JP2017102697A - 不揮発性メモリの書き込み方法および通信装置 - Google Patents

不揮発性メモリの書き込み方法および通信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】効率的な不揮発性メモリの書き込み作業を実現する技術を提供する。【解決手段】不揮発性メモリの書き込み方法は、不揮発性メモリを搭載した複数のユニットを実装した通信装置における、不揮発性メモリの書き込み方法であって、第1工程と、第2工程と、を有する。第1工程では、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止を解除するための書き込み禁止解除用ユニット50が通信装置に実装されることによって、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止を解除する。第2工程では、通信装置に接続可能なパソコン60を通じて、複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された不揮発性メモリに情報を書き込む。【選択図】図10

Description

本発明は、不揮発性メモリの書き込み方法および通信装置に関する。
通信装置には、データ転送やその制御などの各機能に応じた複数のユニットが実装されている。複数のユニットには、不揮発性メモリが搭載されている。不揮発性メモリは、電源を切っても保持しておくべきデータを格納するために使われる。例えば、各ユニットに搭載した不揮発性メモリには、製品情報や、電源電圧監視などによる異常時および障害による異常時のリセット設定情報などを書き込んでいる。
例えば、不揮発性メモリの書き込み方法に関する技術として、特許文献1がある。この特許文献1には、フラッシュROMが搭載された基板をマザー基板からそれぞれ取り外して、フラッシュROMの書き換えをする技術が記載されている。
特開2009−53880号公報
上述した通信装置では、各ユニットに搭載した不揮発性メモリに書き込んでいる情報は書き換えられると困るので、通常は書き込んだ後は書き込み禁止の状態にしてあるが、仕様変更や製品改良版などによって情報の書き換えが必要な場合がある。このような場合に、従来の書き込み方法では、各ユニットの基板上に書き込み用のコネクタを搭載しており、このコネクタにパソコン(パーソナルコンピュータ)を接続して、パソコンから不揮発性メモリにデータを書き込む方法が用いられている。
書き込み作業の現場では、書き込み専用治具を用意して書き込み作業を行っている。この際に、書き込み専用治具に各ユニットを装着するために、各ユニットが着脱可能に実装された配線基板から、各ユニットをそれぞれ取り外すための作業が必要となる。さらに、取り外した各ユニットの書き込み用のコネクタにパソコンを接続して、各ユニットにデータを書き込む作業をユニットの数量分繰り返して行う必要がある。特に、多くのユニットを実装できる構造の通信装置の場合には、書き込み専用治具が型式毎に用意されているため、より多くの作業時間が必要となり、効率的な不揮発性メモリの書き込み作業ができない。
なお、上述した特許文献1の技術においても、書き込み作業の際に、フラッシュROMが搭載された基板をマザー基板からそれぞれ取り外すための作業が必要となり、効率的ではない。
本発明の目的は、効率的な不揮発性メモリの書き込み作業を実現する技術を提供することである。
本発明の一実施の形態の不揮発性メモリの書き込み方法は、不揮発性メモリを搭載した複数のユニットを実装した通信装置における、不揮発性メモリの書き込み方法であって、第1工程と、第2工程と、を有する。第1工程では、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止を解除するための書き込み禁止解除用ユニットが通信装置に実装されることによって、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止を解除する。第2工程では、通信装置に接続可能な外部端末を通じて、複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された不揮発性メモリに情報を書き込む。
本発明の一実施の形態の通信装置は、不揮発性メモリを搭載した複数のユニットを実装した通信装置であって、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止を解除するための書き込み禁止解除用ユニットが実装可能である。通信装置は、書き込み禁止解除用ユニットが実装されることによって、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止が解除される。さらに、通信装置に接続可能な外部端末を通じて、複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された不揮発性メモリに情報が書き込まれる。
本発明の一実施の形態によれば、効率的な不揮発性メモリの書き込み作業を実現することができる。
