JP6928153B2 - 携帯用情報機器 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み可能な携帯用情報機器に関する。
近年、タッチパネル式の液晶ディスプレイを有し、物理的なキーボードを持たないタブレット型PCやスマートフォン等の携帯用情報機器が急速に普及している。この種の携帯用情報機器のディスプレイは、使用時には大きい方が望ましい反面、非使用時には小さいことが望ましい。そこで、有機EL(Electro Luminescence)等のフレキシブルディスプレイを用いることで、筐体だけでなくディスプレイまでも折り畳み可能に構成した携帯用情報機器が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−112833号公報
上記のようなフレキシブルディスプレイは非常に薄く、衝撃等にも弱い。このため、フレキシブルディスプレイは、特に筐体を開いた使用時にその裏面が均一な平面で支持されている必要がある。特に、折曲部に段差やねじれを生じた場合、ディスプレイの表面にしわや撓みが発生し、製品の品質不良を生じる懸念がある。なお、折り畳み可能な一対の筐体のそれぞれにディスプレイを設けた構成(デュアルディスプレイ)の場合にも、各ディスプレイ間の段差を可能な限り小さく構成することが製品品質上好ましい。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、折り畳み可能な筐体でディスプレイを支持した構成であってもディスプレイでの段差や位置ずれの発生を抑制することができる携帯用情報機器を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る携帯用情報機器は、ヒンジ機構と、隣接配置された一縁部同士が前記ヒンジ機構によって連結されることで二つ折りに折り畳み可能な第1フレーム部材及び第2フレーム部材と、前記第1フレーム部材に固定された第1支持プレートと、前記第2フレーム部材に固定された第2支持プレートと、前記第1支持プレート及び前記第2支持プレートの内面で裏面が支持されたディスプレイと、を備える。
このような構成によれば、互いに折り畳み可能にヒンジ機構で連結された第1フレーム部材及び第2フレーム部材を備え、ディスプレイを支持する第1支持プレート及び第2支持プレートをこれらフレーム部材に固定している。つまりヒンジ機構で連結された各フレーム部材が、折り畳み可能な筐体の骨格として機能する。このため、例えば各フレーム部材をある程度の剛体で構成しておけば、ディスプレイに段差や位置ずれを生じることを大幅に抑制できる。
前記第1フレーム部材は、前記第1支持プレートの外形を縁取るように設けられた枠状部材であり、前記第1フレーム部材の枠内開口部には、該第1フレーム部材に固定された電子部品が配置された構成としてもよい。また、前記第2フレーム部材は、前記第2支持プレートの外形を縁取るように設けられた枠状部材であり、前記第2フレーム部材の枠内開口部には、該第2フレーム部材に固定された電子部品が配置された構成としてもよい。そうすると、枠状部材であるフレーム部材の枠内開口部を電子部品の設置スペースとして有効に利用できる。
前記第1フレーム部材は、互いに並設された一対の縦枠部と、該一対の縦枠部の両端部間をそれぞれ繋ぐように互いに並設された一対の横枠部と、を有すると共に、一方の縦枠部が前記一縁部に設けられており、前記第2フレーム部材は、互いに並設された一対の縦枠部と、該一対の縦枠部の両端部間をそれぞれ繋ぐように互いに並設された一対の横枠部と、を有すると共に、一方の縦枠部が前記一縁部に設けられており、前記第1フレーム部材の前記一方の縦枠部は、該第1フレーム部材の他の枠部よりも幅広な平板部を有し、前記第2フレーム部材の前記一方の縦枠部は、該第2フレーム部材の他の枠部よりも幅広な平板部を有する構成としてもよい。そうすると、特に折り畳み可能な筐体間で段差や位置ずれを生じ易い折曲部付近でディスプレイの裏面を幅広な平板部によってより安定して支持することができる。
前記第1フレーム部材の前記一縁部から突出した第1係止片と、前記第2フレーム部材の前記一縁部から突出した第2係止片と、を備え、前記第1係止片は、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間が前記ヒンジ機構によって開かれた場合に前記第2フレーム部材に当接し、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間が前記ヒンジ機構によって閉じられた場合に前記第2フレーム部材から離間し、前記第2係止片は、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間が前記ヒンジ機構によって開かれた場合に前記第1フレーム部材に当接し、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間が前記ヒンジ機構によって閉じられた場合に前記第1フレーム部材から離間する構成としてもよい。そうすると、フレーム部材間を平板状に開いた際、各フレーム部材に当接した係止片同士が互いに規制し合って吊り合い、2枚のフレーム部材間がより平坦に形成される。これにより、当該携帯用情報機器は、フレーム部材の対向する端面間での段差の発生を一層抑制してディスプレイを一層安定して支持することができる。
