JP2011191068A - Icデバイスの搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低いコストで、簡単且つ正確に次の工程にICデバイスの搬送を行い得るICデバイスの搬送装置を提供する。
【解決手段】ICデバイス搬送シャトルは、夫々複数のスライドガイド穴を有する一対のスライドガイドプレートと、複数のスライドガイド穴はそれぞれスライドガイドプレートの側面に対して傾斜した方向に形成され、ICデバイス搬送シャトルの上に固定され、複数のスライドガイド穴に係合されて、載置された一対のスライドガイドプレートの側面が互いに離接する方向にスライドするように保持する複数の保持ピンとボルトとを具備し、一対のスライドガイドプレートの夫々は、互いに対抗する側面に少なくとも1個のICデバイス保持側面を有し、ICデバイス搬送シャトル上面の一対のスライドガイドプレートの一対のICデバイス保持側面間に形成されたICデバイス保持空間に載置されたICデバイスを一対のICデバイス保持側面間に保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ICハンドラーに係り、特にICデバイスの搬送装置に関する。
従来、ICハンドラーは、例えば製造されたICデバイスの集積位置からテスト対象のICデバイスを順次取り出し、1個または複数個のICデバイスをテストのためにICテスターに送り込む際に用いられるICデバイスの搬送装置と関連して用いられる。
従来のICデバイスの搬送装置はシャトルテーブルとして構成され、その上に載置された1個又は複数個のICデバイスが後工程のテスト位置に正確に搬送されるように、シャトルテーブルの上の所定位置にICデバイスを正確に保持する必要があり、このためにICデバイス保持装置が用いられる。
従来のICデバイスの保持装置としては、例えばシャトルテーブルの表面にICデバイスの形状に合わせて形成された掘り込みポケットや、ICデバイスを保持したガイド部品の形状に合わせて形成された掘り込みポケットを形成し、この掘り込みポケットに差し込まれて固定され、ICデバイス受け部を持つICデバイス保持具が用いられる。
テスト対象のICデバイスの外形の形状は正方形または長方形が多いが、ICデバイスの種類は多岐に亘り、その外形寸法も多岐に亘る。従って、従来のシャトルテーブルは、テスト対象のICデバイスの外形寸法に応じて形成された受け部を持つICデバイス保持具を受け入れることができる寸法の掘り込みポケットを個々に形成し、異なる外形寸法を有するICデバイス毎にチェンジキットとして予め複数個用意しておく必要があった。従って、チェンジキットの作成に多くのコストが掛り、また、チェンジキットの交換にも多くの手間が掛かっていた。
上述したように、従来のシャトルテーブルは、異なる外形寸法を持つICデバイス毎にチェンジキットを予め用意しておく必要があった。従って、チェンジキットの作成に多くのコストが掛り、また、チェンジキットの交換にも多くの手間が掛かるという問題があった。
この問題を解決するため、この発明はチェンジキットを用いることなく種々のICデバイスに共通に対応できる構成のICデバイスの搬送装置を提供することを特徴とする。
この発明は上記の問題に鑑み、低いコストで、簡単且つ正確に次の工程にICデバイスの搬送を行い得るICデバイスの搬送装置を提供することを目的とする。
この発明は、
ICデバイス搬送シャトルと、
このICデバイス搬送シャトルの上に載置され、夫々複数のスライドガイド穴を有する少なくとも一対のスライドガイドプレート、前記複数のスライドガイド穴はそれぞれ前記スライドガイドプレートの側面に対して傾斜した方向に形成される、と、
前記ICデバイス搬送シャトルの上に固定され、前記複数のスライドガイド穴に係合されて、前記載置された一対のスライドガイドプレートの側面が互いに離接する方向にスライドするように保持する複数の保持ピンと、
を具備し、
前記一対のスライドガイドプレートの夫々は、互いに対向する側面に少なくとも1個のICデバイス保持側面を有し、前記ICデバイス搬送シャトル上面と前記一対のスライドガイドプレートの一対のICデバイス保持側面との間に形成されたICデバイス保持空間に載置されるICデバイスを前記一対の前記ICデバイス保持側面間に保持する、ICデバイスの搬送装置を一実施態様として提供する。
この発明によれば、チェンジキット等の保持部品を交換することなく、ICデバイスの外形寸法に関わりなくICデバイスを保持することができ、ICハンドリングのコストを下げることができ、簡単且つ正確に次の工程にICデバイスの搬送を行い得るICデバイスの搬送装置を提供することができる。