本発明の一実施の形態に係る通信装置の全体構成の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置に実装される各ユニットの構成の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置の正面の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置の背面の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置において、不揮発性メモリの書き込み方法の一例を説明するフロー図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置において、通信装置にパソコンを接続した状態の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置において、通信装置に書き込み禁止解除用ユニットを実装した場合の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置において、不揮発性メモリの構成の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置において、不揮発性メモリの書き込み禁止の状態の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置において、不揮発性メモリの書き込み禁止が解除され、データの書き込みを行う状態の一例を説明する図である。 本発明の一実施の形態に係る通信装置の変形例の全体構成の一例を説明する図である。 従来技術における不揮発性メモリの書き込み方法の一例を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
[一実施の形態]
一実施の形態に係る不揮発性メモリの書き込み方法および通信装置を、図1〜図11を用いて説明する。
<通信装置>
図1〜図4は、本実施の形態に係る通信装置を説明するための図である。図1は、通信装置の全体構成の一例を説明する図である。図2は、通信装置に実装される各ユニットの構成の一例を説明する図である。図3は、通信装置の正面の一例を説明する図である。図4は、通信装置の背面の一例を説明する図である。
本実施の形態に係る通信装置1は、図1に示すように、複数の管理カード11、複数のラインカード12、複数のスイッチファブリックカード13、複数の電源ユニット14、および複数のファンユニット15を備える。管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニット(ここでは総称してカードもユニットと呼ぶ)は、多重化による冗長の構成である。
管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットは、配線基板であるバックボード16を通じて電気的に接続される。
本実施の形態に係る通信装置1は、例えば、広域通信網であるネットワークや、他の通信装置などの外部機器に接続される。他の通信装置は、本実施の形態の通信装置と同じ種類の装置でもよいし、他の種類の装置でもよい。他の通信装置は、さらに他の通信装置やユーザの端末などに接続される。
また、本実施の形態に係る通信装置1は、例えば、イーサネット(Ethernet,登録商標)などの通信規格に基づいて高速データ転送を行う通信装置があり、スイッチなどとも呼ばれる。
管理カード11は、複数の各ユニットを管理するためのユニットである。この管理カード11は、複数のスイッチファブリックカード13を制御し、状態を管理する。また、管理カード11は、通信装置1の運用保守管理のためのユーザインタフェースを提供し、各ユニットの設定や確認を含め、通信装置1全体の管理を可能とする。本実施の形態では、特に、各ユニットに搭載された不揮発性メモリに、製品情報や、電源電圧監視などによる異常時および障害による異常時のリセット設定情報などを書き込み、さらに、仕様変更や製品改良版などによって書き換えを可能に構成する。
ラインカード12は、外部とのデータ転送を行うためのユニットである。このラインカード12は、当該ラインカード12毎に対応する外部インタフェースにより外部機器と接続される。また、ラインカード12は、外部インタフェースおよび複数のスイッチファブリックカード13との間でデータ転送を行う。例えば、ラインカード12は、外部機器からのデータフレームを受信し、スイッチファブリックカード13へ転送する。また、ラインカード12は、スイッチファブリックカード13から転送されたデータフレームを受信し、外部機器へ向けて送信する。
スイッチファブリックカード13は、データ転送のスイッチを行うためのユニットである。このスイッチファブリックカード13は、複数のラインカード12との間でのデータ転送のスイッチを行う。例えば,スイッチファブリックカード13は、第1のラインカード12からデータフレームを受信し、当該データフレームの宛先に対応した第2のラインカード12へ当該データフレームを転送する。なお、スイッチファブリックカード13の機能をラインカード12に持たせている場合には、スイッチファブリックカード13は不要となる。
電源ユニット14は、複数の各ユニットに電源を供給するためのユニットである。この電源ユニット14は、外部から供給される電源から、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットの動作に必要な電圧を生成し、各ユニットに供給する。
ファンユニット15は、通信装置1内を冷却するためのユニットである。このファンユニット15は、ファンにより冷却用の空気を吸排気し、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットの動作による温度上昇を抑えるために通信装置1内を冷却する。