前記第1係止片は、前記第1フレーム部材の前記一縁部に沿って複数設けられ、前記第2係止片は、前記第1係止片と互い違いに対向する位置で、前記第2フレーム部材の前記一縁部に沿って複数設けられた構成としてもよい。そうすると、各フレーム部材の端面に沿った方向での段差の発生をより確実に防止できる。
前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材を構成する枠部は、前記第1支持プレート及び前記第2支持プレートの板厚よりも大きい厚みを有する構成としてもよい。そうすると、フレーム部材の剛性を十分に確保できるため、ディスプレイを一層安定して支持することができる。
前記ディスプレイは、前記第1支持プレートと前記第2支持プレートの内面間に亘って設けられ、二つ折りに折り畳み可能なフレキシブルディスプレイであってもよい。
本発明の上記態様によれば、折り畳み可能な筐体でディスプレイを支持した構成であってもディスプレイでの段差や位置ずれの発生を抑制することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯用情報機器を閉じて収納形態とした状態を示す斜視図である。 図2は、図1に示す携帯用情報機器を開いて使用形態とした状態を模式的に示す斜視図である。 図3は、図2に示す携帯用情報機器の主な構成要素を示す分解斜視図である。 図4は、図2に示す携帯用情報機器の内部構造を示す平面図である。 図5は、図4に示す携帯用情報機器を裏側から見た底面図である。 図6Aは、図5中のVIA−VIA線に沿うフレーム部材の断面図である。 図6Bは、図5中のVIB−VIB線に沿うフレーム部材の断面図である。 図7は、第1係止片及び係止凹部の構成を模式的に示す要部拡大斜視図である。 図8Aは、筐体間を開いて使用形態とした状態を模式的に示す側面断面図である。 図8Bは、図8Aに示す状態から筐体間を閉じ動作させている途中の状態での側面断面図である。 図8Cは、図8Bに示す状態から筐体間を閉じて収納形態とした状態での側面断面図である。 図9は、変形例に係る携帯用情報機器の内部構造を模式的に示す平面図である。 図10は、別の変形例に係る携帯用情報機器の内部構造を模式的に示す平面図である。
以下、本発明に係る携帯用情報機器について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
1.携帯用情報機器の全体構成の説明
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯用情報機器10を閉じて収納形態とした状態を示す斜視図である。図2は、図1に示す携帯用情報機器10を開いて使用形態とした状態を模式的に示す斜視図である。図3は、図2に示す携帯用情報機器10の主な構成要素を示す分解斜視図である。図4は、図2に示す携帯用情報機器10の内部構造を示す平面図である。図5は、図4に示す携帯用情報機器10を裏側から見た底面図である。
図1及び図2に示すように、携帯用情報機器10は、第1筐体12A及び第2筐体12Bと、背表紙部材14と、ディスプレイ16とを備える。本実施形態では、携帯用情報機器10として筐体12A,12B間を本のように二つ折りに折り畳み可能なタブレット型PCを例示する。携帯用情報機器10は携帯電話、スマートフォン、電子手帳又は携帯用ゲーム機等であってもよい。
第1筐体12Aは、ディスプレイ16の左半部を支持し、第2筐体12Bは、ディスプレイ16の右半部を支持している。第1筐体12Aは、第1カバー部材18Aと、第1フレーム部材20Aと、第1支持プレート22Aとを有する。第2筐体12Bは、第2カバー部材18Bと、第2フレーム部材20Bと、第2支持プレート22Bとを有する。
各筐体12A,12Bは、それぞれ各フレーム部材20A,20Bを骨格とし、これらフレーム部材20A,20Bに対してカバー部材18A,18B、支持プレート22A,22B及びディスプレイ16を取り付けた構造である。フレーム部材20A,20B間は、一対のヒンジ機構24,24を介して連結されている。
