JP2004158664A - 面発光半導体レーザ素子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本面発光半導体レーザ素子70は、GaAs基板72上に、n−AlAs層とn−GaAs層とからなるn−下部多層膜反射鏡74と、発光構造層76、狭窄AlAs層78と、p−Al0.9 Ga0.1 As層とp−Al0.1 Ga0.9 As層とからなるp−上部多層膜反射鏡80と、p−GaAsコンタクト層82の積層構造を備える。p−GaAsコンタクト層82、p−上部DBR80、狭窄AlAs層78、及び発光構造層76は、円柱状メサに形成され、かつ狭窄AlAs層78は、更に縮小している。メサはポリイミド84で埋め込まれ、また、狭窄AlAs層78の外側のp−上部DBR80と発光構造層76との間隙90も、ポリイミド84で埋め込まれ、充填されている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、面発光半導体レーザ素子及びその製造方法に関し、更に詳細には、所定通りに電流狭窄でき、かつ形成容易な構成の電流狭窄構造を備えた面発光半導体レーザ素子、及び電流狭窄構造を容易にかつ再現性良く形成できるようにした面発光半導体レーザ素子の製造方法を提供することである。
【0002】
【従来の技術】
基板に対して直交方向にレーザ光を出射する面発光半導体レーザ素子(Vertical Cavity Surface Emitting Laser:VCSEL)は、垂直共振器を備えた半導体レーザ素子であって、共通基板上に二次元アレイとして集積し、高出力化できる、次世代の光通信及び光情報処理分野の光源用半導体レーザ素子として注目されている。
ところで、低しきい値電流で、かつ高い光出力−電流効率で面発光半導体レーザ素子を動作させるために、電流狭窄構造を形成することが必要である。
面発光半導体レーザ素子の電流狭窄構造は、従来、文献「Apl Phys Lett No66P3413−3415 (1995)や特開平10−125999号公報に記載されているようなAlAs酸化による方法や、或いは文献「Reliability of Proton Implanted VCSELs for Data Communications PROC.SPIE vol2 683 (1996)」や特開平11−112088号公報に記載されているようなイオンインプラント法を用いて形成されている。
【0003】
ここで、図5を参照して、従来の面発光半導体レーザ素子(以下、従来の第1の面発光半導体レーザ素子と言う)の構成及び製造方法を簡単に説明する。図5は従来の第1の面発光半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
従来の第1の面発光半導体レーザ素子10は、図5に示すように、n型GaAs基板12上に、n型下部反射鏡14、活性領域16、及びp型上部反射鏡18を含むレーザ発振のための積層構造を有している。
【0004】
n型下部反射鏡14は、n型中間層を介在させながら30対程度のn型Al0.1 GaAs層とn型Al0.9 GaAs層とを交互に積層した構造を有し、下側の分布反射器(Distributed Bragg Reflector,DBR)として機能する。p型上部反射鏡18は、p型中間層を介在させながら20程度のp型Al0.1 GaAs層とp型Al0.9 GaAs層とを交互に積層した構造を有しており、上側の分布反射器(DBR)として機能する。これら上部及び下部反射鏡14、18によって垂直共振器が構成される。
活性領域16は、ウエル層として機能するGaAs層とバリア層として機能するAlGaAs層とを含む量子井戸を有する活性層20と、活性層20を挟む下部及び上部AlGaAsクラッド層22、24とから構成されている。
上部AlGaAsクラッド層24上には、後述する電流狭窄構造を構成するp型AlAs層26が設けてある。
【0005】
従来の第1の面発光半導体レーザ素子10は、p型上部反射鏡18、p型AlAs層26、上部AlGaAsクラッド層24、活性層20、及び下部AlGaAsクラッド層22の上層部とからなるメサ28を有する。
