JP2017125315A - 防音床材 - Google Patents

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山本 卓也
Takuya Yamamoto
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Abstract

【課題】防音性能を維持しつつ、歩行感が向上するようにした防音床材を提供する。
【解決手段】防音床材1は、裏面に複数の溝部13が形成された木質基材10と、木質基材10の裏面側に積層されたクッション層20とを備えている。木質基材10の裏面は、凸条部14と凹条部15とが交互に連続した凹凸面とされており、クッション層20は、その材料が略均一な厚みのクッション材25とされ、クッション材25が木質基材10の裏面の凸条部14で押圧された状態で積層されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、裏面に複数の溝部が形成された木質基材と、木質基材の裏面側に積層されたクッション層とを備えた防音床材に関する。
この種の防音床材は、合板等の木質基材の裏面に溝部を形成し、さらにその溝部加工面にポリエステル不織布またはポリウレタン発泡体で製されたクッション材を貼り付けることで防音性能を上げるようになっている。このような防音床材としては、通例では、ΔLL−4、ΔLL−5等級の防音性能を有したものが製造されている。
特開平6−57926号公報
しかしながら、上記の構成の防音床材では、クッション材が空気を多く含み、柔軟性を有しているため、歩行した際にふわふわした違和感を覚えることがある。ようするに、そのふわふわ感の程度によっては歩行感が損なわれるおそれがある。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、防音性能を維持しつつ、歩行感が損なわれないようにした防音床材を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の防音床材は、裏面に複数の溝部が形成された木質基材と、木質基材の裏面側に積層されたクッション層とを備えた防音床材において、木質基材の裏面は、凸条部と凹条部とが交互に連続した凹凸面とされており、クッション層は、その材料が略均一な厚みのクッション材とされ、クッション材が木質基材の裏面の凸条部で押圧された状態で積層されていることを特徴とする。
本発明の防音床材によれば、上述した構成となっているため、極端なふわふわ感を解消でき、歩行感が向上する。また、裏面に複数の溝部が形成されているため防音性能は維持され得る。
(a)は本発明の一実施形態に係る防音床材の分解縦断面図、(b)は防音床材の縦断面図である。 (a)〜(c)は、本発明の他の実施形態に係る防音床材の分解縦断面図である。(c)ではクッション層の図示を省略した。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しながら説明する。まず、以下の実施形態に係る防音床材1の概略基本構成について説明する。
本防音床材1は、裏面に複数の溝部13が形成された木質基材10と、木質基材10の裏面側に積層されたクッション層20とを備えている。木質基材10の裏面は、凸条部14と凹条部15とが交互に連続した凹凸面とされている。クッション層20は、その材料が略均一な厚みのクッション材25とされ、クッション材25が木質基材10の裏面の凸条部14で押圧された状態で積層されている(以上、図1および図2参照)。
ついで、防音床材1の詳細について説明する。
この防音床材1の木質基材10としては、複数の単板を重ねてなる合板を用いることができる。合板としては、5プライ、7プライなど種々のものを使用できる。また、合板以外の他の材料を木質基材10として用いてもよい。
防音床材1の長手方向、短手方向のいずれの方向においても、木質基材10の各方向の一方の側端には実結合用の凸部11が形成され、他方の側端には凸部11の形状に合致した凹部12が形成されている(図1参照)。なお、図1には長手方向の縦断面図が示してある。
また、この防音床材1は、木質基材10の表面に突き板や化粧シートよりなる化粧材30が貼着されている。
一方、木質基材10の裏面には、長手方向、短手方向のそれぞれに沿って延びる、断面視でほぼ同形状の複数の溝部13が形成されている。これらの溝部13は木質基材10の側端から反対側の側端まで貫通するように形成してある(図1(a)(b)参照)。これらの溝部13は、たとえば鋸加工などで形成すればよい。
図1(a)に示すように、長手方向に配列された溝部13間における溝底から下方に延びた突出部17は、隣接するもの同士は相互に高さが異なり、凹凸連続状に形成されている。つまり、木質基材10の裏面には、長手方向に凸条部14と凹条部15とが交互に連続した凹凸面が形成されている。この凹凸面は、切削により凹条部15を形成することで形成されたものである。たとえば合板の最下層の厚み分あるいはその半分の厚み分程度を考慮して、切削すればよい。
この図例の木質基材10における化粧材30を含んだ厚みT1が約11〜12mmとされ、表面から凹条部15の先端面までの寸法T2が約9mmとされる。つまり、凸条部14と凹条部15との段差寸法(高低差)T3が約2、3mmである。
また、この防音床材1では、溝部13の下方開口を塞いだ裏面側のクッション層20を形成するために、厚みが均一のクッション材25が用いられている。このクッション材25は、ポリエステル不織布、ポリウレタン発泡体などの材料よりなる。図例のものでは、厚みT4が約4〜6mmである。
