JP2017124236A - 観賞用物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】作製過程で失敗を生じた場合でも簡単にやり直しができ、出来上がりの達成感や出来上がったものを鑑賞することによる充足感を与えることが可能な観賞用物品を提供する。【解決手段】観賞用物品10は、ベースプレート11と、ベースプレート11に着脱可能に取り付け可能なフレイムプレート12と、ベースプレート11とフレイムプレート12との間に着脱可能に挟み込み可能なピクチャーシート13とを備えている。フレイムプレート12は、ベースプレート11とフレイムプレート12との間にピクチャーシート13を挟み込んだ状態で、フレイムプレート12の外部からピクチャーシート13に設けられているピクチャー13bの少なくとも一部を目視できるようにするための露出孔12a1を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、観賞用物品に関する。
特許文献1及び2には、シートの一面に設けられた枠内に所望の着色材料(合成樹脂又は粘土)を適宜充填して作製する塗り絵相当物が開示されている。
このような塗り絵相当物は、作製過程(着色材料の充填)に面白みはあるものの、着色材料のはみ出しや色間違い等を原因として、やり直しができない失敗を作製過程で生じ易く、幼児や手先が器用でない者が当該作製を思い通りに行うには難しいものであった。また、この種の玩具の楽しさは作製過程にあることは勿論であるが、出来上がりの達成感や出来上がったものを鑑賞することによる充足感を与えることも重要である。
特開平08−314371号公報 特開平09−134116号公報
本発明は、作製過程で失敗を生じた場合でも容易にやり直しができ、出来上がりの達成感や出来上がったものを鑑賞することによる充足感を与えることが可能な観賞用物品を提供することを目的の一つとする。
本発明に係る観賞用物品は、ベース部材と、前記ベース部材に着脱可能なフレイム部材と、前記ベース部材と前記フレイム部材との間に着脱可能に挟み込み可能なピクチャー部材とを備え、前記フレイム部材は、前記ベース部材と前記フレイム部材との間に前記ピクチャー部材を挟み込んだ状態で、前記フレイム部材の外部から前記ピクチャー部材に設けられている絵柄の少なくとも一部を目視できるようにするための露出孔を有している。
本発明によれば、作製過程で失敗を生じた場合でも容易にやり直しができ、出来上がりの達成感や出来上がったものを鑑賞することによる充足感を与えることが可能な観賞用物品を提供することができる。
図1(A)は組み立て後の観賞用物品の前面図、図1(B)は同側面図、図1(C)は同後面図である。 図2(A)は図1に示したベースプレートの前面図、図2(B)は同側面図、図2(C)は同後面図である。 図3(A)は図1に示したフレイムプレートの前面図、図3(B)は同側面図、図3(C)は同後面図である。 図4(A)は図1に示したピクチャーシートの前面図、図4(B)は図4(A)に示したピクチャーシートの代用となるピクチャーシートの前面図である。 図5は図1に示した観賞用物品の組み立て方法の説明図である。 図6(A)は図4(A)に示したピクチャーと配色が異なるピクチャーを有するピクチャーシートの前面図、図6(B)は図6(A)に示したピクチャーシートの代用となるピクチャーシートの前面図である。 図7(A)は図4(A)に示したピクチャーとデザインが異なるピクチャーを有するピクチャーシートの前面図、図7(B)は図7(A)に示したピクチャーシートの代用となるピクチャーシートの前面図である。 図8は図7(A)に示したピクチャーシートに対応した露出孔を有するフレイムプレートの前面図である。 図9(A)は吊り下げ用部品の前面図、図9(B)は同側面図、図9(C)は同後面図である。 図10(A)は図1に示した観賞用物品に吊り下げ用部品を取り付けた状態の前面図、図10(B)は同側面図、図10(C)は同後面図である。 図11(A)は起立用部品を構成する支柱部品の前面図、図11(B)は同側面図である。 図12は図1に示した観賞用物品に起立用部品を取り付けた状態の側面図である。 図13(A)は支持用部品を構成する第2支柱部品の前面図、図13(B)は同側面図である。 図14は図1に示した観賞用物品に支持用部品を取り付けた状態の側面図である。 図15(A)は連結用部品の前面図、図15(B)は同側面図である。 図16は図1に示した観賞用物品の2個に連結用部品を取り付けた状態の後面図である。
《第1実施形態》
以下、図1〜図8を用いて本発明の観賞用物品の構造及び効果等について説明する。ここでは、説明の便宜上、図1(A)の手前側を前、奥側を後と表記し、他の図についても同様に表記する。
図1は組み立て後の観賞用物品10を示すものであって、この観賞用物品10は、ベースプレート11と、ベースプレート11に着脱可能に取り付け可能なフレイムプレート12と、ベースプレート11とフレイムプレート12との間に着脱可能に挟み込み可能なピクチャーシート13とを備えている。
図2に示したように、ベースプレート11は、前面形状が正六角形を成すプレート本体11aと、プレート本体11aの後面周囲に設けられた後面形状が正六角形を成す壁部11bとを有している。プレート本体11aの厚さは略一定であり、壁部11bを構成する6つの面状部分の厚さ及び高さは略一定である。
このベースプレート11は合成樹脂、例えば、汎用ポリスチレン(GPPS)やABS樹脂等から形成されていて、好ましくは透光性を有する透明又は半透明(黒色、灰色又は有彩色で着色された半透明を含む)である。勿論、ベースプレート11として、黒色、灰色又は有彩色等で着色された非透光性のものを用いることも可能である。
