JP2017124820A - 自転車ホイール用ハブ - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車ホイールに関連するブレーキディスクを正確かつ確実にセンタリングできるようにする。【解決手段】本発明の実施形態の一例において、ディスクブレーキを有する自転車ホイール用のハブ(10)は、長手方向軸(X)に沿って延在するピン(12)と、ピン(12)上に回転自在に取付けられ、ブレーキディスクとのカップリング部分(16)を備える本体(14)と、ピン(12)と本体(14)との間に半径方向に挟入され、本体(14)と軸方向に当接するベアリングと、ピン(12)の自由端部(12a)に取り付けられ、自転車のフレームと関連するように構成されたキャップ(20)と、キャップ(20)およびベアリングのうちの一方とピン(12)とに軸方向に当接する、またはベアリングと本体(14)との間に軸方向に挟入された調整ワッシャ(30)と、を備える。【選択図】図9

Description

本発明は、自転車ホイール用のハブに関する。
特に、本発明の第1の構成では、本発明は、自転車ホイール用のハブに関し、こうしたホイールは、前輪または後輪であってもよく、かつブレーキディスクを支持するように構成された本体を備える。本発明の別の構成では、本発明は、自転車後輪用のハブに関し、こうしたハブは、スプロケットアセンブリを支持するように構成されたフリーホイール体を備える。
公知の通り、現在、自転車においてはディスクブレーキを使用することが一般的である。実際に、こうしたブレーキは、高い制動力を確実なものにでき、泥または水によってもたらされる問題を被りにくいので、他の種類の従来のパッドブレーキよりも好まれることが多い。
典型的には、ディスクブレーキは、自転車のフレームに固定したキャリパと、ホイールのハブに取付けたブレーキディスクとを備える。キャリパの内側には、2つまたは4つの対向パッドが存在する。ブレーキディスクは、対向パッド間に形成される空間内で回転する。ブレーキレバーを作動することによって、パッドはブレーキディスクに向かって移動し、ブレーキディスクに対して摩擦を発生させ、その結果ホイールを制動する。
したがって、自転車のフレームへのホイールの取付け操作(第1の取付け操作とホイールの取替/交換操作の両方)は、キャリパの対向パッドの間に形成される空間の内側に、ホイールのハブに取り付けられたブレーキディスクを位置決めして、ハブの端部を自転車のフレーム上にロックするようにしている。
出願人は、ホイールの取付け操作において、パッド間でのブレーキディスクの正確なセンタリングを行うことが望ましいことに気が付いた。こうすると、実際には、ブレーキの作動に続いて双方のパッドが動作し、全く同じように、制動動作を最大化し、対向パッド間の摩耗差を最小限に抑える。さらに、ブレーキが作動していないときにブレーキディスクがパッドの一方に接触するリスクが回避される。これは、結果的に、自転車に乗る人の同じ努力に対して、望ましくない自転車速度の低下をもたらし得る。上記に述べたことは自転車競技において特に重要である。
出願人は、特にホイールを交換する場合(例えば、パンクが原因で)、パッド間で所望のブレーキディスクのセンタリングが得られない現実的なリスクがあることに注目した。
出願人によれば、上記の問題は、ハブのさまざまな構成要素の寸法および取付けの許容誤差が原因である。したがって、異なるホイールにおいては、ハブの長手方向軸に沿ったブレーキディスクの位置は同一ではない可能性があり、その結果、同じフレームに異なるホイールを取付けると、パッド間におけるブレーキディスクの位置決めが異なってしまう場合がある。
出願人は、パッド間におけるブレーキディスクの不正確な位置に関連する問題は、パッドが互いに非常に近いという事実によってより顕著になることを認めた。このため、さまざまなホイールのハブ上でのブレーキディスクの軸位置の差がわずかであっても、パッドに対するブレーキディスクの軸位置の差が大きくなる。
また、出願人は、競技中にホイールの取付け/取替えを行う場合において、または一般に、可能な限り最も短い時間でホイールの取付け/取替えを行わなければならないまたは行いたいといういずれの場合においても、前述の問題が更に顕著になることを認めた。実際に、こうした場合、ハブおよび/またはブレーキシステムのさまざまな構成要素の位置の調整または変更が可能なように時間を費やすことはできない。
出願人は、ホイールを取替える場合であっても、自転車のフレームに取り付けられたキャリパのパッド間において、自転車ホイールに取り付けられたブレーキディスクを正確かつ確実にセンタリングできるようにする解決策を見出した。
出願人は、ブレーキディスクに関する上記と同様の要求事項が、フリーホイール体に取付けたスプロケットアセンブリに関して自転車の後輪において発生することを認めた。実際に、自転車のフレームに対してスプロケットアセンブリの正確な位置決めを行い、チェーンをスプロケットアセンブリの1つのスプロケットと正確に係合できるようにすることが望ましい。出願人は、スプロケットアセンブリの正確な位置決めも、自転車後輪のハブにおいて調整ワッシャを用いて同様に達成可能であることを明らかにした。
出願人は、ディスクブレーキを有する前輪または後輪用のハブと後輪用のフリーホイール体を有するハブとの両方が、長手方向軸に沿って延在するピンと、ピンの自由端部に取り付けられ、自転車のフレームに関連するように構成されるキャップと、少なくとも1つのベアリングを介してピン上に回転自在に取付けられ、ディスクブレーキまたはスプロケットアセンブリを支持するように構成された本体と、を備えることを認めた。
