JP6136835B2 - 駆動切替装置および画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、駆動切替装置および画像形成装置に関するものである。
従来、画像形成装置としては、例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色に対応した複数の感光体ドラムと、各感光体ドラムの周面に形成された静電潜像を現像する複数の現像装置とを備えるものがある。かかる画像形成装置において複数の感光体ドラム等からなる被駆動体に駆動力を伝達する技術として、例えば、特許文献1に記載されたものが既に提案されている。
特許文献1は、第1の伝達部材および第2の伝達部材のうちの一方の伝達部材は、一方の伝達部材における基体から突出した突出部を備え、他方の伝達部材は、他方の伝達部材における基体に突出部を受け入れる受け入れ口を備え、突出部は、一方の伝達部材の基体が回転する際の回転中心となる所定の回転軸に対して偏心した状態で一つ設けられ、受け入れ口は、他方の伝達部材の基体が回転する際の回転中心となる所定の回転軸に対して偏心した状態で一つ設けられ、被駆動体が装置本体部に装着される際に第1の伝達部材に対する第2の伝達部材の回転角度が所定の角度である場合には受け入れ口による突出部の受け入れが許容され所定の角度以外である場合には受け入れが阻止されるように構成したものである。
特許第5146045号公報
この発明が解決しようとする課題は、生産性の低下を抑制しつつ、駆動源の数を減少させることで低コスト化が可能な駆動切替装置および画像形成装置を提供することにある。
請求項1に記載された発明は、一方向に回転駆動される駆動源と、
前記駆動源に対して駆動力が間欠的に伝達可能に連結され、連結される毎に前記駆動源の駆動力の伝達方向を第1の方向及び第2の方向に切り替える切替手段と、
備え、
前記切替手段は、軸方向及び周方向に沿って異なる位置に第1の歯欠け部及び第2の歯欠け部を備える歯欠け歯車と、前記歯欠け歯車を前記駆動源に間欠的に連結する連結手段と、前記歯欠け歯車の前記第1の歯欠け部と噛み合う第1の伝達歯車を有し、前記歯欠け歯車の回転力を第1の方向に伝達する第1の伝達手段と、前記歯欠け歯車の前記第2の歯欠け部と噛み合い前記第1の伝達歯車と回転方向が異なるように中間歯車を介在させた第2の伝達歯車を有し、前記歯欠け歯車の回転力を第2の方向に伝達する第2の伝達手段とを具備することを特徴とする駆動切替装置である。
請求項2に記載された発明は、前記連結手段は、前記歯欠け歯車の第1の歯欠け部と第2の歯欠け部の間に位置する空隙部を駆動源に対向させた位置で停止させる停止手段と、前記歯欠け歯車に対して前記駆動源に連結する方向の回転力を付与する起動手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の駆動切替装置である。
請求項3に記載された発明は、複数の像保持体と、
前記複数の像保持体に対し回転駆動力を伝達する第1のモード又は前記複数の像保持体のうちの一部の像保持体に回転駆動力を伝達する第2のモードに切り替えられる像保持体用の駆動力伝達機構と、
を備え、
前記駆動力伝達機構は、当該駆動力伝達機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させることにより、第1のモード又は第2のモードに切り替えられ、
前記駆動力伝達機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させるよう駆動源の駆動力の伝達方向を切り替える駆動切替手段として、前記請求項1又は2に記載の駆動切替装置を用いたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項4に記載された発明は、複数の現像手段と、
前記複数の現像手段に対し回転駆動力を伝達する第1のモード又は前記複数の現像手段のうちの一部の現像手段に回転駆動力を伝達する第2のモードに切り替えられる像保持体用の駆動力伝達機構と、
を備え、
前記駆動力伝達機構は、当該駆動力伝達機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させることにより、第1のモード又は第2のモードに切り替えられ、
前記駆動力伝達機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させるよう駆動源の駆動力の伝達方向を切り替える駆動切替手段として、前記請求項1又は2に記載の駆動切替装置を用いたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項5に記載された発明は、複数の像保持体と、
無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材を前記複数の像保持体に接触させる第1の接触状態又は前記ベルト部材を前記複数の像保持体のうちの一部の像保持体に接触させる第2の接触状態に切り替える接離機構と、
を備え、
前記接離機構は、当該接離機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させることにより、第1の接触状態又は第2の接触状態に切り替えられ、
前記接離機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させるよう駆動源の駆動力の伝達方向を切り替える駆動切替手段として、前記請求項1又は2に記載の駆動切替装置を用いたことを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、その構成を有しない場合に比べて、生産性の低下を抑制しつつ、駆動源の数を減少させることで低コスト化が可能となる。
また、請求項1に記載された発明によれば、その構成を有しない場合に比べて、簡単な構成で、生産性の低下を抑制しつつ、駆動源の数を減少させることで低コスト化が可能となる。
請求項2に記載された発明によれば、その構成を有しない場合に比べて、簡単な構成で、生産性の低下を抑制しつつ、駆動源の数を減少させることで低コスト化が可能となる。
請求項3に記載された発明によれば、その構成を有しない場合に比べて、複数の像保持体に対する回転駆動力の伝達を、簡単な構成で、生産性の低下を抑制しつつ、駆動源の数を減少させた状態で切り替えることができる。
請求項4に記載された発明によれば、その構成を有しない場合に比べて、複数の現像手段に対する回転駆動力の伝達を、簡単な構成で、生産性の低下を抑制しつつ、駆動源の数を減少させた状態で切り替えることができる。
請求項5に記載された発明によれば、その構成を有しない場合に比べて、複数の像保持体とベルト部材との接触状態を、簡単な構成で、生産性の低下を抑制しつつ、駆動源の数を減少させた状態で切り替えることができる。
