JP2017121328A - 汚物流し - Google Patents
汚物流し Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017121328A JP2017121328A JP2016001476A JP2016001476A JP2017121328A JP 2017121328 A JP2017121328 A JP 2017121328A JP 2016001476 A JP2016001476 A JP 2016001476A JP 2016001476 A JP2016001476 A JP 2016001476A JP 2017121328 A JP2017121328 A JP 2017121328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bowl
- lid member
- lid
- water
- half body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Toilet Supplies (AREA)
Abstract
【課題】汚物流し使用時の医療廃棄物の飛散を抑制し、その飛沫が手に触れる可能性を抑制すると共に、飛散防止のための手段の洗浄処置を容易にすること。
【解決手段】廃棄物を投入するボウルと、前記ボウルに溜水を形成するトラップと、前記ボウルに洗浄水を供給する給水手段とを有する汚物流しにおいて、前記ボウルの上面に蓋手段を配置すると共に、前記蓋手段の溜水への対向面が内側となるように少なくとも1つ以上のヒンジが配置されていることを特徴とすることにより、前記蓋手段は前記ボウルとの対向面に触れることなく衛生的に蓋手段を開閉することができるようになった。
【選択図】 図1
【解決手段】廃棄物を投入するボウルと、前記ボウルに溜水を形成するトラップと、前記ボウルに洗浄水を供給する給水手段とを有する汚物流しにおいて、前記ボウルの上面に蓋手段を配置すると共に、前記蓋手段の溜水への対向面が内側となるように少なくとも1つ以上のヒンジが配置されていることを特徴とすることにより、前記蓋手段は前記ボウルとの対向面に触れることなく衛生的に蓋手段を開閉することができるようになった。
【選択図】 図1
Description
本発明は、排泄物などの廃棄のための汚物流しが多用される医療機関の使い方に配慮した安全性配慮を実施することに係り、特に看護師を始めとする医療従事者の衛生性維持に好適な汚物流しに関する発明である。
従来の汚物流しは、投入した医療廃棄物の飛散りが医療従事者の衛生性の支障になる恐れがあることから、飛散りを防ぐ開閉可能なカバー手段を設けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
このような場合、医療従事者が直接飛散した医療廃棄物に触れることを防止できるものの、内側に飛散したものが垂れて医療従事者に触れる恐れがあるだけでなく、それを拭い取る作業負荷が大きいという問題があった。
このような場合、医療従事者が直接飛散した医療廃棄物に触れることを防止できるものの、内側に飛散したものが垂れて医療従事者に触れる恐れがあるだけでなく、それを拭い取る作業負荷が大きいという問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、汚物流し使用時の医療廃棄物の飛散を抑制し、その飛沫が手に触れる可能性を抑制すると共に、飛散防止のための手段の洗浄処置を容易にすることである。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、廃棄物を投入するボウルと、前記ボウルに溜水を形成するトラップと、前記ボウルに洗浄水を供給する給水手段とを有する汚物流しにおいて、前記ボウルの上面に蓋手段を配置すると共に、前記蓋手段の溜水への対向面が内側となるように少なくとも1つ以上のヒンジが配置されていることを特徴とすることにより、前記蓋手段は前記ボウルとの対向面に触れることなく衛生的に蓋手段を開閉することができるようになった。
また、請求項2記載の発明によれば、前記蓋手段は前記ボウルに対して着脱を可能とする着脱手段を有することを特徴とすることにより、定期的な洗浄動作が容易に実施できるようになった。
本発明によれば、汚物流し使用時の医療廃棄物の飛散を抑制し、その飛沫が手に触れる可能性を抑制すると共に、飛散防止のための手段の洗浄処置を容易にすることができるという効果がある。
図1は、本発明の汚物流しの蓋の閉止状態を示す斜視図である。図2は、本発明の汚物流しの蓋の開放状態を示す斜視図である。図3は、本発明の蓋の回動動作を示す断面図である。図3において、実線の蓋部材が蓋部材の閉止状態を示し、点線の蓋部材が蓋部材の回動途中の状態を示す。
図1乃至図3を使用して、汚物流し使用時の医療廃棄物の飛散を抑制し、その飛沫が手に触れる可能性を抑制すると共に、飛散防止のための手段の洗浄処置を容易にすることができるという効果を詳説する。
図1乃至図3を使用して、汚物流し使用時の医療廃棄物の飛散を抑制し、その飛沫が手に触れる可能性を抑制すると共に、飛散防止のための手段の洗浄処置を容易にすることができるという効果を詳説する。
汚物流し1は、医療廃棄物を投入するボウル2と、ボウル2に給水を行うためのフラッシュバルブ3と、ボウル2の上縁部に形成されたリム4と、リム4に回動自在に取り付けられた蓋部材5と、を有する。
なお、本図の事例では給水手段として、フラッシュバルブ3を示したが、貯水タンクにより洗浄水が供給されるタイプのものであってもよい。
