JP3165309U - フィギュア用ディスプレースタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な姿態・態様に変化させ得るフィギュアを、その姿態等に対応して、またその支持荷重に対応して自在に支持できるようにする。【解決手段】ベース体1と、ベース体1上に立脚支持して、所定姿態のフィギュアFを支持する支持体10とから成る。支持体10は、ベース体1側の一端には連繋支持孔2あるいは支柱15A,15B,15Cの雌部に着脱自在に連繋する小径突部状の雄部を形成し、フィギュアF支持側の他端には連結方向に対して揺動自在にして着脱自在に連繋する揺動連繋部を形成したジョイント11A,11B,11Cと、所定長さを備え、ベース体1側の一端にはジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部に着脱自在に連繋する揺動連繋部を形成し、フィギュアF支持側の他端には端面が開口されている凹部状の前記雌部を形成した支柱15A,15B,15Cとから成る。【選択図】図1

Description

この考案は、キャラクターやロボット等の立体造形物である、いわゆるフィギュア(人形体)をその動態的イメージをそのまま維持した状態で、またその可動部の変化を可能にした種々な姿態で飾るようにできるフィギュア用ディスプレースタンドに関する。
従来から、キャラクター、ロボット等のいわゆるフィギュアを飾るとき、これらの多くは2本脚であるから、それ自身によって自立形態とすることは困難であり、そのため例えば特許文献1乃至3に示された固定具、スタンド等が提案されている。特許文献1に示される人形固定具は、人形を起立載置させる基台に支柱を立設し、この支柱に設けられた人形保持部材によって人形を保持し、また足固定部によって人形の足を基台に固定するようにして成る。特許文献2に示されるモデル人形台及びモデル人形は、基台にねじ止め起立させた支柱に、様々なポーズに変えたモデル人形をねじ止め支持するようにして成る。特許文献3に示された人形用スタンドは、ベース台に立設した支持ロッドに支持部を形成し、この支持部を人形の大腿部高さとしておいて、人形の大腿部を係止可能として成る。
実開平2−126690号公報 実開平7−27683号公報 登録実用新案第3066856号公報
ところが、特許文献1による人形固定具では、人形を直接に保持するための二股状の人形保持部材は支柱における腰部、肩部、頭部等の所定高さ位置で支柱に配列されるも、支柱自体は直立状であるから、人形が直立している姿態の場合にしか使用できず、様々に異なる動的な姿態の人形の場合には適用できない。特許文献2によるモデル人形台では、支柱にモデル人形をねじ止め支持するから、モデル人形にねじ孔を形成しておく必要があり、そのねじ孔によって人形自体の体裁が損なわれ、特にアクションフィギュア、キャラクターフィギュア、ドールフィギュア等のボディライン等が強調されている人形には適しない。また、特許文献3による人形用スタンドでは、人形の大腿部にて支持するから、例えば人形が着用するスカートによって隠蔽されるものとなっている場合に使用できても、このような隠蔽物がない場合には不体裁となる。
いずれにしても、このような従来の固定具、スタンド等ではフィギュア自体が静的、固定的な変化が少ない形態であることとして、支持部材による支持形態も一態様のものとして提案されているにすぎない。そのため、フイギュアが種々の姿態、特に様々な動作アクションに伴う動的イメージの一形態を表現した状態で、またそれを種々に変化させ、更にはフィギュア本体に付設的に設けられる例えば拡がっている長髪、射撃・格闘等の体勢で携帯する武器等を備えて飾る場合には対応できないものであった。
そこでこの考案は叙上のような従来存した諸事情に鑑み案出されたもので、その目的は様々な姿態・態様に変化させ得るフィギュアを飾るに際し、その姿態等に対応して支持形態を自由に選択でき、例えばフィギュアにおける足の接地の有無、空中飛翔状態、膝立ち状態、武器等を携帯した戦闘姿勢その他であることに対応して支持形態を自由に選択、調整させることができ、しかもフィギュアがどのような姿態であっても安定した支持状態となるフィギュア用ディスプレースタンドを提供することにある。
