JP2017097762A - プルプリントシステム、プリントサーバー、プリントサーバー用プログラムおよびプリンタードライバー - Google Patents

プルプリントシステム、プリントサーバー、プリントサーバー用プログラムおよびプリンタードライバー Download PDF

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Abstract

【課題】 ページを指定したプルプリントを実現することができるプルプリントシステム、プリントサーバー、プリントサーバー用プログラムおよびプリンタードライバーを提供する。
【解決手段】 プルプリントシステムのMFP40は、ログインが受け付けられた利用者のジョブデータのうちS171において指定されたページのデータをプリントサーバー30に要求し(S172)、プリントサーバー30は、記憶部に記憶されているジョブデータのうち、S172において要求されたページの印刷データによって構成される送信用の印刷データを生成し(S173)、この送信用の印刷データをMFP40に送信し(S174)、MFP40は、S174において送信されてきた印刷データに基づいて印刷を実行する(S176)ことを特徴とする。
【選択図】 図16

Description

本発明は、プリントサーバーから印刷装置に印刷ジョブのジョブデータをダウンロードして印刷装置で印刷する、所謂、プルプリントを実行するプルプリントシステム、プリントサーバー、プリントサーバー用プログラムおよびプリンタードライバーに関する。
従来のプルプリントシステムとして、プリントサーバーから印刷装置に印刷ジョブのジョブデータとして印刷データをダウンロードした後、この印刷データに基づいて印刷装置でラスターイメージのデータを生成して印刷するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2015−138495号公報
しかしながら、従来のプルプリントシステムにおいては、印刷データが複数のページを含む場合に、印刷データに含まれる一部のページのみの印刷を利用者が希望しているか否かに関わらず、印刷データに含まれる全てのページが常に印刷されるという問題がある。
そこで、本発明は、ページを指定したプルプリントを実現することができるプルプリントシステム、プリントサーバー、プリントサーバー用プログラムおよびプリンタードライバーを提供することを目的とする。
本発明のプルプリントシステムは、プリントサーバーと、印刷ジョブのデータとしてのジョブデータに基づいて印刷を実行する印刷装置とを備え、前記プリントサーバーは、データを記憶する記憶部と、データを生成するデータ生成手段と、データを送信するデータ送信手段とを備え、前記記憶部は、ジョブデータをページ毎に記憶し、前記印刷装置は、利用者のログインを受け付けるログイン受付手段と、前記プリントサーバーにデータを要求するデータ要求手段と、前記ログイン受付手段によってログインが受け付けられた利用者のジョブデータのうち前記データ要求手段によって前記プリントサーバーに要求するページの指定を受け付けるページ指定受付手段とを備え、前記データ生成手段は、前記記憶部に記憶されているジョブデータのうち、前記データ要求手段によって要求されたページのジョブデータによって構成される送信用のジョブデータを生成し、前記データ送信手段は、前記データ生成手段によって生成された前記送信用のジョブデータを前記印刷装置に送信することを特徴とする。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、印刷装置において指定されたページのジョブデータをプリントサーバーが印刷装置に送信するので、ページを指定したプルプリントを実現することができる。
本発明のプルプリントシステムにおいて、前記印刷装置は、印刷ジョブのプレビューを実行するプレビュー実行手段を備え、前記データ生成手段は、前記プリントサーバーの外部から受信したジョブデータとしての印刷データに基づいてRIP処理を実行することによってラスターイメージのデータとして表示用イメージデータを生成し、前記データ送信手段は、前記データ生成手段によって生成された表示用イメージデータを前記印刷装置に送信し、前記プレビュー実行手段は、前記サーバーから送信されてきた表示用イメージデータに基づいて印刷ジョブのプレビューを実行しても良い。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、印刷データに基づいてプリントサーバーでラスターイメージのデータとして表示用イメージデータを生成した後、この表示用イメージデータに基づいて印刷装置においてプレビューを実行するので、ページを指定したプルプリントを実行する場合に印刷装置においてプレビューを実行することができ、ページを指定したプルプリントの利便性を向上することができる。
本発明のプルプリントシステムにおいて、前記印刷装置は、ジョブデータとしての印刷データに基づいて前記データ生成手段と同じRIP処理を実行する装置であっても良い。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、プリントサーバーにおいて実行されるRIP処理が印刷装置において実行されるRIP処理と同じなので、プリントサーバーから印刷装置に印刷ジョブのジョブデータとして印刷データをダウンロードした後、この印刷データに基づいて印刷装置でラスターイメージのデータを生成して印刷する場合であっても、正確なプレビューを実行することができる。
本発明のプルプリントシステムにおいて、前記記憶部に記憶されているページ毎のジョブデータは、自身のページの識別情報を含んでも良い。