この発明の一実施形態のICデバイス搬送装置の構成を示す斜視図。 図1に示したICデバイス搬送装置の構成を示す図。 図1、図2に示した実施形態のICデバイス搬送装置に用いるICデバイスのスライドガイドプレートの位置合わせに用いられるジグの例を示す斜視図。 この発明の他の実施形態のICデバイス搬送装置の構成を示す平面図。 図4に示したカムおよびその駆動部を取り出して示した平面図。 図4に示した実施形態のICデバイス搬送装置の動作位置の他の例を示す平面図。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1はこの発明による第一の実施形態のICデバイス搬送装置の全体の構成を示す斜視図であり、搬送装置基板であるシャトル1と、このシャトル1の上に載置された2対のスライドガイドプレート2A、2B、3A、3Bとを主たる構成要素として具備する。
スライドガイドプレート2Aは、その直線状の外側面に対して斜め、例えば約45度の角度を有する3個のスライド穴2A1、2A2、2A3を有する。他のスライドガイドプレート2B、3A、3Bにも同様に夫々3個のスライド穴2B1、2B2、2B3、
3A1、3A2、3A3、および3B1、3B2、3B3が形成される。
スライド穴2A2にはガイドピン4が挿入されてボルト3ABによりシャトル1の上面に固定され、両端のスライド穴2A1、2A3にはボルト4Aがねじ止めされる。ボルト4Aの頭部はスライド穴2A1、2A3の幅より大きく形成される。従って、スライドガイドプレート2Aの位置はガイドピン4および緩めた状態のボルト4Aにより規制される。このボルト4Aを緩めた状態で、スライドガイドプレート2Aはガイドピン4に規制されてスライド穴2A2に沿ってスライドされる。この結果、スライドガイドプレート2Aは、シャトル1の表面を自由にスライド穴2A1、2A2、2A3に沿って平行に移動可能である。他のスライドガイドプレート2B、3A、3Bも同様にガイドピン4と緩めた状態のボルト4Aによりシャトル1の表面を自由にスライド穴2B1、2B2、2B3、3A1、3A2、3A3、および3B1、3B2、3B3に沿って平行に移動可能に形成される。
シャトル1には更に複数のガイドピン5が取り付けられ、シャトル1裏側からキャップスクリュウ5Aによりねじ止めされる。このガイドピン5は例えば後のテスト工程において、シャトル1に載置されて搬送されてきたICデバイスをロボットアームが吸着する際の位置決めを行うために用いられるものであるが、この発明に直接関係がないのでこれ以上の説明は省略する。
スライドガイドプレート2Aにはその側面に4個のICデバイス保持側面2A4〜2A7が形成され、このスライドガイドプレート2Aに対向するスライドガイドプレート2Bにも、その側面に4個のICデバイス保持側面2B4〜2B7が形成される。同様に、他のスライドガイドプレート3A、3Bの夫々にも、互いに対向する側面に夫々4個のICデバイス保持側面3A4〜3A7、3B4〜3B7を有する。従って、前記一対のスライドガイドプレート2A、2Bの間、および一対のスライドガイドプレート3A、3Bの間には夫々4個のICデバイス保持空間Sが形成される。
図2(A)は図1に示したシャトル1上に取り付けられたスライドガイドプレート2A、2B、3A、3Bがそれぞれ取り付けられた状態の上面図である。スライドガイドプレート2Aは、ガイドピン4とボルト4Aによりシャトル1の表面をスライド穴2A1、2A2、2A3に沿って平行に移動し、そのスライド穴2A1、2A2、2A3により規定される移動可能距離のほぼ中間位置にある状態を示している。他のスライドガイドプレート2B、3A、3Bも同様にガイドピン4とボルト4Aによりシャトル1の表面を移動してその移動可能距離のほぼ中間位置にある状態を示している。
図1で説明したように、スライドガイドプレート2Aの側面には、等間隔で4個のICデバイス保持側面2A4〜2A7が形成され、スライドガイドプレート2Aの側面に対向するスライドガイドプレート2Bにも、等間隔で4個のICデバイス保持側面2B4〜2B7が形成され、その間に夫々4個のICデバイス保持空間Sが形成される。他のスライドガイドプレート3A、3Bの対向する側面にも夫々、等間隔で4個のICデバイス保持側面3A4〜3B7、3B4〜3B7が形成され、その間に夫々4個のICデバイス保持空間Sが形成される。
これらのICデバイス保持空間S内に露出したシャトル1の表面には、その正確な中心位置にICデバイス保持用のジグの差込穴S1が形成される。