出願人は、ブレーキディスクを支持するハブの本体およびフリーホイール体の軸位置をそれぞれ調整することによって、フレームに対して、ブレーキディスクおよびスプロケットアセンブリを正確に位置決めできること、およびこうした調整は、いずれの場合も自転車ホイールのハブにおいて、好適な調整ワッシャを用いて行い得ることに気が付いた。
したがって、本発明は、自転車ホイールのハブに関し、このハブは、
−長手方向軸(X)に沿って延在するピンと、
−ピン上に回転自在に取付けられ、自転車のフレームに対して所定の軸位置をとるように構成された第1の本体と、
−ピンと第1の本体との間に半径方向に挟入された第1のベアリングと、
−ピンの第1の自由端部に取り付けられ(associated with a first free end)、自転車のフレームに関連するように構成された(configured to be associated with a frame)第1のキャップと、を備えたハブにおいて、
第1のベアリングは第1の本体に軸方向に当接し、前記ハブは第1の調整ワッシャを備え、当該第1の調整ワッシャは、第1のキャップおよび第1のベアリングのうちの一方とピンとに軸方向に当接する、または第1のベアリングと第1の本体との間に軸方向に挟入されることを特徴とするか、または前記第1の調整ワッシャは、第1のベアリングと第1のキャップとの間に軸方向に挟入されることを特徴とする。
更に具体的には、本発明の第1の構成は、ディスクブレーキを有する自転車ホイールのハブに関し、
−長手方向軸に沿って延在するピンと、
−前記ピン上に回転自在に取付けられ、ブレーキディスクとのカップリング部分を備える第1の本体と、
−前記ピンと前記第1の本体との間に半径方向に挟入され、前記第1の本体と軸方向に当接する第1のベアリングと、
−前記ピンの第1の自由端部に取り付けられ、自転車のフレームに関連するように構成された第1のキャップと、を備えたハブにおいて、
前記ハブは、前記ピンおよび前記第1のキャップに軸方向に当接する第1の調整ワッシャを備えることを特徴とする。
本発明の第2の構成は、ディスクブレーキを有する自転車ホイールのハブに関し、
−長手方向軸に沿って延在するピンと、
−前記ピン上に回転自在に取付けられ、ブレーキディスクとのカップリング部分を備える第1の本体と、
−前記ピンと前記第1の本体との間に半径方向に挟入され、前記第1の本体と軸方向に当接する第1のベアリングと、
−前記ピンの第1の自由端部に取り付けられ、自転車のフレームに関連するように構成された第1のキャップと、を備えたハブにおいて、
前記ハブは、前記ピンおよび前記第1のベアリングと軸方向に当接する第1の調整ワッシャを備えることを特徴とする。
本発明の第3の構成は、ディスクブレーキを有する自転車ホイールのハブに関し、前記ハブは、
−長手方向軸に沿って延在するピンと、
−前記ピン上に回転自在に取付けられ、ブレーキディスクとのカップリング部分を備える第1の本体と、
−ピンと第1の本体との間に半径方向に挟入され、第1の本体と軸方向に当接する第1のベアリングと、
−ピンの第1の自由端部に取り付けられ、自転車のフレームに関連するように構成された第1のキャップと、を備えたハブにおいて、
前記ハブは、第1のベアリングと第1の本体との間に軸方向に挟入された第1の調整ワッシャを備えることを特徴とする。
本発明の第4の構成は、自転車ホイールのハブに関し、前記ハブは、
−長手方向軸に沿って延在するピンと、
−前記ピン上に回転自在に取付けられ、複数のスプロケットとのカップリング部分を備える第1の本体と、
−前記ピンと前記第1の本体との間に半径方向に挟入された第1のベアリングと、
−前記ピンの第1の自由端部に取り付けられ、自転車のフレームに関連するように構成された第1のキャップと、を備えたハブにおいて、
前記第1の調整ワッシャは、前記第1のベアリングと前記第1のキャップとの間に軸方向に挟入されることを特徴とする。
本明細書および特許請求の範囲では、用語「軸の(axial)」、「軸方向に(axially)」、「長手方向の(longitudinal)」、「長手方向に(longitudinally)」およびそれらの類似形は、ハブのピンの長手方向軸に対して、ほぼ一致するか、またはほぼ平行の方向を示し、用語「半径の(radial)」、「半径方向に(radially)」およびそれらの類似形は、ハブのピンの長手方向軸に対してほぼ垂直である面の方向を示す。
本発明の説明およびその後の特許請求の範囲では、表現「調整ワッシャ(calibrated washer)」は、所定の長手方向厚さのワッシャを指すことを意味し、ワッシャの長手方向厚さは、ワッシャの軸方向長さに相当する(ハブを組み立てるとき、ハブのピンの長手方向または軸方向に沿ったワッシャのサイズに相当する)。
有利にも、調整ワッシャを備えること、および異なる長手方向厚さの複数の調整ワッシャの中から所望の長手方向厚さの調整ワッシャを選択可能であることにより、自転車のフレームに取り付けられたキャリパのパッド間において、自転車の前輪または後輪のいずれかに取り付けられたブレーキディスクの正確なセンタリングが確実に可能になる、または後輪用のハブの場合には、自転車のフレームに対するフリーホイール体(したがって、フリーホイール体に関連するスプロケットアセンブリ)の正確な位置決めが確実に可能になる。
以下では、本発明の最初の3つの構成(第1〜第3の構成)のいずれかによるハブのいくつかの好ましい実施形態について記述する。