ヒンジ機構24は、フレーム部材20A,20B間を図1に示す収納形態と図2に示す使用形態とに折り畳み可能に連結しており、これにより筐体12A,12B間を開閉動作させることができる。図4中に1点鎖線で示す線Cは、フレーム部材20A,20Bの折り畳み動作の中心となる折曲中心Cを示している。各筐体12A,12Bは、背表紙部材14側の内端面(一端面)12Aa,12Baがヒンジ側となり、背表紙部材14側とは反対側の外端面12Ab,12Bbが開放端部側となる。
以下、図1〜図5に示すように、携帯用情報機器10について、中央の背表紙部材14から外端面12Ab,12Bbに向かう方向をX方向、背表紙部材14の長手方向に沿う方向をY方向と呼んで説明する。X方向については、背表紙部材14から一方の外端面12Abに向かう方向をX1方向、他方の外端面12Bbに向かう方向をX2方向と呼ぶこともある。Y方向については、背表紙部材14の長手方向で一方側(図3中で上側)に向かう方向をY1方向、他方側(図3中で下側)に向かう方向をY2方向と呼ぶこともある。
各カバー部材18A,18Bは、それぞれ背表紙部材14に対応する辺以外の3辺に側壁を起立形成した矩形の板状部材である。各カバー部材18A,18Bは、例えばステンレスやマグネシウム、アルミニウム等の金属板、或いは炭素繊維等の強化繊維を含む繊維強化樹脂板等で構成される。各カバー部材18A,18Bは、各筐体12A,12Bの外面を形成する。
図3及び図4に示すように、第1フレーム部材20Aの内面(表面)20Aaには、ディスプレイ16の左半部を支持した第1支持プレート22Aが取付固定されている。第2フレーム部材20Bの内面(表面)20Baには、ディスプレイ16の右半部を支持した第2支持プレート22Bが取付固定されている。
ディスプレイ16は、例えばタッチパネル式の液晶ディスプレイである。ディスプレイ16は、筐体12A,12Bを折り畳んだ際に一緒に折り畳み可能な構造である。ディスプレイ16は、支持プレート22A,22Bを介してフレーム部材20A,20Bの内面20Aa,20Baに固定される。ディスプレイ16は、例えば柔軟性の高いペーパー構造を持った有機EL等のフレキシブルディスプレイであり、筐体12A,12Bの開閉動作に伴って開閉する。
背表紙部材14は、可撓性を持った薄い板状部材で形成され、携帯用情報機器10を折り畳んだ際の背表紙となる。背表紙部材14は、筐体12A,12Bの内端面12Aa,12Ba間を内側から覆うように筐体12A,12B間に亘って設けられている。背表紙部材14は、フレーム部材20A,20Bの外面(裏面)20Ab,20Bbと、カバー部材18A,18Bの内面との間に配設される。図1に示すように、携帯用情報機器10は、収納形態では、筐体12A,12Bの内端面12Aa,12Ba間が大きく離間して隙間を生じる。背表紙部材14は、この内端面12Aa,12Ba間の隙間を覆うことで、内部のディスプレイ16や各種部品が露呈することを防止している。
2.フレーム部材の説明
フレーム部材20A,20Bの構成例を説明する。
フレーム部材20A,20Bは、筐体12A,12Bの骨格となる部材である。各フレーム部材20A,20Bは、互いのY方向両端部がヒンジ機構24を介して回動可能に連結されている。これにより各フレーム部材20A,20Bは、折曲中心Cを中心として本のように開閉される。
図3〜図5に示すように、フレーム部材20A,20Bは、それぞれ支持プレート22A,22Bの外形を縁取るように設けられた枠状部材である。フレーム部材20A,20Bは、ある程度厚みと幅を持ったステンレスやマグネシウム、アルミニウム等の金属、或いは高強度の樹脂等で構成されている。例えば、フレーム部材20A,20BのX方向及びY方向に直交する方向の厚み(高さ)のうちで最大の厚みt1は、その外周枠部となる縦枠部26b,27bの部分であり、少なくともこの厚みt1は、支持プレート22A,22Bの板厚t2よりも大きい。これによりフレーム部材20A,20Bは、高い剛性を有し、その内面20Aa,20Baが高い平面度を有する。
第1フレーム部材20Aは、Y方向に延在し、X方向の間隔を介して互いに並設された一対の縦枠部26a,26bと、X方向に延在し、Y方向の間隔を介して互いに並設された一対の横枠部26c,26dとを有する。横枠部26c,26dは、縦枠部26a,26bの両端部間をそれぞれ繋ぐように設けられている。第2フレーム部材20Bは、Y方向に延在し、X方向の間隔を介して互いに並設された一対の縦枠部27a,27bと、X方向に延在し、Y方向の間隔を介して互いに並設された一対の横枠部27c,27dとを有する。横枠部27c,27dは、縦枠部27a,27bの両端部間をそれぞれ繋ぐように設けられている。
第1フレーム部材20Aの枠部26a〜26dの内側には、枠内開口部28が形成されている。第2フレーム部材20Bの枠部27a〜27dの内側には、枠内開口部29が形成されている。本実施形態の場合、第1フレーム部材20Aは、さらに中枠部26e,26f,26gを有する。これにより、枠内開口部28は、枠内開口部28a,28b,28c,28dの4つの領域に分割されている。
