JP2017125270A - 被介護者用上着 - Google Patents

被介護者用上着 Download PDF

Info

Publication number
JP2017125270A
JP2017125270A JP2016004136A JP2016004136A JP2017125270A JP 2017125270 A JP2017125270 A JP 2017125270A JP 2016004136 A JP2016004136 A JP 2016004136A JP 2016004136 A JP2016004136 A JP 2016004136A JP 2017125270 A JP2017125270 A JP 2017125270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
cared person
backrest
outerwear
sleeve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016004136A
Other languages
English (en)
Inventor
達也 佐伯
Tatsuya Saeki
達也 佐伯
祐樹 島上
Yuki Shimagami
祐樹 島上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Prefecture
Naigai Co Ltd
Original Assignee
Aichi Prefecture
Naigai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Prefecture, Naigai Co Ltd filed Critical Aichi Prefecture
Priority to JP2016004136A priority Critical patent/JP2017125270A/ja
Publication of JP2017125270A publication Critical patent/JP2017125270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)

Abstract

【課題】比較的容易に身に着けたり脱いだりすることができ、かつ外出にも適用可能な被介護者用上着を提供する。【解決手段】本発明の被介護者用上着は、前見頃32及び後見頃34からなる胴部3を備えている。後見頃34は後見頃本体35と背当部37とからなる。後見頃本体35は、前見頃32の前右側部32aと繋がる後右側部35aと、前見頃32の前左側部32bと繋がる後左側部35bと、前見頃32の前右上部32cと繋がる後右上部35cと、前見頃32の前左上部32dと繋がる後左上部35dとを有する。後見頃本体35は、下端が開放された開口36を形成している。後見頃本体35は開口36によって被介護者Mの背中を露出可能である。背当部37は、後見頃本体35に着脱可能に設けられ、開口36を閉じるように装着されて被介護者Mの背中を覆う。【選択図】図5