プレート本体11aの後面の1つの角の近傍には円柱状の補強部11a1が設けられており、この補強部11a1にはその後面からプレート本体11aの前面に及ぶ円形状の貫通孔11a2が設けられている。プレート本体11aの前面に現れる貫通孔11a2は、観賞用物品10を組み立てるときの位置的な目印としての役目も果たしている。
壁部11bの6つの角それぞれには、前面形状が略V字形を成す凸部11b1が、壁部11bの外面から外側に突出するように設けられている。各凸部11b1の寸法及び形状は略同じであり、各凸部11b1の後面は壁部11bの後面と面一であり、各凸部11b1の前面は壁部11bの外面の高さ方向の略中間位置に達している。
また、壁部11bの6つの面状部分それぞれの中央には、側面形状が略コ字形を成す凹部11b2が、壁部11bの後面から前側に及ぶように設けられている。各凹部11b2の寸法及び形状は略同じであり、各凹部11b2の深さは各凸部11b1の高さよりも浅い。
図3に示したように、フレイムプレート12は、前面形状が正六角形を成すプレート本体12aと、プレート本体12aの後面周囲に設けられた後面形状が正六角形を成す壁部12bとを有している。プレート本体12aの厚さは略一定であり、壁部12bを構成する6つの面状部分の厚さ及び高さは略一定である。また、壁部12bの内側空間(正六角柱状の空間)の後面形状は、ベースプレート11のプレート本体11aの前面形状と略一致している。さらに、壁部12bの高さは、ベースプレート11のプレート本体11aの厚さと壁部12bの高さとピクチャーシート13の厚さとの和と略一致している。即ち、フレイムプレート12の壁部12bの内側に、ベースプレート11を着脱可能に嵌め込めるようになっている。
このフレイムプレート12は合成樹脂、例えば、汎用ポリスチレン(GPPS)やABS樹脂等から形成されていて、好ましくは透光性を有しない黒色である。勿論、フレイムプレート12として、黒色、灰色又は有彩色等で着色された透光性のものを用いることも可能である。
プレート本体12aには、ピクチャーシート13に設けられているピクチャー13b(図4(A)を参照)の少なくとも一部をフレイムプレート12の外部から目視できるようにするための露出孔12a1が設けられている。図示した露出孔12a1は複数個(図中は3個)の貫通孔から成っていて、ピクチャー13b(図4(A)を参照)における各貫通孔に対応した部分をフレイムプレート12の外部から目視できるようになっている。各貫通孔は、輪郭を表す主枠線の他に、内側模様を表す副枠線を有しており、副枠線はプレート本体12aと略同じ厚さと内側模様に対応した幅を有している。この主枠線及び副枠線の態様等については、後述のピクチャープレート13の説明において補足する。
また、プレート本体12aの前面の1つの角の近傍には、ベースプレート11の貫通孔11aに対応した円形状の貫通孔12a2が設けられている。この貫通孔12a2は、観賞用物品10を組み立てるときの位置的な目印としての役目も果たしている。
壁部12bの6つの角それぞれには、後面形状が略V字形を成す凹部12b1が、壁部11bの後面から前側に及ぶように設けられている。各凹部12b1の寸法及び形状は略同じであり、各々の寸法及び形状はベースプレート11の各凸部の寸法及び形状と略一致している。即ち、フレイムプレート12の壁部12bの内側にベースプレート11を着脱可能に嵌め込むときに、フレイムプレート12の壁部12bの各凹部12b1の内側それぞれに、ベースプレート11の各凸部11b1を着脱可能に嵌め込めるようになっている。
また、壁部12bの6つの面状部分それぞれの中央には、側面形状が略コ字形を成す凹部12b2が、壁部12bの後面から前側に及ぶように設けられている。各凹部12b2の寸法及び形状は略同じであり、各々の寸法及び形状はベースプレート11の各凹部11b2の寸法及び形状と略一致しており、各々の位置はベースプレート11の各凹部11b2と整合する位置となっている。
図4(A)に示したように、ピクチャーシート13は、輪郭が正六角形を成すシート本体13aと、シート本体13aの前面に設けられたピクチャー13bとを有している。また、ピクチャーシート13の輪郭は、ベースプレート11のプレート本体11aの前面形状と略一致している。さらに、シート本体13aの前面の1つの角の近傍には、ベースプレート11の貫通孔11aに対応した円形状の貫通孔13a1が設けられている。この貫通孔13a1は、観賞用物品10を組み立てるときの位置的な目印としての役目も果たしている。
このピクチャーシート13は、上質紙や合成樹脂シート等から成るシート本体13aの前面に、オフセット印刷やグラビア印刷等の印刷法によってピクチャー13bを設けたものである。また、ピクチャーシート13の厚さは0.1〜0.3mm程度で極めて薄いものを用いることができる。また、ピクチャーシート13として、透光性を有するものや非透光性のものを用いることが可能である。
ピクチャー13bは、例えばアニメーションや漫画や小説等に登場するキャラクターを模したものや、動物や自動車や飛行機等を模したもの等、適宜選択できる。図示したピクチャー13bはうさぎの目及び耳と人参等に対応する複数個の色彩部分(下地となる色彩部分が含まれていても良い)から成るが、各色彩部分は輪郭を表す線や内側模様を表す線(うさぎの目を除く)を有していない。即ち、ピクチャー13bは、その前面にフレイムプレート12のプレート本体12aを重ねたときに、露出孔12a1を構成する各貫通孔の主枠線及び副枠線によって、うさぎの顔及び耳の輪郭と耳及び口の内側模様、並びに、人参の本体及び葉の輪郭と本体及び葉の内側模様が、フレイムプレート12の外部から目視できるようになっている。
