JP2019027141A - 防音木質床材 - Google Patents

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山本 卓也
Takuya Yamamoto
卓也 山本
翔平 奥野
Shohei Okuno
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Abstract

【課題】防音性能を担保しつつ、満足のいく歩行感が得られる防音木質床材を提供する。【解決手段】防音木質床材1は、裏面に複数の凸部12を有した木質材11と、裏面における凸部12以外の部位に固着されたクッション材13とを有した床構成材10を2枚、裏面どうしが向き合うようにして、凸部12どうしが突き合わされないように貼り合わせてなる。【選択図】図1

Description

本発明は、クッション材を有してなる防音木質床材に関する。
従来のこの種の防音木質床材には、裏面を凹凸形状としたものが種々提案されている(たとえば、特許文献1、2参照)。
特許文献1の防音木質床材は、裏面の凹凸がクッション材の熱圧プレスにて形成されたものであり、そのため熱圧プレスされて凹んだ部位は凸部よりも硬く形成されている。すなわち、裏面側のクッション材では軟質部と硬質部とが交互に形成されており、軟質部により防音性能が発揮され、硬質部によりふわふわ感が軽減される(歩行感が維持される)構成となっている。
また、特許文献2のものは基材の裏面が凹凸形状となっており、その凹凸面にクッション材を貼りつけたものである。この文献のものでも、クッション材は裏面が平面となった状態で凹凸に合わせて変形しているため、交互に軟質部と硬質部とが形成されたものとなっている。
特開2017−25562号公報 特開平11−236759号公報
しかしながら、上記両文献のようにクッション材で軟質部と硬質部とを構成して防音性能と歩行感の両方を満足させるようにするには限界がある。ようするに、クッション材を熱圧プレスする際、防音性能を担保するために軟質部の厚みを確保しなければならないが、軟質部も硬質部も一体の材料で形成されているため、軟質部の厚みを確保するためには硬質部の硬度を必要以上に上げることはできない。つまり、相反する要素を含んだ性能を1つのクッション材で実現するには無理があり、そのため従来では歩行感をある程度、犠牲にするしかなかった。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、防音性能を担保しつつ、満足のいく歩行感が得られる防音木質床材を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の防音木質床材は、裏面に複数の凸部を有した木質材と、裏面における凸部以外の部位に固着されたクッション材とを有した床構成材を2枚、裏面どうしが向き合うようにして、凸部どうしが突き合わされないように貼り合わせてなることを特徴とする。
本発明の防音木質床材によれば、上述した構成となっているため、防音性能を担保しつつ、満足のいく歩行感が得られる。
本発明の一実施形態に係る防音木質床材の部分縦断面図である。(a)は上下分離状態、(b)は製品として貼り合わせ状態を示した図である。 (a)(b)は、同防音木質床材の接合態様を示した部分縦断面図である。
以下に、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず防音木質床材1の概略構成について説明する。
本防音木質床材1は、裏面に複数の凸部12を有した木質材11と、裏面における凸部12以外の部位に固着されたクッション材13とを有した床構成材10を2枚有してなる。2枚の床構成材10、10は、裏面どうしが向き合うようにして、凸部12、12どうしが突き合わされないように貼り合わされている(図1(a)(b)参照)。
ここで、2枚の床構成材10、10は同一の形状でもよいが、異なる形状であってもよい。また、凸部12は柱状の突起であってもよいし、突条であってもよい。突起の場合は、裏面に規則的に、たとえば千鳥状に複数配されればよい。また、突条の場合は、いずれかの方向に延びたものが複数配されればよく、望ましくは略等間隔に配されればよい。
ついで、本防音木質床材1について、図1および図2を参照しながら詳細を説明する。図例の防音木質床材1は、それを構成するための2枚の床構成材10、10が略同一形状であり、木質材11の裏面の凸部12として一方向に延びる突条が設けてある。また、突条の延びる方向に直交する方向の両側端には、施工の際に隣接する防音木質床材1と係合し得る係合部15、17を備えている(図2参照)。
床構成材10の基材である木質材11としては、合板や中密度繊維板(MDF)など種々の木質系の材料を用いることができる。木質材11の裏面には、上述したように突条状の凸部12が略等間隔に形成されている。
また、凸部12と凸部12との間など凸部12以外の部位には、クッション材13が貼りつけられている。クッション材13としては、軟質な素材、たとえばポリエチレン発泡体、ウレタン発泡体、ゴム系の弾性体、塩化ビニル樹脂、不織布などが採用され得る。
クッション材13は、木質材11の裏面のうち凸部12以外の略全面に敷き詰められている。クッション材13の厚さは凸部12の先端を超えなければよいが、図1に示すように、凸部12の高さの約1/2程度であることが望ましい。
上述したように、2枚の床構成材10、10は裏面どうしが貼り合わされて防音木質床材1が構成されている。なお、施工に際して上面側となる床構成材10の表面には、図1(b)に示すように表面化粧材20が貼着されている。
