JP2009142472A - 衣類乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】多量の高温空気を槽内に供給しても、冷却水の巻き上げを防止でき、乾燥運転を効率良く行える衣類乾燥機を提供する。
【解決手段】乾燥ユニット19は、水槽6から出た空気を水槽6内に戻すように案内する通風経路20と、通風経路20内を流れる空気を冷却水で冷却して除湿する除湿部21と、除湿部21で除湿された空気を水槽6内へ送る送風部22と、水槽6から出た空気を除湿部21の下流側かつ送風部22の上流側に案内するバイパス経路24と、除湿部21で除湿された空気、および、バイパス経路24からの空気を加熱する加熱部とを有する。これにより、除湿部21に送る空気の量を少なくしても、バイパス経路24を流れた空気が除湿部21の下流側かつ送風部22の上流側に到達するので、送風部22の風量を上げることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は衣類乾燥機に関する。
従来、衣類乾燥機の一例であるドラム式洗濯乾燥機としては、図3に示すように、排気口101を有する水槽102と、この水槽102内に回転自在に配置されたドラム103と、その水槽102の排気口101から出て再び水槽102に至る循環ダクト104とを備えたものがある。なお、図示しないが、上記ドラム103の周壁には複数の貫通孔が設けられている。
上記循環ダクト104には、排気口101からの空気を冷却水100により冷却して除湿する除湿部105が設けられている。この除湿部105で除湿された空気は、送風部106によってヒータ107へ送られ、加熱された後、ドラム103内に入るようになっている。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機は、ドラム103内の洗濯物を乾燥させる場合、ヒータ107で加熱した空気をドラム103内に供給することによって、洗濯物の水分を蒸発させる。この水分を含んだ空気は、図3中の矢印で示すように、水槽102の排気口101から排気され、循環ダクト104内に入って上方に向かって流れる。そして、上記空気は、除湿部105で除湿された後、ヒータ107で加熱され、再び水槽102内へ戻る。
上記除湿部105では注水管108から冷却水100が流れ落ちている。これにより、上記水分を含んで上方に向かって流れる空気が冷却水100に直接接触するので、その空気を冷却除湿することができる。
しかしながら、そのような除湿方法では、多量の空気をヒータ107で加熱してドラム103内に供給しようと、送風部106の風量を上げた場合、排気口101を出て上方へ向かう空気の流れの勢いが増し、その空気によって冷却水100が巻き上げられてしまう。この巻き上げられた冷却水100は、送風部106、ヒータ107および水槽102を通過して、ドラム103内に入って、洗濯物を濡らしてしまう。
したがって、上記従来のドラム式洗濯乾燥機では、送風部106の風量を上げることができず、多量の高温空気を水槽102に供給することができないという問題があった。
この問題を解決しようとするドラム式洗濯乾燥機が特開2003−117283号公報(特許文献1)に開示されている。このドラム式洗濯乾燥機は、図4に示すように、水槽102内の空気を除湿部105の途中に案内するバイパス109を設けることで、排気口101から排気されて循環ダクト104内に入る空気の勢い抑えつつ、送風部106の風量を上げようとするものである。
しかしながら、上記バイパス109で案内された空気は、除湿部105の途中に出るので、排気口101から排気された空気と合流するので、結局、冷却水100の巻き上げが生じてしまう。
すなわち、上記問題は、特開2003−117283号公報のドラム式洗濯乾燥機で解決されていない。
なお、図3は特許文献1の図9を簡略化したものです。また、図4は特許文献1の図1を簡略化したものです。
特開2003−117283号公報
そこで、本発明の課題は、多量の高温空気を槽内に供給しても、冷却水の巻き上げを防止でき、乾燥運転を効率良く行える衣類乾燥機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の衣類乾燥機は、
外箱と、
上記外箱内に配置された槽と、
上記槽内の衣類を乾燥させる乾燥ユニットと
を備え、
上記乾燥ユニットは、
上記槽から出た空気を上記槽内に戻すように案内する通風経路と、
