JP3244730U - 立体表示体 - Google Patents

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Abstract

【課題】視認者の視認領域において、背景画像やオブジェクト画像等との組み合わせにより1つの画像が形成されるように立体視することが可能な立体表示体を提供する。【解決手段】本考案に係る立体表示体1は、支持基台10と、支持基台10上に立設し、画像構成要素が印刷又は彫刻された複数の立設部材とを備え、立設部材は、画像構成要素のうちオブジェクト画像22が印刷又は彫刻され、かつ、オブジェクト画像22の外形に即した外形を備える少なくとも1つのオブジェクト部材20と、画像構成要素のうち背景画像32が印刷又は彫刻された背景部材30とを含み、オブジェクト部材20は非透光性を有しており、オブジェクト部材20及び背景部材30は、視認者の視認領域において、オブジェクト画像22と背景画像32との組み合わせにより1つの画像を形成するように、支持基台10上に立体配置されている。【選択図】図1

Description

本考案は、展示会や店舗等での宣伝広告、告知及び会場案内等のほか、人物やアニメーションの登場人物等のディスプレイに好適であり、立体感を有し、対象物を引き立たせて表示することが可能な立体表示体に関する。
従来、展示会や店舗等においては、宣伝広告、告知及び会場案内等のために、商品等が印刷された紙媒体やアクリル板を支持基台上に立設させて表示させる立体表示体が使用されている。このような立体表示体としては、例えば、特許文献1に開示の広告表示体が挙げられる。すなわち、特許文献1の広告表示体は、設置面に対し所定の角度で起立する支持板と、支持板の下端部を折り曲げて形成される脚部と、支持板の上端部に折り線を介して連設される表示板と、表示板を折り線に沿って支持板側に折り返して形成されるヒンジ部とを備えた構造を有している。また、表示板は支持板の上端に吊り下げ支持されている。このような構造の広告表示体であると、表示板はヒンジ部を介して支持板に吊り下げ支持されているため、表示板と支持板の折り曲げ角度を調整するだけで設置面の傾斜に関係なく表示板を略垂直に維持できるとされている。また、支持板の下端部を折り曲げて形成される脚部の幅を調整することにより、幅の狭い設置面であっても広告表示体を設置できるとされている。
また、人物やアニメーションの登場人物等のディスプレイのために、当該人物等が印刷された樹脂板を支持基台上に立設させて表示させる立体表示体も使用されている。このような立体表示体としては、例えば、特許文献2に開示のキャラクターグッズが挙げられる。特許文献2に開示のキャラクターグッズは、被印刷体と、被印刷体に印刷されたキャラクターの図柄と、被印刷体に塗布された光触媒とにより構成されている。このような構造のキャラクターグッズであると、被印刷体に図柄を印刷するとともに光触媒を塗布することにより、見て楽しむだけでなく、グッズ自体の汚れを分解し、あるいはグッズを配置している周囲の消臭等を可能にするとされている。
特開2009-276701号公報 実用新案登録第3232949号公報
本考案は、視認者の視認領域において、背景画像やオブジェクト画像等との組み合わせにより1つの画像が形成されるように立体視することが可能な立体表示体を提供することを目的とする。
本考案に係る立体表示体は、前記の課題を解決するために、支持基台と、前記支持基台上に立設し、画像構成要素が印刷又は彫刻された複数の立設部材と、を備える立体表示体であって、前記立設部材は、前記画像構成要素のうちオブジェクト画像が印刷又は彫刻され、かつ、前記オブジェクト画像の外形に即した外形を備える少なくとも1つのオブジェクト部材と、前記画像構成要素のうち背景画像が印刷又は彫刻された背景部材と、を含み、前記オブジェクト部材は、非透光性を有しており、前記オブジェクト部材及び前記背景部材は、視認者の視認領域において、前記オブジェクト部材に於ける前記オブジェクト画像と、前記背景部材における前記背景画像との組み合わせにより1つの画像が形成されるように、前記支持基台上に立体配置されていることを特徴とする。