【0006】
p側電極30がp型上部反射鏡18上に、n側電極32がn型GaAs基板12の裏面全面に形成されている。
メサ28に含まれるp型AlAs層26の周辺部は、選択的に酸化され、絶縁性選択酸化領域26aを構成している。つまり、p型AlAs層26は、電流狭窄領域として機能する周辺の絶縁性選択酸化領域26aと、選択酸化領域26aに囲まれた酸化されていないコア状の電流注入領域として機能する非酸化のp型AlAs層26bとに区画されていて、レーザ発振のための駆動電流は、選択酸化領域26aにり電流狭窄されて、コア状のp型AlAs層26bを縦方向に流れる。
メサ28の外側はポリイミド樹脂34で埋め込まれ、レーザ光は、p側リング状電極の開口から取り出される。
【0007】
従来の第1の面発光半導体レーザ素子10を作製する際には、先ず、MBE法(分子線エピタキシー法)やMOCVD法(有機金属気相成長法)などによってn型GaAs基板12上に、n型下部反射鏡14、活性領域16、p型AlAs層26、及びp型上部反射鏡18の積層構造を形成し、更に、p側電極30及びn側電極32を形成する。
次いで、積層構造をエッチングしてメサ28を形成する。
【0008】
次に、メサ28の側壁から、メサ28の内部に酸化種を横方向に供給して、メサ28を構成するp型AlAs層26の周辺部のみを選択的に酸化し、選択酸化領域26aを形成する。AlAsは、低Al組成のAlGaAsに比較して酸化速度が著しく大きく、その結果、選択酸化がAlAsに対して生じる。
これにより、従来の第1の面発光半導体レーザ素子10を作製することができる。
【0009】
次に、図6及び図7を参照して、特開平11−112088号公報に記載の面発光半導体レーザ素子(以下、従来の第2の面発光半導体レーザ素子と言う)の構成及び製造方法を簡単に説明する。図6は従来の第2の面発光半導体レーザ素子の構成を示す断面図であり、図7(a)から(d)は、それぞれ、従来の第2の面発光半導体レーザ素子を製造する際の各工程での断面図である。
従来の第2の面発光半導体レーザ素子40は、図6に示すように、n型GaAs基板42上に、n型下部反射鏡44、活性領域46、及びp型上部反射鏡48を含むレーザ発振のための積層構造を有する。
【0010】
n型下部反射鏡44は、24.5対のn型AlAs層とn型GaAs層とを積層した構造を有し、下側の分布反射器(Distributed Bragg Reflector,DBR)として機能する。p型上部反射鏡48は、24.5対のp型AlAs層とp型GaAs層とを積層した構造を有しており、上側の分布反射器(DBR)として機能する。これら上部及び下部反射鏡44、48によって垂直共振器が構成される。
活性領域46は、ウエル層として機能するInGaAs層とバリア層として機能するGaAs層とを含む歪量子井戸を有する活性層50と、活性層50を挟む下部及び上部AlGaAsクラッド層52、54とから構成されている。
【0011】
p型上部反射鏡48及び活性領域46は、メサ構造に加工されている。メサ構造下のn型下部反射鏡44の最上部は、メサ構造の直径より小さい中央の円形閉領域56aと、円形閉領域56aを囲む周辺領域56bとに区画され、周辺領域56bは、イオン注入により高抵抗化された電流狭窄領域(イオン注入領域56b)として形成され、電流注入領域として機能する円形閉領域56a内に電流を狭窄する。
また、メサ脇に露出するイオン注入領域56b上にはSiO2 膜58が成膜されている。
p型上部反射鏡48上にはp側電極60が、n型GaAs基板42の裏面にはリング状のn側電極62が、それぞれ、形成されている。
レーザ光は、n型GaAs基板42の裏面から取り出される。
【0012】
従来の第2の半導体レーザ素子40を作製する際には、先ず、図7(a)に示すように、MBE法やMOCVD法により、n型GaAs基板42上にn型下部反射鏡44を形成する。
