JP2017104500A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換効率の向上を図り、効率良く熱交換を行え、省スペースで乾燥時間を短縮できるようにする。【解決手段】洗濯乾燥機100は、衣類を収容するドラム104と、該ドラムを駆動するモータ106と、ドラムを内包して洗濯水を溜める外槽102と、ドラムの内外に乾燥用の空気を循環させる循環風路とを備えている。循環風路の一部を構成する循環ダクト110は、ファン接続部129とその上流で合流する複数系統のダクト部110aとを有している。循環ダクト110の少なくとも1系統には、除湿部110bが設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は、乾燥時に洗濯物から蒸発した水分を冷却凝縮させて除湿する除湿機を備えた洗濯乾燥機に関する。
従来のドラム式洗濯乾燥機は、一般に、外槽に循環風路を連結し、ヒータにより加熱された高温空気を送風ファンにより外槽内へ送り込むと共に、外槽から送り出される多湿空気を除湿して再度加熱し、外槽内へ送り込むようになっている。
除湿部は、循環ダクト(除湿ダクト)内に冷却水を供給して除湿する水冷除湿方式があるが、乾燥時間が長いという問題があった。除湿能力を上げるには、除湿ダクトの大型化、冷却水の増加及び風量の増加等が考えられるが、除湿機のスペースの増大、使用水量の増加、及び冷却水のファンへの吸い込みにより性能が低下する等の問題があった。
特許第5457720号公報 特開2003−117283号公報 特許第3710725号公報 特許第3517618号公報
上掲の特許文献1は、除湿水の飛沫の吸い上げを抑制しているものの、1本のダクト内にバイパス風路を形成し、給水部及び風路の形状により抑制しているに過ぎない。従って、風量を増やすと、バイパス風路からの循環が増えて乾燥効率が低下する。また、風路を上下方向に折り返して風路長を長くしているものの、除湿に寄与している風路はそのうちの半分である。
また、特許文献2には、循環風量の増加時の対応として、風量を増やした場合の冷却水の飛沫の吸い上げを改善する方法が記載されている。ここでは、1本のダクトにバイパス吸い込み口を形成し、該バイパス吸い込み口を経由することにより、循環風量を増加して除湿水の飛沫の吸い上げを抑制している。このため、バイパス吸い込み口からの空気は除湿されていない空気となるため、その分の乾燥効率は低下するという問題がある。
特許文献3は、水冷ダクト内に仕切り板を配置して熱交換面積を増やしている。しかしながら、熱交換部を有するダクトが独立して設けられていないため、風量を増やすと、除湿水の飛沫の吸い上げを生じてしまうという問題がある。
特許文献4には、外槽の一部を除湿機の周壁の一部として成型しているが、ダクトは1系統のみである。本発明は、外槽の別体部材又は一体部材によって、ファン接続部までの複数系統のダクト部を構成している。
本発明は、熱交換効率の向上を図ると共に、冷却水の飛沫の吸い上げを抑制して効率良く熱交換を行え、結果として、省スペースで乾燥時間を短縮できるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、循環ダクトを複数系統とすることにより熱交換面積を拡大して熱交換効率を増大し、循環風量の増加時においても各循環ダクト部の風量(風速)は単一系統の場合と比べて小さいことから、除湿冷却水の飛沫の吸い上げを抑制でき、効率良く熱交換を行って、省スペースで乾燥時間を短縮する構成とする。
具体的に、本発明の第1の態様に係る洗濯乾燥機は、洗濯及び乾燥をする衣類を収容する回転ドラムと、回転ドラムを回転駆動するドラム駆動手段と、回転ドラムを内包して洗濯水を溜める外槽と、回転ドラムの内外に、乾燥用の空気を循環させる循環風路とを備え、循環風路の一部を構成する循環ダクト部は、独立した複数系統のダクト部を有し、複数系統のダクト部は、乾燥用の空気を合流する合流部と接続されており、循環ダクト部の少なくとも1系統には、除湿部が設けられている。
第1の態様によると、循環ダクト部を独立した複数系統のダクト部とすることにより、各ダクト部の総面積、すなわち、除湿部の熱交換面積及び断面積の増加によって、循環風量を増やすことができるので、乾燥時間を短縮することができる。
第1の態様において、循環風路に設けられ、空気を循環させる送風手段と、循環風路に設けられ、空気を加熱する加熱手段と、循環風路に設けられ、空気を除湿する除湿手段と、除湿手段に除湿冷却水を給水する給水手段とをさらに備えていてもよい。
このようにすると、除湿部の熱交換面積及び断面積の増加によって、除湿水の飛散を抑制しつつ循環風量を増やすことができる。その結果、乾燥時間を短縮することができる。
第1の態様において、合流部は、複数系統のダクト部における下流側部分により構成され、合流部における送風手段との接続部と送風手段との間に、第1の蛇腹が気密に設けられていてもよい。
このようにすると、複数系統のダクト部が乾燥用空気の合流部を有する場合に、該合流部における送風手段との接続部(ファン接続部)と送風手段との間に、第1の蛇腹が気密に設けられているため、回転ドラム及び外槽から送風手段に伝わる振動を該第1の蛇腹によって吸収することができる。その結果、送風手段への振動の悪影響を抑止することができる。また、第1の蛇腹を設けることにより、送風手段への風路が長くなるので、送風手段への空気の流入(吸い込み)をスムーズに行えるようになる。
また、第1の態様において、合流部は、送風手段における空気吸い込み部と複数系統のダクト部の接続部との間に気密に設けられた第1の蛇腹であり、複数系統のダクト部における送風手段との接続部までに互いのダクトを隔離する分離壁が設けられていてもよい。
このようにすると、送風手段における空気吸い込み部と複数系統のダクト部の接続部との間に気密に設けられた第1の蛇腹が合流部となる場合に、回転ドラム及び外槽から送風手段に伝わる振動を該第1の蛇腹によって吸収することができる。また、第1の蛇腹を設けることにより、送風手段への風路が長くなるので、送風手段への空気の流入(吸い込み)をスムーズに行えるようになる。
第1の態様において、循環風路における加熱手段と外槽との間に、第2の蛇腹が気密に設けられていてもよい。
このようにすると、回転ドラム及び外槽から加熱手段に伝わる振動を該第2の蛇腹によって吸収することができる。また、第2の蛇腹を設けることにより、ドラム内への空気の流入をスムーズに行えるようになる。
第1の態様において、合流部は、複数系統のダクト部における下流側部分により構成され、合流部における送風手段との接続部と送風手段とは気密に接続され、複数系統のダクト部と外槽との間に第3の蛇腹が気密に設けられていてもよい。
このようにすると、複数系統のダクト部の接続部と外槽との間に第3の蛇腹が気密に設けられているため、回転ドラム及び外槽からダクト並びに送風手段に伝わる振動を該第3の蛇腹によって吸収することができる。また、第3の蛇腹を設けることにより、外槽からダクト接続部への風路が長くなるので、ダクトへの空気の流入(吸い込み)をスムーズに行えるようになる。
また、本発明の第2の態様に係る洗濯乾燥機は、洗濯及び乾燥をする衣類を収容する回転ドラムと、回転ドラムを回転駆動するドラム駆動手段と、回転ドラムを内包して洗濯水を溜める外槽と、回転ドラムの内外に、乾燥用の空気を循環させる循環風路と、該循環風路に設けられ空気を循環させる送風手段と、循環風路に設けられ空気を加熱する加熱手段と、循環風路に設けられ空気を除湿する除湿手段と、該除湿手段に除湿冷却水を給水する給水手段とを備え、循環風路の一部を構成する循環ダクト部は、ファン接続部と該ファン接続部の上流側で合流する独立した複数系統のダクト部とを有し、循環ダクト部の少なくとも1系統には、除湿部が設けられている。
第2の態様によると、循環ダクト部を独立した複数系統のダクト部とすることにより、各ダクト部の総面積、すなわち、除湿部の熱交換面積及び断面積の増加によって、除湿水の飛散を抑制しつつ循環風量を増やすことができるので、乾燥時間を短縮することができる。
第2の態様において、複数系統のダクト部のうち除湿部が設けられていないダクト部において、外槽からファン接続部への合流部までの間に下流側から順次配設された、リントフィルター及び該リントフィルターを洗浄するリントフィルター洗浄ノズルをさらに備えていてもよい。
このようにすると、除湿部を設けないダクト部をバイパス風路として使用することが可能となり、循環風量を増やすことができる。また、循環空気中のリントをリントフィルターにより除去することにより、リントフィルターより上流部に位置するダクトやファン、ヒータ部等でのリントの蓄積を防止できると共に、リントフィルターに付着したリントをリントフィルター洗浄ノズルにより除去することが可能となり、バイパス風路としての機能も維持することがきる。
第2の態様において、複数系統のダクト部は3系統以上であってもよい。
このようにすると、除湿部の熱交換面積及び断面積のさらなる増加によって、除湿水の飛散を抑制しつつ循環風量を増やすことができるので、乾燥時間をより短縮することができる。
第2の態様において、循環ダクト部は、該循環ダクト部を構成するダクト部のファン接続部を含む複数系統のダクト部本体と該ダクト部本体を覆うダクトカバー部とから構成されていてもよい。