前記の構成において、前記立設部材は、前記画像構成要素のうち装飾画像が印刷又は彫刻された装飾部材をさらに含み、前記背景部材は、少なくとも一部に透光性を有する領域を有しており、前記装飾部材は、前記視認者の視認領域において、前記背景部材における前記透光性を有する領域を介して視認可能に設けられることにより、前記オブジェクト部材における前記オブジェクト画像及び/又は前記背景部材における前記背景画像を装飾するものであることが好ましい。
また前記の構成において、前記支持基台には、前記複数の立設部材をそれぞれ所定位置において立設させるための溝部又は貫通孔部が複数設けられており、前記立設部材は、前記溝部又は前記貫通孔部に嵌合可能な凸部をそれぞれ備えることが好ましい。
本考案に係る立体表示体は、画像構成要素が印刷又は彫刻された複数の立設部材が支持基台上に立設して構成される。また、立設部材には、画像構成要素のうち背景画像が印刷又は彫刻された背景部材や、オブジェクト画像が印刷又は彫刻されオブジェクト部材が少なくとも含まれる。さらにオブジェクト部材は、オブジェクト画像の外形に即した外形を備えており、非透光性を有している。そして、視認者の視認領域において、背景部材及びオブジェクト部材を、背景画像とオブジェクト画像とが組み合わさって1つの画像が形成されるように、支持基台上に立体配置させる。これにより、本考案の立体表示体では、背景画像とオブジェクト画像との遠近差により、当該オブジェクト画像を立体的に視認させることができる。その結果、展示会や店舗等での宣伝広告、告知及び会場案内等のほか、人物やアニメーションの登場人物等のディスプレイに好適であり、立体感を有し、対象物を引き立たせて表示することができるという効果を奏する。
本考案の第1実施形態に係る立体表示体を概略的に表す斜視図である。 図2(a)は第1実施形態に係る立体表示体の支持基台の概略を表す平面図であり、同図(b)は前記立体表示体のオブジェクト部材の概略を表す平面図であり、同図(c)は前記立体表示体の背景部材の概略を表す平面図であり、同図(d)は前記立体表示体の装飾部材の概略を表す平面図である。 本考案の第2実施形態に係る立体表示体を概略的に表す斜視図である。
(第1実施形態)
第1実施形態に係る立体表示体について、図面に基づき以下に説明する。
図1に示すように、本実施形態の立体表示体1は、支持基台10と、立設部材とを少なくとも備える。さらに立設部材は、オブジェクト部材20、背景部材30及び装飾部材40を含む。図1は、第1実施形態に係る立体表示体1を概略的に表す斜視図である。
支持基台10は、オブジェクト部材20等の立設部材を支持して立設させる部材である。支持基台10は、例えば、アクリル樹脂等によって形成された板状の部材により構成される。支持基台10の平面視における形状は長方形である。但し、支持基台10の形状はこの態様に限定されるものではなく、正方形状や円形状等であってもよい。支持基台10の平面視における形状やその面積の大きさは特に限定されず、立設させる立設部材の数や大きさ等に応じて、立設部材の立設状態を安定的に維持し、倒伏しない様に適宜設定することができる。
支持基台10の厚さは、支持基台10の機械的強度が良好に維持される様に設定される。また、支持基台10の厚さは全体として均一である。但し、支持基台10の厚さはこの態様に限定されるものではなく、例えば、視認者の視認方向であるY方向において、視認者から離れるに従い、漸進的に又は段階的に支持基台10の厚さが厚くなるようにしてもよい。
本実施形態において支持基台10は、可視光(波長域:約380nm~780nm)の透過が可能な透光性を有している。但し、本考案はこの態様に限定されるものではなく、支持基台10は可視光に対し非透光性を有していてもよい。尚、本明細書において「透光性」は、着色した可視光(すなわち、一部の波長域の可視光)が透過する場合や、半透過の場合も含む意味である。