次いで、図7(b)に示すように、下部反射鏡44の最上層の円形閉領域56aを覆い、周辺領域56bを露出する円形のレジストマスク64をn型下部反射鏡44上に形成し、続いてレジストマスク64上から周辺領域56bに酸素または水素(プロトン)イオンを注入して、イオン注入領域56bを形成する。
【0013】
続いて、図7(c)に示すように、レジストマスク60を除去した後、下部反射鏡44上にSiO2 膜を成膜し、次いでSiO2 膜をパターニングして、メサ脇に露出させる領域上に選択成長用マスクとしてSiO2 膜58を残す。
次いで、MBE法やMOCVD法により、SiO2 マスク58で覆われていない領域上に活性領域46及びp型上部反射鏡48を構成する化合物半導体層を選択的にエピタキシャル成長させて、図7(d)に示すように、活性領域46及びp型上部反射鏡48からなるメサ型積層構造を形成する。
続いて、p型上部反射鏡48上にp側電極60を、n型GaAs基板42の裏面にリング状のn型電極62を形成する。
【0014】
【特許文献1】
特開平10−125999号公報(図1)
【特許文献2】
特開平11−112088号公報(図1)
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の半導体レーザ素子の電流狭窄構造の形成方法には、以下のような問題がある。
第1には、いずれの方法も、規模の大きな真空装置を必要とするので、設備費用及び運転費用が嵩むことである。また、プロセス再現性を確保するためには、真空装置の運転条件を厳密に管理することが必要であって、管理が難しい。
第2には、いずれの方法でも、電流狭窄領域と電流注入領域との境界で、無効電流が存在することである。特に、インプラント法では、イオンの注入によって、結晶性が低下するために、境界面での無効電流が大きい。
第3には、AlAs酸化法では、AlAs層を酸化してAl酸化層に転化させる際、Al酸化層の体積膨張によって、Al酸化層周辺に応力が発生し易く、活性層に影響するため、レーザ特性に好ましくない影響が生じることである。また、一度、AlAs層を酸化してしまうと、仮に酸化程度が所定通りでなくても、酸化のやり直しがほとんど不可能なことである。
【0016】
第4には、イオンインプラント法では、イオン注入の際に非注入領域を保護するために、例えば3μm以上の膜厚の厚いレジストマスクが必要になるので、マスク用の特別なレジスト材や、レジストマスク形成のための特別のリソグラフィプロセスが必要になることである。また、前述の例では、高速化や低抵抗化のために絶縁層部を薄くするために2回のエピタキシャル成長工程を必要とするので、プロセスがより複雑になる。
第5には、イオンインプラント法では、イオン注入層の屈折率変化が小さいために、光閉じ込めが弱く、低しきい値電流化や無バイアスでの高速動作性の向上が難しいことである。
【0017】
以上のような理由から、従来のいずれの方法によって製造した面発光半導体レーザ素子でも、しきい値電流の更なる低下、効率の向上、再現性及びスループットの改善等が難しい。
そこで、本発明の目的は、従来とは異なる構成の電流狭窄構造を備えた面発光半導体レーザ素子、及び従来の方法とは異なるやり方で電流狭窄構造を形成するようにした、面発光半導体レーザ素子の製造方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る面発光半導体レーザ素子は、発光層を含む活性領域と、活性領域を挟む対の上部及び下部多層膜反射鏡とを基板上に有する面発光半導体レーザ素子において、
上部多層膜反射鏡を構成する多層膜の少なくとも一層(以下、特定層と言う)はAlAs層又はAl組成の高いAlGaAs層であって、かつ上部多層膜反射鏡はメサ構造として形成されて誘電体で埋め込まれ、
特定層がウエットエッチング法によりエッチングされて、特定層の横断面がメサ構造の横断面外形寸法より小さい外形寸法に縮小し、かつ縮小した特定層の外側に生じている間隙は、メサ構造を埋め込んだ誘電体で充填されていることを特徴としている。
【0019】