ハブの第1の好ましい実施形態では、前記第1の調整ワッシャは、第1のキャップの長手方向空洞部に収容され、第1のキャップおよびピンの端面と軸方向に当接する。更に好ましくは、前記第1の調整ワッシャは、第1のキャップの端壁の軸方向内面と軸方向に当接する。有利にも、このような方法で、ハブの取付け前に調整ワッシャをキャップの長手方向空洞部に配置することができ、その結果、取付け操作が簡素になる。好ましくは、前記長手方向空洞部は貫通空洞部である。
ハブの第2の好ましい実施形態では、前記第1の調整ワッシャは、第1のキャップの端面およびピン上に形成された第1の肩部と軸方向に当接する。更に好ましくは、前記第1の調整ワッシャは、締め代なしで、ピンの第1の自由端部上に嵌合される。この場合にもハブの取付けは極めて簡素である。なぜなら、調整ワッシャは、有利にも、キャップを取付ける前にピンの自由端部上に嵌合され得るからである。
ハブの第3の好ましい実施形態では、前記第1の調整ワッシャは、第1のベアリングの第1の内側リングおよびピン上に形成された第2の肩部と軸方向に当接し、前記第2の肩部は、ピンの前記自由端部と前記第1のベアリングとの間に備えられる。
ハブの第4の好ましい実施形態では、前記第1の調整ワッシャは、第1のベアリングの外側リングおよび第1の本体上に形成された第3の肩部と軸方向に当接し、前記第3の肩部は、前記第1のベアリングに対して、ピンの前記第1の自由端部の反対部分に備えられる。
以下に、本発明の第4の構成によるハブのいくつかの好ましい特徴について記述する。
ハブの第1の好ましい実施形態では、前記第1の調整ワッシャは、第1のキャップの対向する端面のうちの一方および第1のベアリングの内側リングと軸方向に当接する。更に好ましくは、前記第1の調整ワッシャは、締め代なしでピンの第1の自由端部上にフィットされる。この場合にも、ハブの取付けは極めて簡素である。なぜなら、調整ワッシャは、有利にも、キャップを取付ける前にピンの自由端部上にフィットされ得るからである。
ハブの第2の好ましい実施形態では、前記第1の調整ワッシャは、第1のキャップの長手方向空洞部に収容され、第1のキャップおよびピンの端面と軸方向に当接する。更に好ましくは、前記第1の調整ワッシャは、第1のキャップの端壁の軸方向内面と軸方向に当接する。有利にも、このような方法で、ハブの取付け前に調整ワッシャをキャップの長手方向空洞部に配置することができ、その結果、取付け操作が簡素になる。
ハブの第3の好ましい実施形態では、前記第1の調整ワッシャは、第1のベアリングの内側リングおよびピン上に形成された第4の肩部と軸方向に当接する。
ハブの第4の好ましい実施形態では、前記第1の調整ワッシャは、第1のベアリングの外側リングおよび第1の本体上に形成された第5の肩部と軸方向に当接する。
ディスクブレーキを有する後輪の場合、ハブは、
−ピン上に回転自在に取付けられ、ブレーキディスクとのカップリング部分を備える第2の本体と、
−ピンと第2の本体との間に半径方向に挟入された第2のベアリングと、
−ピンの第2の自由端部に取り付けられ、自転車のフレームに関連するように構成された第2のキャップと、を備えることが好ましい。
更に好ましくは、ハブは、第2の調整ワッシャを備え、当該第2の調整ワッシャは、第2のキャップおよび第2のベアリングのうちの一方とピンとに軸方向に当接する、または第2のベアリングと第2の本体との間に軸方向に挟入される。
上記の本発明のすべての構成のすべての実施形態において、好ましくは、キャップは、ピンの前記自由端部に螺合される。更に好ましくは、ピンの前記自由端部は雄ねじを備え、キャップは前記雄ねじに適合する雌ねじを備える。好ましくは、ピンは、前記自由端部に、多面体形状の半径方向内側表面を備える。
有利にも、このように備えることにより、キャップをピンに螺合する間、所定の位置にピンを保持するために、ピンの半径方向内側表面に適合する多面体形状の半径方向外側表面を有する好適な工具の使用が可能になる。好ましくは、前記半径方向内側表面は、それぞれの丸みのあるエッジに2つずつ接合された複数の実質的にフラットな面を備える。丸みのあるエッジを備えることにより、応力に対するピンの機械的耐性の損失となり得る、ピンの半径方向厚さの過度な低減を回避できる。
本発明のさらなる特徴および利点が、添付の図面を参照して作成した、本発明の好適な実施形態の説明から明らかになる。
自転車のフォーク上に取付けた、本発明による自転車の前輪用のハブ上に取付けたブレーキディスクを備えるディスクブレーキの斜視図である。 自転車のフォーク上に取付けた、本発明による自転車の前輪用のハブ上に取付けたブレーキディスクを備える。ディスクブレーキの斜視図である(図1とは、反対側から見ている)。 図1および図2のフォークの一部の斜視図である。 図3のフォークの一部並びに図1および図2のハブの一部の斜視図である。 図1および図2のディスクブレーキの一部の長手方向断面図である。 ディスクブレーキの、図5において円で囲まれた部分の拡大図である。 ディスクブレーキの、図5において円で囲まれた部分の拡大図である。 図5aで使用するワッシャよりも薄い調整ワッシャを使用する場合の、図5aに対応する図である。 図5bで使用するワッシャよりも薄い調整ワッシャを使用する場合の、図5bに対応する図である。 図5aで使用するワッシャよりも厚い調整ワッシャを使用する場合の、図5aに対応する図である。 図5bで使用するワッシャよりも厚い調整ワッシャを使用する場合の、図5bに対応する図である。 図1および図2のハブの斜視図である。 図8のハブの分解斜視図である。 図8のハブの長手方向断面図である。 本発明によるハブの第2の実施形態の斜視図である。 図11のハブの分解斜視図である。 図11のハブの長手方向の断面図である。 図13の円で囲んだ部分の詳細を示す拡大図である。 