JP2017099089A - ワイヤレス伝送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】耐熱性能を向上することができるワイヤレス伝送装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ワイヤレス伝送装置は、磁界を発生させるコイルと電気的に接続され電力を蓄電可能でありコイルを介して電力を伝送する際に当該コイルと共に電力伝送周波数に応じた共振回路を構成する共振蓄電素子モジュール5を備え、共振蓄電素子モジュール5は、第1電線81及び当該第1電線81より通電時の発熱量が大きい第2電線82が接続される基板6と、基板6に実装される複数の蓄電素子Cとを有し、隣接する蓄電素子C同士の間隔が、基板6における第1電線81との接続部位61側より基板6における第2電線82との接続部位62側の方が広いことを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワイヤレス伝送装置に関する。
従来のワイヤレス給電システムとして、例えば、特許文献1には、乗物本体に設けられた電源と、乗物本体のパネルに設けられ且つ電源に接続された電力供給手段と、電力供給手段からの電力を受け取る電力受取手段と、電力受取手段からの電力で動作する補助電子装置を備える乗物用補助電子装置への電力供給装置が開示されている。そして、この電力供給装置において、電力供給手段は、電源からの電力を高周波に変換する変換手段と、変換手段からの高周波が供給される一次コイルを備え、電力受取手段は、一次コイルからの高周波を受け取る二次コイルを備え、補助電子装置の電源は二次コイルの高周波による電力を受けて動作可能に設けられている。
特開平9−182324号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の電力供給装置は、例えば、コイルと共に共振回路を構成する共振コンデンサ群を備える場合があるが、大電力で導通する場合、耐熱性能の向上の点で更なる改善の余地がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、耐熱性能を向上することができるワイヤレス伝送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤレス伝送装置は、磁界を発生させるコイルと、前記コイルと電気的に接続され電力を蓄電可能であり前記コイルを介して電力を伝送する際に当該コイルと共に電力伝送周波数に応じた共振回路を構成する共振蓄電素子モジュールとを備え、前記共振蓄電素子モジュールは、第1電線及び当該第1電線より通電時の発熱量が大きい第2電線が接続される基板と、前記基板に実装される複数の蓄電素子とを有し、隣接する前記蓄電素子同士の間隔が、前記基板における前記第1電線との接続部位側より前記基板における前記第2電線との接続部位側の方が広いことを特徴とする。
また、上記ワイヤレス伝送装置では、前記共振蓄電素子モジュールは、前記基板の中央部に前記蓄電素子が実装されていない領域を有するものとすることができる。
また、上記ワイヤレス伝送装置では、前記共振蓄電素子モジュールは、前記基板の第1の実装面と当該第1の実装面の背面側の第2の実装面とに前記蓄電素子が実装され、前記第1の実装面における前記蓄電素子と前記第2の実装面における前記蓄電素子とが前記基板の表裏で重ならないように配置されるものとすることができる。
また、上記ワイヤレス伝送装置では、前記基板の前記蓄電素子が実装されていない領域に設けられ、前記共振蓄電素子モジュールと前記コイルとを収容する筐体を補強する支柱を備え、前記支柱は、前記基板より熱伝導性のよい材料で構成されるものとすることができる。
本発明に係るワイヤレス伝送装置は、基板に実装される蓄電素子同士の間隔が、基板における第1電線との接続部位側より、発熱量が相対的に大きい第2電線との接続部位側の方が広いことから、発熱量が相対的に大きい第2電線との接続部位側の蓄電素子同士の間隔を広くすることができるので、当該第2電線との接続部位側での熱こもりを抑制することができる。この結果、ワイヤレス伝送装置は、耐熱性能を向上することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの概略構成を表すブロック図である。 図2は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す模式的な分解斜視図である。 図3は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す模式的なブロック図である。 図4は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す模式的な平面図である。 