上記通風経路内を流れる空気を冷却水で冷却して除湿する除湿部と、
上記除湿部で除湿された空気を上記槽内へ送る送風部と、
上記槽から出た空気を上記除湿部の下流側かつ上記送風部の上流側に案内するバイパス経路と、
上記除湿部で除湿された空気、および、上記バイパス経路からの空気を加熱する加熱部と
を有することを特徴としている。
上記構成の衣類乾燥機によれば、上記槽内の衣類を乾燥させるための乾燥運転が開始すると、加熱部で加熱された空気が槽内に吹き込まれて、衣類の水分が蒸発する。
上記水分を含んだ空気は、送風部によって槽内から通風経路に引き出され、除湿部へ送られる。この除湿部ではその水分を含んだ空気を冷却水により除湿する。
また、上記槽内において水分を含んだ空気は、送風部によって槽内からバイパス経路に引き出され、除湿部の下流側かつ送風部の上流側へ送られる。
上記除湿部で除湿された空気と、バイパス経路から除湿部の下流側かつ送風部の上流側に到達した空気とは、加熱部で加熱された後、通風経路に案内されて、槽内に吹き込まれる。
このように、上記槽内から通風経路に流入した空気と、槽内からバイパス経路に流入した空気とが、加熱部で加熱されて層へ向かうので、多量の高温空気を槽内に供給することができる。
また、上記多量の加熱空気を槽内に供給しても、槽から除湿部に送る空気の量を少なくすることができる。したがって、上記除湿部の冷却水に接触する空気の流速を低く抑えて、冷却水が巻き上げられるのを防ぐことができる。
また、上記多量の高温空気を槽内に供給することにより、乾燥運転を効率良く行うことができる。
一実施形態の衣類乾燥機では、
上記槽と上記送風部との間にある上記通風経路の断面積が、上記バイパス経路の断面積よりも大きい。
上記実施形態の衣類乾燥機によれば、上記槽と送風部との間にある通風経路の断面積を、バイパス経路の断面積よりも大きくしているので、除湿部を通過する空気の圧力損失を低くすることができる。
したがって、上記除湿部において空気を効率良く除湿することができる。すなわち、上記冷却水による高効率な除湿を有効的に利用することができる。
一実施形態の衣類乾燥機は、
上記通風経路内を流れて上記送風部に流入する空気と、上記バイパス経路から上記送風部に流入する空気との間を仕切る仕切りを備えた。
上記実施形態の衣類乾燥機によれば、上記仕切りが、通風経路内を流れて送風部に流入する空気と、バイパス経路から送風部に流入する空気との間を仕切るので、それらの空気が互いに衝突しないようにすることができる。
したがって、上記空気の流れが乱れるのを防ぐことができるので、槽内に供給する風量が低下するのを防ぐことができる。
一実施形態の衣類乾燥機は、
上記除湿部で使用された上記冷却水を、上記バイパス経路と上記槽との接続部近傍に案内する排水路を備えた。
上記実施形態の衣類乾燥機によれば、上記排水路は、除湿部で使用された冷却水はバイパス経路と槽との接続部近傍に案内されるので、槽からバイパス経路内に入ろうとする糸屑や綿埃を冷却水で吸着することができる。
したがって、上記除湿部で使用された冷却水を二次利用でき、その冷却水を有効に使用することができる。
本発明の衣類乾燥機によれば、通風経路が槽から出た空気を槽内に戻すように案内すると共に、バイパス経路が槽から出た空気を除湿部の下流側かつ送風部の上流側に案内することによって、除湿部を通過する空気の風速を上げずに所望の風量を得ることができる。したがって、上記多量の空気を加熱部で加熱して槽内に供給することができる。
また、上記槽内に供給する空気の量を上げても、除湿部を通過する空気の風速を落とせるので、水冷除湿に利用する冷却水が空気で巻き上げられて槽内に吹き込まれることも解消できる。
また、上記多量の高温空気を槽内に供給することができるので、乾燥運転を効率良く行うことができる。
以下、本発明の衣類乾燥機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施の形態のドラム式洗濯乾燥機を側方から見た概略断面図を示す。なお、図1は図2のI−I線から見た概略断面図である。
上記ドラム式洗濯乾燥機は、外箱1と、この外箱1内に配置された有底筒形状の水槽6と、この水槽6内に回転自在に配置された有底筒形状のドラム8と、このドラム8内の洗濯物を乾燥させる乾燥ユニット19とを備えている。なお、上記水槽6は槽の一例である。
