JP2017116705A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成モードの切替時に接触部材がベルトを介して接触するロールが逆方向に回転する場合に比較して、接触部材の損傷を抑制することができる画像形成装置を提供する。【解決手段】複数のロールに張架される中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21を回転駆動する駆動手段と、複数のロールのうち1つのロールに張架されるベルトの表面に接触するベルト清掃装置と、複数のロールのうち少なくとも1つのロールを変位させて画像形成モードを切り替える切替手段と、を備え、切替手段による切替時、ベルト清掃装置が接触するロールが逆方向に回転する回転速度より速い速度で前記駆動手段により中間転写ベルト21を正方向に回転させる。【選択図】図23

Description

この発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置としては、フルカラーモードからモノクロモードへの切替時に、中間転写ベルトを張架する複数のロールのうち一部のロールを移動させるように構成したものがある。かかる画像形成装置に関連する技術としては、例えば、特許文献1及び2等に開示されたものが既に提案されている。
特許文献1は、クリーナブレードの先端部に付着した異物を剥離する手段を、簡便な構成で実現し装置構成の簡素化および低コスト化を図るため、制御手段は、転写部材を画像形成ステーション側に位置決めして転写部材により転写ベルトを画像形成ステーションに押し遣り当接させて全ての画像形成ステーションでトナー像の1次転写を可能とすることで画像形成動作を実行し、画像形成動作実行後、必要に応じて転写部材を画像形成ステーションから離間移動させて転写部材による転写ベルトの押遣状態を解消させることで、ブレード対向ローラを付勢手段からの付勢力によって転写ベルトに張力を与えながら付勢方向に移動させるとともに搬送方向と逆方向に従動回転させるのに続いて、ブレード対向ローラを付勢方向と逆方向に所定距離移動させてブレード対向ローラから転写ベルトに与えられる転写ベルトへの張力を解除させるように構成したものである。
特許文献2は、駆動する構成同士の擦れによる装置寿命の低下を抑制するため、表面にトナー像を担持する像担持体と、像担持体を駆動させる第1の駆動手段と、像担持体の周速度に対応する物理量を検出する第1の速度検出手段と、像担持体に対向配置されたベルトと、ベルトを支持するベルトローラと、ベルトを駆動させる第2の駆動手段と、ベルトの進行速度に対応する物理量を検出する第2の速度検出手段と、像担持体とベルトとが接触している接触状態、及び、像担持体とベルトとが離れている離間状態のいずれかに切り替える接離手段と、装置全体の動作を制御する制御手段とを有し、像担持体とベルトを離間状態から接触状態に切り替える際に、制御手段は、第1の駆動手段を制御して像担持体の周速度を予め定められた第1の値とし且つ第2の駆動手段を制御してベルトの進行速度を予め定められた第2の値とした後に、接離機構を動作させて像担持体及びベルトを接触状態にするように構成したものである。
特開2007−93782号公報 特開2007−57652号公報
この発明の目的は、画像形成モードの切替時に接触部材がベルトを介して接触するロールが逆方向に回転する場合に比較して、接触部材の損傷を抑制することにある。
請求項1に記載された発明は、複数のロールに張架される無端状のベルトと、
前記ベルトを回転駆動する駆動手段と、
前記複数のロールのうち1つのロールに張架されるベルトの表面に接触する接触部材と、
前記複数のロールのうち少なくとも1つのロールを変位させて画像形成モードを切り替える切替手段と、
を備え、
前記切替手段による切替時、前記接触部材が前記ベルトを介して接触する前記ロールが逆方向に回転する回転速度以上の速度で前記駆動手段により前記ベルトを正方向に回転させる画像形成装置である。
請求項2に記載された発明は、前記ベルトは、張力付与ロールを含む複数のロールに張架されているとともに、前記接触部材は、前記張力付与ロールに張架された前記ベルトに接触する請求項1に記載の画像形成装置である。
請求項3に記載された発明は、前記画像形成装置は、画像形成モードとしてフルカラーモードとモノクロモードを有しており、
前記切替手段は、前記フルカラーモードにおける画像形成動作の終了時に、画像形成モードを前記モノクロモードに切り替える請求項1又は2に記載の画像形成装置である。
請求項4に記載された発明は、画像形成モードをフルカラーモードからモノクロモードに切り替える際に、前記張力付与ロールの前記ベルト移動方向に沿った下流側に隣接して配置されたロールが退避位置に移動する請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、画像形成モードの切替時に接触部材がベルトを介して接触するロールが逆方向に回転する場合に比較して、接触部材の損傷を抑制することができる。
請求項2に記載された発明によれば、接触部材を駆動ロールに接触させた場合に比較して、ベルトを張架するロールの構成を簡略化することができる。
請求項3に記載された発明によれば、切替手段が、フルカラーモードにおける画像形成動作の終了時に、画像形成モードをモノクロモードに切り替えない場合に比較して、モノクロモードを直ちに開始することができる。
請求項4に記載された発明によれば、張力付与ロールのベルト移動方向に沿った下流側に隣接して配置されたロールが退避位置に移動することに起因した接触部材の損傷を抑制することができる。
この発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示す全体構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の画像形成部を示す構成図である。 白黒モード時における画像形成装置の画像形成部を示す構成図である。 中間転写ユニットを示す斜視構成図である。 中間転写ベルトを取り外した中間転写ユニットを示す斜視構成図である。 フルカラーモード時における中間転写ユニットを示す構成図である。 白黒モード時における中間転写ユニットを示す構成図である。 駆動装置の駆動モータを示す斜視構成図である。 駆動装置を示す構成図である。 感光体ドラムの駆動力伝達機構を示す斜視構成図である。 駆動力伝達機構を構成する部材を示す斜視構成図である。 感光体ドラムの駆動力伝達機構を示す斜視構成図である。 現像装置の駆動力伝達機構を示す斜視構成図である。 駆動切替装置を示す構成図である。 歯欠け歯車を示す斜視構成図である。 駆動装置を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示すタイミングチャートである。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である 張力付与ロールの移動を示す構成図である。 張力付与ロールに接触する清掃板を示す構成図である。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[実施の形態1]
図1及び図2は、実施の形態1に係る画像形成装置を示すものである。図1はその画像形成装置の全体の概要を示し、図2はその画像形成装置における要部(作像装置など)を拡大して示している。
<画像形成装置の全体の構成>
実施の形態1に係る画像形成装置1は、例えばカラープリンタとして構成されたものである。この画像形成装置1は、現像剤4を構成するトナーで現像されるトナー像を形成する複数の作像装置10と、各作像装置10で形成されたトナー像をそれぞれ保持して最終的に記録媒体の一例としての記録用紙5に二次転写する二次転写位置まで搬送する中間転写装置20と、中間転写装置20の二次転写位置に供給すべき所要の記録用紙5を収容して搬送する給紙装置30と、中間転写装置20で二次転写された記録用紙5上のトナー像を定着させる定着装置40等を備えている。なお、図中の1aは画像形成装置1の装置本体を示し、この装置本体1aは支持構造部材、外装カバー等で形成されている。また、図中の破線は、装置本体1a内において記録用紙5が搬送される主な搬送経路を示す。
作像装置10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー像をそれぞれ専用に形成する4つの作像装置10Y,10M,10C,10Kで構成されている。これらの4つの作像装置10(Y,M,C,K)は、装置本体1aの内部空間において傾斜した状態で1列に並べた状態となるよう配置されている。