このICデバイス保持用のジグは例えば図3の(A)、(B)に示す形状を有する。図3(A)のジグ11はジグの差込穴S1に差込まれる差込端11Aを有し、その隣接部に円柱状のICデバイスガイド位置合わせ部11Bおよびつまみ部11Cを有する構成であり、図3(B)のジグ12は差込穴S1に差込まれる差込端12Aを有し、その隣接部に円柱状のICデバイス保持部12Bおよびつまみ部12Cを有する構成である。このICデバイス保持部11B、12Bの形状は保持されるICデバイスの形状により種々の構成、形状を持ち得る。
図2(B)はスライドガイドプレート2Aに形成されたICデバイス保持側面2A4〜2A7の側面形状を示すために、シャトル1を図2(A)のB−B線で切って矢示方向に見た断面図である。図2(C)は同様にスライドガイドプレート2A、2B、3A、3Bの長手方向のICデバイス保持側面2A4〜3B4の側面形状を示すために図2(A)のC−C線で切って矢示方向にみた断面図である。
図2(C)において、スライドガイドプレート2AのICデバイス保持側面2A4は、その長手方向に沿って形成された第一の保持面15Aとこの長手方向に直交する方向に沿って形成された第二の保持面15BとでL字の形を有する。この第二の保持面15Bも図2(B)に示したようにシャトル1の表面に対して斜めに形成された傾斜面を有する。第一の保持面15Aも図2(C)に示したようにシャトル1の表面に対して斜めに形成された傾斜面を有する。スライドガイドプレート2Aの他のICデバイス保持側面2A5〜2A7も同様に形成された互いに直交する方向の二つの傾斜面を有する。
スライドガイドプレート2Aに対向するスライドガイドプレート2Bも同様に形成されたICデバイス保持側面2B4から2B7を有する。例えば、ICデバイス保持側面2B4は、図2(A)に示すように、スライドガイドプレート2AのICデバイス保持側面2A4に形成された第一の保持面15Aと対向するように形成された第一の保持面16Aと、第二の保持面15Bと対向するように形成された第二の保持面16Bとで逆L字の形を有する。スライドガイドプレート2Bの他のICデバイス保持側面2B5〜2B7も保持面2B4と同様に形成された互いに直交する方向の二つの傾斜面で逆L字形を有する。
もう一方の一対のスライドガイドプレート3A、3Bにも、互いに対向する側面に同様に形成されたICデバイス保持側面3A4〜3A7、3B4〜2B7が形成される。
この状態で、例えばオペレータにより、スライドガイドプレート2Aをスライドガイドプレート2Bに接近する方向に、ガイドピン4と緩めたボルト4Aにより規制された状態でシャトル1の表面をスライド穴2A1、2A2、2A3に沿って平行に移動させる。この結果、スライドガイドプレート2Aに形成されたICデバイス保持側面2A4の第一の保持面15Aが例えばジグ11の位置合わせ部11Bに接触する。この際、この第一の保持面15Aに直交する方向に沿って形成された第二の保持面15Bも同時にジグ11の位置合わせ部11Bに接触するようにICデバイス保持側面2A4が形成されている。例えば、スライド穴2A1、2A2、2A3がスライドプレート2Aの長手方向に対して45度に形成されている場合には、ICデバイス保持空間Sの中央に固定されたジグ11の位置合わせ部11Bの側面に対して第一の保持面15A、第二の保持面15Bがほぼ等距離にあるようにICデバイス保持側面2A4が形成される。これと同時に、スライドガイドプレート2Aに形成された他のICデバイス保持側面2A5〜2A7も対応する保持空間においてジグ11に接触される。この状態でオペレータが2本のボルト4Aを締め付けることにより、スライドガイドプレート2Aはその位置に固定される。
一方、スライドガイドプレート2Bをスライドガイドプレート2Aに接近する方向に、ガイドピン4と緩めたボルト4Aによりシャトル1の表面をスライド穴2B1、2B2、2B3に沿って平行に移動させる。この結果、スライドガイドプレート2Bに形成されたICデバイス保持側面2B4〜2B7の夫々の第一の保持面16A、16Bもジグ11に接触した位置で停止し、ボルト4Aにより同様に固定される。
他方の一対のスライドガイドプレート3A、3Bも同様にしてICデバイスを保持したジグに接触した位置で停止され、固定される。固定が終わると、ジグ11は撤去され、保持空間Sが形成される。ジグ12を用いた場合にもスライドガイドプレート2A、2Bは同様に位置決めされ、固定される。
このように、テスト対象のICデバイスの寸法が変化しても、必要に応じてジグ11を例えばジグ12に交換するだけで、スライドガイドプレート2A、2B、3A、3Bを交換せずに対応できるので、ICデバイス搬送装置のコスト、手間を減らすことができ、簡単且つ正確に次の工程にICデバイスの搬送を行い得るICデバイスの搬送装置を提供することができる。