上記外箱1は底台2上に配置され、外箱1の上部に天板3が取り付けられている。また、上記外箱1の前面には、開閉扉4により開閉される洗濯物投入口1aが設けられている。この開閉扉4は外箱1にヒンジで回動自在に取り付けている。また、上記開閉扉4はガラス製の透明な窓部4aを有している。
上記外箱1の前面上部には、使用者が操作する操作部(図示せず)が設けられている。また、上記操作部の裏側(内部側)にはドラム式洗濯乾燥機の各部の動作制御を行う制御部5が設けられている。この制御部5は、使用者の操作部への操作入力に基づいて、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程、またはそれらに加えて乾燥工程のいずれか1つの工程、またはそれらの工程のうち複数の工程を連続して運転を実行制御する。
上記水槽6はダンパー7や図示しないバネ等にて弾性支持されている。そして、上記水槽6は、前方の部分に比べて後方の部分が下がるように傾斜して配置されており、外箱1の洗濯物投入口1aに対向する水槽開口部6aを有している。
上記ドラム8は、回転軸Lが水槽6の中心軸と一致するように配置されており、水槽開口部6aに対向するドラム開口部8aを有している。そのドラム8の回転軸Lは、水平方向に対して角度θだけ後ろ側(ドラム8の奥側)が下がるように傾斜しているから、使用者は、ドラム式洗濯乾燥機の前面側に立った際、見下ろすようにして容易にドラム8の奥まで見通せる。なお、上記水槽6の中心軸とは、ドラム4の回転軸に垂直な面で水槽6を切った断面における重心位置を通る軸のことである。
上記ドラム8の周壁の略全域には渡って複数の小孔8b(図1では12個のみ図示する)が設けられている。この小孔8bは、水槽6と回転ドラム8との間の空間と、回転ドラム8内の空間との間で洗濯水(水道水や風呂水などの水、または、洗剤などを含む水)や空気を流通させる。
上記ドラム8の内壁面には、ドラム8の径方向内側に向かって突出するバッフル8cが設けられている。このバッフル8cは、周方向に例えば120°間隔で3ヶ所に設けている。また、上記バッフル8cは、ドラム8の回転に伴って、洗濯物の持上げと落下とを繰り返す働きをする。これにより、上記ドラム8内にある洗濯物が攪拌されるようになっている。
上記洗濯物投入口1aの周縁と水槽開口部6aの周縁とは、ゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るパッキン9で互いに接続されている。このパッキン9は、ドラム8内の洗濯物を出し入れするためのアクセス路を形成する。そして、上記パッキン9の内周縁9aは、開閉扉4を閉じたときに開閉扉4の窓部4aの周縁に密着してアクセス路を塞ぐ。これにより、水槽6内の洗濯水が水槽開口部6aから漏れ出るのを防いでいる。また、上記パッキン9には蛇腹等が設けられている。これにより、上記パッキン9は水槽6の揺動に応じて撓みを生じて追従するので、水槽6等の振動の外箱1への伝達を低減できる。
上記水槽6の底部外面には駆動装置10が取り付けられている。この駆動装置10は、槽軸8dを介してドラム8と連結されており、制御部5の制御に基づいてドラム8を回転駆動させる。
上記外箱1の後面上部には、図示しない水道蛇口や風呂水ポンプ等から給水を受ける給水口11が設けられている。この給水口11は、水槽6へ水道水や風呂水等を案内する給水路12に接続されていると共に、後述する除湿部20へ水道水や風呂水等を案内する冷却水路13にも接続されている。
上記給水路12および冷却水路13の途中には、給水路弁14および冷却水路弁15が設けられている。この給水路弁14および冷却水路弁15は、制御部5の制御に基づいて開閉して、水槽6内への洗濯水の給水と停止、および、除湿部20内への冷却水の給水と停止を行う。
上記水槽6の下部には、水槽6内の洗濯水を機外へ排出する出口である排水口6bが設けられている。この排水口6bには、排水ダクト16が接続されている。この排水ダクト16は、排水弁17を介して排水ホース18に接続されている。また、上記排水弁17は、制御部5の制御に基づいて開閉して、水槽6内の洗濯水を排水したり、この排水を禁止したりする。
上記乾燥ユニット19は、水槽6の後方から上方に渡って設けられて、通風経路20、除湿部21、送風部22および加熱部23を有している。
上記通風経路20は、外箱1と水槽6との間の空間に設けられて、水槽6の底部に設けられた第一水槽出口6c(図2参照)と、水槽開口部6aに臨んで設けられた水槽入口6dとを接続している。これにより、上記第一水槽出口6cから水槽6外に出た空気は、通風経路20を流れ、水槽入口6dから再び水槽6内に戻ることができる。
