JP2003303654A - 位置決めガイド及びicソケット - Google Patents
位置決めガイド及びicソケットInfo
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Abstract
きる位置決めガイドを提供する。 【解決手段】 位置決めガイド16は2つの本体部材1
7,18により構成されている。本体部材17,18に
は段差部17b,18bが形成された凹部17a,18
aが形成されている。本体部材17と18は、面17c
と面18d、及び面17dと面18cが接するようにし
て対向して配置されてネジにより固定される。その状態
で、段差部17b,18bにより形成される開口部によ
りパッケージ収容部21が形成される。本体部材17,
18を対向して配置する位置を調整することにより、パ
ッケージ収容部の大きさをX方向及びY方向に調整する
ことができる。
Description
導体装置の電気的特性試験を行なうための試験装置との
電気的な接続を行なうためのICソケット及びそのIC
ソケットの一部分を構成する位置決めガイドに関するも
のである。本発明の位置決めガイド及びICソケット
は、CSP(チップサイズパッケージ)など、一平面に
複数個の外部接続端子が配列された半導体装置の電気的
特性試験に用いられ、特に、微細な外部接続端子の配列
を有するウェハレベルCSPに有用である。
端子が配列された半導体装置の電気的特性試験を行なう
際、半導体装置の外部接続端子と試験装置の電極との電
気的な接続を行なうためにICソケットが使用される。
ICソケットは、半導体装置の外部接続端子に対応する
位置に配列された接触用端子と、半導体装置を所定の位
置に配置するためのパッケージ収容部を備えた位置決め
ガイドを備えている。位置決めガイドは絶縁性材料から
なり、成形又は穴あけ加工によりパッケージ収容部が形
成されている。
導体装置の外部接続端子とICソケットの接触用端子と
が接触するようにして半導体装置が位置決めガイドのパ
ッケージ収容部に収容され、接触用端子によって半導体
装置の外部接続端子と試験装置の電極が電気的に接続さ
れる。
のパッケージ収容部に収容した半導体装置の位置決めを
半導体装置の外形で行なった後、半導体装置の外部接続
端子とICソケットの接触用端子との接触を確実に行な
うために、半導体装置の位置決めを微調整するものがあ
る。例えば特開平9−171868号公報に開示された
ICソケットではIC位置決め装置を用い、半導体装置
の外部接続端子を側面から押圧することにより半導体装
置の位置決めを微調整している。
ルCSP(例えば特開2000−260910号公報参
照)がある。ウェハレベルCSPはチップのダイシング
前に外部接続端子を作り込んだCSPである。ウェハレ
ベルCSPの大きさは例えば外形寸法が1mm(ミリメ
ートル)程度、厚みが0.4mm程度であり、外部接続
端子の大きさは直径が0.2mm程度である。
さ、並びに半導体装置に配置された外部接続端子の形
状、大きさ及びピッチの微細化に伴って、半導体装置を
ICソケットに高精度に案内することができる位置決め
ガイドが必要となっている。しかし、従来の位置決めガ
イドでは、パッケージ収容部が成形又は穴あけ加工によ
り形成されているので、微細加工が困難であり、ウェハ
レベルCSPやベアチップを正確な位置に配置すること
ができないという問題があった。
装置の位置を微調整する機構は、半導体装置の外部接続
端子で位置調整を行なうので、微細な外部接続端子には
対応できないという問題があった。また、従来の位置決
めガイドはパッケージ収容部が成形又は穴あけ加工によ
り形成されているので、半導体装置のサイズごとに位置
決めガイドを製作する必要があり、特に、チップサイズ
毎に外径寸法が変わるベアチップやウェハレベルCS
P、CSP等の半導体装置の製造においては、ICソケ
ットの開発に期間と費用を要するという問題があった。
さを高精度に調整できる位置決めガイド及びそれを備え
たICソケットを提供することを目的とするものであ
る。
ガイドは、一平面に複数個の外部接続端子が配列された
半導体装置を所定の位置に配置するためのパッケージ収
容部を備え、ICソケットの一部分を構成する位置決め
ガイドであって、位置決めガイドの本体は2つの本体部
材が対向して配置されて構成されており、2つの上記本
体部材は互いに対向する面にそれぞれ段差部を有し、上
記パッケージ収容部は、上記本体部材が対向して配置さ
