JP7126330B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイパネルを備える電子機器に関する。
ノート型PCのような電子機器は、液晶ディスプレイ等のディスプレイパネルを備える(例えば特許文献1参照)。
特許第6715973号公報
ところで、上記のようなディスプレイパネルは、例えば筐体の後面を形成するカバー部材の内面に対して四隅にスポンジ等を挟んで配置され、表示面の外周を囲むベゼル部材の接着力で筐体に支持される。ベゼル部材は、表示面の外周縁部と筐体の周囲壁部との間に跨るようにして両者に接着され、ディスプレイパネルを押さえている。
近年、ベゼル部材は、外観品質の向上のため、可能な限り幅狭に構成することが望まれている。その結果、ベゼル部材は、十分な接着面積の確保が難しくなっており、ディスプレイパネルを安定して固定するが困難になってきている。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、ベゼル部材を幅狭に構成しつつもディスプレイパネルを安定して支持することができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る電子機器は、筐体と、前記筐体の後面を形成するカバー部材の内面で支持され、表示面が前記筐体の前面に臨むように設置されるディスプレイパネルと、前記カバー部材の内面に対して前記ディスプレイパネルを支持する支持部材と、を備え、前記支持部材は、前記カバー部材の内面に固定されるカバー固定面を有するカバー固定部と、前記ディスプレイパネルの裏面に固定されるパネル固定面を有し、前記カバー部材の内面に向かって弾性変位可能なパネル固定部と、を備える。
本発明の上記態様によれば、ベゼル部材を幅狭に構成しつつもディスプレイパネルを安定して支持することができる。
図1は、一実施形態に係る電子機器を上から見下ろした模式的な平面図である。 図2は、第1筐体を前面側から見た模式的な正面図である。 図3は、図2中のIII-III線に沿う模式的な断面図である。 図4は、図2中の模式的なIV矢視線図である。 図5は、図2中のV-V線に沿う模式的な断面図である。 図6は、筐体間を収納形態とした状態でのタッチパッド及びその周辺部を拡大した模式的な断面図である。
以下、本発明に係る電子機器について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器10を上から見下ろした模式的な平面図である。図1に示すように、電子機器10は、第1筐体12と第2筐体14とをヒンジ16で相対的に回動可能に連結したクラムシェル型のノート型PCである。第1筐体12は、ディスプレイパネル18を搭載したディスプレイ筐体である。第2筐体14は、キーボード20やタッチパッド21等の入力装置やマザーボード等を搭載した筐体である。
電子機器10は、筐体12,14間が収納形態(図6参照)と使用形態(図1参照)との間で回動可能である。収納形態は、筐体12,14の互いの面方向が略平行し、互いの交差角度が例えば0度程度となった状態である。使用形態は、例えば筐体12,14の互いの面方向の交差角度が例えば90度~140度程度となった状態である。筐体12,14間の回動範囲は、140度以上でもよい。本発明に係る電子機器は、ノート型PC以外、例えば単体のディスプレイ装置、タブレット型PC、携帯電話、スマートフォン、又は携帯用ゲーム機等でもよい。
以下、電子機器10について、筐体12,14間を90度とした状態(筐体12,14の面方向が互いに直交した状態)を基準とし、ディスプレイパネル18の表示面18aを視認しながらキーボード20を使用するユーザから見て、手前側を前、奥側を後、幅方向を左右、上下方向を上下、と呼んで説明する。これらの各方向は、説明の便宜上のものであり、電子機器10の姿勢や筐体12,14間の角度によって実際の方向は適宜変化する。
先ず、第2筐体14の概略構成を説明する。
第2筐体14は、扁平な箱体である。第2筐体14の内部には、CPU等を搭載したマザーボード、バッテリ装置、メモリ、アンテナ装置等の各種電子部品が収容されている。キーボード20及びタッチパッド21は、第2筐体14の上面14aに臨むように搭載されている。キーボード20は、上面14aの左右略全幅に広がり、上面14aの後側略60%程度の領域を占めている。タッチパッド21は、上面14aの略30%程度の左右幅を有し、キーボード20の前側で上面14aの中央付近に設置されている。