図5は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す長辺側の側面図である。 図6は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールにおける耐熱性能を説明するための線図である。 図7は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールにおける耐熱性能を説明するための線図である。 図8は、実施形態2に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す模式的な平面図である。 図9は、実施形態2に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールにおける耐熱性能を説明するための線図である。 図10は、実施形態3に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの基板の表裏を模式的に表した模式図である。 図11は、実施形態3に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す長辺側の側面図である。 図12は、実施形態3に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す短辺側の側面図である。 図13は、実施形態3に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールにおける耐熱性能を説明するための線図である。 図14は、変形例に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの基板の表裏を模式的に表した模式図である。 図15は、変形例に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す短辺側の側面図である。 図16は、変形例に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの基板の表裏を模式的に表した模式図である。 図17は、変形例に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの基板の表裏を模式的に表した模式図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの概略構成を表すブロック図である。図2は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す模式的な分解斜視図である。図3は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す模式的なブロック図である。図4は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す模式的な平面図である。図5は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す長辺側の側面図である。図6、図7は、実施形態1に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールにおける耐熱性能を説明するための線図である。
図1に示す本実施形態に係るワイヤレス給電システム1は、電源21からの電力を種々の電気負荷33に伝送する際に、少なくとも一部分をワイヤレスで伝送する非接触給電システムである。本実施形態のワイヤレス給電システム1は、例えば、車両等に搭載され、当該車両の車内に配置される種々の電気負荷33との間の電気的な接続をワイヤレス化し、非接触電力伝送とするものである。
具体的には、ワイヤレス給電システム1は、ワイヤレス伝送装置としての送電装置2と、ワイヤレス伝送装置としての受電装置3とを備える。
送電装置2は、電源21と、共振蓄電素子モジュールとしての共振コンデンサモジュール22と、送電コイル23とを含んで構成される。電源21は、例えば、車両外に設置された電源によって高周波電力を生成して、共振コンデンサモジュール22、送電コイル23に供給する。共振コンデンサモジュール22、送電コイル23は、電源21に対して直列で電気的に接続される。共振コンデンサモジュール22は、一方の端子が電源21の陽極(+)と電気的に接続され、他方の端子が送電コイル23の一方の端子と電気的に接続される。送電コイル23は、他方の端子が電源21の陰極(−)と電気的に接続される。電源21は、陰極(−)が接地される。送電コイル23は、磁界を発生させるものである。共振コンデンサモジュール22は、送電コイル23と電気的に接続され電力を蓄電可能である。共振コンデンサモジュール22は、送電コイル23を介して電力を伝送する際に当該送電コイル23と共に予め定められた電力伝送周波数(共振周波数)に応じた共振回路(LC共振回路)24を構成する。共振回路24は、電力伝送周波数で振動する電力を蓄えることができる。ここでは、共振コンデンサモジュール22は、送電コイル23に対して直列接続されているが、並列接続であってもよい。なお、共振コンデンサモジュール22の構成については、後で詳細に説明する。