勿論、図4(A)に示したピクチャーシート13の代わりに、図4(B)に示したピクチャーシート13’を使用することもできる。このピクチャーシート13’に設けられたピクチャー13b’は、前記ピクチャー13bと同様の複数個の色彩部分を有すると共に、各色彩部分に輪郭を表す線と内側模様を表す線(うさぎの目を除く)が付加されている。因みに、ピクチャーシート13の代わりにピクチャーシート13’を使用した場合には、ピクチャー13b’に輪郭を表す線と内側模様を表す線があるため、ピクチャーシート13を使用する場合よりも後述の組み立ての難易度は下がる。
観賞用物品10を組み立てるときには、例えば、卓上にベースプレート11を置き、続いてベースプレート11のプレート本体11aの前面にピクチャー13bを載せ、続いてベースプレート11及びピクチャーシート13を覆うようにフレイムプレート12をベースプレート11に被せて、ベースプレート11のプレート本体11a及び壁部11bにフレイムプレート12の壁部12bを嵌め込むと共に、ベースプレート11の各突起11b1にフレイムプレート12の各凹部12b1を嵌め込む(図5を参照)。フレイムプレート12の壁部12bの高さが、ベースプレート11のプレート本体11aの厚さと壁部12bの高さとピクチャーシート13の厚さとの和と略一致しているため、組み立て後はベースプレート11の壁部11bの後面とフレイムプレート12の壁部12bの後面は略面一になる。
組み立て過程で、ベースプレート11の貫通孔11a2と、ピクチャーシート13の貫通孔13a1と、フレイムプレート12の貫通孔12a2の位置を合わせるようにすれば、ピクチャーシート13のピクチャー13bとフレイムプレート12の露出孔12a1とに位置ズレが生じることを防止できる。万が一、組み立て後の観賞用物品10において、ピクチャーシート13のピクチャー13bとフレイムプレート12の露出孔12a1とに位置ズレが生じてしまった場合には、フレイムプレート12をベースプレート11から取り外した後に、ピクチャーシート13を向きを変えてから、再び、フレイムプレート12をベースプレート11に嵌め込めば良い。
このように、前述の観賞用物品10によれば、観賞用物品10を組み立てる過程(作製過程)で失敗を生じた場合でも簡単にやり直しが行えるため、幼児や手先が器用でない者であっても当該組み立てを楽しく行える。しかも、出来上がりの達成感や出来上がったものを鑑賞することによる充足感を与えることが可能である。
また、ベースプレート11とピクチャーシート13の両者を透光性を有するものとすれば、組み立て後の観賞用物品10の後方から光を当てることにより、フレイムプレート12の露出孔12a1を通じて目視できるピクチャー13bの少なくとも一部の見栄えを良くして、前記の達成感及び充足感をより一層高めることができる。
また、フレイムプレート12の露出孔12a1が複数個の貫通孔から構成されているため、観賞用物品10を組み立てる過程の面白みを高められる。因みに、観賞用物品10を組み立てる過程の面白みをより一層高める方法としては、ベースプレート11、ピクチャーシート13及びフレイムプレート12から位置的目印となる貫通孔11a2、13a1及び貫通孔12a2を排除して、観賞用物品10の組み立ての難易度を上げる方法の他、露出孔12a1を構成する貫通孔の個数をピクチャー13bに見合うように適宜増加させて、観賞用物品10の組み立ての難易度を上げる方法等が挙げられる。
さらに、フレイムプレート12の壁部12bの内側にベースプレート11を着脱可能に嵌め込めるように構成されているため、組み立てに係るフレイムプレート12の取り付け作業及び取り外しを簡単、且つ、確実に行うことが可能である。
さらに、ベースプレート11に複数個の凸部11b1を設け、これら凸部11b1が着脱可能に嵌め込まれる凹部12b1をフレイムプレート12に設けているので、フレイムプレート12へのベースプレート11を嵌め込み力が弱い場合でも、この嵌め込み力を凸部11b1と凹部12b1との嵌め込み力によって補うことができ、これにより組み立て後の観賞用物品10からベースプレート11が抜けてしまう等の不具合を防止できる。
〈第1実施形態の変形例〉
(1)所定配色のピクチャー13bを有するピクチャーシート13を図4(A)に示したが、ピクチャー13bと配色が異なるピクチャー14bを有するピクチャーシート14(図6(A)を参照)を別途用意しておけば、ベースプレート11及びフレイムプレート12を変えずに、配色が異なるピクチャー14bを有するピクチャーシート14を使用できる。このようにすれば、配色が異なる2種類以上のピクチャー(13b、14b)を好みや気分に応じて選択できるといった別の面白みを付加できる。勿論、図6(A)に示したピクチャーシート14の代わりに、図6(B)に示したピクチャーシート14’、即ち、ピクチャー14bの各色彩部分に輪郭を表す線と内側模様を表す線が付加されたピクチャー14bを有するピクチャーシート14’を使用しても良い。
(2)所定デザインのピクチャー13bを有するピクチャーシート13を図4(A)に示したが、デザインが異なるピクチャー15bを有するピクチャーシート15(図7を参照)を別途用意すると共に、このピクチャーシート15に対応した露出孔16a1を有するフレイムプレート16(図8を参照)を別途用意しておけば、ベースプレート11を変えずに、デザインが異なるピクチャー15bを有するピクチャーシート15を使用できる。このようにすれば、デザインが異なる2種類以上のピクチャー(13b、15b)を好みや気分に応じて選択できるといった別の面白みを付加できる。