この構成により、本発明のプルプリントシステムは、ページ毎のジョブデータのページの識別情報をジョブデータ自身に含んでいるので、ページ毎のジョブデータのページを管理するための情報をジョブデータとは別に備える構成と比較して、容易に実現されることが可能である。
本発明のプリントサーバーは、データを記憶する記憶部と、データを生成するデータ生成手段と、データを送信するデータ送信手段とを備え、前記記憶部は、印刷ジョブのデータとしてのジョブデータをページ毎に記憶し、前記データ生成手段は、前記記憶部に記憶されているジョブデータのうち、印刷装置によって要求されたページのジョブデータによって構成される送信用のジョブデータを生成し、前記データ送信手段は、前記データ生成手段によって生成された前記送信用のジョブデータを前記印刷装置に送信することを特徴とする。
この構成により、本発明のプリントサーバーは、印刷装置において指定されたページのジョブデータを印刷装置に送信することができるので、ページを指定したプルプリントを実現することができる。
本発明のプリントサーバー用プログラムは、データを記憶する記憶部を備えるコンピューターを、データを生成するデータ生成手段、および、データを送信するデータ送信手段として機能させ、前記記憶部は、印刷ジョブのデータとしてのジョブデータをページ毎に記憶し、前記データ生成手段は、前記記憶部に記憶されているジョブデータのうち、印刷装置によって要求されたページのジョブデータによって構成される送信用のジョブデータを生成し、前記データ送信手段は、前記データ生成手段によって生成された前記送信用のジョブデータを前記印刷装置に送信することを特徴とする。
この構成により、本発明のプリントサーバー用プログラムを実行するコンピューターは、印刷装置において指定されたページのジョブデータを印刷装置に送信することができるので、ページを指定したプルプリントを実現することができる。
本発明のプリンタードライバーは、印刷ジョブのデータとしてのジョブデータを構成するページ毎の印刷データを生成する印刷データ生成手段、および、前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データをプリントサーバーに送信する印刷データ送信手段としてコンピューターを機能させることを特徴とする。
この構成により、本発明のプリンタードライバーを実行するコンピューターは、プリントサーバーにジョブデータをページ毎に記憶させるので、ページを指定したプルプリントを実現することができる。
本発明のプルプリントシステム、プリントサーバー、プリントサーバー用プログラムおよびプリンタードライバーは、ページを指定したプルプリントを実現することができる。
本発明の一実施の形態に係るプルプリントシステムのブロック図である。 図1に示す利用者端末のブロック図である。 図1に示すプリントサーバーのブロック図である。 図1に示すMFPのブロック図である。 利用者が利用者端末からプリントサーバーにログインする場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 印刷データを送信する場合の図2に示す利用者端末の動作のフローチャートである。 送信先が印刷装置である場合に図2に示す印刷データ生成手段によって生成される印刷データの一例を示す図である。 送信先がプリントサーバーである場合に図2に示す印刷データ生成手段によって生成される印刷データの一例を示す図である。 利用者端末から直接受信した印刷データに基づいて印刷を実行する場合の図4に示すMFPの動作のフローチャートである。 利用者端末から印刷データを受信した場合の図3に示すプリントサーバーの動作のフローチャートである。 利用者がMFPからプリントサーバーにログインする場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 MFPにおいてプルプリント用の印刷ジョブのプレビューを実行する場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 図12に示す動作において表示されるリスト画面の一例を示す図である。 図12に示す動作において表示されるサムネイルプレビュー画面の一例を示す図である。 図12に示す動作において表示されるオリジナル画像プレビュー画面の一例を示す図である。 MFPにおいてプルプリント用の印刷ジョブを実行する場合の図1に示すプルプリントシステムの動作のシーケンス図である。 図3に示すデータ生成手段によって生成される印刷データの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るプルプリントシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るプルプリントシステム10のブロック図である。
図1に示すように、プルプリントシステム10は、印刷データを生成する利用者端末20と、プリントサーバー30と、印刷ジョブのデータとしてのジョブデータに基づいて印刷を実行する印刷装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)40とを備えている。利用者端末20と、プリントサーバー30と、MFP40とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能である。
利用者端末20によって生成される印刷データは、PCL(Printer Command Language)、KPDL(Kyocera Page Description Language)など、ページ記述言語(PDL:Page Description Language)によって記述されたデータである。
プリントサーバー30は、MFP40と比較してマシンスペック的に高性能であり、データの処理能力が高い。