れた状態で上記段差部により形成される開口部からなる
ものである。
らなる分割構造にし、パッケージ収容部は、2つの本体
部材が対向して配置された状態で上記段差部により形成
される開口部により構成される。位置決めガイドの本体
を2つの本体部材からなる分割構造にしているので、2
つの本体部材を対向して配置する位置を調整することに
より、パッケージ収容部の大きさを高精度に調整するこ
とができる。
複数個の外部接続端子が配列された半導体装置を所定の
位置に配置するためのパッケージ収容部を備えた位置決
めガイドと、半導体装置が上記外部接続端子を下側にし
て上記パッケージ収容部に収容されたときの上記外部接
続端子の位置に対応して配置された接触用端子を備えた
ICソケットであって、上記位置決めガイドとして本発
明の位置決めガイドを備えているものである。
めガイドにより半導体装置を高精度に位置決めすること
ができるので、微細な半導体装置の電気的特性試験を行
なうことができる。
て、上記段差部は、上記対向する面の一部が切削加工に
より除去されて形成されたものであることが好ましい。
切削加工は穴あけ加工に比べて高精度な加工を容易に行
なうことができるので、高精度な段差部を容易に形成す
ることができる。
つの上記本体部材の間にスペーサが挟みこまれているも
のを挙げることができる。これにより、スペーサの厚み
に応じて、2つの本体部材の間隔を調整することがで
き、パッケージ収容部の大きさを調整することができ
る。
上記本体部材は、ICソケットに固定されるための貫通
孔を備え、少なくとも一方の上記本体部材において上記
貫通孔は長穴により構成されていることが好ましい。そ
の結果、ICソケット側の位置決めガイドを固定するた
めの機構を変更しなくても、2つの本体部材の間隔を調
整した位置決めガイドをICソケットに固定することが
できる。
あり、(A)は分解した状態で示す斜視図、(B)は組
み立てた状態で示す斜視図、(C)は固定前の接近して
配置した状態におけるパッケージ収容部を拡大して示す
平面図である。図2はその実施例の各部品を示す平面図
及び側面図であり、(A)は一方の本体部材を示す平面
図、(B)は(A)の段差部を拡大して示す平面図、
(C)は(A)の右側面図であり、(D)は他方の本体
部材を示す平面図、(E)は(D)の段差部を拡大して
示す平面図、(F)は(D)の左側面図である。図3は
その実施例を組み立てた状態で示す図であり、(A)は
平面図、(B)は側面図である。図4は、その位置決め
ガイドを備えたICソケットの一実施例を示す図であ
り、(A)は上面図、(B)は(A)のX−X位置での
断面図、(C)は(A)のY−Y位置での断面図、
(D)は(A)のD−D位置での断面を拡大して示す図
である。
例について説明する。ICソケット1は略直方体状のベ
ース部3を備えている。ベース部3には上面から下面に
貫通する空間が形成されており、その空間内に、位置調
整を行なえるように水平面方向でベース部3とは間隔を
もってコンタクトユニット支持部5が配置されている。
面ごとに、3点支持によりコンタクトユニット支持部5
の水平面方向の位置及び傾きの微量な調整を行なうため
の位置調整ネジ7が設けられている。ベース部3の下面
側にはコンタクトユニット支持部5を固定するための固
定ネジ9が設けられている。コンタクトユニット支持部
5は6つの位置調整ネジ7及び固定ネジ9によってベー
ス部3に固定されている。
ンタクトユニット11が配置されている。コンタクトユ
ニット支持部5の上面には、コンタクトユニット11の
外周部を覆ってコンタクトユニット11をコンタクトユ
ニット支持部5に固定するためのカバー13が設けられ
ている。
支持部5、コンタクトユニット11及びカバー13を覆
うようにカバーシャーシ15が設けられている。カバー
シャーシ15には中央部に開口部が形成されており、そ
の開口部内に位置決めガイド16が配置されている。
6について説明する。位置決めガイド16は2つの本体
部材17,18により構成されている。一方の本体部材
17には他方の本体部材18と対向して配置される面1
7c,17dに向かって傾斜をもつ凹部17aが形成さ
れている。本体部材18には、本体部材17の凹部17
aに対応して、本体部材17と対向して配置される面1
8c,18dに向かって傾斜をもつ凹部18aが形成さ
れている。本体部材17及び18は例えばポリアミド系
の樹脂により形成されている。この実施例では本体部材
17,18は同じ形状をしている。本体部材17と18