管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットは、図2に示すように、中央演算処理装置(CPU)、電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM)、システムオンチップ(SoC)、複数の集積回路(IC)などを搭載している。
中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)は、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットにおいて、各ユニット自身の内部における制御処理や、接続された他のユニットとの間の制御処理などを行うプロセッサである。
電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM:Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)は、例えば通常電圧の印加で書き込みが可能であり、かつ、通常電圧(もしくは高電圧)の印加で消去が可能な不揮発性メモリ(NVM:Non-Volatile Memory)である。この電気的に消去可能なプログラマブルROM(EEPROM)は、プログラムや各種情報を格納する。
システムオンチップ(SoC:System-on-a-Chip)は、1つの半導体チップ上に特定の機能が集積された回路であり、例えば、複数の集積回路(IC)から出力された情報を入力として、障害などを異常として検出して、各ユニットを異常の状態として制御する機能などを備える。このシステムオンチップ(SoC)は、不揮発性メモリ(NVM)を内蔵し、各種情報を格納する。
複数の集積回路(IC:Integrated Circuit)は、それぞれ、電源電圧、クロックまたは温度などの監視や、断線などの障害の検出などを行う回路である。これらの集積回路(IC)で監視および検出された情報はシステムオンチップ(SoC)に出力される。これらの複数の集積回路(IC)は、それぞれ不揮発性メモリ(NVM)を内蔵し、各種情報を格納する。
管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットの構成においては、EEPROMが不揮発性メモリであり、さらに、SoCや複数のICにも不揮発性メモリが内蔵されており、本実施の形態では、これらの不揮発性メモリの書き込み方法を実現するものである。
不揮発性メモリは、電源を切っても記憶内容が消えない半導体メモリである。このため、通信装置1を構成する各ユニットでは、電源を切っても保持しておくべきデータを格納するために使われる。
例えば、EEPROMの不揮発性メモリには、シリアル番号、レビジョンなどの製品情報を書き込んでいる。また、SoCや複数のICに内蔵された不揮発性メモリには、電源電圧、クロックまたは温度などの監視による異常時のリセット設定情報、および断線などの障害による異常時のリセット設定情報などを書き込んでいる。
これらの不揮発性メモリに書き込んでいる情報は書き換えられると困るので、通常は書き込んだ後は書き込み禁止の状態にしてあるが、仕様変更や製品改良版などによって情報の書き換えが必要な場合がある。このような場合に、本実施の形態では、詳細は後述するが、図1に破線で示すように、書き込み禁止解除用ユニット50を実装するとともに、外部端末であるパソコン60から各ユニットの不揮発性メモリに書き込みデータを書き込む方法を用いている。
本実施の形態に係る通信装置1は、図3および図4に示すように、シャーシ型の通信装置1であり、シャーシ1a内に各ユニットが実装される構造である。シャーシ1a内には、正面側に複数の管理カード11および複数のラインカード12が実装され、背面側に複数のスイッチファブリックカード13、複数の電源ユニット14、および複数のファンユニット15が実装される。図3および図4では、2台の管理カード11、10台のラインカード12、3台のスイッチファブリックカード13、2台の電源ユニット14、5台のファンユニット15をそれぞれ実装した例を示している。
通信装置1は、シャーシ1a内に配線基板であるバックボード16(図1)を有する。バックボード16は複数のスロットを有し、各スロットに対し、複数のユニットである、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15が着脱可能になっている。ユーザによる取り付けの操作に基づいて、バックボード16の各スロットに複数のユニットが物理的に取り付けられ、かつ、複数のユニットがバックボード16を通じて電気的に接続された状態となる。また、ユーザによる取り外しの操作に基づいて、複数のユニットがバックボード16から物理的に取り外され、かつ、複数のユニットとバックボード16とが電気的に接続されない状態となる。
この場合に、シャーシ1a内の正面側に実装された、複数の管理カード11および複数のラインカード12は、正面側から取り付けられ、かつ、正面側から取り外される。また、シャーシ1a内の背面側に実装された、複数のスイッチファブリックカード13、複数の電源ユニット14、および複数のファンユニット15は、背面側から取り付けられ、かつ、背面側から取り外される。