Description

本発明は被介護者用上着に関する。
一般的な上着は、前見頃及び後見頃からなり、襟口を有する胴部を備えている。人は、この上着を身に着けることにより、胴部で胴体を覆う。車椅子を使用する被介護者も一般的には同様の上着を身に着ける。
しかし、被介護者は、体が不自由であることから、一般的な上着を身に着けたり、脱いだりすることが困難である場合が多い。また、苦労をして一般的な上着を身に着けたとしても、その上着は、例えば車椅子に乗った状態で特別な力が特別な部分に作用する場合があり、その場合には耐久性が損なわれる。
このため、例えば、特許文献1に被介護者用上着が提案されている。この被介護者用上着は、前見頃と、後見頃とが面ファスナーによって着脱可能に構成されている。被介護者がこの被介護者用上着を身に着ける場合、介護者の補助により、後見頃を被介護者の背中に当てた後、後見頃に対して前見頃を面ファスナーによって取り付ける。前見頃を被介護者の胸に当てた後、前見頃に対して後見頃を面ファスナーによって取り付けることも可能である。被介護者がこの被介護者用上着を脱ぐ場合は、この逆の操作を行うこととなる。こうして、このような被介護者用上着であれば、被介護者であっても、比較的容易にそれを身に着けたり、脱いだりすることができる。
しかしながら、この被介護者用上着は、前見頃と後見頃とが着脱可能とされ、意匠性が低く、外出用には適さない。この点、特許文献2の被介護者用上着も提案されている。
特許文献2の図1に開示された被介護者用上着は、後見頃、右袖及び左袖が設けられた本体と、前見頃とが面ファスナーによって着脱可能に構成されている。また、本体の右袖は面ファスナーによって長手方向で開閉可能に構成されている。本体の左袖も面ファスナーによって長手方向で開閉可能に構成されている。被介護者がこの被介護者用上着を身に着ける場合、介護者の補助により、本体の右袖及び左袖の面ファスナーを開いて被介護者の背中に当て、右袖の面ファスナーを閉めて右腕を包み、左袖の面ファスナーを閉めて左腕を包んだ後、本体に対して前見頃を面ファスナーによって取り付ける。被介護者がこの被介護者用上着を脱ぐ場合は、この逆の操作を行うこととなる。
また、特許文献2の図2に開示された被介護者用上着では、後見頃、右袖、左袖及び前見頃が設けられており、前見頃は右半分と左半分とが面ファスナーによって開閉可能に構成されている。また、右袖は前見頃の右半分とともに面ファスナーによって長手方向で開閉可能に構成されている。さらに、左袖も前見頃の左半分とともに面ファスナーによって長手方向で開閉可能に構成されている。被介護者がこの被介護者用上着を着たり、脱いだりする場合も上記と同様な操作を行うこととなる。
これらの被介護者用上着は、前見頃と後見頃とが着脱可能とされるよりも意匠性に優れ、車椅子等によって外出する場合にも適用可能である。
特開2007−154325号公報 特開平1−192808号公報
しかし、上記特許文献2に開示された被介護者用上着では、被介護者がそれを身に着けたり、脱いだりする場合、被介護者の背中を車椅子の背もたれやベッドから完全に離さなければならない。このため、その補助を行う介護者にとって労力が大きい。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、比較的容易に身に着けたり脱いだりすることができ、かつ外出にも適用可能な被介護者用上着を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の被介護者用上着は、前見頃及び後見頃からなり、襟口を有する胴部を備え、
前記後見頃は、前記前見頃の前右側部と繋がる後右側部と、前記前見頃の前左側部と繋がる後左側部と、前記前見頃の前右上部と繋がる後右上部と、前記前見頃の前左上部と繋がる後左上部とを有して下端が開放された開口を形成し、前記開口によって被介護者の背中を露出可能な後見頃本体と、
前記後見頃本体に着脱可能に設けられ、前記開口を閉じるように装着されて前記被介護者の前記背中を覆う背当部とからなることを特徴とする。
被介護者が本発明の被介護者用上着を身に着ける場合、まず被介護者用上着から背当部を外しておく。そして、被介護者が背中を車椅子の背もたれにもたらせたり、ベッドに仰向けになった状態で、被介護者が背当部を除いた被介護者用上着を着る。介護者がこれを補助することも可能である。この際、被介護者は、胴部の襟口に自己の頭を通した後、後見頃本体の開口から剥き出しとなった自己の背中の少なくとも一部を車椅子の背もたれやベッドに当てておくことが可能である。この後、被介護者がやや前かがみや横向きになった状態で、後見頃本体に背当部を取り付ければ、被介護者はこの被介護者用上着を身に着けることができる。また、被介護者がこの被介護者用上着を脱ぐ場合は、上と逆の操作を行えばよい。特に、後見頃本体は、開口の下端が開放されているため、胴部を左右に大きく広げることができる。このため、被介護者は、背当部を除いた被介護者用上着を着やすく、かつその被介護者用上着を脱ぎやすい。
そして、この被介護者用上着は、前見頃と後見頃とが着脱可能とされるよりも意匠性に優れ、車椅子等によって外出する場合にも適用可能である。
したがって、本発明の被介護者用上着は被介護者が比較的容易に身に着けたり脱いだりすることができ、しかもこの被介護者用上着を着た被介護者が外出を行っても違和感がない。
本発明の被介護者用上着は、Tシャツ、ベスト、ジャケット、ブラウス、ワンピース、コート、トレーナ等に適用可能である。後見頃本体と背当部とを着脱可能とする手段としては、(1)樹脂ファスナー、金属ファスナー、樹脂射出ファスナー、隠しファスナー等のオープンファスナー、(2)面ファスナー、(3)スナップボタン、マグネットボタン等のボタン、(4)ホック等を採用することが可能である。