タッチパッド21は、例えばタッチ操作及びクリック操作が可能なものであり、クリックパッドとも呼ばれる。上面14aを形成するプレート部材には、タッチパッド21が配設される開口部14bが形成されている。タッチパッド21は、開口部14b内で上面14aよりも僅かに低い位置に設置されている。タッチパッド21の外周縁部は、開口部14bの内周縁部との間に段差を生じている。この段差により、上面14aには、開口部14bの内周縁部の角部(エッジ部14c)が形成されている(図6参照)。
次に、第1筐体12の概略構成を説明する。
第1筐体12は、第2筐体14よりも薄い扁平な箱体である。ディスプレイパネル18は、表示面18aが第1筐体12の前面(正面)12aを臨むように搭載されている。第1筐体12は、後面(背面)12bを形成するカバー部材24と、前面12aの周縁部を形成するベゼル部材26と、を有する。第1筐体12の上下左右の側面12cは、カバー部材24の四周縁部から起立した立壁によって形成されている。カバー部材24は後面12bのみを形成するプレート状に構成し、側面12cは別部品である枠状のフレームに形成してもよい。第1筐体12は、その下縁部がヒンジ16を介して第2筐体14の後縁部と相対的に回動可能に連結されている。
ディスプレイパネル18は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイである。ディスプレイパネル18は、例えばガラス、液晶層、及び導光板等を積層してそれぞれの層の外周縁部同士を両面テープや接着剤等で固定した構造である。ディスプレイパネル18は、タッチパネル式でもよい。
次に、第1筐体12の具体的な構成を説明する。
図2は、第1筐体12を前面12a側から見た模式的な正面図である。図3は、図2中のIII-III線に沿う模式的な断面図である。図2は、ベゼル部材26の図示を省略し、ディスプレイパネル18は外形のみを2点鎖線で図示している。これにより図2には、カバー部材24の内面24a(後面12bの裏面)と、この内面24aに設置された各部品とが図示されている。
先ず、カバー部材24の構成を説明する。
図2及び図3に示すように、本実施形態のカバー部材24は、中央部を含む大部分を形成する矩形状のプレート部28と、プレート部28の外周縁部に接合された枠状のフレーム部30と、を有する。
プレート部28は、例えばプリプレグの積層板、樹脂板、又はアルミニウムやチタン等の金属板で構成される。プリプレグの積層板は、例えば炭素樹脂等の強化繊維にマトリクス樹脂(例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂或いは熱可塑性樹脂)を含浸させたプリプレグを複数層積層し、仕様によってはプリプレグ層間に発泡体等の中間材を挟んだものである。本実施形態のプレート部28は、強化繊維として炭素繊維を用いた炭素繊維強化樹脂板(CFRP板)である。
フレーム部30は、プレート部28の外周縁部に樹脂材を射出成形し、接合したものである。フレーム部30を形成する樹脂材としては、例えばポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等であり、これらの樹脂にガラス繊維等の強化繊維を含有させた繊維強化樹脂(例えば、GFRP)を用いてもよい。炭素繊維強化樹脂板で形成されたプレート部28は、軽く且つ高強度であるが、機械加工や形状加工の施工性に問題がある。そこでカバー部材24は、プレート部28の周囲に樹脂材で形成されたフレーム部30を設け、このフレーム部30に側面12cを形成する立壁30aやヒンジ16を固定するためのねじ穴30bを形成している。ねじ穴30bは、カバー部材24の左右の下角部に設けた厚肉部30cに形成している。厚肉部30cは、フレーム部30の一部を他の部分よりも内面24a側に厚く構成した部分である。
図2中に破線で示すように、本実施形態のカバー部材24は、内面24aが滑らかに窪んだ凹状の曲面形状32を有する。曲面形状32は、プレート部28の領域の一部又は全部を後面12b側に膨出させることで、内面24aを皿状に窪ませたものである。つまりカバー部材24は、後面12b側の一部又は全部が後方へと僅かに膨出したドーム形状を成している。図2では、曲面形状32を模式的に略六角形状で図示しているが、実際にはプレート部28の大部分に広がるなだらかな楕円形状の凹部となる。
曲面形状32(ドーム形状)は、内面24aとディスプレイパネル18の裏面18bとの間に、ある程度の高さを有する空間を形成する。図2に示すように、この空間はディスプレイパネル18の制御基板34の設置スペースとなっている。制御基板34は、ディスプレイパネル18での表示制御を行う基板であり、第2筐体14側のマザーボード等とFPC(フレキシブルプリント基板)を介して接続される。