この発明の実施の形態1に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の現像装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置の要部を示す構成図である。 駆動装置を示す斜視構成図である。 駆動装置を示す構成図である。 感光体ドラムの駆動力伝達機構を示す斜視構成図である。 駆動力伝達機構を構成する部材を示す斜視構成図である。 感光体ドラムの駆動力伝達機構を示す斜視構成図である。 現像装置の駆動力伝達機構を示す斜視構成図である。 駆動切替装置を示す構成図である。 歯欠け歯車を示す斜視構成図である。 駆動装置を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示すタイミングチャートである。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。 駆動切替装置の動作を示す斜視構成図である。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[実施の形態1]
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の全体の概要を示すものである。
<画像形成装置の全体の構成>
この実施の形態1に係る画像形成装置としてのカラープリンタを示すものである。この画像形成装置1には、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)2や画像読取装置3から画像データが入力される。
画像形成装置1の筐体1aの内部には、図1に示されるように、パーソナルコンピュータ(PC)2や画像読取装置3等から送られてくる画像データに対して、必要に応じて、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の予め定められた画像処理を施す画像処理部4が配置されているとともに、画像形成装置1全体の動作を統括的に制御する制御部5が設けられている。
そして、上記の如く画像処理部4で予め定められた画像処理が施された画像データは、同じく画像処理部4によって、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の画像データに変換され、次に述べるように、画像形成装置1の内部に設けられた画像出力部6によってフルカラー画像又はモノクロ画像として出力される。
画像出力部6は、現像剤を構成するトナーで現像されるトナー像を形成する複数の作像装置10と、各作像装置10で形成されるトナー像をそれぞれ保持して最終的に記録媒体の一例としての記録用紙7に二次転写する二次転写位置T2まで搬送する中間転写装置20と、中間転写装置20で二次転写された記録用紙7上のトナー像を定着させる定着装置30等を備えている。また、画像出力部6には、中間転写装置20の二次転写位置T2に供給すべき所要の記録用紙7を収容して搬送する給紙装置40が併設されている。なお、筐体1aは支持構造部材、外装カバー等で形成されている。
作像装置10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の4色のトナー像をそれぞれ専用に形成する4つの作像装置10Y,10M,10C,10Kで構成されている。この4つの作像装置10(Y,M,C,K)は、筐体1aの内部空間において1列に並べた状態となるよう配置されている。
各作像装置10(Y,M,C,K)は、図1に示されるように、回転する像保持体の一例としての感光体ドラム11を備えており、この感光体ドラム11の周囲に、次のような各装置が主に配置されている。主な装置とは、感光体ドラム11の像形成が可能な周面(像保持面)を所要の電位に帯電させる帯電装置12と、感光体ドラム11の帯電された周面に画像の情報(信号)に基づく光LBを照射して電位差のある(各色用の)静電潜像を形成する露光手段としての露光装置13と、その静電潜像を対応する色(Y,M,C,K)の現像剤のトナーで現像してトナー像にする現像手段としての現像装置14(Y,M,C,K)と、その各トナー像を一次転写位置T1において中間転写装置20に転写する一次転写装置15と、一次転写後における感光体ドラム11の像保持面に残留して付着するトナー等の付着物を取り除いて清掃するドラム清掃装置16等である。
感光体ドラム11は、接地処理される円筒状又は円柱状の基材の周面に感光材料からなる光導電性層(感光層)を有する像保持面を形成したものである。この感光体ドラム11は、後述する駆動装置50から動力が伝達されて矢印Aで示す方向に回転するように支持されている。
帯電装置12は、感光体ドラム11に接触した状態で配置される接触型の帯電ロールで構成される。帯電装置12には帯電用電圧が供給される。帯電用電圧としては、現像装置14が反転現像を行うものである場合、その現像装置14から供給されるトナーの帯電極性と同じ極性の電圧又は電流が供給される。
露光装置13は、画像形成装置1に入力される画像の情報に応じて構成される光LBを、帯電された後の感光体ドラム11の周面に対して照射して静電潜像を形成するものである。露光装置13には、潜像形成時になると画像形成装置1に任意の手段で入力され、画像処理部4で画像処理された画像の情報(信号)が送信される。
現像装置14(Y,M,C,K)はいずれも、図2に示されるように、開口部141と現像剤8の収容室142が形成された筐体140の内部に、現像剤8を保持して感光体ドラム11と向き合う現像領域まで搬送する現像ロール143と、現像剤8を攪拌しながら現像ロール143に供給するよう搬送する2つのスクリューオーガー等の攪拌搬送部材144,145と、現像ロール143に保持される現像剤8の量(層厚)を規制する層厚規制部材146などを配置して構成されたものである。この現像装置14には、その現像ロール143と感光体ドラム11の間に現像用のバイアス電圧が後述する電源装置から供給される。また、現像ロール143や攪拌搬送部材144,145は、後述する駆動装置50からの動力が伝達されて所要の方向に回転する。上記4色の現像剤8(Y,M,C,K)としては、例えば、非磁性トナーと磁性キャリアを含む二成分現像剤が使用される。
一次転写装置15は、中間転写ベルト21を介して感光体ドラム11の周面に接触して回転するとともに一次転写用電圧が供給される一次転写ロールを備えた接触型の転写装置である。一次転写用電圧としては、トナーの帯電極性と逆の極性を示す直流の電圧が図示しない電源装置から供給される。
ドラム清掃装置16は、一部が開口する容器状の本体と、一次転写後の感光体ドラム11の周面に所要の圧力で接触するように配置されて残留トナー等の付着物を取り除いて清掃する清掃板と、清掃板により取り除かれた付着物を回収する回収装置等で構成されている。