本発明の被介護者用上着は、胴部が上下に延びるように配置された場合、開口は、下端から上方に延びる本体右側辺と、本体右側辺の対辺をなし、下端から上方に延びる本体左側辺と、本体右側辺の上端と本体左側辺の上端とを略水平に接続する本体上辺とからなり得る。また、背当部は、本体右側辺と接続される背当右側辺と、背当右側辺の対辺をなし、本体左側辺と接続される背当左側辺と、本体上辺と接続される背当上辺と、背当上辺の対辺をなし、後見頃の下縁を形成する背当下辺とからなり得る。この場合、開口及び背当部が四角形となるため、被介護者の背中を大きく剥き出しにしたり、覆ったりすることができることから、本発明の効果が顕著である。
発明者らの確認によれば、本体右側辺及び本体左側辺と、背当右側辺及び背当左側辺とは、下方が広がっていることが好ましい。この場合、被介護者の背中を台形状に大きく剥き出しにしたり、覆ったりすることができることから、本発明の効果が顕著である。
また、発明者らの確認によれば、本体上辺及び背当上辺は、被介護者の肩甲骨上で略水平に延び、かつ被介護者が着座する車椅子の背もたれの上辺より下方に位置していることが好ましい。例えば、バックネックポイントから1〜30cm下方にあることが好ましい。大人用の被介護者用上着の場合、本体上辺及び背当上辺がバックネックポイントから19〜21cm下方に位置していることが最も好ましい。
本体右側辺及び背当右側辺は右側サイドラインから1〜10cm左に位置し、本体左側辺及び背当左側辺は左側サイドラインから1〜10cm右に位置していることが好ましい。大人用の被介護者用上着の場合、本体右側辺及び背当右側辺は右側サイドラインから4〜6cm左に位置し、本体左側辺及び背当左側辺は左側サイドラインから4〜6cm右に位置していることが最も好ましい。
バックネックポイントや左右のサイドラインからの長さが上記の範囲にあれば、被介護者用上着が以下の(1)〜(3)の作用効果を発揮する。(1)被介護者用上着が袖を備えている場合、前見頃と後見頃とを面ファスナー等によって着脱できるようにしなくても、背当部を外した状態で被介護者用上着を着用する際に袖を通しやすい。このため、そのような面ファスナーを無くし、優れた意匠性と、製造コストの低廉化とを実現できる。(2)後見頃本体と背当部との切替ラインが車椅子から見にくく、優れた意匠性を発揮できる。(3)車椅子等への座面への当たりが少なく、座り心地に優れる。
本発明の被介護者用上着では、胴部は右袖ぐりと左袖ぐりとを有し得る。そして、右袖ぐり及び左袖ぐりの少なくとも一方から開口までの間は開閉可能であることが好ましい。この場合、胴部を上下にも広げることができるため、被介護者が背当部を除いた被介護者用上着をより着やすくなる。
また、本発明の被介護者用上着は、右袖ぐりに設けられた右袖と、左袖ぐりに設けられた左袖とを備え得る。そして、右袖及び左袖の少なくとも一つは、開閉可能であることが好ましい。この場合、被介護者がこの被介護者用上着を身に着けたり、脱いだりする際に、より被介護者用上着を大きく広げやすく、脱着が容易になる。このため、介護者も補助を行い易い。
さらに、本発明の被介護者用上着は、襟口に設けられた襟を備え得る。そして、前見頃、後見頃本体、襟、右袖及び左袖の少なくとも一つは、他の部分から脱着可能であることが好ましい。この場合、被介護者がこの被介護者用上着を身に着ける際に介護者がさらに補助を行い易い。また、一部を他の部分から外し、一部だけに汗をかいたり、一部だけを汚してしまったりしたような場合、一部だけを交換したり、洗濯したりすることが可能である。特に、襟が胴部に対して着脱可能であれば、襟を付けたり、外したり、襟を交換したりすることにより、おしゃれをすることが可能になる。また、襟だけを汚してしまったような場合、襟だけを交換したり、洗濯したりすることが可能である。
背当部は、後見頃本体と異なる材質からなることが可能である。この場合、被介護者の使用環境によって背当部を適宜選択できる。例えば、背当部が通気性の良いメッシュ素材であれば、後見頃本体や他の部分がそうでなかったとしても、暑くて背中が蒸れるような状態を緩和、解消することができる。背当部がフリースや起毛素材等の保温性の高い素材であれば、後見頃本体や他の部分がそうでなかったとしても、寒くて背中が冷えるような状態を緩和、解消することができる。背当部が体圧分散性のあるクッション素材であれば、後見頃本体や他の部分がそうでなかったとしても、車椅子に長時間乗っていても、背中が痛くなり難い。背当部が伸縮素材であれば、後見頃本体や他の部分がそうでなかったとしても、背中が動かしやすく、車椅子の運転やスポーツ等で背中を動かし易くなる。また、背当部に消臭機能やデオドラント機能を付加し、背中に汗をかいても、快適に過ごすことができるようにすることもできる。さらに、背当部をエアーで膨らむ構造とすることにより、被介護者が姿勢を保ったり、姿勢を適宜変更したりすることができる。
本発明の被介護者用上着は被介護者が比較的容易に身に着けたり脱いだりすることができ、しかもこの被介護者用上着を着た被介護者が外出を行っても違和感がない。このため、被介護者はおしゃれをして外出することを好むようになり、より自立し易くなる。
また、本発明の被介護者用上着によれば、後見頃本体に対して背当部が着脱可能であるため、背当部だけに汗をかいたり、後見頃本体だけを汚してしまったりしたような場合、一方だけを交換したり、洗濯したりすることが可能である。