図8に示したフレイムプレート16は、ピクチャーシート15に設けられたピクチャー15b(図7(A)を参照)の少なくとも一部をフレイムプレート16の外部から目視できるようにするための露出孔16a1が設けられている。図示した露出孔16a1は複数個(図中は5個)の貫通孔から成っていて、ピクチャー15b(図7(A)を参照)における各貫通孔に対応した部分をフレイムプレート16の外部から目視できるようになっている。各貫通孔は、輪郭を表す主枠線の他に、内側模様を表す副枠線を有しており、副枠線はプレート本体16aと略同じ厚さと内側模様に対応した幅を有している。
図7(A)に示したピクチャー15bはうさぎの目及び耳と玉葱等に対応する複数個の色彩部分(下地となる色彩部分が含まれていても良い)から成るが、各色彩部分は輪郭を表す線や内側模様を表す線(うさぎの目を除く)を有していない。即ち、ピクチャー15bは、その前面にフレイムプレート16のプレート本体16aを重ねたときに、露出孔16a1を構成する各貫通孔の主枠線及び副枠線によって、うさぎの顔及び耳の輪郭と耳及び口の内側模様、並びに、玉葱の輪郭と内側模様が、フレイムプレート16の外部から目視できるようになっている。
勿論、図7(A)に示したピクチャーシート15の代わりに、図7(B)に示したピクチャーシート15’を使用しても良い。このピクチャーシート15’に設けられたピクチャー15b’は、前記ピクチャー15bと同様の複数個の色彩部分を有すると共に、各色彩部分に輪郭を表す線と内側模様を表す線(うさぎの目を除く)が付加されている。因みに、ピクチャーシート15の代わりにピクチャーシート15’を使用した場合には、ピクチャー15b’に輪郭を表す線と内側模様を表す線があるため、ピクチャーシート15を使用する場合よりも組み立ての難易度は下がる。ピクチャー15bと配色が異なるピクチャーを有するピクチャーシートを使用する場合については、前記(1)で述べた手法等が同様に採用できる。
(3)ベースプレート11に複数個の凸部11b1を設け、これら凸部11b1が着脱可能に嵌め込まれる凹部12b1をフレイムプレート12に設けたものを図2及び図3に示したが、フレイムプレート12のプレート本体12aの後面の6つの角それぞれの内側に同形態の凸部を設け、これら凸部が着脱可能に嵌め込まれる同形態の凹部をベースプレート11のプレート本体11aの6つの角それぞれに設けるようにしても、凸部と凹部による着脱可能な嵌め込みを行える。
(4)ベースプレート11に複数個の凸部11b1を設け、これら凸部11b1が着脱可能に嵌め込まれる凹部12b1をフレイムプレート12に設けたものを図2及び図3に示したが、フレイムプレート12の壁部12bとベースプレート11との間に十分な嵌め込み力が確保できる場合には、ベースプレート11から複数個の凸部11b1を排除し、且つ、フレイムプレート12から複数個の凹部12b1を排除しても良い。
(5)ベースプレート11に壁部11bを設けたものを図2に示したが、プレート本体11aの厚さを壁部11bの高さ分だけ厚くすれば、ベースプレート11から壁部11bを排除できるし、補強部11a1も排除できる。
(6)フレイムプレート12に設けた壁部12bを利用してベースプレート11の嵌め込みを行うものを図2及び図3に示したが、他の嵌め込み手段、例えば、ベースプレート11のプレート本体11aとフレイムプレート12のプレート本体12aの一方に設けた複数のピンと他方に設けたピン差し込み孔等を採用しても、前記同様の嵌め込みを行えると共にフレイムプレート12から壁部12bを排除することもできる。
(7)ベースプレート11とフレイムプレート12のそれぞれに複数個の凹部11b2と同数の凹部12b2を設けたものを図2及び図3に示したが、これら凹部11b2及び12b2は後記吊り下げ用部品21と後記連結用部品24を観賞用物品10に取り付けるときの配慮であるため、後記吊り下げ用部品21と後記連結用部品24を使用しない場合には必ずしも必要なものではない。
《第2実施形態》
以下、図9及び図10を引用して、吊り下げ用部品を備える観賞用物品の構造及び効果等について説明する。ここでは、説明の便宜上、図10(A)の手前側を前、奥側を後、上側を上、下側を下と表記し、他の図についても同様に表記する。
吊り下げ用部品21(図9を参照)は、図1に示した観賞用物品10を吊り下げ状態で設置するときに用いられる。吊り下げ用部品21は、前面形状が略V字形(内面角度は略60度)を成す部品本体21aと、部品本体21aの両先端部の下側それぞれに設けられた取付部21bと、部品本体21aの中央の上側に設けられた薄板部21cとを有している。
この吊り下げ用部品21は合成樹脂、例えば、汎用ポリスチレン(GPPS)やABS樹脂等から形成されていて、好ましくは透光性を有する透明又は半透明(黒色、灰色又は有彩色で着色された半透明を含む)である。勿論、吊り下げ用部品21として、黒色、灰色又は有彩色等で着色された非透光性のものを用いることも可能である。
部品本体21aの厚さはフレイムプレート12の側面高さ(図3(B)を参照)と略一致している。また、部品本体21aの中央には、吊り下げに利用可能な円形状の貫通孔21a1が設けられている。
各取付部21bは断面形状が略L字形を成していて、各々の後面は部品本体21aの後面と面一である。また、各取付部21bの長さは、ベースプレート11の凹部11b2の長さとフレイムプレート12の凹部12b2の長さに略一致している。さらに、各取付部21bの前面側には直線溝から成る嵌め込み部21b1が設けられていて、この嵌め込み部21b1の底面部分の厚さは、ベースプレート11の凹部11b2の深さとフレイムプレート12の凹部12b2の深さに略一致している。さらに、嵌め込み部21b1の幅は、ベースプレート11の壁部11bの厚さとフレイムプレート12の壁部12bの厚さとの和に略一致している。