受電装置3は、受電コイル31と、共振蓄電素子モジュールとしての共振コンデンサモジュール32と、電気負荷33とを含んで構成される。受電コイル31、共振コンデンサモジュール32、電気負荷33は、直列で電気的に接続される。受電コイル31は、一方の端子が共振コンデンサモジュール32の一方の端子と電気的に接続される。共振コンデンサモジュール32は、他方の端子が電気負荷33の一方の端子と電気的に接続される。電気負荷33は、他方の端子が受電コイル31の他方の端子と電気的に接続される。電気負荷33は、ワイヤレス給電システム1から供給された電力を消費して駆動する種々の電気機器であり、複数が直列、あるいは、並列で接続されてもよい。受電コイル31は、他方の端子が接地される。受電コイル31は、磁界を発生させるものである。共振コンデンサモジュール32は、受電コイル31と電気的に接続され電力を蓄電可能である。共振コンデンサモジュール32は、受電コイル31を介して電力を伝送する際に当該受電コイル31と共に予め定められた電力伝送周波数(共振周波数)に応じた共振回路(LC共振回路)34を構成する。共振回路34は、電力伝送周波数で振動する電力を蓄えることができる。ここでは、共振コンデンサモジュール32は、受電コイル31に対して直列接続されているが、並列接続であってもよい。なお、共振コンデンサモジュール32の構成については、後で詳細に説明する。
送電装置2の送電コイル23は、電源21から供給された電力を受電コイル31に伝送する。受電装置3の受電コイル31は、送電コイル23からの電力を非接触で受電する。一対の送電コイル23と受電コイル31とは、例えば、ともに渦巻き状、あるいは、螺旋状に巻かれた導体コイルによって構成され、軸方向に互いに対向することで、1組の非接触給電用トランス4を構成する。非接触給電用トランス4は、例えば、電磁界共鳴方式(磁界結合方式)によって送電コイル23から受電コイル31に非接触で電力を伝送することができる。ここで、電磁界共鳴方式とは、送電コイル23に交流電流を流すことで送電コイル23と受電コイル31とを特定の電力伝送周波数で共鳴させ、当該電磁界の共鳴現象を用いて送電コイル23から受電コイル31に電力を伝送する方式である。
より詳細には、非接触給電用トランス4は、送電コイル23から受電コイル31に電力を伝送する場合、送電コイル23と受電コイル31とが軸方向に互いに間隔をあけて対向した状態で、電源21から電力伝送周波数に応じた高周波数の交流電流が送電コイル23に供給される。非接触給電用トランス4は、送電コイル23に交流電流が供給されると、例えば、送電コイル23と受電コイル31とが電磁結合し、送電コイル23からの電力が電磁界共鳴により非接触で受電コイル31に受電される。受電コイル31が受電した電力は、電気負荷33で利用される。なお、ワイヤレス給電システム1は、受電コイル31と電気負荷33との間に整流平滑回路等が介在していてもよい。
そして、本実施形態の共振コンデンサモジュール22、32は、図2、図3、図4、図5に示すように、基板6と、基板6に実装される複数の蓄電素子としての複数のコンデンサ素子Cとを有し、複数のコンデンサ素子Cが所定の配列で基板6に実装されることで、耐熱性能の向上を図っている。
なお、共振コンデンサモジュール22と共振コンデンサモジュール32とは、厳密に言えば、コンデンサ素子Cの数や容量が異なる場合があるが、ほぼ同等の構成であるので以下では共通の構成として説明する。以下の説明では、共振コンデンサモジュール22、共振コンデンサモジュール32を特に区別して説明する必要がない場合には、単に共振コンデンサモジュール5という。また、送電コイル23、受電コイル31を特に区別して説明する必要がない場合には、単にコイル7という。
基板6は、図2に示すように、複数のコンデンサ素子Cが実装されるものである。基板6は、複数のコンデンサ素子Cを電気的に接続する回路を構成する。基板6は、例えば、絶縁性の樹脂材料からなる絶縁基板の表面(実装面)に、銅等の導電性の材料によって配線パターン(プリントパターン)が印刷されたいわゆるプリント回路基板(Printed Circuit Board:PCB)、導電性の金属材料からなるバスバ、当該バスバを絶縁性の樹脂材料で被覆したバスバプレート等を用いることができる。本実施形態の基板6は、長方形板状に形成され、一方の主面に複数のコンデンサ素子Cが実装される実装面6aが形成される(図5も参照)。
