JP2017124777A - 車両用ホイール及び車両用ホイールの加飾方法 - Google Patents

車両用ホイール及び車両用ホイールの加飾方法 Download PDF

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Abstract

【課題】加飾部がより一層際立つような質感を呈する車両用ホイールを提供する。【解決手段】車両用ホイール1は、リム2、及び複数のスポーク5を有するディスク3を備え、車両に装着した状態で外側から見える3次元形状のホイール意匠面が多色に塗り分けられてベース色部6と加飾部7とを有する。ベース色部6は、ホイール意匠面の全体に第1の色の溶剤塗料で形成された第1の色のベース色塗膜12を有する。加飾部7は、第1の色のベース色塗膜12上の一部に第1の色とは異なる第2の色の溶剤塗料で描画形成された第2の色の加飾塗膜13と、母材金属が露出された金属露出部13aとを有する。加飾部7の金属露出部13aは、第1の色のベース色塗膜12と第2の色の加飾塗膜13との境界部、又は/及び、第2の色の加飾塗膜13の塗装面内に形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、車両用ホイールのホイール意匠面が多色に塗り分けられてベース色とは異なる色を有する加飾部を具備する車両用ホイール及び車両用ホイールの加飾方法に関するものである。
車両用ホイールにおいて、ホイール意匠面を塗装してベース色を施し、さらにベース色とは異なる色で塗り分けて様々な模様やロゴ等の加飾を施して、意匠性を高めたものが知られている。このような塗り分け技術として、マスキングを用いてホイール意匠面をベース色とは異なる色の加飾を施すことが行われているが、マスキングでは、3次元形状を有するホイール意匠面の立体的な曲面に対しては設計どおりに精細な加飾を綺麗に施すことが困難であった。また、別の技術手段として、第1の色を施したスポーク側面の一部分に金属面を露出させ、第1の色の部位では第1の色が略そのまま現れるが金属面では第2の色が現れるような第2の色のカラークリア塗料をスポーク全体に上塗りするものがあるが(特許文献3)、このものでは、マスキングは不要となるものの色の組合せが限られるという問題があった。
特願2014−137723号 特願2014−137724号 特開2010−158981号公報
本出願人は、先に、上記従来の問題を解決する技術手段として、第1の色のベース色塗膜の上に、加飾塗膜としてディスペンサー等により第2の色の塗料をドット噴射式に吐出塗布して描画形成する技術を提案した(特許文献1、2)。一方、市場では、車両用ホイールのドレスアップ、プレミアム感等の様々な要望が根強く存在し、依然として高い意匠性を持った車両用ホイールが求められている。
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、加飾部がより一層際立つような質感を呈する車両用ホイールを提供することを目的とする。
本発明に係る車両用ホイールは、
リム、及び複数のスポークを有するディスクを備え、車両に装着した状態で外側から見える3次元形状のホイール意匠面が多色に塗り分けられてベース色部と加飾部とを有する車両用ホイールであって、
ベース色部は、ホイール意匠面の全体に第1の色の溶剤塗料で形成された第1の色のベース色塗膜を有し、
加飾部は、第1の色のベース色塗膜上の一部に第1の色とは異なる第2の色の溶剤塗料で描画形成された第2の色の加飾塗膜と、母材金属が露出された金属露出部とを有し、
加飾部の金属露出部は、第1の色のベース色塗膜と第2の色の加飾塗膜との境界部、又は/及び、第2の色の加飾塗膜の塗装面内に形成されているものである。
上記構成より、ホイール意匠面においては、ベース色部ではベース色塗膜の第1の色が外観され、加飾部では加飾塗膜の第2の色と金属露出部の金属色とがともに外観される。加飾部を構成する第2の色の加飾塗膜は、描画形成されているから、3次元形状のホイール意匠面に対してマスキングを用いることなく精細且つ綺麗に形成され、ホイール意匠面の意匠性を向上することができる。例えば、マスキングでは困難な細い線からなる加飾塗膜でも精細且つ綺麗に形成される。