なお、本図の事例では給水手段として、フラッシュバルブ3を示したが、貯水タンクにより洗浄水が供給されるタイプのものであってもよい。
ボウル2の下部には、逆U字形状の排水トラップ管路(図示せず)が連結されており、この排水トラップ管路を経て医療廃棄物を下水配管(図示せず)へ排出することが可能となっている。
また、ボウル2には、排水トラップ管路により溜水(図示せず)が形成されており、下水配管内の臭気・害虫・感染性物質などが拡散しないようになっている。
また、ボウル2には、排水トラップ管路により溜水(図示せず)が形成されており、下水配管内の臭気・害虫・感染性物質などが拡散しないようになっている。
リム4の内周部には、導水路(図示せず)が形成されており、フラッシュバルブ3からの洗浄水をボウル2に導水することができる。
蓋部材5は、閉止時にボウル2を覆うように形成されている。
閉止時の蓋部材5の背面は、ボウル2に形成された溜水と対向している。
閉止時の蓋部材5の背面は、ボウル2に形成された溜水と対向している。
蓋部材5は、蓋部材5の回動軸方向と平行な折れ線Aを介して前半体51と後半体52とで構成され、蓋部材5の背面に設けられた弾性ヒンジ6によって連結されている。
そのため、蓋部材5は、弾性ヒンジ6が変形することで、折れ線Aの位置において前半体51及び後半体52それぞれの背面が対面するように2つ折り可能となっている。
また、蓋部材5は、蓋部材5の背面に設けた弾性ヒンジ6と蓋部材5の厚さによって前半体51及び後半体52それぞれの正面が対面して2つ折りにならないようになっている。
そのため、蓋部材5は、弾性ヒンジ6が変形することで、折れ線Aの位置において前半体51及び後半体52それぞれの背面が対面するように2つ折り可能となっている。
また、蓋部材5は、蓋部材5の背面に設けた弾性ヒンジ6と蓋部材5の厚さによって前半体51及び後半体52それぞれの正面が対面して2つ折りにならないようになっている。
前半体51の表面には、自然な手の状態で開閉動作ができるように蓋部材5の回動軸と平行な方から手を挿入可能な取っ手8が前半体51の回動軸と交差方向に取り付けられている。
医療従事者は、取っ手8を使用することで、医療廃棄物の付着した可能性のある蓋部材5に直接触れることなく、蓋部材5の回動を行うことができる。
医療従事者は、取っ手8を使用することで、医療廃棄物の付着した可能性のある蓋部材5に直接触れることなく、蓋部材5の回動を行うことができる。
後半体52の背面には、ヒンジ7が設けられており、蓋部材5とリム4とが接続されている。
ヒンジ7は、ネジ9によってリム4に組み付けられており、ネジ9をリム4からはずすことで、蓋部材5をリム4から取り外すことができるようになっている。
ヒンジ7は、ネジ9によってリム4に組み付けられており、ネジ9をリム4からはずすことで、蓋部材5をリム4から取り外すことができるようになっている。
図3に示すように、閉止時の蓋部材5は、蓋部材5の前半体51の背面の一部とリム4の上面とが当接して閉止されるようにリム4に取り付けられている。なお、閉止時において、蓋部材5の背面全体がリム4の上面と当接するように蓋部材5をリム4に取り付けてもよい。
蓋部材5は、閉止状態(図3における実線の状態)から、前半体51及び後半体52のそれぞれの背面が対面するように2つ折りになる回動途中の状態(図3おける点線の状態)を経て、前半体51及び後半体52とのそれぞれの背面が当接している開放状態(図2の状態)になる。
医療廃棄物を排出する場合、医療従事者は、ボウル2が蓋部材5により閉止された状態でフラッシュバルブ3の操作を行い、ボウル2から医療廃棄物を排出させる。この排出動作を行う際に、ボウル2内で飛散した医療廃棄物は、蓋部材5の背面に付着する。つまり、飛散した医療廃棄物が排出時に医療従事者に触れる可能性を抑制することができる。
また、医療従事者が蓋部材5を開放する際、蓋部材5は、回動軸を中心に回動するとともに、前半体51及び後半体52のそれぞれの背面が対面するように2つ折りになりボウル2を露出させる。つまり、医療廃棄物の付着した蓋部材5の背面が医療従事者に向くことなく蓋部材5が開放するため、開放時に飛散した医療廃棄物が蓋部材5から垂れて医療従事者に触れる可能性を抑制することができる。
さらに、医療廃棄物が付着した蓋部材5を清掃する場合、ネジ9を緩めて蓋部材5を取り外し、蓋部材5を丸ごと清掃することができるため、医療従事者は、蓋部材5の清掃処理を容易に行うことができる。
本実施例において、弾性ヒンジ6によって前半体51と後半体52とが連結しているが、これに限るものではなく、蓋部材5の下面に前半体51と後半体52を連結するように布部材を渡して取り付け、この布部材が折れることで蝶番の機能を発揮させても良く、また紐を渡すような構造であっても良い。
また、本実施例において、開放時に蓋部材5は2つ折りになり、前半体51及び後半体52のそれぞれの背面が対面して当接しているが、蓋部材5の大きさにより、開放時に蓋部材5が3つ折り、5つ折り・・となり、蓋部材5を構成する部材の背面どうしが対面して内部空間を形成するように、蓋部材5をより細かく分割した部材で構成し、弾性ヒンジ6で連結しても良い。
さらに、医療廃棄物の排出時に、飛散した医療廃棄物が医療従事者に触れることをさらに抑制するために、リム4と当接する蓋部材5の前半体51の背面にフックや吸盤などの浮き防止手段を設けることや蓋部材5の背面にリム4の内周と嵌合するようなリブ形成することをしてもよい。
また、本実施例において、開放時に蓋部材5は2つ折りになり、前半体51及び後半体52のそれぞれの背面が対面して当接しているが、蓋部材5の大きさにより、開放時に蓋部材5が3つ折り、5つ折り・・となり、蓋部材5を構成する部材の背面どうしが対面して内部空間を形成するように、蓋部材5をより細かく分割した部材で構成し、弾性ヒンジ6で連結しても良い。