本発明によるハブの第3の実施形態の長手方向の断面図である。 図14の円で囲んだ部分の詳細を示す拡大図である。 本発明によるハブの第4の実施形態の長手方向の断面図である。 図15の円で囲んだ部分の詳細を示す拡大図である。 本発明による自転車後輪のハブの斜視図である。 図16のハブの側面図である。 図16のハブの長手方向の断面図である。 図18の円で囲んだ部分の詳細を示す拡大図である。 本発明による自転車後輪のハブの更なる実施形態の長手方向の断面図である。 図19の円で囲んだ部分の詳細を示す拡大図である。 本発明による自転車後輪のハブの更なる実施形態の長手方向の断面図である。 図20の円で囲んだ部分の詳細を示す拡大図である。 本発明による自転車後輪のハブの更なる実施形態の長手方向の断面図である。 図21の円で囲んだ部分の詳細を示す拡大図である。 本発明による自転車後輪のハブの更なる実施形態の長手方向の断面図である。 図22の円で囲んだ部分の詳細を示す拡大図である。
図1〜10に関して、参照番号10は、本発明に係るハブの第1の実施形態を全体的に示す。特に、前記の図では、自転車の前輪用ハブを示す。ハブ10は、自転車のフレーム52のフォーク50に取付けられている。特に、フォーク50は、ハブ10の対向端部10a、10bを収容するために座部51a、51bが備えられているそれぞれの自由端部に2つの対向アーム50a、50bを備える(図3および図4)。
ディスクブレーキのキャリパ62は自転車のフレーム52に固定されている。特に、キャリパ62は、従来の方法で、フォーク50のアームの1つに固定されている(添付の図に示す例において、アーム50a)。キャリパ62の内側には、少なくとも2つの対向パッド63(図5)が存在する。
ブレーキディスク64は、ハブ10に取付けられている。ブレーキディスク64は、対向パッド63間に形成される(define)空間の内側で回転する。ブレーキレバー(図示せず)を作動することによって、ブレーキディスク64に向かってパッド63が引寄せられ、ブレーキディスク64上に摩擦を発生させた結果、ホイールが制動される。
特に図4、図5および図8〜図10を参照すると、ハブ10は、長手方向軸Xに沿って延在するピン12と、ピン12に回転自在に取付けられた本体14とを備える。ピン12は、貫通空洞部12cを有することが好ましい(図10)。
本体14は、ブレーキディスク64とのカップリング部分16を備える。さらに、本体14は、こうしたカップリング部分16に隣接する位置で、かつ、カップリング部分16に対して軸方向に更に内側の部分に、ホイールの複数のスポーク(図示せず)との更なるカップリング部分17を備える。カップリング部分16および17は、単一体の部分であることが好ましい。代替として、カップリング部分16および17は、2つの別体で形成され得る。
ピン12には、本体14に対して軸方向に対向部分に、部分17aを備えるフランジが嵌合されている。部分17aは、ホイールのリムの中央面に対して、前述の複数のスポークとは反対部分に配置された、ホイールの残りのスポークをカップリングするためのものである。こうした面は、ホイールの回転軸に垂直である。しかし、こうしたフランジ17aは、本体14の一体部分であってもよい。この場合、図8〜図10に示す本体14のセグメントより長いセグメントにおいて、ピン12に対して同軸状に延在する本体14となり、かつ、本体14はブレーキディスク64にカップリングするための部分16と、カップリング部分17と、前述の他のスポークとのカップリング部分17aとを備えることになる。上述のように構成された本体14を、例えば図14〜図16および図18〜図20に示す。
キャップ20が、ピン12の自由端部12aに取付けられている。キャップ20は、特に、添付図に示した例(図5、図5b)において、アーム50aの座部51aにより、自転車フレーム52のフォーク50のアームの一方と関連している。
ピン12の対向自由端部12bには、更なるキャップ21が取り付けられている(図10)。キャップ21は、特に、添付図に示した例(図4)において、アーム50bの座部51bにより、自転車フレーム52のフォーク50のアームの他方に関連している。
一対のローラベアリング18、19(図10)が、ピン12と本体14との間に半径方向に挟入されており、ピン12に対して本体14を回転させ得る。ベアリング18、19は、それぞれ、ピン12の自由端部12a、12bに隣接する位置に取付けられている。
特にベアリング18を参照して、ベアリング18は、内側リング18aおよび外側リング18bを有する。ベアリング18は、本体14に軸方向に当接する。特に、ベアリング18の外側リング18bは、本体14に軸方向に当接する。
キャップ20は、ピン12の自由端部12aに螺合することが好ましい。特に、ピン12の自由端部12aは、雄ねじ13を備え、キャップ20は、こうした雄ねじ13にマッチする雌ねじ26を備える(図5b)。キャップ21は、ピン12の自由端部12bにスナップ留め(snap-coupled)によりカップリングするか、または締まりばめ(interference-coupled)によりカップリングすることが好ましい(図10)。キャップ20および21は、それぞれの長手方向空洞部22、23を備え、この空洞部は好ましくは貫通している(図10)。
本発明によれば、ハブ10は、実質的に環状形状および所定の長手方向厚さを有する調整ワッシャ30を備える。調整ワッシャ30は、ピン12およびキャップ20と軸方向に当接して配置される。調整ワッシャ30は、キャップ20の長手方向空洞部22に収容され、キャップ20およびピン12の端面12dと軸方向に当接する(図5b、図9)。