図1は、実施例1の被介護者用上着の正面図である。 図2は、実施例1の被介護者用上着の背面図である。 図3は、実施例1に係り、背当部を外した状態の被介護者用上着の背面図である。 図4は、実施例1に係り、右袖、右袖ぐりから開口までの間、左袖及び左袖ぐりから開口までの間を開いた状態の被介護者用上着の背面図である。 図5は、実施例1に係り、背当部の背面図である。 図6は、実施例1に係り、車椅子に乗った被介護者が被介護者用上着を身に着ける状態を示す背面図である。 図7は、実施例2の被介護者用上着の背面図である。 図8は、実施例3の被介護者用上着の背面図である。 図9は、実施例4の被介護者用上着の背面図である。 図10は、実施例4に係り、被介護者用上着を分解して示す背面図である。 図11は、実施例5の被介護者用上着の背面図である。 図12は、変形例1の被介護者用上着の背面図である。 図13は、変形例2の被介護者用上着の背面図である。 図14は、比較例の被介護者用上着の背面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1〜5及び変形例1、2を図面を参照しつつ説明する。
(実施例1)
実施例1では、図1〜6に示すように、Tシャツ1を被介護者用上着としている。このTシャツ1は、図1及び図2に示すように、胴部3、右袖5及び左袖7を備えている。
胴部3は前見頃32と後見頃34とからなる。胴部3の上端の襟口3aには襟9が一体に設けられている。胴部3の右袖ぐり3bには右袖5が胴部3と一体に設けられている。胴部3の左袖ぐり3cには左袖7が右袖5と対称に胴部3と一体に設けられている。
前見頃32は、図1に示すように、被介護者M(図6参照)の胴体の前右側部を覆う前右側部32aと、被介護者Mの胴体の前左側部を覆う前左側部32bと、被介護者Mの胴体の前右上部を覆う前右上部32cと、被介護者Mの胴体の前左上部を覆う前左上部32dとからなる。
後見頃34は、図2〜5に示すように、後見頃本体35と背当部37とからなる。後見頃本体35は、図2〜4に示すように、前見頃32の前右側部32aと右側サイドライン4bで繋がる後右側部35aと、前見頃32の前左側部32bと左側サイドライン4aで繋がる後左側部35bと、前見頃32の前右上部32cと繋がる後右上部35cと、前見頃32の前左上部32dと繋がる後左上部35dとを有している。また、後見頃本体35は下端が開放された四角形の開口36を有している。
右袖5及び左袖7が胴部3の上方で左右に延びるように配置された場合、開口36は、下端から上方に延びる本体右側辺36aと、本体右側辺36aの対辺をなし、下端から上方に延びる本体左側辺36bと、本体右側辺36aの上端と本体左側辺36bの上端とを略水平に接続する本体上辺36cとからなる。本体右側辺36a、本体上辺36c及び本体左側辺36bには、図3及び図4に示すように、それぞれ樹脂製のファスナーレール38a、40a、41aが縫い付けられている。
後見頃本体35、右袖5及び左袖7は綿布からなるが、図2及び図5に示す背当部37はクッション素材からなる。この背当部37は、本体右側辺36aと接続される背当右側辺37aと、背当右側辺37aの対辺をなし、本体左側辺36bと接続される背当左側辺37bと、本体上辺36cと接続される背当上辺37cと、背当上辺37cの対辺をなし、後見頃34の下縁を形成する背当下辺37dとからなる。背当右側辺37a、背当上辺37c及び背当左側辺37bには、図5に示すように、それぞれ樹脂製のファスナーレール38b、40b、41bが縫い付けられている。ファスナーレール38b、40b、41bには、ファスナースライダ38c、40c、41cがファスナーレール38a、40a、41aから取り外し可能に設けられている。
図2に示すように、本体上辺36c及び背当上辺37cは、襟口3aのバックネックポイント2からLだけ下方に位置している。また、本体右側辺36a及び背当右側辺37aは右側サイドライン4bからW2だけ左に位置している。本体左側辺36b及び背当左側辺37bは左側サイドライン4aからW1だけ右に位置している。実施例1では、L=20cm、W1=W2=5cmとしている。
ファスナーレール38a、40a、41a及びファスナーレール38b、40b、41bは樹脂製のファスナースライダ38c、40c、41cとともにオープンファスナー38、40、41を構成している。オープンファスナー38、40、41は隠しファスナーとされている。背当部37が後見頃本体35から外されれば、被介護者Mは開口36によって背中を露出可能になっている。また、背当部37が後見頃本体35に取り付けられれば、被介護者Mは背当部37によって背中が覆われる。
図2〜4に示すように、右袖5の後側には、右袖口から右袖ぐり3bを経て、本体右側辺36aと本体上辺36cとの交点まで延びるオープンファスナー43が設けられている。また、左袖7の後側にも、左袖口から左袖ぐり3cを経て、本体左側辺36bと本体上辺36cとの交点まで延びるオープンファスナー45が設けられている。オープンファスナー43、45は、オープンファスナー38、40、41と同様のものである。
図6に示すように、車椅子11を使用する被介護者MがこのTシャツ1を身に着ける場合、まず、図3〜5に示すように、Tシャツ1から背当部37を外し、かつオープンファスナー43、45を開いておく。そして、図6に示すように、被介護者Mが背中を車椅子11の背もたれ11aにもたらせた状態で、被介護者Mが背当部37を除いたTシャツ1を着る。介護者がこれを補助することも可能である。この際、被介護者Mは、胴3部の襟口3aに自己の頭を通した後、後見頃本体35の開口36から剥き出しとなった自己の背中の少なくとも一部を車椅子11の背もたれ11aに当てておくことが可能である。この後、被介護者Mがやや前かがみになった状態で、後見頃本体35に背当部37を取り付るとともに、オープンファスナー43、45を閉じれば、被介護者MはこのTシャツ1を身に着けることができる。特に、後見頃本体35は、開口36の下端が開放されているため、被介護者Mが背当部37を除いたTシャツ1を着やすく、後見頃本体35に背当部37を取り付け易い。また、被介護者MがこのTシャツ1を脱ぐ場合は、上と逆の操作を行えばよい。