本発明の好適な実施態様では、ウエットエッチング法によりエッチングされた特定層の横断面形状は、メサ構造の外形寸法より外形寸法の小さい四角形及び六角形を含む多角形のいずれかである。特定層をメサ構造の外形と相似形に縮小するか、六角形に縮小するか、又は四角形に縮小するかは、エッチャントの濃度及び温度、攪拌の有無、エッチング時間等のエッチング条件及び使用するエッチャントの種類による。
【0020】
本発明では、特定層がメサ構造の外径寸法より小さい外径寸法に縮小していることにより、特定層を流れる電流の注入領域が狭窄され、電流狭窄構造が構成される。
本発明では、少なくとも一層のAlAs層又はAl組成の高いAlGaAs層を特定層として上部多層膜反射鏡の構成層とすることにより、ウエットエッチング法により再現性良く制御性良く、特定層を縮小することができる。
本発明で、Al組成の高いAlGaAs層とは、Al組成が0.95以上のAlGaAs層を言う。
【0021】
本発明に係る面発光半導体レーザ素子の製造方法は、発光層を含む活性領域と、活性領域を挟む対の上部及び下部多層膜反射鏡とを基板上に有する面発光半導体レーザ素子の製造方法において、
基板上に、順次、下部多層膜反射鏡、活性領域、及び少なくとも1層のAlAs層又はAl組成の高いAlGaAs層(以下、特定層と言う)を有する上部多層膜反射鏡を形成する工程と、
少なくとも上部多層膜反射鏡をエッチングしてメサを形成する工程と、
上部多層膜反射鏡の特定層をウエットエッチング法によりエッチングして、特定層の横断面をメサの横断面外形寸法より小さい外形寸法に縮小させる工程と、メサを誘電体で埋め込むと共に、特定層の外側に生じている間隙を誘電体で充填する工程と
を有することを特徴としている。
【0022】
適用するウエットエッチング法には制約はなく、例えばウエットエッチング法によるエッチング工程では、メサを形成したウエハをエッチャントに浸漬して、エッチングする。
更には、エッチングの進行中に、エッチャントからウエハを引き上げて、特定層のエッチング進行状況を光学顕微鏡で観察することにより、エッチングの進行を管理することができる。
【0023】
本発明方法のウエットエッチング法によるエッチングでは、エッチャントとして、有機アルカリ溶液、無機アルカリ溶液、ふっ酸系エッチャント、及びクエン酸系エッチャントのいずれかを使用する。
これにより、AlAs層又はAl組成の高いAlGaAs層からなる特定層を再現性良く制御性良くエッチングして、縮小することができる。
【0024】
本発明に係る面発光半導体レーザ素子の製造方法は、以下に挙げるような利点を有する。
(1)メサ形成の際に適用されるドライエッチング法などにより生じるダメージ層をウェットエッチングを用いて同時に軽くエッチングすることにより、無効な電流を抑制でき、低しきい値発振や高効率発光を実現できる電流狭窄構造を実現することができる。
(2)エッチングの進行をエッチャントの組成、濃度、温度、及びエッチングの経過時間により制御することにより、狭窄形状を十分に管理することができる。エッチングが十分に進行すると、エッチングの進行し難い結晶面が現れ、これ以上エッチングが進行することが難くなるので、ウエハ面内でのエッチングの進行、及びエッチングされた特定層の形状を一様化することができる。
【0025】
(3)本発明方法では、AlAsのみならず、高Al組成のAlGaAsにもウエットエッチングを適用できる。その場合、Al組成比に対応するエッチングレートでエッチングが進行し、所望の層だけを狭窄することが可能になり、また狭窄形状を三次元的にコントロールすることができる。この技術は、抵抗率及び横モードの制御に関して大きな効果がある。
(4)特別な装置を必要とすることなく、エッチャントの濃度、温度、攪拌、エッチングの経過時間を一定に維持することにより、量産工場でも、再現性良く、電流狭窄構造を形成することができる。
(5)発光構造層と、メサを埋め込む酸化物や絶縁樹脂などとの間に大きな屈折率差があるので、効率良く、横方向の光閉じ込めが可能になり、高効率動作に効果がある。
(6)埋め込み層の材料をうまく選んでやることで、AlAs酸化法のようにAl酸化層を生成させることがないので、Al酸化層の体積変化により応力が発生して、レーザ特性に好ましくない影響が生じるようなことがない。