4つの作像装置10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)のカラーの作像装置10(Y,M,C)と、ブラック(K)の作像装置10Kとから構成されている。ブラックの作像装置10Kは、中間転写装置20の中間転写ベルト21の移動方向Bに沿った最も下流側に配置されている。画像形成装置1は、画像形成モードとして、カラーの作像装置10(Y,M,C)及びブラック(K)の作像装置10Kを動作させてフルカラーの画像を形成するフルカラーモードと、ブラック(K)の作像装置10Kのみを動作させて白黒(モノクロ)の画像を形成する白黒モードとを備える。
各作像装置10(Y,M,C,K)は、図1や図2に示されるように、像保持体の一例としての回転する感光体ドラム11を備えており、この感光体ドラム11の周囲に、次のようなトナー像形成手段の一例としての各装置が主に配置されている。主な装置とは、感光体ドラム11の像形成が可能な周面(像保持面)を所要の電位に帯電させる帯電装置12と、感光体ドラム11の帯電された周面に画像の情報(信号)に基づく光を照射して電位差のある(各色用の)静電潜像を形成する露光装置13と、その静電潜像を対応する色(Y,M,C,K)の現像剤4のトナーで現像してトナー像にする現像装置14(Y,M,C,K)と、その各トナー像を中間転写装置20に転写する一次転写手段の一例としての一次転写装置15(Y,M,C,K)と、一次転写後における感光体ドラム11の像保持面に残留して付着するトナー等の付着物を取り除いて清掃するドラム清掃装置16(Y,M,C,K)等である。
感光体ドラム11は、接地処理される円筒状又は円柱状の基材の周面に感光材料からなる光導電性層(感光層)を有する像保持面を形成したものである。この感光体ドラム11は、図示しない駆動装置から動力が伝達されて矢印Aで示す方向に回転するように支持されている。
帯電装置12は、感光体ドラム11に接触した状態で配置される接触型の帯電ロールで構成される。帯電装置12は、その表面を清掃する清掃ロール121を有している。帯電装置12には帯電用電圧が供給される。帯電用電圧としては、現像装置14が反転現像を行うものである場合、現像装置14から供給されるトナーの帯電極性と同じ極性の電圧又は電流が供給される。なお、帯電装置12としては、感光体ドラム11の表面に非接触状態で配置されるスコロトロン等の非接触型の帯電装置を用いてもよい。
露光装置13は、感光体ドラム11の軸方向に沿って配列された複数の発光素子としてのLED(Light Emitting Diode)により感光体ドラム11に画像情報に応じた光を照射して静電潜像を形成するLEDプリントヘッドからなる。なお、露光装置13としては、画像情報に応じて構成されるレーザー光を感光体ドラム11の軸方向に沿って偏向走査するものを用いても良い。
現像装置14(Y,M,C,K)はいずれも、図2に示されるように、開口部と現像剤4の収容室が形成された筐体140の内部に、現像剤4を保持して感光体ドラム11と向き合う現像領域まで搬送する現像ロール141と、現像剤4を攪拌しながら現像ロール141を通過させるよう搬送する2つのスクリューオーガー等の攪拌搬送部材142,143と、現像ロール141に保持される現像剤の量(層厚)を規制する層厚規制部材144などを配置して構成したものである。この現像装置14には、その現像ロール141と感光体ドラム11の間に現像用電圧が図示しない電源装置から供給される。また、現像ロール141や攪拌搬送部材142,143は、図示しない駆動装置からの動力が伝達されて所要の方向に回転する。さらに、上記4色の現像剤4(Y,M,C,K)としては、非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤が使用される。
一次転写装置15(Y,M,C,K)は、感光体ドラム11の周囲に中間転写ベルト21を介して接触し回転するとともに一次転写用電圧が供給される一次転写ロールを備えた接触型の転写装置である。一次転写用電圧としては、トナーの帯電極性と逆の極性を示す直流の電圧が図示しない電源装置から供給される。
ドラム清掃装置16は、図2に示されるように、一部が開口する容器状の本体160と、一次転写後の感光体ドラム11の周面に所要の圧力で接触するように配置されて残留トナー等の付着物を取り除いて清掃する清掃板161と、清掃板161で取り除いたトナー等の付着物を回収して図示しない回収システムに送り出すよう搬送するスクリューオーガー等の送出部材162等で構成されている。清掃板161としては、ゴム等の材料からなる板状の部材(例えばブレード)が使用される。
中間転写装置20は、図1に示されるように、各作像装置10(Y,M,C,K)の上方の位置に存在するように配置される。この中間転写装置20は、感光体ドラム11と一次転写装置15(一次転写ロール)の間となる一次転写位置を通過しながら矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21をその内面から所望の状態に保持して回転自在に支持する複数のベルト支持ロール22〜25と、ベルト支持ロール22に支持されている中間転写ベルト21の外周面(像保持面)側に配置されて中間転写ベルト21上のトナー像を記録用紙5に二次転写させる二次転写手段の一例としての二次転写装置26と、二次転写装置26を通過した後に中間転写ベルト21の外周面に残留して付着するトナー、紙粉等の付着物を取り除いて清掃するベルト清掃装置27とで主に構成されている。
中間転写ベルト21としては、例えばポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂にカーボンブラック等の抵抗調整剤などを分散させた材料で製作される無端状のベルトが使用される。また、ベルト支持ロール22は二次転写の背面支持ロールを兼ねる図示しない駆動装置によって回転駆動される駆動ロールとして構成され、ベルト支持ロール23は中間転写ベルト21に張力を付与する張力付与ロールとして構成され、ベルト支持ロール24,25は中間転写ベルト21の画像形成面を形成する第1及び第2の面出しロールとして構成されている。また、ベルト支持ロール23はベルト清掃装置27の清掃板271と対向する対向ロールを兼ねている。
なお、第1の面出しロール24は、後述するように、白黒の画像形成モード時、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)のカラーの一次転写ロール15(Y,M,C)とともに中間転写ベルト21を感光体ドラム11(Y,M,C)から離間させる退避位置に移動可能に構成されている。
二次転写装置26は、図1に示されるように、中間転写装置20におけるベルト支持ロール22に支持されている中間転写ベルト21の外周面部分である二次転写位置において、中間転写ベルト21の周面に接触して回転するとともに二次転写用電圧が供給される二次転写ロールを備えた接触型の転写装置である。また、二次転写ロール26又は中間転写装置20のベルト支持ロール22には、トナーの帯電極性と逆極性又は同極性を示す直流の電圧が二次転写用電圧として図示しない電源装置から供給される。
ベルト清掃装置27は、図2に示されるように、一部が開口する容器状の本体270と、二次転写後の中間転写ベルト21の周面に所要の圧力で接触するように配置されて残留トナー等の付着物を取り除いて清掃する接触部材の一例としての清掃板271と、清掃板271で取り除いたトナー等の付着物を回収して図示しない回収システムに送り出すよう搬送するスクリューオーガー等の送出部材272等で構成されている。清掃板271としては、ゴム等の材料からなる板状の部材(例えばブレード)が使用される。清掃板271は、その基端部が本体270に取り付けられているとともに、先端部が中間転写ベルト21の移動方向に沿った上流側に向けて配置され、当該清掃板271の先端に位置するエッジ部が中間転写ベルト21の移動方向の下流側から上流側に向けて中間転写ベルト21に当接する所謂ドクターブレードを構成している。
定着装置40は、記録用紙5の導入口及び排出口が形成された図示しない筐体の内部に、矢印で示す方向に回転するとともに表面温度が所定の温度に保持されるよう加熱手段によって加熱されるロール形態又はベルト形態の加熱用回転体41と、この加熱用回転体41の軸方向にほぼ沿う状態で所定の圧力で接触して従動回転するロール形態又はベルト形態の加圧用回転体42などを配置して構成されたものである。この定着装置40では、加熱用回転体41と加圧用回転体42が接触する接触部が所要の定着処理(加熱及び加圧)を行う定着処理部になる。