複数のユニットのうち、ファンユニット15は活線挿抜可能なユニットである。すなわち、ファンユニット15は、通信装置1の電源が入ったままの状態で、このファンユニット15を取り付けたり、かつ、取り外したりすることができる構成になっている。
<不揮発性メモリの書き込み方法>
図5〜図10は、本実施の形態に係る通信装置において、不揮発性メモリの書き込み方法を説明するための図である。図5は、不揮発性メモリの書き込み方法の一例を説明するフロー図である。図6は、通信装置にパソコンを接続した状態の一例を説明する図である。図7は、通信装置に書き込み禁止解除用ユニットを実装した場合の一例を説明する図である。図8は、不揮発性メモリの構成の一例を説明する図である。図9は、不揮発性メモリの書き込み禁止の状態の一例を説明する図である。図10は、不揮発性メモリの書き込み禁止が解除され、データの書き込みを行う状態の一例を説明する図である。
本実施の形態に係る通信装置1において、不揮発性メモリの書き込み方法は、従来のような書き込み専用治具を用いずに、複数のユニットが実装されるシャーシ1aを用いる。すなわち、このシャーシ1aには、上述した、複数の管理カード11、複数のラインカード12、複数のスイッチファブリックカード13、複数の電源ユニット14、および複数のファンユニット15が実装される製品のシャーシそのものを流用する。
また、不揮発性メモリの書き込み方法を実施する前に、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリ(NVM)の書き込み禁止を解除するための書き込み禁止解除用ユニット50を用意する。この書き込み禁止解除用ユニット50は、書き込み禁止を解除するための信号を出力するユニットである。例えば、各ユニットに搭載された不揮発性メモリは、図8に示すように、記憶領域であるメモリセルアレイMCAへのデータの書き込みを禁止または許可するためのライトプロテクト端子WPを備えている。このライトプロテクト端子WPは、電源電位VCに接続されている場合には書き込み禁止の状態となり、接地電位GNDに接続されている場合には書き込み禁止が解除された状態となる。そこで、本実施の形態で用いる書き込み禁止解除用ユニット50は、書き込み禁止を解除するための書き込み禁止解除信号として、接地電位GNDの信号を出力するものである。
また、書き込み禁止解除用ユニット50は、製品となる複数のユニットのうち、ファンユニット15の機能を備えたものが望ましい。その理由は、ファンユニット15以外の他の管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、および電源ユニット14に仕掛けを持たせるよりも、簡単で効率が良いためである。例えば、管理カード11、ラインカード12およびスイッチファブリックカード13は、起動に時間が掛かるので望ましくない。また、電源ユニット14は、電源ケーブルを付け替える手間が掛かるので望ましくない。ファンユニット15であれば、起動時間は短く、ユニットの脱着も比較的楽であるので、他のユニットに比べて望ましいと言える。
但し、書き込み禁止解除用ユニット50として、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、または電源ユニット14の機能を備えたものを用いることも可能であることは言うまでもない。
<<製品情報や異常時のリセット設定情報などの書き込みを行う場合>>
本実施の形態における不揮発性メモリの書き込み方法において、最初に、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリ(NVM)に、製品情報や、電源電圧監視などによる異常時および障害による異常時のリセット設定情報などの書き込みを行う場合を説明する。
まず、図5のステップS1において、製品を流用したシャーシ1aに、書き込み対象となる不揮発性メモリが搭載されている、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットを実装する。これらの各ユニットは、製品として実装するべきユニットである。この場合に、ファンユニット15を実装するバックボード16のスロットが少なくとも1つは空いている状態にする。
この段階では、図9に示すように、バックボード16のスロットに実装された、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットは、バックボード16を通じて電気的に接続された状態である。
具体的に、バックボード16には、書き込み制御信号ラインと書き込み信号ラインとが設けられている。バックボード16の書き込み制御信号ラインは、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニット内の各不揮発性メモリのライトプロテクト端子WPと電源電位VCとの間に接続されている。この書き込み制御信号ラインの信号レベルによって、各不揮発性メモリのライトプロテクト端子WPに入力される信号レベルが電源電位VCまたは接地電位GNDに変化する。
バックボード16の書き込み信号ラインは、管理カード11のCPUに接続され、かつ、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットのSoCに接続されている。管理カード11においては、CPUからSoCを介して不揮発性メモリのクロック入力端子SCLおよびデータ入出力端子SDA(図8)に接続されている。また、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットにおいては、SoCから不揮発性メモリのクロック入力端子SCLおよびデータ入出力端子SDA(図8)に接続されている。
