JP2017118034A - 垂直共振器型発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】横モード制御特性に優れ、レンズやファイバへの結合効率が高く、発振特性、安定性、信頼性に優れた垂直共振器型発光素子を提供する。【解決手段】半導体DBR層からなる第1反射鏡11と、第1反射鏡上に形成され、少なくとも1の半導体層からなる第1半導体層12Aと、第1半導体層上に形成された活性層12Bと、活性層上に形成され、第1半導体層と反対の導電型を有する少なくとも1の半導体層からなる第2半導体層12Cと、第2半導体層上に形成された透光性電極15と、透光性電極上に第1反射鏡に対向して配された第2反射鏡13と、を有し、第1反射鏡、第1半導体層及び第2半導体層のうち少なくとも1は、隣接する上層及び下層の半導体層の側壁よりも内側に窪んだAlを含む半導体層を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、垂直共振器型発光素子、特に垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL:vertical cavity surface emitting laser)などの垂直共振器型半導体発光素子に関する。
垂直共振器型面発光レーザ(以下、単に面発光レーザと称する)は、基板面に対して垂直に光を共振させ、当該基板面に垂直な方向に光を出射させる構造を有する半導体レーザである。例えば、特許文献1には、窒化物半導体多層膜反射鏡と、窒化物半導体層と、開口部を有するSiO2層と、ITO透明電極と、誘電体多層膜と、を有する窒化物半導体面発光レーザが開示されている。また、非特許文献1には、垂直共振器型レーザの横導波分析、特に選択酸化を用いて製作される垂直共振器型レーザについて開示されている。
国際公開第2014/167965号パンフレット
OPTICS LETTERS Vol.20, No.13, p.1483
特許文献1のような構造の面発光レーザにおいて、ITO透明電極とSiO2層の開口部によって電流狭窄が行われるが、電流や温度の変動に対して単一横モードの維持が困難であり、面発光レーザとしての出力特性や温度駆動条件が制限されてしまっていた。閾値電流や素子の電気抵抗、動作電圧も含め、安定性上、信頼性上の問題となっていた。
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、横モード制御特性に優れ、レンズやファイバへの結合効率が高く、発振特性、安定性、信頼性に優れた垂直共振器型発光素子を提供することを目的としている。
本発明の垂直共振器型発光素子は、半導体DBR層からなる第1反射鏡と、第1反射鏡上に形成され、少なくとも1の半導体層からなる第1半導体層と、第1半導体層上に形成された活性層と、活性層上に形成され、第1半導体層と反対の導電型を有する少なくとも1の半導体層からなる第2半導体層と、第2半導体層上に形成された透光性電極と、透光性電極上に第1反射鏡に対向して配された第2反射鏡と、を有し、第1反射鏡、第1半導体層及び第2半導体層のうち少なくとも1は、隣接する上層及び下層の半導体層の側壁よりも内側に窪んだAlを含む半導体層を有する。
また、本発明の垂直共振器型発光素子は、半導体DBR層からなる第1反射鏡と、
第1反射鏡上に形成され、少なくとも1の半導体層からなる第1半導体層と、第1半導体層上に形成された活性層と、活性層上に形成され、第1半導体層と反対の導電型を有する少なくとも1の半導体層からなる第2半導体層と、第2半導体層上に第1反射鏡に対向して配された半導体DBRからなる第2反射鏡と、前記第2反射鏡上に形成された電極と、を有し、第1反射鏡、第2反射鏡、第1半導体層及び第2半導体層のうち少なくとも1は、隣接する上層及び下層の半導体層の側壁よりも内側に窪んだAlを含む半導体層を有する。
図1(a)は、実施例1の垂直共振器型発光素子を模式的に示す断面図である。図1(b)は、図1(a)の部分拡大断面図である。 実施例1の垂直共振器型発光素子を模式的に示す上面図である。 実施例2の垂直共振器型発光素子を模式的に示す断面図である。 図4(a)は、実施例3の垂直共振器型発光素子を模式的に示す断面図である。図4(b)は、図4(a)の部分拡大断面図である。 図5(a)は、実施例3の変形例を示す断面図である。図5(b)は、実施例1及び実施例3の変形例を示す断面図である。 実施例4の垂直共振器型発光素子を模式的に示す断面図である。