給紙装置30は、作像装置10(Y,M,C,K)の下方側の位置に存在するように配置される。この給紙装置30は、所望のサイズ、種類等の記録用紙5を積載した状態で収容する単数(又は複数)の用紙収容体31と、用紙収容体31から記録用紙5を1枚ずつ送り出す送出装置32とで主に構成されている。用紙収容体31は、例えば、装置本体1aの正面(使用者が操作時に向き合う側面)側に引き出すことができるように取り付けられている。
記録用紙5としては、例えば、電子写真方式の複写機、プリンタ等に使用される普通紙やトレーシングペーパー等の薄紙、あるいはOHPシート等が挙げられる。定着後における画像表面の平滑性をさらに向上させるには、記録用紙5の表面もできるだけ平滑であることが好ましく、例えば、普通紙の表面を樹脂等でコーティングしたコート紙、印刷用のアート紙等の坪量が相対的に大きい所謂厚紙なども好適に使用することができる。
給紙装置30と二次転写装置26との間には、給紙装置30から送り出される記録用紙5を二次転写位置まで搬送する単数又は複数の用紙搬送ロール対33や図示しない搬送ガイドで構成される給紙搬送路34が設けられている。給紙搬送路34において二次転写位置の直前の位置に配置される用紙搬送ロール対33は、例えば記録用紙5の搬送時期を調整するロール(レジストロール)として構成されている。また、二次転写装置26と定着装置40との間には、二次転写装置26から送り出される二次転写後の記録用紙5を定着装置40まで搬送するための用紙搬送路35が設けられている。さらに、画像形成装置本体1aに形成される用紙の排出口に近い部分には、定着装置40から出口ロール36により送り出される定着後の記録用紙5を画像形成装置本体1aの上部の用紙排出部37に排出するための用紙排出ロール対38を備えた排出搬送路39が設けられている。
定着装置40と用紙排出ロール対38との間には、用紙搬送路を切り替える切替ゲート43を備えている。用紙排出ロール対38は、その回転方向が正転方向(排出方向)と逆転方向に切り替え可能に構成されている。記録用紙5の両面に画像を形成する場合には、片面に画像が形成された記録用紙5の後端が切替ゲート43を通過した後、用紙排出ロール対38の回転方向を正転方向(排出方向)から逆転方向に切り替える。用紙排出ロール対38によって逆転方向に搬送される記録用紙5は、切替ゲート43によって搬送経路が切り替えられ、画像形成装置本体1aの側面に沿って略鉛直方向に沿うように形成された両面用搬送経路44へと搬送される。両面用搬送経路44は、表裏を反転させた状態で記録用紙5を用紙搬送ロール対33へと搬送する用紙搬送ロール対45〜47と図示しない搬送ガイド等を備えている。
図1中、符号145(Y,M,C,K)は、紙面に直交する方向に沿って複数配列され、対応する現像装置14(Y,M,C,K)に供給する少なくともトナーを含む現像剤を収容したトナーカートリッジをそれぞれ示している。
また、図1中符号200は、画像形成装置1の動作を統括的に制御する制御装置を示している。制御装置200は、図示しないCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、あるいはこれらCPUやROM等を接続するバス、通信インターフェイスなどを備えている。
<画像形成装置の動作>
以下、画像形成装置1による基本的な画像形成動作について説明する。
ここでは、まず、前記4つの作像装置10(Y,M,C,K)を使用して、4色(Y,M,C,K)のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像を形成するフルカラーモードにおける動作を説明する。
[フルカラーモード]
画像形成装置1は、図示しないユーザインターフェイスやプリンタドライバ等からフルカラーの画像形成動作(プリント)の要求の指令情報を受けると、4つの作像装置10(Y,M,C,K)、中間転写装置20、二次転写装置26、定着装置40等が始動する。
そして、各作像装置10(Y,M,C,K)においては、図1及び図2に示されるように、まず各感光体ドラム11が矢印Aで示す方向に回転し、各帯電装置12が各感光体ドラム11の表面を所要の極性(実施の形態1ではマイナス極性)及び電位にそれぞれ帯電させる。続いて、露光装置13が、帯電後の感光体ドラム11の表面に対し、画像形成装置1に入力される画像の情報を各色成分(Y,M,C,K)に変換して得られる画像の信号に基づいて発光される光を照射し、その表面に所要の電位差で構成される各色成分の静電潜像をそれぞれ形成する。
続いて、各作像装置10(Y,M,C,K)が、感光体ドラム11に形成された各色成分の静電潜像に対し、所要の極性(マイナス極性)に帯電された対応する色(Y,M,C,K)のトナーを現像ロール141からそれぞれ供給して静電的に付着させて現像を行う。この現像により、各感光体ドラム11に形成された各色成分の静電潜像は、その対応する色のトナーでそれぞれ現像された4色(Y,M,C,K)のトナー像として顕像化される。
続いて、各作像装置10(Y,M,C,K)の感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が一次転写位置まで搬送されると、一次転写装置15(Y,M,C,K)が、その各色のトナー像を中間転写装置20の矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト21に対して順番に重ね合わされるような状態で一次転写させる。
また、一次転写が終了した各作像装置10(Y,M,C,K)では、ドラム清掃装置16が付着物を掻き取るように除去して感光体ドラム11の表面を清掃する。これにより、各作像装置10(Y,M,C,K)は、次の作像動作が可能な状態にされる。
続いて、中間転写装置20では、中間転写ベルト21の回転により一次転写されたトナー像を保持して二次転写位置まで搬送する。一方、給紙装置30では、作像動作に合わせて所要の記録用紙5を給紙搬送路34に送り出す。給紙搬送路34では、レジストロールとしての用紙搬送ロール対33が記録用紙5を転写時期に合わせて二次転写位置に送り出して供給する。
二次転写位置においては、二次転写装置26が、中間転写ベルト21上のトナー像を記録用紙5に一括して二次転写させる。また、二次転写が終了した中間転写装置20では、ベルト清掃装置27が、二次転写後の中間転写ベルト21の表面に残留したトナー等の付着物を取り除いて清掃する。
続いて、トナー像が二次転写された記録用紙5は、中間転写ベルト21から剥離された後に用紙搬送路35を介して定着装置40まで搬送される。定着装置40では、回転する加熱用回転体41と加圧用回転体42との間の接触部に二次転写後の記録用紙5を導入して通過させることにより、必要な定着処理(加熱及び加圧)をして未定着のトナー像を記録用紙5に定着させる。最後に、定着が終了した後の記録用紙5は、その片面への画像の形成を行うだけの画像形成動作のときは、用紙排出ロール対38により、例えば、装置本体1aの上部に設置された用紙排出部37に排出される。
以上の動作により、4色のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像が形成された記録用紙5が出力される。
[白黒モード]
次に、ブラック(K)の作像装置10Kのみを使用して、白黒(モノクロ)のトナー像を形成する白黒モードにおける動作について説明する。
画像形成装置1は、図示しないユーザインターフェイスやプリンタドライバ等から白黒(モノクロ)の画像形成動作(プリント)の要求の指令情報を受けると、図3に示されるように、画像形成動作に先立って、図示しない接離手段により、第1の面出しロール24が上方に退避した退避位置に移動するとともに、カラーの作像装置10(Y,M,C)に対応したカラーの一次転写ロール15(Y,M,C)がカラーの感光体ドラム11(Y,M,C)から離間した退避位置に移動した後、ブラック(K)の作像装置10K、中間転写装置20、二次転写装置26、定着装置40等が始動する。なお、この実施の形態に係る画像形成装置1では、特に、図示しないユーザインターフェイスやプリンタドライバ等からフルカラーの画像形成動作(プリント)を指定しない限り、図示しないユーザインターフェイスやプリンタドライバ等によって白黒(モノクロ)の画像形成動作(プリント)が自動的に選択されるように構成されている。
