JP2017084847A - 垂直共振器型発光素子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[半導体レーザ10の製造方法]
図3(a)〜図3(g)は、半導体レーザ10の製造過程を示す図である。図3(a)〜図3(g)は、半導体レーザ10の各製造過程における断面図である。図3(a)〜図3(g)を参照して、半導体レーザ10の製造方法について説明する。なお、以下においては、製造途中の各段階における半導体レーザ10の構成要素の全体を素子E1と称する。
[第1の反射鏡12及び半導体構造層13の形成工程]
図3(a)は、基板11上に第1の反射鏡12及び半導体構造層13が形成された状態の素子E1を示す断面図である。まず、基板11としてGaN基板を準備し、基板11をクリーニングする。次に、基板11上にバッファ層(図示せず)としてGaN層を形成する。
[絶縁層15の形成工程]
図3(b)は、絶縁層15が形成された状態の素子E1を示す断面図である。半導体構造層13を形成した後、p型半導体層13Cの表面に、開口部15A(図2(b)参照)を有する絶縁層15を形成する。本実施例においては、開口部15Aとなるp型半導体層13Cの表面にレジストからなるマスク(第1のマスク)MS1を形成した。次に、マスクMS1をマスクとし、p型半導体層13Cの表面にプラズマ照射を行い、p型半導体層13Cの表面を絶縁化した。このようにして、p型半導体層13Cの表面に、開口部15Aを有する絶縁層15を形成した。
[導電層16、n電極NE及びp電極PEの形成工程]
図3(c)は、導電層16、n電極NE及びp電極PEが形成された状態の素子E1を示す断面図である。続いて、絶縁層15上に開口部16A(図2(b)参照)を有する導電層16を形成する。導電層16は、絶縁層15を形成したマスクMS1を用いて、絶縁層15上にPtを成膜し、マスクMS1を除去することで形成した。このように、p型半導体層13C上のマスクMS1を用いて絶縁層15及び導電層16の両方を形成することで、開口部15A及び16Aが互いにアライメントされる。また、絶縁材料からなる膜を成膜することなくp型半導体層13Cの表面に絶縁層15を形成することができる。
[第2の反射鏡14及び絶縁膜ISの形成工程]
図3(d)は、高屈折率誘電体層H2及び低屈折率誘電体層L2が形成された状態の素子E1を示す断面図である。図3(e)は、マスクMS2が形成された状態の素子E1を示す断面図である。図3(f)は、第2の反射鏡14及び絶縁膜ISが形成された状態の素子E1を示す断面図である。
[放熱部17の形成工程]
図3(g)は、放熱部17が形成された状態の素子E1を示す断面図である。図3(g)に示すように、第2の反射鏡14の側面を覆うようにp電極PE上に放熱部17を形成する。なお、図示していないが、放熱部17及びn電極NEを外部端子に接続し、基板11全体を封止した。このようにして、半導体レーザ10を作製した。
[半導体レーザ20の製造方法]
図5(a)〜(c)は、半導体レーザ20の製造過程を示す断面図である。図5(a)〜(c)は、半導体レーザ20の各製造過程における断面図である。図5(a)〜(c)を参照して、半導体レーザ20の製造方法について説明する。なお、以下においては、製造途中の各段階における半導体レーザ20の構成要素の全体を素子E2と称する。
[半導体構造層13、絶縁層15、導電層16、p電極PE、第2の反射鏡14及び放熱部17の形成工程]
図5(a)は、半導体構造層13、絶縁層15、導電層16、p電極PE、第2の反射鏡14及び放熱部17が形成された状態の素子E2を示す断面図である。本実施例においては、成長用基板11上に、半導体構造層13、絶縁層15、導電層16、p電極PE、第2の反射鏡14及び放熱部17を形成する。本工程については半導体レーザ10の製造方法と同様であるため、説明を省略する。なお、本実施例においては、第1の反射鏡23を形成することなく、基板11上に半導体構造層13等を形成する。また、本実施例においては、基板11としてサファイア基板を用いた。
[放熱基板21の接合工程]