このようにすると、複数系統のダクト部を確実に構成することができる。
第2の態様において、循環ダクト部は、外槽からファン接続部までを少なくとも二股ダクトによって構成され、二股ダクトはファン接続部の上流側で合流してもよい。
このようにすると、送風手段を1つで済ますことができる。
この場合に、二股ダクトの外槽からの吸出し口は、回転ドラムの回転軸の水平面よりも下側に位置してもよい。
このようにすると、二股ダクトにおけるファン接続部までの距離を長くすることができると共に、給水手段から外槽の吸出し口までの距離を長くすることができる。すなわち、除湿部の熱交換面積を大きく確保できるので、熱交換を十分に行うことができる。
また、この場合に、除湿部には除湿水給水ノズルが設けられており、該除湿水給水ノズルは、二股ダクトのそれぞれに給水可能であってもよい。
このようにすると、効率良く除湿を行うことができる。
この場合に、除湿水給水ノズルは、ダクト部本体又はダクトカバー部と一体に成型されていてもよい。
このようにすると、材料費及び組立費を削減することができる。
この場合に、ダクト部本体は外槽により一体に成型されており、除湿水給水ノズルからの給水は、外槽の内側にも供給されてもよい。
このようにすると、外槽の内側からも高温高湿空気を冷却することができるので、外槽の内部での除湿を促進することができる。
第2の態様において、循環ダクト部はダクト洗浄ノズルを有し、ダクト洗浄ノズルは、複数系統のダクト部とファン接続部とを洗浄可能に設けられていてもよい。
このようにすると、除湿冷却水が届かない領域の循環ダクト内に付着したリント(糸くず)を洗浄することができる。
循環ダクト部がダクト部本体と該ダクト部本体を覆うダクトカバー部とから構成されている場合に、ダクト洗浄ノズルはダクト部本体又はダクトカバー部と一体に成型されていてもよい。
このようにすると、材料費及び組立費を削減することができる。
循環ダクト部が外槽からファン接続部までを少なくとも二股ダクトによって構成されている場合に、二股ダクトにおけるダクト部本体及びダクトカバー部は、溶着により一体化されていてもよい。
このように、二股ダクトによる大型化した循環ダクト部を溶着により一体化構造とすることにより、シール材を介してネジ留めで組み立てる場合と比べて、組立工数を削減できると共に組立不良による水漏れを回避することができる。
この場合に、二股ダクトにおける回転ドラムの回転軸側の内周面は、ドラム駆動手段の外周面よりも外側に配置されていてもよい。
このようにすると、循環ダクト部の駆動手段との干渉(脱水時の振動を含む)を避けつつ、循環ダクト部のダクト面積(熱交換面積)を確保して十分な乾燥性能を得ることができる。
また、ドラム駆動手段は、外槽の背面に配設されたダイレクトドライブ(DD)モータであってもよい。
このように、本発明は、ベルトを介さないDDモータにも対応が可能である。
この場合に、二股ダクトにおける外槽からの吸出し口は1箇所にまとめても良く、二股ダクトは該1箇所の吸出し口を起点として、それぞれ経路を構成してもよい。
この場合に、ベルトを用いないDDモータの採用が可能となる。
また、この場合に、外槽からの吸出し口には、該吸出し口の中央部を分割する隔壁が設けられ、隔壁は循環ダクト部まで延伸していてもよい。
このようにすると、二股ダクトの各系統に循環風をスムーズに流すことができると共に、二股ダクトの強度を高めることができる。
循環ダクト部がダクト部本体とそれを覆うダクトカバー部とから構成されている場合に、ダクト部本体は、外槽により一体に成型されていてもよい。
このようにすると、複数系統化して大きくなった循環ダクト部の材料を節約することができる。
この場合に、外槽の背面には、その中心部から外側に延びる放射状リブが強度確保のために設けられており、複数系統のダクト部の外槽に形成されたダクト内側部分には、外槽の放射状リブと一致する位置に、循環風量を大きく阻害しない程度の、例えば高さが1mm以上且つ5mm程度の放射状リブが形成されていてもよい。
このようにすると、各ダクト部の強度の向上を図れると共に、外槽に形成された放射状リブによる攪拌作用により、除湿水と湿気を含んだ空気とが混ざり合うので、効率良く熱交換を行うことができる。
この場合に、外槽の背面にはドラム軸受支持部を兼ねるアルミダイキャストがインサート成型されており、アルミダイキャストの外周部は外槽の側面部にまで延伸していてもよい。
このようにすると、外槽の背面における強度を確保することができる。
この場合に、アルミダイキャストは、その外周部において後方側及び前方側に向かって立ち上がる筒状リブにより形成されており、循環ダクト部の合流部においては前方側にのみ他の部分よりも寸法が大きい外周リブが設けられていてもよい。
このようにすると、アルミダイキャストは、循環ダクト部の合流部における空気の流れを阻害することなく、その外周部及び合流部の強度を確保することができる。
この場合に、アルミダイキャストにおける循環ダクト部の合流部は、後方からファン接続部の方向に向かって滑らかな曲面で構成されていてもよい。
このようにすると、外槽においても、アルミダイキャストに沿った形状とすることができるので、循環ダクト部からファン接続部に向かってスムーズに空気を流すことができる。
ダクト部本体が外槽により一体に成型されている場合に、アルミダイキャストにおける循環ダクト部が配置される部分には、外槽に設けられている放射状リブと一致する位置に、断面T字状の放射状リブが設けられていてもよい。
このようにすると、循環ダクト部の内部における空気の流れを大きく阻害することなく、アルミダイキャストの強度を確保することができる。
また、ダクト部本体が外槽により一体に成型されている場合に、循環ダクト部は、外槽からファン接続部までを少なくとも二股ダクトによって構成され、該二股ダクトにおけるダクト部本体及びダクトカバー部は、二股ダクトの合流部までの内壁の一部に二重壁構造を有していてもよい。
このようにすると、循環ダクト部の強度を上げることができる。
この場合に、二重壁構造は、洗濯時及びすすぎ時に水没する部分に、水没時の水面の高さよりも上方にまで延伸して配設されていてもよい。
このようにすると、外槽における水封部が二重構造となるため、水漏れに対する安全性が向上する。
この場合に、二重壁構造に挟まれた空間は、二股ダクトの各系統同士の間で連通するように構成されていてもよい。
このようにすると、循環ダクト部の二重壁構造における全体の気密性の検査を一度で行うことが可能となる。
この場合に、二股ダクトが連通する部分において、二股ダクトの合流部付近における内壁側部分は、それぞれのダクト幅が維持される形状を有していてもよい。
このようにすると、このダクト幅が維持される部分は、循環風のガイド的な役割を担い、それぞれのダクトからの循環風の流れをスムーズに合流部へと導くことが可能となる。
この場合に、循環ダクト部には、二重壁構造に挟まれた空間の気密性を検査するための検査口が、洗濯時及びすすぎ時に水没する高さよりも上方に設けられていてもよい。
このようにすると、検査後の水封が不要となる。
さらにこの場合に、検査口は、二股ダクトの合流部付近におけるそれぞれのダクト幅が維持される部分に設けられていてもよい。
このようにすると、二股ダクトにおけるスペースの有効活用を行うことができ、該検査口によるダクト風路の狭小化をも避けることができる。
また、二重壁構造における内壁側と外壁側とは、少なくとも1つのリブによって互いに接続されていてもよい。
このようにすると、ダクト部のさらなる強度の向上を図ることができる。
このとき、当該リブが、ダクト部本体とダクトカバー部とのリブ同士が互いに対向する位置に配置されている場合には、ダクト部本体のリブの高さは該ダクト部本体の壁面の高さと比べて、及び、ダクトカバー部のリブの高さは該ダクトカバー部の壁面の高さと比べて、その少なくとも一方が低く設定されていてもよい。
このようにすると、二重壁構造の空間部における連通が妨げられないため、気密性の検査を確実に行うことができる。
これとは逆に、当該リブは、ダクト部本体とダクトカバー部とのリブ同士が互いにずれた位置に配置されていてもよい。
この場合にも、二重壁構造の空間部における連通が妨げられないので、気密性の検査を確実に行うことができる。
また、ダクト部本体及びダクトカバー部は、二重壁構造を含め、溶着により一体化されていてもよい。
このようにすると、外槽の強度が向上する。
また、外槽の背面には、ドラム軸受支持部を兼ねるアルミダイキャストがインサート成型されており、アルミダイキャストの外周部は、二股ダクトにおける回転ドラムの回転軸側の内周面よりも内側に配置されていてもよい。
このようにすると、外槽の強度が向上する上に、アルミダイキャストは二股ダクトの内周面よりも内側にのみ配置されるので、循環ダクト部における風路部の断面方向の高さを十分に確保することができる。
また、外槽の背面には、ドラム軸受支持部を兼ねるアルミダイキャストがインサート成型されており、アルミダイキャストの外周部は、外槽の側面部にまで延伸していてもよい。
このようにすると、外槽の背面における強度をさらに向上することができる。
また、ダクト部本体が外槽により一体に成型されている場合に、ダクトカバー部には、外槽の背面に設けられた放射状リブと同一の中心点から放射される放射状リブが設けられていてもよい。