中間転写装置20は、図1に示されるように、各作像装置10(Y,M,C,K)の上方の位置に存在するように配置される。この中間転写装置20は、感光体ドラム11と一次転写装置15(一次転写ロール)の間となる一次転写位置T1を通過しながら矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト21と、中間転写ベルト21をその内面から所望の状態に保持して回転自在に支持する複数のベルト支持ロール22〜24と、ベルト支持ロール23に支持されている中間転写ベルト21の外周面(像保持面)側に配置されて中間転写ベルト21上のトナー像を記録用紙7に二次転写させる二次転写装置25と、二次転写装置25を通過した後に中間転写ベルト21の外周面に残留して付着するトナー、紙粉等の付着物を取り除いて清掃するベルト清掃装置27とで主に構成されている。
中間転写ベルト21としては、例えばポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂等の合成樹脂にカーボンブラック等の抵抗調整剤などを分散させた材料で製作される無端状のベルトが使用される。また、ベルト支持ロール22は従動ロールとして構成され、ベルト支持ロール23は駆動ロール並びに二次転写のバックアップロールとして構成され、ベルト支持ロール24は張力付与ロールとして構成されている。
二次転写装置25は、図1に示されるように、中間転写装置20におけるベルト支持ロール23に支持されている中間転写ベルト21の外周面部分である二次転写位置T2において、中間転写ベルト21の周面に接触して回転するとともに二次転写用電圧が供給される二次転写ロール26を備えた接触型の転写装置である。また、二次転写ロール26又は中間転写装置20の支持ロール23には、トナーの帯電極性と逆極性又は同極性を示す直流の電圧が二次転写用電圧として供給される。
定着装置30は、表面温度が予め定められた温度に保持されるよう加熱手段によって加熱されるロール形態又はベルト形態の加熱用回転体31と、この加熱用回転体31に所要の圧力で接触して回転するロール形態又はベルト形態の加圧用回転体32などを配置して構成されたものである。この定着装置30では、加熱用回転体31と加圧用回転体32が接触する接触部が所要の定着処理(加熱及び加圧)を行う定着処理部となる。
給紙装置40は、露光装置13の下方側の位置に存在するように配置される。この給紙装置40は、所望のサイズ、種類等の記録用紙7を積載した状態で収容する単数(又は複数)の用紙収容体41と、用紙収容体41から記録用紙7を1枚ずつ送り出す送出装置42とで主に構成されている。用紙収容体41は、例えば、筐体1aの正面(使用者が操作時に向き合う側面)側に引き出すことができるように取り付けられている。
給紙装置40と二次転写装置25との間には、給紙装置40から送り出される記録用紙7を二次転写位置T2まで搬送する複数の用紙搬送ロール対43,44や搬送ガイド材で構成される給紙搬送路45が設けられている。給紙搬送路45において二次転写位置T2の直前の位置に配置される用紙搬送ロール対44は、例えば記録用紙7の搬送時期を調整するロール(レジストロール)として構成されている。さらに、定着装置30の用紙搬送方向に沿った下流側には、記録用紙7を排出収容部46へと排出する排出ロール対47が配置されている。
尚、図1において、符号48は両面用の搬送路を、49は手差し給紙装置をそれぞれ示している。
ところで、この実施の形態に係る画像形成装置1は、制御部5によって切り替え制御されるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の作像装置10(Y,M,C,K)を用いて画像を形成するフルカラーモード(第1のモード)と、ブラック(K)の作像装置10Kのみを用いて画像を形成するモノクロモード(第2のモード)とを備えている。そして、フルカラーモードでは、作像装置10(Y,M,C,K)のすべての感光体ドラム11が中間転写ベルト21に接触する。一方、モノクロモードでは、ブラック(K)の作像装置10Kの感光体ドラム11のみが中間転写ベルト21に接触し、他のカラーの感光体ドラム10(Y,M,C)は、中間転写ベルト21から離間するよう構成されている。
そのため、中間転写装置20は、図3(a)に示されるように、ブラック(K)の作像装置10Kの一次転写ロール15Kを回転自在に支持する第1の支持部材201と、イエロー、マゼンタ及びシアンの作像装置10(Y,M,C)の一次転写ロール15(Y,M,C)を回転自在に支持する第2の支持部材202とを備える。第2の支持部材202は、一次転写ロール15(Y,M,C)と共に中間転写ベルト21を感光体ドラム11(Y,M,C)から離間させることが可能となるよう支軸203を中心にして回動(傾斜移動)自在に配置されている。また、第2の支持部材202は、後述する駆動装置50によって回転駆動される偏心カム204と、偏心カム204により第2の支持部材202を回動させる凹部205と、第2の支持部材202を作像装置10(Y,M,C)側に押圧するコイルスプリング206を備える。
<画像形成装置の基本的な動作>
以下、画像形成装置1による基本的な画像形成動作について説明する。
前記4つの作像装置10(Y,M,C,K)を使用して、4色(Y,M,C,K)のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像を形成するときの画像形成動作を主に説明する。
画像形成装置1は、画像形成動作(プリント)の要求の指令情報を受けると、4つの作像装置10(Y,M,C,K)、中間転写装置20、二次転写装置25、定着装置30等が始動する。
そして、各作像装置10(Y,M,C,K)においては、まず各感光体ドラム11が矢印Aで示す方向に回転し、各帯電装置12が各感光体ドラム11の表面を所要の極性(実施の形態1ではマイナス極性)及び電位にそれぞれ帯電させる。続いて、露光装置13が、帯電後の感光体ドラム11の表面に対し、画像形成装置1にパーソナルコンピュータ(PC)2や画像読取装置3等から入力される画像の情報を画像処理部4により各色成分(Y,M,C,K)に変換して得られる画像の信号に基づいて発光される光LBを照射し、その表面に所要の電位差で構成される各色成分の静電潜像をそれぞれ形成する。
続いて、各現像装置14(Y,M,C,K)が、感光体ドラム11に形成された各色成分の静電潜像に対し、所要の極性(マイナス極性)に帯電された対応する色(Y,M,C,K)のトナーをそれぞれ供給して静電的に付着させて現像を行う。この現像により、各感光体ドラム11に形成された各色成分の静電潜像は、その対応する色のトナーでそれぞれ現像された4色(Y,M,C,K)のトナー像として顕像化される。