さらに、加飾部には、金属露出部が第1の色のベース色塗膜と第2の色の加飾塗膜との境界部もしくは第2の色の加飾塗膜の塗装面内、あるいはその両方に形成されている。これにより、第2の色の加飾塗膜は、金属露出部で輪郭を縁取ったり、塗装面内に金属露出させたロゴや切り抜き等を施すことができる。このようにして、精細且つ綺麗な第2の色の加飾塗膜に更に金属露出部を加えて構成するから、金属露出部による光輝効果と相まって一層際立った質感を呈し且つ多彩な加飾部を構成することができ、ホイール意匠面の意匠性を更に向上することができる。
第2の色の加飾塗膜は、第1の色のベース色塗膜が形成されているホイール意匠面の凹部内に形成されるようにしてよい。
この場合、3次元形状のホイール意匠面において凹部により第2の色の溶剤塗料を塗料溜りとし滲みだし等が防止されるから、第2の色の加飾塗膜がより精細且つ綺麗に設計どおりに形成され、しかも効率的に形成することができる。また、第2の色の加飾塗膜の周囲に金属露出部を形成する場合、凹部周囲に切削加工を施し易く、この位置が旋盤で切削加工が可能であればマシニングセンタでの切削加工よりも効率的且つ短時間で容易に金属露出部を形成することができる。従って、加飾部を効率的に且つ短時間で容易に形成することができる。
第2の色の加飾塗膜は、第2の色の溶剤塗料で点状、線状、又は面状に描画形成された所定デザインを構成したものとすることができる。
また、第1の色のベース色塗膜、第2の色の加飾塗膜、及び金属露出部より上の最上層にクリア塗料で形成されたクリアトップコート塗膜を備えることにより、ベース色部及び加飾部の耐食性を高くできる。
本発明に係る車両用ホイールの加飾方法は、
リム、及び複数のスポークを有するディスクを備える車両用ホイールにおいて車両に装着した状態で外側から見える3次元形状のホイール意匠面をベース色部と加飾部との多色に塗り分ける加飾方法であって、
防食及びレベリングを兼ねた下地塗装を施した後のホイール意匠面の全体に第1の色の溶剤塗料を塗装して、上記ベース色部となる第1の色のベース色塗膜を形成する工程と、
ホイール意匠面に沿って相対的にディスペンサーをNCプログラムに従って3軸又は5軸の各方向に移動させて送り速度と塗料吐出量の双方を制御しながら第1の色とは異なる第2の色の溶剤塗料をドット噴射式に吐出塗布して所定デザインを描画することにより、上記加飾部の一部となる第2の色の加飾塗膜を形成する工程と、
第1の色のベース色塗膜と第2の色の加飾塗膜との境界部、又は/及び、第2の色の加飾塗膜の塗装面内の一部を切削加工して母材金属を露出させて、上記加飾部の一部となる金属露出部を形成する工程とを有するものである。
これにより、上述した車両用ホイールが得られる。この場合、ディスペンサーをNCプログラムに従って3軸又は5軸の各方向に移動させることにより、ホイール意匠面の複合曲面であっても設計寸法どおりに第2の色の加飾塗膜を形成することができる。しかも、自由なデザインの加飾塗膜を施すことが可能であるから、様々な意匠バリエーションのデザインにも容易に対応することができる。
なお、金属露出部の形成工程前に、第1の色のベース色塗膜及び第2の色の加飾塗膜をクリア塗料を塗装してクリアコート塗膜で覆うようにしてもよい。この場合、クリアコート塗膜により、金属露出部形成工程での切削加工によるベース色塗膜や加飾塗膜の欠け、割れ、傷等を防止することができる。
本発明によれば、加飾部において、第2の色の加飾塗膜が精細且つ綺麗に形成され、さらには金属露出部の付加により一層際立った質感を呈し且つ多彩な加飾部とすることができ、ホイール意匠面の意匠性を更に向上することができる。
実施形態1による車両用ホイールの外観を示す正面図である。 実施形態1の車両用ホイールにおける加飾部の部分を拡大した正面図である。 ホイール意匠面における塗膜形成過程を示す模式図である。 第2の色の加飾塗膜形成に使用されるディスペンサーの構成を示す模式図である。 実施形態2の車両用ホイールであってホイール意匠面に凹部を設けて加飾部を形成する場合の塗膜形成過程を示す模式図である。