なお、プルプリントシステム10は、利用者端末20と同様の利用者端末を複数備えることが可能である。しかしながら、以下においては、プルプリントシステム10に備えられる利用者端末を代表して利用者端末20について説明する。
同様に、プルプリントシステム10は、MFP40と同様のMFPを複数備えることが可能である。しかしながら、以下においては、プルプリントシステム10に備えられるMFPを代表してMFP40について説明する。
図2は、利用者端末20のブロック図である。
図2に示すように、利用者端末20は、利用者による種々の操作が入力される入力デバイスである操作部21と、種々の情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスである表示部22と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部23と、各種のデータを記憶している半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部24と、利用者端末20全体を制御する制御部25とを備えている。利用者端末20は、スマートフォンなどの携帯端末やPC(Personal Computer)などのコンピューターによって構成されている。
記憶部24は、印刷装置の動作を制御するプリンタードライバー24aを記憶している。プリンタードライバー24aは、利用者端末20の製造段階で利用者端末20にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部の記憶媒体から利用者端末20に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上から利用者端末20に追加でインストールされても良い。
制御部25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部24に記憶されているプログラムを実行する。
制御部25は、記憶部24に記憶されているプリンタードライバー24aを実行することによって、印刷ジョブのデータとしてのジョブデータを構成するページ毎の印刷データを生成する印刷データ生成手段25a、および、印刷データ生成手段25aによって生成された印刷データをプリントサーバー30(図1参照。)に送信する印刷データ送信手段25bとして機能する。
図3は、プリントサーバー30のブロック図である。
図3に示すように、プリントサーバー30は、利用者による種々の操作が入力されるマウス、キーボードなどの入力デバイスである操作部31と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部32と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部33と、各種のデータを記憶している半導体メモリー、HDDなどの記憶デバイスである記憶部34と、プリントサーバー30全体を制御する制御部35とを備えている。プリントサーバー30は、PCなどのコンピューターによって構成されている。
記憶部34は、プリントサーバー30の動作を制御するプリントサーバー用プログラム34aと、印刷データに基づいてRIP(Raster Image Processor)処理を実行することによってラスターイメージのデータを生成するRIPモジュール34bとを記憶している。プリントサーバー用プログラム34aおよびRIPモジュール34bは、それぞれ、プリントサーバー30の製造段階でプリントサーバー30にインストールされていても良いし、USBメモリーなどの外部の記憶媒体からプリントサーバー30に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からプリントサーバー30に追加でインストールされても良い。
RIPモジュール34bは、MFP40(図1参照。)の後述するRIPモジュール47b(図4参照。)と同じ内容のモジュールである。すなわち、RIPモジュール34bは、MFP40のRIPモジュール47bと同じRIP処理を実行する。
記憶部34は、利用者の識別情報、利用者のパスワードなど、利用者毎の各種の情報を含む利用者情報34cを記憶している。
記憶部34は、印刷データ34dを複数記憶可能である。記憶部34は、印刷データ34dそれぞれを利用者の識別情報に関連付けて記憶している。
記憶部34は、表示用のラスターイメージのデータとしての表示用イメージデータ34eを複数記憶可能である。表示用イメージデータ34eは、PNG(Portable Network Graphics)ファイルなど、PCや印刷装置においてプレビュー可能なファイルである。表示用イメージデータ34eには、印刷データ34dに基づいてRIPモジュール34bによってRIP処理を実行することによって生成されるオリジナル画像のデータとしてのオリジナルデータと、オリジナル画像に対して画像サイズを縮小することによってデータサイズを低減したサムネイルのデータとしてのサムネイルデータとが含まれている。記憶部34は、表示用イメージデータ34eそれぞれを、対応する印刷データ34dに関連付けて記憶している。
制御部35は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部34に記憶されているプログラムを実行する。
制御部35は、記憶部34に記憶されているプリントサーバー用プログラム34aを実行することによって、データを生成するデータ生成手段35a、および、データを送信するデータ送信手段35bとして機能する。
図4は、MFP40のブロック図である。