また、支持基台10には、図2(a)に示すように、オブジェクト部材20を支持して立設させるためのオブジェクト部材用貫通孔部(貫通孔部)11と、背景部材30を支持して立設させるための一対の背景部材用貫通孔部(貫通孔部)12と、装飾部材40を支持して立設させるための一対の装飾部材用貫通孔部(貫通孔部)13とが設けられている。図2(a)は、立体表示体1に係る支持基台10の概略を表す平面図である。オブジェクト部材用貫通孔部11は、視認者の視認方向であるY方向において、当該視認者に最も近い位置に設けられている。また、一対の装飾部材用貫通孔部13は、視認者の視認方向であるY方向において、当該視認者に最も遠い位置に設けられている。さらに、一対の背景部材用貫通孔部12は、視認者の視認方向であるY方向において、オブジェクト部材用貫通孔部11と、一対の装飾部材用貫通孔部13との中間の位置に設けられている。オブジェクト部材用貫通孔部11、一対の背景部材用貫通孔部12及び一対の装飾部材用貫通孔部13は、Y方向において相互に等距離となる様に離間して、支持基台10上に設けられている。
オブジェクト部材用貫通孔部11の開口形状は、平面視において略長方形状となっている。また、オブジェクト部材用貫通孔部11は、その長尺方向が図2(a)で示すX方向に平行となるように支持基台10に配置される。一対の背景部材用貫通孔部12の開口形状は同一であり、平面視において略長方形状となっている。また、一対の背景部材用貫通孔部12は、その長尺方向が図2(a)で示すX方向に平行となるように支持基台10に配置される。さらに、一対の背景部材用貫通孔部12は、X方向において相互に離間した状態で配列されている。一対の装飾部材用貫通孔部13の開口形状は同一であり、平面視において略長方形状となっている。また、一対の装飾部材用貫通孔部13は、その長尺方向が図2(a)で示すX方向に平行となるように支持基台10に配置される。さらに、一対の装飾部材用貫通孔部13は、X方向において相互に離間した状態で配列されている。
尚、本実施形態では、支持基台10がオブジェクト部材用貫通孔部11等の各貫通孔部を備える場合を例にして説明するが、本考案はこの態様に限定されるものではない。本考案は、例えば、各貫通孔部に代えて、所定の深さを有する溝部を設けてもよい。この場合も、溝部の開口形状は前述の各貫通孔部の開口形状と同様にすることができる。
立設部材は、前述の通り、オブジェクト部材20、背景部材30及び装飾部材40を含む。これらの立設部材は、支持基台10の表面に対し略垂直方向に立設するようにして当該支持基台10上に設けられる。
オブジェクト部材20は、例えば、アクリル樹脂等によって形成された板状の部材により構成される。オブジェクト部材20の表面には、図2(b)に示すように、オブジェクト画像22が印刷されており、かつ、オブジェクト部材20の外形形状は、オブジェクト画像22の外形に即したものとなっている。図2(b)は、立体表示体1に係るオブジェクト部材20の概略を表す平面図である。オブジェクト画像22としては、図2(b)に示す人物の他、アニメーションの登場人物等や動物、植物等の画像構成要素が挙げられる。尚、本実施形態では、オブジェクト画像22が印刷により形成されたものを例にして説明するが、本考案はこの態様に限定されるものではない。例えば、オブジェクト部材20の表面に、人物等の画像構成要素が彫刻されたものであってもよい。
また、オブジェクト部材20の下端部には、支持基台10のオブジェクト部材用貫通孔部11に嵌合することが可能なオブジェクト部材凸部21が設けられている。オブジェクト部材凸部21の形状は、オブジェクト部材用貫通孔部11に嵌合可能なものであれば、特に限定されない。本実施形態においてオブジェクト部材凸部21の数は1つである場合を例にして説明するが、オブジェクト部材20の大きさ等に応じて、オブジェクト部材凸部21は複数であってもよい。この場合、オブジェクト部材凸部21と嵌合するオブジェクト部材用貫通孔部11も支持基台10上に複数設けられる。