図1(b)に示すように、木質基材10とクッション層20とを有してなる防音床材1は、凸条部14がクッション材25の上面を押圧し、凸条部14の先端がクッション材25に埋め込まれた状態となっている。つまり、クッション材25が一部変形することでクッション層20を構成している。なお、凹条部15の底面(凹条部15における突出部17の先端面)は、クッション材25に対してほとんど押圧することなく接触している程度に接着されていてもよいし、クッション材25に対して少し押圧した状態で接着されていてもよい。
クッション層20における、凸条部14によって押圧され薄くなった部位(薄肉部21)の厚みT5は、約2〜3mm(クッション材25の厚みT4 − 凸条部14と凹条部15との段差寸法T3)である。また、このようにして形成された防音床材1の厚みT6は、約13〜15mmである。
このように、クッション層20の一部は防音床材1の厚み方向に圧縮されて薄肉部21となっている。この薄肉部21は圧縮状態にあるためクッション層20の他の部位に比べ硬くなっている。
なお、木質基材10の裏面の凸条部14で押圧された状態にあるクッション材25の薄肉部21は、木質基材10とクッション材25との貼り合わせの工程の際に凸条部14の実際の押圧により形成されるものに限られない。たとえば、クッション材25の表面に予め凸条部14の位置に合致した凹みを治具や加熱押圧装置を用いて形成しておき、そうして変形されたクッション材25を木質基材10の裏面に、凸条部14が凹みに嵌合するように貼り付けて防音床材1を形成してもよい。
以上のように防音床材1は、クッション材25の一部が圧縮されて硬くなっているため、床材全体としてやや硬めの感触となる。つまり、クッション材25の本来の柔軟な性能を低下させたクッション層20を設けることで、ふわふわ感をある程度解消させることができる。
また、クッション材25の一部は硬くなっているが、溝部13を防音性能が確保される程度の仕様に対応して形成しておけば、防音性能は概ね保証される。そして、凸条部14と凹条部15の比率を適宜、変更調製して防音床材1を製造すれば、防音床材1の全体の厚みを従来のものと変えることなく、防音性能を維持しつつ、適切な歩行感とすることができる。
凸条部14と凹条部15の比率を変える方法としては、たとえば、凸条部14と凹条部15とを1つずつ交互に形成せずに、図2(a)(b)のように形成する方法が挙げられる。図2(a)の防音床材1は、1つの凸条部14と、隣接する2つの突出部17を切削してできた凹部が連続してなる(図1の凹条部15の約2倍の幅寸法の)凹条部15とが交互に形成されている。また図2(b)の防音床材1は、凸条部14と凹条部15とがランダムな順に形成されている。
また、以上に説明した防音床材1は凹条部15が切削により形成されたものであるが、図2(c)に示すように、他の棒状の木質材18を裏面に付加することで凸条部14を形成することもできる。
また、歩行感(ふわふわ感の解消)を調整する方法としては、凸条部14と凹条部15との段差寸法T3(図1(a)参照)を種々変えてもよい。さらに、段差寸法T3とクッション材25の厚みとの関係(たとえば薄肉部21(図1(b)参照)の厚みT5)を変更することでも歩行感の調整は可能である。
図1に示した防音床材1の例では、凸条部14と凹条部15との段差寸法T3がクッション材25の厚みの略半分となっている。上述したように、クッション層20において薄肉部21はクッション材25の約半分の厚みとなっており、それによって、ふわふわ感が適度に(半分程度)解消された歩行感が得られる。
以上に示した防音床材1は、凸条部14と凹条部15が溝部13の位置に合うように形成されているので、凸条部14と凹条部15の形成位置を定める必要がなく、それらの幅寸法の調整もする必要がなく、製造過程において凹凸面の形成がしやすくなる。もちろん、溝部13のピッチに関係なく凹凸面を設けるようにしてもよい。
以上に説明した防音床材1は、木質基材10の裏面に長手方向に沿って凸条部14と凹条部15とが連続した凹凸面を有した例であるが、凹凸面は短手方向に沿って凸条部14と凹条部15とが連続する凹凸面であってもよい。
1 防音床材
10 木質基材
13 溝部
14 凸条部
15 凹条部
17 突出部
20 クッション層
25 クッション材
30 化粧材


Claims (3)

  1. 裏面に複数の溝部が形成された木質基材と、該木質基材の裏面側に積層されたクッション層とを備えた防音床材において、
    前記木質基材の裏面は、凸条部と凹条部とが交互に連続した凹凸面とされており、
    前記クッション層は、その材料が略均一な厚みのクッション材とされ、該クッション材が前記木質基材の裏面の前記凸条部で押圧された状態で積層されていることを特徴とする防音床材。
  2. 請求項1において、
    前記凸条部および前記凹条部は、前記溝部の位置ごとに交互に形成されている、防音床材。
  3. 請求項2において、
    前記溝部は略等間隔に形成されており、
    前記凸条部と前記凹条部との段差寸法が前記クッション材の厚みの略半分とされる、防音床材。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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