このようにすると、外槽の放射状リブとダクトカバーの放射状リブとが一致して一体構造となることにより、外槽全体としての強度を確保することができる。
この場合に、ダクトカバー部は、外槽に設けられた循環ダクト部との溶着により一体に形成されていてもよい。
このようにすると、ダクトカバー部の強化リブと外槽に形成されている放射状リブとが一体化し、全体として一体構造になることにより強度を確保することができる。
この場合に、ダクトカバー部の内側には、ビード(溝)が円弧状に設けられていてもよい。
このようにすると、ダクトカバー部の強度が確保されると共に、ビードが空気の流れのガイド役となるため、スムーズに空気を流すことができる。
第2の態様において、循環ダクト部におけるファン接続部の合流部を除く外周面は、外槽の外周面よりも内側に配置されていてもよい。
このようにすると、洗濯や脱水での振動時に、循環ダクト部が筐体等に接触して破損することを避けつつ、該循環ダクト部の容積を確保することができる。
ダクト部本体が外槽により一体に成型されている場合に、循環ダクト部における外槽の内部と連通する開口部には、なだらかな形状のリブが設けられていてもよい。
このようにすると、循環ダクト部の開口部の強度を確保できると共に、該開口部での空気の流れをスムーズにすることができる。
本発明に係る洗濯乾燥機によると、熱交換面積を拡大して熱交換効率が向上する。また、除湿冷却水を用いる場合には、該冷却水の飛沫の吸い上げを抑制して効率良く熱交換を行え、結果として、省スペースで乾燥時間を短縮することができる。
図1は本発明の第1の実施形態に係る洗濯乾燥機であって、ドア及び天板等を省略した斜視図である。 図2は図1に示す洗濯乾燥機における筐体等を除いた状態の背面からの斜視図である。 図3は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する循環ダクトの正面からの斜視図である。 図4は図3の背面からの斜視図である。 図5は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する循環ダクトのダクトカバー部を省略した状態を示す正面図である。 図6は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する循環ダクトであって、ダクト部本体の一変形例を示す正面図である。 図7は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する循環ダクトであって、ダクト部本体の他の変形例を示す正面図である。 図8は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する循環ダクトであって、ダクト部本体に別体に配設された除湿水給水ノズルを含む部位を拡大して示す部分斜視図である。 図9は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する循環ダクトであって、ダクト部本体に一体に配設された除湿水給水ノズルを含む部位を拡大して示す部分斜視図である。 図10は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽に循環ダクトを配設した状態を示す背面図である。 図11は図10のXI−XI線における断面図である。 図12は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する循環ダクトであって、ダクト洗浄ノズルを含む部位を拡大して示す部分背面図である。 図13は第1の実施形態の一変形例に係る3系統の循環ダクトを有する洗濯乾燥機における筐体等を除いた状態の背面からの斜視図である。 図14は図13の要部を拡大して示す部分斜視図である。 図15は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する一変形例に係る循環ダクトの正面からの斜視図である。 図16は他の変形例に係る3系統目の循環ダクトに設けた洗浄ノズルを示す部分斜視図である。 図17は図16のXVII−XVII線における断面図である。 図18は図16の領域Aを示す部分平面図である。 図19は図18のXIX−XIX線における断面図である。 図20は本発明の第2の実施形態に係る洗濯乾燥機における筐体等を除いた状態の背面からの斜視図である。 図21は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽であって、ダクトカバーを省略した背面からの斜視図である。 図22は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽であって、ダクトカバーを省略した背面図である。 図23は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽であって、二股ダクト110aの一変形例を示す背面図である。 図24は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽のダクトカバーが付された状態を示す背面図である。 図25は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機の除湿部を構成する除湿水給水ノズルを示す正面図である。 図26は図25のXXVI−XXVI線における断面図である。 図27は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機の除湿部を構成する除湿水給水ノズルの他の例を示す正面図である。 図28は図27のXXVIII−XXVIII線における断面図である。 図29は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機の除湿部を構成する除湿水給水ノズルのさらに他の例を示す断面図である。 図30は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽であって、除湿部を二股ダクトごとに設けた構成の、ダクトカバーを省略した背面図である。 図31は図30のXXXI−XXXI線における断面図である。 図32は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽であって、ダクト洗浄ノズルを含む部位を拡大して示す部分背面図である。 図33は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽に設けるダクトカバーを示す正面図である。 図34は図33の側面図である。 図35は図33の背面図である。 図36は図24のXXXVI−XXXVI線における断面図である。 図37は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機を構成する外槽の背面部にインサート成型されたドラム軸受支持部であるアルミダイキャストを示す背面図である。 図38は図37の右側面図である。 図39は図37のXXXIX−XXXIX線における断面図である。 図40は図37の背面斜視図である。 図41は図37の平面図である。 図42は図37のXLII−XLII線における断面図である。 図43は図22のXLIII−XLIII線における部分断面図である。 図44は第2の実施形態の第1変形例に係る3系統の循環ダクトを有する洗濯乾燥機における筐体等を除いた状態の背面からの斜視図である。 図45は図44の要部を拡大して示す部分斜視図である。 図46は第2の実施形態の第1変形例に係る洗濯乾燥機を構成する外槽であって、ダクトカバーを省略した背面からの斜視図である。 図47は第2の実施形態の第1変形例に係る洗濯乾燥機を構成する外槽のダクトカバーが付された状態を示す背面からの斜視図である。 図48は他の変形例に係る3系統目の循環ダクトに設けたダクト洗浄ノズルを示す部分斜視図である。 図49は図48のXLIX−XLIX線における断面図である。 図50は第2の実施形態の第2変形例に係る二重壁構造を持つ循環ダクトを有する洗濯乾燥機におけるダクトカバーを外した状態の背面図である。 図51は第2の実施形態の第2変形例に係る二重壁構造を有するダクトカバーを示す背面図である。 図52は第2の実施形態の第2変形例に係る洗濯乾燥機を構成する外槽のダクトカバーが付された状態を示す背面図である。 図53は図52のLIII−LIII線における断面図である。 図54は図53の領域Bを示す部分拡大断面図である。 図55は第2の実施形態の第2変形例に係る二重壁構造を持つ循環ダクトの他の変形例を示す背面図である。 図56は第2の実施形態の第2変形例に係る二重壁構造を持つダクトカバーの他の変形例を示す背面図である。 図57は第2の実施形態の第2変形例に係る二重壁構造を持つ循環ダクトのさらに他の変形例を示す背面図である。 図58は第2の実施形態の第2変形例に係る二重壁構造を持つダクトカバーのさらに他の変形例を示す背面図である。 図59は図57の循環ダクトの他の変形例を示す背面図である。 図60は図58のダクトカバーの他の変形例を示す背面図である。 