また、本実施形態においてオブジェクト部材20は、支持基台10上に1つ設けられる場合を例にして説明するが、本考案はこの態様に限定されるものではなく、オブジェクト部材20は複数であってもよい。この場合、それぞれのオブジェクト部材20に印刷又は彫刻されるオブジェクト画像は同一であってもよく、異なっていてもよい。また、複数のオブジェクト部材20を支持基台10上に立設させる場合、支持基台10上におけるオブジェクト部材20のそれぞれの配置位置は、視認者の視認方向であるY方向において、背景部材30よりも当該視認者に近い位置に設けられる限り、任意に設定することができる。
尚、オブジェクト部材20の形状をオブジェクト画像22の外形に即したものに形成する方法としては、例えば、板状部材にオブジェクト画像22を印刷又は彫刻した後に、切り抜きや打ち抜き等で成型する方法が挙げられる。また、予めオブジェクト画像22の外形に即した板状部材を成型した後に、当該板状部材にオブジェクト画像22を印刷又は彫刻して形成してもよい。
背景部材30は透光性を有する略矩形状の板状部材からなり、その一部に画像構成要素としての背景画像32が印刷されている(図2(c)参照)。図2(c)は、立体表示体1に係る背景部材30の概略を表す平面図である。背景部材30が透光性を備えることにより、視認者の視認方向であるY方向において、視認者は、背景画像32が印刷されている一部の領域を除き、背景部材30を介して、背景部材30の背後で立設する装飾部材40を視認することができる(詳細については後述する。)。背景画像32としては特に限定されず、風景の他、文字情報等の画像構成要素が挙げられる。背景部材30の構成材料としては特に限定されず、例えば、アクリル樹脂等が挙げられる。尚、本実施形態では、背景部材30として外形が矩形状のものを例にして説明するが、本考案はこの態様に限定されるものではない。例えば、背景画像32が風景である場合には、当該風景に応じた外形であってもよい。また本実施形態では、背景画像32が印刷により形成されたものを例にして説明するが、本考案はこの態様に限定されるものではない。例えば、背景部材30の表面に、背景画像32の画像構成要素が彫刻されたものであってもよい。
また、背景部材30の下端部には、支持基台10の背景部材用貫通孔部12に嵌合することが可能な一対の背景部材凸部31が相互に離間して設けられている。背景部材凸部31の形状は、背景部材用貫通孔部12に嵌合可能なものであれば、特に限定されない。本実施形態において背景部材凸部31の数は2つである場合を例にして説明するが、背景部材30の大きさ等に応じて、背景部材凸部31は1つであってもよく、3つ以上であってもよい。この場合、背景部材凸部31と嵌合する背景部材用貫通孔部12も、背景部材凸部31の数に応じて設けられる。
尚、背景部材30の作製方法としては、予め略矩形状に成型した板状部材に背景画像32を印刷又は彫刻する方法が挙げられる。また、背景部材30を背景画像32の外形に即した形状に形成する場合は、板状部材に背景画像32を印刷又は彫刻した後に、切り抜きや打ち抜き等で成型する方法が挙げられる。
装飾部材40は略矩形状の板状部材からなり、背景部材30と同一の形状を有している。装飾部材40において、少なくとも背景部材30に対向する面の全領域には、画像構成要素としての装飾画像42が印刷されている(図2(d)参照)。図2(d)は、立体表示体1に係る装飾部材40の概略を表す平面図である。装飾画像42としては特に限定されず、線図、図形、色彩、模様及びこれらの組み合わせ等の画像構成要素が挙げられる。装飾画像42は、オブジェクト部材20に印刷されたオブジェクト画像22や背景部材30に印刷された背景画像32の装飾を目的として装飾部材40に形成される。装飾部材40の構成材料としては特に限定されず、例えば、アクリル樹脂等が挙げられる。尚、本実施形態では、装飾部材40として外形が矩形状のものを例にして説明するが、本考案はこの態様に限定されるものではない。装飾部材40の形状は、装飾画像42が、視認者によりその視認領域において視認され、オブジェクト画像22や背景画像32を装飾する機能を発揮する範囲内で、適宜変更可能である。また本実施形態では、装飾画像42が印刷により形成されたものを例にして説明するが、本考案はこの態様に限定されるものではない。例えば、装飾部材40の表面に、装飾画像42の画像構成要素が彫刻されたものであってもよい。