図5のステップS1の段階では、図9に示すように、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットにおいては、各不揮発性メモリのライトプロテクト端子WPがバックボード16の書き込み制御信号ラインの信号レベルによって電源電位VCとなり、各不揮発性メモリは書き込み禁止の状態になっている。
次に、図5のステップS2において、バックボード16の空いているスロットに、事前に用意していた、ファンユニット15の機能を備えた書き込み禁止解除用ユニット50を実装する。この書き込み禁止解除用ユニット50を実装した状態を図7に示している。図7に示すように、5台のファンユニット15が実装可能な構成において、4台は製品として実装するべきファンユニット15であり、1台はファンユニット15の機能を備えた書き込み禁止解除用ユニット50である。
この段階では、図10に示すように、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットにおいては、各不揮発性メモリのライトプロテクト端子WPが書き込み禁止解除用ユニット50から出力される書き込み禁止解除信号である接地電位GNDに変わり、各不揮発性メモリは書き込み禁止が解除された状態になる。
このように、ステップS2では、書き込み禁止解除用ユニット50が製品を流用したシャーシ1aに実装されることによって、書き込み禁止解除用ユニット50から出力される書き込み禁止を解除するための信号(接地電位GND)で、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止を解除することができる。
次に、図5のステップS3において、製品を流用したシャーシ1aに実装した管理カード11に、外部端末であるパソコン60を接続する。この管理カード11にパソコン60を接続した状態を図6に示している。図6に示すように、管理カード11とパソコン60との接続は、管理カード11に設けられている運用保守管理のためのコネクタと、パソコン60とを接続用ケーブル61を通じて電気的に接続する。
そして、図5のステップS4において、図10に示すように、パソコン60から管理カード11を通じて、バックボード16の書き込み信号ラインを介し、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込みを制御する。例えば、パソコン60を通じて、特定のログイン名とパスワードとを入力してログインする。そして、特定のログインによる書き込み用のコマンドで、複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された不揮発性メモリにデータを書き込む。この場合に、不揮発性メモリに書き込むデータは、製品情報、電源電圧監視などによる異常時のリセット設定情報、および断線などの障害による異常時のリセット設定情報などである。
この不揮発性メモリへの書き込みでは、管理カード11に、事前に書き込みたいユニットとデータを記憶させたメモリカードを差し込み、管理カード11を経由して書き込みたいユニットにデータを書き込む。例えば、管理カード11は、CPUにより、書き込みデータを自身の管理カード11の不揮発性メモリに書き込む。また、管理カード11のCPUは、他の管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットへ書き込みデータを送信し、各ユニットのデータの書き込みを行う。
なお、不揮発性メモリの書き込みを行う場合には、図6のようにパソコン60と管理カード11とが直接接続される場合だけでなく、パソコン(管理端末)と管理カードとがIP網を介して接続されてもよい。この場合には、前提として、管理カードがIP網に接続するためのコネクタを有しており、このコネクタを介して管理カードとIP網とが接続されている。パソコンと管理カードとがIP網を介して接続されていることにより、1台のパソコン(管理端末)から遠隔の複数台の通信装置(シャーシ)に搭載されるユニットの不揮発性メモリにデータを書き込むことができる。
また、不揮発性メモリに書き込むデータは、メモリカードを用いずに、パソコン60から管理カード11へケーブルまたはIP網を介して送ってもよい。
ここで、不揮発性メモリへのデータの書き込み方法を、図8を用いて説明する。図8では、不揮発性メモリの機能ブロックの概要を示している。不揮発性メモリは、データを記憶するメモリセルアレイMCAと、メモリセルアレイMCAのX方向およびY方向をそれぞれ選択するXデコーダXDおよびYデコーダYDを備えている。さらに、アドレスを指定するためのアドレスバッファ&ラッチ回路AB&ALと、データを入出力するための入出力バッファ&データラッチ回路I/OB&DLと、動作を制御するためのコントロールロジック回路CLを備えている。また、不揮発性メモリは、外部との入出力インタフェースI/OIFとして、電源電位端子VCC、接地電位端子GND、ライトプロテクト端子WP、クロック入力端子SCL、データ入出力端子SDA、アドレス入力端子A0〜A2を備えている。