続いて、各作像装置10(Y,M,C,K)の感光体ドラム11上に形成された各色のトナー像が一次転写位置T1まで搬送されると、一次転写装置15が、その各色のトナー像を中間転写装置20の矢印Bで示す方向に回転する中間転写ベルト21に対して順番に重ね合わせるような状態で一次転写させる。
また、一次転写が終了した各作像装置10では、ドラム清掃装置16が感光体ドラム11の表面に残留するトナー等の付着物を掻き取るように除去して感光体ドラム11の表面を清掃する。これにより、各作像装置10は次の作像動作が可能な状態にされる。
続いて、中間転写装置20では、中間転写ベルト21の回転により一次転写されたトナー像を保持して二次転写位置T2まで搬送する。一方、給紙装置40では、作像動作に合わせて所要の記録用紙7を給紙搬送路45に送り出す。給紙搬送路45では、レジストロールとしての用紙搬送ロール対44が記録用紙7を転写時期に合わせて二次転写位置T2に送り出して供給する。
二次転写位置T2においては、二次転写ロール26が、中間転写ベルト21上のトナー像を記録用紙7に一括して二次転写させる。また、二次転写が終了した中間転写装置20では、ベルト清掃装置27が、二次転写後の中間転写ベルト21の表面に残留したトナー等の付着物を取り除いて清掃する。
続いて、トナー像が二次転写された記録用紙7は、中間転写ベルト21と二次転写ロール26から剥離された後に定着装置30まで搬送される。定着装置30では、必要な定着処理(加熱及び加圧)をして未定着のトナー像を用紙7に定着させる。最後に、定着が終了した後の記録用紙7は、排出ロール対47により筐体1aの上部に設けられた排出収容部46に排出される。
以上の動作により、4色のトナー像を組み合わせて構成されるフルカラー画像が形成された記録用紙7が出力される。
また、画像形成装置1においてモノクロの画像を形成する場合には、図3(a)に示されるように、後述する駆動装置50により偏心カム204を図中反時計回り方向に回転する。すると、第2の支持部材202は、図3(b)に示されるように、偏心カム204により凹部205を介してコイルスプリング206の押圧力に抗し、支軸203を中心にして図中時計回り方向に回動する。そのため、中間転写ベルト21は、一次転写ロール15と共に作像装置10(Y,M,C)の感光体ドラム11から離間する。
そして、作像装置10(Y,M,C)の感光体ドラム11から中間転写ベルト21が離間すると、後述するように感光体ドラム11及び現像装置14の回転駆動が停止される。なお、画像形成装置1においてフルカラーの画像を形成する場合には、図3(b)に示される状態において、後述する駆動装置50によって偏心カム204を図中時計回り方向に回転することで、コイルスプリング206の押圧力により第2の支持部材202を下方に移動させ、図3(a)に示されるように、中間転写ベルト21及び一次転写ロール15を作像装置10(Y,M,C)の感光体ドラム11に接触させる。
<画像形成装置の特徴部分の構成>
図4はこの実施の形態に係る駆動切替装置を適用した画像形成装置の駆動装置を示す斜視構成図である。
この実施の形態に係る画像形成装置1の駆動装置50は、図1に示されるように、装置筐体1aのリア(背面)側に配置されている。この駆動装置50は、図4に示されるように、駆動装置50のハウジング51の背面に取り付けられた駆動源としての第1乃至第3の駆動モータ52〜54を備えている。メインモータである第1の駆動モータ52は、主に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの現像装置14と給紙装置40を駆動する。また、ドラムモータである第2の駆動モータ53は、主に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4つの感光体ドラム11と中間転写ベルト21を駆動する。フューザモータである第3の駆動モータ54は、主に、定着装置30と排紙系、及び本実施の形態に係る駆動切替装置92を駆動する。
また、駆動装置50は、図5に示されるように、第1の駆動モータ52を駆動源とする第1の駆動装置55と、第2の駆動モータ53を駆動源とする第2の駆動装置56と、第3の駆動モータ54を駆動源とする第3の駆動装置57とに大別される。
第2の駆動装置56は、第2の駆動モータ53の出力軸に設けられた出力歯車58に噛み合わされ、ブラック(K)の感光体ドラム11を回転駆動する駆動歯車59(59K)を備えている。駆動歯車59は、図6に示されるように、ブラック(K)の感光体ドラム11を回転駆動する駆動軸60にピン61(図8参照)を介して固定した状態で取り付けられている。また、駆動軸60には、カラーの感光体ドラム11に回転駆動力を伝達する伝達歯車62が回転自在に装着されている。さらに、駆動歯車59と伝達歯車62との間には、駆動歯車59の回転駆動力を伝達歯車62に対して伝達又は非伝達状態(遮断)とする駆動力伝達機構としての感光体用のカップリング機構63が配置されている。
伝達歯車62は、第1の環状部材65aと第2の環状部材65bによって挟持され、駆動軸60の軸方向に沿った移動が規制されている。また、伝達歯車62は、駆動軸60に回転自在に配置されている。第1の環状部材65aの軸方向に沿った先端側には、感光体ドラム11と結合し回転駆動力を伝達するカップリング部材66が装着されている。カップリング部材66は、コイルスプリング64により感光体ドラム11側に押圧されている。また、カップリング部材66は、駆動軸60に軸方向に沿って設けられた第1の長孔67に挿入されたピン68により移動範囲が規制された状態で設けられている。
感光体用のカップリング機構63は、図6に示されるように、大別して、カップリング部材71と、リンク部材72と、カバー部材73とを備える。カップリング部材71は、図7に示されるように、駆動軸60に対して軸方向に沿って移動自在となるよう装着するための装着孔711を有する略円板状に形成されている。また、カップリング部材71の伝達歯車62側の端面には、その外周部に軸方向と平行に突出するよう180度対向する位置にそれぞれ設けられた第1の突起部712を備えている。第1の突起部712は、その軸方向から見た形状が、円弧状に形成された外周面及び内周面と半径方向に沿って形成された両端面とで囲まれた略台形状に形成されている。また、第1の突起部712の内周面には、半径方向内側に向けて突出した凸部713が設けられている。凸部713は、各第1の突起部712の内周面に沿った中心部から一方向(図中、右方向)にずれた位置に配置されている。その結果、2つの第1の突起部712は、駆動軸60の中心線に対して非対称な形状となっている。駆動歯車59と伝達歯車62は、凸部713によって位相合わせが行われる。また、カップリング部材71の駆動歯車59側の端面には、その外周部に軸方向と平行に突出するよう、第1の突起部712より相対的に長く形成された第2の突起部714を備えている。第2の突起部714は、周方向に沿った位置が第1の突起部712と異なるよう配置されている。第2の突起部714は、例えば、第1の突起部712の形状と同一形状に形成されており、凸部713を備えている。