以下に本発明の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面においては、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符号を付している。
本実施例に係る垂直共振器型発光素子は、面発光レーザ(VCSEL)10である。図1(a)は、面発光レーザ10の出射面に対して垂直な積層方向の中心軸CAを含む断面を示す断面図であり、図1(b)は、図1(a)中の破線で囲まれた部分Rの拡大図である。図2は、面発光レーザ10を模式的に示す上面図である。面発光レーザ10について、図1及び図2を参照して説明する。図の明確さのため、図2においては、上面図の一部の構成要素にハッチングを施して示す。
図1(a)に示すように、面発光レーザ10は、第1半導体層12A、活性層12B、第2半導体層12Cからなる半導体構造層12を介して互いに対向して配置された第1反射鏡11及び第2反射鏡13を有する。第1反射鏡11、半導体構造層12、絶縁層14、透光性電極15、第2反射鏡13がこの順に、下地層16上に形成されている。下地層16はn−GaN層であり、例えばGaNからなる基板17上に形成されている。透光性電極15上には、透光性電極15に電気的に接続されたp電極18が設けられ、下地層16上には、下地層16に電気的に接続されたn電極19が設けられている。図1(a)は、図2の上面図におけるA−A線に沿った断面図である。図2においてp電極18の形成領域に、ハッチングを施している。
第1反射鏡11は、互いに異なる組成及び活性層12Bからの出射光に対して互いに異なる屈折率を有する半導体層が交互に複数層積層された多層膜反射鏡である。第1反射鏡11を構成する第1組成の半導体層A1及び半導体層A1とは異なる屈折率を有する第2組成の半導体層B1の層厚は、面発光レーザ10の発振波長λの1/4を各層の屈折率nで除した値(λ/4n)となるように設計され、第1反射鏡11は、高反射のミラーとして形成されている。つまり、第1反射鏡11は、半導体材料からなる分布ブラッグ反射器(DBR:Distributed Bragg Reflector)、すなわち半導体DBRである。本実施例において、第1反射鏡11は、SiがドープされたAlInN層A1及びSiがドープされたGaN層B1が交互に各40層(40ペア)積層されて形成されている。
半導体構造層12は、n型半導体層(第1半導体層)12A、活性層12B、p型半導体層(第2半導体層)12Cからなる。半導体構造層12は、例えば以下のように構成されている。n型半導体層12Aは、Siをドープしたn−GaNである。活性層12Bは多重量子井戸層(MQW:Multiple Quantum Well)であり、例えば障壁層としてのGaN層と井戸層としてのGaInN層から構成されている。p型半導体層12CはMgドープしたp−GaN層からなる。なお、第1半導体層としてのn型半導体層12Aは、少なくとも1の半導体層から構成されていればよい。また、第2半導体層としてのp型半導体層12Cについても、少なくとも1の半導体層から構成されていれば良い。例えばp型半導体層12CはさらにMgドープAlGaN電子障壁層を有していても良い。その場合、Al組成は0.15以上0.2以下が好ましい。
第1反射鏡11及び半導体構造層12は、例えば有機金属気相成長法(Metal-Organic Vapor Phase Epitaxy)により形成することができる。
p型半導体層12C上に、開口部14A(図2参照)を有する絶縁層14が形成されている。開口部14Aにおいてp型半導体層12Cが露出している。絶縁層14上及び開口部14Aから露出したp型半導体層12C上に、開口部14Aを覆うように透光性電極15が形成されている。絶縁層14は例えばSiO2などの絶縁体からなり、透光性電極15はITOやIZOなどの透光性金属酸化物など、活性層12Bからの放射光に対して透光性を有する透光性の膜からなる。
透光性電極15上に、第2反射鏡13が形成されている。第2反射鏡13は、誘電体層A2と、誘電体層A2とは異なる屈折率を有する誘電体層B2とが交互に複数層積層されている。本実施例において第2反射鏡13は誘電体材料からなる分布ブラッグ反射器、すなわち誘電体DBRであり、Al23層A2とNb25層B2とが交互に10ペア積層されている。第2反射鏡13は、他にTiO2とSiO2等の透光性絶縁体の組み合わせにより形成されていてもよい。