以下に、本発明の実施形態を添付図面を用いて説明する。
なお、本実施形態では、鍛造・スピニングにより成形された軽合金製の車両用ホイールでの塗装工程に適用されるが、本発明は、これに限らず、車両用ホイールの製法や材質を問わず適用可能であり、また、リムとディスクとが一体構造か分割構造かのいずれのタイプにも適用可能である。
(実施形態1)
図1、図2に示す車両用ホイール1は、軽合金製、例えばアルミニウム合金からなり、ディスク部3とリム部2とから構成されている。ディスク部3は、車両ハブと嵌合するハブ穴4と、ハブ穴4から外周方向に放射状に設けられた複数のスポーク5とを備えている。この車両用ホイール1のホイール意匠面は、基調色(第1の色)のベース色部6と基調色以外の色(第2の色)の着色部分を有する加飾部7,7aとを有して多色に塗り分けられている。ホイール意匠面は、車両用ホイール1を車両に装着した状態で外側から見えるリム部2及びディスク部3の表面であり、スポーク5の天面及び側面を含む。ホイール意匠面は、3次元形状を有し、例えば、丸みのあるR状、丸みのない角状、凸状、凹状等のような立体的な曲面を有している。このホイール意匠面における塗膜構成として、図3(d)に示すように、ベース色部6では、プライマー塗膜11、ベース色塗膜12、クリアトップコート塗膜14を備え、加飾部7では、ベース色塗膜12とクリアトップコート塗膜14の間に加飾塗膜13を設けた着色部分と、クリアトップコート塗膜14の下には母材金属が露出された金属露出部13aとなった光輝部分とを備えている。また、加飾部7aは、ベース色塗膜12とクリアトップコート塗膜14の間に加飾塗膜13を設けた着色部分を有し、金属露出部13aを有しないものである。これらの塗膜は、それぞれの目的等に対応する溶剤塗料を塗装することによって形成され、溶剤塗料としては、一般的には焼付け塗料が好ましく使用される。
以上の塗膜構成は、次のようにして形成される。
なお、塗膜形成前における金属素材のホイール本体10は、表面全体に防食性を高める等のための前処理としてアルカリ脱脂及びクロメート処理等の化成処理が施される。化成処理後のホイール本体10は、水洗い、乾燥される。
この後、ホイール本体10の全面に、防食ならびにレベリング目的にプライマー塗料を塗装してプライマー塗膜11を形成し、このプライマー塗膜11の上から第1の色、例えば白色や黒色の溶剤塗料を塗装することで第1の色のベース色塗膜12を形成する(ベース色塗膜形成工程、図3(a)参照)。この第1の色が車両用ホイール1におけるホイール意匠面の基調色たるベース色となる。第1の色の溶剤塗料は、第1の色となる顔料を含む各種の溶剤樹脂塗料を使用することができる。第1の色としては、上述の白色や黒色の他に、赤色、青色、黄色、緑色等の各種の色を選択することができる。
次に、第1の色のベース色塗膜12上の一部に第1の色とは異なる第2の色の溶剤塗料をディスペンサー8によって吐出塗布して描画することにより第2の色の加飾塗膜13を形成する(加飾塗膜形成工程、図3(b)参照)。この第2の色の加飾塗膜13は、リム部2のフランジ表面、スポーク5の天面及び側面を含むディスク部3の表面等のようにホイール意匠面の立体的な曲面全体における任意の位置、範囲に施すことができ、ホイール意匠面の立体曲面においてベース色部6と塗り分けられた加飾部7となって装飾効果を発揮させる。第2の色の溶剤塗料は、第2の色となる顔料を含む各種の溶剤樹脂塗料を使用することができる。第2の色としては、第1の色と同様に白色、黒色、赤色、青色、黄色、緑色等の各種の色とすることができるが、第1の色とは異なる色が選択される。第2の色としては、第1の色とコントラストの異なる色彩差がわかる色を選択するのが好ましい。また、第2の色の溶剤樹脂塗料には、所望の発色剤を含有させて第2の色がベース色の第1の色に対して一層際立つようにすることもできる。