図1乃至図3に示した実施形態ではスライドガイドプレート2A、2B、3A、3Bをオペレータが手でシャトル1表面をスライドさせて固定する場合を説明したが、このスライドガイドプレート2A、2B、3A、3Bをオペレータが手でスライドさせる代わりにステップモータを用いて移動させるようにしてもよい。
以下、図4乃至図6を参照して第2の実施形態を説明する。
図4において、シャトル1の上面には一対のスライドガイドプレート2A、2Bが図1の実施形態と同様にスライド可能に取り付けられる。この第2の実施形態では、スライド穴とガイドピンとボルトとに代わって、一対のリニアガイドバー20A、20Bが夫々スライドガイドプレート2Aとシャトル1とに固定され、互いにスライド穴と同じ方向にスライドするように構成される。同様に、他方のスライドガイドプレート2Bとシャトル1との間にも一対のリニアガイドバー20A、20Bが夫々固定される。ここで、図4では一対のスライドガイドプレート2A、2Bが互いに最も離れた状態で示されている。
スライドガイドプレート2Aの一端には操作アーム21が固定され、他方のスライドガイドプレート2Bの一端にも操作アーム22が固定される。一方の操作アーム22は引っ張りばね23によりその一対のリニアガイドバー20A、20Bに沿って対向するガイドプレート2A方向に常時引っ張られるように付勢される。スライドガイドプレート2Aの一端に固定された操作アーム21は、反対に、同じ引っ張りばね23によりその一対のリニアガイドバー20A、20Bに沿って対向するガイドプレート2B方向に常時引っ張られるように付勢される。
操作アーム21、22の夫々の先端にはカムローラ24A、24Bが回転自在に固定され、これらのカムローラ24A、24Bは夫々の専用カム25A、25Bの作動面にそれぞれ引っ張りばね23の張力により押し付けられる。従って、このカム25A、25Bが回転すると、その回転に応じてカムローラ24A、24Bの位置が移動して、この移動に従って操作アーム21、22が駆動され、リニアガイドバー20A、20Bに沿ってスライドガイドプレート2A、2Bが互いに同時に離接する方向に平行移動してスライドされる。
一方のカム25Aは、図5(A)に示すように、カム軸25Cを中心として回転し、その回転に応じてカム軸25Cからカム作動面までの距離が最小位置と最大位置の間で変化する。従って、カムローラ24Aの位置も変化する。他方のカム25Bはその回転に従ってカムローラ24Bがその最小位置と最大位置の間でカムローラ24Aと同期して互いに逆方向に離接するように形成される。これにより、スライドガイドプレート2A、2Bが互いに同期して離接するようにスライドされることになる。
カム軸25A上には図5(B)に示すカム25A、25Bとともに図5(C)に示すようにカム回転用のホイール26が固定され、このホイール26にはウオームギア27が歯合され、このウオームギア27の回転軸にはステップモータ28が結合される。
例えばカム25Aの回転位置の原点を検出してステップモータ28の回転を停止させるために原点位置検出センサー29がカム25Aの作動面に関連して取り付けられる。このセンサー29の出力がステップモータ28の駆動パルス電源の制御のために用いられる。このステップモータ28、センサー29、駆動パルス電源などは図示しないモータコントローラに接続されて制御される。
図4はカム25A、25Bが回転軸25Aから最も遠い位置にカムローラ24A、24Bを押し出す位置に回転して、一対のスライドガイドプレート2A、2Bが互いに最も離れた位置にある状態を示している。反対に、一対のスライドガイドプレート2A、2Bが互いに最も接近した場合を図6に示す。この場合は引っ張りばね23が最も縮退した状態となり、回転軸25Aから最も近い位置にカムローラ24A、24Bが来る位置に回転して、一対のスライドガイドプレート2A、2Bが互いに最も近い位置にある状態を示す。
この図4〜図6に示した実施形態では、ステップモータ28に供給されるパルス数に応じてこのステップモータ28の回転位置が決まり、従って、一対のスライドガイドプレート2A、2Bの相対距離が決定される。
これにより、ステップモータ28が回転すると、カム25Aにより操作アーム21が操作されて、スライドガイドプレート2Aを例えばスライドガイドプレート2Bに接近する方向にシャトル1の表面を平行に移動させる。
この場合、ステップモータに供給されるパルス数をモータコントローラにより制御すれば、スライドガイドプレート2Aに形成されたICデバイス保持側面2A4の位置が、図1、図2に示した実施形態におけるジグ11、12を用いることなく、ICデバイスサイズに対応した位置にスライドガイドプレート2Aを移動させ、デバイス保持空間Sを形成する位置に保持することができる。これと同時に、スライドガイドプレート2Aに形成された他のICデバイス保持側面2A5〜2A7も対応するデバイス保持空間Sを形成する位置に保持されることになる。