上記除湿部21は、除湿プレート21aと、冷却水路13からの冷却水を除湿プレート21a上に吐出する冷却水供給口21bとを有している。
上記除湿プレート21aは、平板形状をしており、傾斜して配置されている(図2参照)。なお、上記除湿プレート21aは、熱伝導率を良くするためにステンレスなどの金属を用いても良く、除湿プレート21aの表面を流れる冷却水の表面積を多くするために、突起や窪み、溝などを設けても良い。
上記冷却水供給口21bは、除湿プレート21aの高い位置となる一端の上方で開口している。そして、乾燥工程時には、冷却水供給口21bから除湿プレート21a上に冷却水を供給することにより、第一水槽出口6cからの空気を除湿プレート21aおよび冷却水にて冷却除湿する。
上記送風部22は、送風ファン22aおよびファンモータ22bを有している。乾燥工程時には、ファンモータ22bにて送風ファン22aを回転駆動させることにより、除湿部21で冷却除湿された空気を加熱部23へ送る。
上記加熱部23はヒータ23aを有している。乾燥工程時には、送風部22から加熱部23へ送られた空気は加熱されて、水槽入口6dを介して水槽6内へと供給される。
なお、図1において、6eは第二水槽出口、24はバイパス経路、26は排水路である。
図2に、上記ドラム式洗濯乾燥機の概略背面図を示す。なお、図2では、乾燥ユニット19の構成を分かりやすくするため、乾燥ユニット19の一部を除去している。
上記水槽6の底部にはその底部を貫通する第一水槽出口6cおよび第二水槽出口6eが設けられている。この第一水槽出口6cおよび第二水槽出口6eは、水槽6の中心軸を含む鉛直面に関して略対称となるように設けられている。また、上記第一水槽出口6cには通風経路20の一端が接続されている一方、第二水槽出口6eにはバイパス経路24の一端が接続されている。
上記水槽6と送風部22との間にある通風経路20は、バイパス経路24に比べて断面積が大きくなるように設けられている。
上記バイパス経路24は、第二水槽出口6eから出た空気を除湿部21の下流側かつ送風部22の上流側に案内する。つまり、上記バイパス経路24は、第二水槽出口6eから出た空気を除湿部を迂回するように送風部22へと案内する。また、上記バイパス経路24内を流れる空気は、外気によって冷却されたバイパス経路24の壁面にて冷却除湿された後、送風部22に吸い込まれる。
また、上記バイパス経路24と除湿部21とは仕切りの一例である壁25によって仕切られている。これにより、上記バイパス経路24で案内された空気が、通風経路20で案内された空気と衝突するのを防ぐことができる。
また、上記バイパス経路24の第二水槽出口6e近傍の端部には排水路26の一端が接続されている。この排水路26の他端は除湿プレート21a近傍に位置している。すなわち、上記排水路26は、除湿プレート21aから流れ落ちた冷却水と、除湿部21で結露した結露水とを、バイパス経路24の第二水槽出口6e近傍の端部に案内する。
上記構成のドラム式洗濯乾燥機によれば、上記乾燥工程が始まると、駆動装置10によってドラム8が回転し、ドラム8内の洗濯物が攪拌される。そして、上記ドラム8内には加熱部23で加熱された空気が吹き込まれて、洗濯物の水分が蒸発する。上記水分を含んだ空気(以下、「高温多湿空気」と言う。)は、水槽6の第一水槽出口6cおよび第二水槽出口6eから排気される。
上記第一水槽出口6cから出た高温多湿空気は、送風部22によって通風経路20を流されて除湿部21に到達する。この除湿部21は、その高温多湿空気を除湿プレート21aおよび冷却水で冷却除湿する。
一方、上記第二水槽出口6eから出た高温多湿空気は、送風部22によってバイパス経路24を流され、バイパス経路24の壁面で冷却除湿されて、除湿部21の下流側かつ送風部22の上流側に到達する。
その結果、上記除湿部21を経由した空気と、バイパス経路24を流れた空気が送風部22によって加熱部23に送られる。
したがって、上記加熱部23で加熱された多量の空気を水槽入口6dから水槽6内に供給することができる。
また、上記多量の空気を水槽6に供給していても、除湿部21に送る空気の量は少ないので、その空気の流速が低く、冷却水が巻き上げられるのを防ぐことができる。
また、上記多量の空気を水槽6に供給することにより、乾燥運転を効率良く行うことができる。
また、上記水槽6と送風部22との間にある通風経路20の断面積が、バイパス経路24の断面積よりも大きいので、除湿部21を通過する空気の圧力損失を低く抑えることができる。