一方、伝達歯車62は、図8に示されるように、カップリング部材71の第1の突起部712と相似形状に形成され、当該第1の突起部712が結合される第1の凹部621を180度対向する位置にそれぞれ備えている。また、駆動歯車59は、図6に示されるように、カップリング部材71の第2の突起部714と相似形状に形成され、第2の突起部714が結合される少なくとも1つの第2の凹部591を備えている。なお、この実施の形態では、部品の共通化により部品点数を減少させるため、駆動歯車59と伝達歯車62は、同一の歯車を使用しており、駆動歯車59には、2つの第2の凹部591が設けられている。
また、第1の突起部712は、駆動軸60の中心線に対して非対称な位置に配置された凸部713を備えているため、カップリング部材71と伝達歯車61は、周方向に沿った一箇所でのみ互いに結合されるよう構成されており、カップリング部材71と伝達歯車61との位相(周方向に沿った位置)が合わされている。さらに、第2の突起部714も、第1の突起部712と同様に凸部713を備えている。そのため、カップリング部材71と駆動歯車59は、周方向に沿った一箇所でのみ互いに結合されるよう構成されており、カップリング部材71と駆動歯車59との位相(周方向に沿った位置)が合わされている。その結果、駆動歯車59がカップリング部材71を介して伝達歯車62と連結された状態では、常に、駆動歯車59と伝達歯車62の位相が一致した状態となる。
また、駆動歯車59とカップリング部材71との間には、図6に示されるように、カップリング部材71を駆動歯車59から離間する方向に押圧する第2のコイルスプリング74が配設されている。カップリング部材71は、駆動軸60に軸方向に沿って設けられた第2の長孔75に挿入されたピン76により移動範囲が規制されている。
リンク部材72は、図7(c)に示されるように、円環状に形成されており、当該円環状部分の外周には、半径方向外側に向けて突出するように設けられたレバー721を備えている。また、リンク部材72の外周面には、傾斜面722を有する凸部723が180度対向する位置にそれぞれ設けられている。
カバー部材73は、図7(b)に示されるように、リンク部材72の外周を覆う円筒形状に形成されている。カバー部材73の内周面には、リンク部材72の凸部723と接触する傾斜面731を備えている。また、カバー部材73には、リンク部材72のレバー721を外側に突出させるための開口部732が所要の角度にわたって設けられている。カバー部材73は、駆動装置50の図示しないハウジングに対して固定された状態で取り付けられる。
そのため、リンク部材72は、レバー721を介して矢印方向に沿って回転させることにより、凸部723の傾斜面722が固定配置されたカバー部材73の傾斜面731に接触して軸方向に沿って押動される。このリンク部材72の移動に伴って当該リンク部材72によりカップリング部材71が軸方向に沿って伝達歯車62側に押動され、図6(c)に示されるように、カップリング部材71の第2の突起部714と駆動歯車59の第2の凹部591との結合が解除され、駆動歯車59から伝達歯車62への回転駆動力の伝達が遮断される。また、リンク部材72は、レバー721を逆方向に回転させることにより、リンク部材72によってカップリング部材71が軸方向に沿って駆動歯車59側に押動され、カップリング部材71の第2の突起部714が駆動歯車59の第2の凹部591に結合され、駆動歯車59から伝達歯車62へ回転駆動力が伝達される。
ブラックの感光体ドラム11の駆動軸60に取り付けられた伝達歯車62は、図5に示されるように、中間歯車77を介してシアン、マゼンタ、イエローの各感光体ドラム11の駆動歯車59(59C,59M,59Y)と噛み合わされている。これらの駆動歯車59(59K,59C,59M,59Y)、伝達歯車62及び中間歯車77は、第2の駆動装置56の駆動力伝達部を構成するものである。
一方、第1の駆動装置55は、図5に示されるように、第1の駆動モータ52の駆動軸に設けられた出力歯車78から回転駆動力が伝達され、ブラック(K)の現像装置14Kに駆動力を伝達する伝達歯車79及び駆動歯車80を備えている。そして、駆動歯車80によってブラック(K)の現像装置14Kが回転駆動される。
伝達歯車79には、従動歯車81を介してカラーの現像装置14に回転駆動力を伝達する駆動力伝達機構としての現像装置用のカップリング機構82が連結されている。現像装置用のカップリング機構82は、基本的に、感光体用のカップリング部材63と同様の構成を有している。
現像装置用のカップリング機構82は、図9に示されるように、大別して、カップリング部材83と、リンク部材84と、カバー部材85(図8参照)とを備える。カップリング部材83は、図示しない回転軸に装着するための装着孔831を有する略円板状に形成されている。なお、現像装置用のカップリング機構82では、感光体用のカップリング機構63と異なり、カップリング部材83の軸方向に沿った同一側に、駆動歯車86と従動歯車87とが配置されている。
カップリング部材83の駆動歯車86及び伝達歯車87側の端面には、その外周部に軸方向と平行に突出するよう180度対向する位置にそれぞれ設けられた2つの突起部832を備えている。突起部832は、その軸方向から見た形状が円弧状に形成された外周面及び内周面と、半径方向に沿って形成された両端面とで囲まれた略台形状に形成されている。ただし、感光体用のカップリング機構63と異なり突起部832には凸部が設けられていない。
一方、駆動歯車86及び伝達歯車87は、カップリング部材83の突起部832と相似形状に形成され、突起部832が結合される凹部861,871を180度対向する位置にそれぞれ備えている。なお、この実施の形態では、部品の共通化により部品点数を減少させるため、駆動歯車86と伝達歯車87は、同一の歯車を使用している。
また、カバー部材85の内面とカップリング部材83との間には、第4のコイルスプリング88が配設されており、カップリング部材83を駆動歯車86と伝達歯車87とを結合する方向(図中、下方)に押圧している。
リンク部材84は、図7(c)に示されるものと同様に、円環状に形成されており、当該円環状部分の外周には、半径方向外周に向けて突出するように設けられたレバー841を備えている。また、リンク部材84の外周面には、傾斜面842を有する凸部843が180度対向する位置にそれぞれ設けられている。
カバー部材85は、図8に示されるように、リンク部材84の外周を覆う有蓋の円筒形状に形成されている。カバー部材85の内周面には、図7に示すものと同様に、リンク部材84の凸部843と接触する図示しない傾斜面を備えている。また、カバー部材85には、リンク部材84のレバー841を通すための図示しない開口部が所要の角度にわたり設けられている。カバー部材85は、駆動装置50の図示しないハウジングに対して固定した状態で取り付けられている。