特に、調整ワッシャ30は、キャップ20の端壁24の軸方向内面24aと軸方向に当接する。調整ワッシャ30は、図5aに示すように、ブレーキディスク64がキャリパ62のパッド63間で完全にセンタリングされるような長手方向厚さを有する。
調整ワッシャ30の長手方向厚さが図5bの長手方向厚さよりも薄いものを使用する場合(すなわち、例えば、図6bの調整ワッシャ30)、キャリパ62のパッド63間でブレーキディスク64がセンタリングされることはない。特に、ブレーキディスクは、図6aに示すとおり、キャリパ62の軸方向に最も外側のパッド63に向かって変位することになる。
逆に、図5bの長手方向厚さより厚い調整ワッシャ30を使用する場合(すなわち、例えば図7bの調整ワッシャ30)は、この場合も、ブレーキディスク64がキャリパ62のパッド63間でセンタリングされることはない。特に、ブレーキディスクは、図7aに示すとおり、キャリパ62の軸方向に最も内側のパッド63に向かって変位することになる。
したがって、ハブ10を構成するさまざまな構成要素の寸法および取付け許容誤差に応じて変化する可能性がある、ハブ10の特定のアセンブリ構造に依存して、調整ワッシャ30は、パッド63間でのブレーキディスク64の正確な位置決めを確実に行うために好適な長手方向厚さを有するものが用いられる。
図11〜図13および図13aは、本発明によるハブ10の第2の実施形態を示す。
図1〜図10のハブ10の構成要素に類似しているか、または機能的に等価の図11〜図13および図13aのハブ10の構成要素は、同じ参照番号で示し、それらの説明に関しては、上記に開示した説明を参照するものとする。
本発明の第2の実施形態のハブ10は、調整ワッシャ30の位置が実質的に上述のハブ10とは異なる。本発明の第1の実施形態と同様に、調整ワッシャ30は、ピン12およびキャップ20と軸方向に当接して配置される。
しかし、この第2の実施形態では、調整ワッシャ30は、キャップ20の端面28およびピン12上に形成された肩部12eに軸方向に当接する(図12、図13a)。肩部12eは、ねじ切り部13に対して軸方向に内側の位置でピン12の自由端部12aに形成される。端面28は、実質的に環状形状を有し、キャップ20の端壁24に対して軸方向の反対側部分に配置される(図13a)。調整ワッシャ30は、締め代なし(without interference)で、ピン12の自由端部12a上にフィット(fit)されることが好ましい。
上述の2つの実施形態では、ブレーキディスク64は本体14と一体化(integral)され、本体14は所定の軸位置でピン12上に取付けられている。寸法上の許容差は別にして、ピン12と本体14との間の相対的軸位置は固定されている。調整ワッシャ30の長手方向厚さが変化するにつれ、ピン12の軸位置およびピン12に関連する本体14の軸位置がキャップ20に対して変化する。キャップ20は自転車のフレーム52と一体化され、したがって、自転車のフレーム52に取り付けられたキャリパ62のパッド63と一体化されるため、調整ワッシャ30の長手方向厚さが変化するにつれ、パッド63に対するブレーキディスク64の軸位置が変化する。
図14および図14aは、本発明によるハブ10の第3の実施形態を示す。前述の図のハブ10の構成要素に類似しているか、または機能的に等価の図14および図14aのハブ10の構成要素は、同じ参照番号で示し、それらの説明に関しては、上記に開示した説明を参照するものとする。
本発明のこの第3の実施形態のハブ10は、調整ワッシャ30の位置が本発明の第2の実施形態のハブ10とは実質的に異なり、また、本体14が、前述の実施形態の本体14の長さよりも長いセグメントにおいてピン12に対して同軸状に延在し、かつ、ブレーキディスク64にカップリングするための部分16と、ホイールの複数のスポークとのカップリング部分17と、ホイールの残りのスポークとのカップリング部分17aと、を備えるという点においても、本発明の第2の実施形態のハブ10とは実質的に異なる。
この第3の実施形態では、調整ワッシャ30は、ピン12およびベアリング18と軸方向に当接して配置される。特に、調整ワッシャ30は、ベアリング18の内側リング18aおよびピン12上に形成された肩部12fに軸方向に当接する(図14、図14a)。
肩部12fは、ピン12の自由端部12aとベアリング18との間に備えられる。ベアリング18の外側リング18bは、本体14と軸方向に当接する。
図15および図15aは、本発明によるハブ10の第4の実施形態を示す。前述の図のハブ10の構成要素に類似しているか、または機能的に等価の図15および図15aのハブ10の構成要素は、同じ参照番号で示し、それらの説明に関しては、上記に開示した説明を参照するものとする。
本発明のこの第4の実施形態のハブ10は、調整ワッシャ30の位置が本発明の第3の実施形態のハブ10とは実質的に異なる。この第4の実施形態では、調整ワッシャ30は、ベアリング18と本体14との間に軸方向に挟入されている。
特に、調整ワッシャ30は、ベアリング18の外側リング18bおよび本体14上に形成された肩部14bに軸方向に当接する(図15、図15a)。肩部14bは、ベアリング18に対してピン12の自由端部12aの反対部分に備えられる。ベアリング18の内側リング18aは、ピン12上に形成された肩部12fに軸方向に当接する。
図14、図14aおよび図15、図15aの実施形態では、ブレーキディスク64は、本体14と一体化され、本体14はピン12上に取付けられている。ピン12は、キャップ20と一体化される。ピン12と本体14との間の相対的軸位置は、調整ワッシャ30の長手方向厚さが変化するにつれて変化する。キャップ20は自転車のフレーム52と一体化され、したがって、自転車のフレーム52に取り付けられたキャリパ62のパッド63と一体化されるため、調整ワッシャ30の長手方向厚さが変化するにつれ、パッド63に対するブレーキディスク64の軸位置が変化する。