図4に示すように、MFP40は、利用者による種々の操作が入力されるボタンなどの入力デバイスである操作部41と、種々の情報を表示するLCDなどの表示デバイスである表示部42と、用紙などの記録媒体に印刷を実行する印刷デバイスであるプリンター43と、原稿から画像データを読み取る読取デバイスであるスキャナー44と、図示していない外部のファクシミリ装置と公衆電話回線などの通信回線経由でファックス通信を行うファックスデバイスであるファックス通信部45と、ネットワーク11(図1参照。)経由で外部の装置と通信を行うネットワーク通信デバイスである通信部46と、各種のデータを記憶している半導体メモリー、HDDなどの記憶デバイスである記憶部47と、MFP40全体を制御する制御部48とを備えている。
記憶部47は、MFP40の動作を制御するMFP用プログラム47aと、印刷データに基づいてRIP処理を実行することによってラスターイメージのデータを生成するRIPモジュール47bとを記憶している。MFP用プログラム47aおよびRIPモジュール47bは、それぞれ、MFP40の製造段階でMFP40にインストールされていても良いし、USBメモリーなどの外部の記憶媒体からMFP40に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からMFP40に追加でインストールされても良い。
制御部48は、例えば、CPUと、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROMと、CPUの作業領域として用いられるRAMとを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部47に記憶されているプログラムを実行する。
制御部48は、記憶部47に記憶されているMFP用プログラム47aを実行することによって、利用者のログインを受け付けるログイン受付手段48a、プリントサーバー30(図1参照。)にデータを要求するデータ要求手段48b、ログイン受付手段48aによってログインが受け付けられた利用者のジョブデータのうちデータ要求手段48bによってプリントサーバー30に要求するページの指定を受け付けるページ指定受付手段48c、および、印刷ジョブのプレビューを実行するプレビュー実行手段48dとして機能する。
次に、プルプリントシステム10の動作について説明する。
まず、利用者が利用者端末20からプリントサーバー30にログインする場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
図5は、利用者が利用者端末20からプリントサーバー30にログインする場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者は、利用者端末20の操作部21を介してプリントサーバー30にログインすることが可能である。
図5に示すように、利用者端末20の制御部25は、操作部21を介してログインの指示が入力されると、操作部21を介して入力された利用者の識別情報およびパスワードの組み合わせをプリントサーバー30に送信する(S101)。
そして、プリントサーバー30の制御部35は、利用者端末20から送信されてきた利用者の識別情報およびパスワードの組み合わせが利用者情報34cに含まれている場合、利用者のログインを許可し(S102)、その旨を利用者端末20に通知する(S103)。
利用者端末20の制御部25は、利用者のログインが許可されたことがプリントサーバー30から通知されてくると、利用者のログインが許可されたことを表示部22を介して利用者に通知して(S104)、図5に示す動作を終了する。
次に、印刷データを送信する場合の利用者端末20の動作について説明する。
利用者は、ドキュメントの印刷データの送信を、利用者端末20の操作部21を介して利用者端末20に指示することができる。利用者端末20の制御部25は、印刷データの送信が指示されると、プリンタードライバー24aを実行することによって図6に示す動作を実行する。
図6は、印刷データを送信する場合の利用者端末20の動作のフローチャートである。
図6に示すように、利用者端末20の印刷データ生成手段25aは、印刷データの送信先を判断する(S111)。ここで、利用者は、印刷データの送信先を操作部21を介してプリンタードライバー24aに事前に設定可能である。印刷データの送信先としては、MFP40などの具体的な印刷装置と、プリントサーバー30とが設定可能である。
印刷データ生成手段25aは、設定されている送信先が印刷装置であるとS111において判断すると、ドキュメントに基づいてジョブデータとしての印刷データを生成する(S112)。
図7は、送信先が印刷装置である場合に印刷データ生成手段25aによって生成される印刷データ50の一例を示す図である。
図7に示すように、印刷データ生成手段25aは、送信先が印刷装置である場合、1つの印刷データ50を生成する。
図7に示す印刷データ50において、「@PJL SET JOBNAME」は、印刷ジョブの名称(以下「ジョブ名」と言う。)を示すPJL(Printer Job Language)コマンドである。すなわち、図7に示す印刷データ50のジョブ名は、「Test job」である。
図7に示す印刷データ50において、「Job Data of Page」は、各ページの印刷データであることを示している。例えば、「Job Data of Page 1」は、1ページ目の印刷データであることを示している。なお、実際の印刷データ50には、「Job Data of Page 1」という文字列ではなく、1ページ目の印刷データそのものが含まれている。すなわち、図7に示す印刷データ50には、1ページ目から8ページ目までの全8ページの印刷データが含まれている。
図6に示すように、利用者端末20の印刷データ送信手段25bは、送信先として設定されている印刷装置に、S112において生成された印刷データを通信部23を介して送信して(S113)、図6に示す動作を終了する。
