部材(筐体部材)
20a 外縁部
20b 側面
21 リブ部
21A フランジ部
30 締結部材
50 電子機器
51 機器本体
511 キーボード装置
512a 背面カバー
512b 正面カバー
52 蓋体
521 ディスプレイ装置
522 ヒンジ
523a 背面カバー
523b 正面カバー

Claims (8)

  1. シート状筐体部材と、
    前記シート状筐体部材の周囲に配置され、インサート成形によって前記シート状筐体部材の外縁部と一体化されたフレーム部材と、
    前記フレーム部材を介して、前記シート状筐体部材に対して張力を付与する張力付与機構と、
    を備えることを特徴とする電子機器用筐体。
  2. 前記張力付与機構は、
    前記シート状筐体部材と対向して配置され、前記シート状筐体部材との間に各種電子部品が配置される空間を形成する平板状の筐体部材と、
    前記筐体部材から前記シート状筐体部材側に突出し、前記シート状筐体部材と接触するリブ部と、
    前記フレーム部材と前記筐体部材の外縁部とを締結する締結部材と、
    を備え、
    前記シート状筐体部材と前記リブ部とが接触する部分を支点とし、前記フレーム部材と前記筐体部材の外縁部とが締結された部分を力点とし、前記シート状筐体部材と前記フレーム部材とが固定された部分を作用点として、前記シート状筐体部材に張力を付与することを特徴とする請求項1に記載の電子機器用筐体。
  3. 前記張力付与機構は、
    前記シート状筐体部材と対向して配置され、前記シート状筐体部材との間に各種電子部品が配置される空間を形成する有底箱状の筐体部材と、
    前記筐体部材の端部に形成され、前記空間側から前記フレーム部材に接触するフランジ部と、
    前記フレーム部材と前記筐体部材の側面とを締結する締結部材と、
    を備え、
    前記フランジ部と前記フレーム部材とが接触する部分を支点とし、前記フレーム部材と前記筐体部材の側面とが締結された部分を力点とし、前記シート状筐体部材と前記フレーム部材とが固定された部分を作用点として、前記シート状筐体部材に張力を付与することを特徴とする請求項1に記載の電子機器用筐体。
  4. 前記フレーム部材は平面形状が四角枠状であり、4つのコーナー部がそれ以外の部分よりも柔軟な素材で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の電子機器用筐体。
  5. 前記シート状筐体部材は、織物であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器用筐体。
  6. 前記シート状筐体部材は、炭素繊維が三軸で織られた三軸織物であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器用筐体。
  7. 前記シート状筐体部材は、炭素繊維が一方向に配列された一方向配列材であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器用筐体。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の電子機器用筐体を用いたことを特徴とする電子機器。
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