特に、このTシャツ1では、開口36及び背当部37が四角形となっているため、被介護者Mの背中を大きく剥き出しにしたり、覆ったりすることができる。
また、発明者らの確認によれば、本体上辺36c及び背当上辺37cが被介護者Mの肩甲骨上で略水平に延び、かつ車椅子11の背もたれの上辺より下方に位置している。より詳細には、このTシャツ1では、本体上辺36c及び背当上辺37cがバックネックポイント2から20cm下方に位置している。また、本体右側辺36a及び背当右側辺37aが右側サイドライン4bから5cm左に位置し、本体左側辺36b及び背当左側辺37bが左側サイドライン4aから5cm右に位置している。このため、このTシャツ1は以下の(1)〜(3)の作用効果を発揮する。(1)前見頃32と後見頃34とを面ファスナー等によって着脱できるようにしなくても、背当部37を外した状態でTシャツ1を着用する際に右袖5及び左袖7を通しやすい。このため、そのような面ファスナーを無くし、優れた意匠性と、製造コストの低廉化とを実現できる。(2)図5に示すように、後見頃本体35と背当部37との切替ラインが車椅子11から見にくく、優れた意匠性を発揮できる。(3)車椅子11等への座面への当たりが少なく、座り心地に優れる。
さらに、このTシャツ1では、右袖5及び右袖ぐり3bから開口36までが1本のオープンファスナー43によって開閉可能であるとともに、左袖7及び左袖ぐり3cから開口36までの間も1本のオープンファスナー45によって開閉可能である。このため、胴部3を上下にも広げることができるため、被介護者Mが背当部37を除いた被介護者用上着をより着やすくなっている。このため、介護者も補助を行い易い。
そして、このTシャツ1は、右袖5や左袖7を備えていることから、前見頃32と後見頃35とが着脱可能とされるよりも意匠性に優れ、車椅子11等によって外出する場合にも適用可能である。また、Tシャツ1では、背当部37がクッション素材からなるため、被介護者Mは、後見頃本体35、右袖5及び左袖7が綿布であったとしても、車椅子11に長時間乗っていても、背中が痛くなり難い。また、背当部37は、被介護者Mの使用環境によって適宜選択可能である。
したがって、このTシャツ1は被介護者Mが比較的容易に身に着けたり脱いだりすることができる。被介護者Mの補助を行う介護者の労力も少ない。しかもこのTシャツ1を着た被介護者Mが外出を行っても違和感がない。このため、被介護者Mはおしゃれをして外出することを好むようになり、より自立し易くなる。
また、このTシャツ1によれば、後見頃本体35に対して背当部37が着脱可能であるため、背当部37だけに汗をかいたり、後見頃本体35だけを汚してしまったりしたような場合、一方だけを交換したり、洗濯したりすることが可能である。
(実施例2)
実施例2では、図7に示すように、ベスト13を被介護者用上着としている。このベスト13は、胴部15のみからなる。胴部15は、実施例1と同様の図示しない前見頃と、後見頃42とからなる。
後見頃42は、実施例1と同様、後見頃本体35と背当部37とからなる。また、後見頃本体35は下端が開放された開口36を有している。後見頃本体35はウール布からなるが、背当部37は伸縮素材からなる。他の構成は実施例1のTシャツ1と同様である。
このベスト13においても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。また、このベスト13では、背当部37が伸縮素材からなるため、後見頃本体35がウール布であったとしても、被介護者Mは、背中が動かしやすく、車椅子11の運転等で背中を動かし易い。
(実施例3)
実施例3では、図8に示すように、ジャケット17を被介護者用上着としている。このジャケット17は、実施例1のTシャツ1と同様、胴部19、右袖21及び左袖23を備えている。胴部19は、実施例1と同様の図示しない前見頃と、後見頃44とからなる。胴部19の上端には襟25が一体に設けられている。
後見頃44は、実施例1と同様、後見頃本体35と背当部37とからなる。また、後見頃本体35は下端が開放された開口36を有している。他の構成は実施例1のTシャツ1と同様である。
このジャケット17においても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。
(実施例4)
実施例4では、図9及び図10に示すように、ブラウス51を被介護者用上着としている。このブラウス51は、胴部53、襟59、右袖55及び左袖57を備えている。
胴部53は、図10に示す前見頃46と、図9に示す後見頃48とからなる。胴部53の上端には、図9及び図10に示すように、襟59がオープンファスナー61によって着脱可能に設けられている。右袖55はオープンファスナー63によって胴部53から着脱可能に設けられている。また、右袖55は、右袖口から右袖ぐりまで延びるオープンファスナー65によって開閉可能である。左袖57は、右袖55と対称をなし、オープンファスナー67によって胴部53から着脱可能に設けられている。また、左袖57も、左袖口から左袖ぐりまで延びるオープンファスナー69によって開閉可能である。