図1(b)は、図1(a)に示す第1反射鏡11の破線で囲まれた部分Rを拡大して示す部分拡大図である。上記したように、第1反射鏡11は、半導体層A1と、半導体層B1とが交互に複数層積層されている。このうち活性層12Bに近い方から少なくとも1層の半導体層A1は、半導体層A1を挟む半導体層B1の側壁よりも内側に窪んだ側壁RSを有している。以下においては、側壁RSを有する半導体層A1を半導体層A1Rとして説明する。すなわち、窪んだ半導体層A1Rは半導体層A1Rを挟む半導体層B1、すなわち半導体層A1Rに隣接し、半導体層A1Rを挟む上層の半導体層B1及び下層の半導体層B1の側壁よりも内側に窪んだ半導体層として形成されている。そして、側壁RSの外側には間隙G11が形成されている。なお、本実施例において、内側に窪んだ半導体層は、Al(アルミニウム)を含んでいる。
当該内側に窪んだ半導体層A1Rは、例えばウェットエッチングにより形成できる。半導体層B1及び半導体構造層12に対するエッチングレートよりも半導体層A1に対するエッチングレートが高く、選択比の大きいエッチング液を用いることで、半導体層B1及び半導体構造層12よりも内側に窪んだ側壁RSが形成され、内側に窪んだ半導体層A1Rを形成することができる。
上記したような選択比の大きいエッチング液による選択エッチングによって、窪んだ半導体層A1Rを形成できる半導体層A1として、例えば、Al(アルミニウム)を組成に含む窒化物半導体層が挙げられる。例えば、AlxInyGa(1-x-y)N系半導体層(0<x<1、0≦y<1)を用いて組成比を適宜調整すれば、組成にAlを含まないGaN系半導体層に対するエッチング選択性を得ることができる。特にはGaを含まないAlxINyN(x+y=1)が好ましく、さらには0.15≦x≦0.215であることが好ましい。また、半導体層A1よりも選択比の小さい半導体層として、組成にAlを含まない窒化物半導体層、例えば、InyGa(1-y)N系半導体層(0≦y<1)が挙げられる。
本実施例においては、窪んだ半導体層A1Rは例えば次のように形成される。第1反射鏡11上に半導体構造層12を形成し、第1反射鏡11のうち、窪んだ半導体層A1Rを形成する部分までエッチングでメサ形成する。そして、第1反射鏡11を構成するAlInN層A1及びGaN層B1のうちAlInN層A1のみを熱硝酸を用いて選択的にエッチングすることにより、GaN層B1及び半導体構造層12の側壁よりも内側に窪んだ半導体層A1Rを形成することができる。その後サイドエッチングにより下地層16が表出するメサ形成をする。したがって、本実施例において、内側に窪んだ半導体層A1Rは、Alを含んでいる。
活性層12Bから放出される光は、第1反射鏡11と第2反射鏡13との間において、基板17に対して垂直方向に反射を繰り返して共振状態に至り、レーザ発振を行う。レーザ光の一部は第2反射鏡13あるいは第1反射鏡11を透過して外部に取り出される。したがって、面発光レーザ10は、基板17に対して垂直な方向にレーザ光を出射する。
当該共振状態は、上記したように、第1反射鏡11及び第2反射鏡13が分布ブラッグ反射鏡を形成していることによって成立している。活性層12Bから放出される放射光の波長に合わせて、当該放射光を反射するように第1反射鏡11及び第2反射鏡13を構成する各層の層厚が設計されているため、各層の各境界面からの反射波の位相が揃い、高い反射率が得られることによって共振状態が得られる。
一方で、図1(b)に示すように、第1反射鏡11において、光の経路内に、内側に窪んだ半導体層A1R及び間隙G11が存在する。半導体層B1同士が間隙G11によって隔てられている領域においては、半導体層B1の各界面からの反射波の位相が揃わず、高い反射率が得られないため、共振状態は得られない。したがって、活性層12Bから放出された光は、窪んだ半導体層A1Rと窪んだ半導体層A1Rに挟まれた半導体層B1とが構成する領域CRで反射する。
また、本実施例において、窪んだ半導体層A1Rと半導体層A1Rに挟まれた半導体層B1とが構成する領域CRは、その外側の領域(間隙G11を含む領域)よりも屈折率が高い。したがって、レーザ光は、当該領域CRに導波される。換言すれば、当該領域CRは光閉じ込め領域又は屈折率導波領域として機能する。なお、間隙11は、空隙(空気が存在)あるいは半導体層A1よりも低屈折率の材料などが充填されていてもよい。
