JP3183991U - 成形衣料 - Google Patents

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さやか 馬場
真由子 岩田
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Abstract

【課題】バストの膨出や正しい姿勢の保持の整形機能を備えながら、運動追従性を確保した成形衣料を提供する。
【解決手段】着用者の胸部を被覆するバスト部1と、バスト部の下辺から両脇下にかけて形成された土台部2と、土台部の両端から背中にかけて被覆する後身頃3により胸周りを被覆するように筒状に連続して編成され、一対の肩紐4を備えた成形衣料であって、後身頃には、左右の肩紐から連続して袖刳りにほぼ沿うような弧状に形成され、土台部の両端部へと連接する緊締力の大きい左右緊締帯31と、両端部が左右緊締帯に連接する緊締力の大きい中央緊締帯が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、胸部を被覆可能な筒状に編成された女性用の下着であって、編組織を部分的に変えて編成し、所望の伸びを有する編地を配してなる成形衣料に関するものである。
従来、後身頃の一部に低伸縮で緊締力を有する編み組織を編成することで、バストの膨出や正しい姿勢の保持を目的とした成形衣料が提供されている(特許文献1、特許文献2)。しかし、前記低伸縮編み組織は、X字状またはV字状などの帯状からなり、左右肩部から下端のウエスト部まで延在されているため、正しい姿勢を保持する効果を有するものの、前屈や肩や腕の運動に対して、肩甲骨の動きを阻害し不快に感じさせたり、ウエスト部がずり上げるおそれがあり、運動追従性に課題を擁していた。
特開2010−65329 実用新案登録3046785
そこで、本考案は、バストの膨出や正しい姿勢の保持の整形機能を備えながら、運動追従性を確保した成形衣料を提供することをその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、着用者の胸部を被覆するバスト部と、該バスト部の下辺から両脇下にかけて形成された土台部と、該土台部の両端から背中にかけて被覆する後身頃により胸周りを被覆するように筒状に連続して編成され、一対の肩紐を備えた成形衣料であって、前記後身頃には、左右の肩紐から連続して袖刳りにほぼ沿うような弧状に形成され、前記土台部の両端部へと連接する緊締力の大きい左右緊締帯と、両端部が該左右緊締帯に連接する緊締力の大きい中央緊締帯が設けられていることを特徴とする成形衣料である。
本考案の成形衣料は、後身頃において緊締力の大きい左右緊締帯が肩甲骨に沿って袖刳り近傍の縦方向に配置され、左右緊締帯の間には左右緊締帯を横方向に連結する中央緊締帯が設けられることにより、屈曲に対向して、背中が前方に湾曲するのを防止すると共に、肩甲骨を中心側に引き寄せ、姿勢を正しく保とうとする作用を生ずる。また、肩甲骨の動きを阻害することなく、肩や腕の動きを妨げない。
さらに、本考案の成形衣料は、最も伸び易い編み組織を、バスト部と、後身頃の帯状組織とウエスト部の間に編成することにより、バスト部はバストの膨出を妨げず、後身頃は運動追従性に優れ、ウエスト部のずり上げを抑える作用がある。
本考案に係る成形衣料の正面図。 本考案に係る成形衣料の背面図。
以下、本考案の成形衣料の一実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本考案に係るハーフトップの正面図、図2は同背面図である。図中、1はバスト部、2は土台部、3は後身頃、4は肩紐、5はアンダーベルト、11はバスト部頂部、12はバスト部下辺、31は左右緊締帯、32は中央緊締帯、41は接合部をそれぞれ示す。
図に示すように、本考案にかかる成形衣料は、着用者の胸部を被覆するバスト部1と、
バスト部下辺12から連続して両脇下にかけて形成された土台部2と、土台部2の両端から背中にかけて被覆する後身頃3により着用者の胸周りを被覆するように筒状に連続して編成されている。土台部2と後身頃3の下部にはアンダーベルト5が連続して設けられており、バスト部1の頂部11から後身頃3にかけて一対の肩紐4が設けられている。本実施態様では、肩紐4はバスト部1から連続して編成されて、頂部11で編み組織が切り替わるように形成されている部位と、後身頃3から連続して編成されている部位とが接合部41において縫着されているが、肩紐の形状はこれに限定されず、バスト部1と後身頃3とは独立する部分として形成し、バスト部1と後身頃3に取り付けるタイプとしてもよい。さらに、脇下付近のバスト部下辺12から後身頃3の端部にかけて、補強用裏地を設けてもよい。
後身頃3には、後身頃3とは異なる編み組織で左右緊締帯31、中央緊締帯32が形成されている。これらのうち、左右緊締帯31は、着用者の肩部から脇下にかけて肩甲骨に沿って縦に配置されるように、左右の肩紐4から連続して袖刳りにほぼ沿うような弧状に形成され、土台部2の両端部へと連接している。さらに、左右緊締帯31の間で首刳りの近傍には、両端部が左右緊締帯31に連接する中央緊締帯32が設けられている。
これらの左右緊締帯31と袖刳りの間と、中央緊締帯32と首刳りとの間には、後身頃3と同じ編み組織の部位3a、3bが設けられているが、袖刳りと首刳りの形状によってはこれらの部位を設けることなく、左右緊締帯31の袖刳り側端部が袖刳りと一致するように形成しても良く、また、同様に中央緊締帯32の首刳り側端部が首刳りと一致するように形成しても良い。いずれの場合でも、左右緊締帯31が着用者の肩甲骨に沿って配置されればよい。さらに、左右緊締帯31の袖刳り側もしくは中央緊締帯32の首刳り側のいずれか、あるいは、それら両方に編み変化をつけて、当該部分の緊締力を弱めてもよい。さらに、袖刳り及び首刳りの端部に伸縮性テープを付けて緊締力を強めてもよい。
上述の各部位は、少なくとも3つの異なる編み組織で編成されることが好ましく、具体的には、緊締力の最も大きい第1編み組織を肩紐4、左右緊締帯31及び中央緊締帯32に編成し、緊締力の中程度の第2編み組織を土台部2に編成し、最も伸び易い第3編み組織をバスト部1及び後身頃3で左右緊締帯31及び中央緊締帯32を除く部分(部位3a、3bが形成されている場合は当該部位を含む)に編成している。
かかる第1ないし第3編み組織は、それぞれ第1編み組織を鹿の子組織(ハード鹿の子)、第2編み組織をリブ組織、第3編み組織を天竺組織とするのがより好ましいが、それらの緊締力の関係が第1編み組織>第2編み組織>第3編み組織であれば、その他の編み組織であってもよい。また、使用される素材は、ポリウレタン弾性繊維と、綿、再生セルロース系繊維、 ポリエステル、ナイロン等合成繊維の何れか非弾性繊維との組み合わせが好ましく、一例としては、ポリエステル/綿65%35%混紡40番手と、ナイロン30デニールと、FTY(フィラメント・ツイステッド・ヤーン)ポリウレタン20デニールXナイロン70デニールの3本糸引き揃えが挙げられる。
以上の通り、後身頃3において、緊締力の大きい左右緊締帯31が肩甲骨に沿って左右袖刳り近傍の縦方向に配置されるため、屈曲に対向して、背中が前方に湾曲するのを防止することができる。また、左右緊締帯31の間には左右緊締帯31を横方向に連結する中央緊締帯32があるため、肩甲骨を中心側に引き寄せ、正しい姿勢を保持する作用がある。また、緊締帯31、32はいずれも肩甲骨の動きを阻害することなく、肩や腕の動きを妨げない。
さらに、最も伸び易い編み組織を、バスト部1と、後身頃3の緊締帯31、32とアンダーベルト5の間に編成することにより、バスト部1はバストの膨出を妨げず、後身頃3は運動追従性に優れ、ウエスト部のずり上げを抑える作用がある。
1……バスト部
2……土台部
3……後身頃
4……肩紐
5……アンダーベルト
11……バスト部頂部
12……バスト部下辺
31……左右緊締帯
32……中央緊締帯
41……接合部