次に、加飾部7では、加飾塗膜13とベース色塗膜12との境界部をマシニングセンタ等にて切削加工してホイール本体10の母材金属を露出させた金属露出部13aを形成する(金属露出部形成工程、図3(c)参照)。これにより、加飾塗膜13の周囲が金属露出部13aで縁取られた加飾部7となる。ここで、上記切削加工を施す範囲として、加飾塗膜13とベース色塗膜12との境界部とは、第2の色の加飾塗膜13の輪郭に沿って、加飾塗膜13の外周囲の第1の色のベース色塗膜12のみの範囲か、第1の色のベース色塗膜12と第2の色の加飾塗膜13とが跨った範囲か、あるいは加飾塗膜13の内周囲の第1の色のベース色塗膜12と第2の色の加飾塗膜13とが積層した範囲のみか、いずれかの範囲に対して切削加工を施してもよい。すなわち、出来上がりとして加飾塗膜13の周囲に金属露出部13aが形成されるように切削加工を行えばよく、その際、加飾塗膜13が形成されているホイール意匠面の位置や形状等に応じてベース色塗膜12の部位やベース色塗膜12と加飾塗膜13との積層部位を含む範囲等に切削加工を施すことができる。なお、金属露出部13aは、加飾塗膜13の周囲とともに加飾塗膜13の塗装面内の一部にも切削加工を行って加飾塗膜13の塗装面の内側をくり抜くような形態に形成してもよいし(図3(e)参照)、また、加飾塗膜13の塗装面の内側をくり抜くような形態のみとなる金属露出部13aを形成することでもよい。また、加飾塗膜13の塗装面内に彫刻にてロゴ等の加工を付加してもよく、これにより、さらに加飾性を向上することができる。
一方、加飾部7a(図1、図2参照)では、第2の色の加飾塗膜13を形成したままとし、上述の金属露出部13aを形成しない部分である。
その後、ベース色塗膜12、加飾塗膜13及び金属露出部13aの上からクリア塗料を塗装して最上層にクリアトップコート塗膜14を形成する(クリアトップコート塗膜形成工程、図3(d)参照)。以上でホイール意匠面の塗膜形成が完了する。このクリアトップコート塗膜14の形成により、ベース色塗膜12、加飾塗膜13のみならず金属露出部13aの耐候性を向上することができる。クリア塗料は、溶剤樹脂塗料が使用され、ベース色塗膜12や加飾塗膜13を色調変化させないように無色のクリア塗料を使用するのが好ましいが、有色のクリア塗料を用いてベース色塗膜12や加飾塗膜13を色調変化させるようにしてもよい。また、艶消しを行う場合は、艶消しクリア塗料を用いることができる。
ベース色塗膜12、加飾塗膜13、クリアトップコート塗膜14は、溶剤樹脂塗料が用いられる。従って、ベース色塗膜12と加飾塗膜13とが溶剤樹脂塗料同士の結合によるから、ベース色塗膜12と加飾塗膜13との間の密着性に優れ、定着性のよい加飾塗膜13をホイール意匠面の立体的な曲面に形成することができる。また、クリアトップコート塗膜14に用いるクリア塗料も溶剤樹脂塗料であるから、溶剤樹脂塗料同士の結合により、クリアトップコート塗膜14とベース色塗膜12及び加飾塗膜13との間の密着性に優れ、クリアトップコート塗膜14による保護耐久性が優れたものとなる。この場合、ベース色塗膜12、加飾塗膜13、クリアトップコート塗膜14のそれぞれの溶剤樹脂塗料に含む主成分樹脂が同種の樹脂であることが好ましい。また、ベース色塗膜12、加飾塗膜13、クリアトップコート塗膜14の各塗膜の形成をウエット・オン・ウエット塗装で行うことができ、焼付け乾燥により、各塗膜12,13,14間の結合をより強固にすることができる。
以上の塗膜構成を有する車両用ホイール1によれば、ホイール意匠面においては、ベース色部6ではベース色塗膜12の第1の色が外観され、加飾部7では加飾塗膜13の第2の色と金属露出部13aの金属色とがともに外観されることとなる。また、加飾部7に隣接する加飾部7aでは加飾塗膜13の第2の色が外観されることとなる。加飾部7や加飾部7aを構成する第2の色の加飾塗膜13は、描画形成されているから、3次元形状のホイール意匠面に対してマスキングを用いることなく精細且つ綺麗に形成され、ホイール意匠面の意匠性を向上することができる。例えば、マスキングでは困難な細い線からなる加飾塗膜13でも精細且つ綺麗に形成される。