図61は図55の循環ダクトの他の変形例を示す背面図である。 図62は図56のダクトカバーの他の変形例を示す背面図である。 図63は図52のLXIII−LXIII線における断面図である。 図64は図52のLXIV−LXIV線における断面図である。 図65は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機におけるファンケーシングと二股ダクトとの間に設けられた蛇腹構造を示す部分的な斜視図である。 図66は図65のファンケーシング、二股ダクト及び蛇腹構造を示す断面図である。 図67は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機におけるヒータケースと外槽との間に設けられた蛇腹構造を示す部分的な斜視図である。 図68は図67のヒータケース、外槽、ドラム及び蛇腹構造を示す断面図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は第1の実施形態に係る洗濯乾燥機を示す斜視図であり、便宜のため、ドア及び天板等の図示を省略している。図2は図1に示す洗濯乾燥機における筐体等を除いた状態の背面からの斜視図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る洗濯乾燥機100において、筐体120の内部には、外槽102がダンパ150及びばね152により弾性支持されて配設されている。
外槽102の内部には、洗濯及び乾燥をする衣類を収容する回転ドラム(以下、単にドラムと呼ぶ。)104が配設されている。ドラム104の前部は、ドア(図示せず)により水密にされている。ドラム104は、側面の周囲及び背面に通風孔を兼ねる多数の脱水孔を有している。
外槽102の背部には、ドラム104を回転させる駆動手段がほぼ中心部に取り付けられている。図2に示すように、本実施形態においては、駆動手段は、モータ106を外槽102の下側に配設し、ベルト107を介してドラム104と接続されたプーリ108を駆動する。なお、駆動手段は、ベルト107を介さないダイレクトドライブ(DD)モータによるダイレクト駆動であってもよい。
さらに、外槽102の背部には、除湿機能を持つ除湿部110bを有する循環ダクト110が配設されており、該循環ダクト110は、その下端部で外槽102と連通している。循環ダクト110の上端部は、送風手段としてのファンケーシング(ファン、ファンモータ含む)112と連通している。ファンケーシング112は、加熱手段としてのヒータを収容するヒータケース114と連通しており、該ヒータケース114の出口には、温度検知手段としてサーミスタ116が配設されている。
ヒータケース114における外槽102に設けられた開口部は、弾性変形可能なダイアフラム118から突出した連通口と連通しており、ドラム104の内部に熱風が吹き込まれる。ドラム104の内部に吹き込まれた熱風は、洗濯物から水分を奪い、ドラム104に設けた多数の孔(ドラム孔)から外槽102の内部へ移動し、循環ダクト110と連通する開口部(後述する吸出し口)から循環ダクト110へと導かれる。このように、ファンケーシング112、ヒータケース114、ダイアフラム118の連通口、ドラム104、循環ダクト110及びファンケーシング112のループによって、循環風路が形成される。
なお、図示はしていないが、本実施形態に係る洗濯乾燥機100には、少なくともモータ106、ファンを含むファンケーシング112、ヒータを含むヒータケース114、除湿部110b及び給水バルブ123(後述)を電気的に制御する制御手段として、例えば、マイコンを含む制御部が設けられている。
本実施形態においては、循環ダクト110を構成するダクト部は、複数系統に分割されており、ファンケーシング112との接続部の上流側、例えばファンケーシング112との接続部の直前で合流するように構成されている。なお、複数系統のダクト部に設ける除湿部110bは、本実施形態のように、全てのダクト部に設けてもよいが、必ずしも全てのダクト部に設ける必要はなく、少なくとも1系統のダクト部に設ければよい。
図2は、2系統の循環ダクト110、すなわち二股ダクト110Aを示す例であり、2系統に限られず、3系統目のダクト部を設けてもよい。3系統目のダクト部として、例えば、外槽102の側面からファン接続部(ファンケーシング接続部)129に合流させるように設けてもよい。なお、3系統目のダクト部を設ける構成は、ダクト部の変形例として後述する。
図3及び図4に示すように、二股ダクト110Aは、一例として、外槽102との接続部及びファンケーシング112との接続部を一体に成型されたダクト部本体124Aと、該ダクト部本体124Aの側面を気密に(水密に)覆うダクトカバー部124Bとから構成される。外槽102との接続部及びファンケーシング112との接続部は、例えば、ほぼ円形状の開口部である。また、ダクト部本体124Aとダクトカバー部124Bとは、例えば、溶着された溶着部125を持つ一体構造としている。但し、溶着に代えて、シール材を介したねじ留めにより固着してもよい。
図2において、循環ダクト110の下端部は、外槽102との間を蛇腹122Aによって接続され、該循環ダクト110は筐体120(図示せず)に取り付けられている。さらに、筐体120に取り付けられたファンケーシング112及びヒータケース114と循環ダクト110とは、シール材を介して直接に接続されている。
これにより、回転時のドラム104に生じ、該ドラム104の回転軸を支持する外槽102を介して二股ダクト110A及びファンケーシング112に伝わる振動を当該蛇腹122Aによって吸収することができる。その結果、二股ダクト110A及びファンケーシング112へのドラム104からの振動の悪影響を抑止することができる。また、蛇腹122Aを設けることにより、二股ダクト110Aへの風路が長くなるので、該二股ダクト110Aへの空気の流入(吸い込み)がスムーズになる。
これとは逆に、循環ダクト110が、外槽102にシール材を介して水密に固定され、筐体120に取り付けられたファンケーシング112及びヒータケース114と循環ダクト110とを、蛇腹(図示せず)を介して接続してもよい。この蛇腹を設ける構成は、第2の実施形態において説明しているため、その効果も第2の実施形態において説明する。
また、図示はしないが、ファンケーシング112及びヒータケース114を外槽102に取り付けてもよい。この場合は、循環ダクト110とファンケーシング112とはシール材を介して直接に接続され、蛇腹は必要でなくなる。
図5に示すように、二股ダクト110Aの各下端部には、外槽102と連通する吸出し口126がそれぞれ設けられている。具体的には、各吸出し口126は、二股ダクト110Aのダクト部本体124Aに設けられる。また、各吸出し口126は、ドラム104(図示せず)における回転軸の水平面よりも下側に配設される。
なお、図6に示すように、ダクト部本体124Aの一変形例として、外槽102と連通する2つの吸出し口126を1箇所にまとめてもよい。この場合、二股ダクト110Aは、両側から回り込むように合流部128と接続させてもよい。この変形例は、ドラム104のベルト駆動に代えて、例えば、DDモータ146によるダイレクト駆動の場合に適用可能である。この場合でも、1つにまとめた吸出し口126は、ドラム104の回転軸の水平面よりも下側で合流部128から等距離であって、さらに1つにまとめた吸出し口126が最下端になるように配置することがより好ましい。また、ダクト部本体124Aの他の変形例として、図7に示すように、1つにまとめた吸出し口126のほぼ中央部分で分割するように隔壁147を設けるように構成してもよい。これにより、各系統のダクトに循環風をスムーズに流すことができる。その上、ダクト部本体124Aの強度の向上を図ることができる。
図5においては、二股ダクト110Aには、各吸出し口126と合流部128との間に、給水手段として、それぞれ除湿水給水ノズル132を配設しており、各二股ダクト110Aにそれぞれ除湿冷却水(以下、除湿水と呼ぶ。)を給水できる構成としている。ここでは、図5に示すように、各二股ダクト110Aの内側には、例えば、複数の除湿水案内拡散リブ110dが風路と交差するように千鳥状に配設されている。この千鳥状の除湿水案内拡散リブ110dにより、除湿水の循環ダクト110内での滞留時間を長くして、すなわち高温高湿空気との接触時間を長くして、除湿を促進することができる。
また、二股ダクト110Aの内部を洗浄水により洗浄するダクト洗浄ノズル134が、二股ダクト110Aの合流部128に配設されている。
図8に示すように、除湿水給水ノズル132は、二股ダクト110A、すなわちダクト部本体124Aとは別体部品で構成してもよい。別体部品からなる除湿水給水ノズル132には、例えば、その先端部の近傍であって、軸線方向に対して垂直な方向で互いに対向する位置に2つのノズル孔を設けてもよい。