そのため、リンク部材84は、レバー841を矢印方向に回転させることにより、凸部843の傾斜面842がカバー部材85の図示しない傾斜面に接触することにより軸方向に沿って押されて移動する。このリンク部材84の移動に伴って当該リンク部材84によりカップリング部材83が軸方向に沿って駆動歯車88及び伝達歯車89側に押動され、カップリング部材83の突起部832と駆動歯車86及び従動歯車87の凹部861,871とが結合され、駆動歯車88から伝達歯車89へ回転駆動力が伝達される。
また、リンク部材84は、レバー841を逆方向に回転させることにより、凸部843の傾斜面842がカバー部材85の図示しない傾斜面に接触することにより軸方向に沿って押されて移動する。このリンク部材84の移動に伴ってカップリング部材83が軸方向に沿って駆動歯車86及び伝達歯車87から離間する方向に移動し、カップリング部材83の突起部832と伝達歯車87の凹部871との結合が解除され、駆動歯車86から伝達歯車87へ回転駆動力の伝達が遮断される。
カラーの現像装置14の入力歯車90には、図5に示されるように、駆動歯車80がそれぞれ噛み合わされている。また、カラーの感光体ドラム11の隣接する駆動歯車80には、中間歯車91を介して駆動力が順次伝達されるよう構成されている。これらの駆動歯車80、駆動歯車86、伝達歯車87、入力歯車90及び中間歯車91は、第2の駆動装置66の駆動力伝達部を構成するものである。
図10はこの実施の形態に係る駆動切替装置を示す構成図である。
この駆動切替装置92は、第3の駆動装置57の駆動モータ54を駆動源としている。この駆動モータ54は、一方向にのみ回転駆動される。駆動切替装置92は、大別して、第3の駆動モータ54から回転駆動力が伝達される駆動歯車93と、駆動歯車93に対して間欠的に噛み合わされて駆動力が伝達される2段の歯欠け歯車94と、歯欠け歯車94を間欠的に駆動するためのソレノイド95及び捩じりバネ96と、歯欠け歯車94に対して選択的に噛み合わされて駆動力の伝達方向を第1の方向に切り替える第1の切替歯車97と、歯欠け歯車94に対して選択的に噛み合わされて駆動力の伝達方向を第2の方向に切り替える第2の切替歯車98,99とを備えている。
歯欠け歯車94は、図11に示されるように、相対的に大きい外径を有する中空の円筒形状に形成された大径部941と、大径部941の軸方向に沿った一端側に一体的に設けられ、大径部941よりも相対的に小さい外径を有する中空の円筒形状に形成された小径部942と、大径部941及び小径部942の中心にわたり軸方向に沿って配置され、図示しないハウジングの回転軸に回転自在に支持される細長い円筒形状に形成された軸支部943とを有している。
歯欠け歯車94は、その大径部941の外周に軸方向及び径方向に位置が異なるように設けられた第1の歯欠け部944と第2の歯欠け部945とを備えている。第1の歯欠け部944と第2の歯欠け部945は、回転軸の中心線に対して対称となる形状に形成されている。第1の歯欠け部944と第2の歯欠け部945は、大径部941の周方向に沿って180°よりも小さい中心角を成すよう形成されている。また、第1の歯欠け部944と第2の歯欠け部945との間には、大径部941の外周に歯が形成されていない空隙部946,947が180°対向する位置にそれぞれ設けられている。
また、第1及び第2の歯欠け部944,945は、その周方向に沿った上流側と下流側とで軸方向に沿った位置が異なり、中間部で一体的に形成された2段の歯車として形成されている。更に説明すると、第1及び第2の歯欠け部944,945は、その周方向に沿った上流側の領域(上流部)944a,945aが軸方向に沿う一端部寄りに配置され、その周方向に沿った下流側の領域(下流部)944b,945bが軸方向に沿う他端部寄りに配置されている。また、上流側の領域(上流部)944a,945aと下流側の領域(下流部)944b,945bとは、その中間部944c,945cにおいて互いに重なるように形成されている。
また、第1及び第2の歯欠け部944,945は、その周方向に沿った上流側の端部944a’,945a’の内周側に所要の長さにわたって切り欠いた切り欠き部948が設けられており、上流側の端部944a’,945a’は、内周側に向けて弾性変形が可能となっている。上流側の端部944a’,945a’の歯数は、例えば、3〜5歯程度に設定されている。
歯欠け歯車94の小径部942には、図10及び図11に示されるように、その外周面にソレノイド95のフック951を掛けて回転を停止させるための係止部949が180°異なる位置にそれぞれ設けられている。また、歯欠け歯車94の小径部942には、その軸方向に沿った端部に突出した状態で直径方向に沿って平板状に形成された起動部940を備えている。この起動部940には、捩じりバネ96の一方の直線部962が圧接しており、歯欠け歯車94に図中反時計回り方向の弾性力を付与している。捩じりバネ96は、弾性を有する線状部材を円形状に巻き付けた円形部961と、当該円形部961に対して接線方向に直線状に形成された第1及び第2の直線部962,963を備えている。捩じりバネ96の円形部961は、図示しないハウジングに位置決めされた状態で配置されている。また、第2の直線部963は、その位置が図示しないハウジングによって規制されており、第1の直線部962に下方向きの押圧力を作用させている。
また、歯欠け歯車94には、その駆動側と反対側の対向位置に、歯欠け歯車94と間欠的に噛み合わされることで所要量だけ回転駆動される第1及び第2の切替歯車97,98,99が配置されている。第1及び第2の切替歯車97,98,99としては、例えば、同一の歯車が使用される。また、第2の切替歯車98には、回転方向を反転させる第2の切替歯車(反転歯車)99が噛み合わされている。
さらに、第1及び第2の切替歯車97,98の一側には、感光体側のカップリング機構63及び現像装置側のカップリング機構82の連結状態を切り替えるように動作させる作動プレート100が配置されている。作動プレート100は、図12に示されるように、細長い角柱形状に形成されており、駆動装置60のハウジング61に2本の回転ローラ101,102を介して上下方向に移動自在となるよう装着されている。また、作動プレート100は、その上端部の一側面に第1の切替歯車97及び反転歯車99とそれぞれ噛み合わされる第1及び第2のラック歯車103,104を備えている。さらに、作動プレート100は、その中間部の一側面に偏心カム204(図3参照)を回転駆動させる第3のラック歯車105を備えている。
作動プレート100の第1及び第2のラック歯車103,104は、予め定められた位置に所定の歯数を有するように形成されている。同様に、第3のラック歯車103は、予め定められた位置に所定の歯数を有するように形成されている。