そして、基板6は、第1電線としてのリッツ線81、及び、第2電線としての寄り線82が接続される。リッツ線81は、断面形状等の相違から相対的に低抵抗であり、寄り線82より通電時の発熱量が小さい電線である。ここでは、リッツ線81は、コイル7を構成する電線である。一方、寄り線82は、断面形状等の相違から相対的に高抵抗であり、リッツ線81より通電時の発熱量が大きい電線である。ここでは、寄り線82は、基板6と電源21とを電気的に接続する電線、あるいは、基板6と電気負荷33とを電気的に接続する電線等のいわゆる一般電線である。リッツ線81は、一端が接続部位としての接続端子61を介して基板6と電気的に接続される。寄り線82は、一端が接続部位としての接続端子62を介して基板6と電気的に接続される。接続端子61と接続端子62とは、長方形板状に形成された基板6の短辺にそれぞれ1つずつ電気的に接続され、長辺方向に沿って互いに対向する。
なおここでは、基板6を含む共振コンデンサモジュール5とコイル7とは、コイルケース91と蓋体92とによって構成される略直方体箱状の筐体9内に一緒に収容されている。共振コンデンサモジュール5は、筐体9内において、コイル7の中心部付近に配置される。リッツ線81、寄り線82は、接続端子61、62とは反対側の端部側が筐体9から引き出され各部に電気的に接続される。ここでは、リッツ線81は、ノードNを介して寄り線83と電気的に接続され当該寄り線83が各部に電気的に接続される。
複数のコンデンサ素子Cは、基板6の実装面6aに実装される。各コンデンサ素子Cは、いわゆるセラミックコンデンサでもよいしフィルムコンデンサでもよい。本実施形態の複数のコンデンサ素子Cは、大電流、大電圧に耐えるべく、直列と並列とで相互に接続された素子アレイを構成して基板6に実装される。ここでは一例として、共振コンデンサモジュール5は、図3に示すように、複数のコンデンサ素子Cが直列接続されることで直列群51を構成し、複数の直列群51が並列接続されることで構成される。
そして、本実施形態の共振コンデンサモジュール5は、図4、図5に示すように、基板6の実装面6a上にて、隣接するコンデンサ素子C同士の間隔が、基板6におけるリッツ線81との接続端子61側より基板6における寄り線82との接続端子62側の方が広くなるように、各コンデンサ素子Cが配置されている。
ここでは、複数のコンデンサ素子Cは、基板6の長辺方向に沿って6つ、基板6の短辺方向に沿ってそれぞれ3つ、合計18個が実装面6aに実装されている。そして、この共振コンデンサモジュール5は、複数のコンデンサ素子Cのうち接続端子62側に設けられた9つのコンデンサ素子Cの長辺方向に沿った間隔D1が、複数のコンデンサ素子Cのうち接続端子61側に設けられた残りの9つのコンデンサ素子Cの長辺方向に沿った間隔D2よりも広く設定されている。なおここでは、複数のコンデンサ素子Cの短辺方向に沿った間隔は、いずれも同等であるものとして図示しているが、短辺方向の間隔も間隔D1、D2と同様に、接続端子62側に設けられた9つのコンデンサ素子Cの短辺方向に沿った間隔が、接続端子61側に設けられた残りの9つのコンデンサ素子Cの短辺方向に沿った間隔よりも広く設定されていてもよい。
以上で説明した送電装置2、受電装置3によれば、磁界を発生させる送電コイル23、受電コイル31と、送電コイル23、受電コイル31と電気的に接続され電力を蓄電可能であり送電コイル23、受電コイル31を介して電力を伝送する際に当該送電コイル23、受電コイル31と共に電力伝送周波数に応じた共振回路24、34を構成する共振コンデンサモジュール22、32とを備え、共振コンデンサモジュール22、32は、リッツ線81及び当該リッツ線81より通電時の発熱量が大きい寄り線82が接続される基板6と、基板6に実装される複数のコンデンサ素子Cとを有し、隣接するコンデンサ素子C同士の間隔が、基板6におけるリッツ線81との接続端子61側より基板6における寄り線82との接続端子62側の方が広い。
したがって、送電装置2、受電装置3は、共振コンデンサモジュール22、32を構成する基板6において、発熱量が相対的に大きい寄り線82との接続端子62側のコンデンサ素子C同士の間隔D1を広くすることができるので、当該寄り線82との接続端子62側での熱こもりを抑制することができる。つまり、共振コンデンサモジュール22、32は、基板6において、当該基板6に接続される電線(リッツ線81、寄り線82)の発熱量の相違から基板6上の温度分布に温度差が発生する。この場合に、共振コンデンサモジュール22、32は、発熱量が相対的に大きい寄り線82との接続端子62側のコンデンサ素子C同士の間隔D1が相対的に広く設定されることで、当該接続端子62側のコンデンサ素子Cの密集度合いが緩和され、基板6、コンデンサ素子Cが放熱するための空間部分を相対的に広く確保することができるので、当該接続端子62側において基板6、コンデンサ素子Cが放熱しやすいようにすることができる。これにより、共振コンデンサモジュール22、32は、発熱量が相対的に大きい寄り線82との接続端子62側のコンデンサ素子Cの周囲の熱こもりを抑制することができる。この結果、送電装置2、受電装置3は、相対的に耐熱性能が低いコンデンサ素子Cに熱が作用しにくくすることができ、図6、図7に示すように、当該コンデンサ素子Cの温度上昇を相対的に抑制することができる。