したがって、本実施例において、レーザ光は、窪んだ半導体層A1Rによって横モードが制御されて出射される。横モード制御された出射光は、効率良くレンズやファイバへ結合することができる。また、電流や温度などの駆動条件の変化に対して安定な横モードを維持することができる。
加えて、窪んだ半導体層A1Rは、電流狭窄層としても機能する。本実施例において、第1反射鏡11は不純物がドープされたn型半導体層からなる。よって、窪んだ半導体層A1Rが存在する領域は、活性層12Bからn電極19へ向かって流れる電流の経路となっている。電流の経路は、内側に窪んだ半導体層A1Rにおいて、狭くなり、電流は、窪んだ半導体層A1Rと窪んだ半導体層A1Rに挟まれた半導体層B1とが構成する領域CRに集中する。すなわち、電流が狭窄される。
一方、p側に設けられている絶縁層14は開口部14Aを有しており(図2参照)、電流が開口部14Aを介してp型半導体層12Cへ流れる電流狭窄層である。一方、半導体層A1は低い電気抵抗を有しており、窪んだ半導体層A1Rにおいても、良好な電流狭窄効果が得られる。窪んだ半導体層A1Rの、積層方向に対して垂直な面内における面積を、開口部14Aの面積と同じか又は小さくすることにより、絶縁層14による電流狭窄の効果を促進することができる。内側に窪んだ半導体層A1Rによる電流狭窄構造を有していれば、開口部14Aの面積をより大きくしてもよく、絶縁層14及び開口部14Aを設けなくてもよい。
なお、本実施例において、第1反射鏡11の最上層が半導体層B1である場合について説明したが、第1反射鏡11の最上層が窪んだ半導体層A1Rであり、当該最上層の半導体層A1Rが第1半導体層12Aに隣接していてもよい。
また、第1反射鏡11の第1組成の半導体層のうち、第1半導体層12Aに近い側から順に第1〜第mのm個(mは自然数)の第1組成の半導体層が窪んだ半導体層A1Rとして形成されていることが好ましい。しかし、少なくとも1の窪んだ半導体層A1Rが、積層方向において第1反射鏡11の上部(第1半導体層12A側)、中央部及び下部のいずれの位置に設けられた構成を有していてもよい。
また、本実施例において、第1反射鏡11にn型半導体DBRを用いた場合について説明したが、各半導体層の導電型を反転させた構造としてもよい。すなわち、第1反射鏡11として、p型半導体DBRを採用した場合においても、第1反射鏡11の内側に窪んだ半導体層A1Rと窪んだ半導体層A1Rに挟まれた半導体層B1とが積層された領域である光閉じ込め領域CRにレーザ光が閉じ込められ、横モード制御された光が得られる。
本実施例のように第1反射鏡11の第1半導体層12Aに近い側から順に少なくとも1層の窪んだ半導体層A1R(電流狭窄構造)が設けられている場合、光の定在波強度が強い電流狭窄構造で光閉じ込めがなされるので、特に高い横モード制御性が得られる。
なお、本実施例においては、第1反射鏡11、第1半導体層12A、活性層12B、第2半導体層12C、第2反射鏡13からなる半導体積層体LYは、積層方向すなわち半導体積層体LYの半導体層に垂直な方向の軸を中心軸CAとした回転対称形状を有している。回転対称形状としては、例えば楕円柱を含む円柱、角柱、正多角柱などが挙げられる。本実施例において、窪んだ半導体層A1R及び絶縁層14の開口部14Aも半導体積層体LYと同軸の回転対称形状を有している。すなわち、半導体積層体LYは円柱形状を有し、開口部14Aは円形状を有している。
なお、第1反射鏡11、第1半導体層12A、活性層12B、第2半導体層12C、第2反射鏡13からなる半導体積層体LYは、必ずしも回転対称形状でなくともよい。
また、窪んだ半導体層A1Rは、中心軸CAに関して回転対称形状を有することが好ましいが、所望のビームプロファイル又は横モード制御に応じた形状を有していれば良い。
また、交互に積層されて第1反射鏡11の半導体DBRを構成する半導体層A1及び半導体層B1、交互に積層されて第2反射鏡13の誘電体DBRを構成する誘電体層A2及び誘電体層B2の各層数は、所望の反射率が得られるように適宜設計すればよい。特に、第1反射鏡11については高い反射率及び急峻な反射特性が得られるように層数を決定することが望ましい。また、第1反射鏡11を形成する半導体層A1は、全てが内側に窪んだ半導体層A1Rとして形成されていてもよい。
なお、本実施例においては電流狭窄構造が第1反射鏡11に形成されているため別に電流狭窄層を設ける必要がない。