上述した課題を解決するため、この考案にあっては、連繋支持孔2が開穿形成されているベース体1と、連繋支持孔2に嵌め入れられてベース体1上に立脚支持されることで所定姿態のフィギュアFを支持する支持体10とから成り、支持体10は、ベース体1側の一端には連繋支持孔2あるいは支柱15A,15B,15Cの雌部17A,17B,17Cに着脱自在に連繋する小径突部状の雄部12A,12B,12Cが形成され、フィギュアF支持側の他端には連結方向に対して揺動自在にして着脱自在に連繋する揺動連繋部13A,13B,13Cが形成されているジョイント11A,11B,11Cと、連結方向に沿って所定長さを備えていると共に、ベース体1側の一端には連結方向に対して揺動自在にしてジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13Cに着脱自在に連繋する揺動連繋部16A,16B,16Cが形成され、フィギュアF支持側の他端には端面が開口されている凹部状の前記雌部17A,17B,17Cが形成されているアーム状の支柱15A,15B,15Cとから成る。
支柱15A,15B,15Cは、長さが異なる複数種にして形成することができる。
ジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13Cと、支柱15A,15B,15Cの揺動連繋部16A,16B,16Cとは略円板状で重なり状に噛み合わされ、揺動自在に軸止め結合されることで構成することができる。
ジョイント11Cには、フィギュアFを直接に支持連繋するホルダー20A,20B,20Cが着脱自在に連結され、このホルダー20A,20B,20Cは、ジョイント11C側の一端にはジョイント11Cの揺動連繋部13Cに重なり状に噛み合わされて揺動自在に連繋される連繋基部21A,21B,21Cが形成され、フィギュアF側の他端にはフィギュアFを支持する支持体(24,26,27)が形成されることで構成することができる。
支持体(24,26,27)は、フィギュアFにおける被支持部分の外形に沿うよう湾曲面に形成されて磁石25を備えていたり、被支持部分を握持・挟持する開閉自在な二股状の湾曲アーム26あるいは爪状アーム27を備えていたりすることができる。
支柱15A,15B,15Cには分岐体30を付設でき、この分岐体30は、支柱15A,15B,15Cに嵌め合わせられる嵌合孔31が開穿されていると共に、ジョイント11B,11C(11A)の雄部12B,12C(12A)が嵌め入れられる連結雌部32を備えて構成することができる。
以上のように構成されたこの考案に係るフィギュア用ディスプレースタンドにあって、ベース体1に立脚支持することで連繋した支持体10は、所定姿態のフィギュアFを自在に支持させ、しかもフィギュアFは様々な姿態であっても、それをそのまま維持して支持させる。
支持体10において、長さが異なる支柱15A,15B,15C、及びベース体1、支柱15A,15B,15C相互間を揺動角度を自在にして連繋するジョイント11A,11B,11Cは、フィギュアFの様々な姿態に対応させて支持高さ、向き、角度その他を調整・選定させて自在に支持させる。
ジョイント11A,11B,11Cの雄部12A,12B,12Cはベース体1側に、ジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13CはフィギュアF側に配され、また、支柱15A,15B,15Cの揺動連繋部16A,16B,16Cはベース体1側に、支柱15A,15B,15Cの雌部17A,17B,17CはフィギュアF側に配されることで、揺動連繋、雌雄嵌合によってベース体1側からフィギュアF側に順次に連結して支持体10を構成させる。
円板状で重なり状に噛み合わされ、揺動自在に軸止め結合されるジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13C、支柱15A,15B,15Cの揺動連繋部16A,16B,16Cは、その連繋角度を自在に調整させ、雌雄嵌合部位の向きの選定と共にフィギュアFの支持方向を自在にさせる。
ホルダー20A,20B,20Cは、フィギュアFを磁着あるいは握持・挟持によって支持させ、フィギュアFにおける被支持部分及びその位置・部位に応じた支持態様とさせ、その姿態、携帯品部品の有無その他によっての被支持部分に対応させる。
分岐体30は支持主体となる支柱15A,15B,15Cのいずれかの部位から分岐させて適数の従的な支持部を構成させ、フィギュアFを複数箇所で支持し、重量的に嵩張っていたり、上下・左右・前後方向で所定幅員で拡がっていたりしている各種姿態のフィギュアFでも、所定姿態のままで飾らせる。
