JP3156767U - 男性用着物帯 - Google Patents

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Abstract

【課題】着崩れし難く、容易に着付けられる帯を提供する。【解決手段】着物を着る際の腰に巻き付ける男性用着物帯は外帯と内帯を有しており、内帯は外帯に固定され、着用時の脇部近傍の内帯に弾性部を有し、着用前の状態で内帯の弾性部が固定される外帯の部分が、弾性部の縮みにより生じるたるみ部を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、一巻きで多少の伸縮に対応でき、着崩れし難い男性用着物帯に関する。
一般的な男性用着物帯は、女性用のものとは異なり一本の帯で結ぶようになっている。この男性用着物帯は一般的に伸縮性のない素材で作られているため、体を動かしたり、呼吸をしたりするときの体の膨張、収縮に追従出来ない。このため、男性用着物帯は女性用着物帯と同じく着崩れが生じることがあり、定期的に着物を整えて男性用着物帯を結び直す必要があった。この着崩れの頻度を少なくするために、帯自体の中ほどにシャーリング(ゴム等の弾性体を用いて構成されたもの)などを設けた女性用着物帯の考案がされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−240226号公報
しかしながら、男性用着物帯は、女性用着物帯とは異なり飾り帯が無く、通常着物の上から2回巻いた後、背中側で結ぶようになっているが、締付ける度合いを調整しながら見栄えを良くするように巻き付けるには、習熟する(着慣れする)必要がある。
そこで本考案は、着崩れし難く、あまり習熟しなくても着物に巻けることができるような帯を提供することを目的としている。
本考案に係る着物を着る際の腰に巻き付ける男性用着物帯は、前記着物帯は外帯と内帯を有し該内帯は該外帯に固定され、前記着物帯の着用時の脇部近傍の前記内帯に弾性部を有し、前記着物帯の着用前の状態で前記内帯の前記弾性部が固定される前記外帯の部分が、前記弾性部の縮みにより生じるたるみ部を有したことを特徴とするように構成された。
このように構成することにより、男性用着物帯を巻いた際、前記弾性部が伸縮することにより、体にフィットし、着崩れを起こし難くすることができ、体の腹部への圧迫感を低減することができる。
上記考案において、前記男性用着物帯の一端に予め結び目を設け、前記結び目に前記男性用着物帯の他端を貫通させられるように前記結び目に空洞を設けることが好ましい。このように構成することにより、男性用着物帯を係止するときの左右の上下のズレが制限され、見栄え良く帯を巻くことができる
上記考案において、前記着物帯の着用時に前記弾性部が両脇部にくるように構成されることが好ましい。このように構成することにより、着物を着た際に両脇部で余った着物を整えることができる。
上記考案において、前記外帯に固定された前記内帯が一つながりになるように構成されることが好ましい。このように構成することにより、外帯に内帯を容易に固定させることができる。
上記考案において、前記弾性部がシャーリングであることが好ましい。このように構成することにより、男性用着物帯を取り外した後、弾性部が生地で覆われているため、帯の生地と一体感を出すことができる。
本考案によれば、帯を巻いた際、通常の帯に比べて着崩れし難く、また、帯を巻いている腹部への締付けを低減することができる。
本考案の実施の形態にかかる男性用着物帯を示す図であり、(a)は全体斜視図、(b)は帯の裏側の展開斜視図、(c)は帯の表側の展開斜視図である。 本考案の実施の形態にかかる男性用着物帯を平面図であり、図1(b)の上方からみた図である。 本考案の男性用着物帯を腹に巻き付けたときの腹部の断面図であり、(a)は腹が通常状態のときの図であり、(b)は腹が縮んだ状態のときの図である。 本考案の他の実施例を示した図である。 本考案の男性用着物帯を用いて着物を着るときの図であり、(a)〜(c)は男性用着物帯を付ける手順を示している。