実施例1の第1反射鏡11においては、半導体層B1に対して内側に窪んだ半導体層A1を設けた場合について説明したが、第1組成の半導体層A1及び第2組成の半導体層B1の両者が窪んだ半導体層として形成されていてもよい。本実施例では、半導体層A1及び半導体層B1の両者が窪んだ半導体層として形成されている面発光レーザ20について説明する。
図3は、面発光レーザ20の積層方向の中心軸CAを含む断面を示す断面図である。実施例1の面発光レーザ10と同様に、活性層12Bを含む半導体構造層12を介して互いに対向して配置された第1反射鏡11及び第2反射鏡13を有する。第1反射鏡11には、窪んだ半導体層A1Rと、内側に窪んだ側壁RS2を有する半導体層B1Rとが各1層以上連続して交互に形成されている。すなわち、窪んだ半導体層A1R及び窪んだ半導体層B1Rが連続して交互に形成された積層体は、当該積層体に隣接し、当該積層体を挟む下層及び上層の半導体層よりも内側に窪んだ半導体層として形成されている。当該積層体の下層の半導体層は、半導体層A1でも半導体層B1でもよい。当該積層体の上層の半導体層は、半導体層A1、半導体層B1、及び第1半導体層12Aのいずれであってもよい。
窪んだ半導体層B1Rは、窪んだ半導体層A1Rを形成した後に、例えば半導体層A1Rの形成に使用したものとは異なるエッチング液を用いて形成することができる。または、窪んだ半導体層A1R及び窪んだ半導体層B1Rを、選択比が小さいエッチング液を用いて、半導体層A1と半導体層B1の両方をエッチングすることにより形成してもよい。いずれの場合においても、第1反射鏡11以外に、エッチングしない部分がある場合は、レジスト膜等により保護すればよい。
面発光レーザ20において、活性層12Bからの放射光は、窪んだ半導体層A1R及び窪んだ半導体層B1Rからなる領域CRで共振する。しかし、側壁RS及び側壁RS2の外側の間隙G21においては共振しない。また、窪んだ半導体層A1Rと窪んだ半導体層B1Rとが構成する領域CRは、その外側の領域(間隙G21を含む領域)よりも屈折率が高い。したがって、レーザ光は側壁RS及び側壁RS2に囲まれた領域、すなわち窪んだ半導体層A1R及び窪んだ半導体層B1Rが構成する領域CRに閉じ込められ、横モード制御された光が得られる。
図4(a)は、実施例3の面発光レーザ30の積層方向の中心軸CAを含む断面を示す断面図であり、図4(b)は、図4(a)の破線に囲まれた部分R2の拡大図である。面発光レーザ30において、実施例1の面発光レーザ10と同じ構造又は等価な構造を有する部分には同じ符号を付している。面発光レーザ30は特に、面発光レーザ10における半導体構造層12に相当する半導体構造層32の構成と、第1反射鏡31が窪んだ半導体層A1Rを有していない点が異なる。また、第1反射鏡31の最上層と、半導体層12Aとの間に、例えばn−GaNなどからなるn型半導体層36が設けられている。
面発光レーザ30は、活性層12Bを含む半導体構造層32を介して互いに対向して配された第1反射鏡31及び第2反射鏡13を有する。面発光レーザ30の第1反射鏡31、n型半導体層36、半導体構造層32、絶縁層14、透光性電極15、第2反射鏡13がこの順に、下地層16上に形成されている。透光性電極15上には、透光性電極15に電気的に接続されたp電極18が設けられ、n型半導体層36上には、n型半導体層36に電気的に接続されたn電極39が設けられている。第1反射鏡31は半導体DBRであり、本実施例において、AlInN層A1及びGaN層B1が40ペア積層されて形成されている。
半導体構造層32は、n−GaN層であるn型半導体層12A、GaInN層とGaN層からなる多重量子井戸層である活性層12B、p−GaN層からなるp型半導体層12Cから構成されている。図4(b)に示すように、n型半導体層12Aは、GaNからなるn型半導体層12A1、AlInNからなるn型半導体層32AR及びn型半導体層12A2がこの順で形成されている。n型半導体層32ARは例えばSiがドープされたn−AlInNからなり、n型半導体層32ARの上層のn型半導体層12A2及び下層のn型半導体層12A1よりも内側に窪んだ側壁RS3を有する。