同様に、ステップモータ28の回転により、カム25Bにより操作アーム22が操作されて、スライドガイドプレート2Bをスライドガイドプレート2Aに接近する方向にシャトル1の表面を平行に移動させる。この結果、スライドガイドプレート2Bに形成されたICデバイス保持側面2B4が、例えば図1、図2に示した実施形態においてジグ11、12に接触する位置に対応する位置に移動される。この結果、スライドガイドプレート2Bに形成されたICデバイス保持側面2B4〜2B7の夫々の第一の保持面16A、16Bがデバイス保持空間Sを形成する位置で停止することになる。
図1、図2に示した実施形態の場合の構成において図4と同様の構成とすることにより、他方の一対のスライドガイドプレート3A、3Bに形成されたICデバイス保持側面3A4〜3A7、3B4〜3B7の夫々も同様にして、図1、図2の実施形態におけるジグ11、12に接触する位置に対応する位置で、ジグを用いることなく、停止され、保持される。
ここで、図1に示した実施形態ではスライドガイドプレート2Aをその停止位置で保持するためにボルト4Aを用いた。一方、図4の実施形態では、オペレータによるボルトの締め付けの代わりに、ホイール26とウオームギア27の組み合わせによりその位置に保持される。更に、例えば図示しないが、スライドガイドプレート2Aの厚みより長く形成されたコイルばねをボルト4Aに嵌め込んだ状態でボルト4Aの頭部によりコイルばねをシャトル1の表面に押し付けるように構成してもよい。これによりスライドガイドプレート2Aはシャトル1から離れる方向にコイルばねによりバイアス力を与えられ、その位置に安定的に保持されることになる。他のスライドガイドプレート2B、3A、3Bも同様にして保持される。この結果、スライドガイドプレート2A、2B間、およびスライドガイドプレート3A、3B間にボルト4Aを用いることなくICデバイスが安定に保持されることになる。
1・・・シャトル、2A、2B、3A、3B・・・スライドガイドプレート、2A1〜2A3、2B1〜2B3、3A1〜3A3、3B1〜3B3・・・スライド穴、2A4〜2A7、2B4〜2B7、3A4〜3A7、3B4〜3B7・・・ICデバイス保持側面、4、5・・・ガイドピン、4A、5A・・・ボルト、S・・・ICデバイスの保持空間、S1・・・ジグの保持穴、11、12・・・ジグ、15A、15B・・・ICデバイスの保持面、20A、20B・・・リニアガイド、21、22・・・操作アーム、
23・・・引っ張りばね、24A、24B・・・カムローラ、25A、25B・・・カム、25C・・・カム軸、26・・・ウオームギアホイール、27・・・ウオームギア、28・・・ステップモータ、29・・・原点位置センサー。

Claims (4)

  1. ICデバイス搬送シャトルと、
    このICデバイス搬送シャトルの上に載置され、夫々複数のスライドガイド穴を有する少なくとも一対のスライドガイドプレート、前記複数のスライドガイド穴はそれぞれ前記スライドガイドプレートの側面に対して傾斜した方向に形成される、と、
    前記ICデバイス搬送シャトルの上に固定され、前記複数のスライドガイド穴に係合されて、前記載置された一対のスライドガイドプレートの側面が互いに離接する方向にスライドするように保持する複数の保持ピンと、
    を具備し、
    前記一対のスライドガイドプレートの夫々は、互いに対抗する側面に少なくとも1個のICデバイス保持側面を有し、前記ICデバイス搬送シャトル上面の前記一対のスライドガイドプレートの一対のICデバイス保持側面間に形成されたICデバイス保持空間に載置されたICデバイスを前記一対の前記ICデバイス保持側面間に保持する、ICデバイスの搬送装置。
  2. 前記ICデバイス搬送シャトル上面の、前記ICデバイス保持空間の中間部にはICデバイス保持具の差込穴が形成されている、請求項1に記載のICデバイスの搬送装置。
  3. 前記一対のスライドガイドプレートの夫々には、この一対のスライドガイドプレートを前記複数の保持ピンに沿って互いに離接する方向に移動させるための操作アームが固定されている、請求項1に記載のICデバイスの搬送装置。
  4. 前記操作アームを駆動するカム装置と、
    このカム装置を駆動するステップモータと、
    を更に具備する請求項1に記載のICデバイスの搬送装置。
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