フレーム部材20A,20Bの枠内開口部28(28a〜28d),29には、電子部品E1,E2,E3,E4,E5が適宜配置されている。電子部品E1〜E5は、例えば各種半導体チップが実装された基板、通信モジュール、バッテリ装置、冷却装置等である。これら電子部品E1〜E5は、フレーム部材20A,20Bに対して図示しないねじ等で取付固定されている。
内端面12Aa,12Baに対応する中央の縦枠部26a,27aには、それぞれ平板部30,31が形成されている。平板部30は、第1フレーム部材20Aに形成され、平板部31は、第2フレーム部材20Bに形成されている。平板部30,31は、他の枠部26b〜26d,27b〜27dよりも短手方向の幅寸法が幅広に構成された板状部分である。平板部30,31は、筐体12A,12B間が開かれた際、互いに隙間なく当接して均一な平面(内面20Aa,20Ba)を形成する。平板部30,31は、背表紙部材14の幅寸法より多少大きな幅寸法を有し、その外面20Ab,20Bb側で背表紙部材14を支持している。
平板部30,31は、軽量化のためにフレーム部材20A,20Bの他の部分よりも薄板で形成されている。そこで、平板部30,31の外面20Ab,20Bbには、X方向に延在した突条であるリブ32がY方向に等間隔で複数本並設され、補強されている(図5参照)。
図5に示すように、フレーム部材20A,20Bは、各リブ32に対応する位置で内端面12Aa,12Ba間に介在する複数の第1係止片34及び第2係止片35を有する(図4も参照)。
図6Aは、図5中のVIA−VIA線に沿うフレーム部材20A,20Bの断面図であり、図6Bは、図5中のVIB−VIB線に沿うフレーム部材20A,20Bの断面図である。図7は、第1係止片34及び係止凹部36の構成を模式的に示す要部拡大斜視図である。図7は、第1フレーム部材20A(第2フレーム部材20B)の端面22Ac(22Bc)と第2フレーム部材20B(第1フレーム部材20A)の端面22Bc(22Ac)とを扇状に展開した説明図である。
図6A及び図7に示すように、第1係止片34は、第1フレーム部材20Aの内端面12Aa側の端面22Acから突出した先端円弧状の板片状部材である。第1係止片34は、第1フレーム部材20Aの端面22Acに沿って所定間隔で複数枚(本実施形態では5枚)並んでいる。第1係止片34は、内端面12Aa,12Baを跨いでX2方向に突出しており、第2フレーム部材20Bの端面22Bcに形成された係止凹部36に挿抜可能である。第1係止片34は、筐体12A,12Bをヒンジ機構24によって開閉させた場合に、係止凹部36に挿抜される。
図6B及び図7に示すように、第2係止片35は、第2フレーム部材20Bの内端面12Ba側の端面22Bcから突出した先端円弧状の板片状部材である。第2係止片35は、第2フレーム部材20Bの端面22Bcに沿って所定間隔で複数枚(本実施形態では5枚)並んでおり、隣り合う第1係止片34,34間に介在するように配置されている。第2係止片35は、内端面12Ba,12Aaを跨いでX1方向に突出しており、第1フレーム部材20Aの端面22Acに形成された係止凹部37に挿抜可能である。第2係止片35は、筐体12A,12Bをヒンジ機構24によって開閉させた場合に、係止凹部37に挿抜される。
係止片34,35は、Y方向にそれぞれ互い違いに並ぶと共に、互いにX方向で対向するように突出している。これにより、係止片34,35は、筐体12A,12Bの内端面12Aa,18Baを挟んで櫛歯を互いに噛み合いさせた構造を構築し、それぞれ相手側のフレーム部材20A,20Bの係止凹部36,37に挿抜される。係止片34,35は、筐体12A,12B間が開かれた際、係止凹部36,37に挿入されると共に、その表面が係止凹部36,37の天面に当接し、それ以上の移動が規制される。係止片34,35は、筐体12A,12B間が閉じられた際、係止凹部36,37から抜去される。
係止片34,35及び係止凹部36,37は、それぞれリブ32に対応する位置に形成されることで、薄板の平板部30,31の端面22Ac,22Bcに対してもある程度の厚みを持って容易に形成できる。係止片34,35及び係止凹部36,37は、リブ32以外の位置に設けても勿論よい。
3.ヒンジ機構の説明
フレーム部材20A,20B間を連結するヒンジ機構24の構成例を説明する。フレーム部材20A,20BのY方向両端部には、端面20Ac,20BcをX方向に跨いだヒンジ機構24が連結されている。ヒンジ機構24は、以下のような多軸ヒンジではなく、1軸或いは2軸ヒンジで構成されてもよい。ヒンジ機構24は、フレーム部材20A,20BのY方向端部ではなく、例えばY方向中央部付近で外面20Ab,20Bb側に設けられてもよい。