図16〜図18および図18aは、本発明によるハブ10の第5の実施形態を示す。
前述の図のハブ10の構成要素に類似しているか、または機能的に等価の図16〜図18および図18aのハブ10の構成要素は、同じ参照番号で示し、それらの説明に関しては、上記に開示した説明を参照するものとする。
本発明のこの第5の実施形態のハブ10は、自転車後輪のハブであることにおいて、本発明の第1の実施形態により製造されたハブ10とは実質的に異なる。こうしたハブは、カップリング部分17aの異なる構造により、前述の図14および図15のハブとは本質的に異なる。そして、第5の実施形態のハブ10は、自転車のチェーンが係合する複数のスプロケット(例示せず)とのカップリング部分116を具備する、それ自体は従来のものであるフリーホイール体40を備える点においても、前述の図14および図15のハブとは本質的に異なる。
フリーホイール体40は、ピン12上に回転自在に取付けられている。一対のローラベアリング117、118(図18)が、ピン12とフリーホイール体40との間に半径方向に挟入されており、本体14と共にピン12に対してフリーホイール体40を回転させることができる。ベアリング117、118は、フリーホイール体40の対向する軸方向端部に取付けられている。特に、ベアリング118は、ピン12の自由端部12bに隣接する位置にある。
スペーサ127が、ベアリング117の外側リングとフリーホイール体40上に形成された肩部との間に軸方向に挟入されている。
フリーホイール体40は、本体14の端部のうちの一方に隣接しており(図16〜図18に示す例では、端部10b)、当該端部において、キャップ21が備えられる。ハブ10の他方の端部10aには、キャップ20が備えられる。
キャップ21は、ピン12の自由端部12bに螺合することが好ましい。特に、ピン12の自由端部12bは、(前述の雄ねじ13に類似している)雄ねじを備え、キャップ21は、こうした雄ねじに適合する雌ねじ(前述の雌ねじ26に類似している)を備える。
本発明のハブ10の第1の実施形態と全体的に類似の方法で、図16〜図18および図18aに示すハブ10は、調整ワッシャ30を備え、調整ワッシャ30は、キャップ20およびピン12と軸方向に当接して配置される。特に、調整ワッシャ30は、キャップ20の長手方向空洞部22に収容され、キャップ20およびピン12の対向する端面12dのうちの一方と軸方向に当接する(図18a)。
また、図16〜図18および図18aの実施形態では、ブレーキディスク64が、ピン12上に取付けられた本体14と一体化され、ピン12は、自転車のフレーム52と一体化されたキャップ20と一体化され、したがって、自転車のフレーム52に取り付けられたキャリパ62のパッド63と一体化されるので、ピン12と本体14との間の相対的軸位置(したがって、パッド63に対するブレーキディスク64の軸位置)は、調整ワッシャ30の長手方向厚さが変化するにつれて変化する。
図16および図17に示すとおり、ハブ10のピン12は、対向する自由端部12aおよび12bのうちの少なくとも1つ(図16および図17に示す例では、軸端部12b)に、多面体形状の半径方向内側表面11を備える。好ましくは、半径方向内側表面11は、それぞれの丸みのあるエッジ11bに複数の実質的にフラットな面11a(例えば、2つずつ接合して6つ)を備える(図17では、簡素化のために、いくつかの参照番号11a、11bのみを示す)。
また、上述の他の実施形態により製造されたハブ10のピン12(前述の図1〜15を参照し、かつ図19および図19aを実質的に参照し)は、類似した多面体形状の半径方向内側表面11を有することもできる。
図19および図19aは、本発明によるハブ10の第6の実施形態を示す。前述の図のハブ10の構成要素に類似しているか、または機能的に等価の図19および図19aのハブ10の構成要素は、同じ参照番号で示し、それらの説明に関しては、上記に開示した説明を参照するものとする。
本発明のこの第6の実施形態のハブ10は、自転車後輪のハブであり、このハブ10は、調整ワッシャ30の他に、自転車のフレーム52に対してフリーホイール体40の軸位置の調整を専門に行う更なる調整ワッシャ30aを備える、という点において、本発明の第5の実施形態によって製造されたハブ10とは実質的に異なる。
この第6の実施形態では、調整ワッシャ30aは、ベアリング118とキャップ21との間に軸方向に挟入されている。図19aを参照すると、ベアリング118は、内側リング118aおよび外側リング118bを有する。特に、調整ワッシャ30aは、キャップ21の端面128およびベアリング118の内側リング118aに軸方向に当接する。調整ワッシャ30aは、締め代なしで、ピン12の自由端部12b上に嵌合されることが好ましい。
図19および図19aの実施形態では、パッド63に対するブレーキディスク64の位置の調整は、図16〜図18および図18aの実施形態に関して上述したように、調整ワッシャ30aを介して得られる。さらに、スプロケットアセンブリは、ピン12上に取付けられたフリーホイール体40と一体化されている。ピン12は、キャップ21と一体化されている。ピン12とフリーホイール体40との間の相対的軸位置は、調整ワッシャ30aの長手方向厚さが変化するにつれて変化する。キャップ21は自転車のフレーム52と一体化されているため、調整ワッシャ30aの長手方向厚さが変化するにつれて、フレーム52に対するフリーホイール体40上に取付けたスプロケットアセンブリの軸位置が変化する。
