JP2017125860A - 電子部品の搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる寸法を有するICデバイス保持具をICデバイス毎にチェンジキットとして予め複数個用意しておく必要があった。しかし、チェンジキットの作成には多くのコストが掛り、また、チェンジキットの交換にも多くの手間が掛かっている。【解決手段】電子部品の搬送装置は、シャトルプレートと、第1のガイドブロックと、第2のガイドブロックと、透過型光センサと、センサスリット板と、高さ位置調節装置とを含む。電子部品の搬送装置は、第1、第2のガイドブロックが搬送すべき電子部品の底面の一対の対角の間の距離に応じて予め決められた位置決め孔を用いてシャトルプレート上に固定されて形成された電子部品の保持空間に複数の電子部品を保持する。【選択図】図6

Description

本発明は電子部品の取扱い装置に係り、特に電子部品を製造し出荷するまでの間に電子部品の電気的特性を測定するなどの処理を行う際に、一つの処理部から次の処理部に複数の電子部品を搬送する際に用いられる電子部品の搬送装置に関する。
従来、製造された電子部品、例えばICデバイスを出荷する前にその性能、例えば電気的特性が測定される。この際に製造されたICデバイスの集積位置から測定対象のICデバイスを順次取り出し、ロット単位で複数個のICデバイスを測定部に送り込む際に用いる取扱い装置としてICハンドラーが知られている。このICハンドラーにはICデバイスを搬送するための搬送装置が含まれる。
従来のICデバイスの搬送装置はシャトルテーブルを含んで構成される。搬送時にはシャトルテーブルの上に載置された1個又は複数個のICデバイスが測定部内の測定位置に正確に搬送されるように、シャトルテーブルの上の所定位置にICデバイスを正確に保持する必要があり、このためにICデバイス保持装置が用いられる。
例えばシャトルテーブルの表面にICデバイスの外形形状に合わせて形成された掘り込みポケットや、ICデバイスを保持したガイド部品の外形形状に合わせて形成された掘り込みポケットが形成される。従来のICデバイスの保持装置としては、この掘り込みポケットに差し込まれて固定されるように構成されICデバイス受け部を持つICデバイス保持具が用いられる。
測定対象のICデバイスの外形の形状は正方形または長方形などの矩形の上面、底面および側面を持つ直方体であるが、ICデバイスの種類は多岐に亘り、その直方体の縦、横の寸法はもとよりその厚みもICデバイスのロット毎に色々と異なる。従って、従来のシャトルテーブルは、測定対象のICデバイスの厚みを含む外形寸法に応じて形成された受け部を持つICデバイス保持具を受け入れることができる寸法の掘り込みポケットを個々に形成し、異なる寸法を有するICデバイス保持具をICデバイス毎にチェンジキットとして予め複数個用意しておく必要があった。しかしながら、チェンジキットの作成には多くのコストが掛り、また、チェンジキットの交換にも多くの手間が掛かっている。
また従来、異なる外形寸法を有するICデバイス毎にチェンジキットを予め複数個用意しておく代わりに、搬送シャトル上で互いに離接する方向に独立して動くように構成された一対のスライドガイドプレートを用い、1個あるいは複数個のICデバイスをこの一対のスライドガイドプレートの間に挟んで固定するように構成されたICデバイスの搬送装置が開発されている。(例えば、特許文献1参照。)
この特許文献1に記載されたICデバイスの搬送装置では、1個あるいは複数個のICデバイスをこの一対のスライドガイドプレートの間に挟んで固定するように構成されているために、搬送時の振動などでスライドガイドプレートの締め付けねじが緩むとスライドガイドプレートが移動してしまい、ICデバイスが固定位置から移動し、あるいは外れ、搬送に不具合が生じる可能性がある。また、1個あるいは複数個のICデバイスをこの一対のスライドガイドプレートの間に挟んで固定する際に、ICデバイスがシャトルプレートの表面に対して一対のスライドガイドプレートの間に傾いて固定されることがある。この場合には、傾いたままの状態で次の測定部に搬送されることになり、測定部に傾いたままセットされる可能性がある。この場合、正常な測定結果が得られなくなることは容易に推考できる。
特許第5021780号公報