図3及び図4に示すように、ヒンジ機構24は、筐体12A,12B間に跨るようにフレーム部材20A,20BのY方向両端部にそれぞれ配設されている。各ヒンジ機構24は、ディスプレイ16の外形の外側となる位置に設けられ、Y方向中心を通るX方向の直線を基準として互いに線対称構造である。各ヒンジ機構24は、第1ヒンジ筐体38Aと、第2ヒンジ筐体38Bと、第1リンク部材40と、第2リンク部材41とを有する。
各ヒンジ筐体38A,38Bは、樹脂や金属等で形成された薄型ブロック状の部品である。第1ヒンジ筐体38Aは、第1フレーム部材20Aにねじ止め固定され、第2ヒンジ筐体38Bは、第2フレーム部材20Bにねじ止め固定されている。
第1リンク部材40は、一端部が第1ヒンジ筐体38Aに対して第1ヒンジ軸42aを介して回動可能に連結され、他端部が第2ヒンジ筐体38Bに対して第2ヒンジ軸42bを介して回動可能に連結されている(図8A参照)。第2リンク部材41は、一端部が第1ヒンジ筐体38Aに対して第3ヒンジ軸42cを介して回動可能に連結され、他端部が第2ヒンジ筐体38Bに対して第4ヒンジ軸42dを介して回動可能に連結される(図8A参照)。第1リンク部材40と第2リンク部材41は、Y方向に並列されている。第1リンク部材40の第2ヒンジ軸42bは、第2リンク部材41の第3ヒンジ軸42cと第4ヒンジ軸42dの間に挟まれた位置にある。第2リンク部材41の第3ヒンジ軸42cは、第1リンク部材40の第1ヒンジ軸42aと第2ヒンジ軸42bの間に挟まれた位置にある。これにより、第1リンク部材40と第2リンク部材41は、X方向及びY方向に位置ずれして互い違いに並んでいる。
各ヒンジ機構24は、筐体12A,12B(フレーム部材20A,20B)間が折曲中心Cを中心に折り畳まれると、各ヒンジ軸42a〜42dを介して各リンク部材40,41が回動する(図8A〜図8C参照)。これにより、ヒンジ機構24は、筐体12A,12B間を二つ折りに折り畳んだ状態から平板状に開いた状態まで開閉可能に連結している。
4.支持プレートの説明
ディスプレイ16を支持する支持プレート22A,22Bの構成例を説明する。
図3及び図4に示すように、支持プレート22A,22Bは、その内面22Aa,22Baでディスプレイ16を支持するプレート部材である。各支持プレート22A,22Bは、各フレーム部材20A,20Bの内面20Aa,20Ba上にそれぞれ固定され、フレーム部材20A,20Bと共に折曲中心Cを中心として開閉される。本実施形態の場合、支持プレート22A,22Bは、シート状部材44を介してディスプレイ16を支持している。
各支持プレート22A,22Bは、例えばステンレスやマグネシウム、アルミニウム等の金属板等で構成される。支持プレート22A,22Bは、筐体12A,12B間を平板状に開いた使用形態で、内端面12Aa,12Baに対応した隣接端面同士が当接する(図8A参照)。支持プレート22A,22Bは、筐体12A,12B間を二つ折りに折り畳んだ収納形態では、隣接端面同士が離間する(図8C参照)。
シート状部材44は、薄い樹脂膜や金属箔のような可撓性を持った材質で構成された薄膜である。シート状部材44は、左右の支持プレート22A,22B間に亘ってその表面全域に配置されている。シート状部材44は、裏面が接着剤や両面テープ等を用いて支持プレート22A,22Bの表面に貼付固定されている。シート状部材44は、内端面12Aa,12BaをX方向に跨ぐ一部分(X方向が短辺でY方向が長辺となる帯状部分)は、支持プレート22A,22Bの表面に対して固着されない非接着部となっている(図8C参照)。シート状部材44は、この非接着部が支持プレート22A,22B間の折曲部(フレキシブルヒンジ)として機能する。
ディスプレイ16は、その裏面の略全域が接着剤や両面テープ等を用いてシート状部材44の表面に貼付固定されている。図2に示すように、ディスプレイ16は、その表面の外周縁部にベゼル部材46が配設される。ベゼル部材46は、ディスプレイ16の表面の表示領域(アクティブ領域)R1を除く外周縁部の非表示領域(非アクティブ領域)R2を覆うように設けられる。なお、ディスプレイ16は、シート状部材44を用いずに直接的に支持プレート22A,22Bの表面に貼付固定されてもよい。
図3及び図4に示すように、支持プレート22A,22Bは、その外周縁部から突出した複数の取付片48を介してフレーム部材20A,20Bの内面20Aa,20Baに取付固定されている。取付片48は、支持プレート22A,22Bの外周端面から外方に突出した突出片である。取付片48は、中央にねじ止め用の貫通孔が形成されている。支持プレート22A,22Bは、各取付片48の貫通孔を通したねじによってフレーム部材20A,20Bの内面20Aa,20Baに締結固定される。フレーム部材20A,20Bの内面20Aa,20Baの適宜箇所には、取付片48を締結するねじが螺合する雌ねじが形成されている。