したがって、側壁RS3の外側に間隙G32が形成されている。すなわち、n型半導体層32ARは、n型半導体層32ARに隣接し、n型半導体層32ARを挟む下層のn型半導体層12A1及び上層のn型半導体層12A2よりも内側に窪んだ半導体層として形成されている。なお、窪んだn型半導体層32ARは、n型半導体層12A1及びn型半導体層12A2に挟まれていなくてもよく、n型半導体層12Aの最上層又は最下層として形成されていてもよい。
内側に窪んだn型半導体層32ARは例えばウェットエッチングにより形成できる。上記したように、n型半導体層32ARはn−AlInNからなる。一方でn型半導体層12A1及びn型半導体層12A2、活性層12B、p型半導体層12Cは組成にAlを含まないGaN系半導体層である。したがって、GaN系材料に対して選択的にAlInN系半導体をエッチングする熱硝酸などのエッチング液により、組成にAlを含まないGaN系半導体層はエッチングされず、n−AlInN層が選択的にエッチングされ、内側に窪んだn型半導体層32ARを形成することができる。
活性層12Bから放出される光は、第1反射鏡31と第2反射鏡13との間において、基板17に対して垂直な方向に反射を繰り返して共振状態に至り、レーザ発振を行う。レーザ光の一部は第2反射鏡13を透過して外部に取り出される。当該共振状態は、上記したように、第1反射鏡11及び第2反射鏡13が分布ブラッグ反射鏡を形成していることによって成立している。
活性層12Bから放出される光の経路内に、窪んだn型半導体層32AR及び間隙G32が存在する。間隙G32は窪んだn型半導体層32ARよりも低い屈折率を有している。したがって、レーザ光は、窪んだn型半導体層32ARに導波され、横モード制御がなされる。横モード制御された出射光は、効率よくレンズやファイバへ結合することができる。また、電流や温度などの駆動条件の変化に対して安定な横モードを維持することができる。
図4(b)に示すように、窪んだn型半導体層32ARは、活性層12Bと窪んだn型半導体層32ARとの層厚方向の距離Dが、λ/2navのk倍(kは自然数)となる位置に形成されていることが望ましい。λは面発光レーザ30の発振波長、navは活性層12Bと窪んだn型半導体層32ARとの間に形成された半導体層の平均屈折率である。距離Dは、活性層12B及び窪んだn型半導体層32ARの層厚方向における中心位置間の距離(中心間距離)であることが好ましい。活性層12Bからの放射光によって発生した定在波の腹を窪んだn型半導体層32ARに整合させることで、高い横モード制御効果を得ることができる。
また、窪んだn型半導体層32ARは、電流狭窄層としても機能する。p電極18から注入された電流は、p型半導体層12C、活性層12B、窪んだn型半導体層32ARを含むn型半導体層12Aを経てn電極へ向かう。このとき、窪んだn型半導体層32ARに電流が集中し、電流狭窄がなされる。
絶縁層14は開口部14Aを有しており、電流が開口部14Aを介してp型半導体層12Cへ流れる電流狭窄層である。一方、窪んだn型半導体層32ARにおいても良好な電流狭窄効果が得られる。窪んだn型半導体層32ARの積層方向に対して垂直な面内における面積を、開口部14Aの面積よりも同じか又は小さくすることにより、開口部14Aによる電流狭窄の効果を促進することができる。また、窪んだn型半導体層32ARによる電流狭窄構造を有していれば、開口部14Aの面積をより大きくしてもよく、絶縁層14及び開口部14Aを設けなくてもよい。
上記においては、窪んだn型半導体層32ARがn型半導体層12Aに形成されている場合について説明したが、窪んだn型半導体層32ARはp型半導体層12Cに形成されていてもよい。図5(a)は、面発光レーザ30の変形例として、面発光レーザ40の積層方向の中心軸CAを含む断面を示す断面図である。
図5(a)に示すように、p型半導体層12Cは、GaNからなるp型半導体層12C1、AlInNからなるp型半導体層42AR及びp型半導体層12C2がこの順で活性層12B上に形成されている。p型半導体層42ARは例えばMgがドープされたp−AlInNからなり、p型半導体層42ARの上層のp型半導体層12C2及び下層のp型半導体層12C1よりも内側に窪んだ側壁RS4を有する。