本発明方法を適用することにより、素子抵抗、横モード、しきい値電流、効率等のレーザ特性が最適化された面発光半導体レーザ素子を実現することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図面を参照して、実施形態例に基づいて本発明をより詳細に説明する。尚、以下の実施形態例で示した導電型、膜種、膜厚、成膜方法、その他寸法等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、本発明はこれら例示に限定されるものではない。
面発光半導体レーザ素子の実施形態例
本実施形態例は本発明に係る面発光半導体レーザ素子の実施形態の一例であって、図1は本実施形態例の面発光半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
本実施形態例の面発光半導体レーザ素子70は、図1に示すように、GaAs基板72上に、n−Al0.1 GaAs層とn−Al0.9 GaAs層とからなるn−下部多層膜反射鏡(以下、n−下部DBRと言う)74と、発光構造層76、狭窄AlAs層78と、p−Al0.9 Ga0.1 As層とp−Al0.1 Ga0.9 As層とからなるp−上部多層膜反射鏡(以下、p−上部DBRと言う)80と、p−GaAsコンタクト層82の積層構造を備えている。
p−GaAsコンタクト層82、p−上部DBR80、狭窄AlAs層78、及び発光構造層76は、直径が40μmの円柱状メサに形成され、更に狭窄AlAs層78の横断面は、直径10μmに縮小している。
【0027】
n−下部DBR74を構成するn−Al0.1 GaAs層及びn−Al0.9 GaAs層の膜厚、並びにp−上部DBR80を構成するAl0.9 Ga0.1 As層及びAl0.1 Ga0.9 As層の膜厚は、それぞれ、発振波長λの1/4に相当する厚さに設定されていて、n−下部DBR74及びp−上部DBR80の反射率は99%以上である。
発光領域76は、AlGaAsからなる下部クラッド層76aと、GaAs/AlGaAs量子井戸からなる活性層76bと、AlGaAsからなる上部クラッド層76cとで構成されている。
狭窄AlAs層78の膜厚は、70nmである。
【0028】
メサはポリイミド84等の誘電体で埋め込まれ、また、狭窄AlAs層78の外側のp−上部DBR80と、発光構造層76との間隙90も、同じくポリイミド84で埋め込まれ、充填されている。
メサの最上層を構成するp−GaAsコンタクト層82上には、リング状にp側電極86が、GaAs基板72の裏面にはn側電極88が形成されている。
【0029】
以上の構成により、本実施形態例の面発光半導体レーザ素子70は、0.5mA〜0.8mAのしきい値電流で、かつ5mW以上の光出力でリング状のp側電極84の中央開口からGaAs基板72に対して直交する方向にレーザ光を安定して出射することができる。
本実施形態例の面発光半導体レーザ素子70のレーザ特性は、AlAs層の水蒸気酸化による電流狭窄構造を備えた従来の面発光半導体レーザ素子に比べても全く遜色がないことは勿論、電流狭窄構造の形成に伴う応力等が発生しないので、信頼性が高い。
【0030】
面発光半導体レーザ素子の製造方法の実施形態例
本実施形態例は、本発明に係る面発光半導体レーザ素子の製造方法を上述の面発光半導体レーザ素子70の製造に適用した実施形態の一例である。図2(a)と(b)、図3(c)、及び図4(e)と(f)は、それぞれ、本実施形態例の製造方法に従って面発光半導体レーザ素子を製造する際の主要工程での断面図であり、図3(d)は狭窄AlAs層の横断面図である。
本実施形態例の方法では、先ず、図2(a)に示すように、MOCVD法等により、GaAs基板72上に、順次、所要の化合物半導体層をエピタキシャル成長させて、n−Al0.1 GaAs層とn−Al0.9 GaAs層とからなるn−下部DBR74、AlGaAs下部クラッド層76a、GaAs/AlGaAs量子井戸活性層76b、AlGaAs上部クラッド層76cからなる発光構造層76、AlAs層78A、p−Al0.9 Ga0.1 As層とp−Al0.1 Ga0.9 As層とからなるp−上部DBR80、及びp−GaAsコンタクト層82の積層構造を形成する。