ここで、図6は、リッツ線81との接続端子61側のコンデンサ素子Cの経時的な温度変化を表し、図7は、寄り線82との接続端子62側のコンデンサ素子Cの経時的な温度変化を表している。図6、図7は、横軸を時間軸[分]とし、縦軸をコンデンサ素子温度ΔT[℃]としている。図6、図7中、線Lmaxは、コンデンサ素子Cの耐熱温度を表し、線L11、L21は、各コンデンサ素子Cの間隔が均等である比較例に係る共振コンデンサモジュールにおけるコンデンサ素子Cの温度を表し、線L12、L22は、本実施形態に係る共振コンデンサモジュール22、32におけるコンデンサ素子Cの温度を表している。図6に示すように、リッツ線81との接続端子61側のコンデンサ素子Cは、比較例に係るコンデンサ素子Cの温度(線L11)に対して、本実施形態に係るコンデンサ素子Cの温度(線L12)がほぼ同等となっており、寄り線82との接続端子62側からの熱の影響をほとんど受けていないことが明らかである。そして、図7に示すように、寄り線82との接続端子62側のコンデンサ素子Cは、比較例に係るコンデンサ素子Cの温度(線L21)に対して、本実施形態に係るコンデンサ素子Cの温度(線L22)が低減されていることが明らかである。このように、この送電装置2、受電装置3は、相対的に耐熱性能が低いコンデンサ素子C、特に、発熱量が相対的に大きい寄り線82との接続端子62側のコンデンサ素子Cの温度上昇を相対的に抑制することができ、この結果、耐熱性能を向上することができる。
[実施形態2]
図8は、実施形態2に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す模式的な平面図である。図9は、実施形態2に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールにおける耐熱性能を説明するための線図である。実施形態2に係るワイヤレス伝送装置は、基板上での蓄電素子の配置が実施形態1とは異なる。その他、上述した実施形態と共通する構成、作用、効果については、重複した説明はできるだけ省略する。また、実施形態1と共通の構成については適宜図1、図2等を参照する(以下、同様。)。
本実施形態に係るワイヤレス伝送装置としての送電装置2(図1等参照)、受電装置3(図1等参照)は、共振コンデンサモジュール5、22、32(図1等参照)にかえて図8に示す共振蓄電素子モジュールとしての共振コンデンサモジュール205を備える。なお、ここでは上記と同様に、送電装置2と受電装置3とにおいて、共振コンデンサモジュール205が共通の構成であるものとして説明する。
共振コンデンサモジュール205は、共振コンデンサモジュール5(図4参照)と同様に、リッツ線81及び当該リッツ線81より通電時の発熱量が大きい寄り線82が接続される基板6と、基板6に実装される複数のコンデンサ素子Cとを有し、隣接するコンデンサ素子C同士の間隔が、基板6におけるリッツ線81との接続端子61側より基板6における寄り線82との接続端子62側の方が広い。
そして、本実施形態の共振コンデンサモジュール205は、さらに、基板6の中央部にコンデンサ素子Cが実装されていない余白領域263を有する。ここで、余白領域263が設けられる基板6の中央部とは、典型的には、基板6におけるリッツ線81との接続端子61と基板6における寄り線82との接続端子62との中間の領域であり、ここでは、長方形板状に形成された基板6の長辺方向の中央部である。より詳細には、余白領域263は、長辺方向に対して間隔D1をあけて隣接する接続端子62側の9つのコンデンサ素子Cと、長辺方向に対して間隔D2をあけて隣接する接続端子61側の9つのコンデンサ素子Cとの間に形成され、長辺方向に対して間隔D1よりも広い領域として形成される。
以上で説明した送電装置2、受電装置3は、共振コンデンサモジュール205を構成する基板6において、発熱量が相対的に大きい寄り線82との接続端子62側のコンデンサ素子C同士の間隔D1を広くすることができるので、当該寄り線82との接続端子62側での熱こもりを抑制することができ、この結果、耐熱性能を向上することができる。