利用者端末20の印刷データ生成手段25aは、設定されている送信先がプリントサーバー30であるとS111において判断すると、ジョブデータを構成するページ毎の印刷データをドキュメントに基づいて生成する(S114)。
図8は、送信先がプリントサーバー30である場合に印刷データ生成手段25aによって生成される印刷データ51〜58の一例を示す図である。
図8に示すように、印刷データ生成手段25aは、送信先がプリントサーバー30である場合、ページ毎の印刷データ51〜58を生成する。すなわち、印刷データ51、52、53、54、55、56、57、58は、それぞれ、1、2、3、4、5、6、7、8ページ目の印刷データである。
図8に示す印刷データ50において、「@PJL SET JOBCHOP=“ENABLE”」は、印刷ジョブをページ毎に分割することを有効にしていることを示すPJLコマンドである。
図6に示すように、利用者端末20の印刷データ送信手段25bは、S114において生成された全ての印刷データを、通信部23を介してプリントサーバー30に送信して(S115)、図6に示す動作を終了する。ここで、制御部25は、プリントサーバー30に印刷データを送信する場合、ログイン中の利用者の識別情報を印刷データに付加して送信する。
次に、利用者端末20から直接受信した印刷データに基づいて印刷を実行する場合のMFP40の動作について説明する。
MFP40の制御部48は、利用者端末20からジョブデータとしての印刷データを受信すると、図9に示す動作を実行する。
図9は、利用者端末20から直接受信した印刷データに基づいて印刷を実行する場合のMFP40の動作のフローチャートである。
図9に示すように、制御部48は、受信した印刷データに基づいてRIPモジュール47bによってRIP処理を実行することによって、PCLm(Printer Command Language mobile)ファイル、PWG(Printer Working Group)ラスターファイル、URF(Universal Raster Format)ファイルなどのラスターイメージのデータを生成した後(S121)、生成したラスターイメージのデータに基づいてプリンター43によって印刷を実行して(S122)、図9に示す動作を終了する。
次に、利用者端末20から印刷データを受信した場合のプリントサーバー30の動作について説明する。
プリントサーバー30の制御部35は、利用者端末20から印刷データを受信すると、図10に示す動作を実行する。
図10は、利用者端末20から印刷データを受信した場合のプリントサーバー30の動作のフローチャートである。
図10に示すように、制御部35のデータ生成手段35aは、受信した印刷データを、印刷データ34dとして記憶部34に記憶する(S131)。すなわち、記憶部34は、ジョブデータをページ毎に記憶する。ここで、データ生成手段35aは、受信した印刷データに付加されていた利用者の識別情報に関連付けて、印刷データ34dを記憶する。
次いで、データ生成手段35aは、S131において記憶部34に記憶した印刷データ34dに基づいてRIPモジュール34bによってRIP処理を実行することによって、ラスターイメージのデータとして、PNGファイルなどの表示用イメージデータを生成した後(S132)、生成した表示用イメージデータを表示用イメージデータ34eとして記憶部34に記憶して(S133)、図10に示す動作を終了する。ここで、データ生成手段35aは、S131において記憶した印刷データ34dに関連付けて、表示用イメージデータ34eを記憶する。
次に、利用者がMFP40からプリントサーバー30にログインする場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
図11は、利用者がMFP40からプリントサーバー30にログインする場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者は、MFP40の操作部41を介してプリントサーバー30にログインすることが可能である。
図11に示すように、MFP40のログイン受付手段48aは、操作部41を介してログインの指示が入力されると、操作部41を介して入力された利用者の識別情報およびパスワードの組み合わせをプリントサーバー30に送信する(S141)。
そして、プリントサーバー30の制御部35は、MFP40から送信されてきた利用者の識別情報およびパスワードの組み合わせが利用者情報34cに含まれている場合、利用者のログインを許可し(S142)、その旨をMFP40に通知する(S143)。
MFP40のログイン受付手段48aは、利用者のログインが許可されたことがプリントサーバー30から通知されてくると、利用者のログインが許可されたことを表示部42を介して利用者に通知して(S144)、図11に示す動作を終了する。
次に、MFP40においてプルプリント用の印刷ジョブのプレビューを実行する場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
図12は、MFP40においてプルプリント用の印刷ジョブのプレビューを実行する場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者は、プルプリント用の印刷ジョブの確認をMFP40の操作部41を介してMFP40に指示することが可能である。
図12に示すように、MFP40のデータ要求手段48bは、プルプリント用の印刷ジョブの確認の指示が操作部41を介して入力されると、ログイン中の利用者のプルプリント用の印刷ジョブのリストをプリントサーバー30に要求する(S151)。ここで、データ要求手段48bは、ログイン中の利用者の識別情報をS151における要求に含める。