本考案の一実施形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1(a)に示すように、男性用着物帯1は、主に2つの部分から構成され、着物に巻き付ける際に外側になる外帯2と、内側になる内帯3とを有しており、この外帯は内帯3と部分的に固定されるように構成されている。
この外帯2の両端部近傍には帯を結ばなくてもよいように、マジックテープ(登録商標)4、5)(幅約50mm×長さ約100mm)が内側と外側に設けられ、また、着物を着たときの見栄えをよくするために、男性用着物帯1の一端でマジックテープ(登録商標)5と重なる位置に予め結び目16が設けられており、この双方のマジックテープ(登録商標)4、5を合わせるだけで男性用着物帯1を着物に巻き付けることができるように構成されている。
図1(b)に示すように、外帯2に対して内帯3は図の左側から第1固定部8、第2固定部9、第3固定部10、第4固定部11で固定されており、内帯3の第1固定部8と第2固定部9との間に伸縮自在の第1弾性部6が設けられ、内帯3の第3固定部10と第4固定部11との間に伸縮自在の第2弾性部7が設けられている。この第1弾性部6及び第2弾性部7としてゴムバンド、又は外側を生地で覆い中側にゴムバンド等で形成したシャーリング(帯の生地と一体感を出すことができる)、又は縫製技術により伸縮性を要する加工をした生地等を用いることができる。また、内帯3の図の左端から第1弾性部6近傍までの間にはマジックテープ(登録商標)5が設けられ、図1(c)の左側の端部近傍に設けられたマジックテープ(登録商標)4と合せることで、男性用着物帯1を体に巻き付けることができる。また、男性用着物帯1は着物に巻き付けるときに、第1弾性部6及び第2弾性部7が脇部の位置にくるようにある程度の距離を空けて形成され、第1弾性部6及び第2弾性部7の伸縮によって着物の前側及び後側に皺がよらないよう、脇部に皺がよるように形成されている。そして、第1弾性部6と第2弾性部7との間の内帯3には外帯2の形状を整えるために、生地を厚くしたり、芯地を入れたりする場合もある。
図2に示すように、内帯3と外帯2とは第1固定部8、第2固定部9、第3固定部10、第4固定部11で固定され、第1固定部8と第2固定部9との間の外帯2は、第1弾性部6の弾性力により外帯2が縮められたときに(着用前の自由な状態)たるみが出来るように左たるみ部12が形成されている。また、第3固定部10と第4固定部11との間の外帯2は、第2弾性部7の弾性力により外帯2が縮められたときにたるみが出来るように右たるみ部13が形成されている。この左たるみ部12及び右たるみ部13は外帯2に長手方向の引っ張り力を与えることで、男性用着物帯1は長手方向に引っ張られ、第1弾性部6及び第2弾性部7が伸長した状態で、左たるみ部12及び右たるみ部13のたるみが無くなるように構成されている。この状態で、男性用着物帯1を着物の上から巻き付けることにより、巻き付けた内側では、内側の内径が多少小さくなっても、第1弾性部6及び第2弾性部7が縮み、内側に対する締付力を維持することができる。つまり、体を動かすことにより内径が小さくなることに対して内帯3が追従できるので、締付力を維持でき、着崩れを低減することができる。
図3は本考案の男性用着物帯1を腹に巻き付けたときの腹部の断面図であり、(a)は腹が通常状態のときの図であり、(b)は腹が縮んだ状態のときの図である。
図3(a)に示すように、男性用着物帯1を通常の状態で腹部に巻き付けた状態では、第1弾性部6及び第2弾性部7がある程度伸びた状態、つまり、外帯2と内帯3とが一体的に重なりあった状態で且つ第1弾性部6及び第2弾性部7が伸びきっていない状態、で着物(図示せず)を介して腹部に巻き付けられている。これにより、第1弾性部6及び第2弾性部7が伸びきった状態で男性用着物帯1
を形成した場合に比べ、一定の弾性力を保つことが出来ると共に、弾性力に関する耐久性を向上させることができる。また、図3(b)に示すように、腹が縮んだ状態では、外帯2に左たるみ部12及び右たるみ部13が出来るものの、外帯2に固定された内帯3の第1弾性部6及び第2弾性部7が体の収縮に合わせて縮み、体に追従して締付力を維持できるので、着崩れの原因の一つである腹部の収縮に追従でき、男性用着物帯1の着物への締付ける力を維持することができるので着崩れを起こし難くすることができる。また、食事をした後等の腹部が膨張した場合にも、第1弾性部6及び第2弾性部7がある程度伸びた状態で着物(図示せず)を介して腹部に巻き付けられているので、第1弾性部6及び第2弾性部7が更に伸びることが出来き、腹部への圧迫を低減することができる。そして、図1には左たるみ部12と第1弾性部6、及び右たるみ部13と第2弾性部7が一対になって記載されているが、たるみ部と弾性部の対は2つに限らず、1つであっても、3つ以上であっても(図示せず)同じ作用を与えることができる。