さらに、加飾部7では、金属露出部13aが第1の色のベース色塗膜12と第2の色の加飾塗膜13との境界部に形成されている。これにより、第2の色の加飾塗膜13は、金属露出部13aで輪郭を縁取った形態とすることができる。このようにして、加飾部7は、精細且つ綺麗な第2の色の加飾塗膜13に更に金属露出部13aを加えて構成するから、金属露出部13aによる光輝効果と相まって一層際立った質感を呈し且つ多彩な加飾を構成することができ、ホイール意匠面の意匠性を更に向上することができる。
従って、加飾部7において、第2の色の加飾塗膜13が精細且つ綺麗に形成され、さらには金属露出部13aの付加により一層際立った質感を呈し且つ多彩な加飾部7とすることができ、ホイール意匠面の意匠性を更に向上することができる。その結果、ユーザの要望として車両用ホイール1のドレスアップ、プレミアム感等に応えられるような高い意匠性を持った車両用ホイール1を提供することができる。
次に、加飾部7,7aの形成方法について説明する。
加飾部7,7aにおける第2の色の加飾塗膜13は、ディスペンサー8を用いて第2の色の溶剤塗料を吐出塗布して描画することにより形成されるが、この場合、例えば、ホイール本体10の仕上げ加工等に使用される加工機9にて、第2の色の溶剤塗料による描画工程(加飾塗膜形成工程)を実施することができる。なお、加飾塗膜13の描画形成には、ディスペンサー8に限らず、例えば、インクジェットヘッド、ピースガン等のような溶剤塗料を指向性を持って線状又は点状に吐出塗布する手段を用いてもよい。
ディスペンサー8は、上述のとおり、例えば、ホイール本体10の仕上げ加工等に使用される加工機9に取り付けて使用することができ、図4に示すように、加工機9において工具ホルダー91に取り付けられている工具(図示せず)をディスペンサーノズル81と取り替えて使用される。この加工機9は、ディスペンサーノズル81を、前後方向(X軸)、左右方向(Y軸)、上下方向(Z軸)の3軸に移動可能であるか、これに加えてX軸周りの旋回(A旋回)及びY軸周りの旋回(B旋回)も可能な5軸に移動可能なものが使用される。なお、3軸又は5軸の移動は、ディスペンサーノズル81だけによる移動に限らず、ワークWとなるホイール本体10を固定するワークテーブル92の移動と合せて実現されることでもよい。そして、ディスペンサーノズル81を取り付けた加工機9では、NCプログラムに基づいてディスペンサーノズル81を3軸又は5軸に動かし、ワーク(ベース色塗膜12形成後のホイール本体10)Wの塗装面と一定のクリアランスを保持してディスペンサーノズル81の移動ならびに塗装範囲を制御しながら、塗装面に第2の色の溶剤塗料を吐出塗布して描画することにより、ホイール意匠面の立体的な曲面におけるベース色塗膜12上に第2の色の加飾塗膜13を形成する。
ディスペンサー8を用いて第2の色の溶剤塗料を吐出塗布して描画することにより、ホイール意匠面の立体的な曲面に対して簡易に且つ綺麗な加飾塗膜13を形成することができ、例えば、従来はデカール等でしかできないような小さな文字やロゴなどの細かい装飾であっても簡易に且つ綺麗な加飾塗膜13として形成することができる。また、ディスペンサー8をNCプログラムに従って3軸又は5軸の各方向に移動させることにより、デカール等ではしわが出来たりして綺麗に貼り付けるのが難しかったホイール意匠面の複合曲面であっても設計寸法どおりに綺麗な加飾塗膜13を形成することができる。従来のマスキングによりホイール意匠面を塗り分けて加飾する場合と比べても、簡易に且つ綺麗な加飾塗膜13を形成することができる。しかも、ディスペンサー8による描画形成によれば、自由なデザインの加飾塗膜13を形成することが可能であるから、デカール等のようにデザイン毎に応じた仕様のものを用意する必要もなく、塗料と加工データのみで様々な意匠バリエーション、デザインにも容易に対応することができる。また、デカール等では様々な仕様、バリエーションのものを用意して貼付作業が人的作業で手間取るのに対して、ディスペンサー8による描画形成によれば、効率的かつ個人差等なく加飾塗膜13の形成が可能である。