また、図9に示すように、除湿水給水ノズル132は、二股ダクト110A、すなわちダクト部本体124Aと一体成型により構成してもよい。また、除湿水給水ノズル132は、ダクトカバー部124Bと一体成型により構成してもよい。一体部品からなる除湿水給水ノズル132は、例えば、その先端部の近傍に1つのノズル孔を配設し、且つ先端部に板状の案内部を設けている。案内部は水平から下側に向かって傾斜しており、またノズル孔から離れるに従ってその幅を減じるように形成され、ノズル孔から供給された除湿水が案内部を伝うように流れていき、流通する空気に煽られて周囲に飛散することなく、除湿水案内リブ110d若しくはダクト部本体124Aの壁面部(除湿水案内リブ110dが配置されている面)、又はダクトカバー部124Bと一体成型されている場合は124Bの壁面部(除湿水案内リブ110dが配置されている面と対面になる面)に供給される。
図10及び図11、特に図11に示すように、除湿水給水ノズル132から、二股ダクト110Aの内部に除湿水を給水する方向は、ダクト部本体124A側(外槽102の背面側)でもよく、ダクトカバー部124B側でもよく、また、その両側でもよい。
なお、第1の実施形態においては、循環ダクト110内に除湿水を供給しない、すなわち、除湿水給水ノズル132を設けない構成としてもよい。すなわち、洗濯後の衣類の乾燥に除湿水を用いずに、ダクト部の空冷作用により除湿する構成としてもよい。
続いて、図12にダクト洗浄ノズル134からの洗浄水の供給方向の一例を示す。図12に示すように、ダクト洗浄ノズル134は、循環ダクト110の合流部128の中央付近に配置され、二股に分岐した循環ダクト110のそれぞれの方向と、ファンケーシング接続方向(図面の後方)とを同時に洗浄可能とする構成を採る。従って、ダクト洗浄ノズル134の複数のノズル孔は、各洗浄方向に向けてシャワー状に放出できるように配置されている。
なお、ダクト洗浄ノズル134は別体部品で構成してもよく、循環ダクト110(ダクト部本体124A又はダクトカバー部124B)と一体成型により構成してもよい。
また、循環ダクト110におけるドラム104の回転軸側の内周面は、該ドラム104を回転駆動させるためのプーリ108又は直接駆動させるDDモータの外周面よりも外側に配置されており、脱水振動時等のモータ駆動手段等との干渉を避ける位置に配置されている。
(第1の実施形態の循環ダクトに係る一変形例)
以下、第1の実施形態の循環ダクトに係る一変形例として、図13〜図15を参照しながら説明する。なお、本変形例においては、上述の実施形態で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
図13及びその部分拡大図である図14に示すように、循環ダクト110を構成する二股ダクト110Aに加え、3系統目のダクト部110Cを、例えば外槽102の上部の側面からファン接続部129に合流するように設けている。ここでは、二股ダクト110Aを構成するダクト部にはそれぞれ除湿部110bを設ける一方、3系統目のダクト部110Cには除湿部110bを設けていない。この3系統目のダクト部は、循環風量を増加させるためのバイパス風路として用いられる。
図14に示すように、3系統目のダクト部110Cは、例えば、外槽102の上部の側面から立ち上がる筒状部からなり、外槽102と一体に成型されている。一方、図14及び図15に示すように、ダクト部本体124Aにおけるファン接続部129には、該ファン接続部129と連通する開口部124dが設けられており、該開口部124dと筒状のダクト部110Cとは、蛇腹122Bによって連通されている。
なお、3系統目のダクト部110Cの他の変形例として、図16及びその断面図である図17に示すように、3系統目のダクト部110Cの外槽102からの吸出し口126Bにメッシュ状のリントフィルター135を配設し、例えば、蛇腹122Bに該リントフィルター135を洗浄する洗浄ノズル134Bを設けてもよい。該洗浄ノズル134Bの配設位置は、蛇腹122Bに限られず、ダクト部110C又はファン接続部129であってもよい。また、図18として、図16の領域Aの部分平面図を示し、図19として、図18のXIX−XIX線における断面図を示している。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、第2の実施形態においては、上述の第1の実施形態で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すこととして、その説明を省略する。
図20は第2の実施形態に係る洗濯乾燥機における筐体等を除いた状態の背面からの斜視図である。
第2の実施形態においても、循環ダクト110を構成するダクト部は、複数系統に分割されており、ファンケーシング112との接続部の上流側、例えばファンケーシング112との接続部の直前で合流するように構成されている。なお、複数系統のダクト部に設ける除湿部110bは、全てのダクト部に設けてもよいが、必ずしも全てのダクト部に設ける必要はなく、少なくとも1系統のダクト部に設ければよい。
図20は、2系統の循環ダクト110、すなわち二股ダクト110aを示す例であり、2系統に限られず、3系統目のダクト部を設けてもよい。3系統目のダクト部として、例えば、外槽102の側面からファン接続部(ファンケーシング接続部)129に合流させるように設けてもよい。なお、3系統目のダクト部を設ける構成は、ダクト部の変形例として後述する。
本実施形態においては、ファンケーシング112とヒータケース114とは、筐体120に取り付けられ、循環ダクト110とは蛇腹122を介して接続される。また、図示はしていないが、ファンケーシング112とヒータケース114とを外槽102に取り付けてもよい。この場合、循環ダクト110とファンケーシング112とは、直接に接続されるので、蛇腹122は必要でなくなる。
図21に示す例では、二股ダクト110aとして、該ダクトを構成する3面(底面と両側面)及びファン接続部129を、外槽102を構成する部材により一体に成型し、且つ、ダクトカバー124(ダクトの残りの天面)を外槽102との、例えば溶着による一体構造としている(図36を参照。)。従って、本実施形態においては、二股ダクト110aを構成する底面と両側面が、第1の実施形態で説明したダクト部本体124Aと対応する。なお、図21においては、外槽102は、その奥行き方向でほぼ2分の1ずつの異なる部材に分割して構成されており、ここでは、便宜上、正面側の部材を省略し、背面側の部材のみを示している。また、ダクトカバー124は、シール材を介したねじ留めにより固着してもよい。
図22に示すように、外槽102には、循環ダクト110(二股ダクト110a)と連通する吸出し口126が2箇所に設けられている。これら2箇所の吸出し口126は、いずれもドラム104における回転軸の水平面よりも下側に配設される。
なお、後述する図57及び図58において、同様の構成を説明するが、二股ダクト110aの一変形例として、外槽102と連通する2つの吸出し口126を1箇所にまとめてもよい。この場合、二股ダクト110aは、両側から回り込むように合流部128と接続させてもよい。この変形例は、ドラム104のベルト駆動に代えて、例えば、図23に示すDDモータ146によるダイレクト駆動の場合に適用可能である。この場合でも、1つにまとめた吸出し口126は、ドラム104の回転軸の水平面よりも下側で合流部128から等距離であって、さらに1つにまとめた吸出し口126が最下端になるように配置することがより好ましい。また、後述する図59及び図60において、同様の構成を説明するが、二股ダクト110aの他の変形例として、1つにまとめた吸出し口126のほぼ中央部分で分割するように隔壁147を設けるように構成してもよい。これにより、各系統のダクトに循環風をスムーズに流すことができる。その上、二股ダクト110aの強度の向上を図ることができる。
外槽102の背面であって、循環ダクト110を形成する部分には、外槽102に形成されている放射状リブ130と一致する位置に、循環風量を大きく阻害しない程度の、例えばその高さが、0.5mm以上且つ10mm以下、又は1mm以上且つ5mm以下の放射状リブ130を形成してもよい。
循環ダクト110における外槽102の内部と連通する開口部において、周壁に囲まれていないダクトの循環方向(合流部128側)の開口端には、なだらかな形状のリブ(開口部リブ126a)を設けており、なだらかな形状の開口部リブ126aは、開口強度を強化し且つ空気の流れをスムーズにするという役割を担う。
図24に示すように、循環ダクト110の上部には、図20に示す給水バルブ123を介して、除湿冷却水を二股ダクト110aの内部に供給する除湿水給水ノズル132が配設されている。ここでは、除湿水給水ノズル132は、分岐した二股ダクト110aのそれぞれに除湿水を給水可能な構成としている。なお、除湿水給水ノズル132は、所望の乾燥効率(熱交換効率)を得られる限りは、二股ダクト110aのいずれか一方にのみ給水可能な構成としてもよい。また、除湿水給水ノズル132は、外槽102とは別体の部品で構成してもよく、外槽102と一体に成型することも可能である。また、除湿水給水ノズル132による除湿水の給水方向は、図25及び図26に示すように、二股ダクト110aのそれぞれに、外槽背面側(内側)102aでもよく、図27及び図28に示すように、ダクトカバー側(外側)124aでもよい。なお、図25〜図28では、除湿水給水ノズル132を別体の部品とした場合を示している。
