JP2017113449A - 長尺物の締め付け具及び長尺物の締め付け方法 - Google Patents
長尺物の締め付け具及び長尺物の締め付け方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】 長尺中央部4と前後の分割部3a,3bとからなり、長尺中央部4の表面と裏面は、面ファスナーBとして構成されて、分割部3a1,3b2に設けられた面ファスナーBaと掛止される。また、分割部3a1と分割部3b2も互いに掛止される。そして、巻き始め、巻き終わりに際して、仮止め固定して安定化させてから巻き回す。
【選択図】 図1
Description
このテーピングは、パイル織りした生地を表側とし、汗等を吸収しやすいタオル地を裏側とし、重ね合わせて一体として本体が形成されている。特許文献4は、腕や足に巻き回すときの巻き始める作業を行ない易くするために、予め筒状の輪っかを設けるものである
また、片方の手で巻き回し作業を行ないたい場合や、包帯を巻く作業では、患部をガーゼや湿布材で覆ってから包帯を捲き回す作業が行なわれることが多いが、一人でこの作業を行なおうとすると、仮止め等の手段を有していないと、包帯の巻く作業の途中で(特に巻き始めの段階で)、ガーゼを落下させてしまう問題を有する。テーピングなどで、湿布材や冷却材・保温材を介在させて巻き回したい場合も、一人でこの作業を行なおうとすると、仮止め等の手段を有していないと、包帯の巻く作業の途中で(特に巻き始めの段階で)、落下させたり位置ズレさせたりしてしまう問題を有する。
この発明によれば、例えば手や足を捲き回すときには、その巻き始めにおいては、分割された先端の一方を仮止めに使用したり、一回りして輪っかにするなどしておき、また、分割された他方とともに拡開させたり交叉させたりして巻き始め位置を多様に変化させることができ、手や足の所定範囲を長尺中央部で巻き回し、他方、巻き終わりにおいても、巻き終り位置の仮止めに使用したり、分割後端の一方と他方の位置を離したりして、締め付け作業のバリエーションを多種多様にして、その作業を容易にする。また、その巻き始め固定や巻き終り固定のみならず、巻き回し途中でも、分割された一方と他方を使用して仮止め固定や本止め固定に使用するなどして(交叉させたり重ね合わせたりして)、長尺物の緩みを防止したりすることができる。
本発明によれば、前記分割部の裏面の長尺中央部の表面と接触する側は、長尺中央部の表面と掛止される面ファスナーで構成されていることにより、仮止めが確実になるとともに、前記分割部による締め付け力を強くすることができる。
このため、固定手段を有する分割部を使用して、患部に配されるガーゼ、湿布材や保冷材・保温材などの被挟持部材を、前記分割部で挟持するか、前記長尺中央部の前記分割部側で固定するか、又は、前記長尺中央部の前記分割部側に配されたポケットに収納するかした後、前記一方側先端部及び/又は他方側後端部で固定することが出来る。
この発明によれば、例えば手や足の所定箇所をテーピングするときには、少なくとも1周巻き回して固定できるので(輪っかとして固定できるので)、巻き始めを固定した状態でスタートできるようになり、他方、巻き終り固定作業においても、少なくとも1周巻き回して固定できるので(輪っかとして固定できるので)、巻き始めを固定した状態で終わることができるようになる。
この発明によれば、分割した一方で仮止めした後に、その上に他方の分割部で本止めすることができるが、長尺中央部とともに巻き回して保存管理することができる。
また、分割された一方と他方が前記固定手段を介して連結可能に構成されているので、分割された一方と他方とを交叉させたり、重ね合わせたりでき、このとき、前記固定手段を介して互いの位置ズレを防止しながら、これらの作業を行なうことができる。
本発明としては、前記分割部の一方と他方の基端側に切り欠き部を形成して、前記分割された一方と他方の開き角度を大きくすることを特徴とする。
本発明によれば、前記分割部の一方と他方の基端側の中央や側面側に切り欠き(円状や円弧形状の切り欠き)を形成することで、分割部の互いの開き角度を大きくすることができ、仮止めや本止めする範囲を広くすることが出来る。
(第1の実施の形態)
本実施の形態の長尺物1は、図1と図2に示すように、テーピングするためのバンデージであり、長尺中央部4と前後の分割部3a,3bとからなり、いずれも伸縮性のある生地で構成されている。分割部3a,3bの長さは、手や足の周囲を一回りする長さであり(約150〜300mm)、長尺中央部4の長さは、任意の長さであるが、1m〜3mの範囲である。長尺中央部4には、ポケットPを設けることが可能であり、保温材・保冷材や、クッション材や、湿布材等(被挟持部材)Gが入れられるようになっている。