したがって、本体14の(したがって、ブレーキディスク64の)軸位置の調整は、フリーホイール体40の(したがって、スプロケットアセンブリの)軸位置の調整に依存しない。図19の特定の例では、第1の前述の調整は、本発明の第1の実施形態に関する上述の方法と類似の方法で行うが、それでも代替として、上述の第2、または第3、または第4の実施形態と類似の方法で行うことができる。
図20および図20aは、本発明によるハブ10の第7の実施形態を示す。前述の図のハブ10の構成要素に類似しているか、または機能的に等価の図20および図20aのハブ10の構成要素は、同じ参照番号で示し、それらの説明に関しては、上記に開示した説明を参照するものとする。
本発明のこの第7の実施形態のハブ10もまた、自転車後輪のハブであるが、ディスクブレーキを有する自転車ホイールのためのものではないという点において、本発明の第6の実施形態により製造されたハブ10とは実質的に異なる。
実際に、この第7の実施形態のハブ10の本体14は、対向端部に自転車のスポークにカップリングするための部分17および17aを備えるが、ブレーキディスク64にカップリングするための部分16は備えていない。その結果として、図20、図20aのハブ10には、調整ワッシャ30が存在しない。その代わりに、本発明の第6の実施形態に関して上述の方法と全体として類似方法で、ベアリング118とキャップ21との間に軸方向に挟入された調整ワッシャ30aが備えられる。
図19および図20に示し、上記に記述した実施形態とは、調整ワッシャ30aの位置のみが異なる代替的実施形態が存在する。例えば、図21に示す第1の代替的実施形態では、フリーホイール体40は、ピン12と軸方向に一体化され、調整ワッシャ30aは、キャップ21の長手方向空洞部23に収容され、かつキャップ21およびピン12の端面に軸方向に当接する(図5〜図10に示す調整ワッシャ30に関して上述の方法と類似の方法にて)。
特に、調整ワッシャ30aは、キャップ21の端壁の軸方向内面と軸方向に当接する。この実施形態では、スプロケットアセンブリは、ピン12と一体化されたフリーホイール体40と一体化される。ピン12とフリーホイール体40との間の相対的軸位置は、キャップ21とピン12との間に挟入された調整ワッシャ30aの長手方向厚さが変化するにつれて変化する。キャップ21は自転車のフレーム52と一体化されているため、調整ワッシャ30aの長手方向厚さが変化するにつれて、フレーム52に対するフリーホイール体40上に取付けられたスプロケットアセンブリの軸位置が変化する。
図22に示す別の代替的実施形態では、調整ワッシャ30aはピン12上に形成された肩部12gとベアリング117の内側リング117aとの間に軸方向に挟入されている。
代替として、ワッシャ30aによる作用は、ベアリング117の外側リング117b(図22a)とフリーホイール体40との間に挟入されたスペーサ127によって実施され得る。スペーサ127は、図18〜図25に示されている。
図22に示す実施形態において、および/または調整ワッシャ30aによる作用がスペーサ127によって実施される場合、フリーホイール体40はピン12と軸方向に一体化されず、キャップ21(したがって、フレーム52)と一体化されたピン12に対するフリーホイール体40(したがって、フリーホイール体40上に取付けたスプロケットアセンブリ)の軸位置は、使用する調整ワッシャ30aおよび/またはスペーサ127の長手方向厚さが変化するにつれて、変化する。
上述のいずれの実施形態においても、操作者は、厚さの異なる複数の調整ワッシャの中から所望の長手方向厚さの調整ワッシャ30、30aを選択することによってハブ10を組み立て、そして、アセンブリが完成すると、自転車のフレーム52に取り付けられたキャリパ62のパッド63に対してブレーキディスク64を、および/または自転車のフレーム52に対してスプロケットアセンブリを、正確に位置決めすることができる。
当然ながら、当業者は、特定の要件と付随の要件とを満たすために、本発明のハブに対して多数の改変および変化形を提示でき、これらはいずれも、いかなる場合においても、次の請求項によって規定される保護の範囲に含まれる。

Claims (18)

  1. 自転車ホイール用のハブ(10)であって、
    −長手方向軸(X)に沿って延在するピン(12)と、
    −前記ピン(12)上に回転自在に取付けられ、自転車のフレームに対して所定の軸位置をとるように構成された第1の本体(14、40)と、
    −前記ピン(12)と前記第1の本体(14、40)との間に半径方向に挟入された第1のベアリング(18、117、118)と、
    −前記ピン(12)の第1の自由端部(12a、12b)に取り付けられ、前記自転車のフレーム(52)に関連するように構成された第1のキャップ(20、21)と、を備えた、自転車ホイール用のハブ(10)において、
    前記第1のベアリング(18、117、118)は前記第1の本体(14、40)に軸方向に当接し、前記ハブ(10)は第1の調整ワッシャ(30、30a)を備え、
    (a)当該第1の調整ワッシャ(30、30a)は、前記第1のキャップ(20、21)および前記第1のベアリング(18、117、118)のうちの一方と前記ピン(12)とに軸方向に当接する、または、前記第1のベアリング(18、117、118)と前記第1の本体(14、40)との間に軸方向に挟入される、または、
    (b)前記第1の調整ワッシャ(30a)は、前記第1のベアリング(118)と前記第1のキャップ(21)との間に軸方向に挟入される、ことを特徴とするハブ。