従来のICデバイスの搬送装置として異なる外形寸法を有するICデバイス毎にチェンジキットを予め複数個用意しておく方法では、チェンジキットの作成に多くのコストが掛り、また、チェンジキットの交換にも多くの手間が掛かっていた。また、ICデバイスを一対のスライドガイドプレートの間に挟んで固定する方法では、シャトルプレートの表面に対してICデバイスが傾いて固定された場合、この傾いたままの状態で次の測定部にセットされると、正常な測定結果が得られなくなる可能性があった。このような問題はICデバイスのみならず他の電子部品にも同様にある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、チェンジキットを用いることなく種々の外形寸法を持つICデバイスのような電子部品に共通に使用でき、かつシャトルプレート上に正常な姿勢で保持できる構成の電子部品の搬送装置を提供することができ、低いコストで、簡単且つ正確に次の工程に電子部品の搬送を行い得、正確な測定結果が常に得られる電子部品の搬送装置を提供することを目的とする。
この発明の一実施形態は、
複数の位置決め孔を持ち、複数の底面が矩形の直方体形状の電子部品をその上面に載置して搬送するシャトルプレートと、
前記複数の位置決め孔の所定の位置にねじ止めされる位置決めボルトにより前記シャトルプレート上に固定され、前記電子部品の底面の一対の対角のうちの一方の対角を挟む2側面に対応する形状の第1の複数の電子部品挟持部がその長手方向に沿って形成された第1のガイドブロックと、
前記複数の位置決め孔の他の所定の位置にねじ止めされる他の位置決めボルトにより前記第1のガイドブロックに対向して前記シャトルプレート上に固定され、前記電子部品の底面の一対の対角のうちの他方の対角を挟む2側面に対応する形状の第2の複数の電子部品挟持部がその長手方向に沿って形成された第2のガイドブロックと、
前記シャトルプレート上に設けられ、前記第1、第2のガイドブロックの長手方向に沿って前記第1、第2の電子部品挟持部間に挟持される複数の電子部品の上面に沿って前記シャトルプレートの一方の端部から他方の端部に至る光軸を有する光を照射する発光部と、前記他方の端部で前記光を検知する光センサとを含む透過型光センサと、
前記電子部品の厚みに応じて前記照射された光が第1、第2の電子部品挟持部間に挟持される複数の電子部品の上面からそれぞれ所定距離離隔した位置を通過するように設定するセンサスリットと、
前記センサスリットの高さ位置を調節する高さ位置調節装置と、
を具備し、
前記第1、第2のガイドブロックが搬送すべき電子部品の底面の前記一対の対角の間の距離に応じて予め決められた位置決め孔を用いて前記シャトルプレート上に固定されて形成された電子部品の保持空間に複数の電子部品を保持する、電子部品の搬送装置を提供する。
この発明の他の実施形態は、
複数の底面が矩形で直方体形状の電子部品をその上面に載置して搬送する搬送プレートと、
前記搬送プレート上に載置される複数の電子部品の前記底面の夫々の一対の対角のうちの一方の対角を挟む2側面に対応する内側形状を有し、前記搬送プレート上に固定される複数の電子部品挟持部と、
前記複数の電子部品の底面寸法より大きい内寸を有する複数の格子を有する格子プレートであって、この格子プレートが前記搬送プレート上に載置されたときにその各格子の一対の対角のうちの一方の対角を挟む2側面が前記搬送プレート上に固定された前記電子部品挟持部の外側面から所定距離だけ離れるように近接して位置づけられ、前記格子の他方の対角を挟む2側面が前記電子部品の他方の対角を挟む2側面に対応する形状を有し、前記搬送プレート上に固定される格子プレートと、
を具備し、
前記格子プレートの格子の一方の対角を挟む2側面に近接して搬送プレート上に固定された電子部品挟持部と前記格子の他方の対角を挟む2側面との間には搬送すべき電子部品の外形寸法に応じて複数の電子部品保持空間が形成されることを特徴とする、電子部品の搬送装置を提供する。
さらに、前記電子部品保持空間内に複数の電子部品が保持されたときに各電子部品と前記電子部品挟持部との間に隙間調整ジグにより所定の隙間が形成されることを特徴とする電子部品の搬送装置を提供する。
本発明によれば、チェンジキット等の保持部品を交換することなく、ICデバイスなどの電子部品の外形寸法に関わりなく前記電子部品を保持することができ、電子部品の製造、出荷時のハンドリングコストを下げることができ、簡単且つ正確にハンドリングの次の工程に電子部品の搬送を行い得る電子部品の搬送装置を提供することができる。