はネジ(図示は省略)により固定される。
面17cにおける幅寸法は面17dよりも広く形成され
ており、凹部17aの底面位置に段差部17bが形成さ
れている。本体部材18において、上面側から見て、面
17dに対応する面18cにおける幅寸法は、面17c
に対応する面18dよりも広く形成されており、凹部1
8aの底面位置に段差部18bが形成されている。
面17cと本体部材18の面18d、及び本体部材17
の面17dと本体部材18の面18cが接するようにし
て、本体部材17と18が対向して配置された状態で、
段差部17b,18bにより開口部が形成される位置に
形成されている。その開口部はパッケージ収容部21を
構成する。
8bの高さ(面17c,17d,18c,18dに直交
する方向)が0.86mmであり、本体部材17と18
が対向して配置された状態で段差部17b,18bによ
り形成されるパッケージ収容部21の幅(段差部17
b,18bの高さ方向)の寸法は0.86mmである。
また、段差部17b,18bは、本体部材17と18の
各端部が互いに位置を合わせられて対向して配置された
状態(図3参照)でパッケージ収容部21の長さ(段差
部17b,18bの高さに直交する方向)の寸法が0.
86mmになる位置に形成されている。
することにより、パッケージ収容部21の大きさを調整
することができる。本体部材17と18を対向して配置
するためのネジの締め具合により、図1(C)に示す矢
印X方向に、パッケージ収容部21の幅寸法を調整する
ことができる。本体部材17と18の配置位置を図1
(C)に示す矢印Y方向にずらすことにより、パッケー
ジ収容部21の長さ寸法を調整することができる。例え
ばパッケージ収容部21の大きさが、幅は0.86m
m、長さは1.33mmになるように、本体部材17と
18が対向して配置される。
明する。上面側から見て、面17cにおける幅寸法と面
18cにおける幅寸法の和の幅寸法をもつ本体部材17
及び18用の部材を一体成形した後、その一体成形部材
を例えばフライス盤を用いて面17c,18cにおける
幅寸法をもつ本体部材17,18に分割する。
切削工作機械を用いて、面17cの位置から面17dの
位置まで本体部材17の一部を除去して段差部17bを
形成する。本体部材18において、本体部材17の場合
と同様に、エンドミルなどの切削工作機械を用いて、面
18cの位置から面18dの位置まで本体部材18の一
部を除去して段差部18bを形成する。
ことにより、高精度な寸法をもつ段差部17b,18b
を形成することができ、例えば公差数値が−0,+0.
002mmで加工することができる。これにより、高精
度なパッケージ収容部21を形成することができる。た
だし、段差部17b,18bは上記の形成方法により形
成されたものに限定されるものではなく、他の方法によ
り形成されたものであってもよい。
Pの一例の底面図を示す。ウェハレベルCSP20はチ
ップのダイシング前に底面20bに外部接続端子20a
を作り込んだCSPである。ウェハレベルCSP20は
例えば外形寸法が0.82×1.32mm、厚みが0.4
0mmである。ウェハレベルCSP20の底面20bに
は4つの外部接続端子20aが縦横に配列されている。
外部接続端子20aは例えば直径が0.18mm、高さ
が0.08mmである。縦横に並ぶ外部接続端子20a
の間隔は例えば幅方向は0.50mm、長さ方向は0.1
0mmである。
斜視図を示す。段差部17b,18bにより形成される
開口部からなるパッケージ収容部21は測定対象である
ウェハレベルCSPの水平面方向位置を位置決めする。
パッケージ収容部21の下方位置には、ウェハレベルC
SP20の外部接続端子20aの配列に対応して、コン
タクトユニットに設けられた接触用端子としてのポゴピ
ン11aが配置されている。ウェハレベルCSP20が
パッケージ収容部21内に配置された状態では、ポゴピ
ン11aと外部接続端子20aが接触する。
ると、カバーシャーシ15の上面にシャフト支持台23
が固定されている。シャフト支持台23には水平面に平
行にシャフト25が設けられている。シャフト25を支
点として回動するように、カバー(蓋部材)27及び分
銅29が設けられている。図4はカバー27を閉じた状
態を示している。図7にカバー27を開いた状態を示
す。カバー27と分銅29はシャフト25を共通の回動
軸としているが、互いに固定されておらず、それぞれ独
立して回動できるようにシャフト25に取り付けられて