薄板部21cの厚さは部品本体21aの厚さよりもかなり薄く、その後面は部品本体21aの後面と面一である。また、薄板部21cの中央には、吊り下げに利用可能な細長い貫通孔21c1が設けられている。
吊り下げ用部品21を観賞用物品10に取り付けるときには、例えば、部品本体21aの下側面をフレイムプレート12(壁部12b)の1つの角の両側の外面に接触させつつ、各取付部21bの嵌め込み部21b1をベースプレート11の2つの凹部11b2の底面部分とフレイムプレート12の2つの凹部12b2の底面部分にそれぞれ嵌め込む(図10を参照)。各嵌め込み部21b1の底面部分の厚さが、ベースプレート11の凹部11b2の深さとフレイムプレート12の凹部12b2の深さに略一致しているため、取り付け後の各取付部21bの後面は、ベースプレート11の壁部11bの後面及びフレイムプレート12の壁部12bの後面と略面一になる。
このように、前述の吊り下げ用部品21を備える観賞用物品10によれば、吊り下げ用部品21を観賞用物品10を取り付けることによって、壁面等に観賞用物品10を吊り下げ状態で設置して飾り付けることができる。しかも、吊り下げ用部品21を観賞用物品10から取り外して、観賞用物品10を持ち運んだり単独使用することも容易に行える。
加えて、吊り下げ用部品21を透明又は半透明なものとすれば、壁面等に飾り付けたときに観賞用物品10の見栄えが吊り下げ用部品21によって損なわれることを抑制できる。
また、観賞用物品10への吊り下げ用部品21の取り付けを簡単な嵌め込みによって行えるため、取り付け作業が極めて簡単であり、且つ、取り付け作業に失敗を生じ難いし、取り外し作業も簡単に行える。
さらに、観賞用物品10は貫通孔11a2,12a2及び13a1を有するものであるため、この貫通孔11a2,12a2及び13a1を用いて吊り下げを行うことは可能であるが、吊り下げ用部品21を利用して所期の吊り下げを行うことによって、壁面等に飾り付けたときの観賞用物品10の見栄えを良くできるし、吊り下げ用部品21によって豪華な雰囲気も醸し出せる。
さらに、吊り下げ用部品21の貫通孔21a1と貫通孔21c1を選択的に使用して、観賞用物品10の吊り下げを行える。具体的には、鉤型フックを用いて吊り下げを行う場合には貫通孔21a1を使用でき、画鋲を用いて吊り下げを行う場合には貫通孔21c1を使用できる。とりわけ貫通孔21c1は細長く、且つ、薄板部21cに設けられているため、針の短い画鋲を用いる場合でも所期の吊り下げを的確に行える。
《第3実施形態》
以下、図11及び図12を引用して、起立用部品を備える観賞用物品の構造及び効果等について説明する。ここでは、説明の便宜上、図12の左側を前、右側を後、上側を上、下側を下と表記し、他の図についても同様に表記する。
起立用部品は、図1に示した観賞用物品10を起立状態で設置するときに用いられる。この起立用部品は、台座部品と、支柱部品22(図11を参照)とによって構成されている。尚、図示した台座部品は、図9に示した吊り下げ用部品21と共用の部品であるため、以後、台座部品21と称してその説明を省略する。
支柱部品22は、略四角柱状の部品本体22aと、部品本体22aの上下端それぞれに設けられた軸支部22b及び軸支部22cと、下側の軸支部22cに回転可能に取り付けられた支持部22dとを有している。
この支柱部品22は合成樹脂、例えば、汎用ポリスチレン(GPPS)やABS樹脂等から形成されていて、好ましくは透光性を有する透明又は半透明(黒色、灰色又は有彩色で着色された半透明を含む)である。勿論、支柱部品22として、黒色、灰色又は有彩色等で着色された非透光性のものを用いることも可能である。
部品本体22aの上部前側には、観賞用物品10の貫通孔11a2,12a2及び13a1に着脱可能に差し込まれる円柱状の差し込み部22a1が、斜め上に向くように設けられている。
上側の軸支部22bには円形状の軸孔22b1が設けられ、下側の軸支部22cにも同様の軸孔22c1が設けられている。支持部22dの上部には、下側の軸支部22cの軸孔22c1に回転可能に差し込まれた円柱状の軸部22d1が設けられている。即ち、部品本体22a(軸支部22bを含む)は、軸支部22cに対して前後方向に回転できるようになっている(図11(B)の矢印を参照)。また、支持部22dの下端には、台座部品21の貫通孔21a1に着脱可能に差し込まれる円柱状の差し込み部22d2が設けられている。
起立用部品(台座部品21及び支柱部品22)を観賞用物品10に取り付けるときには、例えば、卓上に台座部品21を置き、続いて台座部品21の貫通孔21a1に支柱部品22の差し込み部22d2を差し込み、続いて支柱部品22の差し込み部22a1を観賞用物品10の貫通孔11a2,12a2及び13a1の後面側に差し込む(図12を参照)。差し込み部22a1は斜め上に向くように設けられているため、差し込み部22a1を貫通孔11a2,12a2及び13a1に差し込むと観賞用物品10は傾いた状態となる。観賞用物品10の傾きを調整する場合には、支柱部品22の部品本体22a(軸支部22bを含む)を軸支部22cに対して前後方向に回転させれば良い。
このように、前述の起立用部品(台座部品21及び支柱部品22)を備える観賞用物品10によれば、起立用部品を観賞用物品10に取り付けることによって、卓上等に観賞用物品10を起立状態で設置して飾り付けることができる。しかも、起立用部品を観賞用物品10から取り外して、観賞用物品10を持ち運んだり単独使用することも容易に行える。