また、装飾部材40の下端部には、支持基台10の装飾部材用貫通孔部13に嵌合することが可能な一対の装飾部材凸部41が相互に離間して設けられている。装飾部材凸部41の形状は、装飾部材用貫通孔部13に嵌合可能なものであれば、特に限定されない。本実施形態において装飾部材凸部41の数は2つである場合を例にして説明するが、装飾部材40の大きさ等に応じて、装飾部材凸部41は1つであってもよく、3つ以上であってもよい。この場合、装飾部材凸部41と嵌合する装飾部材用貫通孔部13も、装飾部材凸部41の数に応じて設けられる。
尚、装飾部材40の作製方法としては、予め略矩形状に成型した板状部材に装飾画像42を印刷又は彫刻する方法が挙げられる。また、装飾部材40を装飾画像42の外形に即したものに形成する場合は、例えば、板状部材に装飾画像42を印刷又は彫刻した後に、切り抜きや打ち抜き等で成型する方法が挙げられる。
以上の通り、本実施形態の立体表示体1においては、オブジェクト部材20、背景部材30及び装飾部材40が、視認者の視認方向であるY方向において、視認者から異なる距離に立体配置されている。そのため、オブジェクト画像22、背景画像32及び装飾画像42は、視認者の視認領域において組み合わさり1つの画像を形成するとともに、各画像の遠近差により立体的に視認させることができる。その結果、オブジェクト画像22が人物やアニメーションの登場人物等である場合、立体感を有し、見栄えよく審美性を向上させて対象物を表示(展示)することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態に係る立体表示体について、図面に基づき以下に説明する。
図3に示すように、本実施形態の立体表示体2は、支持基台14と、立設部材とを少なくとも備える。但し、本実施形態の立体表示体2は、第1実施形態の立体表示体1と異なり、装飾部材を備えない。尚、図3は、第2実施形態に係る立体表示体2を概略的に表す斜視図である。
支持基台14は、例えば、アクリル樹脂等によって形成された、平面視における形状が長方形状の板状部材である。立体表示体2を展示会や店舗等での宣伝広告、告知及び会場案内等に用いる場合、支持基台14の表面には、展示会や店舗等を再現するために床面等の画像を印刷してもよい。また、支持基台14の表面に、展示会又は店舗、商品説明等に関する文字情報を印刷してもよい。
また支持基台14には、第1実施形態における支持基台10の場合と同様、第1オブジェクト部材23等の各立設部材を支持して立設させるための複数の貫通孔部(図示しない)が設けられている。
立設部材は、第1オブジェクト部材23、第2オブジェクト部材24、第3オブジェクト部材25及び背景部材33を含む。
第1オブジェクト部材23、第2オブジェクト部材24及び第3オブジェクト部材25は、例えば、アクリル樹脂等によって形成された板状の部材により構成される。第1オブジェクト部材23及び第2オブジェクト部材24には、それぞれオブジェクト画像として人物の画像が印刷されている。また、第3オブジェクト部材25には、オブジェクト画像として、人物の画像のほか展示会又は店舗等の画像が印刷されている。さらに、第1オブジェクト部材23、第2オブジェクト部材24及び第3オブジェクト部材25は、それぞれに印刷されているオブジェクト画像の外形に即した形状を有している。
背景部材33は、例えば、アクリル樹脂等によって形成された板状の部材により構成される。背景部材33には展示会又は店舗等の背景画像が印刷されており、印刷されている背景画像の外形に即した形状を有している。
第1オブジェクト部材23等の各立設部材の下端部には、支持基台14に設けられている貫通孔部との嵌合を可能にする凸部(図示しない)がそれぞれ設けられている。