さらに、以上で説明した送電装置2、受電装置3によれば、共振コンデンサモジュール205は、基板6の中央部にコンデンサ素子Cが実装されていない余白領域263を有する。したがって、送電装置2、受電装置3は、基板6の中央部にあえてコンデンサ素子Cを実装しない余白領域263を形成することで、熱がこもりやすい基板6の中央部のコンデンサ素子Cの密集度合いが緩和され、余白領域263によって基板6、コンデンサ素子Cが放熱するための空間部分を相対的に広く確保することができるので、基板6の中央部において基板6、コンデンサ素子Cが放熱しやすいようにすることができる。これにより、共振コンデンサモジュール205は、基板6の中央部において、熱こもりを抑制することができ、図9に示すように、相対的に耐熱性能が低いコンデンサ素子Cの温度上昇をさらに抑制することができる。
ここで、図9は、本実施形態のコンデンサ素子Cの経時的な温度変化を表している。図9は、横軸を時間軸[分]とし、縦軸をコンデンサ素子温度ΔT[℃]としている。図9中、線Lmaxは、コンデンサ素子Cの耐熱温度を表し、線L31は、余白領域263を有さない比較例に係る共振コンデンサモジュールにおけるコンデンサ素子Cの温度を表し、線L32は、本実施形態に係る共振コンデンサモジュール205におけるコンデンサ素子Cの温度を表している。図9に示すように、比較例に係るコンデンサ素子Cの温度(線L31)に対して、本実施形態に係るコンデンサ素子Cの温度(線L32)が低減されていることが明らかである。このように、この送電装置2、受電装置3は、基板6の中央部に余白領域263が設けられることで、コンデンサ素子Cの温度上昇をさらに抑制することができ、この結果、耐熱性能をさらに向上することができる。また、送電装置2、受電装置3は、例えば、図8に示すように、この余白領域263に筐体9を補強するための支柱264を設け、この支柱を熱伝導性のよい材料で構成するようにしてもよい。つまり、送電装置2、受電装置3は、基板6のコンデンサ素子Cが実装されていない領域である余白領域263に設けられ、共振コンデンサモジュール205とコイル7とを収容する筐体9を補強する支柱264を備え、支柱264は、基板6より熱伝導性のよい材料で構成されてもよい。これにより、送電装置2、受電装置3は、基板6の中央部においてさらに熱こもりを抑制することができる。
[実施形態3]
図10は、実施形態3に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの基板の表裏を模式的に表した模式図である。図11は、実施形態3に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す長辺側の側面図である。図12は、実施形態3に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールの概略構成を表す短辺側の側面図である。図13は、実施形態3に係るワイヤレス給電システムの共振コンデンサモジュールにおける耐熱性能を説明するための線図である。実施形態3に係るワイヤレス伝送装置は、基板上での蓄電素子の配置が実施形態1とは異なる。
本実施形態に係るワイヤレス伝送装置としての送電装置2(図1等参照)、受電装置3(図1等参照)は、共振コンデンサモジュール5、22、32(図1等参照)にかえて図10、図11、図12に示す共振蓄電素子モジュールとしての共振コンデンサモジュール305を備える。なお、ここでは上記と同様に、送電装置2と受電装置3とにおいて、共振コンデンサモジュール305が共通の構成であるものとして説明する。
共振コンデンサモジュール305は、共振コンデンサモジュール5(図4参照)と同様に、リッツ線81及び当該リッツ線81より通電時の発熱量が大きい寄り線82が接続される基板6と、基板6に実装される複数のコンデンサ素子Cとを有し、隣接するコンデンサ素子C同士の間隔が、基板6におけるリッツ線81との接続端子61側より基板6における寄り線82との接続端子62側の方が広い。
そして、本実施形態の共振コンデンサモジュール305は、基板6の表裏両方の主面がそれぞれ第1の実装面6a、第2の実装面6bを構成する。そして、共振コンデンサモジュール305は、基板6の第1の実装面6aと当該第1の実装面6aの背面側の第2の実装面6bとにコンデンサ素子Cが実装され、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cの実装位置と第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cの実装位置とが異なるように配置される。つまり、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとは、基板6の表裏で対向しないように、言い換えれば、背中合わせにならないように、さらに言い換えれば、基板6の表裏で重ならないように配置される。本実施形態での共振コンデンサモジュール305は、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが、基板6の表裏において、基板6の短辺方向、及び、長辺方向に対して交互にずらして配置されることで、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cの実装位置と第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cの実装位置とが異なり、基板6の表裏で重ならないように配置される。