また、長尺中央部4と前後の分割部3a1,3b2の表面と裏面は、面ファスナーのループが並んだループ面(メス部)Bとして構成されている。そして、分割部3a1,3b2に設けられた固定手段である面ファスナーと掛止される。
そして、前記長尺中央部4の表面は、前記長尺中央部4と掛止される面ファスナーで構成されていることにより、前記分割部の固定手段である面ファスナーBa,Bbと掛止されるとともに、前記分割部による締め付け力を強くすることができる。
所定範囲を巻き回した後において、終端の固定をするときには、分割された先端の一方3b1の面ファスナーBaで長尺中央部4に仮止めしておき、分割された他方3b2を他の位置や仮止めした一方3b1の上などにおいて本止めする(図5(f)(g))。
また、ガーゼGの上に分割された一方3a1を仮止めしておき、分割された他方3a2をその上やその周囲において本止めに使用するようにしても良い。
本実施の形態の長尺物1は、図3と図4に示すように、長尺中央部42と分割部23と備え、割部23にはいずれも面ファスナーが取り付けられている。分割部23は、厚み方向で二枚に分割されている。長尺中央部44には、ポケットPが設けられており、保温材・保冷材や、クッション材(図示せず)が入れられるようになっている。なお、面ファスナーBaは、厚み方向の分割部の一方と他方の各々の外側に位置して取り付けられているが、互いに内側(接触する側)に配置することも可能である。なお、前記分割部の一方と他方の基端側(スリットS2の端部)に切り欠き部5を形成して、前記分割された一方と他方の開き角度を大きくすることができる(図3(b))。
なお、前記長尺中央部の幅の範囲でその幅中央で分割され、かつ、前記長尺中央部の厚さ範囲でその厚さ中央で分割されており、4分割された構成とすることが可能である。この場合は、上記第1と第2の実施の形態の両方の作用効果を有する。
3a,3a1,3a2,23a1,23a2 分割部(先端側の分割部)、
3b,3b1,3b2,23b1,23b2 分割部(後端側の分割部)、
4 長尺中央部、
5 切り欠き部、
B,Ba,Bb 固定手段(面ファスナー)、
G 被挟持部材(ガーゼ、湿布材、保冷材・保温材)、
P ポケット、
T 手(身体)
Claims (6)
- 手や足等の身体の所定箇所に巻き回される長尺な長尺中央部と、その一方側先端部及び/又は他方側後端部が複数に分割されており、この分割された各々の一方側分割部及び/又は他方側分割部に固定手段が取付けられるとともに、長尺中央部に固定手段が設けられて、巻き始め、巻き終わり、又は、巻き回し途中において、分割された一方と他方を仮止め固定又本止め固定に使用することを特徴とする長尺物の締め付け具。
- 前記分割された各々の一方側分割部及び/又は他方側分割部の長さは、手や足等の身体の所定箇所の回りを少なくとも1周できる長さであることを特徴とする請求項1記載の長尺物の締め付け具。
- 前記長尺中央部の幅の範囲でその幅中央で分割されており、分割された一方と他方が前記固定手段を介して連結可能に構成されているか、又は、前記長尺中央部の厚さ範囲でその厚さ中央で分割されており、分割された一方と他方が前記連結手段を介して連結可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2記載の長尺物の締め付け具。
- 前記分割部の一方と他方の基端側に切り欠き部を形成して、前記分割された一方と他方の開き角度を大きくすることを特徴とする請求項1または2記載の長尺物の締め付け具。
- 前記請求項1ないし4のいずれか1項記載の長尺物の締め付け具を使用して、分割された一方の分割部と他方の分割部を交叉させて仮止め固定と本止め固定を行なうか、又は、分割された一方の分割部の上に他方の分割部を重ねて仮止め固定と本止め固定を行なうことを特徴とする長尺物の締め付け方法。
- 前記請求項1ないし4のいずれか1項記載の長尺物の締め付け具を使用して、患部に配されるガーゼ、湿布材や保冷材・保温材などの被挟持部材を、前記分割部で挟持するか、前記長尺中央部の前記分割部側で固定するか、又は、前記長尺中央部の前記分割部側に配されたポケットに収納するかした後、前記一方側先端部及び/又は他方側後端部で固定することを特徴とする長尺物の締め付け方法。
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JP2015254655A JP2017113449A (ja) | 2015-12-25 | 2015-12-25 | 長尺物の締め付け具及び長尺物の締め付け方法 |
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2015
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