ディスペンサー8は、ディスペンサーノズル81のノズル径、ディスペンサーノズル81と塗装面とのクリアランス、溶剤塗料の吐出量、及びNCプログラムの座標データ等を適宜に設定して第2の色の溶剤塗料を吐出塗布して描画する。そして、ディスペンサー8により第2の色の溶剤塗料を吐出塗布して線や点を描くようにする構成とすれば、線や点で形成する繊細な加飾塗膜13でもホイール意匠面の立体的な曲面全体にわたって容易に形成することができる。例えば、図5に示すように、ディスク部3の外周の狭い範囲であっても繊細な加飾塗膜13を容易に形成することができる。また、ディスペンサー8により第2の色の溶剤塗料を一定範囲にわたって吐出塗布することで、面状(ベタ塗り)の加飾塗膜13も容易に形成することができる。
このように、ディスペンサー8の設定次第で点や線、面(一定範囲)の吐出塗布が可能であるから、ロゴマーク、文字、記号、図形、模様、柄等の描画で表現可能な様々なタイプの加飾塗膜13、ベタ塗りの加飾塗膜13、その他にも様々な形態の加飾塗膜13を形成することができ、ホイール意匠面の立体的な曲面に対して多彩な塗り分けを簡単に実現することができる。また、第2の色の溶剤塗料の使用量を必要最低限にして余剰な塗料使用を抑えることができ、コスト、作業環境面にも優れた塗装が実現される。
ディスペンサーノズル81からは、第2の色の溶剤塗料を連続的に吐出塗布する構成でもよいが、第2の色の溶剤塗料をドット噴射式に間欠的に吐出塗布する構成とするのが好ましい。溶剤塗料をドット状に噴射して吐出塗布する場合は、ディスペンサーノズル81と塗装面との間のクリアランス(距離)を比較的大きくしても、塗料溜りが出来ずにディスペンサーノズル81の軌跡に従って綺麗に描画することができる。従って、上記クリアランスを大きく設定することにより、ディスペンサーノズル81とワークWとの衝突が確実に回避され、ディスペンサーノズル81の可動範囲を広げることができる。その結果、3次元形状のホイール意匠面のあらゆる場所に様々な形態の加飾塗膜13を容易に描画形成することができ、また、ホイール意匠面の複雑な曲面であっても設計寸法どおりに加飾塗膜13を容易に描画形成することができる。
また、ディスペンサーノズル81から第2の色の溶剤塗料を連続吐出する場合でも間欠吐出する場合でも、ディスペンサーノズル81の送り速度や塗料吐出量を制御することにより、加飾塗膜13の色の濃さや線の太さ等を設定することができる。さらに、ディスペンサーノズル81から第2の色の溶剤塗料を連続吐出する場合でも間欠吐出する場合でも、例えば、描画ラインのコーナー部では、ディスペンサーノズル81の移動速度の低下に伴って塗料吐出量を減少させることで、線幅が太くならず直線部での線幅と均一に揃えること等も容易に行える。
ディスペンサー8は、単一のディスペンサーノズル81により単一色の第2の色の溶剤塗料を吐出塗布する構成に限らず、第2の色の溶剤塗料として異なる色の溶剤塗料をそれぞれ吐出塗布する複数のディスペンサーノズル81を用いて色替え可能に構成することができる。これにより、色違いの加飾塗膜13を組み合わせた加飾部7も簡単に形成することができ、カラーバリエーションが豊富な加飾部7によってホイール意匠面の装飾効果をさらに向上することができる。従って、ホイール意匠面を構成するリム部2やディスク部3の立体的な曲面全体における任意の位置に任意の範囲で自由なデザインの加飾部7を単色のみならず多色に施すことができる。そして、これに金属露出部13aを付加することで更なる装飾性を付加することが可能である。
ディスペンサー8により粘度の高い第2の色の溶剤塗料を吐出塗布する構成とすることができる。粘度の高い溶剤塗料を用いることにより、塗料溜りや液だれ、さらには見切り等を抑制することができる。これにより、3次元形状を有するホイール意匠面の傾斜面や曲面等に第2の色の溶剤塗料を吐出塗布したときでも塗料が液だれや溜り等とならず保持性に優れた塗装を実現することができる。また、1回の塗布で高膜厚の塗装も実現可能であり、重ね塗りを最小限に止めるか無くすことができ、塗料使用量を必要最低限とすることができる。従って、第2の色の溶剤塗料の塗装作業を効率的に行うことができる。
加飾塗膜13及びクリアトップコート塗膜14の形成をウエット・オン・ウエット塗装で行い、その後、焼付け乾燥するものとする。これにより、吐出塗布後の加飾塗膜13がクリアトップコート塗膜14で覆われた状態で焼付け乾燥されるから描画された加飾塗膜13が焼付け乾燥による変形等を抑えることができ、また、塗装工程を簡略且つ効率的に行うことができる。