以上で説明した送電装置2、受電装置3は、共振コンデンサモジュール305を構成する基板6において、発熱量が相対的に大きい寄り線82との接続端子62側のコンデンサ素子C同士の間隔D1を広くすることができるので、当該寄り線82との接続端子62側での熱こもりを抑制することができ、この結果、耐熱性能を向上することができる。
さらに、以上で説明した送電装置2、受電装置3によれば、共振コンデンサモジュール305は、基板6の第1の実装面6aと当該第1の実装面6aの背面側の第2の実装面6bとにコンデンサ素子Cが実装され、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが基板6の表裏で重ならないように配置される。したがって、送電装置2、受電装置3は、基板6の表裏でコンデンサ素子Cが重ならないように当該コンデンサ素子Cが基板6に実装されるので、各コンデンサ素子Cの背面側を放熱するための空間部分として確保することができ、各コンデンサ素子Cの放熱性を確保することができる。この結果、送電装置2、受電装置3は、熱こもりを抑制することができ、図13に示すように、相対的に耐熱性能が低いコンデンサ素子Cの温度上昇をさらに抑制することができる。
ここで、図13は、本実施形態のコンデンサ素子Cの経時的な温度変化を表している。図13は、横軸を時間軸[分]とし、縦軸をコンデンサ素子温度ΔT[℃]としている。図13中、線Lmaxは、コンデンサ素子Cの耐熱温度を表し、線L41は、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが基板6の表裏で重なるように配置された比較例に係る共振コンデンサモジュールにおけるコンデンサ素子Cの温度を表し、線L42は、本実施形態に係る共振コンデンサモジュール305におけるコンデンサ素子Cの温度を表している。図13に示すように、比較例に係るコンデンサ素子Cの温度(線L41)に対して、本実施形態に係るコンデンサ素子Cの温度(線L42)が低減されていることが明らかである。このように、この送電装置2、受電装置3は、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが基板6の表裏で重ならないように配置されることで、コンデンサ素子Cの温度上昇をさらに抑制することができ、この結果、耐熱性能をさらに向上することができる。
なお、基板6の表裏でコンデンサ素子Cが重ならないように配置されるための構成は、上記の構成に限られない。
図14、図15に示す変形例に係る共振コンデンサモジュール405は、共振コンデンサモジュール305と同様に第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが基板6の表裏で重ならないように配置される。本変形例の共振コンデンサモジュール405は、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが、基板6の表裏において、基板6の短辺方向に全体がずらして配置されることで、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cの実装位置と第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cの実装位置とが異なり、基板6の表裏で重ならないように配置される。
図16に示す変形例に係る共振コンデンサモジュール505は、共振コンデンサモジュール305、405と同様に第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが基板6の表裏で重ならないように配置される。本変形例の共振コンデンサモジュール505は、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが、基板6の表裏において、一方側にコンデンサ素子Cが設けられている位置では他方側のコンデンサ素子Cを間引くような関係で配置されることで、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cの実装位置と第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cの実装位置とが異なり、基板6の表裏で重ならないように配置される。