Claims (2)

  1. 着用者の胸部を被覆するバスト部と、該バスト部の下辺から両脇下にかけて形成された土台部と、該土台部の両端から背中にかけて被覆する後身頃により胸周りを被覆するように筒状に連続して編成され、一対の肩紐を備えた成形衣料であって、前記後身頃には、左右の肩紐から連続して袖刳りにほぼ沿うような弧状に形成され、前記土台部の両端部へと連接する緊締力の大きい左右緊締帯と、両端部が該左右緊締帯に連接する緊締力の大きい中央緊締帯が設けられていることを特徴とする成形衣料。
  2. 少なくとも3つの異なる編み組織で編成され、第1編み組織を前記肩紐と前記左右緊締帯及び前記中央緊締帯に編成し、第2編み組織を前記土台部に編成し、第3編み組織を前記バスト部及び前記後身頃の左右緊締帯及び中央緊締帯を除く部分に編成し、それら編み組織の緊締力の関係が第1編み組織>第2編み組織>第3編み組織であることを特徴とする請求項1に記載の成形衣料。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018035450A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 グンゼ株式会社 上半身用肌着
JP7224063B1 (ja) 2021-10-01 2023-02-17 株式会社Mic 姿勢矯正用衣料及び女性用衣料

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JP2018035450A (ja) * 2016-08-29 2018-03-08 グンゼ株式会社 上半身用肌着
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