JP2012041796A - フローリング材 - Google Patents

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Katsuhiro Hamahata
克弘 浜畑
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Abstract

【課題】柾目の原木の表面意匠を再現しながら、安価に製造することができるフローリング材を提供する。
【解決手段】表面に柾目模様を有する化粧板が貼着されたフローリング材であって、複数の板目を有する板片を幅方向及び長手方向に集成した芯材と、柾目模様を有し、少なくとも10mm幅、且つ略2mの長さの板片を幅方向に集成し、略3mm厚にスライスして形成した化粧板とを貼着して形成される。また前記化粧板を形成する板片は、桧、スギ等の柾目模様を有する板片である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フローリング材であって、表面に連続した柾目模様が形成され、且つ安価に製造することができるフローリング材に関するものである。
近年、一般家屋、マンション・アパートにおいて、フローリングが広く使用されている。このフローリングに使用される床材として楢、オーク、チークなどの硬い木材や、桧、桐、杉などの質感のよい木材が使用されている。一方、床材の構造としては一枚の木材から構成されたもの(無垢材)や、合板や集成材の表面に化粧板を張ったものがある。
しかしながら、これら床材の表面に柾目模様を選択して使用する場合には、無垢の木材から切り出す必要があり、高コストであると共に、利用されない木材部位が発生するため無駄な廃棄物が発生するという問題があった。
そこで、断面台形の桧材を木表、木裏、元口、末口を交互に組み合わせて接合してなる接合材を所要の複数段積層し、その複数段が長さ方向に複数の積層線として一定方向に顕出する側面に沿って上記積層接合材をスライスして得た節のない、かつ一定方向に前記積層線を有する化粧板を節など欠点のある集成材からなる芯材の表面に貼着したフローリング用床材が提案されている(特許文献1参照。)。
特開2000−25012号公報
しかしながら、上記特許文献1に提案されている技術は、フローリング用床材として節のない良好な桧の外観を保持させるものであるが、化粧板の製造工程が複雑であると共に、化粧板表面の長手方向にランダムな継ぎ目が生じるものであった。
上記の問題点に鑑み本発明者らは、桧などの柾目模様を有する板片を用い、化粧板表面の長手方向に継ぎ目がなく見た目に無垢の板材と感じさせるフローリング材を提供するに至った。
このため本発明のフローリング材は、表面に柾目模様を有する化粧板が貼着されたフローリング材であって、板目を有する板片を幅方向及び長手方向に複数集成して形成した芯材と、柾目模様を有し、少なくとも10mm幅、且つ略2mの長さの板片を幅方向に複数集成し、略3mm厚にスライスして形成した化粧板とを貼着してなることを第一の特徴とする。
また、前記化粧板を形成する板片は、桧、スギ等の柾目模様を有する板片であることを第二の特徴とする。
本発明に係るフローリング材によれば、柾目模様を有し、少なくとも10mm幅、且つ略2mの長さの桧、スギ等からなる板片を幅方向に複数集成し、略3mm厚にスライスして形成した化粧板であるため、柾目模様が長手方向に連続して表れ、しかも幅方向の模様にも違和感を感じさせないという効果を有する。
また、板目を有する板片を幅方向及び長手方向に複数集成して形成した芯材と、上記のスライスして形成した化粧板とを貼着して形成するため、極めて容易且つ安価に製造することができるという効果を有する。
本発明に係るフローリング材の一実施例を示す斜視図である。 図1の説明図である。 化粧板の製造工程を示す説明図である。
以下、本発明を実施例を示す図面を参照しながら説明するが、本発明が本実施例に限定されないことは言うまでもない。図1は本発明のフローリング材の一実施例を示す斜視図、図2は図1の説明図、図3は化粧板の製造工程を示す説明図である。
図1は、本発明のフローリング材の斜視図を示し、図2は図1の説明図であり、図2(a)は正面図、図2(b)は側面図である。図に示すように、本発明のフローリング材1は、芯材2と化粧板3とから構成されており、一端側面に形成された凸部4と、他端側に刻設された凹部5とをそれぞれ嵌合させることによって、フローリング床面が形成される。
芯材2は、厚さ12mm、幅25mmの杉板片6を接着剤によって、長手方向及び幅方向で複数貼着された集成材である。尚、この杉板片6は柾目材である必要はなく、安価な板目材が使用される。
化粧板3は、10mm幅、且つ略2mの長さの柾目模様を有する桧板端材7を幅方向に複数集成して3mm厚にスライスして形成されており、化粧板3の表面に形成される柾目模様は長手方向で連続し、また幅方向の模様も従来の桧一枚板の柾目模様と同等の美感を呈することができる。
上記芯材2に化粧板3を接着剤(図示せず)を使用してホットプレスによって貼着し、所定のサイズに仕上げ加工を行い、両側面に凸部4及び凹部5を形成することでフローリング材1が形成される。尚、化粧板3の表面には必要に応じて樹脂加工などの表面処理や、塗装が施される。
上記の構成からなる本発明のフローリング材1は、安価な板目の杉板片3によって作成された集成材を芯材2として活用し、また柾目模様を有する桧板端材7を幅方向に複数集成して3mm厚にスライスして化粧板3とし、この芯材2と化粧材3とを接着してフローリング材1とするため、極めて安価な材料で製造することが可能であると共に、化粧版3の材料として桧板端材7を活用できるため、資源の有効活用ができる。
次に、図3に従って本発明のフローリング材の化粧板の製造工程を説明する。図に示すように、幅10mm、長さ2m、厚み任意の桧板端材7を幅方向に所定枚数積層し、接着剤を介してコールドプレス等によって集成材8が形成される。この際、桧板端材7は全て長手方向に筋模様を形成する柾目であり、集成材8の表面には桧の連続した柾目模様が形成される。
次に、図に示すように、集成材8の厚み方向に対して垂直にスライサーによってスライスされ、厚さ3mmの化粧板3が形成される。
上記の製造工程にて作成される化粧板3を、接着剤を介して芯材2の表面にホットプレスして貼着することによって、フローリング材1が製造されるため、フローリング材1の表面はあたかも一枚の桧材であるかのような仕上りとなる。尚、本実施例において化粧板の材料に桧を使用したが、杉や楓等の柾目材であってもかまわない。
以上の構成からなる本発明のフローリング材は、桧などの柾目模様を有する板片を用い、化粧板表面の長手方向に継ぎ目がなく見た目に無垢の板材と感じさせるフローリング材を提供できる。しかも、板目を有する板片を幅方向及び長手方向に複数集成して形成した芯材と、上記のスライスして形成した化粧板とを貼着して形成するため、極めて容易且つ安価に製造することができる。
1 フローリング材
2 芯材
3 化粧板
4 凸部
5 凹部
6 杉板片
7 桧板端材
8 集成材

Claims (2)

  1. 表面に柾目模様を有する化粧板が貼着されたフローリング材であって、板目を有する板片を幅方向及び長手方向に複数集成して形成した芯材と、柾目模様を有し、少なくとも10mm幅、且つ略2mの長さの板片を幅方向に複数集成し、略3mm厚にスライスして形成した化粧板とを貼着してなるフローリング材。
  2. 前記化粧板を形成する板片は、桧、スギ等の柾目模様を有する板片であることを特徴とするフローリング材。
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