図4は本考案の他の実施例を示した図である。
図4に示すように、結び目16には男性用着物帯1の他端を貫通させることができるような空洞17を有しており、男性用着物帯1を巻く際に、この空洞17に男性用着物帯1の他端を矢印の方向に通した後、この他端近傍に設けられた係止部18と、結び目16の近傍で外帯2の外側に設けられた係止部19とで係合することにより、男性用着物帯1を固定させることができる。また、男性用着物帯1を結び目16の空洞17を貫くことにより、男性用着物帯を係止するときの左右の上下のズレが制限され、見栄え良く帯を巻くことができる。
図5は本考案の男性用着物帯1を用いて着物14を着るときの図であり、(a)〜(c)は男性用着物帯1を付ける手順を示している。
図5(a)に示すように、着物14を着る際、まず着物の前側を適当な位置でクリップ15等で挟み仮止めする。次に図5(b)に示すように、男性用着物帯1を腹部の適当な位置に巻き付ける。この際、第1弾性部6、及び第2弾性部7がある程度伸びた状態で巻き付けるようにすれば、お腹周りの縮小または膨張(空腹時には腹部回りが縮み、満腹時には腹部回りが膨らむ)に追従することができ、着崩れを低減することができる。そして、図5(c)のように、図3(a)のような第1弾性部6、及び第2弾性部7がある程度伸びた状態で背中側のマジックテープ(登録商標)4、5を貼り合せることにより、簡単に着崩れし難い着付けができるようになる。また、体形の違いによる腹回りの違いを、マジックテープ(登録商標)4、5の貼り合せによって調整することができるので、同じ長さの男性用着物帯1を体形の異なる人が使用でき、異なる長さの男性用着物帯1を多く作る必要がなく汎用性に富み、生産コストを抑えることができる。また、図1〜図5には外帯2に一つなぎの内帯3が固定される構成になっているが、内帯3は必ずしも一つなぎである必要はなく、分割されて固定された構成であっても、本考案の作用効果が得られる。つまり、内帯3の第1弾性部6と第2弾性部7と間が分かれていても、第1弾性部6及び第2弾性部7が男性用着物帯1の着付時の脇部にくるように構成されていれば、本考案の作用効果が得られる。
なお、本考案は、実施の形態に限定されず、考案の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
1 男性用着物帯
2 外帯
3 内帯
4、5 マジックテープ(登録商標)
6 第1弾性部
7 第2弾性部
8 第1固定部
9 第2固定部
10 第3固定部
11 第4固定部
12 左たるみ部
13 右たるみ部
14 着物
15 クリップ
16 結び目
17 空洞
18、19 係止部

Claims (5)

  1. 着物を着る際の腰に巻き付ける男性用着物帯において、
    前記着物帯は外帯と内帯を有し該内帯は該外帯に固定され、
    前記着物帯の着用時の脇部近傍の前記内帯に弾性部を有し、
    前記着物帯の着用前の状態で前記内帯の前記弾性部が固定される前記外帯の部分が、前記弾性部の縮みにより生じるたるみ部を有したことを特徴とする男性用着物帯。
  2. 前記男性用着物帯の一端に予め結び目を設け、
    前記結び目に前記男性用着物帯の他端を貫通させられるように前記結び目に空洞を設けた請求項1記載の男性用着物帯。
  3. 前記着物帯の着用時に前記弾性部を両脇部にくるように設けた請求項1または2に記載の男性用着物帯。
  4. 前記外帯に固定された前記内帯が一つながりになるように構成された請求項1乃至3のいずれか一つに記載の男性用着物帯。
  5. 前記弾性部がシャーリングである請求項1乃至4のいずれか一つに記載の男性用着物帯。

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