図1(b)に示すように、一方の床構成材10の凸部12の先端と、他方の床構成材10のクッション材13の表面とが接着剤で貼り付けられて合体化されている。なお、クッション材13の厚さによってはクッション材13どうしが接触する可能性があるが、すくなくとも凸部11どうしが接触しないように合体化することが望ましい。そのためには、図1の例のように、上下の床構成材10、10間で凸部12間隔が同一ものを用いることが望ましい。そのようにすれば製造における効率もよく、どちらの床構成材10を表面側としてもよいため、表面化粧材20は床構成材10、10どうしの合体後に後付けすることができる。
このような防音木質床材1は、図1(b)に示すように、内部にはクッション材13が配され、さらにクッション材13を凸部12の高さ寸法より薄くしたことにより複数の空間14(防音木質床材の一端から他端の延びる空洞)が形成されている。
このように、本防音木質床材1は内部にクッション材13の他に複数の空間14を有しているため、それらの空間14により防音性能を高めることができる。このようにクッション材13を薄くしても空間14による防音効果が奏されるため防音床材として問題はない。そればかりか、薄いクッション材13を配することで歩行の際のふわふわ感は減ぜられる。もちろん、上下の凸部12、12間の突き合わせはないのでクッション材13によるクッション性は生かされる。
したがって、このような防音木質床材1によれば、防音性能を担保しつつ、ふわふわ感を解消できる満足のいく歩行感を得ることができる。なお、クッション材13の厚さを凸部12の高さと同等にすれば空間14は形成されないが、凸部12の高さ(クッション材13の厚さ)を調整することで、防音性能と歩行感のバランスを適正化することができる。
また、裏面側にクッション材13を配した従来のものでは、歩行の際のクッション材13の変形により木質材11の下地3に対する底つき感をおぼえることがあるが、本防音木質床材1では、床材内部でクッション材13が変形し、上下動作する構成であるから、底つき感をおぼえるおそれはほとんどない。
本防音木質床材1は、上述したように、両側端に係合部15、17を有している。図2(a)(b)は、本防音木質床材1の下地3への施工の態様を示した図であり、この図を参照しながら、係合部15、17の構成および防音木質床材1、1間の接合について説明する。
本防音木質床材1は、一方の側端に下部の床構成材10が側方に突出した下側係合部17を有し、他方の側端に上部の床構成材10が側方に突出した上側係合部15を有している。下側係合部17には上方に突出した凸部12による上向き突条18が形成され、上側係合部15には下方に突出した凸部12による下向き突条16が形成されている。また、これら係合部15、17の凸部12、12を有した面にはクッション材13、13が配されている。
係合部15、17における凸部12、12およびクッション材13、13は、床構成材10、10間における貼りあわせ部分と同様の形状であるが、それらは図2(a)に示すように施工前においては露出状態にある。
これら係合部15、17の形状は、下地3上における隣接する防音木質床材1の係合部17、15との間で上下に重合し得る形状となっている。具体的には図2(a)(b)に示すように、凸部12、12どうしが横方向に係り合い得る形状となっている。つまり、係合部15、17間の係合において、上下凸部12、12間の突き合わせはない。
防音木質床材1の下地3への施工は、すでに設置済みの防音木質床材1の下側係合部17に、当該防音木質床材1の上側係合部15を重ね合わせるようにしてなされる。このように防音木質床材1を設置すれば、係合部15、17間においては、凸部12が相手側床材のクッション材13に当接する。つまり、上下における凸部12とクッション材13との関係は、床構成材10、10間における貼り合わせ部分と同様である。この当接部分については接着剤で固着されるようにすればよい。
このように係合部15、17は、上下の凸部12、12どうしが横方向に係り合う形状となっているため相互に横方向に離反するおそれはない。また、図2の例では、上側係合部15の凸部12を含む外側部分が下側係合部17の側端にある凸部12までの凹部19に入り込み、かつ両床材の上部側端どうしが当接し合う形状となっているため、横ずれのおそれもほとんどない。
また、係合部15、17間の上下の重合関係は、防音木質床材1単体の内部における床構成材10、10間の上下重なり合いと同様であるため、床材間の接合部分においても、中央部と同様の防音性能と歩行感を得ることができる。
1 防音木質床材
3 下地
10 床構成材
11 木質材
12 凸部
13 クッション材
14 空間
15 上側係合部(係合部)
16 下向き突条
17 下側係合部(係合部)
18 上向き突条
19 凹部
20 表面化粧材

Claims (3)

  1. 裏面に複数の凸部を有した木質材と、該裏面における該凸部以外の部位に固着されたクッション材とを有した床構成材を2枚、前記裏面どうしが向き合うようにして、前記凸部どうしが突き合わされないように貼り合わせてなることを特徴とする防音木質床材。
  2. 請求項1において、
    前記クッション材の厚さ寸法は前記凸部の高さ寸法よりも小とされることを特徴とする防音木質床材。
  3. 請求項2において、
    前記凸部は突条とされており、
    一方向の両側端に、隣接防音木質床材との間で、上下で重合し得、かつ前記凸部どうしが横方向に係り合い得る形状とした係合部が形成されていることを特徴とする防音木質床材。

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