5.携帯用情報機器の開閉動作及び作用効果の説明
携帯用情報機器10の開閉動作について説明する。図8Aは、筐体12A,12B間を開いて使用形態とした状態を模式的に示す側面断面図である。図8Bは、図8Aに示す状態から筐体12A,12B間を閉じ動作させている途中の状態での側面断面図である。図8Cは、図8Bに示す状態から筐体12A,12B間を閉じて収納形態とした状態での側面断面図である。
本実施形態の携帯用情報機器10は、図8Aに示すように筐体12A,12B間を平板状に開いた使用形態では、ヒンジ軸42a〜42dの軸中心が同一平面上に配置され、この位置にディスプレイ16の表面が一致する。この使用形態から筐体12A,12B間を折り畳み動作させると、図8Bに示すように各リンク部材40,41が各ヒンジ軸42a〜42dを中心に回動して筐体12A,12B間が次第に折り畳まれ、ディスプレイ16も折り曲げされる。最終的には、図8Cに示すように各筐体12A,12B間が二つ折りに折り畳まれ、ディスプレイ16も所定曲率の円弧を描いた二つ折りに折り畳まれた収納形態となる。
この開閉動作に際し、第1フレーム部材20Aの第1係止片34は、図8Aに示す使用形態では第2フレーム部材20Bの係止凹部36に挿入されて係止され、図8Cに示す収納形態では係止凹部36から離脱する。同様に、第2フレーム部材20Bの第2係止片35は、図8Aに示す使用形態では第1フレーム部材20Aの係止凹部37に挿入されて係止され、図8Cに示す収納形態では係止凹部37から離脱する。
このように携帯用情報機器10は、図8Cに示す収納形態から図8Aに示す使用形態に開かれる際、各係止片34,35は、それぞれ対応する係止凹部36,37に挿入されることで、係止凹部36,37の天面に係止されると共に、この天面を押し上げ方向に押圧する。その結果、各係止片34,35からの相手側のフレーム部材20B,20Aに対する押上力が互いに規制し合い、各フレーム部材20A,20Bの端面20Ac,20Bc間、つまり筐体12A,12Bの内端面12Aa,12Ba間が板厚方向で段差を生じることなく平坦化されて安定する。
すなわち、フレーム部材20A,20Bは、二つ折り可能なように互いに別体に構成されている。このため、仮に使用形態時にフレーム部材20A,20B間で板厚方向の段差を生じると、その表面に固定された支持プレート22A,22B及びディスプレイ16にこの段差の影響が出る。その結果、使用形態でディスプレイ16が湾曲或いは波打ちし、視認不良や表示不良等の製品不良を生じる可能性がある。またディスプレイ16が湾曲等を生じていると、使用形態と収納形態との開閉動作時にディスプレイ16が設計上の開閉軌道で可動しない可能性がある。そうすると、ディスプレイ16は、特に折曲部及びその付近で過度な負荷を受け、破損や不良を生じる懸念もある。
そこで、当該携帯用情報機器10では、フレーム部材20A,20Bから突出した各係止片34,35が相手側のフレーム部材20B,20Aに形成された係止凹部36,37に係止され、互いに規制し合って吊り合う構造(端面間位置合わせ手段)を備える。これにより、当該携帯用情報機器10は、使用形態でのフレーム部材20A,20B間での段差の発生を抑制し、支持プレート22A,22B及びディスプレイ16を安定して支持することができる。その結果、ディスプレイ16が不具合を生じることが防止される。第1係止片34と第2係止片35の組は、少なくとも1組設ければよい。また、係止片34,35は、内端面12Aa,12Baに沿って互い違いに複数設けられている。このため、内端面12Aa,12Baの延在方向での段差の発生をより確実に防止できる。
なお、係止片34,35は省略してもよい。この場合でも、当該携帯用情報機器10は、フレーム部材20A,20Bが筐体12A,12Bの骨格として機能するため、各フレーム部材20A,20Bをある程度の剛体で構成することで、ディスプレイに段差や位置ずれを生じることを抑制できる。しかもフレーム部材20A,20Bは、端面20Ac,20Bc付近に幅広の平板部30,31を有する。このため、フレーム部材20A,20Bは、その中央部分の平板部30,31が、支持プレート22A,22Bの段差部分を確実に支持することができる。このため、筐体12A,12B間を折り畳む際、ディスプレイ16の折曲部からの反力を平板部30,31で確実に受け止めることができ、ディスプレイ16の折曲部撓みを防止することができる。また、特に折り畳み可能な筐体12A,12B間で段差や位置ずれを生じ易い折曲中心C付近でディスプレイ16の裏面をより安定して支持することができ、より安定したタッチ操作等が可能となる。