例えば、不揮発性メモリへの書き込み動作においては、アドレス入力端子A0〜A2に入力されるアドレス信号が、アドレスバッファ&ラッチ回路AB&ALを介して、XデコーダXDおよびYデコーダYDに入力され、そして、メモリセルアレイMCAの対応するメモリセルが選択される。同時に、データ入出力端子SDAから入力されるデータは、入出力バッファ&データラッチ回路I/OB&DLに入力され、そして、選択されたメモリセルに書き込まれる。本実施の形態においても、パソコン60から管理カード11を通じて、不揮発性メモリのメモリセルアレイMCAにデータが書き込まれる構成となっている。
このように、ステップS4では、製品を流用したシャーシ1aに実装した管理カード11に接続可能なパソコン60を通じて、特定のログイン名とパスワードとの入力でログインされることによって、書き込み用のコマンドで複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された不揮発性メモリに情報を書き込むことができる。
以上のようにして、本実施の形態における不揮発性メモリの書き込み方法では、製品を流用したシャーシ1aを用いることで、製品と同じ使い勝手で書き込み作業が行うことができる。その一方で、書き込み禁止解除用ユニット50の実装によるハードウェア的な観点と、パソコン60からの特定のログインでの書き込み操作によるソフトウェア的な観点との両面で工夫し、容易に変更できないような仕掛けを組み込んで実現することができる。
<<仕様変更や製品改良版などによる情報の書き換えを行う場合>>
続いて、本実施の形態における不揮発性メモリの書き込み方法において、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリ(NVM)に、仕様変更や製品改良版などによる情報の書き換えを行う場合を説明する。ここでは、上述した製品情報や異常時のリセット設定情報などの書き込みと異なる点を主に説明する。
この場合には、既に通信装置1を製品として使用しているため、製品のシャーシ1aに、書き込み対象となる不揮発性メモリが搭載されている、管理カード11、ラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15の各ユニットが実装された状態である。この状態では、各ユニットに搭載されている各不揮発性メモリのライトプロテクト端子WPが電源電位VCとなり、各不揮発性メモリは書き込み禁止の状態になっている(図9)。
既に通信装置1を製品として使用している状態で、ファンユニット15を実装するバックボード16のスロットが空いていない場合は、製品として実装しているファンユニット15の1台を取り外す。以降は、上述した書き込み方法と同様に、図5のステップS2〜S4の処理を行う。
すなわち、上述した図5のステップS2と同様(図7、図10)に、バックボード16の空いているスロットに、事前に用意していた、ファンユニット15の機能を備えた書き込み禁止解除用ユニット50を実装する。
これにより、書き込み禁止解除用ユニット50がシャーシ1aに実装されることによって、書き込み禁止解除用ユニット50から出力される書き込み禁止を解除するための信号(接地電位GND)で、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止を解除することができる。
次に、上述した図5のステップS3と同様(図6、図10)に、シャーシ1aに実装した管理カード11に、外部端末であるパソコン60を接続する。そして、上述した図5のステップS4と同様(図6、図10)に、パソコン60から管理カード11を通じて、複数のユニットにそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込みを制御する。この場合に、不揮発性メモリに書き込むデータは、上述した書き込み方法とは異なり、仕様変更や製品改良版などによる情報である。
これにより、シャーシ1aに実装した管理カード11に接続可能なパソコン60を通じて、特定のログイン名とパスワードとの入力でログインされることによって、書き込み用のコマンドで複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された不揮発性メモリに情報を書き込むことができる。
以上のようにして、本実施の形態における不揮発性メモリの書き込み方法では、仕様変更や製品改良版などによる情報の書き換えを行う場合でも、製品のシャーシ1aを用いることで、製品と同じ使い勝手で書き込み作業が行うことができる。その一方で、書き込み禁止解除用ユニット50の実装によるハードウェア的な観点と、パソコン60からの特定のログインでの書き込み操作によるソフトウェア的な観点との両面で工夫し、容易に変更できないような仕掛けを組み込んで実現することができる。
ここで、本実施の形態における不揮発性メモリの書き込み方法との比較のために、従来技術における不揮発性メモリの書き込み方法を、図12を用いて説明する。図12は、従来技術における不揮発性メモリの書き込み方法の一例を説明する図である。図12では、例えば、管理カード11に搭載された不揮発性メモリ(NVM)に、仕様変更や製品改良版などによる情報の書き換えを行う場合であり、書き込み専用治具100に管理カード11を装着し、書き込み用のコネクタ110にパソコン60を接続した状態を示している。他のラインカード12、スイッチファブリックカード13、電源ユニット14、およびファンユニット15に搭載された不揮発性メモリに、仕様変更や製品改良版などによる情報の書き換えを行う場合も同様である。