いる。分銅29はカバー27の内側に配置されており、
カバー27に取り付けられた下げ幅調整ネジ31によっ
てカバー27を閉じた際の下げ幅を制限されている。
する位置に加圧ヘッド33が設けられている。加圧ヘッ
ド33はパッケージ収容部21内に配置されたウェハレ
ベルCSPの外部接続端子が配列された面とは反対側の
面を下方側に付勢するためのものである。加圧ヘッド3
3の先端には樹脂製のボール部材が設けられており、そ
のボール部材がウェハレベルCSPと接触する。加圧ヘ
ッド33の内部には弾性体、例えば巻きバネが収納され
ている。その巻きバネは、収縮することによりウェハレ
ベルCSPの破壊を防止するとともに押し圧を一定量以
上になるように調整する。
端部側の下面にボール部材(回転部材)35が配置され
ている。カバーシャーシ15の上面には、位置決めガイ
ド16を挟んでシャフト支持台23とは反対側にカバー
固定部材(蓋固定部材)37も配置されている。カバー
固定部材37にはシャフト25に平行に長穴38が形成
されている。長穴38内にはカバーシャーシ15に固定
されたピン36が配置されている。カバー固定部材37
は長穴38をガイドとして水平面内でシャフト25に平
行にスライド可能に配置されている。
拡大して示す。(A)はカバー27を固定している状態
を示し、(B)はカバー27を固定していない状態を示
す。なお、図4(A)では、カバー固定部材37の実線
で示す位置はカバー27を固定している状態を示し、2
点鎖線で示す位置はカバー27を固定していない状態を
示している。カバー固定部材37には突起部37aが設
けられている。カバー27には突起部37aに対応して
凹部27aと段差部27bが形成されている。
ように、カバー固定部材37の突起部37aがカバー2
7の凹部27aに対応する位置に配置されるようにカバ
ー固定部材37を位置させる(カバー開放位置)。カバ
ー27を閉じた後、図8(A)に示すように、カバー固
定部材37の突起部37aがカバー27の段差部27b
上に位置するようにカバー固定部材37をスライドさせ
る(カバー固定位置)。このようにして、カバー固定部
材37によりカバー27を固定する。
定部材37がカバー固定位置(図8(A)参照)に位置
しているとき、カバー27を閉じようとしてもカバー2
7の段差部27の部分がカバー固定部材37の突起部3
7aに接触し、カバー27が閉じない構造になってい
る。これにより、パッケージ収容部21内に配置された
ウェハレベルCSPに誤って過大な力が作用するのを防
止している。
材37には分銅29のボール部材35に対応する位置に
ボール接触台39が設けられている。ボール接触台39
には、上段部39aと、上段部39aから下方側へ傾斜
している傾斜部39bと、傾斜部39bに連続して上段
部39aよりも低い位置に設けられた下段部39cが形
成されている。
すように、カバー固定部材37がカバー開放位置に配置
されてカバー27を固定していない状態のとき、ボール
接触台39の上段部39aが分銅29のボール部材35
に対応する位置に配置され、ボール部材35が上段部3
9aに接触する。
バー27を閉じ、カバー固定部材37がカバー27を固
定していない状態での断面図を示す。この状態では分銅
29のボール部材35がボール接触台39の上段部39
aに接触しており(図4(D)の2点鎖線も参照)、分
銅29は上段部39aとシャフト25により支持された
状態になる。このとき、加圧ヘッド33の先端部はパッ
ケージ収容部21に収容されたウェハレベルCSPには
接触していない。
(A)に示すカバー固定位置側にカバー固定部材37を
スライドさせると、分銅29のボール部材35がボール
接触台39上で回転して、ボール接触台39上の上段部
39aから傾斜部39bに順次接触し、ボール部材35
の鉛直方向での位置が徐々に下降する。それに伴って分
銅29及び加圧ヘッド33も徐々に下降し、加圧ヘッド
33がパッケージ収容部21に収容されたウェハレベル
CSPに接触し、ウェハレベルCSPを下方側へ徐々に
加圧する。分銅29の重量は適当な大きさに調整されて
おり、分銅29の重量により徐々に加圧することによ
り、ウェハレベルCSPの外部接続端子の損傷やチップ
欠け、チップ割れなどの不具合の発生を防止することが
できる。
置させた状態では、分銅29はシャフト23、下げ位置
調整ネジ31及びウェハレベルCSPによって支持さ
れ、加圧ヘッド33によりウェハレベルCSPを適当な
圧力で加圧する。これにより、ウェハレベルCSPの外