このように、当該携帯用情報機器10は、筐体12A,12B内でのヒンジ機構24や電子部品E1等のレイアウトの空きスペースを有効に利用して骨格となるフレーム部材20A,20Bを配設でき、筐体12A,12Bの内部レイアウトの自由度と剛性とを両立できる。換言すれば、携帯用情報機器10は、フレーム部材20A,20Bの長さや幅、厚み(高さ)を自由に変えることができるため、筐体12A,12Bの全域において利用可能なスペースと剛性とをバランスさせることができる。
フレーム部材20A,20Bは、筐体12A,12Bを開いて平板状に構成した使用形態でいずれも互いに対向する端面20Ac,20Bc同士が当接配置される。このため、フレーム部材20A,20Bは、使用形態で1枚板状に構成される。その結果、ディスプレイ16が一層安定して支持される。また、フレーム部材20A,20Bの平板化構図により、これに固定された支持プレート22A,22B間も使用形態で段差や隙間を生じないため、ディスプレイ16のタッチ操作等に対する支持剛性も担保される。
図9は、変形例に係る携帯用情報機器50の内部構造を模式的に示す平面図である。図9では、カバー部材18A,18B等を省略しており、図10についても同様である。上記した携帯用情報機器10では、左右の筐体12A,12B間に亘る1枚シート状のフレキシブルディスプレイであるディスプレイ16を用いた構成を例示した。これに対し、図9に示す携帯用情報機器50のディスプレイは、左右の筐体12A,12Bでそれぞれ別体のディスプレイ16A,16Bを用いた構成(デュアルディスプレイ)である。この携帯用情報機器50においても、各フレーム部材20A,20Bを備えるため、左右の筐体12A,12Bのディスプレイ16A,16B間に段差や位置ずれを生じることを防止できる。
図10は、別の変形例に係る携帯用情報機器52の内部構造を模式的に示す平面図である。上記した携帯用情報機器10,50では、2つの筐体12A,12Bを折り畳み可能な構成を例示した。これに対し、図10に示す携帯用情報機器52は、3つの筐体12A〜12Cを観音開き構造で折り畳み可能な構成となっている。
携帯用情報機器52は、ヒンジ機構24で回動可能に連結された筐体12A,12Bのうち、一方の第1筐体12Aの側方にさらに別の第3筐体12Cをヒンジ機構24で回動可能に連結したものである。第3筐体12Cについても、第1筐体12A等と同様に、枠状部材である第3フレーム部材20Cと、これに固定された第3支持プレート22Cとを備える。筐体12A,12C間は折曲中心C1で回動し、筐体12A,12B間は折曲中心C2で回動する。これにより左右両端の筐体12C,12Bは、ヒンジ機構24によって閉じられた際、2枚で中央の第1筐体12Aの全体を覆い隠す。フレーム部材20A,20C間にも係止片34,35及び係止凹部36,37を設けるとよい。第3フレーム部材20Cは、例えばフレーム部材20Bと同様な構成であり、縦枠部27a,27b及び横枠部27c,27dと、枠内開口部29とを有する。この携帯用情報機器52では、フレーム部材20A,20C間と、フレーム部材20A,20B間とにそれぞれ背表紙部材14を設けるとよい。携帯用情報機器52のディスプレイ16は、図9に示した携帯用情報機器50の場合と同様、各フレーム部材20A〜20Cにそれぞれ別体のディスプレイを設けた構成としてもよい。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
上記では、フレーム部材20A,20Bは枠状部材である構成を例示したが、フレーム部材20A,20Bの一方又は両方は支持プレート22A等と同様なプレート部材で構成されてもよい。
上記では、フレーム部材20A,20Bは、支持プレート22A,22Bの外形を縁取るような枠状部材である構成を例示したが、フレーム部材20A,20Bの一方又は両方は、枠部26b〜26d,27b〜27dを持たず、縦枠部26aによって形成された平板部30,31のみで構成されてもよい。この場合、支持プレート22A,22Bは、その中央側の一部のみがフレーム部材20A,20Bに固定され、他の外周部分は例えばカバー部材18A,18Bに固定されればよい。このような構成としても、左右の筐体12A,12B間で最も段差や位置ずれを生じ易い内端面12Aa,12Ba付近に剛性の高いフレーム部材20A,20Bが段差なく配置されるため、ディスプレイ16の段差や位置ずれの発生を十分に抑制できる。
上記では、係止片34,35は、相手側のフレーム部材20B,20Aの係止凹部36,37に挿入されて係止される構成を例示したが、係止片34,35は、相手側のフレーム部材20B,20Aの外面20Bb,20Abに当接して係止される構成等でもよい。
10,50,52 携帯用情報機器
12A 第1筐体
12B 第2筐体
12C 第3筐体
16,16A,16B ディスプレイ
20A 第1フレーム部材
20Aa,20Ba,22Aa,22Ba 内面
20B 第2フレーム部材
20C 第3フレーム部材
22A 第1支持プレート
22B 第2支持プレート