本発明に係るICハンドラーにおける電子部品の流れを示す図である。 本発明の実施例1における電子部品のプリヒート板の構成を示す斜視図である。 本発明の実施例1における電子部品をプリヒート板上に載置する場合に格子プレートの位置を決定するための隙間調整ブロックの構成を示す斜視図である。 本発明の実施例1における電子部品をプリヒート板の上に載置するときの格子プレートの位置を調整する前の状態を示す斜視図である。 本発明の実施例1における電子部品をプリヒート板の上に載置するときの格子プレートの位置調整後の状態を示す斜視図である。 本発明の実施例2における電子部品がその上に載置された状態の搬送プレートを示す斜視図である。 図6に示した本発明の実施例2における電子部品がその上に載置された状態の搬送プレートを示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
本発明は、ICデバイスなどの電子部品の電気的特性を測定、分類するために用いられる電子部品取り扱い装置、例えばICハンドラーにおいて、電子部品を搬送する際に多品種の電子部品に対応できる汎用的な電子部品位置決めジグ、いわゆるユニバーサルチェンジキットと呼ばれる電子部品の搬送装置を提供するものである。
以下に説明する本発明の実施の形態では、この発明の実施形態として電子部品の製造、出荷段階でのハンドリングを行うためのICデバイスのハンドラー、いわゆるICハンドラーに用いられるICデバイスの搬送装置を例にとって説明する。
図1は本発明に係るICハンドラーにおける電子部品の流れを示す図である。図1において、電気的特性を測定し、分類する対象となる底面矩形の直方体の外形形状を有するICデバイスがロット毎に供給部11に集積される。ICデバイスはその電気的特性が測定される際に所定の温度条件で測定される必要があるために、供給部11からまずプリヒート部12に搬送されてプリヒートされて所定の温度に設定され、ついで搬送装置である供給シャトル13に載置されて測定部14に搬送される。この所定の温度は一般にはマイナス50℃からプラス150℃の範囲である。この測定部14にて所定の温度における種々の電気的特性が測定されると、ICデバイスは他の搬送装置である収納シャトル15に載置されて収納部16に搬送される。このように、この実施形態では図1におけるプリヒート部12、供給シャトル13、収納シャトル15としてICデバイスの搬送装置が用いられる。
本発明の実施例1はプリヒート部12に用いられるICデバイスの搬送装置であり、これは図2に示すように平板形状を有するプリヒートプレート12−1と、このプリヒートプレート12−1上に載置された格子状のガイドプレート12−2と、このガイドプレート12−2をプリヒートプレート12−1上に固定するための複数の固定ボルト12−3と、ガイドプレート12−2に形成された複数の矩形の格子12−4と、この格子12−4内においてプリヒートプレート12−1上に縦横方向に等間隔で固定された複数のL字型のICデバイス保持部材12−5とを具備して構成される。
図2では図示していないが、あとで図4、図5を参照して詳細に説明するように、プリヒート対象となるICデバイスはガイドプレート12−3に形成された各格子12−4内に挿入された状態でプリヒートプレート12−1上に載置され、プリヒート時には、ICデバイス保持部材12−5の内側の2側面と、この部材12−5に近接する格子12−4の一つの対角と対向する格子12−4の対角を挟む2側面との間に形成される保持空間内にそれぞれ挟持される。
以下、図3乃至図5を参照してICデバイスをガイドプレート12−3に形成された各格子12−4内の所定の位置に正確に位置決めして保持するための方法を説明する。
図3はICデバイスを格子12−4内の前記保持空間内に挿入したときに、ICデバイスの外形寸法に生じる製造誤差を吸収するためにICデバイスと保持部材12−5との間に所定の隙間を残すために用いられる隙間調整ブロック17の構成を示す斜視図である。図3において、直方体形状のブロック本体17−1の二つの隣り合う側面に沿ってL字状の薄板で形成されたシムプレート17−2が取り付けられ、このシムプレートの二つの外側面は一対の押さえ板17−3で押さえられ、固定ねじ17−4によりそれぞれ固定される。この時、シムプレート17−2の下端17−5はブロック本体17−1の下面から所定長さ突出されて取り付けられる。この所定長さはプリヒートされるICデバイスの厚さに対応した寸法に設定される。このシムプレート17−2の厚みが所定の隙間に相当することになる。この隙間により、ICデバイスに多少の製造誤差があっても、このICデバイスが格子12−4内に嵌まり込んで抜けなくなる様な事態を回避することができる。
以下、図4、図5を参照してICデバイスをプリヒートプレート12−1上の所定の位置に載置する方法を説明する。