次に、第1筐体12でのディスプレイパネル18の支持構造を説明する。図4は、図2中の模式的なIV矢視線図であり、一部を断面で図示している。
図2に示すように、カバー部材24の内面24aには、3枚の支持部材36A,36B,36Cが設けられている。支持部材36A~36Cは、ディスプレイパネル18をカバー部材24の内面24aに対して支持するための台座である。支持部材36A,36Bは、カバー部材24の互いに対向し、上下方向に延在する左右両側の辺(左右側面12c)に沿って設けられている。支持部材36Cは、カバー部材24の左右方向に延在する上側の辺(上側面12c)に沿って設けられている。支持部材の設置枚数は適宜変更可能である。各支持部材36A~36Cは、長尺な1枚板状ではなく、短尺なものを2枚以上並べて構成してもよい。
本実施形態の場合、カバー部材24の左右方向に延在する下側の辺(下側面12c)は、支持部材を設置していない。ここには、ヒンジ16や制御基板34からのFPC(フレキシブルプリント基板)が配設されるため、支持部材の設置スペースの確保が難しいからである。勿論、この下側の辺に沿って支持部材を設置してもよい。
各支持部材36A~36Cは、全長、幅、又は端部の形状等が異なる場合もあるが、本質的な構成は同一である。そこで、以下では図2中で左側の支持部材36Aを代表的に説明し、他の支持部材36B,36Cについては支持部材36Aと異なる点のみを説明し、共通する点は同一の参照符号を付して適宜説明を省略する。
図2~図4に示すように、支持部材36A(36B,36C)は、カバー固定部38と、パネル固定部39と、段部40とを有する。支持部材36A(36B,36C)は、断面略Z字状或いはクランク状に屈曲した階段状の板状部材である。支持部材36A(36B,36C)は、例えばポリカーボネート系樹脂とABS系樹脂とのポリマーアロイ(PC/ABS系樹脂)等の樹脂で形成されている。支持部材36A~36Cは、後述するパネル固定部39の弾性変位が確保できれば、金属等の樹脂以外の素材で形成してもよい。
カバー固定部38は、カバー部材24に固定される部分である。カバー固定部38は、後側(図3中で下側)のカバー固定面38aが両面粘着テープ42を用いてカバー部材24の内面24aに固定される。
パネル固定部39は、ディスプレイパネル18に固定される部分である。パネル固定部39は、前側(図3中で上側)のパネル固定面39aが両面粘着テープ43を用いてディスプレイパネル18の裏面18bに固定される。カバー固定部38がカバー部材24に固定された状態で、パネル固定部39は内面24aから僅かに浮いた位置に配置される。つまりパネル固定面39aの裏面39bと、内面24aとの間には隙間44が形成されている。この隙間44により、パネル固定部39は、前後方向(図2中で上下方向)に弾性変位可能である。
図2及び図3に示すように、支持部材36A(36B,36C)は、カバー固定面38aよりもパネル固定面39aの方が大きな表面積を有する。本実施形態では、パネル固定面39aの幅(長手方向に直交する方向の幅)がカバー固定面38aよりも大きく幅広である。さらに、支持部材36A,36Bではパネル固定面39aの方がカバー固定面38aよりも全長が長い。これによりパネル固定面39aは大きな表面積を確保している。このため、パネル固定面39aの両面粘着テープ43は、カバー固定面38aの両面粘着テープ42よりも大きな接着面積が確保されている。
段部40は、カバー固定部38とパネル固定部39の間に設けられ、両者に高低差を形成する部分である。段部40は、例えば階段でいうところの蹴込みや蹴上(Riser)に相当する部分である。本実施形態の段部40は、例えばカバー固定部38からパネル固定部39に向かって次第に高くなる傾斜板で形成されている。段部40は、パネル固定部39が内面24aとの間に隙間44を形成し、パネル固定部39の弾性変位を確保できればその形状は問わない。
段部40は、省略してもよい。この場合、支持部材36A(36B,36C)は、例えば横向きU字形状やO字形状の断面形状に形成し、パネル固定部39の弾性変位を確保すればよい。但し、支持部材36A(36B,36C)は、全体の厚み(前後方向厚み)を最小限にするためには、図2に示すような階段状が好適である。