部接続端子とコンタクトユニット11のポゴピン11a
が良好な接触状態をもって電気的に接続される。
なった後、パッケージ収容部21からウェハレベルCS
Pを取り出すとき、図8(A)に示すカバー固定位置か
ら図8(B)に示すカバー開放位置側にカバー固定部材
37をスライドさせる。これにより、分銅29のボール
部材35がボール接触台39の傾斜部39bから上段部
39aに順次接触し、分銅29が上昇するとともに加圧
ヘッド33も上昇し、ウェハレベルCSPは加圧状態か
ら開放される。その後、カバー27を開け、パッケージ
収容部21からウェハレベルCSPを取り出す。
ッド33として、内部に弾性部材を備えたものを用いて
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、例え
ば単なる棒状部材など、パッケージ収容部に収容された
半導体装置を分銅29の重量により加圧することができ
る部材であればどのような部材であってもよい。
半導体装置の外部接続端子との電気的接続を得るための
接触用端子としてポゴピンを用いているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、例えば針状の端子など、
他の形状の接触用端子を用いてもよい。また、上記の位
置決めガイドの実施例では、本体部材17,18は同じ
形状をしているが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、異なる形状であってもよい。
ケットの実施例では、図5に示したウェハレベルCSP
を測定対象としているが、本発明が測定対象とする半導
体装置はこれに限定されるものではなく、パッケージ収
容部の大きさ及び接触用端子の配置を変更することによ
り、種々の半導体装置に適用することができる。
す。図10において、(A)は分解した状態で示す斜視
図、(B)は組み立てた状態で示す斜視図、(C)は組
み立てた状態におけるパッケージ収容部を拡大して示す
平面図である。この実施例の本体部材17,18は図1
から図3に示したものと同じであるので、本体部材1
7,18の詳細な説明は省略する。
7,18と2つのスペーサ43により構成されている。
本体部材17と18は、スペーサ43を間に挟んでネジ
(図示は省略)により固定されることによって対向して
配置される。スペーサ43は例えば厚さが0.15mm
のステンレス板により形成されている。ここではスペー
サ43としてステンレス製のものを用いているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えばポリイミド
製のスペーサなど、他の材料からなるものを用いてもよ
い。本体部材17と18は、スペーサ43の厚み分だけ
間隔をもって配置されるので、図10(C)に示すよう
に、パッケージ収容部21を大きくすることができる。
施例を分解した状態で示す上面図である。この実施例に
おいて、図1から図3に示した実施例と異なる点は、本
体部材17においてICソケットに固定するための貫穴
孔45が幅方向に長穴に形成されている点である。これ
により、例えば本体部材17,18の間にスペーサを配
置した場合であっても、ICソケット側の位置決めガイ
ドを固定するための機構を変更することなく、位置決め
ガイドをICソケットに固定することができる。この実
施例では、本体部材17にのみ長穴の貫通孔45を形成
しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、
本体部材17,18の両方に長穴の貫通孔を設けるよう
にしてもよい。
ケットの実施例を説明したが、これらの実施例を構成す
る部材の材料、寸法及び形状は一例であり、本発明はこ
れらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載
された本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
は、一平面に複数個の外部接続端子が配列された半導体
装置を所定の位置に配置するためのパッケージ収容部を
備え、ICソケットの一部分を構成する位置決めガイド
において、位置決めガイドの本体は2つの本体部材が対
向して配置されて構成されており、2つの本体部材は互
いに対向する面にそれぞれ段差部を有し、パッケージ収
容部は、本体部材が対向して配置された状態で段差部に
より形成される開口部からなるようにしたので、2つの
本体部材を対向して配置する位置を調整することによ