図4において、プリヒートされるべきすべてのICデバイス18をプリヒートプレート12−1上に載置する前にガイドプレート12−2を予め図4に示した矢印19が示す方向と反対の方向に移動させて各格子12−4の一つの内角を挟む2側面部が保持部材12−5の外側の側面に接するように位置させておく。この状態で、図2に示したプリヒートプレート12−1の一方の対角部に近接して固定された保持部材12−5Aおよび他方の対角部に近接して固定された保持部材12−5Bの内側側面に図3に示したシムプレート17−2が接するようにして隙間調整ブロック17A、17Bを置き、このシムプレート17−2の内側側面に夫々の底面の一方の対角を挟む2側面が接するようにICデバイス18A、18Bを押し付ける。これらのICデバイス18A、18Bは図1の供給部11から取り出された一つのロットのICデバイスのうちの2個であるが、これらの2個のICデバイス18A、18Bは隙間調整時のジグとして用いられる。この状態で、図4、5には図示していないが、供給部11から残りのプリヒートすべきICデバイス18が取り出されてガイドプレート12−2内の全ての格子12−4内に挿入される。図4、図5の例ではガイドプレート12−2に形成されている完全に閉じた形状の格子12−4の数は21個であるが、これ以外に保持部材12−5、12−5Aと共働してICデバイスを保持できる一部が切り欠かれた格子に形成された内角部が11個あり、これらすべての32個の格子がICデバイスを保持できる構成となっている。但し、そのうちの2個の格子にはすでに隙間調整用のジグとしてICデバイス18A、18Bが置かれているので、実際にプリヒートされるICデバイス18の数は30個となる。なお、この11個の一部が切り欠かれた格子は、後で説明するように、図4に示した矢印19の方向にガイドプレート12−2を移動させたときにこのガイドプレート12−2がプリヒートプレート12−1の端部から外側に突き出ないように切り欠いた構成となっている。
図4で説明したようにガイドプレート12−2の全ての格子12−4内にICデバイス18が置かれたら、ガイドプレート12−2を図4の矢印19の方向、即ちプリヒートプレート12−1上に固定された各保持部材12−5の方向に移動させる。この状態が図5に示されている。この結果、ICデバイス18の底面の二つの対角の一方を挟む2側面がこの保持部材12−5のL字型の内側側面に接し、ICデバイス18の底面の他方の対角を挟む2側面が格子12−4の対応する対角を挟む内側の2側面に接する状態となる。このようにして、保持部材12−5と格子12−4との間にはICデバイス18の底面の一対の対角を夫々挟む2側面で電子部品18を保持するための保持空間が形成される。この状態でガイドプレート12−2をプリヒートプレート12−1上に複数のボルト20で固定する。
この実施例では、図4において、ガイドプレート12−2を矢印19の方向、即ちプリヒートプレート12−1上に固定された各保持部材12−5の方向に移動させる距離はICデバイス18の外形寸法に応じて自由に調整できるので、チェンジキット等の保持部品を交換することなく、ロット単位であればICデバイスの外形寸法に関わりなく複数のICデバイス18を保持することができ、製造、出荷時のハンドリングコストを下げることができ、簡単且つ正確にハンドリングの次の測定工程にICデバイス18を搬送することができる。
プリヒートされたICデバイス18は次の測定部14に搬送されるが、この搬送には図1に示した搬送装置、即ち供給シャトル13が用いられる。プリヒートプレート12−1上で所定の温度にプリヒートされたICデバイス18はプリヒートプレート12−1から供給シャトル13上に図示しないICハンドラーのロボットアームなどを用いて移される。このICハンドラーについてはこの分野で通常用いられているICハンドラーを用いることができるので、ここでは詳細な説明は省略する。
図6、図7は供給シャトル13の実施例を示す。図6は斜視図、図7は図6の構成の要部を分解して示す斜視図である。図6、図7において、供給シャトル13は平板状のシャトルプレート13−1を用いて構成され、その上には4対のガイドブロック13−2、13−3、13−4、13−5が取り付けられる。ガイドブロック13−2は一対のガイドブロック片13−2A、13−2Bで構成され、同様にガイドブロック13−3、13−4、13−5も夫々一対のガイドブロック片13−3A、13−3B、13−4A、13−4B、13−5A、13−5Bで構成される。ガイドブロック13−2、13−3はシャトルプレート13−1の長い方の一側面に沿って一列に配置され、ガイドブロック13−4、13−5はシャトルプレート13−1の他の側面に沿って一列に配置される。