加えて、起立用部品(台座部品21及び支柱部品22)を透明又は半透明なものとすれば、卓上等に飾り付けたときに観賞用物品10の見栄えが起立用部品によって損なわれることを抑制できる。しかも、支柱部品22を透光性を有するものとすれば、透光性を有するベースプレート11及びピクチャーシート13を用いた観賞用物品10が支柱部品22と近接する場合であっても、支柱部品22の後方から観賞用物品10の後面に当てられる光が支柱部品22によって遮られることを抑制できる。
また、観賞用物品10への起立用部品の取り付けを簡単な嵌め込み及び差し込みによって行えるため、取り付け作業が極めて簡単であり、且つ、取り付け作業に失敗を生じ難いし、取り外し作業も簡単に行える。
さらに、起立用部品が観賞用物品10の前面を遮ることがないため、卓上等に飾り付けたときの観賞用物品10の見栄えを良くできるし、起立用部品によって豪華な雰囲気も醸し出せる。
さらに、起立用部品を構成する台座部品21が、図9に示した吊り下げ用部品21と共用の部品であるため、専用の台座部品を用意する必要がなく、吊り下げ用部品21を単独使用することによる恩恵(第2実施形態欄の効果記載を参照)も任意に得られる。
尚、支柱部品22の部品本体22a(軸支部22bを含む)を軸支部22cに対して前後方向に回転できるようにする手段として、円形状の軸孔22c1と円柱状の軸部22d1との組み合わせを示したが、軸孔22c1と軸部22d1の一方に等角度間隔で凸部を設け、且つ、他方に凸部が回転過程で嵌まり込むような凹部を同一の等角度間隔で設けておけば、この角度間隔を単位として部品本体22aを軸支部22cに対して段階的に回転させることもできる。このようにすれば、観賞用物品10の重量によって観賞用物品10の傾きが変化してしまうことを確実に防止できる。
《第4実施形態》
以下、図13及び図14を引用して、支持用部品を備える観賞用物品の構造及び効果等について説明する。ここでは、説明の便宜上、図14の左側を前、右側を後、上側を上、下側を下と表記し、他の図についても同様に表記する。
支持用部品は、図1に示した観賞用物品10を台座とし、この観賞用物品10上にフィギュアFIを支持状態で設置するときに用いられる。この支持用部品は、補助部品と、第1支柱部品と、第2支柱部品23(図13を参照)とによって構成されている。尚、図示した補助部品は、図9に示した吊り下げ用部品21と共用の部品であるため、以後、補助部品21と称してその説明を省略する。また、図示した第1支柱部品は、図11に示した支柱部品22と共用の部品であるため、以後、第1支柱部品22と称してその説明を省略する。
第2支柱部品23は、略四角柱状の部品本体23aと、部品本体23aの下端に設けられた軸支部23bとを有している。
この第2支柱部品23は合成樹脂、例えば、汎用ポリスチレン(GPPS)やABS樹脂等から形成されていて、好ましくは透光性を有する透明又は半透明(黒色、灰色又は有彩色で着色された半透明を含む)である。勿論、第2支柱部品23として、黒色、灰色又は有彩色等で着色された非透光性のものを用いることも可能である。
部品本体23aの上端には、フィギュアFIの取付穴(図示省略)に着脱可能に差し込まれる円柱状の差し込み部23a1が設けられている。また、軸支部23bには、第1支柱部品22の軸孔22b1に回転可能に差し込まれる円柱状の軸部23b1が設けられている。
支持用部品(補助部品21、第1支柱部品22及び第2支柱部品23)を観賞用物品10に取り付けるときには、例えば、観賞用物品10に補助部品21を取り付け(第2実施形態欄の取り付け方法を参照)、続いて卓上にこの観賞用物品10を置き、続いて台座部品21の貫通孔21a1に第1支柱部品22の差し込み部22d2を差し込み、続いて第1支柱部品22の軸孔22b1に第2支柱部品23の軸部23b1を差し込む(図14を参照)。即ち、第2支柱部品23は、第1支柱部品22に対して前後方向に回転できるようになっている(図14の矢印を参照)。そして、第1支柱部品22の差し込み部23a1をフィギアFIの取付穴に差し込む(図14を参照)。フィギュアFIの傾きを調整する場合には、第2支柱部品23を第1支柱部品22に対して前後方向に回転させるか、第1支柱部品22の部品本体22a(軸支部22bを含む)を軸支部22cに対して前後方向に回転させれば良い。
フィギュアFIは、アニメーションや漫画や小説等に登場するキャラクターを模した立体的なもの他、動物や自動車や飛行機等を模した立体的なものから適宜選択できる。因みに、図示したフィギュアFIは、観賞用物品10のピクチャー13bに対応した立体的なもの、或いは、ピクチャー13bに関連深い立体的なものである。
このように、前述の支持用部品(補助部品21、第1支柱部品22及び第2支柱部品23)を備える観賞用物品10によれば、支持用部品を観賞用物品10に取り付けることによって、卓上等に置かれた観賞用物品10を台座とし、この観賞用物品10上にフィギュアFIを支持状態で設置して飾り付けることができる。しかも、支持用部品を観賞用物品10から取り外して、観賞用物品10を持ち運んだり単独使用することも容易に行える。
加えて、支持用部品(補助部品21、第1支柱部品22及び第2支柱部品23)を透明又は半透明なものとすれば、卓上等に飾り付けたときに観賞用物品10及びフィギュアFIの見栄えが支持用部品によって損なわれることを抑制できる。しかも、第1支柱部品22を透光性を有するものとすれば、第1支柱部品22の後方から観賞用物品10の前面に当てられる光が第1支柱部品22によって遮られることを抑制できる。
また、観賞用物品10への支持用部品の取り付けを簡単な嵌め込み及び差し込みによって行えるため、取り付け作業が極めて簡単であり、且つ、取り付け作業に失敗を生じ難いし、取り外し作業も簡単に行える。
さらに、支持用部品が観賞用物品10及びフィギュアFIの前面を遮ることもないため、卓上等に飾り付けたときの観賞用物品10及びフィギュアFIの見栄えを良くできるし、支持用部品によって豪華な雰囲気も醸し出せる。