このような支持部材36A~36Cは、それぞれカバー部材24の各辺(上及び左右の側面12c)の近傍で各辺に沿って上下方向或いは左右方向に延在している。ここで、各支持部材36A~36Cは、カバー固定部38がカバー部材24の内側(中央側)に配置され、パネル固定部39がカバー部材24の外側(外縁側)に配置されている。すなわちディスプレイパネル18は、上記したように複数部材の積層体であり、それぞれの外縁部同士が固定されている。このため、ディスプレイパネル18は、外縁部への負荷は問題を生じ難いが中央部への負荷は破損等の原因となる。従って、パネル固定面39aは、可能な限りディスプレイパネル18の外縁部に固定される必要がある。そこで本実施形態の支持部材36A~36Cは、パネル固定部39をカバー部材24の外側に配置し、ディスプレイパネル18の外縁部を支持する構成としている。
次に、各支持部材36A~36Cに特有の構成を説明する。
各支持部材36A~36Cのパネル固定面39aは、ディスプレイパネル18の平坦な裏面18bを支持するために、全体が1枚の平面上(支持平面)に配置されている必要がある。一方、カバー部材24の内面24aは、曲面形状32を有し、特に左右の支持部材36A,36Bのカバー固定面38aは曲面形状32に重なる。そこで、左右の支持部材36A,36Bは、カバー固定面38aを曲面形状32に合わせた曲面で形成し(図3及び図4参照)、曲面形状32の上でもパネル固定面39aを支持平面上に配置可能としている。なお、支持部材36Cも曲面形状32に重なる際はそのカバー固定面38aを曲面で形成するとよい。
図2及び図3に示すように、左側の支持部材36Aは、カバー固定部38よりもパネル固定部39が長尺である。支持部材36Aのパネル固定部39は、その両端部がカバー固定部38の両端部から突き出した突出部39c,39dを形成している。図2中で下側の突出部39cには、微細な位置決め孔39eが形成されている。突出部39cは、厚肉部30c上に載置され、厚肉部30cに形成された位置決めピン30dと嵌合する(図4も参照)。これにより支持部材36Aがカバー部材24に位置決めされる。なお、支持部材36A(36B,36C)の位置決めは、カバー部材24の内面24aに引いた罫書き線も利用している。また、図2中で上側の突出部39dは、支持部材36Cの左側端部が突き当てられることで、支持部材36Cを位置決め可能である。
支持部材36Aのパネル固定部39には、突出部39cの近傍にスリット状の切除部39fが形成されている。切除部39fは、パネル固定部39から段部40までを幅方向(左右方向)に切除したものである。切除部39fは、図4に示すように厚肉部30c上で位置決めされる突出部39cを他の部分から切り離す。これによりパネル固定部39の弾性変位が厚肉部30cによって阻害されることが防止される。
右側の支持部材36Bにも突出部39c、位置決め孔39e、及び切除部39fが形成されている。支持部材36Bは、支持部材36Aに対して略左右対称形状であるが、上側の端部の形状のみが大きく異なる。支持部材36Bの上側の端部は、斜めにカットされ、隣接する支持部材36Cの右側端部との間に間隙45を形成している。間隙45は、第1筐体12の上辺に沿って配置されるカメラやマイクに接続され、下辺から第2筐体14へと延びるFPCの通り道となる。支持部材36Bは、支持部材36Aと完全に左右対称形状でもよい。
以上のように、本実施形態の電子機器10は、第1筐体12のカバー部材24の内面24aに対してディスプレイパネル18を支持する支持部材36A~36Cを備える。支持部材36A~36Cは、内面24aに固定されるカバー固定面38aを有するカバー固定部38と、ディスプレイパネル18の裏面18bに固定されるパネル固定面39aを有し、カバー部材24の内面24aに向かって弾性変位可能なパネル固定部39と、を備える。
従って、当該電子機器10は、ディスプレイパネル18をベゼル部材26ではなく、支持部材36A~36Cを介してカバー部材24によって支持することができる。このため、ベゼル部材26を可能な限り幅狭に形成しつつも、ディスプレイパネル18の安定した支持が可能となり、第1筐体12の小型化及び外観品質向上が図られる。この際、ディスプレイパネル18は、積層形態時或いはタッチパネルの操作時に押圧力を受けた場合であっても、パネル固定部39が弾性変位することで、この押圧力を吸収できる。その結果、当該電子機器10は、ディスプレイパネル18の破損、例えばブラックスポットやホワイトスポットと呼ばれる表示異常やガラス割れ等を抑制することもできる。