プリントサーバー30のデータ送信手段35bは、S151における要求を受信すると、S151における要求に含まれている利用者の識別情報に関連付けられている印刷データ34dに基づいた印刷ジョブのリストを生成して(S152)、このリストをMFP40に送信する(S153)。ここで、データ送信手段35bは、印刷データ34dに含まれるジョブ名が同じ場合には、同一の印刷ジョブの印刷データ34dであると判断する。
MFP40のデータ要求手段48bは、プリントサーバー30からリストを受信すると、受信したリストを表示するリスト画面を表示部42に表示する(S154)。
図13は、S154において表示されるリスト画面60の一例を示す図である。
図13に示すリスト画面60は、ログイン中の利用者のプルプリント用の印刷ジョブのリストを示すリスト表示領域61と、リスト表示領域61において選択されている印刷ジョブの実行を指示するための印刷ボタン62と、リスト表示領域61において選択されている印刷ジョブのプレビューの実行を指示するためのプレビューボタン63と、図12に示す動作を終了するための終了ボタン64とを備えている。
リスト表示領域61には、ログイン中の利用者のプルプリント用の印刷ジョブの全てを表示することが可能である。ログイン中の利用者のプルプリント用の印刷ジョブの全てをリスト表示領域61に同時に表示することができない場合には、スクロールによって表示することができる。リスト表示領域61は、印刷ジョブの何れか1つまたは複数が選択されることが可能である。選択されている印刷ジョブは、リスト表示領域61において反転して表示される。
印刷ボタン62およびプレビューボタン63は、リスト表示領域61において何れかの印刷ジョブが選択されている状態の場合のみ、操作可能である。
利用者がMFP40の操作部41を介してプレビューボタン63を押すと、MFP40のデータ要求手段48bは、図12に示すように、プレビューボタン63が押された時点でリスト表示領域61において選択されていた印刷ジョブのサムネイルをプリントサーバー30に要求する(S155)。
プリントサーバー30のデータ送信手段35bは、S155における要求を受信すると、表示用イメージデータ34eのうち、S155において要求されたサムネイルのサムネイルデータをMFP40に送信する(S156)。
MFP40のプレビュー実行手段48dは、プリントサーバー30からサムネイルデータを受信すると、受信したサムネイルデータに基づいたサムネイルを表示するサムネイルプレビュー画面を表示部42に表示する(S157)。
図14は、S157において表示されるサムネイルプレビュー画面70の一例を示す図である。
図14に示すサムネイルプレビュー画面70は、対象の印刷ジョブの各ページのサムネイルを表示するサムネイル領域71と、対象の印刷ジョブの実行を指示するための印刷ボタン72と、リスト画面60(図13参照。)に戻るための戻るボタン73と、図12に示す動作を終了するための終了ボタン74とを備えている。
サムネイル領域71には、対象の印刷ジョブの全てのページのサムネイルを表示することが可能である。対象の印刷ジョブの全てのページのサムネイルをサムネイル領域71に同時に表示することができない場合には、スクロールによって表示することができる。
サムネイル領域71に表示される各ページのサムネイルに対応する箇所には、各ページのサムネイルが選択されるためのチェックボックス71aが配置されている。
利用者がMFP40の操作部41を介してサムネイル領域71における何れかのサムネイルをチェックボックス71aによって選択すると、MFP40のデータ要求手段48bは、図12に示すように、選択されたサムネイルのオリジナル画像をプリントサーバー30に要求する(S158)。
プリントサーバー30のデータ送信手段35bは、S158における要求を受信すると、表示用イメージデータ34eのうち、S158において要求されたオリジナル画像のオリジナルデータをMFP40に送信する(S159)。
MFP40のプレビュー実行手段48dは、プリントサーバー30からオリジナルデータを受信すると、受信したオリジナルデータに基づいたオリジナル画像を表示するオリジナル画像プレビュー画面を表示部42に表示する(S160)。
図15は、S160において表示されるオリジナル画像プレビュー画面80の一例を示す図である。
図15に示すオリジナル画像プレビュー画面80は、オリジナル画像を表示するプレビュー領域81と、サムネイルプレビュー画面70(図14参照。)に戻るための戻るボタン82と、図12に示す動作を終了するための終了ボタン83とを備えている。
プレビュー領域81に表示される画像は、操作部41を介した操作に応じて拡大して表示されることも可能である。
なお、以上においては、データ要求手段48bは、選択されたページのオリジナル画像を要求するようになっているが、全ページのオリジナル画像を一度に要求しても良い。
次に、MFP40においてプルプリント用の印刷ジョブを実行する場合のプルプリントシステム10の動作について説明する。
利用者は、リスト画面60(図13参照。)の印刷ボタン62(図13参照。)や、サムネイルプレビュー画面70(図14参照。)の印刷ボタン72(図14参照。)をMFP40の操作部41を介して押すことによって、対象の印刷ジョブの実行をMFP40に指示することが可能である。ここで、対象の印刷ジョブとは、印刷ボタン62が押された時点でリスト表示領域61(図13参照。)において選択されていた印刷ジョブや、サムネイルプレビュー画面70の対象の印刷ジョブである。
図16は、MFP40においてプルプリント用の印刷ジョブを実行する場合のプルプリントシステム10の動作のシーケンス図である。