【0031】
次いで、図2(b)に示すように、p−GaAsコンタクト層82、p−上部DBR80、AlAs層78A、及び発光構造層76をエッチングして、直径が40μmの円柱状メサを形成する。メサ脇には、p−下部DBR74の最上層であるp−GaAs層が露出している。
メサ構造の形成に際し、電流注入の効率上、メサの側壁が急峻であること、及びエッチングの制御性が高いことが必要であるから、メサを形成するエッチングでは、異方性エッチングが可能なドライエッチング法を適用する。GaAs系材料の場合、エッチングガスとして、塩素系ガス、例えばCl2 、BCl3 、SiCl4 などを使用する。
【0032】
次いで、メサを形成した後、メサを上面に有するウエハをエッチャント、例えばアンモニウム塩の水溶液等の有機アルカリ溶液に浸漬して、AlAs層78Aを周囲から選択的にエッチングして、図3(c)に示すように、狭窄AlAs層78を形成する。
エッチング条件
温度 :25℃
攪拌の有無 :有
時間 :20分間以上
【0033】
AlAs層78Aのエッチングに際し、AlAs層78Aの外縁部から中心に向かってエッチングが進行する。エッチング開始時には、図3(d)に示すように、AlAs層78Aの横断面は、メサの横断面形状を反映した円形78aを維持しつつ外径が小さくなり、エッチングが進行するにつれて、結晶面を反映した多角形構造78bになる。
図3(d)では、例として(011)、(011)、(010)などの面で形成される六角形構造を示している。
AlAs層78Aをエッチングして、狭窄AlAs層78を形成することにより、図3(c)に示すように、発光構造層76の上部クラッド層76cとp−上部DBR80との間に間隙90が生じる。
【0034】
結晶面がAlAs層78Aの外周面に顕出し始めると、エッチングレートは低下傾向を示し、結晶面顕出後は、エッチングが結晶面顕出前に比べて格段に緩やかに進行する。従って、エッチングの経過時間を制御することにより、狭窄AlAs層78の形状管理を行うことが可能である。
また、AlAs層78Aのエッチングの途中で、ウエハをエッチャントから引き上げ、ウエハ上面を光学顕微鏡で観察することにより、AlAs層78Aのエッチング進行状態を確認することが可能である。すなわち、何度でも、エッチャントからウエハを引き上げてエッチング進行状態を確認し、必要に応じて更にエッチャントにウエハを浸漬してエッチングの形状を微調整することにより、所望の形状の狭窄AlAs層78を形成することが可能である。一方、従来のAlAs酸化狭窄の場合、一度AlAs層を酸化してしまうと、やり直しは不可能である。
また、AlAs層78Aのエッチングに際し、p−上部DBR80を構成するp−Al0.9 Ga0.1 As層も若干エッチングされるものの、AlAs層78Aとのエッチングレート選択比は10以上を確保することができるので、p−上部DBR80が損傷するようなことは生じない。
【0035】
次いで、図4(e)に示すように、メサをポリイミド84で埋め込むと共に、間隙90をポリイミド84で埋め込み、充填する。
続いて、図4(f)に示すように、ポリイミド84上及びp−GaAsコンタクト層82上にp側電極86をリング状に形成し、またGaAs基板72の裏面にn側電極88を形成する。
尚、面発光半導体レーザ素子70を作製した後、メサ断面を観察したところ、ポリイミド84による埋め込み、及び間隙90のポリイミド84による充填も良好で、電気的絶縁性にも問題はなかった。
【0036】
AlAs層78のエッチングの際は、エッチャントと超音波とを併用するとエッチングレートを増大させる効果がある。
即ち、同じエッチング条件、例えば同じエッチャント、同じ濃度、同じ温度であっても、超音波を併用することにより、エッチングが加速されて、エッチングレートが増大し、エッチングのウエハの面内均一性が向上する。
【0037】