シャトルプレート13−1の表面には図7に詳細に示す複数のねじ孔23Aが形成され、このねじ孔23Aにはガイドブロック片13−2A、13−2B、13−3A、13−3B、13−4A、13−4B、13−5A、13−5Bが夫々に形成された位置決め孔23を介して夫々位置決めボルト13−6によってねじ止めされる。各ガイドブロック13−2、13−3、13−4、13−5には夫々ICデバイス18が2個づつ保持される。
ガイドブロック13−2の一方のガイドブロック片13−2Aには、ICデバイス18の底面の一対の対角のうちの一方の対角を挟む2側面に対応する形状のICデバイス挟持部24Aがその長手方向に沿って2個形成される。また、ガイドブロック13−2の他方のガイドブロック片13−2Bには、ICデバイス18の底面の一対の対角のうちの他方の対角を挟む2側面に対応する形状のICデバイス挟持部24Bがその長手方向に沿って2個形成される。残りのガイドブロック13−3、13−4、13−5のガイドブロック片13−3A、13−3B、13−4A、13−4B、13−5A、13−5Bにも同様にICデバイス挟持部24A、24Bがその長手方向に沿って2個づつ形成される。
このようにして、ガイドブロック13−2のガイドブロック片13−2A、13−2Bに形成された保持部24A、24B間には、搬送すべきICデバイス18の底面の一対の対角を夫々挟む二つの2側面が挟持される。他のガイドブロック13−3乃至13−5においてもICデバイス18が同様に保持される。ここで、ICデバイス18のロットが異なるのに伴ってICデバイス18の外形寸法が異なる場合には、シャトルプレート13−1の表面にロット毎に予め形成されている他のねじ孔23Aに位置決めボルト13−6を用いてガイドブロック13−2乃至13−5を固定することにより対応できる。
図6、図7に示す実施例において、シャトルプレート13−1の近傍には、その一方の長い辺に沿って設けられた第1、第2のガイドブロック13−2、13−3の長手方向に共通に沿って、挟持された4個のICデバイス18の上面に沿ってシャトルプレート13−1の一方の端部から他方の端部に至る光軸を有する光を照射する発光部31Aと、シャトルプレート13−1の他方の端部で前記光を検知する光センサ31Bとで構成される透過型光センサ31が設けられる。
同様に、シャトルプレート13−1の他方の長い辺に沿って設けられた第3、第4のガイドブロック13−4、13−5の長手方向に共通に沿って、挟持された4個のICデバイス18の上面に沿ってシャトルプレート13−1の一方の端部から他方の端部に至る光軸を有する光を照射する発光部32Aと、シャトルプレート13−1の他方の端部で前記光を検知する光センサ32Bとで構成される透過型光センサ32が設けられる。
また、シャトルプレート13−1の発光部31A、32Aに対面する側面にはセンサスリット板33Aが固定ボルト34によって固定され、他方の光センサ31B、32Bに対面する側の側面にもセンサスリット板33Bが固定ボルト34によって固定される。このセンサスリット板33A、33Bに形成される固定ボルト34が貫通する孔はシャトルプレート13−1の厚み方向に長く形成されており、これによりセンサスリット板33A、33Bの上端はシャトルプレート13−1の表面より上に突出する高さ位置、即ち突出長が調整できるように形成されている。
この高さ調整は搬送されるICデバイス18の実際の厚みに合わせてセンサスリット板33A、33Bの高さを調節するためにセンサスリット板33A、33Bに固定ボルト34Aで固定された高さ合わせブロック35A、35Bを用いて行う。高さ調整の際は、高さ合わせブロック35A、35Bの直下にICデバイス18を置いた状態で固定ボルト34を緩め、センサスリット板33A、33Bの上端が高さ合わせブロックの上面と同じ高さになるようにセンサスリット板33A、33Bを上下し、その位置で固定ボルト34を締め付けることで行う。
この結果、シャトルプレート13−1上に載置されたICデバイス18の厚みに応じて、発光部32A、32Bから照射された光がガイドブロック13−2乃至13−5に形成された挟持部24A、24B間に挟持されたICデバイス18の上面からそれぞれ所定距離だけ離隔した位置を通過するように設定することができる。これにより、ガイドブロック13−2乃至13−5に形成された挟持部24A、24B間に挟持されたICデバイス18が正常な場合には光センサ31B、32Bのいずれも受光出力が得られる。一方ICデバイス18が傾いて挟持された場合には、そのICデバイス18の一部がセンサスリット板33A、33Bの上端を含む平面から突出して保持されることになる。例えば、ガイドブロック13−2、13−3に形成された挟持部24A、24B間に挟持された4個のICデバイス18のうちの1個でも傾いて挟持された場合には、発光部31Aから照射された光がこの傾いて挟持されたICデバイス18によって遮蔽され、受光部の光センサ31Bには受光されない。これにより傾いて挟持されたICデバイス18があることが検知でき、測定部14に搬送される前に当該ICデバイス18の傾きを解消することができる。