また、図29に示すように、除湿水給水ノズル132は、除湿水の一部が外槽102の外槽内面側102bにも供給されるように設けてもよい。
除湿水給水ノズル132の配置の一変形例として、図30及び図31に示すように、除湿給水ノズル132を二股ダクト110aのそれぞれに配設して、それぞれ独立した除湿部110bを設けてもよい。
なお、第2の実施形態においても、循環ダクト110内に除湿水を供給しない、すなわち、除湿水給水ノズル132を設けない構成としてもよい。すなわち、洗濯後の衣類の乾燥に除湿水を用いずに、ダクト部の空冷作用により除湿する構成としてもよい。
また、本実施形態においては、図32に示すように、循環ダクト110の合流部128の中央付近に、該循環ダクト110の内部を洗浄する洗浄水を供給するダクト洗浄ノズル134を配設している。ここでは、循環ダクト110を構成する二股ダクト110aの双方と、ファンケーシング112との接続方向とを同時に洗浄可能とする構成を持つ。ダクト洗浄ノズル134の側面に設けられた複数の孔は、洗浄水をそれぞれの洗浄方向に向けてシャワー状に放出することができるように配置されている。なお、ダクト洗浄ノズル134は、外槽102とは別体の部品でもよく、また、図28に示す場合のように、外槽102との一体成型により構成してもよい。
図33、図34及び図35は、それぞれ、本実施形態に係る循環ダクト110を構成するダクトカバー124の正面構成、側面構成及び背面構成を示している。図33に示すように、ダクトカバー124の外側には、複数の強化リブ124bがドラム104の回転軸とほぼ対応する中心位置から放射状に形成されている。ここで、各強化リブ124bは、外槽102の背面に形成されている放射状リブ130と一致するように配置されている。従って、ダクトカバー124を外槽102の背面に取り付ける場合は、これら強化リブ124bと放射状リブ130とが一体化するように溶着される。
また、図35に示すように、ダクトカバー124の内側には、円弧状に複数のビード(溝)124cが形成されている。このように、ダクトカバー124の内側に複数のビード124cを設けることにより、放射状の強化リブ124bと併せて該ダクトカバー124の強度が向上する。このように、ダクトカバー124の内面には、放射状リブ130は突出しておらず、各ビード124cがガイド役を果たすため、循環ダクト110の内部における空気の流れをスムーズに合流部128へと誘導することができる。
図36に示すように、循環ダクト110のダクトカバー124に形成される各強化リブ124bの頂点は、ドラム104(図示せず)の回転軸の軸受部136を支持するドラム軸受支持部を兼ねるアルミニウムダイキャスト(以下、アルミダイキャストと略称する。)138よりも低い位置に形成される。すなわち、各強化リブ124bの頂点が軸受部136の下端部を越えて突出しない構成としている。ここで、アルミダイキャスト138は、例えば、外槽102の背面にインサート成型により形成されている。さらに、アルミダイキャスト138の外周部は、外槽102の側部にまで延伸して形成される。
また、循環ダクト110におけるファン接続部129(図示せず)との合流部128(図示せず)を除く外周面は、外槽102の外周面よりも内側に配置されている。また、循環ダクト110におけるドラム104の回転軸側の内周面は、ドラム104を回転駆動させるためのプーリ又は直接駆動させるDDモータの外周面よりも外側に配置される構成としている。
図37〜図42、特に、図39、図40及び図42に示すように、アルミダイキャスト138は、その外周部で後方(背面)側及び前方側に向かって立ち上がる筒状リブ138aが形成されている。また、図40及び図41に示すように、一体構造とした循環ダクト110の合流部128(図示せず)においては、前方側のみの外周リブ138bが形成されている。さらに、図39に示すように、アルミダイキャスト138における循環ダクト110に相当する部分には、外槽102に形成されている放射状リブ130と一致する位置に断面T字状の放射状リブ138cが形成されている。
図43に示すように、アルミダイキャスト138における循環ダクト110の合流部128に含まれる部分は、該アルミダイキャスト138の背面からファン接続部方向(前方)に向かって、なめらかな曲面で構成されている。
(第2の実施形態の循環ダクトに係る第1変形例)
以下、本実施形態の循環ダクトに係る第1変形例として、図44〜図47を参照しながら説明する。なお、本変形例においては、上述の実施形態で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
図44及びその部分拡大図である図45に示すように、循環ダクト110を構成する二股ダクト110aに加え、3系統目のダクト部110cを、例えば外槽102の上部の側面からファン接続部129に合流させるように設けている。ここでは、二股ダクト110aを構成するダクト部には除湿部110bを設ける一方、3系統目のダクト部110cには除湿部110bを設けていない。この3系統目のダクト部110cは、循環風量を増加させるためのバイパス風路として用いられる。
図44〜図47、特に図46に示すように、3系統目のダクト部110cは、例えば、外槽102の上部の側面から立ち上がる側壁部からなり、ファン接続部129の下部と連通するように外槽102と一体に成型されている。さらに、図47に示すように、3系統目のダクト部110cには、該ダクト部110cの上面を覆うダクトカバー124Cが固着又は溶着されている。
なお、3系統目のダクト部110cの他の変形例として、図48及びその断面図である図49に示すように、3系統目のダクト部110cの外槽102からの吸出し口126Bにメッシュ状のリントフィルター135を配設し、例えば、上面を覆うダクトカバー124Bに、該リントフィルター135を洗浄する洗浄ノズル134Bを設けてもよい。該洗浄ノズル134Bの配設位置は、ダクトカバー124Bに限られず、ダクト部110cであってもよい。
(第2の実施形態の循環ダクトに係る第2変形例)
以下、本実施形態の循環ダクトに係る第2変形例として、図50〜図64を参照しながら説明する。なお、本変形例においても、上述の実施形態で説明した構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付している。
図50に示すように、循環ダクト110を構成する二股ダクト110aの内側には、気密空間143を有する二重壁構造139が配設されている。図50に示す例では、二重壁構造139は、除湿給水ノズル132よりも上方にまで配設されているが、洗濯時及びすすぎ時に水没しない位置であれば、除湿給水ノズル132よりも下方に配設されていてもよい。
図51に示すように、ダクトカバー124においても、二股ダクト110aの二重壁構造139と対向する位置に二重壁構造140が設けられている。ダクトカバー124の二重壁構造140は、外槽102に設けられた二股ダクト110aの二重壁構造139と、例えば溶着による一体構造として構成されている(例えば、図52、図53及び図54を参照。)。図54に示すように、第2変形例においては、アルミダイキャスト138の外周部は、二股ダクト110aにおける回転ドラムの回転軸側の内周面よりも内側に配置されてもよい。このようにすると、外槽102の強度が向上する上に、アルミダイキャスト138が二股ダクト110aの内周面よりも内側にのみ配置されるので、二股ダクト110aにおける風路部の断面方向の高さを十分に確保することができる。また、これに限られず、アルミダイキャスト138の外周部は、図36に示すように、外槽102の側部にまで延伸して形成されてもよい。この場合には、外槽102の背面における強度をさらに向上することができる。
また、図54に示す二重壁構造139、140により生成された気密空間143における回転ドラムの回転軸の径方向の幅は、例えば、2mm以上且つ10mm以下程度に設定してもよい。また、二重壁構造139、140の内壁側の厚さは、例えば、2mm以上且つ5mm以下程度に設定してもよい。
なお、ダクトカバー124は、シール材を介したねじ留めにより固着してもよい。この二重壁構造139、140により、循環ダクト110を構成する二股ダクト110aの強度が向上すると共に、水封部が2重構造となるので、循環ダクト110の水漏れに対する安全性も向上する。
図55に二股ダクト110aの二重壁構造139、及びダクトカバー124の二重壁構造140の一変形例を示す。
図55に示すように、二重壁構造139は、二股ダクト110aを構成するそれぞれの除湿部110b同士の間(例えば、図30を参照。)で互いに連通するように設けられていてもよい。さらに、それぞれの除湿部110bのダクト幅が合流部128に向けて維持されるガイド部141が設けられていてもよい。なお、当該ガイド部141は、必ずしも設ける必要はない。
また、図56に示すように、ダクトカバー124にも、二股ダクト110aの二重壁構造139と対向する位置に二重壁構造140が設けられていてもよい。ガイド部141には、二重壁構造に挟まれた気密空間143の気密性を検査するための検査口142が配設される。なお、検査口142は、洗濯時及びすすぎ時に水没しない位置であれば、どこに設けてもよく、二重壁面構造139、140が1本に連通していない場合は、それぞれの空間に設ければよい。