利用者がリスト画面60の印刷ボタン62や、サムネイルプレビュー画面70の印刷ボタン72をMFP40の操作部41を介して押すと、MFP40のページ指定受付手段48cは、利用者によるページの指定を受け付ける(S171)。ここで、ページ指定受付手段48cは、リスト画面60の印刷ボタン62が押された場合、対象の印刷ジョブのジョブデータの全てのページが指定されたものとして受け付ける。また、ページ指定受付手段48cは、サムネイルプレビュー画面70の印刷ボタン72が押された場合、対象の印刷ジョブのジョブデータのうち、印刷ボタン72が押された時点でチェックボックス71a(図14参照。)によってチェックされていたページが指定されたものとして受け付ける。
次いで、MFP40のデータ要求手段48bは、図16に示すように、対象の印刷ジョブのジョブデータのうち、S171において指定を受け付けたページのジョブデータをプリントサーバー30に要求する(S172)。
プリントサーバー30のデータ生成手段35aは、S172における要求を受信すると、記憶部34に記憶されている対象の印刷データ34dのうち、S172において要求されたページの印刷データ34dによって構成される送信用の印刷データを生成する(S173)。すなわち、データ生成手段35aは、S172において要求されたページの印刷データ34dを合成して送信用の印刷データを生成する。ここで、データ生成手段35aは、印刷データ34dに含まれるジョブ名に基づいて対象の印刷ジョブの印刷データ34dを判断する。
例えば、S172において要求されたページが1ページ目、3ページ目、7ページ目、8ページ目である場合、データ生成手段35aは、図17に示すような印刷データ59を、送信用の印刷データとして生成する。
図16に示すように、プリントサーバー30のデータ送信手段35bは、S173の処理の後、S173において生成された送信用の印刷データをMFP40に送信する(S174)。
MFP40の制御部48は、プリントサーバー30から印刷データを受信すると、受信した印刷データに基づいてRIPモジュール47bによってRIP処理を実行することによってラスターイメージのデータを生成した後(S175)、生成したラスターイメージのデータに基づいてプリンター43によって印刷を実行して(S176)、図16に示す動作を終了する。
以上に説明したように、プルプリントシステム10は、MFP40において指定されたページの印刷データをプリントサーバー30がMFP40に送信する(S171〜S174)ので、ページを指定したプルプリントを実現することができる。
例えば、利用者は、100ページで構成される印刷ジョブをプルプリントシステム10においてプルプリントしている最中に、他の利用者の印刷を優先させるために、50ページ目の終了時など、印刷ジョブの途中のページで印刷を一旦終了させることができる。そして、利用者は、プルプリントを一旦終了させた印刷ジョブの51ページ目からのプルプリントの再開など、ページを指定したプルプリントを実現することができる。
プルプリントシステム10は、印刷データに基づいてプリントサーバー30でラスターイメージのデータとして表示用イメージデータをS132において生成した後、この表示用イメージデータに基づいてMFP40においてプレビューを実行する(S157またはS160)ので、ページを指定したプルプリントを実行する場合にMFP40においてプレビューを実行することができ、ページを指定したプルプリントの利便性を向上することができる。
プルプリントシステム10は、プリントサーバー30において実行されるRIP処理がMFP40において実行されるRIP処理と同じなので、プリントサーバー30からMFP40に印刷ジョブのジョブデータとして印刷データをS174においてダウンロードした後、この印刷データに基づいてMFP40でラスターイメージのデータをS175において生成してS176において印刷する場合であっても、正確なプレビューを実行することができる。
なお、プルプリントシステム10は、プレビューを実行せずに、ページを指定したプルプリントを実現しても良い。
プルプリントシステム10は、本実施の形態において、チェックボックス71a(図14参照。)によってページを1ページずつ選択して指定されている。しかしながら、プルプリントシステム10は、他の方法によってページが指定されても良い。例えば、プルプリントシステム10は、「1,3,7,8」などのようにページが数字と記号によって指定されても良い。ここで、プルプリントシステム10は、「1−4」などのようにページが範囲指定されても良い。
プルプリントシステム10は、図8に示すように、ページ毎の印刷データのページの識別情報を印刷データ自身に含んでいるので、ページ毎の印刷データのページを管理するための情報を印刷データとは別に備える構成と比較して、容易に実現されることが可能である。
なお、プリントサーバー30は、本実施の形態において、外部から印刷データを受信した場合に、外部から受信した印刷データに基づいてRIP処理を実行して表示用イメージデータ34eを生成するようになっている。しかしながら、プリントサーバー30は、表示用イメージデータ34eを外部に送信するまでに表示用イメージデータ34eを生成すれば良い。例えば、プリントサーバー30は、S155における要求があった場合に表示用イメージデータ34eを生成すれば良い。