また、作動プレート100の中間部の他側面には、感光体側のカップリング機構63のリンク部材72と係合する第1の凹部106を備えている。さらに、作動プレート100の下端部の一側面には、現像装置側のカップリング機構82のリンク部材84と係合する第2の凹部107を備えている。
また、作動プレート100の下端部の前面には、図12に示されるように、作動プレート100のホームポジションをハウジング91側に取り付けられたホームポジションセンサ108によって検出するための凸部109が設けられている。
<画像形成装置の特徴部分の動作>
この実施の形態の画像形成装置1では、画像形成動作の開始に先立ち、制御部5が、図示しないユーザインターフェイス又はプリントドライバ等を介してユーザによりフルカラーモード又はモノクロモードのいずれのモードが選択されたかを判定する。
制御部5は、ユーザによりフルカラーモードが選択されたと判定した場合、図13に示されるように、第3の駆動モータ54を所定の時間にわたって起動するとともに、ソレノイド95をON状態とする。すると、図14に示されるように、歯欠け歯車94の係止部949からソレノイド95のフック951が外れ、歯欠け歯車94は、その起動部940が捻じりバネ96の第1直線部962の弾性力により押圧されて図中反時計回り方向に回転する。なお、ソレノイド95は、フック951が外れた後、歯欠け歯車94が180°回転する以前にOFFされる。
歯欠け歯車94は、図中反時計回り方向に回転駆動されると、第1の歯欠け部944の先端部944a’が駆動モータ54により回転駆動される駆動歯車93と噛み合う。その後、歯欠け歯車94は、図14に示されるように、駆動歯車93によって図中反時計回り方向に回転駆動される。その際、歯欠け歯車94の第1の歯欠け部944が駆動歯車93と安定的に噛み合うことで、歯欠け歯車94は、駆動歯車93から伝達される回転駆動力により一定の速度で図中反時計回り方向に回転する。
歯欠け歯車94の第1歯欠け部944が駆動歯車93と安定的に噛み合った後(3歯程度)、図15に示されるように、第2の歯欠け部945が第2の切替歯車98と噛み合い、第2の切替歯車98を図中時計回り方向に回転駆動する。また、第2の切替歯車98の回転駆動力は、反転歯車99によって回転方向が反転された後、反転歯車99と噛み合う第2のラック歯車102によって作動プレート100が上方に移動する。
作動プレート100の上方への移動に伴って、作動プレート100の第1及び第2の凹部106,107に挿入された感光体側のカップリング機構63のリンク部材72及び現像装置側のカップリング機構82のリンク部材84が回転する。感光体側のカップリング機構63は、リンク部材72のレバー721が上方へ回転されることで、図6に示されるように、カップリング部材71が駆動歯車59側に押動され、カップリング部材71の第2の突起部714が駆動歯車59の第2の凹部591に結合される。その結果、駆動歯車59の駆動時に、駆動歯車59の回転駆動力が伝達歯車62に伝達される。画像形成時には、伝達歯車62が回転駆動されることで、伝達歯車62と噛み合う中間歯車77を介してカラーの感光体ドラム11の駆動軸に設けられた駆動歯車59が回転駆動され、カラーの感光体ドラム11を回転駆動する。
一方、現像装置側のカップリング機構82は、リンク部材84のレバー841が上方へ回転することで、図9に示されるように、カップリング部材83が駆動歯車86及び従動歯車87側に押動され、カップリング部材83の突起部832が駆動歯車86及び従動歯車87の凹部861,871に結合される。その結果、駆動歯車86の回転駆動力が伝達歯車87に伝達され、伝達歯車87が回転駆動されることで、図8に示されるように、伝達歯車87と噛み合う駆動歯車80を介してカラーの現像装置14が回転駆動される。
また、作動プレート100が上方へ移動することによって、作動プレート100の第3のラック歯車105と噛み合わされた駆動歯車110が回転駆動され、偏心カム204を図3中時計回り方向に回転駆動することで、カラーの作像装置10の一次転写ロール15を下方に移動させ、一次転写ロール15及び中間転写ベルト21を感光体ドラム11に接触させる。
なお、作動プレート100がリンク部材のレバーを駆動するタイミングと、作動プレート100の第3のラック歯車105によって偏心カム204を駆動するタイミングとは、図13に示されるように、互いにずらして設定されており、駆動モータ84の負荷を低減している。
作動プレート100は、図16に示されるように、一定量だけ上方へ移動すると、第2のラック歯車102が反転歯車99から外れて停止する。また、歯欠け歯車94は、第2歯欠け部945の上流部945aと第2の切替歯車98との噛み合いが終了した後、第2の切替歯車98との噛み合いが外れる。その後、歯欠け歯車94は、第1の歯欠け部944が駆動歯車83から歯の噛み合いが外れる。更に、歯欠け歯車94は、図17に示されるように、起動部940が捻じりバネ96の第1直線部962の弾性力により押圧されて図中反時計回り方向に回転し、係止部949にソレノイド95のフック951が係止されて停止する。このとき、第1の切替歯車97は、図18に示されるように、作動プレート100の第1のラック歯車101と噛み合わされた状態となっている。
その後、制御部100は、第1及び第2の駆動モータ52,53を回転駆動することにより、感光体ドラム11及び現像装置14を駆動し、フルカラーの画像形成動作を開始する。
一方、制御部5は、ユーザによりモノクロモードが選択されたと判定した場合、図13に示されるように、第3の駆動モータ54を起動するとともに、ソレノイド95をON状態とする。すると、歯欠け歯車94の係止部949からソレノイド95のフック951が外れ、歯欠け歯車94は、その起動部940が捻じりバネ96の第1直線部962の弾性力により押圧されて図中反時計回り方向に回転駆動(起動)される。
歯欠け歯車94は、図中反時計回り方向に回転駆動されると、今度は第2の歯欠け部945の先端部945a’が駆動モータ54により回転駆動される駆動歯車93と噛み合う。
歯欠け歯車94の第2の歯欠け部945が駆動歯車93と安定的に噛み合った後(3歯程度)、図18に示されるように、第1の歯欠け部944が第1の切替歯車97と噛み合い、第1の切替歯車97を図中時計回り方向に回転駆動する。第1の切替歯車97の回転駆動力は、作動プレート100の第1のラック歯車101に伝達され、作動プレート100が下方に移動する。