また、図57及び図58に示すように、他の変形例として、外槽102と連通する2つの吸出し口126を1箇所にまとめてもよい。また、図59及び図60に示すように、1つにまとめた吸出し口126のほぼ中央部で分割するように隔壁147を設けるように構成してもよい。この場合、この隔壁147に対しても二重壁構造とすることにより、各系統間を連通するように構成することができる。
図61に示すように、二重壁構造139における内壁側と外壁側との間を複数のリブ144によって接続すれば、循環ダクト110を構成する二股ダクト110aの強度がさらに向上する。図62に示すように、ダクトカバー124においても、その二重壁構造140に同様のリブ145を設けている。
ここで、図52に示す垂直断面において、二股ダクト110aのリブ144とダクトカバー124のリブ145は、図63に示すように、リブ144、145同士が互いに対向する位置に配置されてもよく、また、図64に示すように、互いにずれて配置されてもよい。
但し、図63のように、リブ144、145同士を互いに対向させる場合は、二重壁構造139における気密空間143の連通が妨げられないように、リブ144、145の少なくとも一方を壁面の高さよりも低くする。
また、第2の実施形態においては、図20等を含め、図65及び図66に示すように、ファンケーシング112と、二股ダクト110aの下流側部分に形成された合流部128との間に、蛇腹(第1の蛇腹)122が気密に配設されている。これにより、回転時のドラム104に生じ、該ドラム104の回転軸を支持する外槽102及び二股ダクト110aを介してファンケーシング112に伝わる振動を当該蛇腹122によって吸収することができる。その結果、ファンケーシング112へのドラム104からの振動の悪影響を抑止することができる。また、蛇腹122を設けることにより、ファンケーシング112への風路が長くなるので、該ファンケーシング112のファン吸い込み部112aへの空気の流入(吸い込み)がスムーズになる。
なお、図66に示すように、本実施形態においては、二股ダクト110aに乾燥用空気の合流部128が設けられている。この場合は、二股ダクト110a内における最も下流側で合流した乾燥用空気170が、ファン接続部129及び蛇腹122を介して、ファン112bを有するファンケーシング112に流入する。
また、図示はしていないが、二股ダクト110a内の下流側部分からファン接続部129に達する分離壁を設け、2つのダクトからの乾燥用空気がファン接続部129の下流側(ファン吸い込み部112aの近傍)部分で合流するようにしてもよい。
なお、蛇腹122は、第1の実施形態に係る洗濯乾燥機100に設けてもよい。
また、第1の実施形態の図1を含め、第2の実施形態においては、図67及び図68に示すように、循環風路におけるヒータケース114と外槽102、ここでは、ドアガラス102cとの間に、蛇腹(第2の蛇腹)161が気密に配設されている。これにより、回転時のドラム104に生じ、該ドラム104の回転軸を支持する外槽102を介してヒータケース114に伝わる振動を当該蛇腹161によって吸収することができる。その結果、ヒータケース114へのドラム104からの振動の悪影響を抑止することができる。また、蛇腹161を設けることにより、ドラム104への空気の流入をスムーズに行えるようになる。
以上より、上述した各実施形態及びその変形例に係る洗濯乾燥機によれば、循環ダクトを複数系統、すなわち、少なくとも2系統に配置することにより、熱交換面積が拡大して熱交換効率が増大する。このため、循環風量の増加時においても各循環ダクト部の風量(風速)は単一系統の場合と比べて小さくなる。その結果、除湿水を用いる場合には、該除湿水の飛沫の吸い上げを抑制することができるので、熱交換を効率良く行えるようになり、省スペースで且つ乾燥時間を短縮することが可能となる。
本発明に係る洗濯乾燥機は、省スペースで且つ乾燥時間の短縮を必要とする用途に適用することができる。
100 洗濯乾燥機
102 外槽
102a 外槽背面側
102b 外槽内面側
102c ドアガラス
104 ドラム(回転ドラム)
106 モータ(ドラム駆動手段)
107 ベルト(ドラム駆動手段)
108 プーリ(ドラム駆動手段)
110 循環ダクト(循環ダクト部)
110A 二股ダクト
110C 3系統目のダクト部
110a 二股ダクト
110b 除湿部
110c 3系統目のダクト部
110d 除湿水案内拡散リブ
112 ファンケーシング(送風手段)
112a ファン
112b ファン吸い込み部
114 ヒータケース(加熱手段)
120 筐体
122 蛇腹(第1の蛇腹)
122A、122B 蛇腹(第3の蛇腹)
123 給水バルブ(給水手段)
124 ダクトカバー
124A ダクト部本体
124B ダクトカバー部
124C ダクトカバー(3系統目)
124a ダクトカバー側
124b 強化リブ
124c ビード(溝)
124d 開口部(3系統目用)
125 溶着部
126 吸出し口
126B 吸出し口
126a 開口部リブ
128 合流部
129 ファン接続部
130 放射状リブ
132 除湿水給水ノズル(給水手段)
134 ダクト洗浄ノズル
134B 洗浄ノズル(リントフィルター洗浄ノズル)
135 リントフィルター
136 軸受部
138 アルミニウムダイキャスト(アルミダイキャスト)
138a 筒状リブ
138b 外周リブ
138c 放射状リブ(断面T字状)
139、140 二重壁構造
141 ガイド部
142 検査口
143 気密空間
144、145 リブ
146 ダイレクトドライブ(DD)モータ
147 隔壁
161 蛇腹(第2の蛇腹)
170 乾燥用空気(風)の流れ

Claims (44)

  1. 洗濯及び乾燥をする衣類を収容する回転ドラムと、
    前記回転ドラムを回転駆動するドラム駆動手段と、
    前記回転ドラムを内包して洗濯水を溜める外槽と、
    前記回転ドラムの内外に、乾燥用の空気を循環させる循環風路とを備え、
    前記循環風路の一部を構成する循環ダクト部は、独立した複数系統のダクト部を有し、
    前記複数系統のダクト部は、乾燥用の空気を合流する合流部と接続されており、
    前記循環ダクト部の少なくとも1系統には、除湿部が設けられていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 前記循環風路に設けられ、空気を循環させる送風手段と、
    前記循環風路に設けられ、空気を加熱する加熱手段と、
    前記循環風路に設けられ、空気を除湿する除湿手段と、
    前記除湿手段に除湿冷却水を給水する給水手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の洗濯乾燥機。
  3. 前記合流部は、前記複数系統のダクト部における下流側部分により構成され、
    前記合流部における前記送風手段との接続部と前記送風手段との間に、第1の蛇腹が気密に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の洗濯乾燥機。
  4. 前記合流部は、前記送風手段における空気吸い込み部と前記複数系統のダクト部の接続部との間に気密に設けられた第1の蛇腹であり、前記複数系統のダクト部における前記送風手段との接続部までに互いのダクトを隔離する分離壁が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の洗濯乾燥機。
  5. 前記合流部は、前記複数系統のダクト部における下流側部分により構成され、
    前記合流部における前記送風手段との接続部と前記送風手段とは気密に接続され、前記複数系統のダクト部と前記外槽との間に第3の蛇腹が気密に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の洗濯乾燥機。
  6. 前記循環風路における前記加熱手段と前記外槽との間に、第2の蛇腹が気密に設けられていることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  7. 洗濯及び乾燥をする衣類を収容する回転ドラムと、
    前記回転ドラムを回転駆動するドラム駆動手段と、
    前記回転ドラムを内包して洗濯水を溜める外槽と、
    前記回転ドラムの内外に、乾燥用の空気を循環させる循環風路と、
    前記循環風路に設けられ、空気を循環させる送風手段と、
    前記循環風路に設けられ、空気を加熱する加熱手段と、
    前記循環風路に設けられ、空気を除湿する除湿手段と、
    前記除湿手段に除湿冷却水を給水する給水手段とを備え、
    前記循環風路の一部を構成する循環ダクト部は、ファン接続部と該ファン接続部の上流側で合流する独立した複数系統のダクト部とを有し、
    前記循環ダクト部の少なくとも1系統には、除湿部が設けられていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  8. 前記複数系統のダクト部のうち前記除湿部が設けられていないダクト部において、