り、パッケージ収容部の大きさを高精度に調整すること
ができる。
は、段差部は、対向する面の一部が切削加工により除去
されて形成されているようにしたので、切削加工は穴あ
け加工に比べて高精度な加工を容易に行なうことができ
るので、高精度な段差部を容易に形成することができ
る。
は、2つの本体部材の間にスペーサが挟みこまれている
ようにしたので、スペーサの厚みに応じて2つの本体部
材の間隔を調整することができ、パッケージ収容部の大
きさを調整することができる。
は、2つの本体部材は、ICソケットに固定されるため
の貫通孔を備え、少なくとも一方の本体部材において貫
通孔は長穴により構成されているようにしたので、IC
ソケット側の位置決めガイドを固定するための機構を変
更しなくても、2つの本体部材の間隔を調整した位置決
めガイドをICソケットに固定することができる。
位置決めガイドとして本発明の位置決めガイドを備えて
いるようにしたので、高精度なパッケージ収容部を備え
た位置決めガイドにより半導体装置を高精度に位置決め
することができるので、微細な半導体装置の電気的特性
試験を行なうことができる。
(A)は分解した状態で示す斜視図、(B)は組み立て
た状態で示す斜視図、(C)は固定前の接近して配置し
た状態におけるパッケージ収容部を拡大して示す平面図
である。
り、(A)は一方の本体部材を示す平面図、(B)は
(A)の段差部を拡大して示す平面図、(C)は(A)
の右側面図であり、(D)は他方の本体部材を示す平面
図、(E)は(D)の段差部を拡大して示す平面図、
(F)は(D)の左側面図である。
(A)は平面図、(B)は側面図である。組み立てた状
態で示す図であり、(A)は平面図、(B)は側面図で
ある。
施例を示す図であり、(A)は上面図、(B)は(A)
のX−X位置での断面図、(C)は(A)のY−Y位置
での断面図、(D)は(A)のD−D位置での断面を拡
大して示す図である。
レベルCSPの一例の底面を示す平面図である。
拡大して示す斜視図である。
示す断面図である。
材の周辺を示す平面図であり、(A)はカバーを固定し
ている状態、(B)はカバーを固定していない状態を示
す。
固定部材がカバーを固定していない状態を示す断面図で
ある。
り、(A)は分解した状態で示す斜視図、(B)は組み
立てた状態で示す斜視図、(C)は組み立てた状態にお
けるパッケージ収容部を拡大して示す平面図である。
た状態で示す上面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 一平面に複数個の外部接続端子が配列さ
れた半導体装置を所定の位置に配置するためのパッケー
ジ収容部を備え、ICソケットの一部分を構成する位置
決めガイドにおいて、 位置決めガイドの本体は2つの本体部材が対向して配置
されて構成されており、2つの前記本体部材は互いに対
向する面にそれぞれ段差部を有し、 前記パッケージ収容部は、前記本体部材が対向して配置
された状態で前記段差部により形成される開口部からな
ることを特徴とする位置決めガイド。 - 【請求項2】 前記段差部は、前記対向する面の一部が
切削加工により除去されて形成されたものである請求項
1に記載の位置決めガイド。 - 【請求項3】 2つの前記本体部材の間にスペーサが挟
みこまれている請求項1又は2に記載の位置決めガイ
ド。 - 【請求項4】 2つの前記本体部材はICソケットに固
定されるための貫通孔を備え、少なくとも一方の前記本
体部材において前記貫通孔は長穴により構成されている
請求項1から3のいずれかに記載の位置決めガイド。 - 【請求項5】 一平面に複数個の外部接続端子が配列さ
れた半導体装置を所定の位置に配置するためのパッケー
ジ収容部を備えた位置決めガイドと、半導体装置が前記
外部接続端子を下側にして前記パッケージ収容部に収容
されたときの前記外部接続端子の位置に対応して配置さ
れた接触用端子を備えたICソケットにおいて、 前記位置決めガイドとして請求項1から4のいずれかに
記載の位置決めガイドを備えていることを特徴とするI
Cソケット。
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JP2006190589A (ja) * | 2005-01-07 | 2006-07-20 | Fujitsu Ltd | 半導体試験用ソケット |
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