後見頃48は、実施例1と同様、後見頃本体35と背当部37とからなる。また、後見頃本体35は下端が開放された開口36を有している。他の構成は実施例1のTシャツ1と同様である。
このブラウス51においても、実施例1と同様の作用効果を奏することができる。また、このブラウス51では、右袖55及び左袖57がオープンファスナー65、69によって開閉可能であるため、被介護者Mがこのブラウス51を身に着ける際、よりブラウス51を大きく広げやすく、脱着が容易になる。このため、介護者も補助を行い易い。さらに、このブラウス51では、右袖55、左袖57及び襟59がオープンファスナー63、67、61によって胴部53から脱着可能であるため、被介護者がこのブラウス51を身に着ける際に介護者がさらに補助を行い易い。また、右袖55、左袖57又は襟59を胴部53から外し、一部だけに汗をかいたり、一部だけを汚してしまったりしたような場合、一部だけを交換したり、洗濯したりすることが可能である。
また、このブラウス51では、襟59が胴部53に対して着脱可能であるため、襟59を付けたり、外したり、襟59を交換したりすることにより、おしゃれをすることが可能になる。
(実施例5)
実施例5では、図11に示すように、ワンピース71を被介護者用上着としている。このワンピース71は、胴部73、右袖75及び左袖77を備えているとともに、実施例4のブラウス51と同様、胴部73に対してオープンファスナー79によって着脱可能なスカート部81を備えている。
胴部73は、実施例1と同様の図示しない前見頃と、後見頃50とからなる。後見頃50は、実施例1と同様、後見頃本体35と背当部37とからなる。また、後見頃本体35は下端が開放された開口36を有している。他の構成は実施例1のTシャツ1と同様である。
このワンピース71においても、実施例1、4と同様の作用効果を奏することができる。
(変形例1)
変形例1では、図12に示すように、トレーナ85を被介護者用上着としている。このトレーナ85の後見頃86には釣鐘状の開口87が形成され、開口87が背当部88によって閉じられるようになっている。開口87及び背当部88では、本体右側辺87a及び本体左側辺87bと、背当右側辺88a及び背当左側辺88bとは、下方が広がっている。他の構成は実施例1のTシャツ1と同様である。
このトレーナ85は、被介護者Mの背中を台形状に大きく剥き出しにしたり、覆ったりすることができることから、本発明の効果が顕著である。
(変形例2)
変形例2では、図13に示すように、トレーナ89を被介護者用上着としている。このトレーナ89の後見頃90には後見頃90の1cm内側まで拡大された開口91が形成され、開口91が背当部92によって閉じられるようになっている。他の構成は実施例1及び変形例1と同様である。
このトレーナ89においても、被介護者Mの背中をより大きく剥き出しにしたり、覆ったりすることができることから、本発明の効果が顕著である。
(比較例)
比較例では、図14に示すように、トレーナ83を被介護者用上着としている。このトレーナ83の後見頃84には縦長の楕円形の開口84aが形成され、開口84aが背当部84bによって閉じられるようになっている。他の構成は実施例1のTシャツ1と同様である。
このトレーナ83は、開口84aの下端が開いていないことから、着難さを避けられない。開口が四角形、円形、楕円形等であり場合も、下端が開放されていない場合は同様である。
以上において、本発明を実施例1〜5及び変形例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1〜5及び変形例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、本発明の被介護者用上着は、コート、カーデガン等であってもよい。また、後見頃本体と背当部とを着脱可能とする手段としては、上記のような樹脂の隠しファスナーに限定されず、金属ファスナー、ビスロンファスナー、コイルファスナー等を採用することもできる。また、面ファスナーの他、スナップボタン、マグネットボタン等のボタン、ホック等を採用することもできる。
また、背当部は、後見頃本体と異なる材質として、メッシュ素材、フリースや起毛素材等の保温性の高い素材等から選択され得る。また、背当部に消臭機能やデオドラント機能を付加したり、背当部をエアーで膨らむ構造としたりすることも可能である。
さらに、上記実施例1〜5において、背当部37のみを後見頃本体35に着脱可能とし、オープンファスナー43、45を設けないようにすることも可能である。
本発明は、車椅子等を必要とする被介護者が身に着けて好適な被介護者用上着として利用可能である。
1、13、17、51、71、83、85、89…被介護者用上着(1…Tシャツ、13…ベスト、17…ジャケット、51…ブラウス、71…ワンピース、83、85、89…トレーナ)
32、46…前見頃
34、42、44、48、50、84、86、90…後見頃
3a…襟口
3、15、19、53、73…胴部
32a…前右側部
35a…後右側部
32b…前左側部
35b…後左側部
32c…前右上部
35c…後右上部
32d…前左上部
35d…後左上部
36、84a、87、91…開口
M…被介護者
35…後見頃本体
37、84b、88、92…背当部
36a…本体右側辺
36b…本体左側辺
36c…本体上辺
37a…背当右側辺
37b…背当左側辺
37c…背当上辺
37d…背当下辺
2…バックネックポイント
4a、4b…サイドライン
3b…右袖ぐり
3c…左袖ぐり
9、59…襟
5、55、75…右袖
7、57、77…左袖