    前記外槽から前記ファン接続部への合流部までの間に下流側から順次配設された、リントフィルター及び該リントフィルターを洗浄するリントフィルター洗浄ノズルをさらに備えていることを特徴とする請求項7に記載の洗濯乾燥機。
  9. 前記複数系統のダクト部は、3系統以上であることを特徴とする請求項7に記載の洗濯乾燥機。
  10. 前記循環ダクト部は、該循環ダクト部を構成するダクト部のファン接続部を含む複数系統のダクト部本体と該ダクト部本体を覆うダクトカバー部とから構成されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  11. 前記循環ダクト部は、前記外槽から前記ファン接続部までを少なくとも二股ダクトによって構成され、
    前記二股ダクトは、前記ファン接続部の上流側で合流することを特徴とする請求項10に記載の洗濯乾燥機。
  12. 前記二股ダクトの前記外槽からの吸出し口は、前記回転ドラムの回転軸の水平面よりも下側に位置することを特徴とする請求項11に記載の洗濯乾燥機。
  13. 前記除湿部には、除湿水給水ノズルが設けられており、
    前記除湿水給水ノズルは、前記二股ダクトのそれぞれに給水可能であることを特徴とする請求項11又は12に記載の洗濯乾燥機。
  14. 前記除湿水給水ノズルは、前記ダクト部本体又は前記ダクトカバー部と一体に成型されていることを特徴とする請求項13に記載の洗濯乾燥機。
  15. 前記ダクト部本体は、前記外槽により一体に成型されており、
    前記除湿水給水ノズルからの給水は、前記外槽の内側にも供給されることを特徴とする請求項14に記載の洗濯乾燥機。
  16. 前記循環ダクト部は、ダクト洗浄ノズルを有し、
    前記ダクト洗浄ノズルは、前記複数系統のダクト部と前記ファン接続部とを洗浄可能に設けられていることを特徴とする請求項7〜15のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  17. 前記循環ダクト部がダクト部本体と該ダクト部本体を覆うダクトカバー部とから構成されている場合に、
    前記ダクト洗浄ノズルは、前記ダクト部本体又は前記ダクトカバー部と一体に成型されていることを特徴とする請求項16に記載の洗濯乾燥機。
  18. 前記二股ダクトにおける前記ダクト部本体及びダクトカバー部は、溶着により一体化されていることを特徴とする請求項11又は12に記載の洗濯乾燥機。
  19. 前記二股ダクトにおける前記回転ドラムの回転軸側の内周面は、前記ドラム駆動手段の外周面よりも外側に配置されていることを特徴とする請求項18に記載の洗濯乾燥機。
  20. 前記ドラム駆動手段は、前記外槽の背面に配設されたダイレクトドライブ(DD)モータであること特徴とする請求項19に記載の洗濯乾燥機。
  21. 前記二股ダクトにおける前記外槽からの吸出し口は1箇所であり、前記二股ダクトは該1箇所の吸出し口を起点として、それぞれ経路を構成することを特徴とする請求項20に記載の洗濯乾燥機。
  22. 前記外槽からの吸出し口には、該吸出し口の中央部を分割する隔壁が設けられていることを特徴とする請求項21に記載の洗濯乾燥機。
  23. 前記ダクト部本体は、前記外槽により一体に成型されていることを特徴とする請求項10〜14、17〜22のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  24. 前記外槽の背面には、その中心部から外側に延びる放射状リブが設けられており、
    前記複数系統のダクト部の前記外槽に形成された部分には、前記外槽の放射状リブと一致する位置に、循環風を遮断しない高さの放射状リブが形成されていることを特徴とする請求項23に記載の洗濯乾燥機。
  25. 前記外槽の背面には、ドラム軸受支持部を兼ねるアルミダイキャストがインサート成型されており、
    前記アルミダイキャストの外周部は、前記外槽の側面部にまで延伸していることを特徴とする請求項24に記載の洗濯乾燥機。
  26. 前記アルミダイキャストは、その外周部において後方側及び前方側に向かって立ち上がる筒状リブにより形成されており、前記循環ダクト部の合流部においては前方側にのみ他の部分よりも寸法が大きい外周リブが設けられていることを特徴とする請求項25に記載の洗濯乾燥機。
  27. 前記アルミダイキャストにおける前記循環ダクト部の合流部は、後方から前記ファン接続部の方向に向かって滑らかな曲面で構成されていることを特徴とする請求項26に記載の洗濯乾燥機。
  28. 前記アルミダイキャストにおける前記循環ダクト部が配置される部分には、前記外槽に設けられている放射状リブと一致する位置に、断面T字状の放射状リブが設けられていることを特徴とする請求項25〜27のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  29. 前記循環ダクト部は、前記外槽から前記ファン接続部までを少なくとも二股ダクトによって構成され、
    前記二股ダクトにおける前記ダクト部本体及び前記ダクトカバー部は、前記二股ダクトの合流部までの内壁の一部に二重壁構造を有していることを特徴とする請求項23に記載の洗濯乾燥機。
  30. 前記二重壁構造は、洗濯時及びすすぎ時に水没する部分に、水没時の水面の高さよりも上方にまで延伸して配設されていることを特徴とする請求項29に記載の洗濯乾燥機。
  31. 前記二重壁構造に挟まれた空間は、前記二股ダクトの各系統同士の間で連通するように構成されていることを特徴とする請求項30に記載の洗濯乾燥機。
  32. 前記二股ダクトが連通する部分において、前記二股ダクトの合流部付近における内壁側部分は、それぞれのダクト幅が維持される形状を有していることを特徴とする請求項31に記載の洗濯乾燥機。
  33. 前記循環ダクト部には、前記二重壁構造に挟まれた空間の気密性を検査するための検査口が、洗濯時及びすすぎ時に水没する高さよりも上方に設けられていることを特徴とする請求項30〜32のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  34. 前記検査口は、前記二股ダクトの合流部付近におけるそれぞれのダクト幅が維持される部分に設けられていることを特徴とする請求項33に記載の洗濯乾燥機。
  35. 前記二重壁構造における内壁側と外壁側とは、少なくとも1つのリブによって互いに接続されていることを特徴とする請求項29〜34のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  36. 前記リブは、前記ダクト部本体と前記ダクトカバー部とのリブ同士が互いに対向する位置に配置されており、
    前記ダクト部本体のリブの高さは該ダクト部本体の壁面の高さと比べて、及び、前記ダクトカバー部のリブの高さは該ダクトカバー部の壁面の高さと比べて、その少なくとも一方が低く設定されていることを特徴とする請求項35に記載の洗濯乾燥機。
  37. 前記リブは、前記ダクト部本体と前記ダクトカバー部とのリブ同士が互いにずれた位置に配置されていることを特徴とする請求項35に記載の洗濯乾燥機。
  38. 前記ダクト部本体及び前記ダクトカバー部は、前記二重壁構造を含め、溶着により一体化されていることを特徴とする請求項29〜37のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  39. 前記外槽の背面には、ドラム軸受支持部を兼ねるアルミダイキャストがインサート成型されており、
    前記アルミダイキャストの外周部は、前記二股ダクトにおける前記回転ドラムの回転軸側の内周面よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項29〜38のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  40. 前記外槽の背面には、ドラム軸受支持部を兼ねるアルミダイキャストがインサート成型されており、
    前記アルミダイキャストの外周部は、前記外槽の側面部にまで延伸していることを特徴とする請求項29〜38のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  41. 前記ダクトカバー部には、前記外槽の背面に設けられた放射状リブと同一の中心点から放射される放射状リブが設けられていることを特徴とする請求項23〜40のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  42. 前記ダクトカバー部の内側には、ビードが円弧状に設けられていることを特徴とする請求項41に記載の洗濯乾燥機。
  43. 前記循環ダクト部におけるファン接続部の合流部を除く外周面は、前記外槽の外周面よりも内側に配置されていることを特徴とする請求項23〜42のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
  44. 前記循環ダクト部における前記外槽の内部と連通する開口部には、なだらかな形状のリブが設けられていることを特徴とする請求項23〜43のいずれか1項に記載の洗濯乾燥機。
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