また、カラーの一次転写ロール15(Y,M,C)は、退避位置において、中間転写ベルト21から離間しており、中間転写ベルト21に対して非接触状態となっている。また、白黒モードにおいては、フルカラーモードと異なり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びシアン(C)のカラーの作像装置10(Y,M,C)及びカラーの一次転写ロール15(Y,M,C)は駆動されず、停止している。
ブラック(K)の作像装置10Kにおいては、感光体ドラム11Kが矢印Aで示す方向に回転し、帯電装置12Kが感光体ドラム11Kの表面を所要の極性(マイナス極性)及び電位にそれぞれ帯電させる。続いて、露光装置13Kが、帯電後の感光体ドラム11Kの表面に対し、画像形成装置1に入力される白黒の画像の信号に基づいて発光される光を照射し、その表面に所要の電位差で構成される成分の静電潜像を形成する。
続いて、現像装置14Kが、感光体ドラム11Kに形成された白黒成分の静電潜像に対し、所要の極性(マイナス極性)に帯電された対応するブラック(K)のトナーを現像ロール141からそれぞれ供給して静電的に付着させて現像を行う。この現像により、感光体ドラム11Kに形成された静電潜像は、その対応するブラックのトナーで現像されたトナー像として顕像化される。
続いて、作像装置10Kの感光体ドラム11K上に形成されたトナー像が一次転写位置まで搬送されると、一次転写装置15Kが、そのトナー像を中間転写装置20の矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト21に対して一次転写させる。
また、一次転写が終了した作像装置10Kでは、ドラム清掃装置16Kが付着物を掻き取るように除去して感光体ドラム11Kの表面を清掃する。これにより、作像装置10Kは、次の作像動作が可能な状態にされる。
続いて、中間転写装置20では、中間転写ベルト21の回転により一次転写されたトナー像を保持して二次転写位置まで搬送する。一方、給紙装置30では、作像動作に合わせて所要の記録用紙5を給紙搬送路34に送り出す。給紙搬送路34では、レジストロールとしての用紙搬送ロール対33が記録用紙5を転写時期に合わせて二次転写位置に送り出して供給する。
二次転写位置においては、二次転写装置26が、中間転写ベルト21上のトナー像を記録用紙5に一括して二次転写させる。また、二次転写が終了した中間転写装置20では、ベルト清掃装置27が、二次転写後の中間転写ベルト21の表面に残留したトナー等の付着物を取り除いて清掃する。
続いて、トナー像が二次転写された記録用紙5は、中間転写ベルト21から剥離された後に用紙搬送路35を介して定着装置40まで搬送される。定着装置40では、回転する加熱用回転体41と加圧用回転体42との間の接触部に二次転写後の記録用紙5を導入して通過させることにより、必要な定着処理(加熱及び加圧)をして未定着のトナー像を記録用紙5に定着させる。最後に、定着が終了した後の記録用紙5は、その片面への画像の形成を行うだけの画像形成動作のときは、用紙排出ロール対38により、例えば、画像形成装置本体1aの上部に設置される用紙排出部37に排出される。
以上の動作により、ブラック(K)のトナー像のみで構成される白黒画像が形成された記録用紙5が出力される。
<画像形成装置の要部の構成>
中間転写装置20は、図4及び図5に示されるように、中間転写ベルト21、当該中間転写ベルト21の内部に配置される複数のベルト支持ロール22〜25、及び一次転写装置としての一次転写ロール15(Y,M,C,K)等が一体的にユニット化されて着脱構造体の一例としての中間転写ユニット300を構成している。中間転写ユニット300は、画像形成装置本体1aに対して着脱自在となっている。
中間転写ユニット300は、画像形成装置本体1aの前面側に配置され正面形状が細長い略矩形のフロントフレーム301と、画像形成装置本体1aの背面側に配置され正面形状が細長い略矩形のリアフレーム302と、これらフロントフレーム301とリアフレーム302を連結する第1及び第2の連結フレーム303,304とを備える。フロントフレーム301及びリアフレーム302には、中間転写ベルト21を張架する複数のベルト支持ロール22〜26と、一次転写ロール15(Y,M,C,K)が回転自在に支持されている。また、リアフレーム302には、中間転写ユニット300を画像形成装置本体1aに装着する際に位置決めするためのガイドピン305,306が背面側に向けて突出するよう設けられている。
また、中間転写ユニット300の内部には、図5及び図6に示されるように、カラーの一次転写ロール15(Y,M,C)及び第1の面出しロール24を退避位置へと移動させる接離(リトラクト)手段307が配置されている。接離手段307は、一次転写ロール15(Y,M,C,K)を回転自在に支持する正面略L字形状の第1の腕部材308(Y,M,C,K)と、第1の面出しロール24を回転自在に支持する正面略L字形状の第2の腕部材309と、ブラックを除いた第1の腕部材308(Y,M,C)及び第2の腕部材309を回動させる一対のスライド部材310,311を備えている。第1及び第2の腕部材308(Y,M,C,K),309は、フロントフレーム301及びリアフレーム302の内側面に回動支点312(Y,M,C,K),313を中心にしてそれぞれ回動自在に取り付けられている。また、第1の腕部材308(Y,M,C,K)の基端部には、当該第1の腕部材308(Y,M,C,K)を付勢させて一次転写ロール15(Y,M,C,K)を感光体ドラム11に当接させる付勢手段としての第1のコイルスプリング314(Y,M,C,K)が設けられている。第2の腕部材309の基端部には、当該第2の腕部材309を付勢させて第1の面出しロール24を動作位置に位置させる付勢手段としての第2のコイルスプリング315が設けられている。第1及び第2のコイルスプリング314(Y,M,C,K),315は、圧縮スプリングからなる。なお、図6中、符号231は張力付与ロール23を中間転写ユニット300の長手方向に沿った外方向へ向けて付勢する付勢手段としての第3のコイルスプリングを示している。
スライド部材310,311は、図5及び図6に示されるように、フロントフレーム301とリアフレーム302との間に架け渡された回転自在な駆動シャフト316及び固定された固定シャフト317に長孔318,319,320,321を介して中間転写ユニット300の長手方向に沿ってスライド自在に配置されている。
駆動シャフト316には、スライド部材310,311を中間転写ユニット300の長手方向に沿って往復移動させる偏心カム322,323が取り付けられている。一方、スライド部材310,311には、偏心カム322,323が当接するカムフォロワ部324,325(図5参照)が設けられている。スライド部材310,311は、図示しないコイルスプリング等によってカムフォロワ部324,325が偏心カム322,323に当接するよう付勢されている。駆動シャフト316は、カップリング部材326を介して画像形成装置本体1a側に設けられた駆動装置50により時計回り方向及び反時計回り方向に予め定められたタイミングで回転駆動される。
フルカラーモードから白黒モードへの切替時には、図7に示されるように、偏心カム322,323が駆動装置50によって回転駆動され、カムフォロワ部324,325を介してスライド部材310,311が矢印C方向に沿って移動する。第1の腕部材308(Y,M,C)及び第2の腕部材309は、スライド部材310,311に連結されており、スライド部材310,311の矢印C方向に沿った移動に伴い図中反時計回り方向に回動する。そして、第1の腕部材308(Y,M,C)に回転自在に設けられたカラーの一次転写ロール15(Y,M,C)は、感光体ドラム11(Y,M,C)及び中間転写ベルト21から離間した退避位置へ移動する。また、第2の腕部材309に回転自在に設けられた第1の面出しロール24は、退避位置に移動する。
<駆動装置の構成>
画像形成装置1の背面側には、図5に示されるように、4つの作像装置10(Y,M,C,K)、中間転写装置20、二次転写装置26、給紙装置30、定着装置40等を駆動する駆動装置50が配置されている。
この駆動装置50は、図8に示されるように、当該駆動装置50のハウジング51の背面に取り付けられた駆動源としてのDCモータ等からなる第1乃至第3の駆動モータ52〜54を備えている。メインモータである第1の駆動モータ52は、主に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの現像装置14(Y,M,C,K)と給紙装置30を駆動する。また、ドラムモータである第2の駆動モータ53は、主に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの感光体ドラム11(Y,M,C,K)と中間転写ベルト21を駆動する。フューザモータである第3の駆動モータ54は、主に、定着装置40と排紙系を駆動する。