支持部材36A~36Cは、カバー固定面38aよりもパネル固定面39aの方が大きな表面積を有する。すなわち、例えばディスプレイパネル18の交換等のメンテナンス時、ディスプレイパネル18をカバー部材24から取り外す必要がある場合がある。この場合、ディスプレイパネル18をパネル固定面39aから取り外し、支持部材36A~36Cはカバー部材24に固定されたままにしたおくことが好ましい。カバー固定面38aは、曲面形状32に合わせた曲面で形成されていることもあり、一旦取り外してしまうとその後の位置決めが煩雑だからである。そこで、本実施形態では、支持部材36A~36Cは、カバー固定面38aを内面24aに強力に固定しておき、ディスプレイパネル18をパネル固定部39から取り外す構成を採用している。
従って、取外しが不要な両面粘着テープ42は、強力な粘着力のものを使用できるため、カバー固定面38aは小さい表面積でも十分な粘着力を発揮できる。これによりカバー固定面38aを最小限の大きさに形成でき、第1筐体12内での設置スペースを抑えることができる。一方、取外しが必要な両面粘着テープ43は、両面粘着テープ42よりも粘着力の小さいものを使用する必要がある。そこで、パネル固定面39aは大きな表面積を確保して両面粘着テープ43の粘着力の不足分を補い、ディスプレイパネル18のがたつきを防止している。両面粘着テープ43は、例えば耳状のタブを引っ張ることで、引張剥離可能なストレッチリリーステープ、ストレッチ両面テープ、ストレッチャブルテープと呼ばれるテープを使用してもよい。
図5は、図2中のV-V線に沿う模式的な断面図である。図6は、筐体12,14を収納形態とした状態でのタッチパッド21及びその周辺部を拡大した模式的な断面図である。図5では、支持部材36C及び両面粘着テープ42,43以外の部材の図示は省略している。なお、図2に示す切除部39fの具体的な構造は、図5に示す切除部39h(39g)と同様である。
図2及び図5に示すように、上側の支持部材36Cのパネル固定部39には、左右一対のスリット状の切除部39g,39hが形成されている。図2中に2点鎖線で示すように、切除部39g,39hは、収納形態時に筐体12,14の積層方向でタッチパッド21の左右縁部に沿ったエッジ部14cとそれぞれ重なる位置にある(図6も参照)。
図6に示す収納形態において、例えば第1筐体12の後面12bが外圧を受けてディスプレイパネル18の表示面18aが第2筐体14の上面14aに押し付けられた場合を考える。この場合、左右のエッジ部14cは、筐体12,14の積層方向で支持部材36Cと重なる位置にある(図2参照)。このため、図6に示すように、ディスプレイパネル18がエッジ部14cからの強い負荷Fを受ける可能性がる。そうすると、パネル固定部39の弾性変位だけでは負荷Fを吸収できず、ディスプレイパネル18がエッジ部14cによる局所的な高圧力で破損する懸念がある。
この点、本実施形態の支持部材36Cは、エッジ部14cと重なる位置に切除部39g,39hを有するため、負荷Fを円滑に吸収し、ディスプレイパネル18の破損を抑制できる。このような切除部39g,39hは、支持部材36A,36Bが上面14aに設けられた他のエッジ部と干渉する懸念があるときは支持部材36A,36Bにも設けるとよい。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
上記では、カバー部材24が曲面形状32を有する構成を例示した。しかしながら、カバー部材24は、平面で形成されてもよい。
10 電子機器
12 第1筐体
14 第2筐体
16 ヒンジ
18 ディスプレイパネル
20 キーボード
21 タッチパッド
24 カバー部材
26 ベゼル部材
32 曲面形状
36A~36C 支持部材
38 カバー固定部
38a カバー固定面
39 パネル固定部
39a パネル固定面
40 段部
42,43 両面粘着テープ

Claims (6)

  1. 電子機器であって、
    筐体と、
    前記筐体の後面を形成するカバー部材の内面で支持され、表示面が前記筐体の前面に臨むように設置されるディスプレイパネルと、
    前記カバー部材の内面に対して前記ディスプレイパネルを支持する支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、
    前記カバー部材の内面に固定されるカバー固定面を有するカバー固定部と、
    前記ディスプレイパネルの裏面に固定されるパネル固定面を有し、前記カバー部材の内面に向かって弾性変位可能なパネル固定部と、
    を備え
    前記支持部材は、前記カバー固定面よりも前記パネル固定面の方が大きな表面積を有し、
    前記カバー固定面は、前記カバー部材の内面に対して第1粘着テープで固定され、