この考案は以上説明したように構成されているため、動作アクションに伴なう動的イメージに関連する様々な姿態・態様に変化させ得るフィギュアを飾るに際し、その変化させた姿態等に対応して支持形態を自由に選定、調整でき、例えばフィギュアにおける足の接地の有無にかかわりなく、また、空中飛翔状態、膝立ち状態等であっても、更には武器等の各種の携帯品部品を携帯することで支持荷重が増加した場合でもそれらを十分に支持できるのである。
すなわち、これはこの考案において、ベース体1上に立脚連繋されて、所定姿態のフィギュアFを支持する支持体10を、ジョイント11A,11B,11Cと支柱15A,15B,15Cとから構成し、支持体10は、ベース体1側の一端には連繋支持孔2あるいは支柱15A,15B,15Cの雌部17A,17B,17Cに連繋する雄部12A,12B,12Cを形成し、フィギュアF支持側の他端には揺動自在に連繋する揺動連繋部13A,13B,13Cを形成したジョイント11A,11B,11Cと、所定長さを備え、ベース体1側の一端にはジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13Cに揺動自在に連繋する揺動連繋部16A,16B,16Cを形成し、フィギュアF支持側の他端には前記雌部17A,17B,17Cを形成した支柱15A,15B,15Cとから成るからである。これによって、フィギュアFの変化する姿態等に対応して、支持体10の高さ、向き、連繋角度等の自在な調整を可能にし、しかも、その姿態等を維持してフィギュアFを安定的、確実に支持できる。
また、支持体10におけるジョイント11A,11B,11Cのベース体1側では雄部12A,12B,12Cが、フィギュアF側では揺動連繋部13A,13B,13Cがそれぞれ形成され、支柱15A,15B,15Cのベース体1側ではジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13Cに揺動自在に連繋される揺動連繋部16A,16B,16Cが、フィギュアF側ではジョイント11A,11B,11Cの雄部12A,12B,12Cに嵌合される雌部17A,17B,17Cがそれぞれ形成されている。そのため、ベース体1側からフィギュアFに至るまでに雌雄嵌合、その後に揺動連繋させる結合形態を順次に組み合わせて支持体10を構成すれば良く、ジョイント11A,11B,11C、支柱15A,15B,15C等をそれらの組合せの方向性を間違えることなく、混乱なく組み合わせることができる。
支柱15A,15B,15Cは長さが異なり、これらの支柱15A,15B,15C相互間を連繋するジョイント11A,11B,11Cは支柱15A,15B,15Cとの間で揺動角度が自在であると共に、雄部12A,12B,12Cと雌部17A,17B,17Cとの雌雄嵌合が自在であるから、支持体10によってフィギュアFを支持するときの支持高さ、向き、角度等を調整設定でき、様々に変化させて飾るフィギュアFの各種姿態の支持に対応できる。
ジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13Cと、支柱15A,15B,15Cの揺動連繋部16A,16B,16Cとは、円板状で重なり状に噛み合わされ、揺動自在に軸止め結合されるから、その連繋角度を自在に調整して固定でき、ジョイント11A,11B,11Cと支柱15A,15B,15Cとの向きを選定した雌雄嵌合と相俟ち、フィギュアFの支持方向を自在に変更できる。
支持体10によるフィギュアFの支持部位のジョイント11Cには、フィギュアFを直接的に支持するホルダー20A,20B,20Cが連繋され、このホルダー20A,20B,20Cを介して、フィギュアFを磁石25による磁着あるいは湾曲アーム26による握持、爪状アーム27による挟持等によって支持させるから、フィギュアFにおける被支持部分によってその支持態様を選択して組み合わせることができる。そのため、フィギュアFを飾るときの姿態等に対応して、その被支持部分位置に対応したホルダー20A,20B,20Cの選択、組合せを可能にし、フィギュアFを飾るときの姿態等の体裁を損なうことがない。