また、メサのメサ径が大きく、かつAlAs層78Aを大きくエッチングして電流注入領域を小さくする、いわゆる深いエッチングでは、p−上部DBR80を構成する高Al組成のAlAsAs層がエッチングされ、低Al組成のAlGaAs層が、五重塔の庇のように多重塔の庇状に張り出すことがある。
このときには、更に、別のエッチャント、例えば過酸化水素水を主成分とするエッチャントなどを使用してエッチング処理することにより、飛び出している低Al組成のAlGaAs層を除去することができる。
【0038】
また、高速変調を目的とする面発光半導体レーザ素子では、素子抵抗を低減することが必要である。素子抵抗の低減のためには、活性層近くに一層のAlAs層、または高Al組成AlGaAs層を設け、その層のみをエッチングして狭窄する。
この場合は、上部DBRのAl組成の高低によって狭窄方向のエッチレートをコントロールすることができるので、そのレート差を生かしたエピ構造、つまり各層のエッチレート選択比を考慮した構造を設計すれば、選択的な部分狭窄が可能である。
【0039】
本実施形態例では、エッチャントとしてアンモニウム塩の水溶液を使用しているので、エッチングレートは比較的小さい。
エッチングされたAlAs層78Aの形状は、エッチング開始当初は、メサ外形に類似して円形であるが、エッチングが進行して結晶面が顕出した時には、狭窄AlAs層78の横断面は、六角形又は四角形になる。他の有機アルカリ水溶液も、本実施形態例で使用したアンモニウム塩の水溶液と同じようなエッチング特性を示す。
【0040】
本発明方法では、有機アルカリ水溶液に限らず、以下のようなエッチャントを使用することができる。
(1)NaOH水溶液、KOH水溶液等の無機アルカリ水溶液
エッチングレート :有機アルカリ水溶液と同程度に小
エッチング形状 :有機アルカリ水溶液と同じ
(2)ふっ酸系エッチャント
エッチングレート :大
エッチング形状 :エッチングされたAlAs層の形状は、エッチング開始時にはメサ外形に類似しているが、直ぐに結晶面が顕出し、四角形になる。
3.クエン酸系エッチャント
エッチングレート :エッチング条件によりエッチングレートが多少変化する。
エッチング形状 :有機アルカリ水溶液と同じ
【0041】
尚、従来のAlAs酸化法やイオンインプラント法なども、それ特有の特性を有しているので、これらと本発明方法と組あわせることによっても、更なる構造最適化が可能であり、設計の自由度が拡大する。
【0042】
【発明の効果】
本発明によれば、上部多層膜反射鏡をメサ構造として形成し、かつ上部多層膜反射鏡の少なくとも一層(以下、特定層と言う)をAlAs層又はAl組成の高いAlGaAs層とし、特定層をウエットエッチング法によりエッチングして、メサ構造の外形寸法より小さい外形寸法に縮小した狭窄層を形成することにより、形成容易で確実に電流狭窄できる構成の電流狭窄構造を備え、低しきい値化、高効率化された面発光半導体レーザ素子を実現することができる。更に、発振横モードの単一化、偏波の制御なども可能性がある。
【0043】
本発明方法によれば、簡便なプロセスで面発光半導体レーザ素子の活性層への電流注入面積を極小化でき、その上、メサ形成時のドライエッチングダメージやAlAs酸化のような応力の影響を完全に避けた状態で電流狭窄構造を形成することができる。
本発明方法を適用することにより、所望の電流狭窄構造を備え、高信頼性の面発光半導体レーザ素子を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例の面発光半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
【図2】図2(a)と(b)は、それぞれ、実施形態例の製造方法に従って面発光半導体レーザ素子を製造する際の主要工程での断面図である。
【図3】図3(c)と(d)は、それぞれ、図2(b)に続いて、実施形態例の製造方法に従って面発光半導体レーザ素子を製造する際の主要工程での断面図である。
【図4】図4(e)と(f)は、それぞれ、図3(d)に続いて、実施形態例の製造方法に従って面発光半導体レーザ素子を製造する際の主要工程での断面図である。