さらに、医療廃棄物の排出時に、飛散した医療廃棄物が医療従事者に触れることをさらに抑制するために、リム4と当接する蓋部材5の前半体51の背面にフックや吸盤などの浮き防止手段を設けることや蓋部材5の背面にリム4の内周と嵌合するようなリブ形成することをしてもよい。
1…汚物流し
2…ボウル
3…フラッシュバルブ
4…リム
5…蓋部材
6…弾性ヒンジ
7…ヒンジ
8…取っ手
9…ネジ
51…前半体
52…後半体
2…ボウル
3…フラッシュバルブ
4…リム
5…蓋部材
6…弾性ヒンジ
7…ヒンジ
8…取っ手
9…ネジ
51…前半体
52…後半体
Claims (2)
- 廃棄物を投入するボウルと、
前記ボウルに溜水を形成するトラップと、
前記ボウルに洗浄水を供給する給水手段とを有する汚物流しにおいて、前記ボウルの上面に蓋手段を配置すると共に、前記蓋手段の溜水への対向面が内側となるように少なくとも1つ以上のヒンジが配置されていることを特徴とする汚物流し。 - 前記蓋手段は前記ボウルに対して着脱を可能とする着脱手段を有することを特徴とする請求項1に記載の汚物流し。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001476A JP2017121328A (ja) | 2016-01-07 | 2016-01-07 | 汚物流し |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016001476A JP2017121328A (ja) | 2016-01-07 | 2016-01-07 | 汚物流し |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017121328A true JP2017121328A (ja) | 2017-07-13 |
Family
ID=59305323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016001476A Pending JP2017121328A (ja) | 2016-01-07 | 2016-01-07 | 汚物流し |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017121328A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7306534B1 (ja) | 2022-05-27 | 2023-07-11 | 株式会社モレーンコーポレーション | 汚物流し |
-
2016
- 2016-01-07 JP JP2016001476A patent/JP2017121328A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7306534B1 (ja) | 2022-05-27 | 2023-07-11 | 株式会社モレーンコーポレーション | 汚物流し |
JP2023174019A (ja) * | 2022-05-27 | 2023-12-07 | 株式会社モレーンコーポレーション | 汚物流し |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6016070B2 (ja) | トイレユニット | |
JP2008025105A (ja) | ヘアキャッチャー及びこのヘアキャッチャーを備えた浴室ユニット | |
JP2009041200A (ja) | 局部洗浄装置 | |
JP2017121328A (ja) | 汚物流し | |
KR101722098B1 (ko) | 위생 변기 시트 | |
US20150211221A1 (en) | Toilet Splash Guard | |
JP6779374B2 (ja) | 衛生可視性の付与のための洗浄及びビデノズル分離構造を有するビデ装置 | |
JP6780102B2 (ja) | 回転アセンブリが備えられた洋式便器用カバー | |
JP2008023154A (ja) | 水洗便器装置 | |
KR20110001706U (ko) | 세면기의 회전 분리형 팝업밸브 | |
JP6261488B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JP3204284U (ja) | サニタリーボックスおよび汚れ防止シート | |
JP2008196239A (ja) | 洗浄機能付き排水栓装置 | |
KR101683577B1 (ko) | 배수 역류 방지장치 | |
JP2017148156A (ja) | 便座シート | |
JP2012001925A (ja) | 洋式便器用尿飛散防止具 | |
JP2018134456A (ja) | 仮設トイレ | |
JP5412918B2 (ja) | ヘアキャッチャー | |
JP3212314U (ja) | 汚水飛跳ね防止カバー | |
JP3218654U (ja) | 容易に排水・止水ができる容器 | |
JP2012001925A5 (ja) | ||
US507237A (en) | Basin waste or overflow | |
JPH0111081Y2 (ja) | ||
JP3210261U (ja) | 仮設トイレ | |
JP3045949U (ja) | 排水口用ゴミ受け具 |