Claims (9)

  1. 前見頃及び後見頃からなり、襟口を有する胴部を備え、
    前記後見頃は、前記前見頃の前右側部と繋がる後右側部と、前記前見頃の前左側部と繋がる後左側部と、前記前見頃の前右上部と繋がる後右上部と、前記前見頃の前左上部と繋がる後左上部とを有して下端が開放された開口を形成し、前記開口によって被介護者の背中を露出可能な後見頃本体と、
    前記後見頃本体に着脱可能に設けられ、前記開口を閉じるように装着されて前記被介護者の前記背中を覆う背当部とからなることを特徴とする被介護者用上着。
  2. 前記胴部が上下に延びるように配置された場合、
    前記開口は、下端から上方に延びる本体右側辺と、前記本体右側辺の対辺をなし、下端から上方に延びる本体左側辺と、前記本体右側辺の上端と前記本体左側辺の上端とを略水平に接続する本体上辺とからなり、
    前記背当部は、前記本体右側辺と接続される背当右側辺と、前記背当右側辺の対辺をなし、前記本体左側辺と接続される背当左側辺と、前記本体上辺と接続される背当上辺と、前記背当上辺の対辺をなし、前記後見頃の下縁を形成する背当下辺とからなる請求項1記載の被介護者用上着。
  3. 前記本体右側辺、前記本体左側辺、前記本体上辺及び前記下縁と、前記背当右側辺、前記背当左側辺、前記背当上辺及び前記背当下辺とは、二等辺逆台形状をなしている請求項2記載の被介護者用上着。
  4. 前記本体上辺及び前記背当上辺は、前記被介護者の肩甲骨上で略水平に延び、かつ前記被介護者が着座する車椅子の背面上辺より下方に位置している請求項2又は3記載の被介護者用上着。
  5. 前記本体右側辺及び前記背当右側辺は右側サイドラインから1〜10cm左に位置し、前記本体左側辺及び前記背当左側辺は左側サイドラインから1〜10cm右に位置している請求項2乃至4のいずれか1項記載の被介護者用上着。
  6. 前記胴部は右袖ぐりと左袖ぐりとを有し、
    前記右袖ぐり及び前記左袖ぐりの少なくとも一方から前記開口までの間は開閉可能である請求項1乃至5のいずれか1項記載の被介護者用上着。
  7. 前記右袖ぐりに設けられた右袖と、前記左袖ぐりに設けられた左袖とを備え、
    前記右袖及び前記左袖の少なくとも一つは、開閉可能である請求項6記載の被介護者用上着。
  8. 前記襟口に設けられた襟を備え、
    前記前見頃、前記後見頃本体、前記襟、前記右袖及び前記左袖の少なくとも一つは、他の部分から脱着可能である請求項7記載の被介護者用上着。
  9. 前記背当部は、前記後見頃本体と異なる材質からなる請求項1乃至8のいずれか1項記載の被介護者用上着。
JP2016004136A 2016-01-13 2016-01-13 被介護者用上着 Pending JP2017125270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016004136A JP2017125270A (ja) 2016-01-13 2016-01-13 被介護者用上着