また、支柱15A,15B,15Cには嵌合孔31によって分岐体30を付設でき、この分岐体30の連結雌部32からはジョイント11A,11B,11Cを介して別の支柱15A,15B,15Cを更に連繋支持できるから、フィギュアFを複数箇所で支持できる。すなわち、例えばフィギュアFが例えば武器等の携帯品部品を携帯している等で左右、前後、上下等に広く展開されているような姿態である場合でも、フィギュアF本体部分とその携帯品部品等とを高さ、向き、角度が異なっていても安定した状態で確実に支持でき、飾るときのフィギュアFの姿態等の多様性にも対応できる。
尚、上記の課題を解決するための手段、考案の効果の項それぞれにおいて付記した符号は、図面中に記載した構成各部を示す部分との参照を容易にするために付した。この考案は、これらの記載、図面中の符号等によって示された構造・形状等に限定されない。
この考案を実施するための一形態を示す使用状態の斜視図である。 同じくその一例における支持体の分解斜視図である。 同じくフィギュアにおける複数の被支持部分を支持する場合の使用状態の斜視図である。 同じく図3における要部の分解斜視図である。 同じくフィギュアを磁着支持するときの要部断面図である。 同じくジョイントと支柱との揺動連繋構造の分解断面図である。
以下、図面を参照してこの考案を実施するための一形態を説明すると、図において示される符号1は所定のフィギュア(人形体)Fを所定面上で支持すべく、その所定面上に載置されるよう適宜肉厚に形成されている盤状のベース体である。このベース体1は、フィギュアFの大小・高さ・重量その他によって、平面で矩形、円形、楕円形その他の適宜形状に形成され、場合によっては平板状ではなく、立体物状に形成されることもある。また、このベース体1には、後述の支持体10を立脚連繋するための所定形状の連繋支持孔2が1個あるいは適宜な配列にして複数個で開穿形成されている。
このベース体1には、フィギュアFを支持するための支持体10が連繋支持孔2に嵌め入れられることで立脚状に連繋され、所定の姿態であるフィギュアFを所定高さ位置、向きにして支持する。この支持体10は、ベース体1側の一端には連繋支持孔2あるいは後述する支柱15A,15B,15Cの雌部17A,17B,17Cに着脱自在に連繋する小径突部状の雄部12A,12B,12Cが形成され、フィギュアF支持側の他端には連結方向に対して揺動自在にして着脱自在に連繋する略円板状の揺動連繋部13A,13B,13Cが形成されているジョイント11A,11B,11Cと、連結方向に沿って所定長さを備えていると共に、ベース体1側の一端には連結方向に対して揺動自在にしてジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13Cに着脱自在に連繋する略円板状の揺動連繋部16A,16B,16Cが形成され、フィギュアF支持側の他端には端面が開口されている凹部状の前記雌部17A,17B,17Cが形成されているアーム状の支柱15A,15B,15Cとから成る。
ジョイント11A,11B,11Cは、ベース体1に直接に連繋されるために、支持体10自身及びフィギュアF等の重量等を十分に支持できるように耐荷重性が考慮された第1ジョイント11A、支柱15A,15B,15C相互間を連繋する第2ジョイント11B、フィギュアFを直接的に連繋支持するために、フィギュアFの重量を支持するに足りるような荷重性が考慮された第3ジョイント11Cが用意される。これらのジョイント11A,11B,11Cは支持するフィギュアF、このフィギュアFを支持する支持体10部分の荷重を考慮して、それに耐え得る構造としてあり、その耐荷重性はベース体1側では大きく、フィギュアF側では小さくされることで足りるものとしてある。もとより、これらのジョイント11A,11B,11Cそれぞれにおける耐荷重性は共に大きくても良く、適宜に選定できる。耐荷重性を大きくするため、例えば雄部12A,12B,12Cにおいて、第1ジョイント11Aでは第2ジョイント11B、第3ジョイント11Cに比し大径・幅広に形成するのであり、揺動連繋部13A,13B,13Cにおいて、同様に第1ジョイント11Aでは第2ジョイント11B、第3ジョイント11Cに比し大径・幅広に形成する。
ジョイント11A,11B,11Cの雄部12A,12B,12Cは、連繋支持孔2あるいは支柱15A,15B,15Cの雌部17A,17B,17Cに強制的にでも嵌め入れられるよう、所定長さ、所定径のいわば小柱状を呈する突部としてある。この雄部12A,12B,12Cは、連繋方向に直交する面に沿って回転自在となるように断面で円形状に形成される場合に限らず、三角形状その他の多角形状に形成されることもある。