したがって、上記除湿部21において空気を効率良く除湿することができる。すなわち、上記除湿プレート21aおよび冷却水による高効率な除湿を有効的に利用することができる。
また、上記バイパス経路24の断面積は、水槽6と送風部22との間にある通風経路20の断面積よりも小さくなっているが、水槽6と送風部22との間にある通風経路20の長さよりも、バイパス経路24の長さを短くしているので、送風部22は水槽6内の空気をバイパス経路24を介して効率良く吸い込むことができる。
また、上記壁25が、通風経路20内を流れて送風部に流入する空気と、バイパス経路24から送風部に流入する空気との間を仕切るので、それらの空気が互いに衝突しないようにすることができる。
したがって、上記空気の流れが乱れるのを防ぐことができるので、水槽6内に供給する風量が低下するのを防ぐことができる。
また、上記排水路26は、除湿部21で使用された冷却水をバイパス経路24と水槽6との接続部近傍に案内するので、水槽6からバイパス経路24内に入ろうとする糸屑や綿埃を冷却水で吸着することができる。
また、上記排水路26は、除湿プレート21aから流れ落ちた冷却水と、除湿部21で結露した結露水とを、バイパス経路24の第二水槽出口6e近傍の端部に案内するので、バイパス経路24内を空気と共に上がろうとする糸屑等を冷却水および結露水で吸着することができる。
したがって、上記糸屑等がバイパス経路24内を空気と共に上がるのを防ぐことができると共に、その糸屑等を冷却水および結露水と共に排水口6bから機外に排出することができる。
上記実施の形態ではドラム式洗濯乾燥機を例示したが、本発明は、脱水槽の回転軸が上下方向に向いたいわゆる縦型洗濯乾燥機や、洗濯機能を有さない衣類乾燥機であっても良い。
図1は本発明の一実施形態のドラム式洗濯乾燥機の概略断面図である。 図2は上記実施形態のドラム式洗濯乾燥機の概略背面図である。 図3は本発明の従来のドラム式洗濯乾燥の模式断面図である。 図4は本発明の他の従来のドラム式洗濯乾燥の模式断面図である。
符号の説明
1 外箱
1a 洗濯物投入口
2 底台
3 天板
4 開閉扉
4a 窓部
5 制御部
6 水槽
6a 水槽開口部
6b 排水口
6c 第一水槽出口
6d 水槽入口
6e 第二水槽出口
7 ダンパー
8 ドラム
8a ドラム開口部
8b 小孔
8c バッフル
8d 槽軸
9 パッキン
9a 内周縁
10 駆動装置
11 給水口
12 給水路
13 冷却水路
14 給水路弁
15 冷却水路弁
16 排水ダクト
17 排水弁
18 排水ホース
19 乾燥ユニット
20 通風経路
21 除湿部
21a 除湿プレート
21b 冷却水供給口
22 送風部
22a 送風ファン
22b ファンモータ
23 加熱部
23a ヒータ
24 バイパス経路
25 壁
26 排水路

Claims (4)

  1. 外箱と、
    上記外箱内に配置された槽と、
    上記槽内の衣類を乾燥させる乾燥ユニットと
    を備え、
    上記乾燥ユニットは、
    上記槽から出た空気を上記槽内に戻すように案内する通風経路と、
    上記通風経路内を流れる空気を冷却水で冷却して除湿する除湿部と、
    上記除湿部で除湿された空気を上記槽内へ送る送風部と、
    上記槽から出た空気を上記除湿部の下流側かつ上記送風部の上流側に案内するバイパス経路と、
    上記除湿部で除湿された空気、および、上記バイパス経路からの空気を加熱する加熱部と
    を有することを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 請求項1に記載の衣類乾燥機において、
    上記槽と上記送風部との間にある上記通風経路の断面積が、上記バイパス経路の断面積よりも大きいことを特徴とする衣類乾燥機。
  3. 請求項1または2に記載の衣類乾燥機において、
    上記通風経路内を流れて上記送風部に流入する空気と、上記バイパス経路から上記送風部に流入する空気との間を仕切る仕切りを備えたことを特徴とする衣類乾燥機。
  4. 請求項1から3までのいずれか一項に記載の衣類乾燥機において、
    上記除湿部で使用された上記冷却水を、上記バイパス経路と上記槽との接続部近傍に案内する排水路を備えたことを特徴とする衣類乾燥機。
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