なお、窪んだn型半導体層32AR(図4(a))又は窪んだp型半導体層42AR(図5(a))は、積層方向において不純物濃度が均一ではなく、不純物濃度分布を有するように形成されていることが好ましい。例えば、窪んだn型半導体層32AR又は窪んだp型半導体層42ARの上層又は下層との界面で高濃度となるようにドープされていることが好ましい。より詳細には、窪んだn型半導体層32ARは、窪んだn型半導体層32ARの上層との界面又は下層との界面において、不純物濃度が高濃度となるようにドープされていることが好ましい。同様に、p型半導体層42ARは、窪んだp型半導体層42ARの上層との界面又は下層との界面において、不純物濃度が高濃度となるようにドープされていることが好ましい。これにより、界面の電気抵抗を低減することができる。
面発光レーザ30及び40の第1反射鏡31は、不純物ドープがされていなくてもよい。この場合、図4(a)や図5(a)に示すように、n型半導体36とn電極39とを電気的に接続した構造とすればよい。このような構造において、第1反射鏡31を構成する半導体層を成膜する際に、不純物をドープせず、より高い結晶性、平坦性を確保でき、より高い反射率を得ることができる。
実施例1と実施例3は組み合わせても良い。図5(b)に示すように、第1反射鏡内側に窪んだ半導体層A1Rを有し、半導体構造層32に内側に窪んだn型半導体層32ARをさらに有する構造としてもよい。
実施例1乃至3において、第2反射鏡に誘電体DBRを用いた場合について説明したが、第2反射鏡にも半導体DBRを採用することができる。図6に、第1反射鏡、第2反射鏡の両方を半導体DBRとした、実施例4の面発光レーザ50の積層方向の中心軸CAを含む断面を示す断面図を示す。第1反射鏡11、半導体構造層12は実施例1(図1(a))の面発光レーザ10と同じ構造であり、内側に窪んだ側壁RSを有する半導体層A1Rが設けられている。半導体構造層12上に、第2反射鏡53、透光性電極25、p電極18が形成されている。
第2反射鏡53は、半導体層A3と、半導体層A3とは異なる屈折率を有する半導体層B3とが交互に積層された半導体DBRであり、内側に窪んだ側壁RS5を有する半導体層A3Rを有し、側壁RS5の外側に間隙G53を有している。半導体層A3は例えばp−AlInNからなり、半導体層B3は例えばp−GaNからなる。
本実施例において、活性層12Bからの出射光は、窪んだ半導体層A1Rと窪んだ半導体層A1Rに挟まれた半導体層B1とが構成する領域CR及び窪んだ半導体層A3Rと窪んだ半導体層A3Rに挟まれた半導体層B3とが構成する領域CR2に導波され、横モード制御され安定したレーザ光が得られる。この場合、窪んだ半導体層A1R及び窪んだ半導体層A3Rは積層方向の軸を中心軸CAとした回転対称形状を有し、中心軸CAと同軸に形成されていることが好ましい。
より詳細には、第1反射鏡11、第1半導体層12A、活性層12B、第2半導体層12C、第2反射鏡53からなる半導体積層体LY2は、積層方向すなわち半導体積層体LY2の半導体層に垂直な方向の軸を中心軸CAとした回転対称形状を有している。また、窪んだ半導体層A1R及び窪んだ半導体層A3Rは、半導体積層体LY2と同軸に形成されている。本実施例において、半導体積層体LY2は円柱形状を有している。
本実施例において、第1反射鏡11及び第2反射鏡53のうちいずれか一方は、内側に窪んだ半導体層を有していなくても良い。内側に窪んだ半導体層A1R又は内側に窪んだ半導体層A3Rのうち少なくとも1を有していればよい。
上記した実施例1乃至4は、適宜組み合わせても良い。例えば、実施例3と実施例4の組み合わせとして、第1反射鏡及び第2反射鏡の両者が半導体DBRであり、窪んだ半導体層A1R又は窪んだ半導体層A3R、及び窪んだn型半導体層32ARを有していてもよい。
上記したように、第1反射鏡、第2反射鏡、第1半導体層、活性層及び第2半導体層からなる半導体積層体は、積層方向の軸を中心軸とする回転対称形状を有している場合について説明したが、必ずしも回転対称形状を有していなくともよい。また、上記した実施例1乃至4において、窪んだ半導体層は当該半導体積層体と同軸の回転対称形状を有する場合について説明したが、必ずしも回転対称形状を有していなくともよい。窪んだ半導体層は、所望のビームプロファイル又は横モード制御に応じた形状を有していれば良い。
以上、詳細に説明したように、本願発明の垂直共振器型発光素子によれば、反射鏡を構成する半導体DBR又は第1半導体層若しくは第2半導体層に、内側に窪んだ半導体層を設けることにより、レーザ光が窪んだ半導体層を含む領域に導波され、横モードが制御された光を取り出すことができる。また、同時に電流狭窄が行われ、発振特性に優れた信頼性の高い共振器を得ることができる。したがって、横モード制御特性に優れ、レンズやファイバへの結合効率が高く、発振特性、安定性、信頼性に優れた垂直共振器型発光素子を提供することができる。