また、駆動装置50は、図9に示されるように、第1の駆動モータ52を駆動源とする第1の駆動装置55と、第2の駆動モータ53を駆動源とする第2の駆動装置56と、第3の駆動モータ54を駆動源とする第3の駆動装置57とに大別される。
第2の駆動装置56は、第2の駆動モータ53の出力軸に設けられた出力歯車58に噛み合わされ、ブラック(K)の感光体ドラム11Kを回転駆動する駆動歯車59(59K)を備えている。また、第2の駆動モータ53の出力歯車58には、伝達歯車120を介して中間転写ユニット300の駆動ロール22を回転駆動するための駆動歯車121が噛み合わされている。駆動歯車121の回転軸122は、図5に示されるように、カップリング部材327を介して駆動ロール22に連結されている。尚、図5中、符号123は、第3の駆動モータ54によって定着装置40を駆動する駆動歯車を示している。
駆動歯車59は、図10に示されるように、ブラック(K)の感光体ドラム11Kを回転駆動する駆動軸60にピン61(図12参照)を介して固定した状態で取り付けられている。また、駆動軸60には、カラーの感光体ドラム11(Y,M,C)に回転駆動力を伝達する伝達歯車62が回転自在に装着されている。さらに、駆動歯車59と伝達歯車62との間には、駆動歯車59の回転駆動力を伝達歯車62に対して伝達又は非伝達状態(遮断)とする駆動力伝達機構としての感光体用のカップリング機構63が配置されている。
伝達歯車62は、第1の環状部材65aと第2の環状部材65bによって挟持され、駆動軸60の軸方向に沿った移動が規制されている。第1の環状部材65aの軸方向に沿った先端側には、感光体ドラム11Kと結合し回転駆動力を伝達するカップリング部材66が装着されている。カップリング部材66は、コイルスプリング64により感光体ドラム11K側に押圧されている。また、カップリング部材66は、駆動軸60に軸方向に沿って設けられた第1の長孔67に挿入されたピン68により移動範囲が規制された状態で設けられている。
感光体用のカップリング機構63は、図10に示されるように、大別して、カップリング部材71と、リンク部材72と、カバー部材73とを備える。カップリング部材71は、図11に示されるように、駆動軸60に対して軸方向に沿って移動自在となるよう装着するための装着孔711を有する略円板状に形成されている。また、カップリング部材71の伝達歯車62側の端面には、その外周部に軸方向と平行に突出するよう180度対向する位置にそれぞれ設けられた第1の突起部712を備えている。第1の突起部712は、その軸方向から見た形状が、円弧状に形成された外周面及び内周面と半径方向に沿って形成された両端面とで囲まれた略台形状に形成されている。また、第1の突起部712の内周面には、半径方向内側に向けて突出した凸部713が設けられている。凸部713は、各第1の突起部712の内周面に沿った中心部から一方向(図中、右方向)にずれた位置に配置されている。その結果、2つの第1の突起部712は、駆動軸60の中心線に対して非対称な形状となっている。駆動歯車59と伝達歯車62は、凸部713によって位相合わせが行われる。また、カップリング部材71の駆動歯車59側の端面には、その外周部に軸方向と平行に突出するよう、第1の突起部712より相対的に長く形成された第2の突起部714を備えている。第2の突起部714は、周方向に沿った位置が第1の突起部712と異なるよう配置されている。第2の突起部714は、例えば、第1の突起部712の形状と同一形状に形成されており、凸部713を備えている。
一方、伝達歯車62は、図12に示されるように、カップリング部材71の第1の突起部712と相似形状に形成され、当該第1の突起部712が結合される第1の凹部621を180度対向する位置にそれぞれ備えている。また、駆動歯車59は、図10に示されるように、カップリング部材71の第2の突起部714と相似形状に形成され、第2の突起部714が結合される少なくとも1つの第2の凹部591を備えている。なお、この実施の形態では、部品の共通化により部品点数を減少させるため、駆動歯車59と伝達歯車62は、同一の歯車を使用しており、駆動歯車59には、第2の凹部591が2つ設けられている。
また、第1の突起部712は、駆動軸60の中心線に対して非対称な位置に配置された凸部713を備えているため、カップリング部材71と伝達歯車62は、周方向に沿った一箇所でのみ互いに結合されるよう構成されており、カップリング部材71と伝達歯車62との位相(周方向に沿った位置)が合わされている。さらに、第2の突起部714も、第1の突起部712と同様に凸部713を備えている。そのため、カップリング部材71と駆動歯車59は、周方向に沿った一箇所でのみ互いに結合されるよう構成されており、カップリング部材71と駆動歯車59との位相(周方向に沿った位置)が合わされている。その結果、駆動歯車59がカップリング部材71を介して伝達歯車62と連結された状態では、常に、駆動歯車59と伝達歯車62の位相が一致した状態となる。
また、駆動歯車59とカップリング部材71との間には、図10に示されるように、カップリング部材71を駆動歯車59から離間する方向に押圧するコイルスプリング74が配設されている。カップリング部材71は、駆動軸60に軸方向に沿って設けられた第2の長孔75に挿入されたピン76により移動範囲が規制されている。
リンク部材72は、図11(c)に示されるように、円環状に形成されており、当該円環状部分の外周には、半径方向外側に向けて突出するように設けられたレバー721を備えている。また、リンク部材72の外周面には、傾斜面722を有する凸部723が180度対向する位置にそれぞれ設けられている。
カバー部材73は、図11(b)に示されるように、リンク部材72の外周を覆う円筒形状に形成されている。カバー部材73の内周面には、リンク部材72の凸部723と接触する傾斜面731を備えている。また、カバー部材73には、リンク部材72のレバー721を外側に突出させるための開口部732が所要の角度にわたり設けられている。カバー部材73は、駆動装置50の図示しないハウジングに対して固定された状態で取り付けられる。
そのため、リンク部材72は、レバー721を介して回転させることにより、凸部723の傾斜面722が固定配置されたカバー部材73の傾斜面731に接触して軸方向に沿って押動される。このリンク部材72の移動に伴って当該リンク部材72によりカップリング部材71が軸方向に沿って伝達歯車62側に押動され、図10(c)に示されるように、カップリング部材71の第2の突起部714と駆動歯車59の第2の凹部591との結合が解除され、駆動歯車59から伝達歯車62への回転駆動力の伝達が遮断される。また、リンク部材72は、レバー721を逆方向に回転させることにより、リンク部材72によってカップリング部材71が軸方向に沿って駆動歯車59側に押動され、カップリング部材71の第2の突起部714が駆動歯車59の第2の凹部591に結合され、駆動歯車59から伝達歯車62へ回転駆動力が伝達される。
ブラックの感光体ドラム11Kの駆動軸60に取り付けられた伝達歯車62は、図12に示されるように、中間歯車77を介してシアン、マゼンタ、イエローの各感光体ドラム11(C,M,Y)の駆動歯車59(59C,59M,59Y)と順次噛み合わされている。これらの駆動歯車59(59K,59C,59M,59Y)、伝達歯車62及び中間歯車77は、第2の駆動装置56の駆動力伝達部を構成するものである。
一方、第1の駆動装置55は、図9に示されるように、第1の駆動モータ52の駆動軸に設けられた出力歯車78から回転駆動力が伝達され、ブラック(K)の現像装置14Kに駆動力を伝達する伝達歯車79及び駆動歯車80を備えている。そして、駆動歯車80によってブラック(K)の現像装置14Kが回転駆動される。
伝達歯車79には、従動歯車81を介してカラーの現像装置14(Y,M,C)に回転駆動力を伝達する駆動力伝達機構としての現像装置用のカップリング機構82が連結されている。現像装置用のカップリング機構82は、基本的に、感光体用のカップリング機構63と同様の構成を有している。