作動プレート100の下方への移動に伴って、作動プレート100の第1及び第2の凹部106,107に挿入された感光体側のカップリング機構63のリンク部材72及び現像装置側のカップリング機構82のリンク部材84が回転する。感光体側のカップリング機構63は、リンク部材72のレバー721が下方へ回転されることで、図6に示されるように、カップリング部材71が伝達歯車62側に押動され、カップリング部材71の第2の突起部714が駆動歯車59の第2の凹部591から外れる。その結果、駆動歯車59の駆動時に、駆動歯車59の回転駆動力が伝達歯車62に伝達されず、ブラックの感光体ドラム11のみが回転駆動される状態となる。
一方、現像装置側のカップリング機構82は、リンク部材84のレバー841が下方へ回転することで、図9に示されるように、カップリング部材83が駆動歯車86及び従動歯車87から離間する方向に移動し、カップリング部材83の突起部832が従動歯車87の凹部871から外れる。その結果、駆動歯車86の回転駆動力が伝達歯車87に伝達されず、ブラックの現像装置14のみが回転駆動される状態となる。
また、作動プレート100が下方へ移動することによって、作動プレート100の第32のラック歯車105と噛み合わされた駆動歯車が回転駆動され、偏心カム204を図3中反時計回り方向に回転駆動することで、カラーの作像装置10の一次転写ロール15を上方に移動させ、一次転写ロール15及び中間転写ベルト21を感光体ドラム11から離間させる。
作動プレート100は、図10に示されるように、一定量だけ上方へ移動すると、第1のラック歯車101が第1の切替歯車97から外れ、第2のラック歯車102が第2の切替歯車98と噛み合った状態で停止する。
その後、制御部100は、第1及び第2の駆動モータ52,53を回転駆動することにより、ブラックの感光体ドラム11及び現像装置14を駆動し、モノクロの画像形成動作を開始する。
このように、上記実施の形態の駆動切替装置92では、フルカラーモードとモノクロモードとを切り替える際に、第3の駆動モータ85を一方向に回転駆動するのみで良いため、第3の駆動モータ85の回転方向を反転させることにより、作動プレート100を上下方向に移動させる場合に比較して、直ちに画像形成動作を開始することができ、生産性の低下を抑制することができる。また、駆動切替装置92を駆動する駆動源として、定着装置30を駆動する駆動モータ85をそのまま使用することができ、駆動源の数を減少させることで低コスト化が可能となる。
また、上記実施の形態では、4つの感光体ドラム11を回転駆動する駆動モータを共通化することができるとともに、4つの現像装置14を回転駆動する駆動モータを共通化することができ、やはり駆動源の数を減少させることで低コスト化が可能となる。
なお、上記実施の形態では、駆動切替装置92をフルカラーモードとモノクロモードとを切り替えるために使用したが、本発明は、これに限定されるものではなく、一方向に回転する駆動源の駆動力を第1の方向と第2の方向に切り替え可能な装置であれば、如何なる装置にも適用することが可能である。
1…画像形成装置
11…感光体ドラム
14…現像装置
52〜54…駆動モータ
82…駆動切替装置

Claims (5)

  1. 一方向に回転駆動される駆動源と、
    前記駆動源に対して駆動力が間欠的に伝達可能に連結され、連結される毎に前記駆動源の駆動力の伝達方向を第1の方向及び第2の方向に切り替える切替手段と、
    備え、
    前記切替手段は、軸方向及び周方向に沿って異なる位置に第1の歯欠け部及び第2の歯欠け部を備える歯欠け歯車と、前記歯欠け歯車を前記駆動源に間欠的に連結する連結手段と、前記歯欠け歯車の前記第1の歯欠け部と噛み合う第1の伝達歯車を有し、前記歯欠け歯車の回転力を第1の方向に伝達する第1の伝達手段と、前記歯欠け歯車の前記第2の歯欠け部と噛み合い前記第1の伝達歯車と回転方向が異なるように中間歯車を介在させた第2の伝達歯車を有し、前記歯欠け歯車の回転力を第2の方向に伝達する第2の伝達手段とを具備することを特徴とする駆動切替装置。
  2. 前記連結手段は、前記歯欠け歯車の第1の歯欠け部と第2の歯欠け部の間に位置する空隙部を駆動源に対向させた位置で停止させる停止手段と、前記歯欠け歯車に対して前記駆動源に連結する方向の回転力を付与する起動手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の駆動切替装置。
  3. 複数の像保持体と、
    前記複数の像保持体に対し回転駆動力を伝達する第1のモード又は前記複数の像保持体のうちの一部の像保持体に回転駆動力を伝達する第2のモードに切り替えられる像保持体用の駆動力伝達機構と、
    を備え、
    前記駆動力伝達機構は、当該駆動力伝達機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させることにより、第1のモード又は第2のモードに切り替えられ、
    前記駆動力伝達機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させるよう駆動源の駆動力の伝達方向を切り替える駆動切替手段として、前記請求項1又は2に記載の駆動切替装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 複数の現像手段と、
    前記複数の現像手段に対し回転駆動力を伝達する第1のモード又は前記複数の現像手段のうちの一部の現像手段に回転駆動力を伝達する第2のモードに切り替えられる像保持体用の駆動力伝達機構と、
    を備え、
    前記駆動力伝達機構は、当該駆動力伝達機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させることにより、第1のモード又は第2のモードに切り替えられ、
    前記駆動力伝達機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させるよう駆動源の駆動力の伝達方向を切り替える駆動切替手段として、前記請求項1又は2に記載の駆動切替装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 複数の像保持体と、
    無端状のベルト部材と、
    前記ベルト部材を前記複数の像保持体に接触させる第1の接触状態又は前記ベルト部材を前記複数の像保持体のうちの一部の像保持体に接触させる第2の接触状態に切り替える接離機構と、
    を備え、
    前記接離機構は、当該接離機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させることにより、第1の接触状態又は第2の接触状態に切り替えられ、
    前記接離機構の一部を第1の方向又は第2の方向に移動させるよう駆動源の駆動力の伝達方向を切り替える駆動切替手段として、前記請求項1又は2に記載の駆動切替装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。
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