次に、加飾部7における金属露出部13aの形成は、切削工具を用いて加飾塗膜13の周囲等の塗膜を削ってホイール本体10の母材金属を露出させることにより形成されるが、この場合、例えば、上記の加飾塗膜形成工程においてディスペンサーノズル81を装着した同一の加工機9にて、ディスペンサーノズル81とツール交換して切削工具を装着するか、ディスペンサーノズル81とともに切削工具を装着することにより、切削工程(金属露出部13aの形成工程)を実施することができる。
例えば、加工機9に切削工具を装着して、NCプログラムに基づいて切削工具を3軸又は5軸に動かし、ワーク(加飾塗膜13形成後のホイール本体10)Wの加工面と一定のクリアランスを保持して切削工具の移動ならびに切削範囲を制御しながら、金属露出部13aを形成することができる。このようにして、ディスペンサーノズル81の可動の場合と同じく、切削工具を可動させることにより、加飾塗膜13の周囲や塗装面内に切削加工を施して金属露出部13aを形成することも容易に行うことができる。また、金属露出部13aの形成に際して切削加工の工程が増えるものの、新たに専用設備は特に必要とせず、既設機械を用いる事も可能なため、効率的かつ最低限のコスト上乗せで優れた加飾が実現される。なお、金属露出部13aの形成は、ディスペンサーノズル81とツール交換等する加工機9で実施することに限らず、ディスペンサー8とは別の切削加工機を用いて行うようにしてもよい。
(実施形態2)
図5(e)に示すように、実施形態2の車両用ホイール1Aでは、ホイール意匠面の加飾部7を設ける部位に予め凹部15を設けるようにし、第2の色の加飾塗膜13は、第1の色のベース色塗膜12が形成されているホイール意匠面の凹部15内に形成されるようにしたものである。この場合、3次元形状のホイール意匠面において凹部15により第2の色の溶剤塗料を塗料溜りとし滲みだし等が防止されるから、第2の色の加飾塗膜13がより精細且つ綺麗に設計どおりに形成され、しかも効率的に形成することができる。また、第2の色の加飾塗膜13の周囲に金属露出部13aを形成する際、凹部15周囲に切削加工を施し易く、この位置が旋盤で切削加工が可能であればマシニングセンタでの切削加工よりも効率的且つ短時間で容易に金属露出部13aを形成することができる。従って、加飾部7を効率的に且つ短時間で容易に形成することができる。
図5を参照して、例えば、旋盤でスポーク5天面に切削加工を施す場合、この旋盤による切削加工を行うスポーク5天面に加飾塗膜13を設けるに際して、ホイール意匠面にプライマー塗膜11を形成した後、当該加飾塗膜13の形成部位を切削して凹部15を形成し(図5(a)参照)、このホイール意匠面に第1の色のベース色塗膜12を形成し(図5(b)参照)、次に、凹部15内の全体に第2の色の加飾塗膜13を形成した後(図5(c)参照)、このスポーク5天面を旋盤で切削加工することにより、スポーク5天面に光輝面の金属露出部13aが形成されるとともに金属露出部13aの範囲中の凹部15に第2の色の加飾塗膜13を残すことができる(図5(d)参照)。この後、ホイール意匠面にクリア塗料を塗装してクリアトップコート塗膜14を最上層に形成する(図5(e)参照)。
この例では、スポーク5の天面において、凹部15内には、スポーク5側面などのベース色部6におけるベース色塗膜12の第1の色とは別の加飾塗膜13の第2の色と、この加飾塗膜13の輪郭に沿ってベース色塗膜12の膜厚分の第1の色とが現れ、一方、凹部15周囲には、金属露出部13aによる光輝面が現れるという多彩な加飾部7を容易に作製することが可能であると同時に、ホイール意匠面の意匠性を更に向上することができる。
なお、実施形態2において、上述以外の構成及び加飾方法は、実施形態1と同様である。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々変更を施すことが可能である。