図5(b)は、放熱基板21が形成された状態の素子E2を示す断面図である。図5(b)に示すように、第2の反射鏡14及び放熱部17上に、裏面電極22が形成された放熱基板21を接合する。本実施例においては、放熱基板21の一方の主面上に裏面電極22を形成した。次に、放熱基板21の他方の主面を、接合層(図示せず)によって第2の反射鏡14及び放熱部17に接合した。
[基板11の除去工程、第1の反射鏡23の形成工程及びn電極NEの形成工程]
図5(c)は、第1の反射鏡23及びn電極NEが形成された状態の素子E2を示す断面図である。図5(c)に示すように、放熱基板21を接合した後、基板11を除去する。本実施例においては、レーザリフトオフ法を用いて基板11を除去し、n型半導体層13Aを露出させ、研磨処理などによって共振器長を調整した。
12、23 第1の反射鏡
13A 第1の半導体層
13B 活性層
13C 第2の半導体層
14 第2の反射鏡
14S 側面
15 絶縁層
15A 開口部
16 導電層
17 放熱部
21 放熱基板
Claims (8)
- 第1の反射鏡と、
前記第1の反射鏡上に形成され、第1の導電型を有する第1の半導体層と、
前記第1の半導体層上に形成された活性層と、
前記活性層上に形成され、前記第1の導電型とは反対の第2の導電型を有する第2の半導体層と、
前記第2の半導体層の表面に形成され、開口部を有する絶縁層と、
前記開口部から露出した前記第2の半導体層の表面上に形成された透光性電極と、
前記透光性電極上において前記第1の反射鏡に対向しかつ前記開口部にアライメントされて配され、前記開口部の開口形状に対応した形状の側面を有する第2の反射鏡と、
前記第2の反射鏡の側面を覆うように形成された放熱部と、を有することを特徴とする垂直共振器型発光素子。 - 前記絶縁層上には、前記絶縁層の前記開口部にアライメントされた開口部を有する導電層が形成され、
前記透光性電極は、前記導電層上に形成され、
前記放熱部は、前記第2の反射鏡の側面を覆うように前記透光性電極上に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の垂直共振器型発光素子。 - 前記絶縁層の前記開口部は、前記絶縁層に垂直な方向から見たときに円形状を有することを特徴とする請求項2に記載の垂直共振器型発光素子。
- 前記第2の反射鏡上には放熱基板が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の垂直共振器型発光素子。
- 前記放熱部の上面及び前記第2の反射鏡の上面は同一平面をなし、
前記放熱基板は、前記第2の反射鏡及び前記放熱部に接合されていることを特徴とする請求項4に記載の垂直共振器型発光素子。 - 第1の導電型を有する第1の半導体層、活性層及び前記第1の導電型とは反対の第2の導電型を有する第2の半導体層を積層する工程と、
前記第1の半導体層上に第1の反射鏡を形成する工程と、
前記第2の半導体層の表面に開口部を有する絶縁層を形成する工程と、
前記絶縁層の前記開口部にアライメントされた開口部を有する導電層を形成する工程と、
前記絶縁層の前記開口部及び前記導電層の前記開口部から露出した前記第2の半導体層の表面に透光性電極を形成する工程と、
前記透光性電極上において前記第1の反射鏡に対向した位置に第2の反射鏡を形成する工程と、
前記第2の反射膜の側面を覆うように放熱部を形成する工程と、を含み、
前記第2の反射鏡を形成する工程は、
前記透光性電極上に誘電体多層膜を形成する工程と、
前記誘電体多層膜上にマスクを形成する工程と、
前記導電層を遮光層として前記第1の半導体層側から前記マスクに露光を行い、前記マスクのパターニングを行う工程と、を含むことを特徴とする垂直共振器型発光素子の製造方法。 - 前記第2の反射鏡及び前記放熱部に放熱基板を接合する工程を含むことを特徴とする請求項7に記載の垂直共振器型発光素子の製造方法。
- 前記絶縁層を形成する工程は、前記第2の半導体層の表面にパターニングされたマスクを形成する工程と、前記第2の半導体層の表面にプラズマ照射を行い、前記第2の半導体層の表面を絶縁化する工程を含み、
前記導電層を形成する工程において、前記導電層は、前記第2の半導体層上の前記マスクを用いて形成されることを特徴とする請求項6又は7に記載の垂直共振器型発光素子の製造方法。
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