22C 第3支持プレート
24 ヒンジ機構
26a,26b,27a,27b 縦枠部
26c,26d,27c,27d 横枠部
28,28a〜28d,29 枠内開口部
30,31 平板部
34 第1係止片
35 第2係止片
36,37 係止凹部
E1〜E5 電子部品

Claims (7)

  1. ヒンジ機構と、
    隣接配置された一縁部同士が前記ヒンジ機構によって連結されることで二つ折りに折り畳み可能な枠状の第1フレーム部材及び第2フレーム部材と、
    前記第1フレーム部材に固定され、その下面が前記第1フレーム部材の上面上に配置された平板状の第1支持プレートと、
    前記第2フレーム部材に固定され、その下面が前記第2フレーム部材の上面上に配置された平板状の第2支持プレートと、
    前記第1支持プレート及び前記第2支持プレートの上面間に亘って設けられ、二つ折りに折り畳み可能に構成されると共に、前記第1支持プレート及び前記第2支持プレートの上面上でシート状部材を介して裏面が支持されたディスプレイと、
    前記第1フレーム部材の下面側を覆う底板と、前記第1フレーム部材の前記一縁部側の辺以外を覆う側壁と、を有する第1カバー部材と、
    前記第2フレーム部材の下面側を覆う底板と、前記第2フレーム部材の前記一縁部側の辺以外を覆う側壁と、を有し、前記第1カバー部材と共に当該携帯用情報機器の筐体の外面を形成する第2カバー部材と、
    を備えることを特徴とする携帯用情報機器。
  2. 請求項1に記載の携帯用情報機器であって、
    さらに、前記第1フレーム部材の前記一縁部から突出した第1係止片と、
    前記第2フレーム部材の前記一縁部から突出した第2係止片と、
    を備え、
    前記第1係止片は、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間が前記ヒンジ機構によって開かれた場合に前記第2フレーム部材に当接し、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間が前記ヒンジ機構によって閉じられた場合に前記第2フレーム部材から離間し、
    前記第2係止片は、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間が前記ヒンジ機構によって開かれた場合に前記第1フレーム部材に当接し、前記第1フレーム部材と前記第2フレーム部材との間が前記ヒンジ機構によって閉じられた場合に前記第1フレーム部材から離間することを特徴とする携帯用情報機器。
  3. 請求項1又は2に記載の携帯用情報機器であって、
    前記第1フレーム部材は、前記第1支持プレートの外形を縁取るように設けられた枠状部材であり、
    前記第1フレーム部材の枠内開口部には、該第1フレーム部材に固定された電子部品が配置されていることを特徴とする携帯用情報機器。
  4. 請求項3に記載の携帯用情報機器であって、
    前記第2フレーム部材は、前記第2支持プレートの外形を縁取るように設けられた枠状部材であり、
    前記第2フレーム部材の枠内開口部には、該第2フレーム部材に固定された電子部品が配置されていることを特徴とする携帯用情報機器。
  5. 請求項4に記載の携帯用情報機器であって、
    前記第1フレーム部材は、互いに並設された一対の縦枠部と、該一対の縦枠部の両端部間をそれぞれ繋ぐように互いに並設された一対の横枠部と、を有すると共に、一方の縦枠部が前記一縁部に設けられており、
    前記第2フレーム部材は、互いに並設された一対の縦枠部と、該一対の縦枠部の両端部間をそれぞれ繋ぐように互いに並設された一対の横枠部と、を有すると共に、一方の縦枠部が前記一縁部に設けられており、
    前記第1フレーム部材の前記一方の縦枠部は、該第1フレーム部材の他の枠部よりも幅広な平板部を有し、
    前記第2フレーム部材の前記一方の縦枠部は、該第2フレーム部材の他の枠部よりも幅広な平板部を有することを特徴とする携帯用情報機器。
  6. 請求項2に記載の携帯用情報機器において、
    前記第1係止片は、前記第1フレーム部材の前記一縁部に沿って複数設けられ、
    前記第2係止片は、前記第1係止片と互い違いに対向する位置で、前記第2フレーム部材の前記一縁部に沿って複数設けられていることを特徴とする携帯用情報機器。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯用情報機器であって、
    前記第1フレーム部材及び前記第2フレーム部材を構成する枠部は、前記第1支持プレート及び前記第2支持プレートの板厚よりも大きい厚みを有することを特徴とする携帯用情報機器。
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