  2. 請求項1に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30、30a)は前記第1のキャップ(20、21)の長手方向空洞部(22、23)に収容され、前記第1のキャップ(20、21)および前記ピン(12)の対向する端面(12d)のうちの一方と軸方向に当接する、ハブ(10)。
  3. 請求項2に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30、30a)は、前記第1のキャップ(20、21)の端壁(24)の軸方向内面(24a)と軸方向に当接する、ハブ(10)。
  4. 請求項2または3に記載のハブ(10)において、
    前記長手方向空洞部(22、23)は貫通空洞部である、ハブ(10)。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のハブ(10)において、
    前記第1の本体(14)は、前記ブレーキディスク(64)とのカップリング部分(16)を備える、ハブ(10)。
  6. 請求項5に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30)は、前記第1のキャップ(20)の端面(28)および前記ピン(12)上に形成された第1の肩部(12e)に軸方向に当接する、ハブ(10)。
  7. 請求項6に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30)は、締め代なしで、前記ピン(12)の前記第1の自由端部(12a)上にフィットされる、ハブ(10)。
  8. 請求項1から5のいずれか一項に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30)は、前記第1のベアリング(18)の内側リング(18a)および前記ピン(12)上に形成された第2の肩部(12f)と軸方向に当接し、前記第2の肩部(12f)は、前記ピン(12)の前記第1の自由端部(12a)と前記第1のベアリング(18)との間に備えられる、ハブ(10)。
  9. 請求項1から5のいずれか一項に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30)は、前記第1のベアリング(18)の外側リング(18b)および前記第1の本体(14)上に形成された第3の肩部(14b)と軸方向に当接し、前記第3の肩部(14b)は、前記第1のベアリング(18)に対して、前記ピン(12)の前記第1の自由端部(12a)の反対部分に備えられる、ハブ(10)。
  10. 請求項1から4のいずれか一項に記載のハブ(10)において、
    前記第1の本体(40)は、複数のスプロケットとのカップリング部分(116)を備える、ハブ(10)。
  11. 請求項10に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30a)は、前記第1のキャップ(21)の端面(128)および前記第1のベアリング(118)の内側リング(118a)に軸方向に当接する、ハブ(10)。
  12. 請求項11に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30a)は、締め代なしで、前記ピン(12)の前記第1の自由端部(12b)上にフィットする、ハブ(10)。
  13. 請求項10に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30a)は、前記第1のベアリング(117)の内側リング(117a)および前記ピン(12)上に形成された第4の肩部(12h)に軸方向に当接する、ハブ(10)。
  14. 請求項10に記載のハブ(10)において、
    前記第1の調整ワッシャ(30a)は、前記第1のベアリング(117)の外側リング(117b)および前記第1の本体(40)上に形成された第5の肩部(14b)に軸方向に当接する、ハブ(10)。
  15. 請求項10から14のいずれか一項に記載のハブ(10)において、
    −前記ピン(12)上に回転自在に取付けられ、前記ブレーキディスク(64)とのカップリング部分を備える第2の本体(14)と、
    −前記ピン(12)と前記第2の本体(14)との間に半径方向に挟入された第2のベアリング(18)と、
    −前記ピン(12)の第2の自由端部(12a)に取り付けられ、前記自転車の前記フレーム(52)に関連するように構成された第2のキャップ(20)と、を備える、ハブ(10)。
  16. 請求項15に記載のハブ(10)において、
    第2の調整ワッシャ(30)を備え、当該第2の調整ワッシャ(30)は、前記第2のキャップ(20)および前記第2のベアリング(18)のうちの一方と前記ピン(12)とに軸方向に当接する、または前記第2のベアリング(18)と前記第2の本体(14)との間に軸方向に挟入される、ハブ(10)。
  17. 請求項1から16のいずれか一項に記載のハブ(10)において、
    前記ピン(12)は、前記自由端部(12a、12b)に、多面体形状の半径方向内側表面(11)を備える、ハブ(10)。
  18. 請求項17に記載のハブにおいて、
    前記半径方向内側表面(11)は、それぞれの丸みのあるエッジ(11b)に2つずつ接合された複数の実質的にフラットな面(11a)を備える、ハブ。
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