また、ジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13Cは、支柱15A,15B,15Cにおける揺動連繋部16A,16B,16Cと重なり状に噛み合わされ、軸止め結合されることで、ジョイント11A,11B,11Cと支柱15A,15B,15Cとの、あるいはジョイント11A,11B,11Cを介した支柱15A,15B,15C同士の揺動角度を自在に調整させるものとしている。これらの揺動連繋部13A,13B,13C、16A,16B,16C相互の噛み合わせは、例えば図示のように、いずれか一方は、ジョイント11A,11B,11C本体部分あるいは支柱15A,15B,15C本体部分の端面の両側位置で対峙状に2個となる二股状にして、中心に連繋孔が開穿されている側面からみて円板状を呈するように形成し、いずれか他方は、支柱15A,15B,15C本体部分あるいはジョイント11A,11B,11C本体部分の端面のほぼ中央位置で1個にして、中心に連繋孔が開穿されている側面からみて円板状を呈するように形成する。そして、図6に示すように、一方の二股状の揺動連繋部13A,13B,13C(16A,16B,16C)内に他方の1個形成の揺動連繋部16A,16B,16C(13A,13B,13C)を嵌め入れると共に、連繋孔それぞれに貫挿したボルト・ナット(18)にて軸止めすることで、ジョイント11A,11B,11Cの揺動連繋部13A,13B,13Cと支柱15A,15B,15Cの揺動連繋部16A,16B,16Cとを噛み合わせ、結合する。尚、ボルトの頭部、ナット(18)等を、二股状の揺動連繋部13A,13B,13C(16A,16B,16C)外側面に凹部状に形成した頭部収納部19に埋入させるようにすることで、連繋構造の体裁が良好となるように配慮してある。
尚、図示を省略したが、これらの揺動連繋部13A,13B,13Cあるいは16A,16B,16Cは、二股状のものと1個のものとの噛み合わせによらずに、共に二股状であったり、1個(1枚板状)であったりしても良い。
図示のように、ジョイント11A,11B,11Cにおける揺動連繋部13A,13B,13Cは、その基部である雄部12A,12B,12Cから、この雄部12A,12B,12Cの外径・幅員に比し大径・幅広な頸部14A,14B,14Cを介して全体が一体状に成るようにしてあり、この頸部14A,14B,14Cそれぞれは第1ジョイント11A及び第3ジョイント11Cにおける頸部14A,14Cは第2ジョイント11Bにおける頸部14Bに比しやや大径・幅広に形成することで、全体荷重あるいはフィギュアF荷重等に耐え得るように耐荷重性を考慮してある。
一方、支柱15A,15B,15Cは、ベース体1からフィギュアFに至るまでに順次に連結されるとき、上記したジョイント11A,11B,11Cを介して、連結支持方向に直交する面での回転向き、連結支持方向で選定された所定角度で連結される。また、これ自体の長さは複数種に形成されており、例えば基本的長さであるM、それよりも長めのL、またそれよりも短めのS等の3種類としてあるも、長さ種類はこれに限定されない。支柱15A,15B,15Cにおいて、一般的には、長めのL支柱15Aは全体の基本的支持とするようベース体1側に、短めのS支柱15Cは変化される姿態に対応して調整されるようにフィギュアF側に配されることで使用される。またM支柱15Bはこれらの間に適当に介在されることで、あるいは後述するように、支持体10自体の主たる支持部分から分岐連結させた分岐体30によってフィギュアFの他の被支持部分をも支持するように配されることで使用される。もとより、フィギュアFの支持形態、変化する姿態その他に対応して、適宜に組合せ選定使用されるのは勿論である。
尚、この支柱15A,15B,15Cは、必要に応じ、その外表面には粗面処理が施されることで、いわゆるシボ面状となっており、後述するように分岐形態とするときの分岐用の分岐体30が嵌め合わせられるときの滑り止めとなるように配慮してある。
また、フィギュアFを直接に支持連繋するホルダー20A,20B,20Cが支持体10における末端側であるフィギュアF側のジョイント11Cに着脱自在に連結され、適当な所定姿態を呈しているフィギュアFの被支持部、例えばフィギュアFの胴体部分、脚部分、腕部分あるいはフィギュアFが持っている武器等の携帯品・所持品部分等を支持するようになっている。このホルダー20A,20B,20Cは、ジョイント11C側の一端にはジョイント11Cの揺動連繋部13Cに重なり状に噛み合わされて揺動自在に連繋される連繋基部21A,21B,21Cが形成され、フィギュアF側の他端にはフィギュアFを支持する支持体(24,26,27)が形成されている。支持体(24,26,27)自体は、例えばフィギュアFにおける被支持部分の外形に沿うよう湾曲面に形成され、必要に応じて磁着構成としてある支持体24、被支持部分を握持・挟持するように形成された開閉自在な二股状グリップ部(26,27)を備えたものとなっている。