さらに、支持用部品を構成する台座部品21が、図9に示した吊り下げ用部品21と共用の部品であるため、専用の台座部品を用意する必要がなく、吊り下げ用部品21を単独使用することによる恩恵(第2実施形態欄の効果記載を参照)も任意に得られる。加えて、支持用部品を構成する第1支柱部品22が、図11に示した支柱部品22と共用の部品であるため、専用の第1支柱部品を用意する必要がなく、支柱部品22及び吊り下げ用部品21を使用することによる恩恵(第3実施形態欄の効果記載を参照)も任意に得られる。
尚、第2支柱部品23を第1支柱部品22に対して前後方向に回転できるようにする手段として、円形状の軸孔22b1と円柱状の軸部23b1との組み合わせを示したが、軸孔22b1と軸部23b1の一方に等角度間隔で凸部を設け、且つ、他方に凸部が回転過程で嵌まり込むような凹部を同一の等角度間隔で設けておけば、この角度間隔を単位として第2支柱部品23を第1支柱部品22に対して段階的に回転させることもできる。これに加えて、先に述べたように第1支柱部品22の部品本体22aを軸支部22cに対して段階的に回転できるようにすれば、フィギュアFIの重量によってフィギュアFIの傾きが変化してしまうことを確実に防止できる。
《第5実施形態》
以下、図15及び図16を引用して、連結用部品を備える観賞用物品の構造及び効果等について説明する。ここでは、説明の便宜上、図16の手前側を後、奥側を前と表記し、他の図についても同様に表記する。
連結用部品24(図15を参照)は、図1に示した観賞用物品10の2個以上を連結状態で併設するときに用いられる。連結用部品24は断面形状が略コ字形を成す部品本体24aから成り、部品本体24aの前面側には直線溝から成る嵌め込み部24a1が設けられている。
この連結用部品24は合成樹脂、例えば、汎用ポリスチレン(GPPS)やABS樹脂等から形成されていて、好ましくは透光性を有する透明又は半透明(黒色、灰色又は有彩色で着色された半透明を含む)である。勿論、連結用部品24として、黒色、灰色又は有彩色等で着色された非透光性のものを用いることも可能である。
部品本体24aの長さは、ベースプレート11の凹部11b2の長さとフレイムプレート12の凹部12b2の長さに略一致している。また、嵌め込み部24a1の底面部分の厚さは、ベースプレート11の凹部11b2の深さとフレイムプレート12の凹部12b2の深さに略一致している。さらに、嵌め込み部24a1の幅は、ベースプレート11の壁部11bの厚さとフレイムプレート12の壁部12bの厚さとの和の2倍値に略一致している。
連結用部品24を用いて2個の観賞用物品10を連結するときには、例えば、卓上に2個の観賞用物品10を裏向きに置いて各々の外面を構成する6つの面状部分の1つを接触させつつ、連結用部品24の嵌め込み部24a1を、一方の観賞用物品10のベースプレート11の1つの凹部11b2の底面部分とフレイムプレート12の1つの凹部12b2の底面部分、並びに、他方の観賞用物品10のベースプレート11の1つの凹部11b2の底面部分とフレイムプレート12の1つの凹部12b2の底面部分に嵌め込む(図16を参照)。連結用部品24の嵌め込み部24a1の底面部分の厚さが、ベースプレート11の凹部11b2の深さとフレイムプレート12の凹部12b2の深さに略一致しているため、取り付け後の連結用部品24の後面は、2個の観賞用物品10のベースプレート11の壁部11bの後面とフレイムプレート12の壁部12bの後面と略面一になる。
このように、前述の連結用部品24を備える観賞用物品10によれば、連結用部品25を2個の観賞用物品10に取り付けることによって、卓上等に2個の観賞用物品10を連結状態で併設して飾り付けることができる。しかも、連結用部品24を2個の観賞用物品10から取り外して、各観賞用物品10を持ち運んだり単独使用することも容易に行える。
また、2個の観賞用物品10への連結用部品24の取り付けを簡単な嵌め込みによって行えるため、取り付け作業が極めて簡単であり、且つ、取り付け作業に失敗を生じ難いし、取り外し作業も簡単に行える。
さらに、連結用部品24を複数個用いることにより、卓上等に3個以上の観賞用物品10を連結状態で併設して飾り付けることができる。因みに、観賞用物品10は前面形状が正六角形であるため、1個の観賞用物品10に対して最大で6個の観賞用物品10を連結状態で併設できる。
《他の実施形態》
(1)第1〜第5実施形態欄に示した観賞用物品10の前面形状を正六角形以外の正多角形、例えば、正五角形や正方形や正三角形等としても、第1〜第5実施形態欄に記載した効果を同様に得ることができる。勿論、観賞用物品10の前面形状を円形や楕円形等にしても、吊り下げ用部品21の嵌め込み部21b1等を湾曲させたり、連結用部品24の嵌め込み部24a1を湾曲させれば、第1〜第5実施形態欄に記載した効果を同様に得ることは可能である。
(2)第2〜第5実施形態欄に示した吊り下げ用部品(台座部品、補助部品)21と支柱部品(第1支柱部品)22と第2支柱部品23と連結用部品24の4個の部品を、第1実施形態欄に示した観賞用物品10を構成するベースプレート11、フレイムプレート12及びピクチャーシート13とワンセットにした商品とすれば、これら4個の部品を適宜使用することによって、第2〜第5実施形態欄に記載した効果を選択的に得ることができる。
(3)前記4個の部品を観賞用物品構成部品とワンセットとした商品とする場合には、使用していない部品を使用中の部品に着脱可能に取り付けられるようにしておけば、例えば、第3実施形態にあっては第1支柱部品(支柱部品)22に第2支柱部品23を嵌め込み等によって着脱可能に取り付けられるようにしておけば、前記4個の部品の紛失を防ぐ上で有効である。