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016004136A JP2017125270A (ja) 2016-01-13 2016-01-13 被介護者用上着

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017125270A true JP2017125270A (ja) 2017-07-20

Family

ID=59364080

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016004136A Pending JP2017125270A (ja) 2016-01-13 2016-01-13 被介護者用上着

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017125270A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019094587A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 ミドリ安全株式会社 衣服
US20220183409A1 (en) * 2020-12-15 2022-06-16 II Oscar T. Williamson Attachable jacket

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137615U (ja) * 1985-02-13 1986-08-27
JPH01192808A (ja) * 1988-01-27 1989-08-02 Toichi Igarashi 上衣及び下衣
JPH03103219U (ja) * 1990-02-10 1991-10-28
JPH03125006U (ja) * 1990-03-28 1991-12-18
JP2003013312A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Yamamoto Meriyasu:Kk 着脱簡易上着
JP2007154325A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Tadao Takagi 介護用衣服
US20110247122A1 (en) * 2010-04-09 2011-10-13 Brenda Burke Gown And Method Of Use Thereof
JP2013079458A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Saoko Kurita 車椅子搭乗者用防寒着
JP2014088648A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Gosuke Nishimura つなぎ服

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61137615U (ja) * 1985-02-13 1986-08-27
JPH01192808A (ja) * 1988-01-27 1989-08-02 Toichi Igarashi 上衣及び下衣
JPH03103219U (ja) * 1990-02-10 1991-10-28
JPH03125006U (ja) * 1990-03-28 1991-12-18
JP2003013312A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Yamamoto Meriyasu:Kk 着脱簡易上着
JP2007154325A (ja) * 2005-12-01 2007-06-21 Tadao Takagi 介護用衣服
US20110247122A1 (en) * 2010-04-09 2011-10-13 Brenda Burke Gown And Method Of Use Thereof
JP2013079458A (ja) * 2011-10-03 2013-05-02 Saoko Kurita 車椅子搭乗者用防寒着
JP2014088648A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Gosuke Nishimura つなぎ服

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019094587A (ja) * 2017-11-21 2019-06-20 ミドリ安全株式会社 衣服
US20220183409A1 (en) * 2020-12-15 2022-06-16 II Oscar T. Williamson Attachable jacket

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017125270A (ja) 被介護者用上着
JP6794085B2 (ja) パターン洋服
WO2017138585A1 (ja) 把持部付上衣
RU84680U1 (ru) Куртка для людей с ограниченными двигательными возможностями и/или ампутационными или врожденными дефектами верхних конечностей на различных уровнях
US20130097762A1 (en) Outer Garment for the Handicapped or Elderly
JP3173539U (ja) ベスト
JP2010059584A (ja) 車椅子利用者用上着
JP3167349U (ja) 介護用衣服
JP6708780B1 (ja) 涎掛け付き衣服
JP5453655B2 (ja) 介護用パジャマ
JP2013079458A (ja) 車椅子搭乗者用防寒着
JP3233474U (ja) 被介護者用衣服
JP3108538U (ja) カバーリングシャツ
JP3103462U (ja) 介護用衣服
JP3124162U (ja) ズボン
JP4603033B2 (ja) 介護用衣服
JP2008266839A (ja) ズボン
JP3235053U (ja) 衣服
JP3151692U (ja) 着脱が容易になる衣服
JP3207543U (ja) 人にやさしい介護用衣料
JP2017222935A (ja) スラックス
JP3127415U (ja) 汗取り用衣類
JP6620118B2 (ja) 車椅子用防寒着
JP3162589U (ja) 介護用つなぎ服
JP5946051B1 (ja) 把持部付上衣

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190108

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191105

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20201110