このホルダー20A,20B,20Cは、図2に示すように、フィギュアFにおける被支持部分、フィギュアF自体の所定姿態等に対応して支持態様と共に適宜に選定されることでジョイント11Cに着脱自在に連結される。この図2にあっては、ジョイント11Cに対して併記することで図示されていても、これらのホルダー20A,20B,20Cの全てが連結されるものではなく、適宜に選択されることを示している。
図1、図2に示すように、第1のホルダー20Aは、ジョイント11Cの揺動連繋部13Cに揺動自在に連結される連結体23と、フィギュアFにおける被支持部分に設けられている磁着可能な鉄の如き磁着性材料製の被支持体5を磁着する磁石25が前面に配され、連結体23に固着される支持体24とから成る(図5参照)。図示のように、被支持体5はフィギュアFにおける例えば背部内側面に固定してあり、磁石25は支持体24前面に露出させて支持体24に埋め込み状にして設けてある。被支持体5はフィギュアFのいずれの部位に設けられていても良く、また支持体24前面はフィギュアFにおける被支持部分の湾曲面に沿う湾曲面を有していることが望ましく、この湾曲面に露出されるように磁石25が湾曲面部位に配されている。そして、必要があれば、この第1のホルダー20Aは、ジョイント11Cと連結一体化しておくこともでき、ジョイント11Cの雄部12Cによって支柱15A,15B,15Cに自在に連結可能にする。
図2に示すように、第2のホルダー20Bは、フィギュアFにおける被支持部分を囲繞して握持するように開閉自在な一対の湾曲アーム26を備えており、この湾曲アーム26は、その基端に開穿した軸孔をジョイント11Cにおける揺動連繋部13Cにボルト・ナット止めして揺動開閉可能にすることで形成される。そして、図示のように、湾曲アーム26をジョイント11Cの揺動連繋部13Cに開閉自在にさせて連結しておくのであり、ジョイント11Cの雄部12Cによって支柱15A,15B,15Cに自在に連結可能にする。
また、同じく図2に示すように、第3のホルダー20Cは、フィギュアFにおける被支持部分を挟持するように開閉自在な一対の爪状アーム27を備えており、この爪状アーム27は、その基端に開穿した軸孔をジョイント11Cにおける揺動連繋部13Cにボルト・ナット止めして揺動開閉可能にすることで形成される。そして、図示のように、第2のホルダー20Bと同様に、爪状アーム27をジョイント11Cの揺動連繋部13Cに開閉自在にさせて連結しておくのであり、ジョイント11Cの雄部12Cによって支柱15A,15B,15Cに自在に連結可能にする。
図3、図4には、別の支持態様とする場合が示されており、ジョイント11A,11B,11Cと支柱15A,15B,15Cとの適宜な組合せによって1本の直線状に連結構成された支持体10の支持主体にあって、支柱15A,15B,15Cの適宜位置から分岐させて複数箇所でフィギュアFを支持するようにした分岐体30を付設したものである。この分岐体30は、支柱15A,15B,15Cに嵌め合わせられる嵌合孔31が開穿されていると共に、ジョイント11B,11C(11A)の雄部12B,12C(12A)が嵌め入れられる連結雌部32を備えて成る。
嵌合孔31は、支柱15A,15B,15Cの外径に対応している内径、望ましくはやや強制的にでも嵌め合わせられるように外径に比し僅かに小径に形成しておくのであり、嵌め合わせ後では、支柱15A,15B,15C外表面のシボ面と相俟ってずれることなく、嵌め合わせ位置を維持できるようにしてある。また、連結雌部32は、雄部12B,12C(12A)が嵌め入れられるよう、雄部12B,12C(12A)の外径に対応した内径の穴状に形成されている。
そして、この分岐体30の連結雌部32に例えば基本的長さであるM支柱15Bが連結されて、図3に示すようにフィギュアFにおいて、所定の武器を呈する携帯物を支持していることで、重量的に嵩張る腕部分をホルダー20B,20C等を介して保持するようにできる。