例えば、上記実施形態では、第2の色の溶剤塗料の描画形成に用いるディスペンサーノズル81や金属露出部13aの形成に用いる切削工具を加工機9に取り付ける構成とするが、ディスペンサーノズル81や切削工具を多関節ロボット又は多軸アームを備える機械等によりNCプログラムに基づいて3次元的に移動可能な構成としてもよい。
金属露出部13aを形成する切削加工前に、第1の色のベース色塗膜12と第2の色の加飾塗膜13を、例えば透明なクリア塗料で塗装してクリアコート塗膜で覆うようにすることが好ましい。すなわち、切削加工を行う場合、塗膜と金属露出部13aの界面において塗膜の欠けや割れ、また切削屑により傷が生じやすく、この欠け等が外観上目立ちやすいが、金属露出部13aを形成する切削加工前に第1の色のベース色塗膜12と第2の色の加飾塗膜13をクリアコート塗膜で覆うことで、ベース色塗膜12や加飾塗膜13の欠けや割れ、傷等の発生を防止することができ、また、被覆のクリアコート塗膜により耐食性を高めることができる。なお、この場合、切削加工により被覆のクリアコート塗膜に欠け等が生じ得るが、透明ゆえに最上層のクリアトップコート塗膜14の形成により外観上目立つことはない。
1,1A 車両用ホイール
2 リム部
3 ディスク部
4 ハブ穴
5 スポーク
6 ベース色部
7,7a 加飾部
8 ディスペンサー
9 加工機
10 ホイール本体
11 プライマー塗膜
12 ベース色塗膜
13 加飾塗膜
13a 金属露出部
14 クリアトップコート塗膜
15 凹部
81 ディスペンサーノズル
91 工具ホルダー
92 テーブル
W ワーク

Claims (5)

  1. リム、及び複数のスポークを有するディスクを備え、車両に装着した状態で外側から見える3次元形状のホイール意匠面が多色に塗り分けられてベース色部と加飾部とを有する車両用ホイールであって、
    ベース色部は、ホイール意匠面の全体に第1の色の溶剤塗料で形成された第1の色のベース色塗膜を有し、
    加飾部は、第1の色のベース色塗膜上の一部に第1の色とは異なる第2の色の溶剤塗料で描画形成された第2の色の加飾塗膜と、母材金属が露出された金属露出部とを有し、
    加飾部の金属露出部は、第1の色のベース色塗膜と第2の色の加飾塗膜との境界部、又は/及び、第2の色の加飾塗膜の塗装面内に形成されている車両用ホイール。
  2. 請求項1に記載の車両用ホイールにおいて、
    第2の色の加飾塗膜は、第1の色のベース色塗膜が形成されているホイール意匠面の凹部内に形成されている車両用ホイール。
  3. 請求項1又は2に記載の車両用ホイールにおいて、
    第2の色の加飾塗膜は、第2の色の溶剤塗料で点状、線状、又は面状に描画形成された所定デザインを構成したものである車両用ホイール。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ホイールにおいて、
    第1の色のベース色塗膜、第2の色の加飾塗膜、及び金属露出部より上の最上層にクリア塗料で形成されたクリアトップコート塗膜を備える車両用ホイール。
  5. リム、及び複数のスポークを有するディスクを備える車両用ホイールにおいて車両に装着した状態で外側から見える3次元形状のホイール意匠面をベース色部と加飾部との多色に塗り分ける加飾方法であって、
    防食及びレベリングを兼ねた下地塗装を施した後のホイール意匠面の全体に第1の色の溶剤塗料を塗装して、上記ベース色部となる第1の色のベース色塗膜を形成する工程と、
    ホイール意匠面に沿って相対的にディスペンサーをNCプログラムに従って3軸又は5軸の各方向に移動させて送り速度と塗料吐出量の双方を制御しながら第1の色とは異なる第2の色の溶剤塗料をドット噴射式に吐出塗布して所定デザインを描画することにより、上記加飾部の一部となる第2の色の加飾塗膜を形成する工程と、
    第1の色のベース色塗膜と第2の色の加飾塗膜との境界部、又は/及び、第2の色の加飾塗膜の塗装面内の一部を切削加工して母材金属を露出させて、上記加飾部の一部となる金属露出部を形成する工程と、
    を有する車両用ホイールの加飾方法。

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