なお、図6、図7においてシャトルプレートの表面から上方に高く突き出して複数のガイドピン36が取り付けられているが、これはICデバイス18を載置した供給シャトル13を測定部14に搬送した時に、搬送されてきたICデバイスを測定部14に設けられている図示しないロボットアームが吸着する際に位置決めを行うために用いられるものであるが、この発明に直接関係がないので、ここではこれ以上の説明は省略する。
図1において、測定部14において所定の温度条件下で特性の測定が行われた後、ICデバイス18は収納シャトル15に載置されて次の収納部16に搬送されるが、この際に用いられる収納シャトル15も供給シャトル13と同様の構成であり、ここでは詳細な説明は省略する。
なお、本発明は、上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
11・・・供給部、12・・・プリヒート部、12−1・・・プリヒートプレート、12−2・・・ガイドプレート、12−3・・・固定ボルト、12−4・・・格子、12−5、12−5A,12−5B・・・L字型保持部材、13・・・供給シャトル、13−1・・・シャトルプレート、13−2〜13−5・・・ガイドブロック、13−2A〜13−5B・・・ガイドブロック片、13−6・・・固定ボルト、14・・・測定部、15・・・収納シャトル、16・・・収納部、17、17A、17B・・・隙間調整ブロック、17−1・・・ブロック本体、17−2・・・シムプレート、17−3・・・押さえ板、17−4・・・固定ボルト、17−5・・・シムプレート下端、18A、18B、18C・・・電子部品、19・・・矢印、20・・・固定ボルト、23・・・位置決め孔、24A、24B・・・ICデバイス挟持部、31、32・・・透過型光センサ、31A、32A・・・発光部、32B、32B・・・光センサ、33A、33B・・・センサスリット、34、34A・・・調節ねじ、36・・・ガイドピン。

Claims (2)

  1. 複数の位置決め孔を持ち、複数の底面が矩形の直方体形状の電子部品をその上面に載置して搬送するシャトルプレートと、
    前記複数の位置決め孔の所定の位置にねじ止めされる位置決めボルトにより前記シャトルプレート上に固定され、前記電子部品の底面の一対の対角のうちの一方の対角を挟む2側面に対応する形状の第1の複数の電子部品挟持部がその長手方向に沿って形成された第1のガイドブロックと、
    前記複数の位置決め孔の他の所定の位置にねじ止めされる他の位置決めボルトにより前記第1のガイドブロックに対向して前記シャトルプレート上に固定され、前記電子部品の底面の一対の対角のうちの他方の対角を挟む2側面に対応する形状の第2の複数の電子部品挟持部がその長手方向に沿って形成された第2のガイドブロックと、
    前記シャトルプレート上に設けられ、前記第1、第2のガイドブロックの長手方向に沿って前記第1、第2の電子部品挟持部間に挟持される複数の電子部品の上面に沿って前記シャトルプレートの一方の端部から他方の端部に至る光軸を有する光を照射する発光部と、前記他方の端部で前記光を検知する光センサとを含む透過型光センサと、
    前記電子部品の厚みに応じて前記照射された光が第1、第2の電子部品挟持部間に挟持される複数の電子部品の上面からそれぞれ所定距離離隔した位置を通過するように設定するセンサスリット板と、
    前記センサスリット板の高さ位置を電子部品の厚みに応じて調節する高さ位置調節装置と、
    を具備し、
    前記第1、第2のガイドブロックが搬送すべき電子部品の底面の前記一対の対角の間の距離に応じて予め決められた位置決め孔を用いて前記シャトルプレート上に固定されて形成された電子部品の保持空間に複数の電子部品を保持する、電子部品の搬送装置。
  2. 前記高さ位置調節装置は、前記センサスリット板に固定されたスリット高さ合わせブロックと、前記シャトルプレートに搬送対象の電子部品が載置された状態で前記シャトルプレートに対する前記センサスリット板の高さを調節するためのスリット固定ボルトとを具備する、請求項1に記載の電子部品の搬送装置。
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