従来技術における不揮発性メモリの書き込み作業では、シャーシ1aから書き込み対象の1枚目の管理カード11を取り外し、この取り外した管理カード11を管理カード用の書き込み専用治具100に装着する。そして、管理カード11の基板上に搭載している書き込み用のコネクタ110にパソコン60を接続して、パソコン60から不揮発性メモリ(NVM)にデータを書き込む。管理カード11には、不揮発性メモリ(NVM)として、EEPROMの他にSoCや各ICにも搭載されているので、これらの全ての不揮発性メモリへの書き込みを行う。
この1枚目の管理カード11への書き込みが終了したら、次に2枚目の管理カード11への書き込みを同様に行い、これを全ての管理カード11について繰り返して行う。全ての管理カード11への書き込みが終了した後は、同様に、全てのラインカード12、全てのスイッチファブリックカード13、全ての電源ユニット14、および全てのファンユニット15への書き込み作業を順に繰り返す。
このように、従来技術における不揮発性メモリの書き込み方法では、シャーシ1aから各ユニットをそれぞれ取り外すための作業が必要となり、さらに、取り外した各ユニットにデータを書き込む作業をユニットの数量分繰り返して行う必要があり、多くの作業時間が必要であった。特に、多くのユニットを実装できるシャーシ型の場合には、書き込み専用治具100が型式毎に用意されているため、より多くの作業時間が必要となり、効率的な不揮発性メモリの書き込み作業ができなかった。また、書き込み専用治具100が、管理カード用、ラインカード用、スイッチファブリックカード用、電源ユニット用、およびファンユニット用の型式毎に必要であった。
これに対して、本実施の形態における不揮発性メモリの書き込み方法では、仕様変更や製品改良版などによる情報の書き換えを行う場合でも、製品のシャーシ1aに実装できる複数のユニットの全てを、一度の書き込み作業で実行することができる。また、製品のシャーシ1aを用いることで、管理カード用、ラインカード用、スイッチファブリックカード用、電源ユニット用、およびファンユニット用の型式毎の書き込み専用治具100を必要とすることもない。
<一実施の形態の効果>
以上説明したように、本実施の形態に係る不揮発性メモリの書き込み方法および通信装置1によれば、効率的な不揮発性メモリの書き込み作業を実現することができる。具体的には、製品情報や異常時のリセット設定情報などの書き込みを行う場合、および、仕様変更や製品改良版などによる情報の書き換えを行う場合に、複数のユニットを製品と同一のシャーシ1a内で書き込み作業ができるようになる。また、ハードウェアおよびソフトウェアの両方に仕掛けがあることで、容易に情報が変更できないようになる。
また、本実施の形態では、仕様変更や製品改良版などによる情報の書き換えを行う場合に、バックボード16から不揮発性メモリが搭載された各ユニットを取り外すことなく、不揮発性メモリの書き換えを行うことができる。また、不揮発性メモリが搭載された各ユニットはバックボード16から取り外さないので、通信を維持したままで不揮発性メモリの書き換えを行うことも可能である。
また、ファンユニット15が活線挿抜可能なユニットであるため、通信を維持したまま、通常のファンユニット15を、このファンユニット15の機能を備えた書き込み禁止解除用ユニット50に交換しても、放熱性を維持することができる。
<変形例>
(1)本実施の形態に係る通信装置は、上述したようなシャーシ型の通信装置1に限らず、例えば、ボックス型の通信装置にも適用することができる。この例を、図11を用いて説明する。図11は、通信装置の変形例(ボックス型)の全体構成の一例を説明する図である。
ボックス型の通信装置2では、例えば、ボックス2a内に、本体ユニット21と、複数の電源ユニット22を実装する構成がある。この構成では、本体ユニット21に上述した管理カード、ラインカードおよびスイッチファブリックカードと同様の機能を備えて、本体ユニット21にパソコン60を接続可能にする。また、電源ユニット22の機能を備えた書き込み禁止解除用ユニット70を用意し、この書き込み禁止解除用ユニット70は、本体ユニット21および電源ユニット22にそれぞれ搭載された不揮発性メモリ(NVM)の書き込み禁止を解除するための機能を備えて構成する。
そして、書き込み禁止解除用ユニット70がボックス2aに実装されることによって、書き込み禁止解除用ユニット70から出力される書き込み禁止を解除するための信号(接地電位GND)で、本体ユニット21および複数の電源ユニット22にそれぞれ搭載された不揮発性メモリの書き込み禁止を解除することができる。
さらに、ボックス2aに実装した本体ユニット21に接続可能なパソコン60を通じて、特定のログイン名とパスワードとの入力でログインされることによって、書き込み用のコマンドで複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された不揮発性メモリに情報を書き込むことができる。
このようなボックス型の通信装置2においても、実装されるユニットの数量はシャーシ型の通信装置と比較して少ないが、従来技術に比べれば、効率的な不揮発性メモリの書き込み作業を実現することができる。
なお、図11に示した変形例では、書き込み禁止解除用ユニット50として、電源ユニット22の機能を備えたものを用いたが、ボックスにファンユニットを実装する構成であれば、ファンユニットの機能を備えた書き込み禁止解除用ユニットとすることも可能である。