図17に示す変形例に係る共振コンデンサモジュール605は、共振コンデンサモジュール305、405、505と同様に第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが基板6の表裏で重ならないように配置される。本変形例の共振コンデンサモジュール605は、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cと第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cとが、基板6の表裏において、基板6の長辺方向に全体がずらして配置されることで、第1の実装面6aにおけるコンデンサ素子Cの実装位置と第2の実装面6bにおけるコンデンサ素子Cの実装位置とが異なり、基板6の表裏で重ならないように配置される。
以上で説明した変形例に係る送電装置2、受電装置3であっても、基板6の表裏でコンデンサ素子Cが重ならないように当該コンデンサ素子Cが基板6に実装されるので、各コンデンサ素子Cの背面側を放熱するための空間部分として確保することができ、各コンデンサ素子Cの放熱性を確保することができる。この結果、送電装置2、受電装置3は、熱こもりを抑制することができ、耐熱性能をさらに向上することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るワイヤレス伝送装置は、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上で説明したワイヤレス伝送装置を含むワイヤレス給電システム1は、車両に搭載されるものとして説明したがこれに限らない。
以上の説明では、上記のような配列の共振コンデンサモジュール5を、送電装置2と受電装置3との両方に適用するものとして説明したがこれに限らず、いずれか一方だけであってもよい。
以上で説明した複数のコンデンサ素子Cの接続関係は、上記で説明した形態に限られない。
以上の説明では、接続端子61と接続端子62とは、長方形板状に形成された基板6の短辺にそれぞれ1つずつ設けられ長辺方向に沿って互いに対向するものとして説明したがこれに限らず、互いに対向しなくてもよく、また、基板6の形状も長方形板状に限らず、円形板状、三角形板状、五角形以上の多角形板状であってもよい。また、隣接するコンデンサ素子C同士の間隔は、接続端子61側から接続端子62側に向かって徐々に段階的に広くなるようにしてもよい。
1 ワイヤレス給電システム
2 送電装置(ワイヤレス伝送装置)
3 受電装置(ワイヤレス伝送装置)
5、22、32、205、305、405、505、605 共振コンデンサモジュール(共振蓄電素子モジュール)
6 基板
6a 実装面(第1の実装面)
6b 実装面(第2の実装面)
7 コイル
9 筐体
23 送電コイル(コイル)
24、34 共振回路
31 受電コイル(コイル)
61、62 接続端子(接続部位)
81 リッツ線(第1電線)
82 寄り線(第2電線)
263 余白領域
264 支柱
C コンデンサ素子(蓄電素子)

Claims (4)

  1. 磁界を発生させるコイルと、
    前記コイルと電気的に接続され電力を蓄電可能であり前記コイルを介して電力を伝送する際に当該コイルと共に電力伝送周波数に応じた共振回路を構成する共振蓄電素子モジュールとを備え、
    前記共振蓄電素子モジュールは、第1電線及び当該第1電線より通電時の発熱量が大きい第2電線が接続される基板と、前記基板に実装される複数の蓄電素子とを有し、隣接する前記蓄電素子同士の間隔が、前記基板における前記第1電線との接続部位側より前記基板における前記第2電線との接続部位側の方が広いことを特徴とする、
    ワイヤレス伝送装置。
  2. 前記共振蓄電素子モジュールは、前記基板の中央部に前記蓄電素子が実装されていない領域を有する、
    請求項1に記載のワイヤレス伝送装置。
  3. 前記共振蓄電素子モジュールは、前記基板の第1の実装面と当該第1の実装面の背面側の第2の実装面とに前記蓄電素子が実装され、前記第1の実装面における前記蓄電素子と前記第2の実装面における前記蓄電素子とが前記基板の表裏で重ならないように配置される、
    請求項1又は請求項2に記載のワイヤレス伝送装置。
  4. 前記基板の前記蓄電素子が実装されていない領域に設けられ、前記共振蓄電素子モジュールと前記コイルとを収容する筐体を補強する支柱を備え、
    前記支柱は、前記基板より熱伝導性のよい材料で構成される、
    請求項2に記載のワイヤレス伝送装置。
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