なお、本発明の実施形態は上記に限るものではなく、適宜構成要素の追加・変更・省略ができる。例えば、上記の実施形態では、ベースプレート11、フレイムプレート12、ピクチャーシート13として、表面が平坦な板状の部材を用いて説明したが、これに限定されるものではなく、表面に凹凸や球面等を有する立体的な部材を用いてもよい。
10…観賞用物品、11…ベースプレート、11b…壁部、11b1…凸部、12…フレイムプレート、12a1…露出孔、12b1…凹部、13…ピクチャーシート、13b…ピクチャー、13’…ピクチャーシート、13b’…ピクチャー、14…ピクチャーシート、14b…ピクチャー、14’…ピクチャーシート、14b’…ピクチャー、15…ピクチャーシート、15b…ピクチャー、15’…ピクチャーシート、15b’…ピクチャー、16…フレイムプレート、16a1…露出孔、21…吊り下げ用部品(台座部品、補助部品)、21a1…貫通孔、21b1…嵌め込み部、21c…薄板部、21c1…貫通孔、22…支柱部品(第1支柱部品)、22a1…差し込み部、22d2…差し込み部、23…第2支柱部品、23a1…差し込み部、24…連結用部品、24a1…嵌め込み部、FI…フィギュア。

Claims (15)

  1. ベース部材と、前記ベース部材に着脱可能なフレイム部材と、前記ベース部材と前記フレイム部材との間に着脱可能に挟み込み可能なピクチャー部材とを備え、
    前記フレイム部材は、前記ベース部材と前記フレイム部材との間に前記ピクチャー部材を挟み込んだ状態で、前記フレイム部材の外部から前記ピクチャー部材に設けられている絵柄の少なくとも一部を目視できるようにするための露出孔を有する観賞用物品。
  2. 請求項1において、
    前記露出孔は前記フレイム部材に設けられた複数個の貫通孔から成り、前記ピクチャー部材における前記複数個の貫通孔に対応した部分が前記フレイムプレートの外部から目視できるように構成されている観賞用物品。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記フレイム部材は、壁部を周囲に有し、前記ベース部材が該フレイム部材の壁部の内側に着脱可能に嵌め込めるように構成されている観賞用物品。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記ベース部材と前記フレイム部材の一方は、複数個の凹部を周囲に有し、
    前記ベース部材と前記フレイム部材の他方は、前記複数個の凹部それぞれに着脱可能に嵌め込まれる複数個の凸部を外周に有する観賞用物品。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    組み立て後の前記観賞用物品を吊り下げ状態で設置するために該観賞用物品に着脱可能に取り付け可能な吊り下げ用部品をさらに備える観賞用物品。
  6. 請求項5において、
    前記吊り下げ用部品は、前記ベース部材と前記フレイム部材の少なくとも一方に着脱可能に嵌め込まれる複数個の嵌め込み部を有する観賞用物品。
  7. 請求項5又は請求項6において、
    前記吊り下げ用部品は、細長い貫通孔が設けられた薄板部を有する観賞用物品。
  8. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    組み立て後の前記観賞用物品を起立状態で設置するために該観賞用物品に着脱可能に取り付け可能な起立用部品をさらに備える観賞用物品。
  9. 請求項8において、
    前記起立用部品は、被差し込み部を有する台座部品と、前記台座部品の被差し込み部に着脱可能に差し込まれる差し込み部を有し、且つ、組み立て後の前記観賞用物品を着脱可能に取り付けるための部位を有する支柱部品とを備える観賞用物品。
  10. 請求項9において、
    前記台座部品は、請求項5乃至請求項7の何れか1項に記載した吊り下げ用部品と共用の部品である観賞用物品。
  11. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    組み立て後の前記観賞用物品を台座とし、該観賞用物品上にフィギュアを支持状態で設置するために該観賞用物品に着脱可能に取り付け可能な支持用部品をさらに備える観賞用物品。
  12. 請求項11において、
    前記支持用部品は、組み立て後の前記観賞用物品に着脱可能に取り付けられ、且つ、被差し込み部を有する補助部品と、前記補助部品の被差し込み部に着脱可能に差し込まれる差し込み部を有する第1支柱部品と、前記第1支柱部品に回転可能に取り付けられ、且つ、前記フィギュアを着脱可能に取り付けるための部位を有する第2支柱部品とを備える観賞用物品。
  13. 請求項12において、
    前記補助部品は、請求項5乃至請求項7の何れか1項に記載した吊り下げ用部品と共用の部品であり、
    前記第1支柱部品は、請求項9に記載した支柱部品と共用の部品である観賞用物品。
  14. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    組み立て後の前記観賞用物品の2個以上を連結状態で併設するために該観賞用物品の2個に着脱可能に取り付け可能な連結用部品をさらに備える観賞用物品。
  15. 請求項14において、
    前記連結用部品は、2個の前記観賞用物品における前記ベース部材と前記フレイム部材の少なくとも一方に着脱可能に嵌め込まれる嵌め込み部を有する観賞用物品。
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