次にこれの使用の一例を説明すると、フィギュアFにおいて、例えば動作アクションに伴う動的イメージを表現したディスプレーとして飾るフィギュアFの所定姿態に対応してベース体1の連繋支持孔2に第1のジョイント11Aを嵌め入れる。一方、支柱15A,15B,15Cとジョイント11B,11Cとを揺動連繋部13B,13C、16B,16C相互の噛み合わせ、ボルト・ナット28による軸支で適宜に組み合わせて順次に揺動可能にして連結し、前記の第1のジョイント11Aの揺動連繋部13Aに立脚状に連繋する。そして、フィギュアFを支持するいずれかのホルダー20A,20B,20Cをジョイント11Cに連結することで、所定姿態のフィギュアFをベース体1上で支持する。また、必要に応じ、分岐体30、ジョイント11B,11C、支柱15A,15B,15C等を介して、フィギュアFの他部位を支持し、その所定姿態を維持するようにすれば良い。
このときの支柱15A,15B,15C、ジョイント11B,11C等の組合せに際し、その向き、角度その他を自在に選定するのであり、また姿態によってはバランスが得られない等の部分的にでも重量的に嵩張る部位があれば、分岐体30を使用することで分岐支持態様を構成すれば良い。
一方、フィギュアFの姿態は、足の接地の有無、空中飛翔状態、座っている状態、膝立ち状態、更には武器等の携行品を携帯した戦闘準備姿勢、戦闘姿勢その他とすることができるのであり、これらの選定は任意である。また、これらに対応して支持体10の高さ、向き、支持・連繋角度その他を調整し、また複数箇所から支持体10を立脚構成したり、更には分岐体30と組合せたりするものとなっている。
F…フィギュア(人形体)
1…ベース体 2…連繋支持孔
5…被支持体
10…支持体 11A,11B,11C…ジョイント
12A,12B,12C…雄部 13A,13B,13C…揺動連繋部
14A,14B,14C…頸部 15A,15B,15C…支柱
16A,16B,16C…揺動連繋部 17A,17B,17C…雌部
18…ボルト・ナット 19…頭部収納部
20A,20B,20C…ホルダー 21A,21B,21C…連繋基部
22A,22B,22C…保持部 23…連結体
24…支持体 25…磁石
26…湾曲アーム 27…爪状アーム
30…分岐体 31…嵌合孔
32…連結雌部

Claims (6)

  1. 連繋支持孔が開穿形成されているベース体と、連繋支持孔に嵌め入れられてベース体上に立脚支持されることで所定姿態のフィギュアを支持する支持体とから成り、支持体は、ベース体側の一端には連繋支持孔あるいは支柱体の雌部に着脱自在に連繋する小径突部状の雄部が形成され、フィギュア支持側の他端には連結方向に対して揺動自在にして着脱自在に連繋する揺動連繋部が形成されているジョイントと、連結方向に沿って所定長さを備えていると共に、ベース体側の一端には連結方向に対して揺動自在にしてジョイントの揺動連繋部に着脱自在に連繋する揺動連繋部が形成され、フィギュア支持側の他端には端面が開口されている凹部状の前記雌部が形成されているアーム状の支柱とから成ることを特徴とするフィギュア用ディスプレースタンド。
  2. 支柱は、長さが異なる複数種にして形成してある請求項1に記載のフィギュア用ディスプレースタンド。
  3. ジョイントの揺動連繋部と、支柱の揺動連繋部とは略円板状で重なり状に噛み合わされ、揺動自在に軸止め結合されるようになっている請求項1または2に記載のフィギュア用ディスプレースタンド。
  4. ジョイントには、フィギュアを直接に支持連繋するホルダーが着脱自在に連結され、このホルダーは、ジョイント側の一端にはジョイントの揺動連繋部に重なり状に噛み合わされて揺動自在に連繋される連繋基部が形成され、フィギュア側の他端にはフィギュアを支持する支持体が形成されている請求項1乃至3のいずれかに記載のフィギュア用ディスプレースタンド。
  5. 支持体は、フィギュアにおける被支持部分の外形に沿うよう湾曲面に形成されて磁石を備えていたり、被支持部分を握持・挟持する開閉自在な二股状の湾曲アームあるいは爪状アームを備えていたりする請求項4に記載のフィギュア用ディスプレースタンド。
  6. 支柱には分岐体を付設でき、この分岐体は、支柱に嵌め合わせられる嵌合孔が開穿されていると共に、ジョイントの雄部が嵌め入れられる連結雌部を備えている請求項1乃至5のいずれかに記載のフィギュア用ディスプレースタンド。
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