尚、第1オブジェクト部材23、第2オブジェクト部材24及び第3オブジェクト部材25の外形をオブジェクト画像の外形に即したものに形成する方法としては、例えば、板状部材にオブジェクト画像を印刷又は彫刻した後に、切り抜きや打ち抜き等で成型する方法が挙げられる。また、予めオブジェクト画像の外形に即した板状部材を成型した後に、当該板状部材にオブジェクト画像を印刷又は彫刻して形成してもよい。背景部材33の外形を背景画像の外形に即したものに形成する方法についても、第1オブジェクト部材23等と同様である。
また本実施形態では、第1オブジェクト部材23、第2オブジェクト部材24及び第3オブジェクト部材25における各オブジェクト画像が印刷されている場合を例にして説明した。しかし、本考案はこの態様に限定されず、例えば、オブジェクト画像は彫刻により形成されていてもよい。また、背景部材33における背景画像についても印刷されている場合を例にして説明したが、第1オブジェクト部材23等におけるオブジェクト画像の場合と同様、彫刻により形成されていてもよい。
以上の通り、本実施形態の立体表示体2においては、第1オブジェクト部材23、第2オブジェクト部材24、第3オブジェクト部材25及び背景部材33が、視認者の視認方向であるY方向において、視認者から異なる距離に立体配置されている。そのため、第1オブジェクト部材23、第2オブジェクト部材24及び第3オブジェクト部材25に印刷されている各オブジェクト画像、並びに背景部材33に印刷されている背景画像は、視認者の視認領域において組み合わさり1つの画像を形成するとともに、各画像の遠近差により立体的に視認させることができる。その結果、立体表示体2を展示会や店舗等で用いる場合には、商品等の宣伝広告や告知、及び会場案内等を際立たせて表示させることができる。また、立体表示体2を写真の展示用に用いる場合には、第1オブジェクト部材23等に印刷された人物等の画像を際立たせて表示させることができる。
1、2 立体表示体
10 支持基台
11 オブジェクト部材用貫通孔部(貫通孔部)
12 背景部材用貫通孔部(貫通孔部)
13 装飾部材用貫通孔部(貫通孔部)
14 支持基台
20 オブジェクト部材
21 オブジェクト部材凸部
22 オブジェクト画像
23 第1オブジェクト部材
24 第2オブジェクト部材
25 第3オブジェクト部材
30、33 背景部材
31 背景部材凸部
32 背景画像
40 装飾部材
41 装飾部材凸部
42 装飾画像

Claims (3)

  1. 支持基台と、
    前記支持基台上に立設し、画像構成要素が印刷又は彫刻された複数の立設部材と、
    を備える立体表示体であって、
    前記立設部材は、
    前記画像構成要素のうちオブジェクト画像が印刷又は彫刻され、かつ、前記オブジェクト画像の外形に即した外形を備える少なくとも1つのオブジェクト部材と、
    前記画像構成要素のうち背景画像が印刷又は彫刻された背景部材と、
    を含み、
    前記オブジェクト部材は、非透光性を有しており、
    前記オブジェクト部材及び前記背景部材は、
    視認者の視認領域において、前記オブジェクト部材に於ける前記オブジェクト画像と、前記背景部材における前記背景画像との組み合わせにより1つの画像が形成されるように、前記支持基台上に立体配置されている、立体表示体。
  2. 前記立設部材は、前記画像構成要素のうち装飾画像が印刷又は彫刻された装飾部材をさらに含み、
    前記背景部材は、少なくとも一部に透光性を有する領域を有しており、
    前記装飾部材は、前記視認者の視認領域において、前記背景部材における前記透光性を有する領域を介して視認可能に設けられることにより、前記オブジェクト部材における前記オブジェクト画像及び/又は前記背景部材における前記背景画像を装飾する、請求項1に記載の立体表示体。
  3. 前記支持基台には、前記複数の立設部材をそれぞれ所定位置において立設させるための溝部又は貫通孔部が複数設けられており、
    前記立設部材は、前記溝部又は前記貫通孔部に嵌合可能な凸部をそれぞれ備える、請求項1又は2に記載の立体表示体。
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