プリントサーバー30は、本実施の形態において、MFP40から要求されたページの印刷データ34dによって構成される送信用の印刷データをS174においてMFP40に送信するが、MFP40から要求されたページの印刷データ34dによって構成される印刷データに基づいてRIPモジュール34bによってRIP処理を実行することによってラスターイメージのデータとしての印刷用イメージデータを生成した後、この印刷用イメージデータを送信用のジョブデータとしてMFP40に送信しても良い。ここで、印刷用イメージデータは、PCLmファイル、PWGラスターファイル、URFファイルなど、印刷装置がRIP処理を実行せずに印刷可能なファイルである。プルプリントシステム10は、印刷データに基づいてMFP40ではなくプリントサーバー30でラスターイメージのデータとして印刷用イメージデータを生成した後、この印刷用イメージデータに基づいてMFP40で印刷を実行する場合、プルプリントを実行する場合に印刷データに基づいてMFP40でラスターイメージのデータを生成する必要がないので、MFP40にかかる負荷を低減することができる。したがって、プルプリントシステム10は、高速にプルプリントを完了することができる。特に、プルプリントシステム10は、プリントサーバー30において実行されるRIP処理がMFP40において実行されるRIP処理と同じなので、印刷データに基づいてプリントサーバー30でラスターイメージのデータを生成してMFP40で印刷する場合でも、印刷データに基づいてMFP40でラスターイメージのデータを生成して印刷する場合と同じ品質の印刷物を得ることができる。
本発明の印刷装置は、本実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機など、MFP以外の印刷装置であっても良い。
10 プルプリントシステム
20 利用者端末(コンピューター)
24a プリンタードライバー
25a 印刷データ生成手段
25b 印刷データ送信手段
30 プリントサーバー(コンピューター)
34 記憶部
34a プリントサーバー用プログラム
34d 印刷データ
34e 表示用イメージデータ
35a データ生成手段
35b データ送信手段
40 MFP(印刷装置)
48a ログイン受付手段
48b データ要求手段
48c ページ指定受付手段
48d プレビュー実行手段
50〜58 印刷データ
59 印刷データ(送信用のジョブデータ)

Claims (7)

  1. プリントサーバーと、
    印刷ジョブのデータとしてのジョブデータに基づいて印刷を実行する印刷装置とを備え、
    前記プリントサーバーは、
    データを記憶する記憶部と、
    データを生成するデータ生成手段と、
    データを送信するデータ送信手段とを備え、
    前記記憶部は、ジョブデータをページ毎に記憶し、
    前記印刷装置は、
    利用者のログインを受け付けるログイン受付手段と、
    前記プリントサーバーにデータを要求するデータ要求手段と、
    前記ログイン受付手段によってログインが受け付けられた利用者のジョブデータのうち前記データ要求手段によって前記プリントサーバーに要求するページの指定を受け付けるページ指定受付手段とを備え、
    前記データ生成手段は、前記記憶部に記憶されているジョブデータのうち、前記データ要求手段によって要求されたページのジョブデータによって構成される送信用のジョブデータを生成し、
    前記データ送信手段は、前記データ生成手段によって生成された前記送信用のジョブデータを前記印刷装置に送信することを特徴とするプルプリントシステム。
  2. 前記印刷装置は、印刷ジョブのプレビューを実行するプレビュー実行手段を備え、
    前記データ生成手段は、前記プリントサーバーの外部から受信したジョブデータとしての印刷データに基づいてRIP処理を実行することによってラスターイメージのデータとして表示用イメージデータを生成し、
    前記データ送信手段は、前記データ生成手段によって生成された表示用イメージデータを前記印刷装置に送信し、
    前記プレビュー実行手段は、前記サーバーから送信されてきた表示用イメージデータに基づいて印刷ジョブのプレビューを実行することを特徴とする請求項1に記載のプルプリントシステム。
  3. 前記印刷装置は、ジョブデータとしての印刷データに基づいて前記データ生成手段と同じRIP処理を実行する装置であることを特徴とする請求項2に記載のプルプリントシステム。
  4. 前記記憶部に記憶されているページ毎のジョブデータは、自身のページの識別情報を含むことを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のプルプリントシステム。
  5. データを記憶する記憶部と、
    データを生成するデータ生成手段と、
    データを送信するデータ送信手段とを備え、
    前記記憶部は、印刷ジョブのデータとしてのジョブデータをページ毎に記憶し、
    前記データ生成手段は、前記記憶部に記憶されているジョブデータのうち、印刷装置によって要求されたページのジョブデータによって構成される送信用のジョブデータを生成し、
    前記データ送信手段は、前記データ生成手段によって生成された前記送信用のジョブデータを前記印刷装置に送信することを特徴とするプリントサーバー。
  6. データを記憶する記憶部を備えるコンピューターを、
    データを生成するデータ生成手段、および、
    データを送信するデータ送信手段として機能させ、
    前記記憶部は、印刷ジョブのデータとしてのジョブデータをページ毎に記憶し、
    前記データ生成手段は、前記記憶部に記憶されているジョブデータのうち、印刷装置によって要求されたページのジョブデータによって構成される送信用のジョブデータを生成し、
    前記データ送信手段は、前記データ生成手段によって生成された前記送信用のジョブデータを前記印刷装置に送信することを特徴とするプリントサーバー用プログラム。
  7. 印刷ジョブのデータとしてのジョブデータを構成するページ毎の印刷データを生成する印刷データ生成手段、および、
    前記印刷データ生成手段によって生成された印刷データをプリントサーバーに送信する印刷データ送信手段としてコンピューターを機能させることを特徴とするプリンタードライバー。
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