現像装置用のカップリング機構82は、図13に示されるように、大別して、カップリング部材83と、リンク部材84と、カバー部材85(図12参照)とを備える。カップリング部材83は、図示しない回転軸に装着するための装着孔831を有する略円板状に形成されている。なお、現像装置用のカップリング機構82では、感光体用のカップリング機構63と異なり、カップリング部材83の軸方向に沿った同一側に、駆動歯車86と伝達歯車87とが配置されている。駆動歯車86は、従動歯車81と噛み合わされている。
カップリング部材83の駆動歯車86及び伝達歯車87側の端面には、その外周部に軸方向と平行に突出するよう180度対向する位置にそれぞれ設けられた2つの突起部832を備えている。突起部832は、その軸方向から見た形状が円弧状に形成された外周面及び内周面と、半径方向に沿って形成された両端面とで囲まれた略台形状に形成されている。ただし、感光体用のカップリング機構63と異なり突起部832には凸部713に相当する凸部が設けられていない。
一方、駆動歯車86及び伝達歯車87は、カップリング部材83の突起部832と相似形状に形成され、突起部832が結合される凹部861,871を180度対向する位置にそれぞれ備えている。なお、この実施の形態では、部品の共通化により部品点数を減少させるため、駆動歯車86と伝達歯車87は、同一の歯車を使用している。
また、カバー部材85の内面とカップリング部材83との間には、コイルスプリング88が配設されており、カップリング部材83を駆動歯車86と伝達歯車87とを結合する方向(図中、下方)に押圧している。
リンク部材84は、図11(c)に示されるものと同様に、円環状に形成されており、当該円環状部分の外周には、半径方向外周に向けて突出するように設けられたレバー841を備えている。また、リンク部材84の外周面には、傾斜面842を有する凸部843が180度対向する位置にそれぞれ設けられている。
カバー部材85は、図12に示されるように、リンク部材84の外周を覆う有蓋の円筒形状に形成されている。カバー部材85の内周面には、図11に示すものと同様に、リンク部材84の凸部843と接触する図示しない傾斜面を備えている。また、カバー部材85には、リンク部材84のレバー841を通すための図示しない開口部が所要の角度にわたり設けられている。カバー部材85は、駆動装置50の図示しないハウジングに対して固定した状態で取り付けられている。
そのため、リンク部材84は、レバー841を回転させることにより、凸部843の傾斜面842がカバー部材85の図示しない傾斜面に接触することにより軸方向に沿って押されて移動する。このリンク部材84の移動に伴って当該リンク部材84によりカップリング部材83が軸方向に沿って駆動歯車86及び伝達歯車87側に押動され、カップリング部材83の突起部832と駆動歯車86及び伝達歯車87の凹部861,871とが結合され、駆動歯車86から伝達歯車87へ回転駆動力が伝達される。
また、リンク部材84は、レバー841を逆方向に回転させることにより、凸部843の傾斜面842がカバー部材85の図示しない傾斜面に接触することにより軸方向に沿って押されて移動する。このリンク部材84の移動に伴ってカップリング部材83が軸方向に沿って駆動歯車86及び伝達歯車87から離間する方向に移動し、カップリング部材83の突起部832と伝達歯車87の凹部871との結合が解除され、駆動歯車86から伝達歯車87へ回転駆動力の伝達が遮断される。
カラーの現像装置14の図示しない入力歯車には、図13に示されるように、駆動歯車80がそれぞれ噛み合わされている。また、カラーの現像装置14の隣接する駆動歯車80には、中間歯車81を介して駆動力が順次伝達されるよう構成されている。これらの駆動歯車80、駆動歯車86、伝達歯車87、入力歯車及び中間歯車81は、第2の駆動装置66の駆動力伝達部を構成するものである。
図14はこの実施の形態に係る駆動切替装置を示す構成図である。
この駆動切替装置92は、第3の駆動装置57の駆動モータ54を駆動源としている。この駆動モータ54は、一方向にのみ回転駆動される。駆動切替装置92は、大別して、第3の駆動モータ54から回転駆動力が伝達される駆動歯車93と、駆動歯車93の小径部に対して間欠的に噛み合わされて駆動力が伝達される2段の歯欠け歯車94と、歯欠け歯車94を間欠的に駆動するためのソレノイド95及び捩じりバネ96と、歯欠け歯車94に対して選択的に噛み合わされて駆動力の伝達方向を第1の方向に切り替える第1の切替歯車97と、歯欠け歯車94に対して選択的に噛み合わされて駆動力の伝達方向を第2の方向に切り替える第2の切替歯車98,99とを備えている。
歯欠け歯車94は、図15に示されるように、相対的に大きい外径を有する中空の円筒形状に形成された大径部941と、大径部941の軸方向に沿った一端側に一体的に設けられ、大径部941よりも相対的に小さい外径を有する中空の円筒形状に形成された小径部942と、大径部941及び小径部942の中心にわたり軸方向に沿って配置され、図示しないハウジングの回転軸に回転自在に支持される細長い円筒形状に形成された軸支部943とを有している。
歯欠け歯車94は、その大径部941の外周に軸方向及び径方向に位置が異なるように設けられた第1の歯欠け部944と第2の歯欠け部945とを備えている。第1の歯欠け部944と第2の歯欠け部945は、回転軸の中心線に対して対称となる形状に形成されている。第1の歯欠け部944と第2の歯欠け部945は、大径部941の周方向に沿って180°よりも小さい中心角を成すよう形成されている。また、第1の歯欠け部944と第2の歯欠け部945との間には、大径部941の外周に歯が形成されていない空隙部946,947が180°対向する位置にそれぞれ設けられている。
また、第1及び第2の歯欠け部944,945は、その周方向に沿った上流側と下流側とで軸方向に沿った位置が異なり、中間部で一体的に形成された2段の歯車として形成されている。更に説明すると、第1及び第2の歯欠け部944,945は、その周方向に沿った上流側の領域(上流部)944a,945aが軸方向に沿う一端部寄りに配置され、その周方向に沿った下流側の領域(下流部)944b,945bが軸方向に沿う他端部寄りに配置されている。また、上流側の領域(上流部)944a,945aと下流側の領域(下流部)944b,945bとは、その中間部944c,945cにおいて互いに重なるように形成されている。
また、第1及び第2の歯欠け部944,945は、その周方向に沿った上流側の端部944a’,945a’の内周側に所要の長さにわたって切り欠いた切り欠き部948が設けられており、上流側の端部944a’,945a’は、内周側に向けて弾性変形が可能となっている。上流側の端部944a’,945a’の歯数は、例えば、3〜5歯程度に設定されている。
歯欠け歯車94の小径部942には、図14及び図15に示されるように、その外周面にソレノイド95のフック951を掛けて回転を停止させるための係止部949が180°異なる位置にそれぞれ設けられている。また、歯欠け歯車94の小径部942には、その軸方向に沿った端部に突出した状態で直径方向に沿って平板状に形成された起動部940を備えている。この起動部940には、捩じりバネ96の一方の直線部962が圧接しており、歯欠け歯車94に図中反時計回り方向の弾性力を付与している。捩じりバネ96は、弾性を有する線状部材を円形状に巻き付けた円形部961と、当該円形部961に対して接線方向に直線状に形成された第1及び第2の直線部962,963を備えている。捩じりバネ96の円形部961は、図示しないハウジングに位置決めされた状態で配置されている。また、第2の直線部963は、その位置が図示しないハウジングによって規制されており、第1の直線部962に下方向きの押圧力を作用させている。
また、歯欠け歯車94には、その駆動側と反対側の対向位置に、歯欠け歯車94と間欠的に噛み合わされることで所要量だけ回転駆動される第1及び第2の切替歯車97,98,99が配置されている。第1及び第2の切替歯車97,98,99としては、例えば、同一の歯車が使用される。また、第2の切替歯車98には、回転方向を反転させる第2の切替歯車(反転歯車)99が噛み合わされている。
さらに、第1及び第2の切替歯車97,98の一側には、感光体側のカップリング機構63及び現像装置側のカップリング機構82の連結状態を切り替えるように動作させる作動プレート100が配置されている。作動プレート100は、図16に示されるように、細長い角柱形状に形成されており、駆動装置50のハウジング51に2本の回転ローラ101,102を介して上下方向に移動自在となるよう装着されている。また、作動プレート100は、その上端部の一側面に第1の切替歯車97及び反転歯車99とそれぞれ噛み合わされる第1及び第2のラック歯車103,104を備えている。さらに、作動プレート100は、その中間部の一側面に第3のラック歯車105を備えている。第3のラック歯車105には、偏心カム322,323(図6参照)を回転駆動させる駆動歯車110が噛み合わされている。