10、20、30、40、50 面発光レーザ
11、31 第1反射鏡
A1 第1反射鏡の第1組成の層
B1 第1反射鏡の第2組成の層
RS、RS2、RS3 内側に窪んだ側壁
A1R、B1R、32AR、A3R 内側に窪んだ半導体層
G11、G21、G32 間隙
12、32、42 半導体構造層
12A n型半導体層
12B 活性層
12C p型半導体層
13、53 第2反射鏡
14 絶縁層
15、25 透光性電極
16 下地層
17 基板
18 p電極
19、39 n電極

Claims (12)

  1. 半導体DBR層からなる第1反射鏡と、
    前記第1反射鏡上に形成され、少なくとも1の半導体層からなる第1半導体層と、
    前記第1半導体層上に形成された活性層と、
    前記活性層上に形成され、前記第1半導体層と反対の導電型を有する少なくとも1の半導体層からなる第2半導体層と、
    前記第2半導体層上に形成された透光性電極と、
    前記透光性電極上に前記第1反射鏡に対向して配された第2反射鏡と、を有し、
    前記第1反射鏡、前記第1半導体層及び前記第2半導体層のうち少なくとも1は、隣接する上層及び下層の半導体層の側壁よりも内側に窪んだAlを含む半導体層を有する垂直共振器型発光素子。
  2. 前記半導体DBR層は互いに組成の異なる第1組成及び第2組成の半導体層が交互に積層されて構成され、少なくとも1の前記第1組成の半導体層が前記窪んだ半導体層である請求項1に記載の垂直共振器型発光素子。
  3. 連続した前記第1組成及び前記第2組成の半導体層が前記窪んだ半導体層である請求項2に記載の垂直共振器型発光素子。
  4. 前記活性層の発光波長をλ、前記窪んだ半導体層及び前記活性層間の半導体層の平均屈折率をnとしたとき、前記窪んだ半導体層及び前記活性層間の層厚方向の距離が、λ/2nのk倍(kは自然数)である請求項1乃至3のいずれか1に記載の垂直共振器型発光素子。
  5. 前記窪んだ半導体層は前記第1半導体層及び前記第2半導体層の少なくとも1に設けられ、積層方向に不純物濃度分布を有するように不純物がドープされている請求項1乃至4のいずれか1に記載の垂直共振器型発光素子。
  6. 前記第1反射鏡、前記第2反射鏡、前記第1半導体層、前記活性層及び前記第2半導体層からなる半導体積層体は、積層方向の軸を中心軸とする回転対称形状を有し、前記窪んだ半導体層は前記半導体積層体と同軸の回転対称形状を有する請求項1乃至5のいずれか1に記載の垂直共振器型発光素子。
  7. 前記半導体積層体は楕円柱を含む円柱形状を有する請求項1乃至6のいずれか1に記載の垂直共振器型発光素子。
  8. 半導体DBR層からなる第1反射鏡と、
    前記第1反射鏡上に形成され、少なくとも1の半導体層からなる第1半導体層と、
    前記第1半導体層上に形成された活性層と、
    前記活性層上に形成され、前記第1半導体層と反対の導電型を有する少なくとも1の半導体層からなる第2半導体層と、
    前記第2半導体層上に前記第1反射鏡に対向して配された半導体DBRからなる第2反射鏡と、
    前記第2反射鏡上に形成された電極と、を有し、
    前記第1反射鏡、前記第2反射鏡、前記第1半導体層及び前記第2半導体層のうち少なくとも1は、隣接する上層及び下層の半導体層の側壁よりも内側に窪んだAlを含む半導体層を有する垂直共振器型発光素子。
  9. 前記半導体DBR層は互いに組成の異なる前記第1組成及び前記第2組成の半導体層が交互に積層されて構成され、少なくとも1の前記第1組成の半導体層が前記窪んだ半導体層である請求項8に記載の垂直共振器型発光素子。
  10. 連続した前記第1組成及び前記第2組成の半導体層が前記窪んだ半導体層である請求項9に記載の垂直共振器型発光素子。
  11. 前記第1反射鏡、前記第2反射鏡、前記第1半導体層、前記活性層及び前記第2半導体層からなる半導体積層体は、積層方向の軸を中心軸とする回転対称形状を有し、前記窪んだ半導体層は前記半導体積層体と同軸の回転対称形状を有する請求項8乃至10のいずれか1に記載の垂直共振器型発光素子。
  12. 前記半導体積層体は楕円柱を含む円柱形状を有する請求項8乃至11に記載の垂直共振器型発光素子。
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