    前記パネル固定部は、前記ディスプレイパネルの裏面に対して前記第1粘着テープよりも粘着力が小さい第2粘着テープで固定される
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 電子機器であって、
    筐体と、
    前記筐体の後面を形成するカバー部材の内面で支持され、表示面が前記筐体の前面に臨ように設置されるディスプレイパネルと、
    前記カバー部材の内面に対して前記ディスプレイパネルを支持する支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、
    前記カバー部材の内面に固定されるカバー固定面を有するカバー固定部と、
    前記ディスプレイパネルの裏面に固定されるパネル固定面を有し、前記カバー部材の内面に向かって弾性変位可能なパネル固定部と、
    を備え、
    前記カバー部材は、前記内面が滑らかに窪んだ凹状の曲面形状を有し、
    前記カバー固定面は、前記曲面形状に沿った曲面で形成され、
    前記パネル固定面は、平面である
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 電子機器であって、
    筐体と、
    前記筐体の後面を形成するカバー部材の内面で支持され、表示面が前記筐体の前面に臨ように設置されるディスプレイパネルと、
    前記カバー部材の内面に対して前記ディスプレイパネルを支持する支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、
    前記カバー部材の内面に固定されるカバー固定面を有するカバー固定部と、
    前記ディスプレイパネルの裏面に固定されるパネル固定面を有し、前記カバー部材の内面に向かって弾性変位可能なパネル固定部と、
    を備え、
    前記カバー部材は、強化繊維に樹脂材を含浸させた繊維強化樹脂で形成されたプレート部の外周縁部にフレーム部を接合した構成であり、
    前記支持部材は、前記フレーム部に形成された位置決めピンが嵌合する位置決め孔を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 電子機器であって、
    筐体と、
    前記筐体の後面を形成するカバー部材の内面で支持され、表示面が前記筐体の前面に臨ように設置されるディスプレイパネルと、
    前記カバー部材の内面に対して前記ディスプレイパネルを支持する支持部材と、
    を備え、
    前記支持部材は、
    前記カバー部材の内面に固定されるカバー固定面を有するカバー固定部と、
    前記ディスプレイパネルの裏面に固定されるパネル固定面を有し、前記カバー部材の内面に向かって弾性変位可能なパネル固定部と、
    を備え、
    さらに、前記筐体とヒンジを用いて連結され、上面に入力装置、及び該入力装置の縁部に形成されたエッジ部が設けられたる第2の筐体を備え、
    前記筐体と前記第2の筐体とは、少なくとも、互いに重なるように積層され、前記ディスプレイパネルの表示面が前記入力装置に対向する収納形態と、前記筐体が起立して前記ディスプレイパネルの表示面及び前記入力装置が共に外観上に露出する使用形態との間で相対的に回動可能に連結されており、
    前記パネル固定部は、前記収納形態での前記筐体と前記第2の筐体との積層方向で、前記エッジ部と重なる位置に切欠部を有する
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記支持部材は、前記カバー固定部と前記パネル固定部との間に段部を有した階段状の板状部材で構成され、
    前記支持部材は、前記カバー固定部が前記カバー部材の内面に固定された状態で、前記パネル固定部と前記カバー部材の内面との間に隙間が形成される
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記支持部材は、少なくとも一対設けられると共に、各支持部材の前記カバー固定部及び前記パネル固定部が前記カバー部材の互いに対向する一対の辺に沿ってそれぞれ延在するように設けられ、
    各支持部材は、
    前記カバー固定部が前記カバー部材の中央側に配置され、
    前記パネル固定部が前記カバー部材の外縁側に配置されている
    ことを特徴とする電子機器。
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