作動プレート100の第1及び第2のラック歯車103,104は、予め定められた位置に所定の歯数を有するように形成されている。同様に、第3のラック歯車105は、予め定められた位置に所定の歯数を有するように形成されている。
また、作動プレート100の中間部の他側面には、感光体側のカップリング機構63のリンク部材72と係合する第1の凹部106を備えている。さらに、作動プレート100の下端部の一側面には、現像装置側のカップリング機構82のリンク部材84と係合する第2の凹部107を備えている。
また、作動プレート100の下端部の前面には、図9に示されるように、作動プレート100のホームポジションをハウジング51側に取り付けられたホームポジションセンサ108によって検出するための図示しない凸部が設けられている。
ところで、この実施の形態に係る画像形成装置1は、主として白黒モードで使用されること等を考慮して、フルカラーモードで画像形成動作を実行した後、フルカラーモードにおける画像形成動作の終了時に、白黒モードに自動的に切り替えて装置を停止させるよう構成されている。画像形成装置1は、図7に示されるように、フルカラーモードから白黒モードへの切り替え時、第1の面出しロール24が退避位置へ移動するとともに、カラーの一次転写ローラ15(Y,M,C)が感光体ドラム11及び中間転写ベルト21から離間する。その結果、中間転写ベルト21は、ブラックの一次転写ローラ15Kと張力付与ロール23との間で張架される周方向に沿った張架長Lが、第1の面出しロール24が退避位置へ移動した分だけフルカラーモード時に比較して短くなる。そのため、張力付与ロール23は、中間転写ベルト21の張力を維持するため、図23に示されるように、中間転写ユニット300の長手方向に沿った外側へ向けて距離Δαだけ移動する。張力付与ロール23は、中間転写ユニット300の長手方向に沿った外側へ向けて移動する際に、図中反時計回り方向に沿って僅かではあるが回転する。また、張力付与ロール23に張架された中間転写ベルト21は、張力付与ロール23の回転に伴って逆転方向に移動する。
張力付与ロール23には、図24に示されるように、中間転写ベルト21を介してベルト清掃装置27の清掃板271が当該中間転写ベルト21の移動方向と対向する方向に向けて当接されている。そのため、ベルト清掃装置27の清掃板271のエッジ部271aは、図24(b)に示されるように、中間転写ベルト21が逆転方向に移動すると、中間転写ベルト21の表面に対する当接状態が解除される方向に変形する。
画像形成装置1は、フルカラーモードの終了時に白黒モードに移行するため、次の画像形成動作が開始すると、張力付与ロール23が正転方向である時計回り方向に回転し、中間転写ベルト21も正転方向に移動する。すると、ベルト清掃装置27の清掃板271のエッジ部271aは、図24(a)に示されるように、中間転写ベルト21の移動方向に沿って撓んだ状態となる。
このように、画像形成装置1では、フルカラーモードで画像形成動作を実行すると、ベルト清掃装置27の清掃板271が中間転写ベルト21の表面に当接した状態と、中間転写ベルト21の表面に対する当接が解除された状態が繰り返される。そのため、ベルト清掃装置27の清掃板271は、中間転写ベルト21の表面と接触するエッジ部が繰り返し疲労によるダメージを受け、清掃不良が発生する虞れがある。
そこで、この実施の形態では、制御装置200によって駆動装置50を制御し、フルカラーモードから白黒モードへの切り替え時に、張力付与ロール23の移動に伴って中間転写ベルト21が逆転方向に移動する移動速度以上の速度で、中間転写ベルト21を正転方向に回転駆動するよう構成されている。
<画像形成装置の特徴部分の動作>
この実施の形態の画像形成装置1では、画像形成動作の開始に先立ち、制御装置200が、図示しないユーザインターフェイス又はプリントドライバ等を介してユーザによりフルカラーモード又はモノクロモードのいずれのモードが選択されたかを判定する。
制御装置200は、ユーザによりフルカラーモードが選択されたと判定した場合、図17に示されるように、第3の駆動モータ54を所定の時間にわたって起動するとともに、ソレノイド95をON状態とする。すると、図18に示されるように、歯欠け歯車94の係止部949からソレノイド95のフック951が外れ、歯欠け歯車94は、その起動部940が捩じりバネ96の第1直線部962の弾性力により押圧されて図中反時計回り方向に回転する。なお、ソレノイド95は、フック951が外れた後、歯欠け歯車94が180°回転する以前にOFFされる。
歯欠け歯車94は、図中反時計回り方向に回転駆動されると、第1の歯欠け部944の先端部944a’が第3の駆動モータ54により回転駆動される駆動歯車93の小径部と噛み合う。その後、歯欠け歯車94は、図18に示されるように、駆動歯車93によって図中反時計回り方向に回転駆動される。その際、歯欠け歯車94の第1の歯欠け部944が駆動歯車93と安定的に噛み合うことで、歯欠け歯車94は、駆動歯車93から伝達される回転駆動力により一定の速度で図中反時計回り方向に回転する。
歯欠け歯車94の第1の歯欠け部944が駆動歯車93と安定的に噛み合った後(3歯程度)、図19に示されるように、第2の歯欠け部945が第2の切替歯車98と噛み合い、第2の切替歯車98を図中時計回り方向に回転駆動する。また、第2の切替歯車98の回転駆動力は、反転歯車99によって回転方向が反転された後、反転歯車99と噛み合う第2のラック歯車104によって作動プレート100が上方に移動する。
作動プレート100の上方への移動に伴って、作動プレート100の第1及び第2の凹部106,107に挿入された感光体側のカップリング機構63のリンク部材72及び現像装置側のカップリング機構82のリンク部材84が回転する。感光体側のカップリング機構63は、リンク部材72のレバー721が上方へ回転されることで、図10に示されるように、カップリング部材71が駆動歯車59側に押動され、カップリング部材71の第2の突起部714が駆動歯車59の第2の凹部591に結合される。その結果、駆動歯車59の駆動時に、駆動歯車59の回転駆動力が伝達歯車62に伝達される。画像形成時には、伝達歯車62が回転駆動されることで、伝達歯車62と噛み合う中間歯車77を介してカラーの感光体ドラム11(Y,M,C)の駆動軸に設けられた駆動歯車59が回転駆動され、カラーの感光体ドラム11(Y,M,C)を回転駆動する。
一方、現像装置側のカップリング機構82は、リンク部材84のレバー841が上方へ回転することで、図13に示されるように、カップリング部材83が駆動歯車86及び従動歯車87側に押動され、カップリング部材83の突起部832が駆動歯車86及び従動歯車87の凹部861,871に結合される。その結果、駆動歯車86の回転駆動力が伝達歯車87に伝達され、伝達歯車87が回転駆動されることで、図13に示されるように、伝達歯車87と噛み合う駆動歯車80を介してカラーの現像装置14(Y,M,C)が回転駆動される。
また、作動プレート100が上方へ移動することによって、作動プレート100の第3のラック歯車105と噛み合わされた駆動歯車110が回転駆動され、偏心カム322,323を図6中時計回り方向に回転駆動することで、カラーの作像装置10(Y,M,C)の一次転写ロール15(Y,M,C)を下方に移動させるとともに、第1の面出しロール24を作動位置へ移動させ、一次転写ロール15(Y,M,C)及び中間転写ベルト21を感光体ドラム11(Y,M,C)に接触させる。
なお、作動プレート100がリンク部材のレバーを駆動するタイミングと、作動プレート100の第3のラック歯車105によって偏心カム204を駆動するタイミングとは、図17に示されるように、互いにずらして設定されており、駆動モータ84の負荷を低減している。
作動プレート100は、図20に示されるように、一定量だけ上方へ移動すると、第2のラック歯車104が反転歯車99から外れて停止する。また、歯欠け歯車94は、第2歯欠け部945の上流部945aと第2の切替歯車98との噛み合いが終了した後、第2の切替歯車98との噛み合いが外れる。その後、歯欠け歯車94は、第1の歯欠け部944が駆動歯車83から歯の噛み合いが外れる。更に、歯欠け歯車94は、図21に示されるように、起動部940が捩じりバネ96の第1直線部962の弾性力により押圧されて図中反時計回り方向に回転し、係止部949にソレノイド95のフック951が係止されて停止する。このとき、第1の切替歯車97は、図22に示されるように、作動プレート100の第1のラック歯車103と噛み合わされた状態となっている。