【図5】従来の第1の面発光半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
【図6】従来の第2の面発光半導体レーザ素子の構成を示す断面図である。
【図7】図7(a)から(d)は、それぞれ、従来の第2の面発光半導体レーザ素子を製造する際の各工程での断面図である。
【符号の説明】
10……従来の第1の面発光半導体レーザ素子、12……n型GaAs基板、14……n型下部反射鏡、16……活性領域、18……p型上部反射鏡、20……活性層、22……下部AlGaAsクラッド層、24……上部AlGaAsクラッド層、26……p型AlAs層、26a……絶縁性選択酸化領域、26b……非酸化のコア状のAlAs層、28……メサ、30……p側電極、32……n側電極、34……ポリイミド樹脂、40……従来の第2の面発光半導体レーザ素子、42……n型GaAs基板、44……n型下部反射鏡、46……活性領域、48……p型上部反射鏡、50……活性層、52……下部AlGaAsクラッド層、54……上部AlGaAsクラッド層、56……イオン注入領域、58……SiO2 膜、60……p側電極、62……n側電極、70……実施形態例の面発光半導体レーザ素子、72……GaAs基板、74……n−下部DBR、76……発光構造層、76a……下部クラッド層、76b……活性層、76c……上部クラッド層、78……狭窄AlAs層、80……p−上部DBR、82……p−GaAsコンタクト層、84……ポリイミド、86……p側電極、88……n側電極、90……間隙。
Claims (6)
- 発光層を含む活性領域と、活性領域を挟む対の上部及び下部多層膜反射鏡とを基板上に有する面発光半導体レーザ素子において、
上部多層膜反射鏡を構成する多層膜の少なくとも一層(以下、特定層と言う)はAlAs層又はAl組成の高いAlGaAs層であって、かつ上部多層膜反射鏡はメサ構造として形成されて誘電体で埋め込まれ、
特定層がウエットエッチング法によりエッチングされて、特定層の横断面がメサ構造の横断面外形寸法より小さい外形寸法に縮小し、かつ縮小した特定層の外側に生じている間隙は、メサ構造を埋め込んだ誘電体で充填されていることを特徴とする面発光半導体レーザ素子。 - ウエットエッチング法によりエッチングされた特定層の横断面形状は、メサ構造の外形寸法より外形寸法の小さい四角形及び六角形を含む多角形のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の面発光半導体レーザ素子。
- 発光層を含む活性領域と、活性領域を挟む対の上部及び下部多層膜反射鏡とを基板上に有する面発光半導体レーザ素子の製造方法において、
基板上に、順次、下部多層膜反射鏡、活性領域、及び少なくとも1層のAlAs層又はAl組成の高いAlGaAs層(以下、特定層と言う)を有する上部多層膜反射鏡を形成する工程と、
少なくとも上部多層膜反射鏡をエッチングしてメサを形成する工程と、
上部多層膜反射鏡の特定層をウエットエッチング法によりエッチングして、特定層の横断面をメサの横断面外形寸法より小さい外形寸法に縮小させる工程と、
メサを誘電体で埋め込むと共に、特定層の外側に生じている間隙を誘電体で充填する工程と
を有することを特徴とする面発光半導体レーザ素子の製造方法。 - ウエットエッチング法によるエッチング工程では、メサを形成したウエハをエッチャントに浸漬することを特徴とする請求項3に記載の面発光半導体レーザ素子の製造方法。
- ウエットエッチング法によるエッチング工程では、エッチングの進行中に、エッチャントからウエハを引き上げて、特定層のエッチング進行状況を光学顕微鏡で観察し、エッチングの進行を管理することを特徴とする請求項4に記載の面発光半導体レーザ素子の製造方法。
- ウエットエッチング法によるエッチングでは、エッチャントとして、有機アルカリ溶液、無機アルカリ溶液、ふっ酸系エッチャント、及びクエン酸系エッチャントのいずれかを使用することを特徴とする請求項3から5のうちのいずれか1項に記載の面発光半導体レーザ素子の製造方法。
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