(2)上述したようなシャーシ型の通信装置1においては、各ユニットは図3および図4に示した数量に限らず、より多くのユニットを実装する場合、あるいは、より少ないユニットを実装する場合にも適用可能である。さらに、管理カード、ラインカード、スイッチファブリックカード、電源ユニット、およびファンユニットの数量の組み合わせにおいても、種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、ラインカードの実装枚数が少ないシャーシ型の通信装置では、スイッチファブリックカードの機能をラインカードに持たせているので、スイッチファブリックカードは不要となる。また、ラインカードの実装枚数が多くなる場合には、バックボード(ラインカード間)の配線数を減らすために、スイッチファブリックカードが用いられる。
以上、本発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1,2 通信装置
1a シャーシ
2a ボックス
11 管理カード
12 ラインカード
13 スイッチファブリックカード
14 電源ユニット
15 ファンユニット
16 バックボード
21 本体ユニット
22 電源ユニット
50,70 書き込み禁止解除用ユニット
60 パソコン
CPU 中央演算処理装置
EEPROM 電気的に消去可能なプログラマブルROM
SoC システムオンチップ
IC 集積回路
NVM 不揮発性メモリ

Claims (5)

  1. 不揮発性メモリを搭載した複数のユニットを実装した通信装置における、前記不揮発性メモリの書き込み方法であって、
    前記複数のユニットにそれぞれ搭載された前記不揮発性メモリの書き込み禁止を解除するための書き込み禁止解除用ユニットが前記通信装置に実装されることによって、前記複数のユニットにそれぞれ搭載された前記不揮発性メモリの書き込み禁止を解除する第1工程と、
    前記通信装置に接続可能な外部端末を通じて、前記複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された前記不揮発性メモリに情報を書き込む第2工程と、
    を有する、不揮発性メモリの書き込み方法。
  2. 請求項1に記載の不揮発性メモリの書き込み方法において、
    前記書き込み禁止解除用ユニットは、書き込み禁止を解除するための信号を出力するユニットであり、
    前記第1工程では、前記書き込み禁止解除用ユニットが前記通信装置に実装されることによって、前記書き込み禁止を解除するための信号で前記複数のユニットにそれぞれ搭載された前記不揮発性メモリの書き込み禁止を解除する、不揮発性メモリの書き込み方法。
  3. 請求項1または2に記載の不揮発性メモリの書き込み方法において、
    前記第2工程では、前記外部端末を通じて、特定のログイン名とパスワードとの入力でログインされることによって、書き込み用のコマンドで前記複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された前記不揮発性メモリに情報を書き込む、不揮発性メモリの書き込み方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の不揮発性メモリの書き込み方法において、
    前記複数のユニットは、前記通信装置内を冷却するためのファンユニットと、前記複数のユニットを管理するための管理カードと、外部とのデータ転送を行うためのラインカードと、前記複数のユニットに電源を供給するための電源ユニットと、を含み、前記ファンユニット、前記管理カード、前記ラインカードおよび前記電源ユニットを含む前記複数のユニットは配線基板を通じて電気的に接続され、
    前記書き込み禁止解除用ユニットは、前記ファンユニットの機能を備え、
    前記外部端末は、前記管理カードに接続され、
    前記第1工程では、前記ファンユニットの機能を備えた前記書き込み禁止解除用ユニットが前記通信装置に実装されることによって、前記ファンユニット、前記管理カード、前記ラインカードおよび前記電源ユニットを含む前記複数のユニットにそれぞれ搭載された前記不揮発性メモリの書き込み禁止を解除し、
    前記第2工程では、前記外部端末から前記管理カードを通じて、前記ファンユニット、前記管理カード、前記ラインカードおよび前記電源ユニットを含む前記複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された前記不揮発性メモリに情報を書き込む、不揮発性メモリの書き込み方法。
  5. 不揮発性メモリを搭載した複数のユニットを実装した通信装置であって、
    前記複数のユニットにそれぞれ搭載された前記不揮発性メモリの書き込み禁止を解除するための書き込み禁止解除用ユニットが実装可能であり、
    前記書き込み禁止解除用ユニットが実装されることによって、前記複数のユニットにそれぞれ搭載された前記不揮発性メモリの書き込み禁止が解除され、
    前記通信装置に接続可能な外部端末を通じて、前記複数のユニットにそれぞれ搭載された書き込み禁止が解除された前記不揮発性メモリに情報が書き込まれる、通信装置。
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