その後、制御装置200は、第1及び第2の駆動モータ52,53を回転駆動することにより、感光体ドラム11及び現像装置14を駆動し、フルカラーの画像形成動作を開始する。
一方、制御装置200は、フルカラーモードによる画像形成動作が終了したと判定した場合、図17に示されるように、第3の駆動モータ54を起動するとともに、ソレノイド95をON状態とする。すると、歯欠け歯車94の係止部949からソレノイド95のフック951が外れ、歯欠け歯車94は、その起動部940が捩じりバネ96の第1直線部962の弾性力により押圧されて図中反時計回り方向に回転駆動(起動)される。
歯欠け歯車94は、図中反時計回り方向に回転駆動されると、今度は第2の歯欠け部945の先端部945a’が駆動モータ54により回転駆動される駆動歯車93と噛み合う。
歯欠け歯車94の第2の歯欠け部945が駆動歯車93と安定的に噛み合った後(3歯程度)、図22に示されるように、第1の歯欠け部944が第1の切替歯車97と噛み合い、第1の切替歯車97を図中時計回り方向に回転駆動する。第1の切替歯車97の回転駆動力は、作動プレート100の第1のラック歯車103に伝達され、作動プレート100が下方に移動する。
作動プレート100の下方への移動に伴って、作動プレート100の第1及び第2の凹部106,107に挿入された感光体側のカップリング機構63のリンク部材72及び現像装置側のカップリング機構82のリンク部材84が回転する。感光体側のカップリング機構63は、リンク部材72のレバー721が下方へ回転されることで、図10に示されるように、カップリング部材71が伝達歯車62側に押動され、カップリング部材71の第2の突起部714が駆動歯車59の第2の凹部591から外れる。その結果、駆動歯車59の駆動時に、駆動歯車59の回転駆動力が伝達歯車62に伝達されず、ブラックの感光体ドラム11のみが回転駆動される状態となる。
一方、現像装置側のカップリング機構82は、リンク部材84のレバー841が下方へ回転することで、図13に示されるように、カップリング部材83が駆動歯車86及び伝達歯車87から離間する方向に移動し、カップリング部材83の突起部832が伝達歯車87の凹部871から外れる。その結果、駆動歯車86の回転駆動力が伝達歯車87に伝達されず、カラーの現像装置14が停止し、ブラックの現像装置14のみが回転駆動される状態となる。
また、作動プレート100が下方へ移動することによって、作動プレート100の第3のラック歯車105と噛み合わされた駆動歯車110が回転駆動され、偏心カム322,323を図7中反時計回り方向に回転駆動することで、第1の面出しロール24及びカラーの一次転写ロール15(Y,M,C)を上方の退避位置へ移動させ、一次転写ロール15(Y,M,C)及び中間転写ベルト21を感光体ドラム11から離間させる。
作動プレート100は、図14に示されるように、一定量だけ上方へ移動すると、第1のラック歯車103が第1の切替歯車97から外れ、第2のラック歯車104が第2の切替歯車99と噛み合った状態で停止する。
その際、第1の面出しロール24及びカラーの一次転写ロール15(Y,M,C)が上方の退避位置へ移動すると、張力付与ロール23は、上述したように、中間転写ベルト21の張力を維持するため、図23に示されるように、中間転写ユニット300の長手方向に沿った外側へ向けて距離Δαだけ移動する。張力付与ロール23は、中間転写ユニット300の長手方向に沿った外側へ向けて移動する際に、図中反時計回り方向に沿って僅かではあるが回転する。また、張力付与ロール23に張架された中間転写ベルト21は、張力付与ロール23の回転に伴って逆転方向に移動する。
この実施の形態では、制御装置200によって駆動装置50を制御し、フルカラーモードから白黒モードへの切り替え時に、張力付与ロール23の移動に伴って中間転写ベルト21が逆転方向に移動する移動速度V1以上の速度V2で、中間転写ベルト21が正転方向に回転駆動される。
更に説明すると、制御装置200は、図17に示されるように、フルカラーモードから白黒モードへの切り替え時に、ヒューザモータである第3の駆動モータ54を回転駆動させて、作動プレート100を下方へ移動させて当該作動プレート100の第3のラック歯車105に噛み合わされた駆動歯車110を回転駆動する。すると、駆動歯車110にカップリング部326を介して連結された駆動シャフト316が回転駆動され、駆動シャフト316に取り付けられた偏心カム322,323によってスライド部材310,311を介して第1及び第2の腕部材308,309が回動される。そして、第2の腕部材309に回転自在に取り付けられた第1の面出しロール24が退避位置へ移動することに伴い、張力付与ロール23が反時計回り方向に回転するとともに、中間転写ベルト21が逆転方向に回転する。
そこで、この実施の形態では、制御装置200は、第3の駆動モータ54の回転駆動に同期させて、第2の駆動モータ53を回転駆動し、中間転写ベルト21を正転方向に速度V2で回転させる。具体的に、この実施の形態の画像形成装置1では、フルカラーモードから白黒モードへの切り替え時、張力付与ロール23の移動量がΔα(=約0.7mm)であり、中間転写ベルト21の逆転方向への移動速度V1は、約0.69mm/sとなっている。そこで、画像形成装置1は、フルカラーモードから白黒モードへ切り替えている間、中間転写ベルト21を速度V1よりも速い移動速度V2で正転方向に回転駆動させる。
そのため、上記実施の形態によれば、フルカラーモードから白黒モードへの切り替え時に、中間転写ベルト21が逆転方向に回転するのを回避することができ、図24(a)に示されるように、ベルト清掃装置27の清掃板271が常時中間転写ベルト21の正転方向に撓んだ状態で当接させることが可能となる。よって、画像形成モードの切替時に接触部材がベルトを介して接触するロールが逆方向に回転する場合に比較して、ベルト清掃装置27の清掃板271が損傷するのを抑制することができる。
その後、制御装置200は、第1及び第2の駆動モータ52,53を回転駆動することにより、ブラックの感光体ドラム11K及び現像装置14Kを駆動し、モノクロの画像形成動作を開始する。
なお、前記実施の形態では、接触部材がベルト清掃装置27の清掃板271である場合について説明したが、画像形成モードの切替時にロールが逆方向に回転することにより損傷を受ける接触部材であれば、他の部材であっても良い。
1…画像形成装置
1a…画像形成装置本体
21…中間転写ベルト
22…駆動ロール
23…張力付与ロール
24…第1の面出しロール
27…ベルト清掃装置
271…清掃板(接触部材)
300…中間転写ユニット

Claims (4)

  1. 複数のロールに張架される無端状のベルトと、
    前記ベルトを回転駆動する駆動手段と、
    前記複数のロールのうち1つのロールに張架されるベルトの表面に接触する接触部材と、
    前記複数のロールのうち少なくとも1つのロールを変位させて画像形成モードを切り替える切替手段と、
    を備え、
    前記切替手段による切替時、前記接触部材が前記ベルトを介して接触する前記ロールが逆方向に回転する回転速度以上の速度で前記駆動手段により前記ベルトを正方向に回転させる画像形成装置。
  2. 前記ベルトは、張力付与ロールを含む複数のロールに張架されているとともに、前記接触部材は、前記張力付与ロールに張架された前記ベルトに接触する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、画像形成モードとしてフルカラーモードとモノクロモードを有しており、
    前記切替手段は、前記フルカラーモードにおける画像形成動作の終了時に、画像形成モードを前記モノクロモードに切り替える請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成モードをフルカラーモードからモノクロモードに切り替える際に、前記張力付与ロールの前記ベルト移動方向に沿った下流側に隣接して配置されたロールが退避位置に移動する請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
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